JP2869733B2 - 住宅の基礎構造 - Google Patents
住宅の基礎構造Info
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- JP2869733B2 JP2869733B2 JP1049554A JP4955489A JP2869733B2 JP 2869733 B2 JP2869733 B2 JP 2869733B2 JP 1049554 A JP1049554 A JP 1049554A JP 4955489 A JP4955489 A JP 4955489A JP 2869733 B2 JP2869733 B2 JP 2869733B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、床下換気性能や耐震性の向上を目的とし
て構築される住宅の基礎構造に関するものである。
て構築される住宅の基礎構造に関するものである。
従来の技術 一般に、住宅の基礎ではコンクリートが用いられてい
る。第7図は、このような基礎コンクリートを用いた基
礎部分の構造を示したもので、基礎コンクリート(31)
上に土台(32)を乗せ、この土台(32)をアンカーボル
ト(33)で固定している。(34)は、土台(32)上に立
設された柱、(35)は床板支持用の大引を示している。
そして、床下の換気を行うため、従来においては、この
第7図で示すように基礎コンクリート(32)の要所要所
に、その天端からある深さまで切欠を設けて換気口(3
6)を形成したもの、或いは、第8図のように、基礎コ
ンクリート(31)を貫通する穴を設けて換気口(36)と
したもの等が用いられている。なお、一般の住宅におい
ては、地盤からの振動が建物側に伝わるのを防止するた
めの特別の免震構造は採用さていない。
る。第7図は、このような基礎コンクリートを用いた基
礎部分の構造を示したもので、基礎コンクリート(31)
上に土台(32)を乗せ、この土台(32)をアンカーボル
ト(33)で固定している。(34)は、土台(32)上に立
設された柱、(35)は床板支持用の大引を示している。
そして、床下の換気を行うため、従来においては、この
第7図で示すように基礎コンクリート(32)の要所要所
に、その天端からある深さまで切欠を設けて換気口(3
6)を形成したもの、或いは、第8図のように、基礎コ
ンクリート(31)を貫通する穴を設けて換気口(36)と
したもの等が用いられている。なお、一般の住宅におい
ては、地盤からの振動が建物側に伝わるのを防止するた
めの特別の免震構造は採用さていない。
発明が解決しようとする課題 上記のように、従来においては、基礎コンクリート
(31)を切欠するか或いは、貫通穴を設けて換気口(3
6)を形成しており、そのため、この換気口(36)部分
によって必然的に断面の欠損箇所を生じ、この部分から
コンクリートのひび割れを生じやすいという欠点があ
る。また、このような換気口(36)は壁方向に間隔を置
いて設けられるが、その数を増加させると基礎コンクリ
ート(31)の弱体化につながるため、必然的に換気口面
積も充分とることができず、且つ、第9図で示すよう
に、換気が床下全面に行き渡らず、空気の淀み部分(図
の斜線部分)を生じるという欠点がある。さらに、かか
る換気口(36)を形成した部分においては、鉄筋を配筋
することができないから、この換気口(36)部分や、或
いは第8図のように基礎天端よりも低い玄関ドア部分
(37)においては、鉄筋をここで中断させなければなら
ず、鉄筋配筋が複雑となって、作業工数が増大する。加
えて、従来においては、土台(32)が基礎コンクリート
(36)上に直接設置されていることから、地震時に地盤
からの振動が建物側に直接伝達され,地震に弱い構造と
なっている。しかも、このように基礎(31)上にアンカ
ーボルト(33)を介して土台(32)を直接固定すると、
この土台(32)に予めボルト穴を開けたプレハブ工法に
おいては、基礎コンクリート(31)打設時におけるアン
カーボルト(33)の位置精度に極めて高いものが要求さ
れ、このこともまた、基礎の施工を複雑化し、結局工
期、工数が大幅に増加するとともに、相当の熟練者でな
ければ施工できないものであった。
(31)を切欠するか或いは、貫通穴を設けて換気口(3
6)を形成しており、そのため、この換気口(36)部分
によって必然的に断面の欠損箇所を生じ、この部分から
コンクリートのひび割れを生じやすいという欠点があ
る。また、このような換気口(36)は壁方向に間隔を置
いて設けられるが、その数を増加させると基礎コンクリ
ート(31)の弱体化につながるため、必然的に換気口面
積も充分とることができず、且つ、第9図で示すよう
に、換気が床下全面に行き渡らず、空気の淀み部分(図
の斜線部分)を生じるという欠点がある。さらに、かか
る換気口(36)を形成した部分においては、鉄筋を配筋
することができないから、この換気口(36)部分や、或
いは第8図のように基礎天端よりも低い玄関ドア部分
(37)においては、鉄筋をここで中断させなければなら
ず、鉄筋配筋が複雑となって、作業工数が増大する。加
えて、従来においては、土台(32)が基礎コンクリート
(36)上に直接設置されていることから、地震時に地盤
からの振動が建物側に直接伝達され,地震に弱い構造と
なっている。しかも、このように基礎(31)上にアンカ
ーボルト(33)を介して土台(32)を直接固定すると、
この土台(32)に予めボルト穴を開けたプレハブ工法に
おいては、基礎コンクリート(31)打設時におけるアン
カーボルト(33)の位置精度に極めて高いものが要求さ
れ、このこともまた、基礎の施工を複雑化し、結局工
期、工数が大幅に増加するとともに、相当の熟練者でな
ければ施工できないものであった。
なお、建物の不陸修正を容易にするため、この出願の
発明者らは、先に基礎コンクリート上に台座を介して土
台をアンカーボルトで固定し、この土台上に壁軸組を構
成するものを発明したが(特公昭61−27528号公報参
照)、この場合の台座は、土台と基礎コンクリート間の
隙間を換気口とするものではなく、単に土台の固定を容
易にするだけのものであって、そのように床下換気を充
分に取り入れる構造のものではなかった。
発明者らは、先に基礎コンクリート上に台座を介して土
台をアンカーボルトで固定し、この土台上に壁軸組を構
成するものを発明したが(特公昭61−27528号公報参
照)、この場合の台座は、土台と基礎コンクリート間の
隙間を換気口とするものではなく、単に土台の固定を容
易にするだけのものであって、そのように床下換気を充
分に取り入れる構造のものではなかった。
この発明は、これらの諸問題を解消することを目的と
してなされたものである。
してなされたものである。
課題を解決するための手段 この出願の発明では、基礎コンクリートと土台との間
に介在させる振動減衰部材を、薄肉の板状材を積層した
構造とするとともに、この振動減衰部材を貫通するアン
カーボルトにて、前記土台を基礎側に固定することを特
徴とする。
に介在させる振動減衰部材を、薄肉の板状材を積層した
構造とするとともに、この振動減衰部材を貫通するアン
カーボルトにて、前記土台を基礎側に固定することを特
徴とする。
作用 地盤側からの振動が振動減衰部材に伝達されると、振
動減衰部材の各板状材が水平方向に摺動することで振動
を吸収し、建物側へ伝達されるのを防止する。また、振
動減衰部材を壁方向に適宜間隔を置いてアンカーボルト
に対応して設置すれば、基礎コンクリートと土台との間
には隙間が形成されることになり、この間隔を換気口と
することによって、従来のように基礎コンクリートに切
欠或いは貫通孔を設けることなく、床下の換気を図るこ
とができる。
動減衰部材の各板状材が水平方向に摺動することで振動
を吸収し、建物側へ伝達されるのを防止する。また、振
動減衰部材を壁方向に適宜間隔を置いてアンカーボルト
に対応して設置すれば、基礎コンクリートと土台との間
には隙間が形成されることになり、この間隔を換気口と
することによって、従来のように基礎コンクリートに切
欠或いは貫通孔を設けることなく、床下の換気を図るこ
とができる。
実 施 例 この発明の実施例を示す第1図〜第4図において、
(1)は、フーチング部(2)と布部(3)とからなる
基礎コンクリートであり、この基礎コンクリート(1)
の布部(3)の天端上に、肉厚の厚い第1の台座(4)
と肉厚の薄い複数枚の第2の台座(5)を介して、土台
(6)が乗せられている。基礎コンクリート(1)に予
め埋設されたアンカーボルト(7)を、これら台座
(4)(5)のボルト穴(8)、及び、土台(6)のボ
ルト穴(図示せず)を貫通させて、ナット(9)で締め
付け固定している。土台(6)は、その開口部分を外向
きにして配置した断面コ字形であり、その下片(10)部
分がアンカーボルト(7)側へ固定されている。即ちア
ンカーボルト(7)は、土台(6)の上片(11)と下片
(10)との間に突出している。土台(6)上には、建物
軸組の下弦部材(12)が、図示しないボルト等によって
固定され、これに柱(13)が立設されている。下弦部材
(12)の内側には大引(14)の端部が固定され、その上
に図示しない床板が施工される。また、柱(13)、下弦
部材(12)及び土台(6)の外側を塞ぐようにして、外
壁板(15)が取り付けられる。
(1)は、フーチング部(2)と布部(3)とからなる
基礎コンクリートであり、この基礎コンクリート(1)
の布部(3)の天端上に、肉厚の厚い第1の台座(4)
と肉厚の薄い複数枚の第2の台座(5)を介して、土台
(6)が乗せられている。基礎コンクリート(1)に予
め埋設されたアンカーボルト(7)を、これら台座
(4)(5)のボルト穴(8)、及び、土台(6)のボ
ルト穴(図示せず)を貫通させて、ナット(9)で締め
付け固定している。土台(6)は、その開口部分を外向
きにして配置した断面コ字形であり、その下片(10)部
分がアンカーボルト(7)側へ固定されている。即ちア
ンカーボルト(7)は、土台(6)の上片(11)と下片
(10)との間に突出している。土台(6)上には、建物
軸組の下弦部材(12)が、図示しないボルト等によって
固定され、これに柱(13)が立設されている。下弦部材
(12)の内側には大引(14)の端部が固定され、その上
に図示しない床板が施工される。また、柱(13)、下弦
部材(12)及び土台(6)の外側を塞ぐようにして、外
壁板(15)が取り付けられる。
上記において、第1の台座(4)は、土台(6)と基
礎コンクリート(1)天端との間の隙間を最小減確保で
きる程度の厚さとし、必要に応じて、薄い方の第2の台
座(5)の枚数を加減することにより、隙間の大きさ及
び土台(5)の不陸を調整する。第2図で示すように、
台座(4)(5)は、壁方向に適宜間隔を置いて、アン
カーボルト(7)に対応して設置される。そして土台
(6)と基礎コンクリート(1)間の隙間が、換気口
(16)として用いられるもので、この換気口(16)を形
成する隙間の大きさは、床下の換気を行うのに充分な大
きさたとえば50mm以上とされる。このため、ほぼ全面に
渡って換気口が形成されることとなって、換気の流れが
良好となり前記のような空気の淀み分を生ずることがな
く、また、換気面積も充分に取れる。第2図で示すよう
に、土台(6)の天端から基礎コンクリート(1)天端
までの高さHを、従来、玄関ドア部分(17)を構成する
ため基礎コンクリート(1)を切欠していた高さと同じ
にすることによって、その基礎コンクリート(1)を切
り欠くことなく、この部分で土台(6)をカットするこ
とによって、そのような玄関ドア部分(17)用の凹部を
形成することができる。
礎コンクリート(1)天端との間の隙間を最小減確保で
きる程度の厚さとし、必要に応じて、薄い方の第2の台
座(5)の枚数を加減することにより、隙間の大きさ及
び土台(5)の不陸を調整する。第2図で示すように、
台座(4)(5)は、壁方向に適宜間隔を置いて、アン
カーボルト(7)に対応して設置される。そして土台
(6)と基礎コンクリート(1)間の隙間が、換気口
(16)として用いられるもので、この換気口(16)を形
成する隙間の大きさは、床下の換気を行うのに充分な大
きさたとえば50mm以上とされる。このため、ほぼ全面に
渡って換気口が形成されることとなって、換気の流れが
良好となり前記のような空気の淀み分を生ずることがな
く、また、換気面積も充分に取れる。第2図で示すよう
に、土台(6)の天端から基礎コンクリート(1)天端
までの高さHを、従来、玄関ドア部分(17)を構成する
ため基礎コンクリート(1)を切欠していた高さと同じ
にすることによって、その基礎コンクリート(1)を切
り欠くことなく、この部分で土台(6)をカットするこ
とによって、そのような玄関ドア部分(17)用の凹部を
形成することができる。
第1図において、換気口(16)は、外壁板(15)の下
端等に取り付けた換気ルーバー(20)によって外側から
見えないように覆われている。この換気ルーバー(20)
は、ネズミやヘビ等の小動物の侵入を防止するため、非
常に小さな通気口を多数形成するようにしたものが望ま
しい。
端等に取り付けた換気ルーバー(20)によって外側から
見えないように覆われている。この換気ルーバー(20)
は、ネズミやヘビ等の小動物の侵入を防止するため、非
常に小さな通気口を多数形成するようにしたものが望ま
しい。
さらに、前記薄い方の台座(5)(5)…は、複数枚
例えば5枚程度用いるとともに、各台座(4)(5)の
表面に滑りを良好とするためのテフロン塗装等を行なう
ことによって、地震時の地盤からの振動を、これらの台
座(4)(5)の水平方向の摺動により吸収させ、その
振動が建物側に伝達されるのを防ぐ免震構造とする。
例えば5枚程度用いるとともに、各台座(4)(5)の
表面に滑りを良好とするためのテフロン塗装等を行なう
ことによって、地震時の地盤からの振動を、これらの台
座(4)(5)の水平方向の摺動により吸収させ、その
振動が建物側に伝達されるのを防ぐ免震構造とする。
第5図は、建物が不同沈下した場合の不陸修正の方法
を示したもので、持上げジャッキ(18)の爪(19)を、
前記換気口(16)内へ差し込んで、土台(6)を持ち上
げることにより不陸の修正を行うことができる。また、
第6図で示すように、従来においては、基礎コンクリー
ト(1)の天端を、全面に渡って均一にレベル出しを行
うことが必要であったが、本発明では、台座(4)
(5)が設置される部分についてのみ、レベル出しを行
えば良い。
を示したもので、持上げジャッキ(18)の爪(19)を、
前記換気口(16)内へ差し込んで、土台(6)を持ち上
げることにより不陸の修正を行うことができる。また、
第6図で示すように、従来においては、基礎コンクリー
ト(1)の天端を、全面に渡って均一にレベル出しを行
うことが必要であったが、本発明では、台座(4)
(5)が設置される部分についてのみ、レベル出しを行
えば良い。
発明の効果 以上のように、この発明によれば、基礎コンクリート
と土台との間に振動減衰部材を介在させているので、地
震時における地盤側からの振動が建物側に伝達されるの
を防止でき、免震構造の住宅を実現できる。しかも、基
礎コンクリートと土台との間には振動減衰部材を介して
間隙が形成されることになるから、この間隙を換気口と
することによって、建物周囲のほぼ全面に渡って換気口
を設けることができ、換気面積が充分で且つ空気の淀み
分がなく、床下の全面に渡って良好な換気を行うことが
できるという効果がある。加えて、基礎を切欠したり或
いは貫通穴を形成する必要がないので、基礎コンクリー
トのひび割れを生じる恐れが少なく、配筋も簡単で、且
つ振動減衰部材部分のみ基礎天端のレベル出しを行えば
良いので、全体に基礎の施工が簡略化され、必ずしもベ
テランの熟練工でなくても短期間で施工を行うことがで
き、全体に従来の約半分の時間で施工できるという効果
がある。
と土台との間に振動減衰部材を介在させているので、地
震時における地盤側からの振動が建物側に伝達されるの
を防止でき、免震構造の住宅を実現できる。しかも、基
礎コンクリートと土台との間には振動減衰部材を介して
間隙が形成されることになるから、この間隙を換気口と
することによって、建物周囲のほぼ全面に渡って換気口
を設けることができ、換気面積が充分で且つ空気の淀み
分がなく、床下の全面に渡って良好な換気を行うことが
できるという効果がある。加えて、基礎を切欠したり或
いは貫通穴を形成する必要がないので、基礎コンクリー
トのひび割れを生じる恐れが少なく、配筋も簡単で、且
つ振動減衰部材部分のみ基礎天端のレベル出しを行えば
良いので、全体に基礎の施工が簡略化され、必ずしもベ
テランの熟練工でなくても短期間で施工を行うことがで
き、全体に従来の約半分の時間で施工できるという効果
がある。
また、振動減衰部材は、薄肉の板状材を積層した構造
となっているので、板状材の積層枚数を加減することに
より、換気口の大きさ及び土台の不陸の調整を簡単に且
つ精度良く行うことができるという効果がある。
となっているので、板状材の積層枚数を加減することに
より、換気口の大きさ及び土台の不陸の調整を簡単に且
つ精度良く行うことができるという効果がある。
第1図はこの発明の実施例を示す基礎部分の縦断面図、
第2図は同じく基礎部分の要部正面図、第3図は台座部
分のみ拡大して示す正面図、第4図は同じく台座部分の
分解斜視図、第5図はこの発明において不陸調整を行う
場合の方法を示す側面図、第6図は台座の設置状態を示
す要部の正面図、第7図は従来の基礎の構造を示す斜視
図、第8図は同じく従来の基礎の要部正面図、第9図は
従来の基礎における皮下の換気の流れを示す概略説明図
である。 (1)……基礎コンクリート、 (4)(5)……台座、(6)……土台、 (7)……アンカーボルト、 (16)……換気口。
第2図は同じく基礎部分の要部正面図、第3図は台座部
分のみ拡大して示す正面図、第4図は同じく台座部分の
分解斜視図、第5図はこの発明において不陸調整を行う
場合の方法を示す側面図、第6図は台座の設置状態を示
す要部の正面図、第7図は従来の基礎の構造を示す斜視
図、第8図は同じく従来の基礎の要部正面図、第9図は
従来の基礎における皮下の換気の流れを示す概略説明図
である。 (1)……基礎コンクリート、 (4)(5)……台座、(6)……土台、 (7)……アンカーボルト、 (16)……換気口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−118809(JP,A) 実開 昭52−112105(JP,U) 実開 昭50−101125(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02D 27/00
Claims (1)
- 【請求項1】基礎コンクリートと土台との間に介在させ
る振動減衰部材を、薄肉の板状材を積層した構造とする
とともに、この振動減衰部材を貫通するアンカーボルト
にて、前記土台を基礎側に固定することを特徴とする住
宅の基礎構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1049554A JP2869733B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 住宅の基礎構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1049554A JP2869733B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 住宅の基礎構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02229323A JPH02229323A (ja) | 1990-09-12 |
JP2869733B2 true JP2869733B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=12834419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1049554A Expired - Fee Related JP2869733B2 (ja) | 1989-02-28 | 1989-02-28 | 住宅の基礎構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2869733B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0567634U (ja) * | 1992-02-12 | 1993-09-07 | 由三 三浦 | 建築物における基礎と土台の緊結構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5438117Y2 (ja) * | 1974-01-22 | 1979-11-14 | ||
JPS52112105U (ja) * | 1976-02-20 | 1977-08-25 |
-
1989
- 1989-02-28 JP JP1049554A patent/JP2869733B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02229323A (ja) | 1990-09-12 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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