JPH04159178A - 車両用ステアリング制御装置 - Google Patents
車両用ステアリング制御装置Info
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- JPH04159178A JPH04159178A JP2278449A JP27844990A JPH04159178A JP H04159178 A JPH04159178 A JP H04159178A JP 2278449 A JP2278449 A JP 2278449A JP 27844990 A JP27844990 A JP 27844990A JP H04159178 A JPH04159178 A JP H04159178A
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- steering
- vehicle
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 7
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 abstract description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 45
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000036461 convulsion Effects 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D6/00—Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
- B62D6/02—Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to vehicle speed
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D5/00—Power-assisted or power-driven steering
- B62D5/008—Changing the transfer ratio between the steering wheel and the steering gear by variable supply of energy, e.g. by using a superposition gear
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D6/00—Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
- B62D6/002—Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits computing target steering angles for front or rear wheels
- B62D6/003—Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits computing target steering angles for front or rear wheels in order to control vehicle yaw movement, i.e. around a vertical axis
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車等の車両に使用される前輪用のステア
リング装置の改良に関する。
リング装置の改良に関する。
(従来の技術)
従来、前輪用のステアリング装置はステアリングホイー
ルの操舵角と前輪の転舵角とが1対1に対応するものと
なっている。
ルの操舵角と前輪の転舵角とが1対1に対応するものと
なっている。
そして、このような一般的なステアリング装置が搭載さ
れた車両が一定以上の車速で旋回する時には、まず前輪
が転舵されることにより前輪にスリップ角が生じて前輪
にコーナリングフォースが発生することにより車両がヨ
ーモーメントが発生し、これによる車体のヨー運動によ
り後輪にもスリップ角が発生する過程を経て後輪にもコ
ーナリングフォースが発生することにより安定した旋回
が行なえるものとなっている。
れた車両が一定以上の車速で旋回する時には、まず前輪
が転舵されることにより前輪にスリップ角が生じて前輪
にコーナリングフォースが発生することにより車両がヨ
ーモーメントが発生し、これによる車体のヨー運動によ
り後輪にもスリップ角が発生する過程を経て後輪にもコ
ーナリングフォースが発生することにより安定した旋回
が行なえるものとなっている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、一般的なステアリング装置が搭載された
車両においては特に急操舵時の直進復帰時にヨ一方向の
揺り戻しが発生して車両の操縦安定性が低下する問題が
ある。
車両においては特に急操舵時の直進復帰時にヨ一方向の
揺り戻しが発生して車両の操縦安定性が低下する問題が
ある。
この現象は、第11図に示すように後輪のコーナリング
フォースの立ち上がりが前輪に比べて遅れることに起因
するもので、ステアリングホイールングホイールの切り
戻し操作した時には前輪のコーナリングフォースの減少
に比べて後輪のコーナリングフォースの減少が遅れ、こ
のような状態では前輪に比べて後輪のコーナリングフォ
ースが極端に大きくなる状況が発生する。このようなコ
ーナリングフォースのアンバランスが第12図に示すよ
うに揺り戻し方向のヨーレイトの発生の原因となり車両
の操縦安定性が低下することとなる。
フォースの立ち上がりが前輪に比べて遅れることに起因
するもので、ステアリングホイールングホイールの切り
戻し操作した時には前輪のコーナリングフォースの減少
に比べて後輪のコーナリングフォースの減少が遅れ、こ
のような状態では前輪に比べて後輪のコーナリングフォ
ースが極端に大きくなる状況が発生する。このようなコ
ーナリングフォースのアンバランスが第12図に示すよ
うに揺り戻し方向のヨーレイトの発生の原因となり車両
の操縦安定性が低下することとなる。
そして、このような現象は前述のように高速走行時の急
操舵時に顕著に現れる。
操舵時に顕著に現れる。
(課題を解決するための手段)
本発明は、上記の点に鑑みて創案されたもので、ステア
リングホイールとタイロッドとの間に設けられステアリ
ングホイールの操舵に対する前輪舵角の伝達比を変化さ
せる伝達比可変機構と、同伝達可変機構の作動を制御す
るアクチュエータと、ステアリングホイールの操舵状態
を検出する操舵センサと、車速を検出する車速センサと
、上記操舵センサ及び車速センサの検出信号に基づいて
上記アクチュエータの作動を制御するコントローラとを
有し、同コントローラは、所定車速以上でステアリング
ホイールが切り戻し状態にあり且つ切り戻しの操舵速度
が設定値以上であることを検知すると、上記前輪の舵角
を増大させる方向に上記伝達比可変機構を作動させる制
御信号を上記アクチュエータに出力するよう構成されて
いることを特徴とする車両用ステアリング制御装置であ
る。
リングホイールとタイロッドとの間に設けられステアリ
ングホイールの操舵に対する前輪舵角の伝達比を変化さ
せる伝達比可変機構と、同伝達可変機構の作動を制御す
るアクチュエータと、ステアリングホイールの操舵状態
を検出する操舵センサと、車速を検出する車速センサと
、上記操舵センサ及び車速センサの検出信号に基づいて
上記アクチュエータの作動を制御するコントローラとを
有し、同コントローラは、所定車速以上でステアリング
ホイールが切り戻し状態にあり且つ切り戻しの操舵速度
が設定値以上であることを検知すると、上記前輪の舵角
を増大させる方向に上記伝達比可変機構を作動させる制
御信号を上記アクチュエータに出力するよう構成されて
いることを特徴とする車両用ステアリング制御装置であ
る。
(作用)
本発明によれば、車速センサにより検出した車速か所定
値以上であると共に操舵センサにより検出した操舵状態
がステアリングホイールの切り戻し時でありしかも操舵
速度が設定値以上であることが検知されると、コントロ
ーラはアクチュエータに制御信号を出力することにより
伝達比可変機構を駆動し、前輪の舵角を増大させる方向
にステアリングの操舵に対する前輪舵角の伝達比を変化
させるので、切り戻し方向の急操舵時に前輪の実舵角及
びスリップ角が増加することになる。このため、前輪の
コーナリングフォースが増大することになり、前輪のコ
ーナリングフォースに比べて後輪のコーナリングフォー
スが過大になる状況を回避することができる。これによ
り、急操舵時の直進復帰時においても前後輪のコーナリ
ングフォースをバランスさせることができるので、直進
復帰時にヨ一方向の揺り戻しが発生することを有効に防
止することができ、車両の操縦安定性が向上する。
値以上であると共に操舵センサにより検出した操舵状態
がステアリングホイールの切り戻し時でありしかも操舵
速度が設定値以上であることが検知されると、コントロ
ーラはアクチュエータに制御信号を出力することにより
伝達比可変機構を駆動し、前輪の舵角を増大させる方向
にステアリングの操舵に対する前輪舵角の伝達比を変化
させるので、切り戻し方向の急操舵時に前輪の実舵角及
びスリップ角が増加することになる。このため、前輪の
コーナリングフォースが増大することになり、前輪のコ
ーナリングフォースに比べて後輪のコーナリングフォー
スが過大になる状況を回避することができる。これによ
り、急操舵時の直進復帰時においても前後輪のコーナリ
ングフォースをバランスさせることができるので、直進
復帰時にヨ一方向の揺り戻しが発生することを有効に防
止することができ、車両の操縦安定性が向上する。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第1図は、本実施例のステアリング制御装置の概略構成
図である。
図である。
第1図において、ステアリングホイール1はステアリン
グシャフト2及びトーションバー3を介して遊星歯車機
構4の人力軸に連結されている。
グシャフト2及びトーションバー3を介して遊星歯車機
構4の人力軸に連結されている。
この遊星歯車機構4は伝達比可変機構をなすものであり
、遊星歯車機構4とステアリングシャフト2の間にはト
ーションバー3と並列にパワーステアリング装置のロー
タリバルブ5が設けられている。遊星歯車機構4の出力
軸にはラックアンドピニオン機構のピニオン6に接続さ
れており、ピニオン6が噛合するラックを有するステア
リングロッド7は車体幅方向に延びてその両端をタイロ
ッド8が連結されている。更にタイロッド8の外端は図
示しないナックルを経て前輪9に連結されている。上記
のような構成によりステアリングホイール1の操舵操作
がステアリングシャフト2、遊星歯車機構4及びラック
アンドピニオン機構を経てタイロッド8に伝達されて前
輪9が転舵されるものとなっているが、遊星歯車機構4
には後述するステッピングモータが設けられており、ス
テッピングモータの作動によりステアリングホイール1
の操舵に対する前輪9の舵角が変化するものとなってい
る。
、遊星歯車機構4とステアリングシャフト2の間にはト
ーションバー3と並列にパワーステアリング装置のロー
タリバルブ5が設けられている。遊星歯車機構4の出力
軸にはラックアンドピニオン機構のピニオン6に接続さ
れており、ピニオン6が噛合するラックを有するステア
リングロッド7は車体幅方向に延びてその両端をタイロ
ッド8が連結されている。更にタイロッド8の外端は図
示しないナックルを経て前輪9に連結されている。上記
のような構成によりステアリングホイール1の操舵操作
がステアリングシャフト2、遊星歯車機構4及びラック
アンドピニオン機構を経てタイロッド8に伝達されて前
輪9が転舵されるものとなっているが、遊星歯車機構4
には後述するステッピングモータが設けられており、ス
テッピングモータの作動によりステアリングホイール1
の操舵に対する前輪9の舵角が変化するものとなってい
る。
遊星歯車機構4及びロータリバルブ5の詳細構造は第2
.3図に示す如くになっている。すなわち、ロークリバ
ルブ5は前述のステアリングシャフト2に連結されてべ
了リング14.14を介してハウジング13に回転自在
に支持されたアウタバルブ5bと、インナバルブ5aの
外周とハウジング13の内周との回転自在に支持された
がアウタバルブ5bとにより構成されており、アウタバ
ルブ5bは遊星歯車機構4の人力軸12とピン12aと
係合して人力軸12一体回転するものとなっている。そ
して、インナバルブ5aの上端と人力軸12の間にトー
ションバー3がインナバルブ5aと同軸状に配置されて
いる。ハウジング13には第1図に示すオイルポンプ4
0の吐出口に連通する流入ボート15と、第1図に示す
オイルリザーバ41に連通される流出ポートとが設けら
れる一方、第1図に示すステアリングロッド7の軸上に
設けられるパワーシリンダ43の左右の圧力室にそれぞ
れ連通ずる出カポ−)17.18も設けられている。上
述したロータリバルブ5およびその周囲の構造は、−船
釣に使用されるパワーステアリング装置とほぼ同一であ
り、ステアリングホイール1から人力される操舵力によ
ってトーションバー3が捩じれることによりインナバル
ブ5aとアウタバルブ5bとが相対的に変位し、これに
より発生する操舵力及び操舵方向に応じた油圧がパワー
シリンダ43に供給することによってステアリングホイ
ール1の操舵力をアシストしながら前輪9が操舵される
ものとなっている。
.3図に示す如くになっている。すなわち、ロークリバ
ルブ5は前述のステアリングシャフト2に連結されてべ
了リング14.14を介してハウジング13に回転自在
に支持されたアウタバルブ5bと、インナバルブ5aの
外周とハウジング13の内周との回転自在に支持された
がアウタバルブ5bとにより構成されており、アウタバ
ルブ5bは遊星歯車機構4の人力軸12とピン12aと
係合して人力軸12一体回転するものとなっている。そ
して、インナバルブ5aの上端と人力軸12の間にトー
ションバー3がインナバルブ5aと同軸状に配置されて
いる。ハウジング13には第1図に示すオイルポンプ4
0の吐出口に連通する流入ボート15と、第1図に示す
オイルリザーバ41に連通される流出ポートとが設けら
れる一方、第1図に示すステアリングロッド7の軸上に
設けられるパワーシリンダ43の左右の圧力室にそれぞ
れ連通ずる出カポ−)17.18も設けられている。上
述したロータリバルブ5およびその周囲の構造は、−船
釣に使用されるパワーステアリング装置とほぼ同一であ
り、ステアリングホイール1から人力される操舵力によ
ってトーションバー3が捩じれることによりインナバル
ブ5aとアウタバルブ5bとが相対的に変位し、これに
より発生する操舵力及び操舵方向に応じた油圧がパワー
シリンダ43に供給することによってステアリングホイ
ール1の操舵力をアシストしながら前輪9が操舵される
ものとなっている。
前述したロータリバルブ5用のハウジング13の下方に
は、遊星歯車機構4を収容するハウジング19が一体的
に設けられている。ハウジング19の内周にはリングギ
ヤ21が設けられ、リングギヤ21はハウジング19の
内周壁とハウジング13から突出する突出筒13aとに
設けたベアリンク22.22に回転自在に支持されてい
る。−方、遊星歯車機構4の人力軸12にはサンギヤ2
0が固着されており、サンギヤ20とリングギヤ21と
の間にはそれぞれに噛合する複数個のプラネタリギヤ2
3が等間隔に介在されている。これらのプラネタリギヤ
23はピニオン軸24に回転自在に軸支されており、各
ピニオン軸24はプラネタリキャリア30に支持されて
いる。このプラネタリキャリヤ30はラックアンドビニ
オン機構のピニオン6と一体的に形成されており、ベア
リング25を介してハウジング19に回転支持されてい
る。また、プラネタリキャリア30の上部中心には凹部
31が設けられベアリング33を介して人力軸12の下
端凸部32を回転自在に支持している。
は、遊星歯車機構4を収容するハウジング19が一体的
に設けられている。ハウジング19の内周にはリングギ
ヤ21が設けられ、リングギヤ21はハウジング19の
内周壁とハウジング13から突出する突出筒13aとに
設けたベアリンク22.22に回転自在に支持されてい
る。−方、遊星歯車機構4の人力軸12にはサンギヤ2
0が固着されており、サンギヤ20とリングギヤ21と
の間にはそれぞれに噛合する複数個のプラネタリギヤ2
3が等間隔に介在されている。これらのプラネタリギヤ
23はピニオン軸24に回転自在に軸支されており、各
ピニオン軸24はプラネタリキャリア30に支持されて
いる。このプラネタリキャリヤ30はラックアンドビニ
オン機構のピニオン6と一体的に形成されており、ベア
リング25を介してハウジング19に回転支持されてい
る。また、プラネタリキャリア30の上部中心には凹部
31が設けられベアリング33を介して人力軸12の下
端凸部32を回転自在に支持している。
また、遊星歯車機構4のリングギヤ21の外周にはウオ
ームホイール26が形成されていて、回転軸27に固着
されたウオーム28がこのウオームホイール26に噛合
している。そして回転軸27はアクチュエータをなすス
テッピングモータ29に直結されており、ステッピング
モータ29の回転によってウオーム28及びウオームホ
イール26を介してリングギヤ21が回転するものとな
っている。このため、サンギヤ20に人力されるステア
リングホイール1からの操舵人力と、リングギヤ21に
入力されるステッピングモータ29からの補助入力とが
遊星歯車機構4により合成されてプラネタリキャリア3
0からラックアンドピニオン機構のビニオン6に出力さ
れることになり、ステッピングモータ29の作動を制御
することによりステアリングホイール1の操舵操作とは
別に前輪9の舵角を補正することが可能なものとなって
いる。
ームホイール26が形成されていて、回転軸27に固着
されたウオーム28がこのウオームホイール26に噛合
している。そして回転軸27はアクチュエータをなすス
テッピングモータ29に直結されており、ステッピング
モータ29の回転によってウオーム28及びウオームホ
イール26を介してリングギヤ21が回転するものとな
っている。このため、サンギヤ20に人力されるステア
リングホイール1からの操舵人力と、リングギヤ21に
入力されるステッピングモータ29からの補助入力とが
遊星歯車機構4により合成されてプラネタリキャリア3
0からラックアンドピニオン機構のビニオン6に出力さ
れることになり、ステッピングモータ29の作動を制御
することによりステアリングホイール1の操舵操作とは
別に前輪9の舵角を補正することが可能なものとなって
いる。
また、第1図に示すようにオイルポンプ40とロータリ
バルブ5との間には、オイルポンプ40から吐出された
圧油の一部をオイルリザーバ41に帰還させる電磁リリ
ーフ弁44が設けられており、電磁IJIJ−フ弁44
の作動を制御することによりロータリバルブ5への圧油
の供給流量を制御することができるものとなっている。
バルブ5との間には、オイルポンプ40から吐出された
圧油の一部をオイルリザーバ41に帰還させる電磁リリ
ーフ弁44が設けられており、電磁IJIJ−フ弁44
の作動を制御することによりロータリバルブ5への圧油
の供給流量を制御することができるものとなっている。
前述のステッピングモータ29及び電磁リリーフ弁44
の作動は、マイクロコンピュータにより構成されたコン
トローラ45により制御される。
の作動は、マイクロコンピュータにより構成されたコン
トローラ45により制御される。
コントローラ45には、車体の前部に設けられ車体に作
用する車幅方向の加速度を検出する横Gセンサ46の検
出信号と、車両の走行速度を検出すル車速センサ47の
検出信号と、ステアリングホイール1の操舵角を検出す
る操舵角センサ48の検出信号と、ステアリングホイー
ル1の操舵角速度を検出する操舵角速度センサ49の検
出信号とが人力されるものとなっている。なお、操舵角
速度センサ49により操舵角速度が検出されるほか、操
舵角速度センサ49と[Gセンサ46との出力の方向の
関係によりステアリングホイールが切り増し状態か切り
戻し状態かを検知することができ、操舵角速度センサ4
9と横Gセンサ46とは操舵センサをなすものとなって
いる。
用する車幅方向の加速度を検出する横Gセンサ46の検
出信号と、車両の走行速度を検出すル車速センサ47の
検出信号と、ステアリングホイール1の操舵角を検出す
る操舵角センサ48の検出信号と、ステアリングホイー
ル1の操舵角速度を検出する操舵角速度センサ49の検
出信号とが人力されるものとなっている。なお、操舵角
速度センサ49により操舵角速度が検出されるほか、操
舵角速度センサ49と[Gセンサ46との出力の方向の
関係によりステアリングホイールが切り増し状態か切り
戻し状態かを検知することができ、操舵角速度センサ4
9と横Gセンサ46とは操舵センサをなすものとなって
いる。
コントローラ45は各センサ46〜49の検出出力に基
づいてステッピングモータ29及び電磁IJ リーフ弁
44の作動を制御するが、電磁リリーフ弁44に対して
は車速の上昇に伴い電磁リリーフ弁44の開度を大きく
してロータリバルブ5に供給する圧油の流量を低減させ
る制御を行う。これにより車速の上昇と共にパワーステ
アリング装置で発生ずる操舵力アシスト用の油圧が低下
することになり、高速走行時に運転者のステアリングホ
イール操舵力が重くなって操縦安定性が向上し、いわゆ
る車速感応の操舵力特性が得られる。
づいてステッピングモータ29及び電磁IJ リーフ弁
44の作動を制御するが、電磁リリーフ弁44に対して
は車速の上昇に伴い電磁リリーフ弁44の開度を大きく
してロータリバルブ5に供給する圧油の流量を低減させ
る制御を行う。これにより車速の上昇と共にパワーステ
アリング装置で発生ずる操舵力アシスト用の油圧が低下
することになり、高速走行時に運転者のステアリングホ
イール操舵力が重くなって操縦安定性が向上し、いわゆ
る車速感応の操舵力特性が得られる。
また、コントローラ45内で行われるステッピングモー
タ29の制御に関しては、ます車速と操舵角とに応じて
ステアリング系のオーバーオールギヤレシオが第4図に
示す特性になるようステッピングモータ29の作動が制
御される。すなわち、低速大舵角領域に於けるギヤレシ
オが低くなり低速時には少ないステアリングホイール操
作により大きな前輪舵角が得られるようになって、運転
者の疲労を低減させることができる。
タ29の制御に関しては、ます車速と操舵角とに応じて
ステアリング系のオーバーオールギヤレシオが第4図に
示す特性になるようステッピングモータ29の作動が制
御される。すなわち、低速大舵角領域に於けるギヤレシ
オが低くなり低速時には少ないステアリングホイール操
作により大きな前輪舵角が得られるようになって、運転
者の疲労を低減させることができる。
更に、コントローラ45内ではステアリングホイール1
の切り戻し時に前輪舵角を一瞬補正するためのステッピ
ングモータ29の作動の制御も行われる。この切り戻し
時の制御に関するコントローラ45内での制御動作は第
5図に示すフローチャート図に従って進められる。
の切り戻し時に前輪舵角を一瞬補正するためのステッピ
ングモータ29の作動の制御も行われる。この切り戻し
時の制御に関するコントローラ45内での制御動作は第
5図に示すフローチャート図に従って進められる。
第5図において、イグニッションキースイッチのオン信
号によりシステムは起動し、まずステップS1において
初期設定が行われ、戻しフラグ6FLG、補正フラグR
FLG、及び制御レベルメモIJ M CLがそれぞれ
Oに設定される。その後はステップ82〜S4において
車速センサ47から検出される車速■、操舵角速度セン
サ49から検出されるステアリングホイール1の操舵角
速度θ8、及び横Gセンサ46から検出される横加速度
Y、がそれぞれ読み込まれる。ステップS4の経過後は
ステップS5に進み、Y、・θ□が0より小さいか否か
、すなわち現在の操舵状態が切り増し状態か否かが判別
される。なお、この判別は操舵角速度と[Gとの検出値
の正負(検出方向)の関係により切り増し状態を検知し
ようとするものであり、上記の判別により切り増し状態
が検知できるように横Gセンサ46及び操舵角速度セン
サ49の出力の正負が設定されている。
号によりシステムは起動し、まずステップS1において
初期設定が行われ、戻しフラグ6FLG、補正フラグR
FLG、及び制御レベルメモIJ M CLがそれぞれ
Oに設定される。その後はステップ82〜S4において
車速センサ47から検出される車速■、操舵角速度セン
サ49から検出されるステアリングホイール1の操舵角
速度θ8、及び横Gセンサ46から検出される横加速度
Y、がそれぞれ読み込まれる。ステップS4の経過後は
ステップS5に進み、Y、・θ□が0より小さいか否か
、すなわち現在の操舵状態が切り増し状態か否かが判別
される。なお、この判別は操舵角速度と[Gとの検出値
の正負(検出方向)の関係により切り増し状態を検知し
ようとするものであり、上記の判別により切り増し状態
が検知できるように横Gセンサ46及び操舵角速度セン
サ49の出力の正負が設定されている。
まず、車両が直進走行状態であるとすると、ステップS
5からステップS6に進み、補正フラグRFLGが1で
あるか否が判別される。最初は補正フラグRFLGは0
であるので、この場合はステップS7に進み、戻しフラ
グ4FLGが1であるか否かが刈定され、最初は戻しフ
ラグθFLGは0であるのでステップS8に進む。ステ
ップS8ではYG・θ1がOより大きいか否か、すなわ
ち現在の操舵状態が切り戻し状態か否かが判別されるが
、この場合は車両が直進状態であるので、ステップS8
経過後はステップS2に戻りステップS2以降の処理が
繰り返される。
5からステップS6に進み、補正フラグRFLGが1で
あるか否が判別される。最初は補正フラグRFLGは0
であるので、この場合はステップS7に進み、戻しフラ
グ4FLGが1であるか否かが刈定され、最初は戻しフ
ラグθFLGは0であるのでステップS8に進む。ステ
ップS8ではYG・θ1がOより大きいか否か、すなわ
ち現在の操舵状態が切り戻し状態か否かが判別されるが
、この場合は車両が直進状態であるので、ステップS8
経過後はステップS2に戻りステップS2以降の処理が
繰り返される。
次に直進走行状態からステアリングホイール1を操舵操
作して車両に横Gが発生したとすると、ステップS5で
の判別に使用されるYG −1gが0より小さくなり、
ステップS5からステップS9に進む。ステップS9で
は第6図に示す車速−操舵角速度マツプに基づき現在の
車速V及び操舵角速度θ□に対応した制御ゲインaの値
が求められ、この制御ゲインaを使用して以下の演算式
により補正舵角の制御レベルCθが求められる。
作して車両に横Gが発生したとすると、ステップS5で
の判別に使用されるYG −1gが0より小さくなり、
ステップS5からステップS9に進む。ステップS9で
は第6図に示す車速−操舵角速度マツプに基づき現在の
車速V及び操舵角速度θ□に対応した制御ゲインaの値
が求められ、この制御ゲインaを使用して以下の演算式
により補正舵角の制御レベルCθが求められる。
Cθ−r (a g (1+KV”)/(V2/A)
) p但し;■は車速、にはスタビリテイファクタ
。
) p但し;■は車速、にはスタビリテイファクタ
。
gは重力加速度、lはホイールベース。
ρはステアリングギヤ比。
Tは操舵係数(定数)
上記の演算式によりステップS9で制御レベルCθを求
めた後はステップ510に進み、演算された制御レベル
Cθの値が、記憶されている制御レベルメモIJ M
CLの値より大きいか否かが判断される。Cθの方が大
きい場合はステップ311に進んで制御レベルメモ!I
MCLの値がCθの値に書換えられてステップS6に進
み、Cθの方が大きくない場合はステップSIOから直
接ステップS6に進む。この場合、最初は補正フラグR
F L。
めた後はステップ510に進み、演算された制御レベル
Cθの値が、記憶されている制御レベルメモIJ M
CLの値より大きいか否かが判断される。Cθの方が大
きい場合はステップ311に進んで制御レベルメモ!I
MCLの値がCθの値に書換えられてステップS6に進
み、Cθの方が大きくない場合はステップSIOから直
接ステップS6に進む。この場合、最初は補正フラグR
F L。
G及び戻しフラグθFLGはが0であり切り戻し状態で
はないのでステップs6からステップS7゜8を経てス
テップS2に戻り以降の処理が繰り返される。そして、
上記のステップ89〜11の処理によってステアリング
ホイール1の切り増し時に演算された最大の制御レベル
Cθの値が制御レベルメモリMCLに記憶されることに
なる。
はないのでステップs6からステップS7゜8を経てス
テップS2に戻り以降の処理が繰り返される。そして、
上記のステップ89〜11の処理によってステアリング
ホイール1の切り増し時に演算された最大の制御レベル
Cθの値が制御レベルメモリMCLに記憶されることに
なる。
ここで、車両旋回時から運転者がステアリングホイール
lを切り戻して直進状態に復帰しようとしたとすると、
ステップS8での判別に使用されるYG−り□が0より
大きくなり、ステップs8からステップ512に進む。
lを切り戻して直進状態に復帰しようとしたとすると、
ステップS8での判別に使用されるYG−り□が0より
大きくなり、ステップs8からステップ512に進む。
ステップS42では第7図のマツプに基づきその時の車
速■に対応する操舵速度基準値が読み出され、続くステ
ップS13では操舵角速度センサ49から検出される操
舵角速度θ□の絶対値がステップSllで求められた基
準値以上であるか否かくすなわち車速■と操舵角速度θ
8との関係が第7図の斜線領域の中に含まれるか)が判
別され、基準値より小さい場合はステップS2に戻る。
速■に対応する操舵速度基準値が読み出され、続くステ
ップS13では操舵角速度センサ49から検出される操
舵角速度θ□の絶対値がステップSllで求められた基
準値以上であるか否かくすなわち車速■と操舵角速度θ
8との関係が第7図の斜線領域の中に含まれるか)が判
別され、基準値より小さい場合はステップS2に戻る。
ステップS43において操舵角速度Ouの絶対値が基準
値以上であると判別された場合はステップSL4に進み
、戻しフラグθFLGを1にすると共にタイミングタイ
マエアをOにセットする。ステップS14経過後ははス
テップS15に進み、横Gセンサ46の出力の微分値、
即ち車体の横加加速度Y、の絶対値が所定値以上である
か否かが判別される。ステップS15で横加加速度YG
の絶対値が所定値以上ではないと判別された場合はステ
ップS2に戻り以降の処理を繰り返す。
値以上であると判別された場合はステップSL4に進み
、戻しフラグθFLGを1にすると共にタイミングタイ
マエアをOにセットする。ステップS14経過後ははス
テップS15に進み、横Gセンサ46の出力の微分値、
即ち車体の横加加速度Y、の絶対値が所定値以上である
か否かが判別される。ステップS15で横加加速度YG
の絶対値が所定値以上ではないと判別された場合はステ
ップS2に戻り以降の処理を繰り返す。
ところで、基準値以上の操舵角速度/ilIの発生に対
して設定値以上の横加加速度YGの発生は遅れを生じる
こともあるので、前述のタイミングタイマTTが使用さ
れている。すなわち、ステップS15からステップS2
に戻った場合でも再びステップS7に進むと戻しフラグ
7FLGが1になっていることからステップS16に進
む。ステップS16ではタイミングタイマの記憶値T1
に制御周期INTが加算されてタイミングタイマのカウ
ントが行われ、ステップS17に進む。ステップS17
ではタイミングタイマの値TTが所定時間C8より大き
いか否かが判別され、coより大きい場合はステップS
17で戻しフラグθFLGがOにリセットされた後ステ
ップS2に戻る。タイミングタイマの値T、が所定時間
C8より大きくない場合は、ステップS17から再びス
テップS15に進んで、横加加速度YGの絶対値が所定
値以上であるか否かが判別される。このため、操舵角速
度6□が基準値以上であることが検出されてから、所定
時間C8以内はステップS15の判別を行うことにより
、横加加速度♀6の発生に遅れが生じる場合にも対応で
きるものとなっている。
して設定値以上の横加加速度YGの発生は遅れを生じる
こともあるので、前述のタイミングタイマTTが使用さ
れている。すなわち、ステップS15からステップS2
に戻った場合でも再びステップS7に進むと戻しフラグ
7FLGが1になっていることからステップS16に進
む。ステップS16ではタイミングタイマの記憶値T1
に制御周期INTが加算されてタイミングタイマのカウ
ントが行われ、ステップS17に進む。ステップS17
ではタイミングタイマの値TTが所定時間C8より大き
いか否かが判別され、coより大きい場合はステップS
17で戻しフラグθFLGがOにリセットされた後ステ
ップS2に戻る。タイミングタイマの値T、が所定時間
C8より大きくない場合は、ステップS17から再びス
テップS15に進んで、横加加速度YGの絶対値が所定
値以上であるか否かが判別される。このため、操舵角速
度6□が基準値以上であることが検出されてから、所定
時間C8以内はステップS15の判別を行うことにより
、横加加速度♀6の発生に遅れが生じる場合にも対応で
きるものとなっている。
そして、ステップS15で横加加速度YGの絶対値が所
定値以上であると判別された場合はステップS19に進
み、制御レベルメモ!JMCLの値が0より大きいか否
かが判別される。ステップS19で制御レベルメモ!J
MCLの値が0より大きくないと判別された場合は補正
操舵を行う必要はないと判断されてステップS2に戻り
以降の処理を繰り返す。また、ステップS19で制御レ
ベルメモIJ M CLの値が0より大きいと判別され
る場合は、急激な切り込み操舵が行われた後、急激に切
り戻し操舵が行われしかも車体に作用している横Gが急
激に減少している場合であり、この場合は車体にヨ一方
向の揺り戻しが発生し易いことからステップ520以降
の操舵角補正のための処理が行われる。
定値以上であると判別された場合はステップS19に進
み、制御レベルメモ!JMCLの値が0より大きいか否
かが判別される。ステップS19で制御レベルメモ!J
MCLの値が0より大きくないと判別された場合は補正
操舵を行う必要はないと判断されてステップS2に戻り
以降の処理を繰り返す。また、ステップS19で制御レ
ベルメモIJ M CLの値が0より大きいと判別され
る場合は、急激な切り込み操舵が行われた後、急激に切
り戻し操舵が行われしかも車体に作用している横Gが急
激に減少している場合であり、この場合は車体にヨ一方
向の揺り戻しが発生し易いことからステップ520以降
の操舵角補正のための処理が行われる。
すなわち、ステップS19で制御レベルメモリMCLの
値が0より大きいと判別されると、ステップS20に進
んで制御タイマの記憶値T。が0にセットされた後、続
くステップ521では補正フラグRFLGが1にセット
されると共に戻しフラグ7FLGがOにリセットされる
。次のステップS22では横Gセンサ46の出力Yr、
が横GメモIJM、、に記憶される。その後のステップ
S23では補正操舵の目標となる制御量Ccθとして制
御レベルメモIJ M CLの値が設定され、制御レベ
ルメモIJ M CLは続くステップS24でクリヤさ
れる。ステップS24の経過後はステップS25に進み
、制御タイマの記憶値T。に制御周期INTが加算され
て制御タイマのカウントが行われ、ステップ326に進
む。ステップS26では制御タイマの値T。が所定時間
C□より大きいか否がが判別され、C1より大きくない
場合は、ステップS27に進んで前輪の操舵角の補正値
θ2を以下の式により演算する。
値が0より大きいと判別されると、ステップS20に進
んで制御タイマの記憶値T。が0にセットされた後、続
くステップ521では補正フラグRFLGが1にセット
されると共に戻しフラグ7FLGがOにリセットされる
。次のステップS22では横Gセンサ46の出力Yr、
が横GメモIJM、、に記憶される。その後のステップ
S23では補正操舵の目標となる制御量Ccθとして制
御レベルメモIJ M CLの値が設定され、制御レベ
ルメモIJ M CLは続くステップS24でクリヤさ
れる。ステップS24の経過後はステップS25に進み
、制御タイマの記憶値T。に制御周期INTが加算され
て制御タイマのカウントが行われ、ステップ326に進
む。ステップS26では制御タイマの値T。が所定時間
C□より大きいか否がが判別され、C1より大きくない
場合は、ステップS27に進んで前輪の操舵角の補正値
θ2を以下の式により演算する。
θ2=CCθ(To/Ct)
但し;C60は制御量。
C1は立ち上げ立ち下げ時間
ステップS27の経過後はステップ328に進み、横G
メモリの記憶値が右向き(左旋回に対応)であるか左向
き(右旋回に対応)であるかが判別され、右向き(左旋
回)であればステップS29に進んで前輪が左方向に0
2分だけ補正操舵されるようにステッピングモータ29
の駆動を制御するし、ステップ328の判別結果が左向
き(右旋回)であればステップS30に進んで前輪が右
方向に02分だけ補正操舵されるようにステッピングモ
ータ29の駆動を制御する。ステップS29あるいはス
テップ530を経過した後は、ステップS2に戻るが、
補正フラグRFLGは1になっているた約、ステップS
6からステップS25に進んでタイマの値TCを増加さ
せた後、再びステップS26に到る。制御タイマの値T
cが所定時間CT以下の場合に使用されるステップS2
7の演算式では制御タイマの値T。が増加するとθ2も
増大するので、制御タイマの値TCが所定時間C7に達
するまでは時間とともに操舵角の補正量θ2が増大する
。そして、制御タイマの値Tcが所定時間CTに達した
時点では、θ2はC60となるので、この時点で目標の
制御量CCθとして記憶されていた目標補正操舵量が前
輪に発生することになる。
メモリの記憶値が右向き(左旋回に対応)であるか左向
き(右旋回に対応)であるかが判別され、右向き(左旋
回)であればステップS29に進んで前輪が左方向に0
2分だけ補正操舵されるようにステッピングモータ29
の駆動を制御するし、ステップ328の判別結果が左向
き(右旋回)であればステップS30に進んで前輪が右
方向に02分だけ補正操舵されるようにステッピングモ
ータ29の駆動を制御する。ステップS29あるいはス
テップ530を経過した後は、ステップS2に戻るが、
補正フラグRFLGは1になっているた約、ステップS
6からステップS25に進んでタイマの値TCを増加さ
せた後、再びステップS26に到る。制御タイマの値T
cが所定時間CT以下の場合に使用されるステップS2
7の演算式では制御タイマの値T。が増加するとθ2も
増大するので、制御タイマの値TCが所定時間C7に達
するまでは時間とともに操舵角の補正量θ2が増大する
。そして、制御タイマの値Tcが所定時間CTに達した
時点では、θ2はC60となるので、この時点で目標の
制御量CCθとして記憶されていた目標補正操舵量が前
輪に発生することになる。
制御タイマの値T。が所定時間CTよりも大きくなると
、ステップS26からステップ331に進んで前輪の操
舵角補正値θ2の演算式が以下の式に変更され、この式
に基づき操舵角補正値θ2が演算される。
、ステップS26からステップ331に進んで前輪の操
舵角補正値θ2の演算式が以下の式に変更され、この式
に基づき操舵角補正値θ2が演算される。
θ2=CCθ (2−T、/CT)
ステップ331の経過後はステップS32に進み、横G
メモリの記憶値が右向き(左旋回に対応)であるか左向
きく右旋回に対応)であるかが判別され、右向き(左旋
回)であればステップS33に進んで前輪の補正操舵量
が左方向にθ2となるようにステッピングモータ29の
駆動を制御するし、ステップS32の判別結果が左向き
(右旋回)であればステップS34に進んで前輪の補正
操舵量が右方向にθ2となるようにステッピングモータ
29の駆動を制御する。ステップ333あるいはステッ
プS34を経過した後は、ステップS35で現在の補正
操舵量θ2がOであるか否かが判別され、Oでなければ
ステップs2に戻るが、ステップS6からステップS2
6を経て再びステップS31に到る。ステップS31の
演算式では、制御タイマの値T。が増加すると02は減
少するので制御タイマの値T。が所定時間2CTに達す
るまでは時間と共に操舵角の補正量が減少する。そして
、制御タイマの値T。が2C,になるとステップS31
で演算される補正操舵量θ。
メモリの記憶値が右向き(左旋回に対応)であるか左向
きく右旋回に対応)であるかが判別され、右向き(左旋
回)であればステップS33に進んで前輪の補正操舵量
が左方向にθ2となるようにステッピングモータ29の
駆動を制御するし、ステップS32の判別結果が左向き
(右旋回)であればステップS34に進んで前輪の補正
操舵量が右方向にθ2となるようにステッピングモータ
29の駆動を制御する。ステップ333あるいはステッ
プS34を経過した後は、ステップS35で現在の補正
操舵量θ2がOであるか否かが判別され、Oでなければ
ステップs2に戻るが、ステップS6からステップS2
6を経て再びステップS31に到る。ステップS31の
演算式では、制御タイマの値T。が増加すると02は減
少するので制御タイマの値T。が所定時間2CTに達す
るまでは時間と共に操舵角の補正量が減少する。そして
、制御タイマの値T。が2C,になるとステップS31
で演算される補正操舵量θ。
がOになるので前輪に対する補正操舵は行われなくなり
、ステップS35からステップS36に進む。ステップ
S36では制御ICCθ、補正フラグRFLG及び横G
メモIJM、Gがそれぞれリセットされて0になり、ス
テップS36経過後は再びステップS2以降の処理が繰
り返される。
、ステップS35からステップS36に進む。ステップ
S36では制御ICCθ、補正フラグRFLG及び横G
メモIJM、Gがそれぞれリセットされて0になり、ス
テップS36経過後は再びステップS2以降の処理が繰
り返される。
また、運転者がステアリングホイール1の切り戻しに続
いて逆方向にステアリングホイール1を切り込んだとす
ると、ステップs5がらステップS8,9.10に進ん
で次の切り戻し時のための準備がなされるが、その後は
ステップs6に進むので、補正フラグRFLGが1であ
る限りはステツブS20以降の処理がなされ、補正フラ
グRFLGがOになるまで補正操舵が実行される。そし
て、このような状況では補正操舵の実行中に次の切り戻
し時の補正操舵のための準備がなされているため、連続
して操舵操作が繰り返される場合でも、常に切り戻し時
の補正操舵が行われることになる。
いて逆方向にステアリングホイール1を切り込んだとす
ると、ステップs5がらステップS8,9.10に進ん
で次の切り戻し時のための準備がなされるが、その後は
ステップs6に進むので、補正フラグRFLGが1であ
る限りはステツブS20以降の処理がなされ、補正フラ
グRFLGがOになるまで補正操舵が実行される。そし
て、このような状況では補正操舵の実行中に次の切り戻
し時の補正操舵のための準備がなされているため、連続
して操舵操作が繰り返される場合でも、常に切り戻し時
の補正操舵が行われることになる。
上記実施例によれば、ステアリングホイール1の切り増
し時の車速Vと操舵角速度θ□とから切り戻し時に必要
とされる制御量のレベルMCL(=CCθ)を予測し、
切り戻し時の操舵角速度θ9が車速に対応した基準値以
上で且つ横Gの変化率Y、が設定値以上であることが検
出されると、予測した制御量CCθの補正操舵を前輪を
切り増しする方向に与えるための制御が実行される。
し時の車速Vと操舵角速度θ□とから切り戻し時に必要
とされる制御量のレベルMCL(=CCθ)を予測し、
切り戻し時の操舵角速度θ9が車速に対応した基準値以
上で且つ横Gの変化率Y、が設定値以上であることが検
出されると、予測した制御量CCθの補正操舵を前輪を
切り増しする方向に与えるための制御が実行される。
すなわち、第8図に示すように、基準操舵角速度以上の
ステアリングホイール1の切り戻し時において横Gの変
化率Y、が設定値以上になった時点から所定時間2Ct
の間、ステアリングホイール1から入力される操舵角θ
。にステッピングモータ29から入力される補正舵角θ
、が付加されて前輪の実舵角が制御されることになり、
補正舵角θ2は制御開始からC工時間経過後に目標の補
正舵角CCθに達する。
ステアリングホイール1の切り戻し時において横Gの変
化率Y、が設定値以上になった時点から所定時間2Ct
の間、ステアリングホイール1から入力される操舵角θ
。にステッピングモータ29から入力される補正舵角θ
、が付加されて前輪の実舵角が制御されることになり、
補正舵角θ2は制御開始からC工時間経過後に目標の補
正舵角CCθに達する。
そして、上記の制御を行うことにより、第9゜10図に
示す如く、前輪のコーナリングフォースCFが増大し、
後輪のコーナリングフォースCFとバランスするように
なるたと、旋回状態から直進への復帰時に前輪のコーナ
リングフォースが後輪のコーナリングフォースより極端
に小さくなる現象を回避できるようになるので、ヨーレ
イトの収れん性が改善されて、急操舵時においても安定
した直進復帰を行うことができ、運転者の操舵入力に対
する車体応答性がフラットになる。
示す如く、前輪のコーナリングフォースCFが増大し、
後輪のコーナリングフォースCFとバランスするように
なるたと、旋回状態から直進への復帰時に前輪のコーナ
リングフォースが後輪のコーナリングフォースより極端
に小さくなる現象を回避できるようになるので、ヨーレ
イトの収れん性が改善されて、急操舵時においても安定
した直進復帰を行うことができ、運転者の操舵入力に対
する車体応答性がフラットになる。
また、補正操舵を行うためのアクチュエータとなるステ
ッピングモータ29は、車速と操舵角に応じてステアリ
ングギヤ比を変化させてステアリングホイールの操作性
を改善させるた杓にも使用されており、比較的簡単な構
成で多機能のステアリング制御装置を実現することがで
きる。
ッピングモータ29は、車速と操舵角に応じてステアリ
ングギヤ比を変化させてステアリングホイールの操作性
を改善させるた杓にも使用されており、比較的簡単な構
成で多機能のステアリング制御装置を実現することがで
きる。
なお、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、伝達比可変機構として他の方式のものを使用しても
良いし、ヨーレイトセンサを使用することも勿論可能で
ある。また、横Gセンサを使用しないで操舵角速度だけ
を切り戻し時の補正操舵実行の基準としてもよく、補正
操舵量を一定値としても良い。また、このほか本発明の
要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である
ことは言うまでもない。
く、伝達比可変機構として他の方式のものを使用しても
良いし、ヨーレイトセンサを使用することも勿論可能で
ある。また、横Gセンサを使用しないで操舵角速度だけ
を切り戻し時の補正操舵実行の基準としてもよく、補正
操舵量を一定値としても良い。また、このほか本発明の
要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である
ことは言うまでもない。
(発明の効果)
以上、実施例と共に具体的に説明したように、本発明に
よれば、前輪の舵角を積極的に制御することにより急操
舵時の直進復帰時にヨーレイトの揺り返しが生じること
を抑制されてヨーレイトの減衰性が向上し、車両の操安
性が向上するステアリング制御装置をを提供する効果を
奏する。
よれば、前輪の舵角を積極的に制御することにより急操
舵時の直進復帰時にヨーレイトの揺り返しが生じること
を抑制されてヨーレイトの減衰性が向上し、車両の操安
性が向上するステアリング制御装置をを提供する効果を
奏する。
第1図は本発明の一実施例を示すシステム構成図、第2
図は伝達比可変機構としての遊星歯車機構4の詳細構造
を示す縦断面図、第3図は同横断面図、第4図は車速と
操舵角に応じたステアリングギヤ比の制御の特性図、第
5図は切り戻し時の補正操舵の制御内容を示すフローチ
ャート図、第6図は制御レベルCθを求めるためのマツ
プ図、第7図は車速に対応した基準操舵角速度のマツプ
図、第8図は切り戻し時の補正操舵制御のタイミング図
、第9図は同ヨーレイト特性図、第10図は同2輪モデ
ル図、第11図は従来における車両旋回時のヨーレイト
特性図、第12図は同2輪モデル図である。 1・・・ステアリングホイール 4・・・遊星歯車機構、29・・・ステッピングモータ
45・・・コントローラ、46・・・横Gセンサ47・
・・車速センサ、48・・・操舵角センサ49・・・操
舵角速度センサ
図は伝達比可変機構としての遊星歯車機構4の詳細構造
を示す縦断面図、第3図は同横断面図、第4図は車速と
操舵角に応じたステアリングギヤ比の制御の特性図、第
5図は切り戻し時の補正操舵の制御内容を示すフローチ
ャート図、第6図は制御レベルCθを求めるためのマツ
プ図、第7図は車速に対応した基準操舵角速度のマツプ
図、第8図は切り戻し時の補正操舵制御のタイミング図
、第9図は同ヨーレイト特性図、第10図は同2輪モデ
ル図、第11図は従来における車両旋回時のヨーレイト
特性図、第12図は同2輪モデル図である。 1・・・ステアリングホイール 4・・・遊星歯車機構、29・・・ステッピングモータ
45・・・コントローラ、46・・・横Gセンサ47・
・・車速センサ、48・・・操舵角センサ49・・・操
舵角速度センサ
Claims (1)
- ステアリングホィールとタイロッドとの間に設けられス
テアリングホィールの操舵に対する前輪舵角の伝達比を
変化させる伝達比可変機構と、同伝達可変機構の作動を
制御するアクチュエータと、ステアリングホィールの操
舵状態を検出する操舵センサと、車速を検出する車速セ
ンサと、上記操舵センサ及び車速センサの検出信号に基
づいて上記アクチュエータの作動を制御するコントロー
ラとを有し、同コントローラは、所定車速以上でステア
リングホィールが切り戻し状態にあり且つ切り戻しの操
舵速度が設定値以上であることを検知すると、上記前輪
の舵角を増大させる方向に上記伝達比可変機構を作動さ
せる制御信号を上記アクチュエータに出力するよう構成
されていることを特徴とする車両用ステアリング制御装
置
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27844990A JP2580865B2 (ja) | 1990-10-17 | 1990-10-17 | 車両用ステアリング制御装置 |
GB9121893A GB2249530B (en) | 1990-10-17 | 1991-10-15 | Steering control apparatus for vehicle |
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