JPH0356562Y2 - - Google Patents

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JPH0356562Y2
JPH0356562Y2 JP8804785U JP8804785U JPH0356562Y2 JP H0356562 Y2 JPH0356562 Y2 JP H0356562Y2 JP 8804785 U JP8804785 U JP 8804785U JP 8804785 U JP8804785 U JP 8804785U JP H0356562 Y2 JPH0356562 Y2 JP H0356562Y2
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JP
Japan
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equipment
board
dimensional truss
truss structure
chord member
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JP8804785U
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JPS61203902U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は立体トラス構造の支持部に設備機器
を備え付けてなる建築設備装置に関するものであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この考案は大空間を構成する立体構造屋根を支
持する立体トラス構造の支持部に適用される建築
設備装置である。
建築設備機器は建物内に特別に設けられた一
室、設備機械室等に設置されるのが通例であり、
これは大架構の立体構造の建物においても同様で
ある。つまり屋根の支持部内、もしくは地階に設
備機械室は設けられる。これは設備機器の持つ重
量の大きさ、運転時の振動、騒音等の性格から受
ける制約でもあるが、設備機械室の占める空間は
大きく、そのために建物の内部空間が制限される
場合がある。
この考案は立体構造建造物の空間を有効に活用
する目的からなれたもので、立体トラスの構造上
の特徴を生かすことにより目的を果たそうとする
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は立体トラス構造で構成された屋根の
支持部内に設備機器を収納することにより上記の
課題を解決するものである。
立体トラスの屋内側上弦材と下弦材間に壁板と
なるPC板を取付け、設備機器の発する騒音を遮
断するためにPC板の内側には吸音材等を取付け
る。
設備機器から屋内に布設される各種のダクトは
このPC板に挿通させて設ける。
立体トラス空間内には重量、規模が大きい等そ
の設備の性格から特に地階に設ける必要性の高い
設備を除いては各種の設備機器の収納が可能であ
る。そのため効果的に設備機械室の省スペース化
が図れる。
〔実施例〕
以下この考案を一実施例を示す図面に基づいて
説明する。
この建築設備装置Aは立体トラス構造の屋根の
支持部Bに実施されるものであり、立体トラスの
屋内側上弦材1と下弦材2関に壁板となるPC板
3を取付ける。立体トラス部材bの空間に設備機
器4を設置し、PC板3に挿通させてダクト5を
設けるものである。
PC板3は立体トラスの内側にあつて壁となる
もので、第5図に示すようなパネルである。中央
のパネルはダクト5が挿通するPC板3で、これ
は開口部3aの寸法調整のし易いスチールパネル
を主に使用する。このPC板3の両端を屋内側上
弦材1と下弦材2に固定し、さらにPC板3の内
側には設備機器の騒音を遮る吸音材6等を取付け
る。
設備機器4は立体トラス部材bに水平に架設さ
れる架台7上に設置される。図示した実施例は空
調設備の施工例であるが、立体トラスは建物周囲
に形成されており、そこには設備の設置に有用な
空間を広く確保することができるため、他の多種
の設備機器4の設置が可能である。
ダクト5は第2図、第4図のように開口部3a
の設けられたPC板3を挿通して屋内に布設され
る。
次に立体トラス構造の支持部Bについて説明す
る。
この立体トラスは屋内側上弦材1、屋外側上弦
材8と鉄筋コンクリート造の下弦材2の3弦材を
基本骨組といている。このうち屋外側上弦材8と
下弦材2は垂直につなぎ材で結ばれ、屋内側上弦
材1と屋外側上弦材8、下弦材2とはそれぞれラ
チスを形成する斜材10で結ばれる。屋外側上弦
材8と下弦材2のつなぎ材9との接合部にはそれ
ぞれ2本の斜材10,10が2方向に接合され屋
内側上弦材1の接合部には屋外側上弦材8、下弦
材2とを連結する斜材10,10が1方向に2本
ずつ、2方向に計4本接合される。これにより1
ユニツトが4面体と5面体の立体トラスが1方向
に交互に配列して立体トラス構造の支持部Bを構
成している。
〔考案の効果〕
この考案は以上の通りであり、立体トラス構造
の屋根の支持部がその構造上高い強度と剛性を保
有しているので、各種の設備機器の設置、収納が
可能で、その設備機器に面して遮音性能を持たせ
た壁板となるPC板が取付けられるため騒音にも
対処できる。
この結果これまで建物内に占めていた設備機械
室が不要となり、その空間を有効に活用すること
が可能となる。
また壁板となるPC板を挿通してダクトを設け
ることにより屋内に布設される各種のダクトへの
連絡、連結が容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の概要を示した平面図であ
り、第2図、第3図、第4図はこの考案の実施例
を示したそれぞれ平面図、正面図、断面図であ
る。第5図はPC板を示した斜視図である。 A……建築設備装置、B……立体トラス構造の
支持部、b……立体トラス部材、1……屋内側上
弦材、2……下弦材、3……PC板、3a……開
口部、4……設備機器、5……ダクト、6……吸
音材、7……架台、8……屋外側上弦材、9……
つなぎ材、10……斜材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 立体トラス構造で構成された屋根の支持部の屋
    内側上弦材と下弦材間に壁板となるPC板を取付
    け、前記立体トラス構造の支持部の空間に設備機
    器を設置するとともに、設備機器から屋内へ布設
    されるダクトを前記PC板に挿通させて設けてな
    ることを特徴とする立体トラス構造の支持部にお
    ける建築設備装置。
JP8804785U 1985-06-11 1985-06-11 Expired JPH0356562Y2 (ja)

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JP8804785U JPH0356562Y2 (ja) 1985-06-11 1985-06-11

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JP8804785U JPH0356562Y2 (ja) 1985-06-11 1985-06-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61203902U JPS61203902U (ja) 1986-12-22
JPH0356562Y2 true JPH0356562Y2 (ja) 1991-12-19

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JP8804785U Expired JPH0356562Y2 (ja) 1985-06-11 1985-06-11

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JPS61203902U (ja) 1986-12-22

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