JPH0412783B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0412783B2 JPH0412783B2 JP61003315A JP331586A JPH0412783B2 JP H0412783 B2 JPH0412783 B2 JP H0412783B2 JP 61003315 A JP61003315 A JP 61003315A JP 331586 A JP331586 A JP 331586A JP H0412783 B2 JPH0412783 B2 JP H0412783B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foundation
- ventilation holes
- ventilation
- main body
- building
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 24
- 239000004568 cement Substances 0.000 claims description 6
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 3
- 241000256602 Isoptera Species 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 1
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、基礎と土台との間に設ける多孔換
気孔板に関する。
気孔板に関する。
(従来の技術)
建築物の基礎は、建物を支え地震等の振動にも
耐える強度が必要である。しかし、従来の基礎に
は建物を湿度から守るため、基礎に切り込み部分
を設け、該箇所を換気孔にして床下の空気を流通
させる構造としている。
耐える強度が必要である。しかし、従来の基礎に
は建物を湿度から守るため、基礎に切り込み部分
を設け、該箇所を換気孔にして床下の空気を流通
させる構造としている。
しかし、地震の際には、該切り込み部が毀弱に
なり、換気孔部分から基礎の沈下や裂損が起き、
そのため建物が倒壊したり傾斜したりしている。
なり、換気孔部分から基礎の沈下や裂損が起き、
そのため建物が倒壊したり傾斜したりしている。
また、地盤の低い地方などでは、この換気孔部
分より浸水したり、せつかくの換気孔も役立たな
い場合がある。
分より浸水したり、せつかくの換気孔も役立たな
い場合がある。
そして換気孔は、第3図に示すように部分開口
となるため、空気の流通が隅角部ではよどみ、湿
気が逃げず、白アリ発生等の原因となるという欠
点があつた。
となるため、空気の流通が隅角部ではよどみ、湿
気が逃げず、白アリ発生等の原因となるという欠
点があつた。
(発明が解決しようとする問題点)
そこでこの発明は、上記の欠点を除去し、堅牢
であり、床下全般にわたつて換気でき、床下の湿
気を取り去ることができる、基礎と土台との間に
設ける多孔換気孔板を提供するものである。
であり、床下全般にわたつて換気でき、床下の湿
気を取り去ることができる、基礎と土台との間に
設ける多孔換気孔板を提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
以下、この発明の一実施例を図面に従つて説明
すると、建築物の基礎Xと、土台Yとの間に、繊
維強化セメントを素材とした帯状の本体1を設
け、該本体の表面から裏面に抜ける換気孔2を多
数個設けたものより構成される。
すると、建築物の基礎Xと、土台Yとの間に、繊
維強化セメントを素材とした帯状の本体1を設
け、該本体の表面から裏面に抜ける換気孔2を多
数個設けたものより構成される。
尚、繊維強化セメント(Fiber Reinforced
Cement)は、従来のセメントに比べ、曲げ強度
10倍、圧縮強度、引つ張り強度はそれぞれ3倍、
そして衝撃強度は12〜13倍優れたものである。
Cement)は、従来のセメントに比べ、曲げ強度
10倍、圧縮強度、引つ張り強度はそれぞれ3倍、
そして衝撃強度は12〜13倍優れたものである。
また、換気孔2の一例としては第1図及び第2
図に示すように、帯状の本体1の長手方向に列設
したものであり、該換気孔2の上部は開口したも
のであり、実際には溝であるが、土台Yを乗設す
ることにより上面の開口部が閉塞されて孔となる
ものである。そして該換気孔2の裏面側の口2b
は、裏面に設けられているが、表面側の口2a
は、帯状の本体1に一体の水切り3を設け、該水
切り3によつて前面からは遮蔽するようにし、従
つて、換気孔2の表面側の口2aは下方に向くよ
う傾斜するよう形成している。
図に示すように、帯状の本体1の長手方向に列設
したものであり、該換気孔2の上部は開口したも
のであり、実際には溝であるが、土台Yを乗設す
ることにより上面の開口部が閉塞されて孔となる
ものである。そして該換気孔2の裏面側の口2b
は、裏面に設けられているが、表面側の口2a
は、帯状の本体1に一体の水切り3を設け、該水
切り3によつて前面からは遮蔽するようにし、従
つて、換気孔2の表面側の口2aは下方に向くよ
う傾斜するよう形成している。
しかし、他の方法であつてもよく、特に限定は
しない。
しない。
また、換気孔2は、図面では帯状の本体1の長
手方向と直交する方向に順次平行に列設している
が、例えばハの字状に設けてもよい。
手方向と直交する方向に順次平行に列設している
が、例えばハの字状に設けてもよい。
また、帯状の本体1は、基礎の外周部に設ける
外部用と、基礎の内部に設ける内部用があり、内
部用には当然水切り3は設ける必要がないもので
ある。
外部用と、基礎の内部に設ける内部用があり、内
部用には当然水切り3は設ける必要がないもので
ある。
(発明の効果)
この発明によると、建築物の基礎と、土台との
間に、帯状の本体1を設け、該本体の表面から裏
面に抜ける換気孔2を多数個設け、しかも素材は
繊維強化セメントであり、堅牢でかつ、建築物の
全周囲にわたつて設けており、床下全般にわたつ
て風通しがよく、従つて隅角部等に湿気はなく、
また、帯状の本体1には水切り3を設けているた
め、結露等による水分は、土台Yに再浸水せず、
また、従来のように、基礎Xに換気孔を設けてい
ないため該部分より基礎の沈下や裂損が生ずるこ
とはなく極めて有益なる効果を奏するものであ
る。
間に、帯状の本体1を設け、該本体の表面から裏
面に抜ける換気孔2を多数個設け、しかも素材は
繊維強化セメントであり、堅牢でかつ、建築物の
全周囲にわたつて設けており、床下全般にわたつ
て風通しがよく、従つて隅角部等に湿気はなく、
また、帯状の本体1には水切り3を設けているた
め、結露等による水分は、土台Yに再浸水せず、
また、従来のように、基礎Xに換気孔を設けてい
ないため該部分より基礎の沈下や裂損が生ずるこ
とはなく極めて有益なる効果を奏するものであ
る。
第1図は、この発明の一実施例を示す一部断面
図、第2図は、この発明の実施状態を示す一部欠
截斜視図、第3図は、従来例を示す断面図であ
る。 1…帯状の本体、2…換気孔、2a…表面側の
口、2b…裏面側の口、3…水切り、X…基礎、
Y…土台。
図、第2図は、この発明の実施状態を示す一部欠
截斜視図、第3図は、従来例を示す断面図であ
る。 1…帯状の本体、2…換気孔、2a…表面側の
口、2b…裏面側の口、3…水切り、X…基礎、
Y…土台。
Claims (1)
- 1 建築物の基礎と、土台との間に設ける換気孔
板において、繊維強化セメントを素材とした帯状
の本体1を設け、該本体の長手方向と直交する方
向に表面から裏面に抜ける換気孔2を多数個設
け、これら換気孔の表面側の口2aを下方に向
け、その上部には水切り3等の遮蔽物で換気孔の
口を前面からは見えないよう遮蔽したことを特徴
とする基礎と土台との間に設ける多孔換気孔板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP331586A JPS62160345A (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 基礎と土台との間に設ける多孔換気孔板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP331586A JPS62160345A (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 基礎と土台との間に設ける多孔換気孔板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62160345A JPS62160345A (ja) | 1987-07-16 |
JPH0412783B2 true JPH0412783B2 (ja) | 1992-03-05 |
Family
ID=11553922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP331586A Granted JPS62160345A (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 基礎と土台との間に設ける多孔換気孔板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62160345A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4364045B2 (ja) * | 2004-04-09 | 2009-11-11 | 城東テクノ株式会社 | 建造物の施工方法及び建造物 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5066411U (ja) * | 1973-10-18 | 1975-06-14 | ||
JPS57172810U (ja) * | 1981-04-27 | 1982-10-30 |
-
1986
- 1986-01-09 JP JP331586A patent/JPS62160345A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62160345A (ja) | 1987-07-16 |
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