JPH04146987A - アルミナ―ジルコニア系ラップ研磨材とその製造方法及び研磨用組成物 - Google Patents

アルミナ―ジルコニア系ラップ研磨材とその製造方法及び研磨用組成物

Info

Publication number
JPH04146987A
JPH04146987A JP2271168A JP27116890A JPH04146987A JP H04146987 A JPH04146987 A JP H04146987A JP 2271168 A JP2271168 A JP 2271168A JP 27116890 A JP27116890 A JP 27116890A JP H04146987 A JPH04146987 A JP H04146987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zirconia
polishing
alumina
abrasive
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2271168A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06104817B2 (ja
Inventor
Masahiro Tamamaki
玉巻 雅弘
Yoshihiro Onoda
小野田 芳大
Ryuichi Takahashi
隆一 高橋
Koji Tsuda
津田 幸二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON KENMAZAI KOGYO KK
Japan Abrasive Co Ltd
Original Assignee
NIPPON KENMAZAI KOGYO KK
Japan Abrasive Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON KENMAZAI KOGYO KK, Japan Abrasive Co Ltd filed Critical NIPPON KENMAZAI KOGYO KK
Priority to JP2271168A priority Critical patent/JPH06104817B2/ja
Priority to EP19910309214 priority patent/EP0480678A3/en
Priority to CA002052948A priority patent/CA2052948A1/en
Priority to AU85722/91A priority patent/AU641810B2/en
Priority to US07/773,492 priority patent/US5248318A/en
Publication of JPH04146987A publication Critical patent/JPH04146987A/ja
Publication of JPH06104817B2 publication Critical patent/JPH06104817B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K3/00Materials not provided for elsewhere
    • C09K3/14Anti-slip materials; Abrasives

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一般金属材料、ガラス及び合成樹脂を用いた
メモリーハードディスク、磁気へ・ソド及び光磁気ディ
スク、並びにその表面に施された磁性薄膜をラップ仕上
げするラップ研磨材とその製造方法及び研磨組成物の改
良に関するものである。
[従来の技術] 一般金属材料、ガラス及び合成樹脂の表面う・ンピング
用研磨材として、酸化アルミニウム系(アランダムと白
色アランダム)、炭化珪素(カーボランダムと緑色カー
ボランダム)、炭化硼素、酸化セリウム、酸化クロム、
酸化スズ、酸化鉄、酸化チタン及びダイヤモンドが知ら
れている。ラッピング時のこれらの研磨材の使用方法と
しては、一般に研磨材を微粉砕し、目的粒度に分級した
後、水を添加してスラリー状の研磨用組成物として用い
ている。ところが、最近ラッピング用途は多様化し、高
度の加工品質を得ることが望まれており、これらの一般
研磨用組成物では、十分満足のいく結果が得られていな
い。
[発明が解決しようとする課題] 従来使用されている研磨材を水でスラリー状にしてラッ
ピングに用いた場合は、研磨表面にマイクロスクラッチ
、ピンホール(ピット)あるいは完全に解明されていな
い各種の要因によって起こると言われている結晶表面の
欠陥であるオレンジピールが発生しやすい。マイクロス
クラッチやオレンジピールが発生しないようにするには
、研磨材中の研磨粒子の濃度、研磨時間、研磨圧力及び
その他の研磨要因を精密に調整する必要があり、高度の
熟練と相当の時間を要し、技術的及び経済的に困難であ
った。
一般にラップ研磨材としての評価は、研磨能率(単位時
間当たりの研磨量)と被加工物の仕上がり表面粗さで決
定される。研磨能率が高いほど、また、表面粗さが目的
とする面粗さに近いほど研磨材として優れている。通常
、粒子径の粗い研磨材を用いれば研磨能率は向上するが
、表面粗さが粗くなる。逆に細かい研磨材を用いると、
表面粗さは小さくなり目的とする面粗度を容易に得るこ
とが出来るが、研磨能率は低くなる関係にある。
従って、従来は加工物を目的の面粗さまでラッピングす
るのに、まず粒度の粗い砥粒でう・ソピングし、徐々に
粒度の細かい砥粒に変えてラッピングを行っていた。と
ころが、このような方法では砥粒を交換する毎に被加工
物を洗浄する必要があるため、砥粒のロスが大きいばか
りでなく、全工程を非常に複雑なものにしており、加工
時間も長く、工業的見地からみても望ましくない。
これらの欠点を改善すべく、次のような研磨用組成物が
提供されている。
■特公昭53−3518号では、水と酸化アルミニウム
、酸化セリウム等の研磨材にポリ塩化アルミニウム、硝
酸アルミニウム、臭化アルミニウム等の研磨促進剤とな
り得る酸性化合物を0.1〜15重量%添加した研磨用
組成物を提供している。この研磨用組成物で合成樹脂の
ラッピングを行うと研磨速度が著しく増加し、粗い研磨
材粒度を用いる必要もないので、さらに良質の研磨表面
が生成され、研磨欠陥、例えば、スクラッチ及びオレン
ジピール等が殆ど生じないとしている。
しかし、硝酸等は、酸化力が強いので、廃液の処理等公
害面で問題があり、また、研磨機や治具の金属を錆びさ
せる力や作業者の手を荒れさせる力が強い点に難点があ
った。
■特公昭5B−44273号では、シリカゾルの研磨材
と、過酸化水素水、過酸化ナトリウム、過ホウ酸ナトリ
ウム等の酸化性化合物からなる一般金属材料の研磨用組
成物が提供されている。
しかし、この研磨用組成物も過酸化水素水等を用いるの
で、前記研磨用組成物と同様酸性度が強い。また、シリ
カゾル研磨材は、硬度が酸化アルミニウム研磨材に比べ
て低いので、研磨能率も低下する欠点がある。
■特開昭53−41886号では、ダイヤモンド、立方
晶BN、アルミナ(酸化アルミニウム)、炭化珪素の粒
子径が0.1〜0.5μmの一次粒子を、結合材を用い
て1〜200μmの二次粒子とした研磨材を用いること
で、優れた研磨能率と細かい表面粗さを得られるとして
いる。
しかし、−次粒子を二次粒子に造粒・結合させる工程は
非常に複雑で、得られた二次粒子の粒度を一定に保つた
めに更に時間を費やさねばならない欠点がある。
■特開昭60−108489号では、メモリーハードデ
ィスクの磁気媒体層形成面の研磨に適した研磨方法とし
て、メモリーハードディスクト研磨パッドの表面を摺動
し、メモリーハードディスクと研磨パッドの間に、第1
段階として、次亜塩素酸ナトリウムのような酸化物を含
む酸化アルミニウムの粉末の水性スラリーを供給して、
メモリーハードディスクの無電解ニッケルめっき表面を
研磨し、次に、第2段階として、メモリーハードディス
クと研磨パッドの間に、上記スラリーと、コロイド状の
酸化アルミニウムのスラリーを供給し、メモリーハード
ディスクの無電解ニッケルめっき表面を仕上げ研磨する
方法が提供されている。
しかし、この2段階研磨方法は、多くの手間が掛かるに
も拘らず研磨量が多くなく、極めて研磨能率が低い。
■特公昭64−436号の研磨用組成物は、これらの各
種欠点を大部分補った研磨用組成物として提供されてい
る。この研磨用組成物は、水と、酸化アルミニウム研磨
材(粒状ヘーマイトを1150℃で3時間仮焼したα型
酸化アルミニウム)及び硫酸ニッケルの研磨促進剤を1
〜20重量%添加してなる中性ないし弱酸性の研磨用組
成物で、プラスチックの被研磨面、又は、メモリーハー
ドディスクの無電解ニッケルめっき、アルマイト又はア
ルミニウムの被研磨面を研磨する際に、メカノケミカル
(研磨材による機械的な加工と研磨促進剤を含んだ加工
液によるエツチングを重畳させた研磨法)により、優れ
た研磨面と研磨能率か得られ、また、中性ないし弱酸性
であるため他の物質を酸化する力が弱いので、研磨機や
治具の金属を錆びさせる力や作業者の手を荒れさせる力
が弱いとしている。
しかし、ここではα型酸化アルミニウムの単一粒子を用
いているため、目的の表面粗さを得るためには、細かい
一次粒子(細かい粒度)を用いる必要があり、研磨能率
か低く、未だ十分に満足の行くものではなかった。
そこで本発明の目的とするところは、上記のような従来
のラップ研磨材およびラップ研磨材用組成物に見られる
欠点、難点をことことく解決し、研磨能率が高く、かつ
高度の加工品質が得られるラップ研磨材並びにその製造
方法およびこのラップ研磨材を用いた研磨用組成物を提
供するところにある。
[課題を解決するだめの手段] 本発明者らは鋭意研究の結果、アルミナ−ジルコニア系
研磨材料においてジルコニアの結晶転移点以上の温度で
熱処理を施し、残留正方晶ジルコニア量を30%以下と
することで、研磨能率が高く、所望する表面粗さを容易
に得ることが出来るラップ研磨材を見いだしたものであ
る。
従来、組成中にZrO2を10〜60重量%含むアルミ
ナ−ジルコニア系研磨材は、耐摩耗性と抗破砕性に優れ
ていることが知られている。また、アルミナとジルコニ
アは固溶体を作ることが無く、製造に当り急速に冷却す
ると、その結晶構造は、小さな切れ刃を多数有する微細
構造を持つので表面粗さの細かい仕上げ面を得ることが
出来る。
しかし、このアルミナ−ジルコニア系研磨材の抗破砕性
は余りにも高すぎるために、その用途は重研削もしくは
粗研削の分野、すなわち砥石もしくは研磨布紙製品の分
野でしか用いられてぃなかった。しかも使用される粒度
は荒目である#8〜#220の砥粒しか用いられなかっ
た。つまり、本発明の課題とするラッピングの用途、使
用粒度が#800〜#10000、平均粒径が15〜1
μmの分野では、研磨圧か低く、その上、砥粒靭性が高
すぎるためにアルミナ−ジルコニア系砥粒の得意とする
自生発刃作用が発揮されず、ラッピングに使用した場合
、研磨能率が著しく低下し、また、仕上げ面に多くのキ
ズを残すことになるので用いられていなかった。
ところが、本発明者らはこのアルミナ−ジルコニア系研
磨材をジルコニアの結晶転移点以上の温度で熱処理し、
残留正方晶ジルコニア比率を30%以下とすることによ
って、従来、効果が無く殆ど用いられることが無かった
ラッピングの用途に好適な研磨材が得られることを見い
だしたのである。
このアルミナ−ジルコニア系研磨材におけるジルコニア
の含有量は10〜60重量%、好ましくは、35〜50
重量%の近共晶組成とする。
さらに、ジルコニアの安定化剤として酸化イツトリウム
、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化チタン及び
その他の希土類酸化物の1種又は2種以上を総量で0.
05〜7重量%含む組成も目的とする研磨材として好適
である。
ジルコニアの含有量を10〜60重量%としたのは、ア
ルミナ−ジルコニアの微細結晶構造を呈する共晶組成物
を体積%で25%以上とするためである。すなわち、ジ
ルコニア量が10重量%の場合は、75体積%のアルミ
ナ初晶と25体積%のアルミナ−ジルコニアの共晶から
なり、ジルコニアが60重量%の場合は、30体積%の
ジルコニア初晶と70体積%のアルミナ−ジルコニア共
晶組成となるが、これ以上にアルミナやジルコニアの初
晶が多くなると、粗い結晶構造を有する単一結晶の量が
多くなり過ぎ、微細な結晶構造を有するアルミナ−ジル
コニア共晶が少なくなるので好ましくない。
また、0.05〜7重量%の安定化剤を添加すると、イ
ンゴットの残留正方晶ジルコニアの比率を著しく高める
ことができる。つまり、熱処理により単斜晶ジルコニア
に転移可能な正方晶ジルコニア量の比率を高めることが
できる。しかし、これらの安定化剤の添加量が7重量%
以上になると、熱処理によって転移が難しい立方晶ジル
コニアが現れ、粒強度が目的とする単斜晶ジルコニアに
比べ高くなるので好ましくない。
上記研磨材は、アルミナ−ジルコニア系研磨材原料を溶
融、急冷してインゴットを得、このインゴットを粉砕し
た後、ジルコニアの結晶転移点以上の温度で熱処理を施
し、残留正方晶ジルコニア比率を30%以下とすること
によって容易に得られる。すなわち、上記組成の研磨材
原料を電気炉を用いて溶融し、特公平1−48219号
に示す冷却方法により急速に冷却することによって得ら
れたインゴットは、残留正方晶ジルコニア比率が、安定
化剤を含まないもので、30〜80%、安定化剤を含む
ものは70〜100%になる。
冷却が不十分であると、残留正方晶ジルコニア比率がこ
れらの値より低くなり、またジルコニアやアルミナの初
晶が多く析出するばかりかアルミナ−ジルコニア共晶を
構成するアルミナやジルコニアの微細結晶も1μm以上
に大きくなるので望ましくない。
ラッピング研磨用に適する粒度を得るためには、ボール
ミル、バイブロミル及びアトライタミル等の粉砕機を用
いて最大粒子径が100μm以下になるように粉砕し、
平均粒子径が0.5〜50μmになるよう分級する。こ
の時、残留正方晶ジルコニア比率は、微粉砕による機械
的衝撃の影響により50%まで低下する。しかし、まだ
この状態では粒強度が強くラップ研磨材としては適さな
い。
従って、本発明では、これらの微粉材料をさらに焼成炉
を用い、ジルコニアの転移点以上の温度、好ましくは、
650℃±50℃で焼成し、残留正方晶ジルコニア比率
を30%以下としてアルミナ−ジルコニア系ラップ研磨
材を得たのである。
ジルコニアの転移点については、純粋なジルコニアは昇
温時には約1100℃で、また降温時には約900℃で
正方晶から単斜晶に転移する。但し、この転移温度は含
まれる不純物等の他の元素により、やや低めになること
が知られている。特に降温時の転移温度は、ジルコニア
に安定化剤となり得る酸化イツトリウム、酸化カルシウ
ム、酸化マグネシウム、酸化チタン及び他の希土類酸化
物を固溶することで大きく引き下げることも可能となる
。この場合、アルミナ−ジルコニア系研磨材の転移温度
は650℃付近まで低下していることが、熱膨張率曲線
の測定で判明した。処理温度を650℃より高くして、
短時間で転移させることも可能であるが、粒内で急激な
膨張が生じ粒破壊につながる恐れがあり望ましくない。
また、650℃より極めて低い温度で熱処理をする場合
非常に長時間を要するので、工程上問題がある。
上記研磨材を酸性化合物および水と適当に配合すれば、
好ましいラップ研磨用組成物が得られる。
例えば、重量割合で5〜50%の本研磨材に対し、水と
、研磨促進剤として酸性化合物、例えは酸性硫酸塩、硝
酸塩及び塩化アンモニウムの一種もしくは二種以上を総
量で0.05〜20%、好ましくは0.1〜0.3%添
加した研磨用組成物は、研磨能率が高く、かつ高度の加
工品質が得られる。
アルミナ−ジルコニア系研磨材の研磨能率が高いため、
研磨促進剤の量を従来に比べ少なくすることができ、研
磨用組成物の酸化力を弱め、研磨機や治具の錆び、及び
作業者の手の荒れを防ぐことができる。
[作用] この研磨材および研磨用組成物は、研磨能率が高く、か
つ高度の加工品質が得られる。その理由は、次のように
推察される。
本発明者らは、ジルコニアの転移現象に着目し、特公昭
48−35594号ではアルミナ−ジルコニアに酸化チ
タンを添加した超重研削砥粒を、また、特公平2−36
152号では、さらに酸化イツトリウムもしくは酸化イ
ツトリウムを含む希土類元素を添加したアルミナ−シル
コニアーチ9−ア系研磨材を提供している。
本発明では、この転移現象をさらに応用したもので、−
旦正方晶に転移されたジルコニアを熱処理による時効効
果により、再度、単斜晶に転移させることによって、砥
粒強度のみをある一定値まで低下せしめることにより、
ラッピング材として優れた研磨能率と仕上げ面粗さを有
する研磨材となし得たのである。
アルミナ−ジルコニア系研磨材中に含まれた正方晶ジル
コニアは、熱処理を受けることで単斜晶ジルコニアに結
晶転移する。この時体積膨張が生じ、気孔やクラックを
減少せしめ、粒強度は一旦向上する。しかしさらに、熱
処理を続けると、マイクロクラックの数か増加し、粒強
度は低下する。
従って、従来のアルミナ−ジルコニア系研磨材ニ比べて
貫入力はやや弱まり、研磨表面にスクラッチ、ピット及
びオレンジピールが生じなくなる。
一方、アルミナ−ジルコニア系研磨材特有の微細結晶構
造は壊れることなく保持されているので、0.1〜1μ
mの微細なアルミナ結晶の切れ刃はそのままである。し
かも、従来強靭さを有する正方晶ジルコニア結晶の大部
分が単斜晶ジルコニアに転移することで、その強靭さが
失われ、ラッピングの研磨圧力下でも十分に自生発刃効
果を生むことができる。また、出発研磨粒の正方晶ジル
コニアが多いほど、単斜晶ジルコニアに転移する比率が
多くなるので、マイクロクラックが多く生じ望ましいも
のと考えられる。したがって、本発明のラップ研磨材を
用いた研磨用組成物は、優れた研磨能率と目的にあった
仕上げ面粗さ並びにスクラッチ、ピット及びオレンジピ
ールの生じない研磨表面を得ることが出来る。さらに、
研磨促進剤として用いた酸性化合物の添加量も少ないの
で研磨機や治具の錆を防ぎ、研磨作業者の手の荒れを防
ぐことも出来る。
また、上記ラップ研磨材の製造方法は通例の方法に従っ
てアルミナ−ジルコニア系研磨材原料を溶融、急冷、粉
砕した後、ジルコニアの結晶転移点以上の温度で熱処理
を施すだけの工程で得られるので製造も容易である。
[実施例コ 本発明のアルミナ−ジルコニア研磨材としては、ルコニ
ア含量が25重量%のもの(A)、40重量%のもの(
B)、ジルコニア量が40重量%で酸化イツトリアを0
.5重量%添加したもの(c)酸化チタンを2. 0重
量%添加したもの(D)、並びにこの両方を総量で2.
5重量%添加したもの(E)の5種を用意した。
上記組成の研磨材原料を電気炉で溶融後、前述の方法で
急速冷却を行いインゴットを得た。次いで粉砕・分級し
、粒度#2000 (平均粒子径6.7μm)と粒度#
3000 (平均粒子径5゜5μm)の研磨材を得た。
得られた研磨材の各々についてX線粉末回折装置を用い
正方晶ジルコニアのT(111)と単斜晶ジルコニアの
M(111)とM (111)のピーク積分強度間べて
残留正方晶ジルコニア量を求めた。その算出式は、T(
111)/ (T (111)+M (111)+M(
111) 1である。
次いで、焼成炉を用いて500℃、650℃、800℃
、1000℃および1200℃で仮焼した。仮焼時間は
、1時間、3時間及び10時間の3種類である。
表1に、各研磨材組成におけるインゴ・ソト、このイン
ゴットを粉砕・分級して得た#2000(熱処理前:未
焼成品)及びこの#2000の前記熱処理品の各残留正
方晶ジルコニア比率を示す。
表1から分かるように、焼成温度が500℃と低い場合
は、3時間の焼成時間では残留正方晶ジルコニア量は未
焼成品と比べ殆ど変化がなく、10時間の焼成でもごく
僅かに減少するだけである。
転移温度に近い650℃では1時間の焼成で減少が始ま
り、3時間になると著しく減少する。但し、減少割合は
引き続き焼成しても大きく変わらない。
焼成温度が800℃、1000℃でも650℃の焼成品
と大差が無い。焼成温度が1200℃になると1時間の
焼成で著しく粒破壊が認められ、研磨材としての用を足
さない。
次いで、研磨材の含有量が20重量%となるように水を
添加後、研磨促進剤としての硫酸ニッケルの添加量を変
えて各種の研磨用組成物を作成した。
従来の研磨用組成物としては、粒状のベーマイト  (
A1203   ・ H20、Al0(OH))   
を、1150℃で3時間仮焼し、その後粉砕して粒度を
#2000 (平均粒子径6.7μm)と#3000(
平均粒子径5.5μm)に整粒したものに水を加え、硫
酸ニッケルの添加量を変えて数種の試料とした。
研磨対象となるメモリーディスクは、アルミニウムの外
径が130mmの円輪板状基板の両面にそれぞれ、30
μmの厚さで無電前二・ノケルーりん(Ni−P)めっ
き層を形成したものを用いた。
めっき層の化学組成は、ニッケルが90〜92%、りん
が8〜10%である。
このディスクを、両面同時研磨装置に装填し、ディスク
の両面めっき層に対し、それぞれスェードクロスの研磨
バットを相対的に摺動して、10分間研磨した。研磨の
間、ディスクと両研磨パ・ノドの間に、本発明および従
来例の研磨スラリーを0、  IN /winの割合で
供給した。なお、研磨圧は50g/cm2である。
研磨の後、ディスク両面のめつき層の研磨表面を検査し
て表面欠陥の有無を調べ、次にディスクの厚さを計測し
、研磨による両面のめつき層の厚さを算出して、研磨量
を求めた。さらに、研磨後の表面粗さを計測し、目標と
する面粗さが得られたかどうかをチエツクした。
これら各種研磨用組成物による研磨試験結果を表2に示
す。
酸化アルミニウム研磨材の#2000を用いた試料番号
1は、研磨促進剤を用いない場合、無電解N1−Pめっ
き表面に多数のスクラッチとオレンジピールが生じ、研
磨量も50mgと少ない。
研磨促進剤として硫酸ニッケルを添加した試料番号2と
3の場合は、研磨量は幾分向上するが、面粗さは試料番
号10面粗さ(R)を100として相対比較した場合、
95〜105と殆ど変わらない。使用研磨材の粒度を1
3000にした従来品4と5の場合、面粗さの相対比は
60〜65と細かくなり、研磨面の品質特性は幾分向上
するが、研磨量は30〜60mgと著しく低下する。
比較品として挙げた試料番号17と18は未焼成品で、
19は研磨促進剤を未添加のもの、そして試料番号20
は焼成温度が低いものである。これらはいずれも従来品
に比べれば研磨特性は向上するが、十分満足いくもので
はない。
本発明品を用いた場合、試料番号6〜16に示すように
スクラッチ及びオレンジピールのような表面欠陥が認め
られない優れた研磨面を得ることができる。また、#2
000を用いても面粗さの相対比が65〜75と細かい
ので、従来の#3000の酸化アルミニウムに比べ研磨
能力の高い#2000の粗い粒子を用いることができる
ので、研磨量も110mg以上と増大し、研磨能率が高
くなる。
また、研磨促進剤である硫酸ニッケルの添加量が0.1
〜0.3%と少なくても効果があるので研磨機や治具を
錆びさせることもなく、作業者の手も荒れない。
(以下余白) [発明の効果] 以上詳述したとおり、本発明の研磨材はアルミナ−ジル
コニア研磨材特有の微細な結晶構造をそのまま具備し、
優れた研磨能率を発揮し得るとともに、熱処理による残
留正方晶ジルコニア量の制御により粒強度を適度に低下
させることによって、ラッピングのような低荷重でも自
生発刃性に富むので、一般金属材料、ガラス、及び合成
樹脂のラップ研磨材として優れた性能を発揮するもので
ある。
従って、この研磨材を用いたこの発明の研磨用組成物は
、メモリーハードディスク、磁気ヘッド及び光磁気ディ
スク、並びにその表面に施された磁性薄膜をラップ仕上
げする際、研磨表面にスクラッチ、ピットおよびオレン
ジピールを生じることなく高能率かつ高品質の表面仕上
げを可能としており、また、研磨促進剤としての酸性化
合物の量を低減できるので、研磨機や治具を錆びさせる
こともなく、作業者の手も荒れない利点も有している。
また、本発明の製造方法によれば、微細な結晶構造を有
し、ラッピングのような低い荷重でも自生発刃に富む研
磨材を簡単に得ることが出来る。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) アルミナ−ジルコニア系研磨材においてジルコ
    ニアの結晶転移点以上の温度で熱処理を施し、残留正方
    晶ジルコニア比率を30%以下としたことを特徴とする
    ラップ研磨材。
  2. (2) ジルコニア含有量が10〜60重量%であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のラップ研磨材。
  3. (3) ジルコニア含有量が35〜50重量%の近共晶
    組成であることを特徴とする請求項1記載のラップ研磨
    材。
  4. (4) アルミナ−ジルコニア系研磨材が、ジルコニア
    と固溶し安定化剤となり得る酸化イットリウム、酸化カ
    ルシウム、酸化マグネシウム、酸化チタン及び他の希土
    類酸化物の1種又は2種以上を総量で0.05〜7重量
    %含むことを特徴とする請求項1記載のラップ研磨材。
  5. (5) アルミナ−ジルコニア系研磨材原料を溶融、急
    冷してインゴットを得、このインゴットを粉砕した後、
    ジルコニアの結晶転移点以上の温度で熱処理を施し、残
    留正方晶ジルコニア比率を30%以下とすることを特徴
    とするラップ研磨材の製造方法。
  6. (6) 熱処理を、温度650±50℃、焼成時間3時
    間ないし10時間で施すことを特徴とする請求項5記載
    のラップ研磨材の製造方法。
  7. (7) 請求項1記載のアルミナ−ジルコニア系ラップ
    研磨材と水および酸性化合物からなり、中性ないし弱酸
    性である研磨用組成物。
  8. (8) アルミナ−ジルコニア系ラップ研磨材の重量割
    合が5〜50%であり、研磨材の平均粒径が0.5〜5
    0μm、最大粒径が100μm以下であることを特徴と
    する請求項7記載の研磨用組成物。
  9. (9) 酸性化合物が酸性硫酸塩、硝酸塩及び塩化アン
    モニウムからなることを特徴とする請求項7記載の研磨
    用組成物。
  10. (10) 酸性化合物の濃度が0.05〜20重量%で
    あることを特徴とする請求項7記載の研磨用組成物。
  11. (11) 酸性化合物の濃度が0.1〜0.3重量%で
    あることを特徴とする請求項7記載の研磨用組成物。
JP2271168A 1990-10-09 1990-10-09 アルミナ―ジルコニア系ラップ研磨材とその製造方法及び研磨用組成物 Expired - Lifetime JPH06104817B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2271168A JPH06104817B2 (ja) 1990-10-09 1990-10-09 アルミナ―ジルコニア系ラップ研磨材とその製造方法及び研磨用組成物
EP19910309214 EP0480678A3 (en) 1990-10-09 1991-10-08 Lapping abrasive of aluminazirconia system and method for producing the same
CA002052948A CA2052948A1 (en) 1990-10-09 1991-10-08 Lapping abrasive of alumina-zirconia system and method for producing the same
AU85722/91A AU641810B2 (en) 1990-10-09 1991-10-09 Lapping abrasive of alumina-zirconia system and method for producing the same
US07/773,492 US5248318A (en) 1990-10-09 1991-10-09 Lapping abrasive of alumina-zirconia system and method for producing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2271168A JPH06104817B2 (ja) 1990-10-09 1990-10-09 アルミナ―ジルコニア系ラップ研磨材とその製造方法及び研磨用組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04146987A true JPH04146987A (ja) 1992-05-20
JPH06104817B2 JPH06104817B2 (ja) 1994-12-21

Family

ID=17496290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2271168A Expired - Lifetime JPH06104817B2 (ja) 1990-10-09 1990-10-09 アルミナ―ジルコニア系ラップ研磨材とその製造方法及び研磨用組成物

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5248318A (ja)
EP (1) EP0480678A3 (ja)
JP (1) JPH06104817B2 (ja)
AU (1) AU641810B2 (ja)
CA (1) CA2052948A1 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995011548A1 (fr) * 1993-10-18 1995-04-27 Seiko Epson Corporation Lame de quartz rectangulaire a coupe at, quartz complet, oscillateur a quartz et fabrication de cette lame de quartz
KR19980051190A (ko) * 1996-12-23 1998-09-15 김종진 지르코니아질 소성체의 제조방법
JP2001511468A (ja) * 1997-07-25 2001-08-14 インフィネオン テクノロジース アクチエンゲゼルシャフト 半導体基板のための研磨剤
US6469423B2 (en) 1993-10-18 2002-10-22 Seiko Epson Corporation Rectangular at-cut quartz element, quartz resonator, quartz resonator unit and quartz oscillator, and method of producing quartz element
JP2005028571A (ja) * 2004-08-30 2005-02-03 Hitachi Chem Co Ltd 酸化セリウム研磨剤および基板の研磨法
JP2007223892A (ja) * 2006-02-17 2007-09-06 Saint-Gobain Centre De Recherches & D'etudes Europeen アルミア−酸化チタン−ジルコニア溶融粒子
JP2008143733A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Asahi Glass Co Ltd ジルコニア微粒子の製造方法
JP2013084336A (ja) * 2011-09-30 2013-05-09 Hoya Corp 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法、磁気ディスク、磁気記録再生装置
JP2013531085A (ja) * 2010-05-10 2013-08-01 センター フォー アブレイシブズ アンド リフラクトリーズ リサーチ アンド ディベロップメント シー.エー.アール.アール.ディー. ゲーエムベーハー ジルコニウムコランダムに基づく砥粒
WO2013141225A1 (ja) * 2012-03-19 2013-09-26 株式会社 フジミインコーポレーテッド ラッピング加工用研磨材およびそれを用いた基板の製造方法

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4306966C1 (de) * 1992-10-19 1994-01-20 Starck H C Gmbh Co Kg Schleifkorn auf der Basis von Zirkonkorund, Verfahren zu seiner Herstellung und dessen Verwendung
JP3107480B2 (ja) * 1993-06-16 2000-11-06 日本鋼管株式会社 磁気ディスク用チタン製基板
JP3416855B2 (ja) * 1994-04-15 2003-06-16 株式会社フジミインコーポレーテッド 研磨用組成物および研磨方法
DE4432998C1 (de) 1994-09-16 1996-04-04 Mtu Muenchen Gmbh Anstreifbelag für metallische Triebwerkskomponente und Herstellungsverfahren
AT1191U1 (de) * 1995-12-18 1996-12-27 Treibacher Schleifmittel Ag Schleifkorn
US7011689B2 (en) 1998-12-09 2006-03-14 Societe Europeenne Des Produits Refractaires Melted alumina-zirconia ceramic grains, abrasive tools and refractory parts produced from said grains
US6596041B2 (en) * 2000-02-02 2003-07-22 3M Innovative Properties Company Fused AL2O3-MgO-rare earth oxide eutectic abrasive particles, abrasive articles, and methods of making and using the same
US6451077B1 (en) 2000-02-02 2002-09-17 3M Innovative Properties Company Fused abrasive particles, abrasive articles, and methods of making and using the same
US6592640B1 (en) 2000-02-02 2003-07-15 3M Innovative Properties Company Fused Al2O3-Y2O3 eutectic abrasive particles, abrasive articles, and methods of making and using the same
US6669749B1 (en) 2000-02-02 2003-12-30 3M Innovative Properties Company Fused abrasive particles, abrasive articles, and methods of making and using the same
US6607570B1 (en) 2000-02-02 2003-08-19 3M Innovative Properties Company Fused Al2O3-rare earth oxide eutectic abrasive particles, abrasive articles, and methods of making and using the same
US6454822B1 (en) 2000-07-19 2002-09-24 3M Innovative Properties Company Fused aluminum oxycarbide/nitride-Al2O3·Y2O3 eutectic abrasive particles, abrasive articles, and methods of making and using the same
US6458731B1 (en) 2000-07-19 2002-10-01 3M Innovative Properties Company Fused aluminum oxycarbide/nitride-AL2O3.Y2O3 eutectic materials
US6589305B1 (en) 2000-07-19 2003-07-08 3M Innovative Properties Company Fused aluminum oxycarbide/nitride-Al2O3 • rare earth oxide eutectic abrasive particles, abrasive articles, and methods of making and using the same
US7384438B1 (en) * 2000-07-19 2008-06-10 3M Innovative Properties Company Fused Al2O3-Y2O3-ZrO2 eutectic abrasive particles, abrasive articles, and methods of making and using the same
US6583080B1 (en) 2000-07-19 2003-06-24 3M Innovative Properties Company Fused aluminum oxycarbide/nitride-Al2O3·rare earth oxide eutectic materials
US6582488B1 (en) 2000-07-19 2003-06-24 3M Innovative Properties Company Fused Al2O3-rare earth oxide-ZrO2 eutectic materials
US6666750B1 (en) 2000-07-19 2003-12-23 3M Innovative Properties Company Fused AL2O3-rare earth oxide-ZrO2 eutectic abrasive particles, abrasive articles, and methods of making and using the same
CN1649802B (zh) * 2001-08-02 2012-02-01 3M创新有限公司 陶瓷材料、磨粒、磨具及制造和使用方法
CN101538119B (zh) 2001-08-02 2013-07-24 3M创新有限公司 从玻璃制备制品的方法以及所制备的玻璃陶瓷制品
US7563293B2 (en) 2001-08-02 2009-07-21 3M Innovative Properties Company Al2O3-rare earth oxide-ZrO2/HfO2 materials, and methods of making and using the same
US7625509B2 (en) * 2001-08-02 2009-12-01 3M Innovative Properties Company Method of making ceramic articles
CN1608036B (zh) * 2001-08-02 2010-09-22 3M创新有限公司 Al2O3-Y2O3-ZrO2/HfO2材料及其制备和使用方法
US6749653B2 (en) 2002-02-21 2004-06-15 3M Innovative Properties Company Abrasive particles containing sintered, polycrystalline zirconia
DE10237849A1 (de) * 2002-03-12 2003-10-23 Minebea Co Ltd Spindelmotor für ein Plattenlaufwerk
US8056370B2 (en) 2002-08-02 2011-11-15 3M Innovative Properties Company Method of making amorphous and ceramics via melt spinning
US7179526B2 (en) * 2002-08-02 2007-02-20 3M Innovative Properties Company Plasma spraying
FR2848889B1 (fr) * 2002-12-23 2005-10-21 Pem Abrasifs Refractaires Grains abrasifs a base d'oxynitrure d'aluminium et de zirconium
US7811496B2 (en) 2003-02-05 2010-10-12 3M Innovative Properties Company Methods of making ceramic particles
TWI244498B (en) * 2003-11-20 2005-12-01 Eternal Chemical Co Ltd Chemical mechanical abrasive slurry and method of using the same
US20050132658A1 (en) * 2003-12-18 2005-06-23 3M Innovative Properties Company Method of making abrasive particles
US7875091B2 (en) * 2005-02-22 2011-01-25 Saint-Gobain Abrasives, Inc. Rapid tooling system and methods for manufacturing abrasive articles
FR2936970B1 (fr) * 2008-10-09 2010-12-24 Saint Gobain Ct Recherches Grains fondus abrasifs
TWI421148B (zh) 2009-06-02 2014-01-01 Cpumate Inc 具研磨受熱平面之散熱器及其研磨方法與設備
EP2260977B1 (en) * 2009-06-12 2011-11-23 Cpumate Inc. Lapping apparatus
DE102013106372B4 (de) * 2013-06-19 2018-08-23 Center For Abrasives And Refractories Research & Development C.A.R.R.D. Gmbh Schleifkörner auf Basis von eutektischem Zirkonkorund
CN108101534A (zh) * 2018-01-03 2018-06-01 王春梅 凝胶注模成型氧化钇部分稳定氧化锆陶瓷坩埚的方法
CN112794733B (zh) * 2021-02-09 2023-03-03 洛阳润宝研磨材料有限公司 一种锆膜研磨材料的制备方法
CN115259218B (zh) * 2022-09-05 2024-04-05 化学与精细化工广东省实验室潮州分中心 一种四方相氧化锆纳米粉体的制备方法

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1113727A (en) * 1978-01-09 1981-12-08 Paul Cichy Bauxite-zirconia abrasive and products containing same
US4457767A (en) * 1983-09-29 1984-07-03 Norton Company Alumina-zirconia abrasive
US4666467A (en) * 1984-04-06 1987-05-19 Toyo Soda Manufacturing Co., Ltd. High-strength metal working tool made of a zirconia-type sintered material
JPS62100412A (ja) * 1985-10-25 1987-05-09 Japan Carlit Co Ltd:The アルミナ−ジルコニア複合粉体の製造方法
US4770671A (en) * 1985-12-30 1988-09-13 Minnesota Mining And Manufacturing Company Abrasive grits formed of ceramic containing oxides of aluminum and yttrium, method of making and using the same and products made therewith
US4770672A (en) * 1986-10-24 1988-09-13 Menard Alfred J Lapping compound and method for using same
US4960441A (en) * 1987-05-11 1990-10-02 Norton Company Sintered alumina-zirconia ceramic bodies
EP0291029B2 (en) * 1987-05-11 1996-11-27 Norton Company Sintered Alumina-Zirconia Ceramic Bodies and Preparation thereof
US4881951A (en) * 1987-05-27 1989-11-21 Minnesota Mining And Manufacturing Co. Abrasive grits formed of ceramic containing oxides of aluminum and rare earth metal, method of making and products made therewith
US4770673A (en) * 1987-10-09 1988-09-13 Corning Glass Works Ceramic cutting tool inserts
US4867757A (en) * 1988-09-09 1989-09-19 Nalco Chemical Company Lapping slurry compositions with improved lap rate
US4959331A (en) * 1988-11-03 1990-09-25 Kennametal Inc. Alumina-zirconia-silicon carbide-magnesia cutting tools
US5061665A (en) * 1989-01-13 1991-10-29 The Japan Carlit Co., Ltd. Process for producing an improved alumina-zirconia composite sintered material
US5007943A (en) * 1989-11-03 1991-04-16 Norton Company Sol-gel process alumina abrasive grain blends in coated abrasive material

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995011548A1 (fr) * 1993-10-18 1995-04-27 Seiko Epson Corporation Lame de quartz rectangulaire a coupe at, quartz complet, oscillateur a quartz et fabrication de cette lame de quartz
US6469423B2 (en) 1993-10-18 2002-10-22 Seiko Epson Corporation Rectangular at-cut quartz element, quartz resonator, quartz resonator unit and quartz oscillator, and method of producing quartz element
KR19980051190A (ko) * 1996-12-23 1998-09-15 김종진 지르코니아질 소성체의 제조방법
JP2001511468A (ja) * 1997-07-25 2001-08-14 インフィネオン テクノロジース アクチエンゲゼルシャフト 半導体基板のための研磨剤
JP2005028571A (ja) * 2004-08-30 2005-02-03 Hitachi Chem Co Ltd 酸化セリウム研磨剤および基板の研磨法
JP2007223892A (ja) * 2006-02-17 2007-09-06 Saint-Gobain Centre De Recherches & D'etudes Europeen アルミア−酸化チタン−ジルコニア溶融粒子
JP2008143733A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Asahi Glass Co Ltd ジルコニア微粒子の製造方法
JP2013531085A (ja) * 2010-05-10 2013-08-01 センター フォー アブレイシブズ アンド リフラクトリーズ リサーチ アンド ディベロップメント シー.エー.アール.アール.ディー. ゲーエムベーハー ジルコニウムコランダムに基づく砥粒
US9005323B2 (en) 2010-05-10 2015-04-14 Center For Abrasives And Refractories Research & Development C.A.R.R.D. Gmbh Abrasive grains based on zirconia alumina
JP2013084336A (ja) * 2011-09-30 2013-05-09 Hoya Corp 磁気ディスク用ガラス基板の製造方法、磁気ディスク、磁気記録再生装置
WO2013141225A1 (ja) * 2012-03-19 2013-09-26 株式会社 フジミインコーポレーテッド ラッピング加工用研磨材およびそれを用いた基板の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CA2052948A1 (en) 1992-04-10
JPH06104817B2 (ja) 1994-12-21
US5248318A (en) 1993-09-28
EP0480678A3 (en) 1992-09-23
EP0480678A2 (en) 1992-04-15
AU8572291A (en) 1992-04-16
AU641810B2 (en) 1993-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04146987A (ja) アルミナ―ジルコニア系ラップ研磨材とその製造方法及び研磨用組成物
JP2952559B2 (ja) 研磨材を製造するための方法及び装置
US3498769A (en) Fused zirconia-spinel abrasives and articles made therewith
EP2406038B1 (en) Abrasive articles including fused zirconia alumina grain having an improved shape
EP2094443B1 (en) Submicron alpha alumina high temperature bonded abrasives
KR950002333B1 (ko) 소결 알루미나 지립 및 그 제조방법
JP5709147B2 (ja) 溶融酸化アルミニウムに基づく多結晶Al2O3体
WO1990008744A1 (en) Alumina ceramic, abrasive material, and production thereof
JP2003511850A (ja) Cmp生成物
US6007592A (en) Polishing composition for aluminum disk and polishing process therewith
JPH06136353A (ja) セラミック砥粒及びその製造方法並びに研磨製品
EP1043378B1 (en) Molded abrasive product and polishing wheel using it
JP2972488B2 (ja) 焼結複合研磨剤グリツト、その製造法並びに使用法
JPS6144970A (ja) 研磨材の製造方法
JP2002060733A (ja) ダイヤモンド研磨材粒子及びその製法
KR101704416B1 (ko) 저속 연삭 가공용 연마물품
CN111868201B (zh) 研磨用组合物
JP2008006559A (ja) 鏡面加工方法、および鏡面加工用の加工体
JPH03277683A (ja) 精密研磨用組成物
JP2003321270A (ja) 優れた耐摩耗性および耐食性を有するアルミナ質セラミックスおよびその成形物の製造方法
KR100637887B1 (ko) 연마용 성형체, 이것을 이용한 연마용 정반 및 연마방법
JP2004515599A (ja) 増加した靭性を有する礬土をベースとするコランダム砥粒の製造方法並びに研磨剤におけるその使用
JP3040441B2 (ja) セラミックスの精密研磨方法
JP2790029B2 (ja) 被覆電融アルミナ粒の製造方法
JP2003509579A (ja) Al2O3/SiC−ナノ複合体研摩粒子、その製造法および使用