JP4173436B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技領域内を遊技球が流下するパチンコ機などの弾球遊技機に関し、特に、遊技領域を構成する遊技盤のベース板として、透明性を有する部材が用いられる弾球遊技機に関する。
従来、遊技盤などの遊技領域内の所定領域(例えば、始動口や大入賞口)を遊技球が通過するパチンコ機などの弾球遊技機の中には、遊技盤のベース板として、一部に透明性を有する部材が用いられ、この透明性を有する部材を用いて形成された領域の背面側に液晶表示装置などの表示装置が設けられた弾球遊技機が存在する(例えば、特許文献1)。
特開2000−61049号公報
ところで、昨今、遊技の演出効果をさらに高めるため、大型の表示装置を用いて、遊技盤上のより広い領域において画像を表示させることが検討されている。さらに、遊技盤に透明性を有する部材を用いることによって、遊技盤の背面側をも遊技領域として利用することも検討されている。
しかしながら、かかる場合、遊技盤の前面側に配置される始動口や大入賞口などの可変入賞装置を開閉動作させるために、遊技盤の背面側に設けられるソレノイドなど、雑然とした印象を遊技者に与える駆動部が、遊技者に視認されてしまうこととなり、弾球遊技機の美観を損ねるといった問題があった。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、弾球遊技機の美観を損ねることなく、透明な部材によって形成された遊技盤のベース板上に可変入賞装置を配置することができる弾球遊技機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を備えている。すなわち、本発明の第1の特徴は、少なくとも一部の領域が透明な透明部を有するベース板と、前記ベース板の透明部上に形成された遊技領域内に配置され、遊技球を受け入れ易い第1の状態または遊技球を受け入れ難い第2の状態に変化可能な可変入賞装置とを有する遊技盤を具備する弾球遊技機であって、前記可変入賞装置は、前記ベース板の正面側に取り付けられる取付部材と、前記取付部材に取り付けられ、前記第1の状態または前記第2の状態に変化する可動部材と、前記ベース板の背面側であって、正面側から見て前記取付部材と重なり合う位置に設けられ、前記可動部材を駆動する駆動部とによって構成されて前記ベース板の正面側より取り付けられ、前記ベース板の背面側に設けられ、少なくとも前記ベース板の正面側から視認可能な前記駆動部の側面を被覆し、前記駆動部の形状を視認困難とするとともに、所定の透光性を有する部材によって形成された被覆部材と、前記ベース板の背面側で、前記被覆部材の内側から外側に向けて光を照射可能な位置に設けられ、所定の演出に係る画像を表示可能な表示装置と、前記ベース板裏面に配置され、該ベース板と前記表示装置との間に、前記駆動部を配置するためのスペースを形成するスペーサとを備え、前記被覆部材は前記スペーサに取り付けられ、前記ベース板の背面側から前記駆動部を被覆することを要旨とする。
かかる特徴によれば、ソレノイドなどによって構成される可変入賞装置の駆動部の露出を抑制することができるため、遊技者は、当該駆動部を視認困難となり、弾球遊技機の美観を向上させることができる。
また、ベース板の背面側に設けられた発光部が、所定の透光性を有する被覆部材を介して、正面側から見て被覆部材の内側から外側に向けて光を照射することにより、被覆部材自体が発光しているかのような印象を遊技者に与え、弾球遊技機の美観をさらに向上させることができる。
本発明の第2の特徴は、前記可変入賞装置が、第1の可変入賞装置と、当該第1の可変入賞装置の下方に近接して設けられた第2の可変入賞装置とであり、前記被覆部材が、前記第1の可変入賞装置を構成する前記駆動部の側面を被覆する第1の被覆部と、前記第2の可変入賞装置を構成する前記駆動部の側面を被覆する第2の被覆部とによって形成されていることを要旨とする。
かかる特徴によれば、被覆部材が、第1の被覆部と第2の被覆部とによって、一体的に形成されていることにより、複数の可変入賞装置が近接して遊技盤に設けられている際に、複数の可変入賞装置に対応する被覆部材をそれぞれ設ける場合に比べ、被覆部材の製造コストを低減することができる。
本発明によれば、弾球遊技機の美観を損ねることなく、透明な部材によって形成された遊技盤のベース板上に可変入賞装置を配置することができる弾球遊技機を提供することができる。
次に、図面を参照して、本実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(弾球遊技機の全体構成)
まず、図1を参照して、本実施形態に係る弾球遊技機の全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係る弾球遊技機10の全体斜視図である。同図に示すように、弾球遊技機10は、遊技場の島設備に弾球遊技機10を設置するために設けられている外枠1と、開閉可能に外枠1に軸支されているベースドア2と、遊技領域4aを形成する遊技盤4と、開閉可能にベースドア2に軸支されているガラス扉3とを備えている。
遊技盤4上には、遊技球が入球することによって所定数の遊技球(例えば、5個)が賞球として払出されるとともに、特別図柄の可変表示が開始されるように構成されている始動口ユニット40と、遊技状態が大当り遊技状態となったときに所定の態様で開閉し、遊技球が入球することによって所定数(例えば、15個)の遊技球が賞球として払い出されるように構成されている大入賞口ユニット50とが配置されている。また、遊技盤4上には、遊技球が入球することによって所定数の遊技球(例えば、10個)が賞球として払出されるように構成された一般入賞口70a〜一般入賞口70dと、始動口ユニット40及び大入賞口ユニット50及び一般入賞口70a〜一般入賞口70d等に入賞しなかった遊技球を受け入れるアウト口72とが配置されている。
なお、本実施形態では、始動口ユニット40ならびに大入賞口ユニット50は、後述するベース板4bの透明部上に形成された遊技領域4a内に配置され、遊技球を受け入れ易い第1の状態(開状態)または遊技球を受け入れ難い第2の状態(閉状態)に変化可能な可変入賞装置を構成する。
また、ベースドア2には、特別図柄の可変表示を行ったり、デモ画像の表示を行ったりする液晶表示装置(図2に示す液晶表示装置5)が設けられており、遊技者が、遊技盤4(ベース板4b)を介して、液晶表示装置5に表示される画像を視認できるように構成される。
(遊技盤の構成)
次に、図2を参照して、本実施形態に係る弾球遊技機10に備えられる遊技盤4の構成について説明する。図2は、本実施形態に係る弾球遊技機10に備えられる遊技盤4の斜視図である。同図に示すように、遊技盤4は、少なくとも一部の領域が透明な透明部を有するベース板4bを有し、ベース板4bの透明部上に形成された遊技領域4a内に配置され、遊技球を受け入れ易い第1の状態(開状態)または遊技球を受け入れ難い第2の状態(閉状態)に変化可能な可変入賞装置を構成する始動口ユニット40及び大入賞口ユニット50を有している。
また、遊技盤4は、ベース板4bの背面側に設けられた背面側ステージ4eと、ベース板4bの前面側に設けられた前面側ステージ4fと、遊技領域4aに発射された遊技球を前面側ステージ4f上に誘導するワープ口4gと、一般入賞口70a〜一般入賞口70dに入賞した遊技球をベース板4bの背面側に誘導する一般入賞球誘導口71a〜一般入賞球誘導口71dとを有する。
具体的には、ベース板4bは、アクリル板やポリカーボネートなどの透明性を有する部材を用いて形成される。また、遊技者が正対するベース板4bの正面側には、遊技球が流下する遊技領域4aが形成され、始動口取付板40aや大入賞口取付板50aが取り付けられ、遊技球の流下方向を変化させる釘(不図示)などが配植されている。
なお、本実施形態では、始動口取付板40a及び大入賞口取付板50aは、ベース板4bの正面側に取り付けられる取付部材を構成する。
また、ベース板4bの背面側には、スペーサ6を介して液晶表示装置5が配置されている。具体的には、スペーサ6は、ベース板4bと液晶表示装置5との間に、後述する始動口ソレノイド40cや大入賞口ソレノイド50c等を設けるためのスペースを形成するための部材である。また、液晶表示装置5は、デモ画像や特別図柄の可変表示や所定の演出(大当り演出やリーチ演出等)に係る画像を表示する。
(可変入賞装置の構成)
次に、図3乃至図5を参照して、本実施形態に係る可変入賞装置を構成する始動口ユニット40及び大入賞口ユニット50の構成について説明する。図3は、始動口ユニット40(始動口取付板40a,可変翼片40b)、大入賞口ユニット50(大入賞口取付板50a,大入賞口扉50b)及び被覆部材60の全体斜視図である。
同図に示すように、本実施形態では、始動口ユニット40及び大入賞口ユニット50は互いに近接して設けられ、始動口ユニット40の下方に近接して大入賞口ユニット50が位置するように構成される。なお、近接とは、後述する始動口ソレノイド40cの側面を被覆する被覆部材と、大入賞口ソレノイド50cの側面を被覆する被覆部材とを一体成形した場合に、始動口ソレノイド40c及び大入賞口ソレノイド50cにそれぞれ対応して被覆部材を設けるよりも、被覆部材の製造コストが安くなる程度に近接していることをいう。
始動口ユニット40は、図2に示したベース板4bに取り付けられる始動口取付板40aと、始動口取付板40aに取り付けられ、後述する始動口ソレノイド40cが駆動することによって、遊技球を受け入れ易い開状態または遊技球を受け入れ難い閉状態に変化する可変翼片40bとを備えている。
また、大入賞口ユニット50は、図2に示したベース板4bに取り付けられる大入賞口取付板50aと、大入賞口取付板50aに取り付けられ、後述する大入賞口ソレノイド50cが駆動することによって、遊技球を受け入れ易い開状態または遊技球を受け入れ難い閉状態に変化する大入賞口扉50bとを備えている。
なお、本実施形態では、可変翼片40b及び大入賞口扉50bは、取付部材(始動口取付板40a,大入賞口取付板50a)に取り付けられ、遊技球を受け入れ易い第1の状態または遊技球を受け入れ難い第2の状態に変化する可動部材を構成する。
なお、本実施形態では、始動口ユニット40は、第1の可変入賞装置を構成し、大入賞口ユニット50は、第1の可変入賞装置の下方に近接して設けられた第2の可変入賞装置を構成する。
また、被覆部材60は、図2に示したベース板4bの背面側に設けられ、ベース板4bの背面側に設けられる始動口ソレノイド40c及び大入賞口ソレノイド50cや、リンク部材などの始動口ユニット40及び大入賞口ユニット50に具備される裏機構の側面を被覆するものである。被覆部材60は、ベース板4bの背面側から、スペーサ6及び始動口ユニット40に取り付けられ、所定の透光性を有する部材によって形成されている。
また、被覆部材60には、被覆部材60を装飾する装飾シートを貼り付け可能な貼付領域60dが設けられ、当該貼付領域60dには、所定の絵柄(図中では、炎の絵柄)が描かれた装飾シートが貼り付けられている。
なお、被覆部材60の具体的な構成や、始動口ソレノイド40c、及び大入賞口ソレノイド50cとの位置関係などについては、後述する。
次に、図4を参照して、始動口ユニット40、大入賞口ユニット50、ベース板4b、スペーサ6、被覆部材60及び液晶表示装置5の配置関係について説明する。図4は、始動口ユニット40、大入賞口ユニット50、ベース板4b、スペーサ6、被覆部材60及び液晶表示装置5の配置関係を簡略化するとともに、遊技盤4の正面側から当該配置関係を示す分解斜視図である。なお、同図において、液晶表示装置5が取り付けられるベースドア2は、説明を容易にするために省略されている。
同図に示すように、始動口ユニット40及び大入賞口ユニット50は、ベース板4bの開口部4c及び開口部4dに、当該ベース板4bの前面側から挿入される。また、ベース板4bの背面側には、始動口ユニット40及び大入賞口ユニット50に具備される裏機構の側面を被覆する被覆部材60と、始動口ユニット40及び大入賞口ユニット50に具備される裏機構を設けるためのスペースを形成するためのスペーサ6とが配置される。さらに、被覆部材60及びスペーサ6の背面側には、液晶表示装置5が配置されている。なお、液晶表示装置5は、正面側から見て被覆部材60の内領域と液晶表示装置5の表示領域とが重なるように配置されている。
なお、本実施形態では、液晶表示装置5は、ベース板4bの背面側で、被覆部材60の内側から外側に向けて光を照射可能な発光部を構成する。
また、本実施形態では、発光部は、液晶表示装置5によって構成されているものとして説明するが、これに限定されるものではなく、LED等によって構成されていてもよい。例えば、被覆部材60によって被覆された始動口ユニット40に具備される裏機構自体に、LEDが設けられていてもよい。
次に、図5を参照して、始動口ユニット40、大入賞口ユニット50及び被覆部材60の具体的な構成について説明する。図5は、始動口ユニット40、大入賞口ユニット50及び被覆部材60の分解斜視図である。
同図に示すように、始動口ユニット40は、始動口取付板40aと、左右一対の可変翼片40bと、始動口ソレノイド40cとから構成される。
始動口取付板40aは、上述したように、ベース板4bに取り付けられる。また、始動口取付板40aは、透光性を有しない部材によって形成された始動口取付板40aの背面側に位置する始動口ユニット40の機構を、始動口取付板40aの正面側から遊技者が視認できないようになっている。
一対の可変翼片40bは、それぞれ始動口取付板40aに回動可能に取り付けられ、リンク部材(不図示)を介して、始動口ソレノイド40cと接続されている。すなわち、始動口ソレノイド40cが駆動することにより、一対の可変翼片40bが、それぞれ外側方向へ回動し、入口が開閉するように構成される。
また、ベース板4bには、始動口ソレノイド40cや、リンク部材などの始動口ユニット40に具備される裏機構をベース板4bの前面側から装着するために、開口部4cが設けられている。
さらに、始動口ソレノイド40cは、ベース板4bの背面側であって、正面側から見て始動口取付板40aと重なり合う位置に設けられ、可変翼片40bを駆動するものであり、本実施形態では、駆動部を構成する。
また、大入賞口ユニット50は、上述したように、始動口ユニット40の下方に位置し、大入賞口取付板50aと、大入賞口扉50bと、大入賞口ソレノイド50cとから構成される。
大入賞口取付板50aは、上述したように、ベース板4bに取り付けられる。また、大入賞口取付板50aは、透光性を有しない部材によって形成された大入賞口取付板50aの背面側に位置する大入賞口ユニット50の機構を、大入賞口取付板50aの正面側から遊技者が視認できないようになっている。
また、大入賞口扉50bは、大入賞口取付板50aに回動可能に取り付けられ、リンク部材(不図示)を介して、大入賞口ソレノイド50cと接続されている。すなわち、大入賞口ソレノイド50cが駆動することにより、大入賞口取付板50aが前方に回動し、入口が開閉するように構成される。
また、ベース板4bには、大入賞口ソレノイド50cや、リンク部材などの大入賞口ユニット50に具備される裏機構をベース板4bの前面側から装着するために、開口部4dが設けられている。
さらに、大入賞口ソレノイド50cは、ベース板4bの背面側であって、正面側から見て大入賞口取付板50aと重なり合う位置に設けられ、大入賞口扉50bを駆動するものであり、本実施形態では、駆動部を構成する。
被覆部材60は、ベース板4bの背面側に設けられ、少なくともベース板4bの正面側から遊技者が視認可能な始動口ソレノイド40c(駆動部)の側面を被覆するとともに、少なくともベース板4bの正面側から遊技者が視認可能な大入賞口ソレノイド50c(駆動部)の側面を被覆するものである。すなわち、被覆部材60は、始動口ソレノイド40c(駆動部)の側面を被覆する第1の被覆部と、大入賞口ソレノイド50cの側面を被覆する第2の被覆部とによって、一体成形されている。
また、同図に示すように、被覆部材60には、開口部60a及び開口部60bが設けられている。被覆部材60は、開口部60aを介して、始動口ソレノイド40cや、リンク部材などの始動口ユニット40に具備される裏機構の側面を被覆するとともに、開口部60bを介して、大入賞口ソレノイド50cや、リンク部材などの大入賞口ユニット50に具備される裏機構の側面を被覆する。
すなわち、本実施形態では、被覆部材60は、遊技者が正対するベース板4bの正面側から、遊技者が視認可能な始動口ユニット40及び大入賞口ユニット50の裏機構(始動口ソレノイド40c、大入賞口ソレノイド50c、リンク部材など)の外周側面を被覆する。なお、始動口ユニット40及び大入賞口ユニット50の裏機構の外周側面とは、始動口取付板40a及び大入賞口取付板50aによって遊技者が視認できないように被覆された部分を除いた部分のことである。
さらに、被覆部材60の下部には、開口部60cが設けられ、始動口ユニット40及び大入賞口ユニット50に入球した遊技球を、ベースドア2に備えられた入賞球通路(不図示)へ排出できるように構成される。
また、被覆部材60は、本実施形態では、遊技者が、ベース板4bの正面側から、始動口ソレノイド40c及び大入賞口ソレノイド50cや、リンク部材などの始動口ユニット40及び大入賞口ユニット50に具備される裏機構の形状を視認困難とするとともに、所定の透光性(液晶表示装置5からの光を透過可能な透光性)を有する部材、例えば、スモーク状の半透明な部材によって形成されている。
被覆部材60が、かかる部材によって形成されることによって、始動口ソレノイド40c及び大入賞口ソレノイド50cや、リンク部材などの始動口ユニット40及び大入賞口ユニット50に具備される裏機構を遊技者に視認できないようにしつつ、ベースドア2に設けられている液晶表示装置5からの光を被覆部材60によって拡散することができ、始動口ユニット40及び大入賞口ユニット50周辺を装飾する効果が増大する。
また、遊技者がベース板4bの正面側から視認することができる被覆部材60の表面は、装飾用のシートが貼着できるように、平坦な形状(貼付領域60d)を有している。被覆部材60の貼付領域60dに装飾シート(例えば、炎の図柄が描かれた装飾シート)を貼り付けることができるようにすることにより、始動口ユニット40及び大入賞口ユニット50周辺の意匠性を容易に向上させることができる。
次に、図6及び図7を参照して、始動口ユニット40及び大入賞口ユニット50を遊技盤4に固定する方法について説明する。図6は、始動口ユニット40、大入賞口ユニット50及びベース板4bによって構成される遊技盤4の背面図である。
同図に示すように、始動口ユニット40には、始動口ユニット40を被覆部材60に取り付けるための係止爪42が設けられている。また、大入賞口ユニット50には、始動口ユニット40に受け入れられた遊技球を下方に誘導する誘導路50dが設けられている。
被覆部材60には、被覆部材60をスペーサ6に取り付けるための係合孔61a・係合孔61b及びねじ孔61c・ねじ孔61dが設けられている。また、被覆部材60には、始動口ユニット40を被覆部材60に取り付けるための係止爪62が設けられている。
スペーサ6には、被覆部材60をスペーサ6に取り付けるための係合爪6a・係合爪6bが設けられている。また、スペーサ6には、一般入賞口70a〜一般入賞口70dに入球し、一般入賞球誘導口71a〜一般入賞球誘導口71dを介してベース板4bの背面側に誘導された遊技球を下方に誘導する誘導路73a〜誘導路73dが設けられている。
具体的には、以下に示す通りである。図7は、始動口ユニット40、大入賞口ユニット50、ベース板4b、スペーサ6及び被覆部材60の配置関係を簡略化するとともに、遊技盤4の背面側から当該配置関係を示す分解斜視図である。
同図に示すように、被覆部材60は、始動口ユニット40の係止爪42と被覆部材60の係止爪62とが係止されることにより、始動口ユニット40に固定される。
また、被覆部材60は、被覆部材60の係合孔61a・係合孔61bにスペーサ6の係合爪6a・係合爪6bがともに係合され、被覆部材60のねじ孔61c・ねじ孔61dとスペーサ6に設けられたねじ孔6c・ねじ孔6dとがともにねじ止めされることにより、遊技盤4に取り付けられるスペーサ6に固定される。すなわち、被覆部材60は、スペーサ6及び始動口ユニット40に固定されることにより、遊技盤4に固定される。
次に、図8及び図9を参照して、始動口ユニット40に受け入れられた遊技球を下方に誘導する方法について説明する。図8は、大入賞口ユニット50の裏機構が被覆部材60に被覆された状態を示す斜視図である。
同図に示すように、被覆部材60には、始動口ユニット40に受け入れられた遊技球を下方に誘導する誘導樋60eが設けられている。また、誘導樋60eは、大入賞口ユニット50に設けられた誘導路50dに連通している。
図9は、始動口ユニット40の裏機構が被覆部材60に被覆された状態を示す斜視図である。同図に示すように、始動口ユニット40には、始動口ユニット40に受け入れられた遊技球を下方に誘導する誘導孔40dが設けられている。また、誘導孔40dは、被覆部材60の誘導樋60eに連通している。
すなわち、始動口ユニット40に受け入れられた遊技球は、始動口ユニット40の誘導孔40dと被覆部材60の誘導樋60eと大入賞口ユニット50の誘導路50dとを介して、下方に誘導される。
次に、図10及び図11を参照して、大入賞口ユニット50の構成について説明する。図10は、大入賞口ユニット50の構成を示す斜視図である。
同図に示すように、大入賞口ユニット50は、大入賞口取付板50a及び大入賞口ソレノイド50cを有する大入賞口前側機構51と、シーソーを駆動するシーソーソレノイドを有する大入賞口後側機構52とによって構成される。また、大入賞口前側機構51は、大入賞口前側機構51に設けられた係合孔51c・係合孔51dに大入賞口後側機構52に設けられた係合爪52c・係合爪52dが係合されることにより、大入賞口後側機構52に固定される。
また、上述した誘導路50dは、大入賞口前側機構51と大入賞口後側機構52との間に形成される。
具体的には、以下に示す通りである。図11は、大入賞口ユニット50の構成を示す分解斜視図である。
同図に示すように、大入賞口前側機構51には、大入賞口前側機構51を大入賞口後側機構52に固定するためのねじ孔51a・ねじ孔51b及び係合孔51c・係合孔51dが設けられている。また、大入賞口後側機構52には、大入賞口後側機構52を大入賞口前側機構51に固定するためのねじ孔52a・ねじ孔52b及び係合爪52c・係合爪52dが設けられている。
すなわち、大入賞口前側機構51は、大入賞口前側機構51のねじ孔51a・ねじ孔51bと大入賞口後側機構52のねじ孔52a・ねじ孔52bとがともにねじ止めされ、大入賞口前側機構51の係合孔51c・係合孔51dに大入賞口後側機構52の係合爪52c・係合爪52dがともに係合されることによって、大入賞口後側機構52に固定される。
また、大入賞口前側機構51と大入賞口後側機構52との間には、被覆部材60の誘導樋60eに連通し、始動口ユニット40に受け入れられた遊技球を下方に誘導する誘導路50dが形成されている。
(作用・効果)
本実施形態に係る弾球遊技機10によれば、始動口ソレノイド40c及び大入賞口ソレノイド50c、すなわち、駆動部の露出を抑制することができるため、遊技者は、当該駆動部を視認困難となり、透明性を有する部材によって形成された遊技盤4のベース板4b上に始動口ユニット40及び大入賞口ユニット50を配置する弾球遊技機10の美観を向上させることができる。
また、被覆部材60が、始動口ソレノイド40cの側面を被覆する被覆部と始動口ソレノイド40cの下方に近接して設けられた大入賞口ソレノイド50cの側面を被覆する被覆部とによって一体成形されていることにより、複数の可変入賞装置が近接して遊技盤に設けられている際に、複数の可変入賞装置に対応する被覆部材をそれぞれ設ける場合に比べ、被覆部材の製造コストを低減することができる。
さらに、被覆部材60が、装飾シートを貼り付け可能な貼付領域60dを有することにより、貼付領域60dに装飾シートを貼り付けて、遊技機の美観を更に高めることができる。
また、ベース板4bの背面側に設けられた液晶表示装置5が、所定の透光性を有する被覆部材60を介して、正面側から見て被覆部材60の内側から外側に向けて光を照射することにより、被覆部材60自体が発光しているかのような印象を遊技者に与え、弾球遊技機10の美観をさらに向上させることができる。
上述の効果に加え、本実施形態における弾球遊技機10によれば、以下の問題を解決することができる。具体的には、以下に示す通りである。
従来、遊技ホールにおいて、遊技機が、島設備に背中合わせで配置されているが、始動口等の可変入賞装置に受け入れられた遊技球を下方に誘導するためには、可変入賞装置の背面側(又は、前面側)に、可変入賞装置に受け入れられた遊技球を下方に誘導する機構を設ける必要があった。従って、前面側から背面側方向への遊技機の厚みが増すとともに、当該遊技機が背中合わせで配置された島設備を設置するためのスペースが大きくなる(又は、背中合わせで配置された遊技機の背面側の機構等が、スペース面で制約を受ける)という問題があった。
しかしながら、本実施形態における弾球遊技機10によれば、始動口ユニット40の下方に設けられた大入賞口ユニット50が、被覆部材60に設けられた誘導樋60eに連通された誘導路50dを有することにより、始動口ユニット40に受け入れられた遊技球を下方に誘導する機構を被覆部材60の背面側(又は、前面側)に設けることなく、始動口ユニット40に受け入れられた遊技球を下方に誘導することができる。また、被覆部材60の背面側(又は、前面側)のスペースの省スペース化を図ることができ、前面側から背面側方向への弾球遊技機10の厚みが増すことを防止することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述した実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、本実施形態に係る弾球遊技機10では、遊技者がベース板4bの正面側から視認することができる被覆部材60の表面は、平坦な形状ではなく、凸凹の形状であってもよい。
また、本実施形態では、始動口ソレノイド40cと大入賞口ソレノイド50cとを被覆部材60によって被覆する形態としたが、始動口ソレノイド40cを被覆する被覆部材と、大入賞口ソレノイド50cを被覆する被覆部材とを別個に設けてもよい。
さらに、始動口ユニット40や大入賞口ユニット50に限らず、遊技盤4に設けられる他の電動役物に、被覆部材60と同様の被覆部材を適用することもできる。
また、本実施形態では、弾球遊技機10は、始動口ユニット40に受け入れられた遊技球を大入賞口ユニット50に設けられた誘導路50dによって下方に誘導するように構成されているが、被覆部材60のみによって下方に誘導するように構成されていてもよい。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の実施形態に係る遊技機の全体斜視図である。 本発明の実施形態に係る遊技機に備えられる遊技盤の斜視図である。 本発明の実施形態に係る遊技機に備えられる始動口ユニット、大入賞口ユニット及び被覆部材の斜視図である。 本実施形態に係る始動口ユニット、大入賞口ユニット、ベース板、スペーサ、被覆部材及び液晶表示装置の配置関係を簡略化するとともに、遊技盤の正面側から当該配置関係を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る遊技機に備えられる始動口ユニット、大入賞口ユニット及び被覆部材の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る遊技盤の背面図である。 本発明の実施形態に係る始動口ユニット、大入賞口ユニット、ベース板、スペーサ及び被覆部材の配置関係を簡略化するとともに、遊技盤の背面側から当該配置関係を示す分解斜視図である。 本実施形態に係る大入賞口ユニットの裏機構が被覆部材に被覆された状態を示す斜視図である。 本実施形態に係る始動口ユニットの裏機構が被覆部材に被覆された状態を示す斜視図である。 本実施形態に係る大入賞口ユニットの構成を示す斜視図である。 本実施形態に係る大入賞口ユニットの構成を示す分解斜視図である。
符号の説明
1…外枠、2…ベースドア、3…ガラス扉、4…遊技盤、4a…遊技領域、4b…ベース板、4c,4d…開口部、4e・・・背面側ステージ、4f・・・前面側ステージ、4g・・・ワープ口、5・・・液晶表示装置、6・・・スペーサ、6a,6b・・・係合爪、6c,6d・・・ねじ孔、10…弾球遊技機、40…始動口ユニット、40a…始動口取付板、40b…可変翼片、40c…始動口ソレノイド、40d・・・誘導孔、42・・・係止爪、50…大入賞口ユニット、50a…大入賞口取付板、50b…大入賞口扉、50c…大入賞口ソレノイド、50d・・・誘導路、51・・・大入賞口前側機構、51a,51b・・・ねじ孔、51c,51d・・・係合孔、52・・・大入賞口後側機構、52a,52b・・・ねじ孔、52c,52d・・・係合爪、53・・・ねじ孔、60…被覆部材、60a,60b,60c…開口部、60d・・・貼付領域、60e・・・誘導樋、61a,61b・・・係合孔、61c,61d・・・ねじ孔、62・・・係止爪、70a〜70d・・・一般入賞口、71a〜71d・・・一般入賞球誘導口、72・・・アウト口、73a〜73d・・・誘導路

Claims (5)

  1. 少なくとも一部の領域が透明な透明部を有するベース板と、前記ベース板の透明部上に形成された遊技領域内に配置され、遊技球を受け入れ易い第1の状態または遊技球を受け入れ難い第2の状態に変化可能な可変入賞装置とを有する遊技盤を具備する弾球遊技機であって、
    前記可変入賞装置は、前記ベース板の正面側に取り付けられる取付部材と、前記取付部材に取り付けられ、前記第1の状態または前記第2の状態に変化する可動部材と、前記ベース板の背面側であって、正面側から見て前記取付部材と重なり合う位置に設けられ、前記可動部材を駆動する駆動部とによって構成されて前記ベース板の正面側より取り付けられ、
    前記ベース板の背面側に設けられ、少なくとも前記ベース板の正面側から視認可能な前記駆動部の側面を被覆し、前記駆動部の形状を視認困難とするとともに、所定の透光性を有する部材によって形成された被覆部材と、
    前記ベース板の背面側で、前記被覆部材の内側から外側に向けて光を照射可能な位置に設けられ、所定の演出に係る画像を表示可能な表示装置と、前記ベース板裏面に配置され、該ベース板と前記表示装置との間に、前記駆動部を配置するためのスペースを形成するスペーサとを備え、前記被覆部材は前記スペーサに取り付けられ、前記ベース板の背面側から前記駆動部を被覆すること、を特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記被覆部材は、さらに、前記ベース板へ取り付けられた前記可変入賞装置の前記駆動部へ取り付けることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記可変入賞装置は、第1の可変入賞装置と、当該第1の可変入賞装置の下方に近接して設けられた第2の可変入賞装置とであり、
    前記被覆部材は、前記第1の可変入賞装置を構成する前記駆動部の側面を被覆する第1の被覆部と、前記第2の可変入賞装置を構成する前記駆動部の側面を被覆する第2の被覆部とによって形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記被覆部材には、前記第1の可変入賞装置に受け入れられた遊技球を下方に誘導する誘導樋が一体に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の弾球遊技機。
  5. 前記被覆部材は、当該被覆部材を装飾する装飾シートを貼り付け可能な貼付領域を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の弾球遊技機。
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