JPH04132823U - 車両用デフロスタ装置 - Google Patents

車両用デフロスタ装置

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JPH04132823U
JPH04132823U JP4877891U JP4877891U JPH04132823U JP H04132823 U JPH04132823 U JP H04132823U JP 4877891 U JP4877891 U JP 4877891U JP 4877891 U JP4877891 U JP 4877891U JP H04132823 U JPH04132823 U JP H04132823U
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等 吉野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロントデフロスタの空気吹出口が十分に取
れない場合においても、フロントウインドの隅の部分の
霜取等を確実にする。 【構成】 デフロスタ本体3に接続されたサイドウイン
ド7霜取用のサイドデミスタ8の空気吹出口9をインス
トルメントパネル5の上面に開口させ、この開口させた
空気吹出口9を2つに仕切って、一方の空気吹出口9aに
フロントウインド6の隅の部分に側部を向けた第1風向
板19を取付け、他方の空気吹出口9bにサイドウインド7
に側部を向けた第2風向板20を取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、サイドデミスタから吹出す風の一部をフロントウインドに流れるよ うにした車両用デフロスタ装置。
【0002】
【従来の技術】
自動車には車室内の空気の温度、湿度等を調整して車室内を快適な状態に保つ ための空調装置が装備されている。この空調装置にはフロントウインドの霜や曇 を取除くためのデフロスタ装置が接続されている。このデフロスタ装置について 説明する。
【0003】 図6に示すように、デフロスタ装置1は空調装置本体2の下流側に接続されて おり、そのデフロスタ本体3(以下、フロントデフロスタ3という)の空気吹出 口4は、図7に示すようにインストルメントパネル5の上部にあって、フロント ウインド6に向いて開口している。これによって、フロントウインド6に空調空 気Aが吹付けられることになる。また、フロントデフロスタ3にはサイドウイン ド7に空調空気Aを吹付けるためのサイドデミスタ8が一体に設けられており、 このサイドデミスタ8の空気吹出口9はインストルメントパネル5の左右両側に 開口している。
【0004】 サイドデミスタ8の空気吹出口9内には、図8に示すように、サイドウインド 7に空調空気Aを吹付けるための風向板10が取付けられている。これによりサイ ドデミスタ8からの空調空気Aは、図8および図9に示すようにサイドウインド 7に向かって流れることになる。
【0005】 また、図6に示す空調装置本体2の内部には上流から下流にかけてエバポレー タ11、ブロア12、ヒータコア13が設けられている。なお、14はエアインテークボ ックス、15はフェイス吹出口、16はフート吹出口、17はエンジンを各々示してい る。
【0006】 このように構成されているので、エアインテークボックス14よりブロア12によ って吸込まれた空気をエンジン17からの温水が流れるヒータコア13で暖め、この 暖めた空調空気Aを、図7に示すように、フロントデフロスタ3の空気吹出口4 やサイドデミスタ8の空気吹出口9からフロントウインド4やサイドウインド5 に向けて吹出してそれぞれの個所の霜や曇を取除いている。
【0007】 なお、自動車の空調装置のデフロスタとして、実開昭56-143106 号公報に開示 されたものがある。この公報に開示されたものは、デフロスタ本体にデフロスタ 吹出口と一体にベント吹出口を形成し、このベント吹出口の内部にウインド方向 にも風を吹出せる切換弁を設けたものである。また、空調機の風向板を制御する ものとして、特公昭58-4256 号公報に開示されたものがある。この公報に開示さ れたものは、角筒状の枠内に手動操作する一対の風向板と、駆動操作する一対の 風向板とを設け、さらに、一対の風向位相を手動的に変更できる位相調整装置を 備えたものである。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
以上説明した従来技術にあっては、フロントウインドに向けたフロントデフロ スタの空気吹出口の長さが、レイアウトの関係上、十分に取れない場合、図7に 示すように、フロントウインドの隅の部分Bに空調空気が届かずその部分の霜や 曇を十分に取除くことができない場合があり、乗員が必要に応じて拭く必要があ った。
【0009】 なお、実開昭56-143106 号公報に開示されたものは、ベント吹出口の内部に切 換弁を設け、この弁を切換えてウインド方向にも風を吹出せるようにしたもので あるが、これにおいてもフロントウインドの隅の部分に十分に風を送り、霜取り ができる確実性がなく、また、可動式の切換弁を設けているので構造も複雑とな り、本考案の問題を解決しているものではない。また、特公昭58-4256 号公報に 開示されたものも可動可能な切換板が設けられており、その構造が複雑であり、 レイアウトの関係上、フロントデフロスタの開口部を大きくとれない場所に取付 けることは難しい、したがって、これにおいても本考案の問題を解決することは できない。
【0010】 本考案は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、フロントデフロ スタの空気吹出口が、レイアウトの関係上、十分に取れない場合においても、フ ロントウインドに空調空気を吹付けてその部分の霜取り等を可能とする車両用デ フロスタ装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記従来の問題点を解決するための手段として、デフロスタ本体に 接続されたサイドウインド霜取用のサイドデミスタの空気吹出口をインストルメ ントパネルの上面に開口させると共に該空気吹出口を2つに仕切り、一方の空気 吹出口をフロントウインドに、他方の空気吹出口をサイドウインドに向けたこと を特徴とする車両用デフロスタ装置を得たものである。
【0012】
【作用】
このようにサイドデミスタの空気吹出口を2つに仕切り、一方の空気吹出口を フロントウインドに向け、他方の空気吹出口をサイドウインドに向けたので、一 方の空気吹出口からの空調空気はフロントウインドに吹付けられることになり、 他方の空気吹出口からの空調空気は従来どおりサイドウインドに吹付けられるこ とになる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1ないし図3について、図6および図7と同一の 部材には同一の符号を付して説明する。図1に示すように、車両のインストルメ ントパネル5の上面右側には、従来技術に示したデフロスタ本体すなわちフロン トデフロスタ3に一体に接続されたサイドデミスタ8の空気吹出口9が開口して いる。このサイドデミスタ8の空気吹出口9は、図2に示すように、インストル メントパネル5の左右両側に設けられているものであるが、図の便宜上右側だけ を用いて説明する。
【0014】 この空気吹出口9には横方向に仕切板18が取付けられており、これによって空 気吹出口9は2つに分けられることになる。仕切板18によって分けられた一方の 空気吹出口9aすなわちフロントウインド6側の空気吹出口9aにはフロントウイン ド6の隅の部分Bに側部を向けた第1風向板19が取付けられている。また、他方 の空気吹出口9bすなわち座席側の空気吹出口9bにはサイドウインド7に側部を向 けた第2風向板20が取付けられている。
【0015】 このように構成されたこの車両用デフロスタ装置1は、サイドデミスタ8の空 気吹出口9を2つに仕切り、一方の空気吹出口9aに空調空気Aをフロントウイン ド6の隅の部分Bに流す第1風向板19を設け、他方の空気吹出口9bに空調空気A をサイドウインド7に流す第2風向板20を設けたものであることから、空調装置 の作動時に、空調装置本体2のヒータコア13によって暖められた空調空気Aはサ イドデミスタ8の空気吹出口9を通過する際、仕切板18によって2つに分けられ ると共に空気吹出口9aを流れる空調空気は第1風向板19によってフロントウイン ド6に向って流れフロントウインド6の隅の部分Bに吹付けられることになる。 また、空気吹出口9bを流れる空調空気は第2風向板20によってサイドウインド7 に向って流れサイドウインド7に吹付けられることになる(図4をも参照)。こ れによって、フロントウインド6の隅の部分Bの霜や曇が速やかに取除かれるこ とになる。
【0016】 図5はサイドデミスタ8の2つに分けて形成した空気吹出口9a,9bの断面模式 図である。空調空気Aは図のように流れることになる。
【0017】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように、サイドデミスタの空気吹出口を2つに仕切り 、一方の空気吹出口をフロントウインドに、他方の空気吹出口をサイドウインド に向けたので、一方の空気吹出口からの空調空気はフロントウインドに吹付けら れることになり、他方の空気吹出口からの空調空気は従来どおりサイドウインド に吹付けられることになる。これにより空調空気が吹付けられたフロントウイン ド部分の霜やが速やかに取除かれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す模式図である。
【図2】サイドデミスタを形成したインストルメントパ
ネルの模式図である。
【図3】図1のサイドデミスタ部分の拡大図である。
【図4】図1のD−D線に沿う模式図である。
【図5】サイドデミスタ内の風向板の向きを示す模式図
である。
【図6】空調装置の概略図である。
【図7】デフロスタ装置からの風の方向を示す模式図で
ある。
【図8】従来のサイドデミスタの風の方向を示す模式図
である。
【図9】図8のC−C線に沿う模式図である。
【符号の説明】
1 デフロスタ装置 3 フロントデフロスタ 6 フロントウインド 7 サイドウインド 8 サイドデミスタ 9a 一方の空気吹出口 9b 他方の空気吹出口 19 風向板 20 風向板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デフロスタ本体に接続されたサイドウイ
    ンド霜取用のサイドデミスタの空気吹出口をインストル
    メントパネルの上面に開口させると共に該空気吹出口を
    2つに仕切り、一方の空気吹出口をフロントウインド
    に、他方の空気吹出口をサイドウインドに向けたことを
    特徴とする車両用デフロスタ装置。
JP1991048778U 1991-05-31 1991-05-31 車両用デフロスタ装置 Expired - Lifetime JP2598089Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991048778U JP2598089Y2 (ja) 1991-05-31 1991-05-31 車両用デフロスタ装置

Applications Claiming Priority (1)

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04132823U true JPH04132823U (ja) 1992-12-09
JP2598089Y2 JP2598089Y2 (ja) 1999-07-26

Family

ID=31927064

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016101857A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 スズキ株式会社 車両用デフロスタ装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5542530A (en) * 1978-09-19 1980-03-25 Jgc Corp Immobilized enzyme or immobilized microbial cells, and their use
JPS56168864A (en) * 1980-06-02 1981-12-25 Satake Eng Co Ltd Two cylinder type cereal selector

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Publication number Publication date
JP2598089Y2 (ja) 1999-07-26

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