JP2016101857A - 車両用デフロスタ装置 - Google Patents

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【課題】送風性能を向上させることができ、製作コストを低減でき、軽量化できる車両用デフロスタ装置を提供する。【解決手段】車両前席の側方の主サイドウィンドガラスG1と、前記車両前席の前側方の副サイドウィンドガラスG2とにダクトからの空気を吹き付ける車両用デフロスタ装置であって、インストルメントパネル2の側部の表面に、前記主サイドウィンドガラスG1に向かって空気を吹き出す主空気吹き出し口9と、前記副サイドウィンドガラスG2に向かって空気を吹き出す副空気吹き出し口10とを並べて開口形成してある。【選択図】図1

Description

本発明は、
車両前席の側方の主サイドウィンドガラスと、前記車両前席の前側方の副サイドウィンドガラスとにダクトからの空気を吹き付ける車両用デフロスタ装置に関する。
車両においては、上記の車両用デフロスタ装置により、主副の両サイドウィンドガラスの霜や曇りを除去している。
特許文献1に開示されているように、前記副サイドウィンドガラスを備えた副サイドウィンドには、窓枠部材を覆うトリムを設けてある。
従来、前記副サイドウィンドガラスに空気を吹き付ける副空気吹き出し口を、車両前後方向に沿う下側のトリム部分に形成し、主サイドウィンドガラスに空気を吹き付ける主空気吹き出し口を、インストルメントパネルの側部の上面に形成してあった。
これにより、前記副空気吹き出し口が主空気吹き出し口に対し、斜め後ろ側にある程度離れて位置するようになっていた。
特開2007−161083号公報
上記従来の技術によれば、前記副空気吹き出し口が主空気吹き出し口に対し、斜め後ろ側にある程度離れて位置していたために、主空気吹き出し口に空気を送る主ダクトから分岐する副ダクト(分岐ダクト)を設け、この副ダクトで前記副空気吹き出し口に空気を送らなければならなかった。
その結果、ダクト内を流れる空気の圧力損失が生じて送風性能が低下するという問題や、ダクトの重量が増加するという問題があった。
また、
(1) 副空気吹き出し口の近傍で、副ダクトを車体あるいはインストルメントパネル本体に締め付け固定する必要があることから締め付け固定箇所が増加し、
(2) ダクトをブロー成形した後、主空気吹き出し口を形成するためのダクトのカット工程だけでなく、副空気吹き出し口を形成するためのダクトのカット工程も必要になってカット工数が増加し、
(3) 組み付け工程では、インストルメントパネルを車体に取り付けた後に前記トリムを車体に取り付けているために、副ダクトの開口の周縁部と、トリムに形成された副空気吹き出し口の周縁部との間に、これら両者の位置ずれ対策としてパッキンを介在させなければならなかった。
以上の(1)〜(3)により、従来の技術では、製作コストが増加し、ダクトの重量がより増加するという問題もあった。
本発明の目的は、送風性能を向上させることができ、製作コストを低減でき、軽量化できる車両用デフロスタ装置を提供する点にある。
本発明は、
車両前席の側方の主サイドウィンドガラスと、前記車両前席の前側方の副サイドウィンドガラスとにダクトからの空気を吹き付ける車両用デフロスタ装置において、
インストルメントパネルの側部の表面に、前記主サイドウィンドガラスに向かって空気を吹き出す主空気吹き出し口と、前記副サイドウィンドガラスに向かって空気を吹き出す副空気吹き出し口とを並べて開口形成したことを特徴とする。(請求項1)
この構成によれば、インストルメントパネルの側部の表面に、主空気吹き出し口と副空気吹き出し口とを並べて形成してあるから、主副両空気吹き出し口を近接させることができる。
その結果、ダクトの一つの排気口部に主副の両空気吹き出し口を形成することができ、主空気吹き出し口に向かって空気を流すダクトから、副空気吹き出し口に向かって空気を流すダクトを分岐させる必要がない。従って、ダクト内での空気の圧力損失を抑制でき、送風性能を向上させることができる。
例えば、主空気吹き出し口に空気を送る主ダクトから分岐する副ダクト(分岐ダクト)を設け、この副ダクトで副空気吹き出し口に空気を送るよう構成した場合、副空気吹き出し口の近傍で、副ダクトを車体あるいはインストルメントパネル本体に締め付け固定する必要があり、締め付け固定箇所が増加する。しかしながら、本発明の上記構成によれば、このような締め付け固定個所を設ける必要がなく、車体あるいはインストルメントパネル本体へのダクトの固定のための締め付け固定個所の数を少なくすることができる。
さらに、ダクトをブロー成形した後、主空気吹き出し口と副空気吹き出し口とを形成するためのダクトのカットを一挙に行うことができてカット工数が一つで済む。つまり、ダクトを製作する工数を少なくすることができる。
また、ダクトの排気口部と主空気吹き出し口及び副空気吹き出し口とを正確に重ね合わせることができる。従って、これらの間にパッキンを介在させる必要がなく、パッキンに要する材料コスト及び組み付けコストをなくすことができる。
以上により、製作コストを低減でき、ダクトを軽量化することができる。また、組み付け性を向上させることができる。(請求項1)
本発明において、
前記ダクトの排気口部を、互いに連通する主排気口部分と副排気口部分とから構成し、
前記主排気口部分を前記主空気吹き出し口に連通接続するとともに、前記副排気口部分を前記副空気吹き出し口に連通接続し、
前記ダクト内を流れる空気を、前記主排気口部分及び前記主空気吹き出し口に向かう空気と、前記副排気口部分及び前記副空気吹き出し口に向かう空気とに分配する分配壁部を前記ダクトの後部の内周部に設けたことを特徴とすると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
主空気吹き出し口に空気を送るダクトから分岐する副ダクト(分岐ダクト)を設けなくても、前記ダクト内を流れる空気を、前記主空気吹き出し口に向かう空気と、前記副空気吹き出し口に向かう空気とに確実に分配することができる。これにより、製作コスト面、重量面で有利になる。 (請求項2)
本発明において、
前記主空気吹き出し口から吹き出す空気を、前記主副両サイドウィンドガラス間のピラーの車両後方側の面で前記主サイドウィンドガラスにガイドし、
前記副空気吹き出し口から吹き出す空気を、前記ピラーの車両前方側の面で前記副サイドウィンドガラスにガイドすることを特徴とすると、次の作用を奏することができる。(請求項3)
ピラーを有効利用してダクトからの空気を主サイドウィンドガラスと副サイドウィンドガラスに分配することができ、例えば、専用のガイド部材を設けた構造に比べると構造を簡素化することができる。(請求項3)
本発明において、
前記主空気吹き出し口と前記副空気吹き出し口とを、前記インストルメントパネルの表面に車幅方向に並べて配置したことを特徴とすると、次の作用を奏することができる。(請求項4)
インストルメントパネルは車幅方向に長いので、インストルメントパネルの車幅方向のスペースを有効利用して、主空気吹き出し口と副空気吹き出し口とをインストルメントパネルの表面に形成することができる。(請求項4)
本発明によれば、
送風性能を向上させることができ、製作コストを低減でき、軽量化できる車両用デフロスタ装置を提供することができた。
車室内の右側前部の斜視図 車室内の右側前部を車室内側から見た側面図 (a)はダクトの斜視図、(b)は、図3(a)のX部の拡大図 (a)は、主空気吹き出し口からの空気の吹き出し方向を示す一部切り欠き側面図(b)は、図4(a)のY部の拡大図 (a)は、図4(a)のF−F矢視図、(b)は、図5(a)のZ部の拡大図
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
図1に、自動車の車室内の右側前部を示してある。左右一対のフロントピラー1間には樹脂製のインストルメントパネル2が位置し、前席の側方にはサイドドア3が位置している。
前記インストルメントパネル2は、上壁4と、上壁4の車両後方側Rrの端部から下方に延びる縦壁5とを備えている。前席に着座した乗員は前記縦壁5に車両後方側Rrから対向する。符号G3はフロントガラスである。
サイドドア3は、窓用開口部が上部に形成されたドアパネルと、ドアパネルを車室内側W1から覆うドアトリム6とを備えている。そして、窓用開口部に、主サイドウィンドガラスG1を昇降自在に設けてある。
フロントピラー1は、フロントピラーパネルと、フロントピラーパネルを覆うピラートリム18とを備えている。そして、フロントピラー1の車両前後方向の幅を広く設定するとともに、フロントピラー1に上窄まりの三角形状の窓用開口部1Hを形成し、この窓用開口部1Hに、副サイドウィンドガラスG2を嵌合固定してある。これにより、車両の斜め外側前方の視界を広く確保している。
主サイドウィンドガラスG1は前席の側方に位置し、副サイドウィンドガラスG2は前席の前側方に位置する。これらの主サイドウィンドガラスG1と副サイドウィンドガラスG2とに空気を吹き付けて霜や曇りを除去する車両用デフロスタ装置7(図4(a),図4(b),図5(a)参照)をインストルメントパネル2内に配設してある。車両用デフロスタ装置7を、以下、「デフロスタ装置7」と略称する。
[デフロスタ装置7の構造]
図5(a)に示すように、デフロスタ装置7は、空調装置(図示せず)から送出される空気を車両後方側Rrに向かって流す角筒状のダクト8を備えている。また、図1,図2,図5(a)に示すように、前記フロントピラー1の車室内側W1に位置するインストルメントパネル2の上壁4の表面に、主サイドウィンドガラスG1に向かって空気を吹き出す主空気吹き出し口9と、副サイドウィンドガラスG2に向かって空気を吹き出す副空気吹き出し口10とを車幅方向に並べて開口形成してある。主空気吹き出し口9は副空気吹き出し口10よりも車両の左右中心側(車室内側W1)に位置する。
前記ダクト8の下流側の排気口部8H(図3(a),図3(b),図5(a)参照)は、主空気吹き出し口9と副空気吹き出し口10に連通接続している。主空気吹き出し口9と副空気吹き出し口10にはルーバー20を設けてある。また、主空気吹き出し口9と副空気吹き出し口10の下方に、空調用の空気を車室内に吹き出す空気吹き出し口17(図1参照)を開口形成してある。
[ダクト8の構造]
図3(a),図3(b),図5(a),図5(b)に示すように、前記ダクト8は、上壁11・下壁12・車両の左右中心側(車室内側W1)の第1側壁13・車室外側W2の第2側壁14を備えている。このダクト8は、車両後方側Rrほど上方に位置するように後ろ上がりに傾斜するとともに(図4(a)参照)、車両後方側Rrほど車幅方向外側W2に位置するように傾斜している(図5(a)参照)。
[ダクト8の後部の構造]
図3(a),図3(b)に示すように、前記ダクト8の排気口部8Hを、互いに車幅方向に連通する主排気口部分8H1と副排気口部分8H2とから構成してある。そして、図4(a),図4(b)に示すように、主排気口部分8H1を前記主空気吹き出し口9に連通接続し、図5(a),図5(b)に示すように、副排気口部分8H2を前記副空気吹き出し口10に連通接続してある。
また、図3(a),図3(b)に示すように、ダクト8内を流れる空気を、主排気口部分8H1及び主空気吹き出し口9に向かう空気と、副排気口部分8H2及び副空気吹き出し口10に向かう空気とに分配する分配壁部31をダクト8の後部の内周部に設けてある。
詳述すると、図3(a),図3(b),図5(a)に示すように、前記ダクト8の後部において、第2側壁14を略S字状に屈曲し、上流側の第1屈曲部K1を、下流側の第2屈曲部K2よりも車両の左右中心側(車室内側W1)に位置させてある(図3(b)参照)。そして、ダクト8の軸芯方向から見て、前記第1屈曲部K1の屈曲点よりも略車両の左右中心側の排気口部分を前記主排気口部分8H1に構成し、第1屈曲部K1の屈曲点よりも略車室外側W2の排気口部分を前記副排気口部分8H2に構成してある。また、前記第2側壁14の第1屈曲部K1の内周面を前記分配壁部31に構成してある。
図3(a)に示すように、第1側壁13を扁平に形成して、第1屈曲部K1付近のダクト8の流路幅をその上流側の流路幅よりも狭く設定してある。
前記下壁12の車幅方向外側W2の側縁は、第2側壁14に対応するS字状に屈曲して第2側壁14の下端に連なっている。図4(a),図4(b)に示すように、前記下壁12は、車両後方側Rrほど上方に位置するように傾斜している。また、前記第1屈曲部K1に連なる下壁部分12Aは下方に円弧状に膨出している(図4(b)参照)。
図4(b)に示すように、前記主空気吹き出し口9の周りでは、ダクト8の排気口部8に設けた環状のフランジ8Fが、インストルメントパネル2の上壁4の裏面側に設けた環状のフランジ4Fに外嵌している。
本実施形態では、前記下壁部分12Aを上記のように円弧状に形成することで、前記主空気吹き出し口9から空気を図4(a)の矢印A方向に吹き出している。主空気吹き出し口9からの空気の吹き出し方向は、前記下壁部分12Aの形状を変更することで変更することができる。
例えば、前記下壁部分12Aを、図4(b)の傾斜直線状の第1仮想線L1上に位置させた場合、空気を図4(a)の矢印C方向に吹き出して、主サイドウィンドガラスG1の下端部側に当てることができる。また、前記下壁部分12Aを、傾斜角度が大きい第2仮想線L2上に位置させた場合、空気を図4(a)の矢印B方向に吹き出して、主サイドウィンドガラスG1のより上側に当てることができる。
本実施形態では、図5(b)に示すように、前記ダクト8の第2側壁14の上端部14Jを、上側ほど車室外側W2に位置するように形成することで、副空気吹き出し口10から吹き出す空気を、前記第2側壁14の傾斜した上端部14Jに沿うD方向(図5(a)参照)に進ませている。副空気吹き出し口10からの空気の吹き出し方向は、前記第2側壁14の上端部14Jの傾斜角を変更することで変更することができる。
例えば、前記第2側壁14の上端部14Jの傾斜角を小さくして、前記上端部14Jを図5(b)の第3仮想線L3上に位置させた場合、空気を図5(a)の矢印F方向に吹き出して、副サイドウィンドガラスG2の下端部側に当てることができる。
そして、前記第2側壁14の上端部14Jの傾斜角を大きくして、前記上端部14Jを図5(b)の第4仮想線L4上に位置させた場合、空気を図5(a)の矢印E方向に吹き出して、副サイドウィンドガラスG2の上側に当てることができる。
図2に示すように、前記主空気吹き出し口9から吹き出す空気を、前記主副両サイドウィンドガラスG1,G2間のフロントピラー部分1A(ピラーに相当)の車両後方側Rrの面1A2で主サイドウィンドガラスG1にガイドし、前記副空気吹き出し口10から吹き出す空気を、前記フロントピラー部分1Aの車両前方側Frの面1A1で前記副サイドウィンドガラスG2にガイドしている。
これにより、フロントピラー1を有効利用してダクト8からの空気を主サイドウィンドガラスG1と副サイドウィンドガラスG2に分配することができ、例えば、専用のガイド部材を設けた構造に比べると構造を簡素化することができる。
本発明によれば、
インストルメントパネル2の側部の表面に、主空気吹き出し口9と副空気吹き出し口10とを並べて形成してあるから、主副の両空気吹き出し口9,10を近接させることができる。
その結果、ダクト8の一つの排気口部8Hに主副の両空気吹き出し口8H1,8H2を形成することができ、主空気吹き出し口9に向かって空気を流すダクト8から、副空気吹き出し口10に向かって空気を流す分岐ダクト(図示せず)を分岐させる必要がない。従って、ダクト8内での空気の圧力損失を抑制でき、送風性能を向上させることができる。
例えば、主空気吹き出し口9に空気を送るダクトから分岐する副ダクト(分岐ダクト)を設け、この副ダクトで副空気吹き出し口10に空気を送るよう構成した場合、副空気吹き出し口10の近傍で、副ダクトを車体あるいはインストルメントパネル本体に締め付け固定する必要があり、締め付け固定箇所が増加する。しかしながら、本発明の上記構成によれば、このような締め付け固定個所を設ける必要がなく、車体あるいはインストルメントパネル本体へのダクト8の固定のための締め付け固定個所の数を少なくすることができる。
図3(a),図3(b)の符号30は、ダクト8のフランジ8Fに設けた舌片である。この舌片30に形成したスクリュー挿通孔30Hにスクリューを挿通させるとともに、そのスクリューをインストルメントパネル本体のスクリュー孔に螺合して、前記ダクト8をインストルメントパネル本体に締め付け固定する。
本発明によれば、ダクト8をブロー成形した後、主空気吹き出し口9と副空気吹き出し口10とを形成するためのダクト8のカットを一挙に行うことができてカット工数が一つで済む。つまり、ダクト8を製作する工数を少なくすることができる。
また、ダクト8の排気口部8Hと主空気吹き出し口9及び副空気吹き出し口10とを正確に重ね合わせることができる。従って、これらの間にパッキンを介在させる必要がなく、パッキンに要する材料コスト及び組み付けコストをなくすることができる。
以上により、製作コストを低減でき、ダクトを軽量化することができる。また、組み付け性を向上させることができる。
本発明においては、前記分配壁部31の位置や形状を変更することで、空気の分配の割合を変更することができる。
1A ピラー
1A1 ピラーの車両前方側の面
1A2 ピラーの車両後方側の面
2 インストルメントパネル
8 ダクト
8H ダクトの排気口部
8H1 主排気口部分
8H2 副排気口部分
9 主空気吹き出し口
10 副空気吹き出し口
31 分配壁部
Fr 車両前方側
G1 主サイドウィンドガラス
G2 副サイドウィンドガラス

Claims (4)

  1. 車両前席の側方の主サイドウィンドガラスと、前記車両前席の前側方の副サイドウィンドガラスとにダクトからの空気を吹き付ける車両用デフロスタ装置において、
    インストルメントパネルの側部の表面に、前記主サイドウィンドガラスに向かって空気を吹き出す主空気吹き出し口と、前記副サイドウィンドガラスに向かって空気を吹き出す副空気吹き出し口とを並べて開口形成したことを特徴とする車両用デフロスタ装置。
  2. 前記ダクトの排気口部を、互いに連通する主排気口部分と副排気口部分とから構成し、
    前記主排気口部分を前記主空気吹き出し口に連通接続するとともに、前記副排気口部分を前記副空気吹き出し口に連通接続し、
    前記ダクト内を流れる空気を、前記主排気口部分及び前記主空気吹き出し口に向かう空気と、前記副排気口部分及び前記副空気吹き出し口に向かう空気とに分配する分配壁部を前記ダクトの後部の内周部に設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両用デフロスタ装置。
  3. 前記主空気吹き出し口から吹き出す空気を、前記主副両サイドウィンドガラス間のピラーの車両後方側の面で前記主サイドウィンドガラスにガイドし、
    前記副空気吹き出し口から吹き出す空気を、前記ピラーの車両前方側の面で前記副サイドウィンドガラスにガイドすることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用デフロスタ装置。
  4. 前記主空気吹き出し口と前記副空気吹き出し口とを、前記インストルメントパネルの表面に車幅方向に並べて配置したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の車両用デフロスタ装置。
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