JPH11334627A - 車両用操舵制御装置 - Google Patents

車両用操舵制御装置

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Publication number
JPH11334627A
JPH11334627A JP10147658A JP14765898A JPH11334627A JP H11334627 A JPH11334627 A JP H11334627A JP 10147658 A JP10147658 A JP 10147658A JP 14765898 A JP14765898 A JP 14765898A JP H11334627 A JPH11334627 A JP H11334627A
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JP
Japan
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steering
transmission ratio
correction amount
vehicle
deceleration
Prior art date
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Pending
Application number
JP10147658A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiyunji Kawamuro
巡児 河室
Morihiro Matsuda
守弘 松田
Masahiko Shinto
雅彦 新堂
Takahiro Koshiro
隆博 小城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Priority to US09/298,997 priority patent/US6302441B1/en
Priority to DE19920718A priority patent/DE19920718B4/de
Publication of JPH11334627A publication Critical patent/JPH11334627A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/008Changing the transfer ratio between the steering wheel and the steering gear by variable supply of energy, e.g. by using a superposition gear
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D6/00Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits
    • B62D6/02Arrangements for automatically controlling steering depending on driving conditions sensed and responded to, e.g. control circuits responsive only to vehicle speed

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の加減速状態に応じて伝達比の変化率を
変更するだけでは、加減速中の旋回操作に合った好適な
伝達比が設定できない。 【解決手段】 車速に応じた基本伝達比Gbaseを決定す
ると共に、加減速中における切り込み操舵の場合と戻し
操舵の場合でそれぞれ個別に補正量αを決定する。これ
をもとに、伝達比可変機構の伝達比GをG=Gbase+α
として設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操舵ハンドルの操
舵角と車輪の転舵角との間の伝達比を変化させ得る伝達
比可変機構を備えた車両用操舵制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、操舵ハンドルの操舵角と車輪
の転舵角との間の伝達比を変化させ得る伝達比可変機構
を備えた車両用操舵制御装置が知られている。例えば、
特開昭62−46771号では、車速変化に対する伝達
比変化の応答性を車両の加減速状態に応じて変化させて
いる。具体的には、加速時に伝達比変化の応答性を高く
保つことで操舵に対する車輪転舵の追従性を良好にし、
減速時に伝達比変化の応答性を低く保つことで車速変化
に伴う伝達比の急激な変更を抑制し操縦安定性を向上さ
せている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】カーブを走行する場合
には、カーブへの進入に伴って旋回方向に操舵ハンドル
が切り込まれ、カーブ出口が近づくに連れて、切り込ん
だ操舵ハンドルを徐々に戻すような操舵がなされる。特
開昭62−46771号ではこのようなカーブを走行す
る際の操舵操作とその際の車速変化についは何ら考慮さ
れておらず、車両が旋回中であっても、車両の加減速状
態のみに基づいて伝達比の応答性が変化してしまい、旋
回時の操舵操作に合った伝達比の設定が行われていな
い。
【0004】本発明はこのような課題を解決すべくなさ
れたものであり、その目的は、加速や減速を伴う旋回時
の操舵操作に合った好適な伝達比を設定する車両用操舵
制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1にかか
る車両用操舵制御装置は、車輪の転舵角に対する操舵ハ
ンドルの操舵角の伝達比を変化させる伝達比可変機構を
備えた車両用操舵制御装置であって、車両の加減速状態
を判定する加減速状態判定手段と、操舵ハンドルの操舵
角をもとに操舵状態を判定する操舵状態判定手段と、車
両の走行状態に応じた基本伝達比を決定する基本伝達比
決定手段と、加減速状態判定手段によって加減速中であ
ると判定された場合に、操舵状態判定手段の判定結果を
もとに、基本伝達比に対する補正量を決定する補正量決
定手段と、基本伝達比決定手段及び補正量決定手段で決
定された各値をもとに、伝達比可変機構の伝達比を設定
する伝達比設定手段とを備えて構成する。
【0006】加減速状態判定手段では、例えば車両が加
速中であるか、減速中であるかなどを判定し、操舵状態
判定手段では、例えば切り込み操舵であるか、戻し操舵
であるかなどを判定する。補正量決定手段では、このよ
うにして判定された車両の加減速状態と操舵状態とを考
慮して、基本伝達比に対する補正量を決定する。
【0007】請求項2にかかる車両用操舵制御装置は、
請求項1における車両用操舵制御装置において、補正量
決定手段は、加減速中の操舵状態が切り込み操舵の場合
には基本伝達比を減少させるように、加減速中の操舵状
態が戻し操舵の場合には基本伝達比を増加させるよう
に、補正量を決定する。
【0008】このように補正量を決定することで、加減
速中の切り込み操舵の場合には基本伝達比がよりクイッ
クとなる(操舵量に対する転舵量がより大きくなる)よ
うに補正されることとなり、切り込み操舵時のハンドル
操舵量が軽減されるように作用する。また、加減速中に
おける戻し操舵の場合には基本伝達比がよりスローとな
る(操舵量に対する転舵量がより小さくなる)ように補
正されるため、同一の操舵角に対する車輪の転舵角がよ
り中立位置(直進位置)に向かうように作用することと
なり、これにより戻し操舵時のハンドル操舵量が軽減さ
れる。従って、補正量決定手段によってこのように補正
量が決定されることで、少ないハンドル操舵量でカーブ
を走行することができる。
【0009】請求項3にかかる車両用操舵制御装置は、
請求項1又は2における車両用操舵制御装置において、
基本伝達比に対する補正開始時と補正終了時に、伝達比
設定手段で設定される伝達比を経時的に徐々に変化させ
る徐変手段をさらに備えて構成する。
【0010】補正開始時及び補正終了時には、補正量の
影響により、伝達比設定手段で設定される伝達比が急激
に変化する場合があるため、徐変手段を介在させること
で、伝達比の急変を抑制することができる。
【0011】請求項4にかかる車両用操舵制御装置は、
請求項1又は2における車両用操舵制御装置において、
補正量決定手段は、加速中の切り込み操舵、加速中の戻
し操舵、減速中の切り込み操舵及び減速中の戻し操舵の
各操舵状態に応じて、補正量を決定する。
【0012】このような各操舵状態に応じて補正量を決
定することで、加減速中における各操舵状態に合った好
適な伝達比を設定することができる。
【0013】請求項5にかかる車両用操舵制御装置は、
請求項1又は2における車両用操舵制御装置において、
補正量決定手段は、操舵角の変化量が所定のしきい値よ
りも小の場合に、補正量の変更を禁止する禁止手段を備
えて構成する。
【0014】このような禁止手段を設けることで、旋回
中の微少操舵に敏感に反応することなく、一定の旋回状
態を安定して維持することができる。
【0015】請求項6にかかる車両用操舵制御装置は、
請求項5における車両用操舵制御装置において、禁止手
段におけるしきい値を車両の走行状態に応じて設定する
しきい値設定手段をさらに備えて構成する。
【0016】禁止手段におけるしきい値は保舵状態であ
るか否かを判定するためのしきい値となり、一方、操舵
ハンドルの操舵角と車輪の転舵角との関係を規定する伝
達比は、車両の走行状態に応じて変化する。そこで、こ
のような禁止手段におけるしきい値を車両の走行状態に
応じて設定することで、保舵状態であるか否か、すなわ
ち補正量を変化させるか否かについて、より正確に判定
することができる。
【0017】請求項7にかかる車両用操舵制御装置は、
請求項1又は2における車両用操舵制御装置において、
補正量決定手段は、加減速度の大きさに応じて補正量を
変化させる調整手段をさらに備えて構成する。
【0018】このような調整手段を備えることで、車両
の加減速度が増加するに連れて、伝達比をより機敏に変
化させたり、或いは反対に伝達比の急激な変化を抑制す
るように調整することができる。
【0019】請求項8にかかる車両用操舵制御装置は、
請求項1又は2における車両用操舵制御装置において、
補正量決定手段は、車速の大きさに応じて補正量を変化
させる調整手段をさらに備えて構成する。
【0020】このような調整手段を備えることで、例え
ば高車速域において伝達比が過度に大きく変化すること
を抑制することができる。
【0021】請求項9にかかる車両用操舵制御装置は、
請求項1又は2における車両用操舵制御装置において、
補正量決定手段は、操舵速度の大きさに応じて補正量を
変化させる調整手段をさらに備えて構成する。
【0022】操舵速度が速い場合には運転者が車両の旋
回状態を速く変化させたい状況である。従って、調整手
段によって、例えば操舵速度が増大するに連れて補正量
が増加するように調整することで、急操舵時のハンドル
操舵量を軽減でき、車輪を速く転舵させたいという運転
者の操舵意志を反映させた形で伝達比を設定することが
できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
添付図面を参照して説明する。
【0024】図1に実施形態にかかる操舵装置100の
構成を示す。
【0025】入力軸20と出力軸40とは伝達比可変機
構30を介して連結されており、入力軸20には操舵ハ
ンドル10が連結されている。出力軸40は、ラックア
ンドピニオン式のギヤ装置50を介してラック軸51に
連結されており、ラック軸51の両側には車輪FW1、
FW2が連結されている。
【0026】また、入力軸20には操舵ハンドル10の
操舵位置を検出する入力角センサ21を設け、出力軸4
0には出力軸40の回転位置を検出する出力角センサ4
1を設けている。この出力軸40の回転角はラック軸5
1のストローク位置に対応し、さらにラック軸51のス
トローク位置は車輪FW1、FW2の転舵角に対応する
ため、出力角センサ41によって出力軸40の回転角を
検出することで、車輪FW1、FW2の転舵角を検出し
ている。
【0027】なお、入力角θhを示す入力角センサ21
のセンサ出力と操舵ハンドル10の実際の操舵角との関
係は、例えば図2に示すようになっている。このため、
舵角中立位置ではセンサ出力は0であり、舵角中立位置
から右方向に操舵角が増加するに連れてセンサ出力は正
側に増加し、左方向に操舵角が増加するに連れてセンサ
出力は負側に増加する。
【0028】伝達比可変機構30は、入力軸20と出力
軸40とを連結するギヤ機構を備えており、このギヤ機
構をアクチュエータ31で駆動することで、操舵ハンド
ル10の操舵角と車輪FW1、FW2の転舵角との間の
伝達比G(G=操舵角/転舵角)を変化させる機能を有
している。
【0029】この伝達比可変機構30の駆動制御は操舵
制御装置70によって実施される。操舵制御装置70に
は、入力角センサ21、出力角センサ41及び車速セン
サ60の各検出信号が与えられ、これらの信号をもとに
伝達比を設定し、設定した伝達比に応じて伝達比可変機
構30の駆動制御を実施している。
【0030】ここで、操舵制御装置70で実行される各
処理について説明する。
【0031】ステップ(以下、ステップを「S」と記
す)100として示す図3のフローチャートは、操舵制
御装置70で実行されるメインルーチンを示しており、
このメインルーチンでの主な処理は、まず、車速Vに応
じて設定される基本伝達値Gbaseと、車両の操舵状態及
び加減速状態に基づいて設定される補正量αとをもと
に、伝達比可変機構30の伝達比Gを設定する。そし
て、設定した伝達比Gをもとに、操舵ハンドル10の入
力角θhに応じてアクチュエータ31の駆動制御を行
う。
【0032】以下、図3のフローチャートに沿って順に
説明する。
【0033】S100として示すフローチャートは、イ
グニションスイッチのオン操作によって起動する。S1
00が起動した後、まず、S102に進み、入力角セン
サ21で検出された入力角θh、出力角センサ41で検
出された出力角θp及び車速センサ60で検出された車
速Vの値をそれぞれ読み込む。
【0034】続くS104では、S102で取得した車
速Vと前回のルーチンで記憶した車速Voldとをもと
に、|V−Vold|の値が予め規定したしきい値Vthよ
り大であるかを判定する。S104で「No」と判定さ
れた場合にはS106に進み、車両が定速走行中である
と見なし補正量α=0として設定する。これに対し、S
104で「Yes」と判定された場合には、車両が加速
中或いは減速中となる加減速状態にあると判断し、S2
00として示す補正量αの設定処理に移行する。なお、
この補正量αの設定処理については後に詳述する。
【0035】S106或いはS200を経た後、S10
8に進み、伝達比可変機構30の基本伝達比Gbaseを設
定する。具体的に、図4に示す車速Vと基本伝達比Gba
seとの関係を規定するグラフに基づき、S102で取得
した車速Vに応じた基本伝達比Gbaseを設定する。
【0036】続くS110では、S108で設定した基
本伝達比Gbaseと、S106或いはS200において設
定された補正量αとをもとにGbase+αを演算し、その
演算結果を、伝達比可変機構30の伝達比Gとして設定
する。
【0037】続くS112では、設定された伝達比Gと
S102で読み込まれた入力角θhとをもとにθpm=
(1/G)・θhを演算し、アクチュエータ31の目標
回転角を表す出力角目標値θpmを設定する。
【0038】続くS114では、S112で設定された
出力角目標値θpmと、S102で読み込んだ出力角θ
pとの偏差eを、e=θpm−θpとして演算する。
【0039】続くS116では、オーバーシュートする
ことなく偏差eを0にするように、アクチュエータ31
を制御する制御信号Isを決定する。この処理の一例と
しては、Is=C(s)・eの演算式に基づいて、PI
D制御のパラメータを適切に設定することにより制御信
号Isを決定することができる。なお、式中の「s」は
ラプラス演算子である。
【0040】続くS118では、S116で決定された
制御信号Isをアクチュエータ31に出力し、制御信号
Isに応じてアクチュエータ31を駆動する。
【0041】そして続くS120では、今回のルーチン
で取得した入力角θh及び車速Vの値をそれぞれθhol
d及びVoldとして記憶すると共に、S106或いはS2
00において設定した基本伝達比Gbaseの補正量αの値
をαoldとして記憶する。
【0042】この後、S122に進み、イグニションス
イッチ(IG)がオフ操作されたかを判定し、「No」
の場合にはS102に戻り、S122で「Yes」と判
定されるまで、前述したS102以降の処理が繰り返し
実行される。
【0043】次に、S200として示す補正量αの設定
処理について、図5のフローチャートに沿って順に説明
する。
【0044】まず、S202に進んで、S102で取得
した入力角θhと前回のルーチンで取得した入力角θh
oldとを比較し、|θh−θhold|の値が所定のしきい
値θthより大であるかを判定する。
【0045】S202で「Yes」と判定された場合に
はS204に進み、S102で取得した入力角θhの値
が0以上であるかを判定する。この結果、先に示した図
2を参照すると、「Yes」と判定された場合には操舵
ハンドル10を右方向に回転させる右操舵であり、「N
o」と判定された場合には操舵ハンドル10を左方向に
回転させる左操舵である。
【0046】S204で「Yes」と判定された場合、
すなわち右操舵の場合にはS206に進み、入力角θh
>入力角θholdであるかを判定する。S204で「Y
es」と判定された場合には、右操舵においてさらに入
力角θhが増大していることになり、このような操舵状
態は右方向への切り込み操舵であるため、S208に進
んで「切り込み操舵」と判定する。また、S206で
「No」と判定された場合には、右操舵において入力角
θhが減少していることになり、このような操舵状態は
操舵角の中立位置へ向かう戻し操舵であるため、S21
0に進んで「戻し操舵」と判定する。
【0047】同様に、S204で「No」と判定された
場合、すなわち左操舵の場合にはS212に進み、入力
角θh<入力角θholdであるかを判定し、「Yes」
と判定された場合にはS208に進んで「切り込み操
舵」と判定し、「No」と判定された場合にはS210
に進んで「戻し操舵」と判定する。
【0048】このようにしてS208或いはS210を
経由して操舵状態を判定した後、S300に進み、判定
された操舵状態に応じて補正量αを設定する。
【0049】S300では、例えば図6の表をもとに、
切り込み操舵の場合には補正量αを−α0(α0は正の
値)に設定し、戻し操舵の場合には補正量αをα0に設
定する。このため、加減速中の切り込み操舵の場合に
は、基本伝達比Gbaseがよりクイックとなる(操舵量に
対する転舵量がより大きくなる)ように補正されること
となり、切り込み操舵時のハンドル操舵量を軽減するこ
とできる。また、加減速中の戻し操舵の場合には、基本
伝達比Gbaseがよりスローとなる(操舵量に対する転舵
量がより小さくなる)ように補正されるため、同一の操
舵角に対する車輪の転舵角がより中立位置(直進位置)
に向かうように作用することとなり、戻し操舵時のハン
ドル操舵量を軽減することができる。
【0050】カーブ進入時には減速しながら操舵ハンド
ル10を切り込み、カーブ脱出時には加速しながら操舵
ハンドル10を戻すように運転操作がなされる場合が多
いが、このようにして加減速中の操舵状態に応じて補正
量αを設定することで、カーブ進入時及びカーブ脱出時
ともにハンドル操舵量が減少するように作用し、少ない
ハンドル操舵量でカーブを走行することができる。
【0051】このようにS300において補正量αを設
定する処理は、S202において「Yes」、すなわち
切り込み操舵或いは戻し操舵が行われたと判定された場
合に実行されるが、S202において「No」、すなわ
ち保舵状態であると判定された場合には、S214に進
んで、前回のルーチンで設定された補正量αoldの値を
補正量αとして再び設定し、S200のルーチンを終了
する。この処理により、加減速状態下において保舵状態
と見なされる微少操舵の場合には、補正量αの変更が禁
止されることとなり、旋回中の微少操舵に敏感に反応す
ることなく、一定の旋回状態を安定して維持することが
できる。
【0052】ここでS300で実行される処理につき、
他の実施形態について説明する。
【0053】S300では、図7の表をもとに補正量α
を設定することもできる。具体的には、加速中における
切り込み操舵の場合には補正量αを−α1(α1は正の
値)に設定し、戻し操舵の場合には補正量αをα2(α2
は正の値)に設定する。また、減速中における切り込み
操舵の場合には補正量αを−α3(α3は正の値)に設定
し、戻し操舵の場合には補正量αをα4(α4は正の値)
に設定する。このように補正量αの値を加減速中の操舵
状態に応じて個々に設定することもでき、これにより加
減速中の各操舵状態に合った好適な伝達比を設定するこ
とができる。なお、この際、例えば減速中の場合を例に
すると、切り込み操舵時のα3の値を戻し操舵時のα4
比べて小さく設定することで、減速中の切り込み操舵時
に車輪FW1、FW2が過大に転舵される現象を抑制
し、車輪FW1、FW2が予想以上に切れ込む、いわゆ
る巻き込みを防止することができる。
【0054】また、S300では、図8に示すフローチ
ャートに示す処理を実行することで補正量αを設定する
こともできる。
【0055】まずS310において、前述した図6或い
は図7に基づいて補正量αを設定し、続くS312にお
いて補正係数βを設定する。この補正係数βは、S31
0で設定した補正量αを調整するための係数であり、例
えば図9に示すグラフに基づき、車速Vの変化速度とな
る車両の加速度或いは減速度をもとに補正係数βを設定
する。そして続くS314では、S310及びS312
で設定した補正量α及び補正係数βを用いてα・βを演
算し、その演算結果を補正量αとして設定する。
【0056】このように図9のグラフに基づき補正係数
βの値を設定することで、車両の加減速度が大の場合に
は、加減速度が小の場合比べて補正量αの絶対値がより
大きな値に設定されるように調整されることとなり、加
減速中の切り込み操舵の場合には加減速度が大の場合に
は伝達比Gがよりクイックに設定され、加減速中の戻し
操舵の場合には加減速度が大の場合には伝達比Gがより
スローに設定されることになる。このため、加減速中に
おける切り込み操舵や戻し操舵の場合のハンドル操舵量
を低減することができる。
【0057】反対に、車両の加減速度が大となるに連れ
て補正係数βが減少するように規定することで、車両の
加減速度が大の領域における補正量αの急激な変化が抑
制されるように調整され、加減速度が大の領域において
伝達比Gが過度に変化することを抑制することが可能と
なる。
【0058】また他の実施形態として、S312におけ
る補正係数βの設定処理は、図10に示すグラフをもと
に車速Vの大きさに応じて設定するか、或いは図11に
示すグラフをもとに操舵ハンドル10の操舵速度|dθ
h/dt|の大きさに応じて設定することも可能であ
る。図10に示すように車速Vが増加するに連れて補正
係数βが減少するように規定することで、高車速域ほど
補正量αの絶対値がより小さくなるように調整されるこ
ととなり、高車速域において伝達比Gの変化量を抑制す
ることができる。また、図11に示すように操舵速度|
dθh/dt|が大となるに連れて補正係数βが増加す
るように規定することで、操舵ハンドル10を速く操作
するほど補正量αが増加するように調整することができ
る。これにより、操舵速度|dθh/dt|の大きさに
応じて、切り込み操舵時にはよりクイックに、戻し操舵
時にはよりスローとなるように伝達比Gが設定されるた
め、急操舵時のハンドル操舵量を軽減することができ、
車輪FW1、FW2を速く転舵させたいという運転者の
操舵意志を反映させた伝達比Gを設定することができ
る。
【0059】以上説明したように、図3に示したS20
0において補正量αを設定するが、基本伝達比Gbaseに
対する補正開始時及び補正終了時において、補正量αの
影響によって伝達比Gの値が急激に変化する場合があ
る。そこで、これを防止するために伝達比Gを徐々に変
化させる徐変処理を実行する。
【0060】この徐変処理をS100として示したメイ
ンルーチンで実行する場合には、例えば図12に示すよ
うに、S110において伝達比Gを設定した後、S40
2に進み、補正開始或いは補正終了から所定時間が経過
したかを判断する。この所定時間は、補正無しの特性か
ら補正有りの特性へ、或いは補正有りの特性から補正無
しの特性へ、伝達比Gが徐々に移行するために十分な時
間として予め規定した時間である。
【0061】従って、S402で「Yes」と判定され
た場合にはS112に進み、S110で設定された伝達
比Gを用いて出力角目標値θpmが演算される。
【0062】一方、S402で「No」と判定された場
合にはS404に進み、伝達比Gを徐々に変化させる徐
変処理に移行する。この徐変処理としては、例えば、S
110で設定された伝達比をG0、「s」を0<s<1
の配分定数、Goldを前回のルーチンで設定された伝達
比とすると、G=s・G0+(1−s)・Goldを演算
し、その演算結果を今回のルーチンで設定する伝達比G
として設定する。なお、このような徐変処理の手法とし
ては、この他にもローパスフィルタを介在させるなど、
伝達比Gの変化に対して遅れ要素となる手法であれば採
用することが可能である。
【0063】このような徐変処理を実行しない場合に
は、加速中の切り込み操舵時には、図13に示すように
補正開始時において伝達比Gの値が急激に減少すること
となるが、前述した徐変処理を実行することで、補正開
始の後、伝達比Gの値が補正無しの特性から補正有りの
特性へ徐々に移行するように推移する。また、減速中の
戻し操舵の場合には、図14に示すように、徐変処理を
実施しない場合には補正開始時において伝達比Gの値が
急激に増加することとなるが、前述した徐変処理を実行
することで、補正開始の後、伝達比Gの値が補正無しの
特性から補正有りの特性へ徐々に移行するように推移す
る。また、図示は省略したが、これ以外の加減速中の操
舵状態の場合や補正終了時においても、伝達比Gの値が
同様に徐々に移行するように推移する。
【0064】このようにして、S110とS112との
間にS402及びS404を実行することで、補正の開
始及び終了に伴う伝達比Gの急激な変化を抑制すること
ができる。
【0065】なお、このような徐変処理は、伝達比Gに
対して実行する以外にも、補正量αに対して実行するこ
ともできる。この場合、例えば図5のフローチャートに
おけるS300の次段に、前述したS402及びS40
4を実行すればよい。
【0066】また、このような徐変処理としては、S2
06及びS212における操舵方向の判定処理に対して
遅れ要素を持たせることで、ほぼ同様な効果を発揮させ
ることができる。
【0067】以上説明した実施形態では、図5における
S202において、|θh−θhold|の値がしきい値
θth以下の場合に保舵状態と判定したが、この判定基準
となるしきい値θthの値は、図15のグラフに示すよう
に、車速Vが増加するに連れてしきい値θthの値が減少
するように、車速Vの大きさに応じて設定することもで
きる。これは、先の図4で示したように、操舵ハンドル
10の操舵角と車輪FW1、FW2の転舵角と関係を規
定する基本伝達比Gbaseが車速Vに応じて変化するた
め、保舵状態であるか否かを判定するしきい値θthの値
を車速Vに応じて変化させることで、保舵状態であるか
否か、すなわち補正量αを変化させるか否かについて、
実際の車輪FW1、FW2の転舵状態に即してより好適
に判定することができる。
【0068】また、以上説明した実施形態では、車両の
走行状態として車速Vを検出し、車速Vに応じて基本伝
達比Gbaseを設定する場合を例示したが、この他にも、
車両の走行状態として車速V及び入力角θhを検出し、
車速V及び入力角θhに応じて基本伝達比Gbaseを設定
することもできる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、各請求項にかかる
車両用操舵制御装置によれば、補正量決定手段によっ
て、車両が加減速状態の場合に操舵状態をもとに基本伝
達比に対する補正量を決定し、決定された補正量と基本
伝達比をもとに、伝達比設定手段によって伝達比可変機
構の伝達比を設定するので、車両の加減速状態と操舵状
態とに応じて伝達比が設定されるため、加速や減速を伴
う旋回時の操舵操作に合った好適な伝達比を設定するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】操舵装置の全体的な構成を示すブロック図であ
る。
【図2】入力角センサのセンサ出力と操舵ハンドルの操
舵角との関係を示すグラフである。
【図3】操舵制御装置で実行されるメインルーチンを示
すフローチャートである。
【図4】車速Vと基本伝達比Gbaseとの関係を規定した
グラブである。
【図5】補正量αの設定処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】各操舵状態におけるそれぞれの補正量を示す表
である。
【図7】加減速中の各操舵状態に応じたそれぞれの補正
量αを示す表である。
【図8】補正量αの設定に関する他の実施形態を示すフ
ローチャートである。
【図9】車両の加減速度と補正係数βとの関係を規定し
たグラフである。
【図10】車速Vと補正係数βとの関係を規定したグラ
フである。
【図11】操舵速度|dθh/dt|と補正係数βとの
関係を規定したグラフである。
【図12】伝達比Gの設定に関する他の実施形態を示す
フローチャートである。
【図13】加速中の切り込み操舵の場合を例に、車速変
化に対する伝達比Gの推移を、徐変処理有りの場合と無
しの場合について示すグラフである。
【図14】減速中の戻し操舵の場合を例に、車速変化に
対する伝達比Gの推移を、徐変処理有りの場合と無しの
場合について示すグラフである。
【図15】車速Vとしきい値θhとの関係を規定したグ
ラフである。
【符号の説明】
30…伝達比可変機構、31…アクチュエータ、60…
車速センサ、70…操舵制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小城 隆博 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪の転舵角に対する操舵ハンドルの操
    舵角の伝達比を変化させる伝達比可変機構を備えた車両
    用操舵制御装置であって、 車両の加減速状態を判定する加減速状態判定手段と、 操舵ハンドルの操舵角をもとに操舵状態を判定する操舵
    状態判定手段と、 車両の走行状態に応じた基本伝達比を決定する基本伝達
    比決定手段と、 前記加減速状態判定手段によって加減速中であると判定
    された場合に、前記操舵状態判定手段の判定結果をもと
    に、前記基本伝達比に対する補正量を決定する補正量決
    定手段と、 前記基本伝達比決定手段及び前記補正量決定手段で決定
    された各値をもとに、前記伝達比可変機構の伝達比を設
    定する伝達比設定手段とを備える車両用操舵制御装置。
  2. 【請求項2】 前記補正量決定手段は、加減速中の操舵
    状態が切り込み操舵の場合には前記基本伝達比を減少さ
    せるように、加減速中の操舵状態が戻し操舵の場合には
    前記基本伝達比を増加させるように、前記補正量を決定
    する請求項1記載の車両用操舵制御装置。
  3. 【請求項3】 前記基本伝達比に対する補正開始時と補
    正終了時に、前記伝達比設定手段で設定される伝達比を
    経時的に徐々に変化させる徐変手段をさらに備える請求
    項1又は2記載の車両用操舵制御装置。
  4. 【請求項4】 前記補正量決定手段は、加速中の切り込
    み操舵、加速中の戻し操舵、減速中の切り込み操舵及び
    減速中の戻し操舵の各操舵状態に応じて、前記補正量を
    決定する請求項1又は2記載の車両用操舵制御装置。
  5. 【請求項5】 前記補正量決定手段は、操舵角の変化量
    が所定のしきい値よりも小の場合に、補正量の変更を禁
    止する禁止手段を備える請求項1又は2記載の車両用操
    舵制御装置。
  6. 【請求項6】 前記しきい値を車両の走行状態に応じて
    設定するしきい値設定手段をさらに備える請求項5記載
    の車両用操舵制御装置。
  7. 【請求項7】 前記補正量決定手段は、加減速度の大き
    さに応じて補正量を変化させる調整手段をさらに備える
    請求項1又は2記載の車両用操舵制御装置。
  8. 【請求項8】 前記補正量決定手段は、車速の大きさに
    応じて補正量を変化させる調整手段をさらに備える請求
    項1又は2記載の車両用操舵制御装置。
  9. 【請求項9】 前記補正量決定手段は、操舵速度の大き
    さに応じて補正量を変化させる調整手段をさらに備える
    請求項1又は2記載の車両用操舵制御装置。
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