JP4817720B2 - パチンコ機のランプ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機の遊技盤に設置される装飾用乃至表示用のランプ装置に関する。
パチンコ機の遊技盤には各種装飾用乃至表示用のランプ装置が設置されている。
このランプ装置は入賞球が飛入したとき、或は入賞球の飛入によって設定する遊技の役が成立したとき等に点灯させ、或は点滅させて入賞球があったことを、或は設定する遊技の役が成立して大規模な入賞条件が整ったこと等を表示し、遊技者に告知すると共に、視覚的な満足感を与えるべく使用されている。
ランプ装置の多くは遊技盤面に設置される入賞装置や、可変表示装置の内部に組込まれてこれらの装置と連動する状態で点灯,点滅するものとなっているが、遊技盤を装飾するものは単独で設置されることが多い。
一般にその多くは遊技盤のレールで囲まれる遊技部の外、つまり遊技盤の周辺部に設置されるが、遊技部の内側にも設置されている。この場合、遊技部の中央部に設置される入賞装置や可変表示装置を避けてレールに沿った内側の左右の側部や、下方の部分に設けられることが多い。
通常、ランプ装置は表面をレンズ体に形成した半透明のプラスチック製のカバー(レンズ体)で被ったケースの中にランプを収め、このランプの点灯,点滅を上記カバーを通して視覚させるようにしている。そして、遊技盤に対しての取付けは前面側からケースを添わせ、このケースに備える取付基板をビス止めする等して止着している。
従って、一般にランプ装置は遊技盤から前方に突出した状態で設置されることになっており、このためパチンコ球が通過する遊技盤の中央部付近に設置することは勿論のこと、周辺部でも通過領域、例えばアウト球口が設けられる遊技部下部の打球の集中落下領域には障害物となるため設置することが困難であり、実際には設置できない状況にある。
当然のことながらランプ装置は、表面のレンズ体を輝かせるため背後に光源となるランプを備えるが、遊技盤の表面側にケースを設置すれば、レンズ体、つまりレンズ体を形成するカバーが遊技盤面から突出して打球の落下を妨げる障害物となることは避けられない。
従来、この問題を解決する一つの方法として、底板の上面にパチンコ球の誘導路を形成する2条の側板を起立し、その一方、底板の下面に内部に表示器、つまりランプを格納するケースを設けて、このケースを遊技盤に開設する透孔に嵌め入れ、上記底板を遊技盤の前面と同一面に揃えてこの遊技盤の前面に沿って流下する打球を前記誘導路に受け入れ誘導し、同時に、前記底板に開設する前記表示器用の孔を通して光を上記誘導路を通過する打球に当て、飾るようにした装置が特許文献1によって提案されている。
特許第2773035号公報。明細書段落0007〜0009、図面の図1,図5,図8。
上記特許文献1に係る従来例は、底板を遊技盤の前面と同一面に揃えることからこの底板の前面を誘導路に沿って打球が通過し、この通過球を背後のケース内に備える表示器によって照射できるものとなっている。しかし、上記底板は表示用の小孔を通して光を球に当てるものであり、レンズ体とは異なるものであると同時に、レンズのように光を広く拡散させて装飾するものではない。
しかも、ケースに収められる表示器、つまり光源は小さな孔を通して光を前方に届ける必要があることから、図示されるように前記底板の背面に近接して設けられるものとなっており、広く底板の全体を通して前方に光を拡散照射するレンズの機能をここに求めることはできないものとなっている。
本発明は、表面にレンズ体を有し、このレンズ体を通してその背後に備える光源の光を前方に拡散照射して明瞭に光源の点灯,点滅を表現するランプ装置であって、上記レンズ体を遊技盤の前面に揃えてこのレンズ体の前面を打球が通過可能になるようにし、その一方、レンズ体に対する前記光源から光の照射を拡散した状態で、しかも均一に斑なく照射できるようにした装飾用の、或は表示用に使用されるランプ装置を提供しようとするものである。
特に本発明は、装飾用,表示用のランプ装置として使用される際に、遊技盤の前面を落下する打球に対する障害物とならないようにすると共に、前記従来例の如く誘導路を通る球を照す限られた狭い範囲の照明に止まることなく広い範囲について、即ち大型のレンズ体に対して均一に拡散した光を照射できるようにしたランプ装置を提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するため、遊技盤に光を通すための透過用の貫通孔を開設し、この貫通孔の前面側の開口部にレンズ体を付設し、このレンズ体表面と遊技盤前面とを揃えて遊技盤の前面に沿って落下する打球の障害とならないようにする一方、前記貫通孔の遊技盤の背面側の開口部に内部に光拡散用のレンズ体若しくはスクリーンを備え、その後方に光源を備えてなる光源収納室を臨ませ、前記光源からの光を前記光拡散用レンズ体若しくはスクリーンを透して前記レンズ体に拡散照射するようにしたランプ装置を提供することにある。
更に本発明を詳述すると、その特徴とするところは、遊技盤に光透過用の貫通孔を開設し、該貫通孔の遊技盤前面側の開口部にレンズ体を付設する一方、遊技盤背面側の開口部には後方から内部に光拡散用レンズ体若しくはスクリーンを備えると共に、その後方に光源を備える光源収納室を臨ませ、前記レンズ体に対して前記光拡散用レンズ体若しくはスクリーンを所要の間隔を置いて対設せしめ、前記光源からの光を前記光拡散用レンズ体若しくはスクリーンを透して前記レンズ体に拡散照射することを特徴としたパチンコ機の装飾用,表示用のランプ装置を提供することにある。
また本発明は、前記レンズ体につきその表面を遊技盤の前面に対して面一となるべく付設してなることを特徴としたパチンコ機の装飾用,表示用のランプ装置を提供することに有る。
また本発明は、前記光源収納室について、これを筒形に形成して内部を前記光透過用の貫通孔に連通させると共に、内周に前記光拡散用レンズ体若しくはスクリーンを嵌め入れ、その背後に備える光源の光を透過拡散させてレンズ体を照射するようにしたことを特徴とするパチンコ機の装飾用,表示用のランプ装置を提供することにある。
また本発明は、前記光源収納室は前記遊技盤の背後に付設する入賞球を誘導し集合させる入賞球集合枠と一体に形成することを特徴としたパチンコ機の装飾用,表示用のランプ装置を提供することにある。
また本発明は、前記光源収納室について合成樹脂を材料にその内部に設ける光拡散用レンズ体若しくはスクリーンと共に一体に成形することを特徴としたパチンコ機の装飾用,表示用のランプ装置を提供することにある。
また本発明は、前記レンズ体には前面に突き出す入賞口と、該入賞口に連通する球通路を一体に形成し、前記入賞口に入賞する球を前記球通路を通して前記遊技盤背面部に付設する入賞球通路に送ることを特徴としたパチンコ機の装飾用,表示用のランプ装置を提供することにある。
また更に本発明は、前記形成される合成樹脂製の光源収納室には前記遊技盤背面部に付設する入賞球通路を一体に形成することを特徴としたパチンコ機の装飾用,表示用のランプ装置を提供することにある。
また本発明は、前記光源収納室には光源を止着する止着部を一体に形成することを特徴としたパチンコ機の装飾用,表示用のランプ装置を提供することにある。
上記本発明におけるレンズ体及び光源収納室は、その成形性と製造費用の上から最も合成樹脂を材料に成形し製造することが有利である。しかし、その他の材料、例えばレンズ体について、通常のレンズと同様にガラスであってもよい。
このレンズ体は貫通孔の遊技盤前面側の開口部に装着するため、レンズ体の周縁部に貫通孔の内壁面に係止する係止手段を一体に設けておくことが有利である。この係止手段の一つの選択としてレンズ体の周縁部に貫通孔の内壁面に適合した装着用筒部を形成し、この筒部の嵌合によって装着するようにすると貫通孔に対して適切に、且つ容易にレンズ体を装着することが可能になる。
上記装着用筒部は、レンズ体の装着手段として利用する他に、外に向けて拡張する鍔部を設けて装飾部を形成し、レンズの嵌め付けを外観させないようにするとよい。尚、この装飾部は遊技盤に対する止着のための取付手段としても利用することができる。
一方、貫通孔の後方の開口部に臨んで設けられる光源収納室は、遊技盤の背後に取付くことによって内部に格納する光拡散用レンズ体若しくはスクリーンと貫通孔の前方の開口部に付設される前記レンズ体との間に光を均一に拡散させるに必要な距離を確保するものとなるもので、この収納室には前記光拡散用レンズ体若しくはスクリーンの後方の位置に光源が設備されることになる。
上記光源については種類を特定されないが、耐久性や電力の消費量の点からLED発光体が適しており、できれば複数の発光体を平面的に配置して光の広がりを作るようにするとよい。この場合、固定する取付手段としてLEDをプリント基板に植設し面的に複数の光源を配置固定する一方、光源収納室には取付台を設備し、その取り付けを行うようにするとよい。
上記収納室については、単独に成形する場合と、遊技盤の背面側に送られる入賞球を集め誘導する入賞球集合枠、所謂セット板と組合せて一体に成形する場合とがある。
入賞球集合枠は、一般に合成樹脂を材料にして前面に入賞球の誘導路を形成する浅い箱形に形成されるが、これに光源収納室を一体に成形する場合には、入賞球集合枠の一部を拡張して収納室とし、その内部に光拡散用レンズ体やスクリーンを張り、またこれらの背後に光源を備えることになる。
ところで、光拡散用レンズ体若しくはスクリーンは、光源の光を分散し、レンズ体に対して均一に拡散させて照射斑を解消するものとして介挿されるが、前記光源収納室に組み入れることによって取付けが容易になっている。そして、遊技盤の貫通孔の前方の開口部に付設されるレンズ体に対して貫通孔の後方の開口部に取付られる光源収納室に備えられることでこの両者間には充分な距離を採ることができることになっている。
このことから、本発明ではレンズ体に対して光を効果的に分散して照射することができるものとなっており、また、この光拡散用レンズ体、スクリーンは複数の光源によって大型のレンズ体を照射する場合にも間に充分な距離を確保できることから例えば高輝度の差から生じる光斑の解消にも有効に作用し、常にレンズ体に対して均一な光を当てることが可能になっているのである。
また、上記光源収納室については、遊技盤の後部には充分な空間が存在し、設計上後方への拡張が可能であることから、照射するレンズ体の大きさや、光の強さ等によって適正な光源の位置を求める場合、光拡散用レンズ体若しくはスクリーンの設置位置、光源の設置位置を自由に定めることができるものとなっている。従って、レンズ体の大きさ等に影響されることなく常に適正なランプ装置を提供することができるものとなっている。
以上のことから、上記本発明によれば、遊技盤の前面に揃えてレンズ体を設備することにより遊技盤面を落下する打球がこれに衝突し、落下を妨げられることがないので、打球の落下通路となる場所にもランプ装置を設置することができることになり、遊技盤面に設置するその他の装置類と共にその配置についての設計上の自由度を挙げることができる。
また、このレンズ体に照射される光は、遊技盤の貫通孔を通してその背後に備える光源収納室に収納する光拡散用レンズ体若しくはスクリーンを透過させた光源からの光であって、この光源とレンズ体との間に充分な拡散のための距離が確保されることから均一に拡散した、しかもレンズ体全面に亘って安定した光となって照射できるものとなっていることから光斑のない美麗な光を発するランプ装置を提供することができる。
しかも、上述のように本発明はレンズ体に対する光源の光斑を解消することからレンズ体の大型化が図られ、形状の自由度が与えられることからランプ装置の設計が自由になり、遊技盤の装飾に適したランプ装置を提供することができる。
次に、本発明を実施の形態に基づき更に詳述し、その特徴とするところを明らかにする。
添付する図面は、本発明に係るランプ装置の実施形態を示したものである。図1は遊技盤の一部省略した正面図であり、図2は遊技盤の本体となるベニア板の正面図、図3は遊技盤の背面に付設される入賞球集合枠の正面図である。
ここに示される遊技盤1は、所謂分離式パチンコ機におけるパチンコ機本体に対して着脱自由に装着される遊技盤であり、この遊技盤1の前面には周縁部に沿って中央部を囲むようにバンド2を付設し、遊技部3を形成しており、左方下端から図示しない発射装置により打ち出される打球を内外のバンド2a,2b部分によって形成される誘導通路4を通してこの遊技部3に受け入れるようにしてある。
上記遊技部3の中央部には、図示しない液晶画面を備える可変表示装置を装着するための大型の透孔5が開設してある。この透孔5の中央部直下に始動用入賞口6を、その左右に通過口7,7を、そしてこれらの入賞口6,7の直下に開閉する扉8を備えた所謂大入賞口である可変入賞装置9を設けている。
そして、上記遊技部3には中央部に沿って縦に配置される上記各入賞口6,7,8を挟んで左右対称形にレンズ体10を一体に備える入賞口11と、レンズ体12を一体に備える入賞口13を設けている。
上記各入賞口6,7,9及び入賞口11,13は前記透孔5と同様に遊技盤1の本体を構成するベニア板1aに穿つ透孔に対応して取付けられるもので、図2にはこのベニア板1aに開設される各透孔を示している。
図面の透孔6aは、前記始動用入賞口6のための透孔であり、透孔7a,7aは通過口7,7に設けられる検出スイッチを取付るためのものである。また、透孔9aは大入賞口9のための透孔であり、貫通孔10aと貫通孔12aはレンズ体10,12に備えた入賞口11,13のための透孔である。
上記それぞれの入賞口6,7,9,11,13は、それぞれに設ける鍔状に張り出す取付基板を遊技盤1の前面に添わせ、ビス止めすることで固定し、各透孔乃至貫通孔に連通させる一方、遊技盤面から突き出た状態で取付くことになる。
この中で、レンズ体10と一体をなす入賞口11と、レンズ体12と一体をなす入賞口13はそれぞれの開口部14,15を各レンズ体10,12の表面上に突出した状態で形成している。
ここにおける上記レンズ体10,12は、本発明に係るランプ装置のレンズ体であって、これに一体に形成された入賞口11,13は遊技盤上のこのレンズ体10,12を配置する位置に配置すべく用意された入賞口であり、この両者は相互の接近から一体のものとして成形したものとしてある。このレンズ体10,12と入賞口11,13とは成形性から、また取扱いの容易性からこの様に一体成形しているが、別体にして個別に取扱えるようにすることを妨げるものではないことは言うまでもない。
さて、このレンズ体を備えた入賞口11,13につき更に詳述すると、レンズ体10を備えた入賞口11は、平面状に形成されるレンズ体の周縁部に張り出すように形成する取付基板16の一部に接続させて一体化してあり、その開口部14をこの取付基板16及びレンズ体10の表面から突き出すようにしてある。そして、レンズ体10の周縁部下面には前記貫通孔10aの内壁面に添わせる装着用筒部17を延設し、この装着用筒部17を遊技盤1に開設する貫通孔10aに突き入れ、上記取付基板16を遊技盤1の前面に当接し、これをビス止めすることで取付けられるようにしてある。
上記入賞口11は、開口部14に続けて球通路18を後方に向けて延設し、この球通路を上記装着に併せて貫通孔10aに突き入れるとき、遊技盤1の背後に設ける後述する光源収納室に一体的に形成する入賞球通路に接続させることになる。
一方、入賞口13は、上記同様に平面的に形成されるレンズ体12の周縁部に沿って形成される取付基板19に一部を接続させることによって一体化してあり、その開口部15を上記取付基板19及びレンズ体12の表面上に突出させてある。そして、レンズ体12の周縁部下面(実質的には使用時に背面側となる。)に装着用筒部20を延設し、この装着用筒部20を前記貫通孔12aに挿入してその内壁面に添わせる一方、取付基板19を遊技盤1の前面に添わせてビス止めし、装着するようにしてある。
この入賞口13にも前記開口部15に続く球通路21が後方に向けて延設してあり、前記遊技盤1に対する装着の際、貫通孔12aに通してその後端を後述する入賞球通路に接続できるようにしてある。
尚、ここにおける貫通孔10a,12aは、それぞれレンズ体10,12を備える入賞口11,13の入賞球を遊技盤後方へ送り込むための通路となっているが、同時にこの貫通孔10a,12aはレンズ体10,12に対し、後方に備える光源からの光を透過させるための貫通孔となっており、そのためこの貫通孔10a,12aはレンズ体10,12に合せた大きさと形状に形成してある。
入賞球集合枠22は所謂セット板と称せられる入賞球の球寄せ設備であり、遊技盤1の背面に付設して前記各入賞口6,9からの入賞球を受け入れ、これを誘導するためのものである。この入賞球集合枠は浅い箱形に形成して前記遊技盤1に設ける複数の入賞口の全体を背後からカバーできるようにしてあり、上記入賞口6,9からの入賞球を下辺の誘導壁23を通して検出スイッチ(図示せず)を装備する入賞球通路24に誘導し、系外に送り出せるようにしてある。
図中、25は前記レンズ体10に付設した入賞口11に入賞した入賞球を前記球通路18から受け入れる入賞球通路であり、前記入賞球集合枠22の誘導壁23とは独立して設けてある。また、26は前記レンズ体12に付設した入賞口13の球通路21に接続してこの入賞口13に入賞した入賞球を受け入れるため同じく集合枠22の誘導壁23とは独立させて形成した入賞球通路である。
また、27は前記貫通孔10aの背面側の開口部に対面させて形成した光源を収納するための光源収納室であり、28は光源として準備されるLED29を前面に装備した配線基板であり、30は収納室27内にあって上記LED29の前面を塞ぐ光拡散用のレンズ体である。そして、31は貫通孔12aの背面側開口部に臨ませた別の光源収納室であり、32は前面にLED33を装備した配線基板である。尚、この配線基板32の前面には図示しないが上記光拡散用レンズ体30と同様に上記LED33の前面を塞ぐ光拡散用のレンズ体が装備されることになる。
上記2つの光源収納室27,31は、周囲を囲んだ筒形に形成してあり、ここでは入賞球集合枠22の外側に続けて合成樹脂を素材にして一体に設けるものとしてある。この一体的成形に当って各収容室27,31の内周に同一素材によって表面に多数の小突起を列設してなる光拡散用レンズ体30を形成してある。また、この収容室27,31の内壁には前記配線基板28,32を固定するための止着部34をそれぞれ一体に形成し、配線基板の取付けの足場としている。
上記光拡散用レンズ体30は、光源となるLED29に対して所定の距離をおいて設置され、また同時に、レンズ体10,12との間にも所定の距離を保つことから光源収納室27,31の成形に当って一体に成形することが有利である。ことに、光拡散のため表面に形成する多数の小突起は光源収納室27,31と共に、更には入賞球集合枠22と共に一体に成形することが可能であることからこの方法によることが適切である。
勿論、上記光拡散用レンズ体30については光源収納室と別体に形成し、嵌め入れることで設置するのを排除するものではないが、この光源収納室27,31の成形時に同時に一体成形することは組立てに手数を掛けることがなく、また設計上の適正な位置に設置できることからも有利である。
次に、図6は、遊技盤1の本体となるベニア板1aと、このベニア板1aの前面側から装着される入賞口11,13を設けてなるレンズ体10,12と、背面側から装着される入賞球集合枠22とを分解して示した縦断右側面であり、図7はベニア板1aを中心にして前後からレンズ体10,12、入賞球集合枠22を添わせて組付けた縦断右側面図である。
上記組付けによって明らかであるように、レンズ体10は遊技盤の貫通孔10aを挟んで光源収納室27と対向し、その光源のLED29と光拡散用レンズ体30を介して向き合うことになる(尚、図6,図7においては貫通孔12aを介してレンズ体12と光源収納室31との向き合いを省略している。)。
この両者は、貫通孔10aを間に介在させ、且つ光源収納室27の奥行によって所要の間隔を置いて対向することになり、その間に光拡散用のレンズ体30を介挿することでLED29からの光を拡散させた状態でレンズ体10に照射することができるものとなっている。
尚、ここでは光源となるLED29(33)の前面に光拡散用のレンズ体30を配置したが、これに代えて同じく光を拡散するためのスクリーンを張設し、拡散効果を挙げるようにしてもよい。
また、前記光源収納室27,31について、これを入賞球集合枠22に組合せて一体に形成する場合につき説明しているが、別体に形成することを妨げるものではない。ただ、レンズ体10,12を他の入賞装置を避けた周辺部や下辺部に設置する場合は、本来設けられる入賞球集合枠22の外側に位置することになるためこの集合枠と一体的に成形しても重なり合うことがなく成形が可能となると共に、構造的に無理がなく成形でき、しかも遊技盤1に対する取り付けが同時に行えることから製造上も有利になる。
以上、本発明に係るランプ装置を図面の実施形態に基いて説明したが、遊技盤1に装着されるレンズ体10,12は、いずれもこの遊技盤の前面に揃えて同一面となし、且つレンズ体の表面には前述したように特別に入賞口11や13を装備しない限り何も突出するものを備えないことから、盤面を落下する打球は何の障害もなくこのレンズ体10,12の表面、つまり前面を通過することができる。
従って、この様に当該ランプ装置が打球の障害とならないことから自由に設置位置を選択することが可能であり、同時に、当該実施の形態におけるように大入賞口9の両側方の狭く、且つ最も打球の通過の激しい領域に対しても設置することが可能になる。
そして、本発明ランプ装置は、上述のように設置位置の制限から解放されることに併せて、当該実施形態におけるように、レンズ体と入賞口とを一体にして両者の接近を可能にすることもできることから、この入賞口の装飾手段として、或は入賞を表示する表示手段として利用することができ、従来にない装飾性に富んだ遊技盤を提供することができる。
その一方、上記レンズ体を背後から照らす光源は、遊技盤に開設する貫通孔10,12を通して更に後方に設備する光源収納室27,31に収納され、レンズ体10,12と充分な距離を確保することができ、且つこの間に光拡散用のレンズ体30やスクリーンを配置して光を拡散することから光源からの光をレンズ体10,12の全体に対して均一な輝度において照射することができ、美麗に発光させることができる。
また、上記光源収納室27,31は成形によって奥行深さを選択することが可能であることからレンズ体に対する距離を自由に設定することができ、最も適した光の照射を実現できると共に、中間に配置する光拡散用レンズ体、或はスクリーンの介挿に当ってはこの介挿の空間を自由に設定することができるので例えば光源の光度に応じた位置設定が可能となる。
尚、実施に当って前記収納室30とセーフ球通路26とを独立に設けることなく、前述のように入賞球誘導室22の下方に一体に備える場合は、入賞球通路26の設置場所が制約されることになるが、この場合の対策として光源収納室27乃至31の背面側に入賞球通路26を迂回して配設すればよく、設置空間を確保することができる。勿論、この場合合成樹脂を材料としたとき、収納室27,31と入賞球通路25,26とが前後2段に重なることから成形時には通路25,26の壁部を押切りによる一体成形法を以て成形することになる。
遊技盤の正面図。 遊技盤本体となるベニア板の正面図。 入賞球集合枠の正面図。 遊技盤の分解斜視図。 図4の要部の拡大図。 遊技盤を分解した拡大縦断右側面図。 遊技盤の拡大縦断右側面図。 入賞球集合枠の部分拡大正面図である。
符号の説明
1 遊技盤
10,12 レンズ体
11,13 レンズ体に一体に形成した入賞口
10a,12a 遊技盤に形成した貫通孔
18,21 球通路
25,26 入賞球通路
27,31 光源収納室
28,32 配線基板
29,33 光源たるLED発光体
30 光拡散用レンズ体

Claims (7)

  1. 遊技盤に光透過用の貫通孔を開設し、該貫通孔の遊技盤前面側の開口部に遊技盤の前面に対して面一となるレンズ体を付設し、一方、前記貫通孔の遊技盤背面側の開口部には内部に光拡散用レンズ体若しくはスクリーンを備えると共に、その後方にこれらとの間に間隔を置いて光源を備える光源収納室を臨ませ、該光源収納室と前記レンズ体とを前記遊技盤の貫通孔を挟んで対向させ、これにより前記レンズ体に対して前記光拡散用レンズ体若しくはスクリーンを所要の間隔を置いて対設せしめ、前記光源からの光を前記光拡散用レンズ体若しくはスクリーンを透して前記レンズ体に拡散照射するようにしてなるパチンコ機の装飾用、表示用のランプ装置において、前記光源収納室は筒形に形成して内部を前記光透過用の貫通孔に連通させると共に、内周に前記光拡散用レンズ体若しくはスクリーンを嵌め入れ、背後に間隔を置いて備える前記光源の光を透過拡散させて前記レンズ体を照射することを特徴としたパチンコ機の装飾用、表示用のランプ装置。
  2. 請求項1に記載のパチンコ機の装飾用、表示用のランプ装置において、前記光源収納室は遊技盤背後に付設する入賞球を誘導し集合させる入賞球集合枠と一体に形成することを特徴としたパチンコ機の装飾用、表示用のランプ装置。
  3. 請求項1又は2に記載のパチンコ機の装飾用、表示用のランプ装置において、前記光源収納室は合成樹脂を材料にその内部に設ける前記光拡散用レンズ体若しくはスクリーンと共に一体に形成することを特徴としたパチンコ機の装飾用、表示用のランプ装置。
  4. 請求項1乃至3に記載のパチンコ機の装飾用、表示用のランプ装置において、前記レンズ体には前面に突き出す入賞口と、後部に向け突き出し前記入賞口に連通する球通路とを一体に形成して該球通路を前記貫通孔に通して遊技盤の背面部に付設する入賞球通路に接続し、前記入賞口に入賞する球を前記球通路を通して前記入賞球通路に送ることを特徴としたパチンコ機の装飾用、表示用のランプ装置。
  5. 請求項3又は4に記載のパチンコ機の装飾用、表示用のランプ装置において、合成樹脂製の前記光源収納室には遊技盤背面部に付設する前記入賞球通路を一体に形成することを特徴としたパチンコ機の装飾用、表示用のランプ装置。
  6. 請求項1乃至5に記載のパチンコ機の装飾用、表示用のランプ装置において、前記光源収納室には光源を止着する止着部を一体に形成することを特徴としたパチンコ機の装飾用、表示用のランプ装置。
  7. 遊技盤に光透過用の貫通孔を開設し、該貫通孔の遊技盤前面側の開口部に遊技盤の前面に対して面一となるレンズ体を付設し、一方、前記貫通孔の遊技盤背面側の開口部には内部に光拡散用レンズ体若しくはスクリーンを備えると共に、その後方にこれらとの間に間隔を置いて光源を備える光源収納室を臨ませ、該光源収納室と前記レンズ体とを前記遊技盤の貫通孔を挟んで対向させ、これにより前記レンズ体に対して前記光拡散用レンズ体若しくはスクリーンを所要の間隔を置いて対設せしめ、前記光源からの光を前記光拡散用レンズ体若しくはスクリーンを透して前記レンズ体に拡散照射するようにしてなるパチンコ機の装飾用、表示用のランプ装置において、前記光源収納室は合成樹脂を材料にその内部に設ける前記光拡散用レンズ体若しくはスクリーンと共に一体に形成することを特徴としたパチンコ機の装飾用、表示用のランプ装置。
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