JPH04125823A - 光情報記憶装置 - Google Patents

光情報記憶装置

Info

Publication number
JPH04125823A
JPH04125823A JP2246076A JP24607690A JPH04125823A JP H04125823 A JPH04125823 A JP H04125823A JP 2246076 A JP2246076 A JP 2246076A JP 24607690 A JP24607690 A JP 24607690A JP H04125823 A JPH04125823 A JP H04125823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
track
seek
light spot
optical
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2246076A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2539539B2 (ja
Inventor
Fumiaki Ikeda
文昭 池田
Atsushi Saito
温 斉藤
Takuya Mizogami
卓也 溝上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2246076A priority Critical patent/JP2539539B2/ja
Priority to US07/757,940 priority patent/US5307333A/en
Publication of JPH04125823A publication Critical patent/JPH04125823A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2539539B2 publication Critical patent/JP2539539B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
    • G11B7/08517Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head with tracking pull-in only

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光情報記憶装置に係り、特に、シーク系・ト
ラックサーボ系の信頼性を向上させるようにした光情報
記憶装置に関する。
[従来の技術] 光デイスク装置において、記録再生用光スポットを目標
トラックまで移動させるシーク方式の1つとして、粗シ
ークと精密シーク(精シーク)との組合せからなる2段
階シーク方式が知られている。
上記2段階シーク方式の例としては、特開昭581.6
9:170号公報および特開昭58−91536号公報
に記載のものがある。
この方式の概要は、始めに、粗アクチュエータを用いて
光ヘッドを目標トラックの近傍まで高速で移動させ、次
に、光ヘッドに搭載されたガルバノミラ−などの精アク
チュエータにより、トラック毎のジャンプ動作を繰り返
して行い、最終的に光スポットを目標トラックに位置付
けるシーク方式である。
そして、この2段階シーク方式においては、光ヘッドの
位置検出器として光学式リニアスケール(スケールピッ
チがトラックピッチの整数倍)からなる粗アクチュエー
タを用い、上記リニアスケールの出力によって光ヘッド
を高速で目標トラックの近傍に位置決めした(粗シーク
)後、光スポットの整定、即ち、光スポットに対するト
ラックの偏心速度(光ディスクの偏心により、光ディス
クの1回転を周期として、光スポットに対しトラックが
ディスク半径方向に相対的に正弦的に揺動するときの揺
動速度)が充分遅くなるのを待って、一旦トラックに追
従させ、そのトラックアドレスを読み取った後、光スポ
ットをトラック毎にジャンプ動作させることにより、目
標トラックまで移動させて(精シーク)いる。
この従来の2段階シーク方式について、その動作シーケ
ンスを示す第2図と、光デイスク上のピット配列図を示
す第3図及び第4図を用いて説明する。
最初に、粗シーク指示信号5がオンになると。
光ヘッドが移動を開始する。この場合、光ヘッドの移動
躍層はリニアスケール位置信号2により算出され、また
、光ヘッドの移動速度は上記信号2を微分することによ
って検出され、それらの結果に基づいて光ヘッドの速度
制御が行われる。光ヘッドが目標点近傍まで移動し、そ
の移動速度が充分小さくなると、粗シーク指示信号5が
オフになり、光ヘッドの速度制御が終了する。これと同
時に、粗位置決め制御指示信号6がオンになって、リニ
アスケール位置信号2による光ヘッドの粗位置決めが行
われる。このときに、粗位置決め制御の開始直後からト
ラック偏心速度が所定値以下に低下したことを検出する
ため、トラックずれ信号3がゼロクロスする度ごとに(
すなわち、トラックを横断する毎に)、レベルの反転す
るトラックずれゼロクロスパルス4を発生させ、このパ
ルス4のローレベルまたはハイレベルの接続時間Tを監
視している。そして、偏心速度が十分小さくなったこと
により、上記持続時間Tが一定時間T。
を超えたことが検出されると、粗位置決め制御指示信号
6がオフとされ、同時に、トラック追従制御指示信号7
がオンとされて、ここで、上記のトラックアドレスを読
み取るため、光スポットをトラック中心に一旦追従制御
させる動作が開始されるものである。そして、上記のよ
うに、光スポットをトラック毎にジャンプさせて目標ト
ラックまで移動する精シークが行われる。
この従来の2段階シーク方式にあっては、トラック追従
制御指示信号7がオンとされる時点に、光スポットがト
ラック半径方向のどのような位置にいるかは不定である
いま、第3図に示すように、記録ピット8がトラックの
中心に対して左右対称に位置しており。
トラックずれ信号3(なお、光スポットのトラック中心
に対するずれの状態は、トラック両側の溝による乱反射
を含む反射光の状態が、ずれに応じてアンバランスとな
るので、このアンバランスを検出する左右の1対の検出
器により検出できる。)が正負対称でオフセットが生じ
ていない場合は、たとえ、トラック中心から相当離れた
点Aにおいてトラック追従制御動作がオンとなったとし
ても、光スポットは点Aからトラックずれ信号3の大き
さに比例した加速度を受けてトラックセンターとなる目
標点Bに向かって増速され、目標点Bが通過する1点B
の通過後、トラックずれ信号3は負極性に変わるので、
光スポットは移動方向と逆の加速度を受けて目標点Bに
引き戻され、最終的に光スポットは目標点Bに整定され
て、所要のトラック引き込みが達成されるものである。
一方、第4図に示すように、記録ピット8がトラック中
心から光ディスクの半径方向にずれて位胃している場合
は、トラックずれ信号3の正方向及び負方向の振@Pu
、PLは正負非対称(Pu>PL)になる。これは、記
録ピットがトラック中心からずれると、第4図の8aに
示すように。
トラック間の溝がこわされ、トラックの両側の溝が左右
非対称となる等の影響により、第3図で示したトラック
ずれ信号が更に正負のいずれか一方向にずれることによ
る。このようにトラックずれ信号3が正負非対称の場合
、トラック中心からかなり離れた点Cにおいてトラック
追従制御動作がオンになると、光スポットはトラックず
れ信号3の正振幅Puに比例した加速度を受けて増速さ
れ、その正方向の山を通過した後に目標点Bを通過する
。目標点Bの通過後、トラックずれ信号3の負極性によ
って、光スポットは目標点Bの方向に引き戻されるよう
な加速度を受けるが、トラックずれ信号3の正負方向の
オフセットによって、正方向の山の振幅Puより負方向
の谷の振幅PLが小さいため、光スポットを目標点Bの
方に引き戻すエネルギよりも遠ざける運動エネルギの方
が太きくなっている。このため、その後も、光スポット
は上記オフセットによって同一方向に加速され続けるた
め、トラック追従制御に対する引き込みは不可能になる
[発明が解決しようとする課題] 以上説明したように、従来の2段階シーク方式は、トラ
ックずれ信号3の正負方向のオフセットが大きい場合に
は、光スポットのトラック追従制御に対する引き込みが
不可能になるという問題点を有するものであった。
従って、本発明は、トラックずれ信号の正負方向のオフ
セットが大きい場合においても、光スポットを確実にト
ラック追従制御に引き込むことができる2段階シーク方
式を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明の方式にあっても、トラックの偏心速度が低下し
て光スポットのトラックに対する相対速度が小さくなる
まで、光スポットをトラック追従制御に引き込むのを待
っている点は、従来の2段階シーク方式と同じであるが
、この他に、本発明は、光スポットのトラック追従制御
への引き込み位置を限定、即ち、目標点から遠くて上記
引き込みが困難である位置を避け、上記引き込みを行い
やすい位置のみに限定することにより、安定・確実に上
記引き込みを行うことによって、上記目的を達成してい
る。
[作用] 上記構成に基づく作用を説明する。
本発明では、まず、光スポットをトラック追従制御に引
き込む前に、トラックの偏心速度が低下するのを待つこ
とによって、光スポットのトラックに対する相対速度を
小さくし、光スポットをトラック中心に引き込み易くし
ている。そして、次に、光スポットをトラック追従制御
へ引き込む位置として、上記引き込みを行いやすい位置
のみに限定して上記引き込みを行うことにより、例えば
、トラックずれ信号の正負方向のオフセットが大きい場
合であっても、光スポットを安定・確実にトラック中心
に引き込めるようにしている。
[実施例] 以下に、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する
第1図は1本発明に係わる光情報記憶装置の一実施例を
示すものであって、ブロック図で示されたシーク系及び
トラック追従制御系を具備している。
第1図において、9はレーザ光源、10はレーザ光集束
用対物レンズ、11は円板状の光学的記録媒体(光ディ
スク)、12は光デイスク11上に形成された記録膜、
13は光デイスク11上に照射された光スポット、14
はレーザ光を偏向させて光スポット13の位置を光ディ
スク11の半径方向に移動させるトラッキングミラー、
15はトラッキングミラー14を駆動するミラーアクチ
ュエータ、16はトラック中心からの光スポット13の
ずれを検出するトラックずれ検出器、17はトラックず
れ声出器16で得られた2つのトラッキングずれ検出信
号18を減算してトラックずれ信号3を発生する減算器
、19はトラックずれ信号3を人力してトラック追従制
御(以下、これを“トラックサーボ″という)の系の位
相特性を改善する位相補償器、20はトラックサーボ動
作時にオンとなるアナログスイッチ、21はアナログス
イッチ20の出力信号を増幅して駆動信号をミラーアク
チュエータ15に供給するパワーアンプ、23はトラッ
クサーボ時にトラック偏心の大振幅低周波成分に追従さ
せるため、光へラドアクチュエータ駆動信号のコース(
粗)サーボ制御位相特性を改善する位相補償器、24は
光ヘッド25のトラック方向の位置を検出してリニアス
ケール位置信号2を発生するリニアスケール、26はリ
ニアスケール位置信号2をゼロスライスしてリニアスケ
ールゼロクロスパルスを発生するゼロクロスパルス発生
回路、27はリニアスケールゼロクロスパルス4を計数
して光ヘッド25の移動距離信号28を発生するカウン
タ、29は移動距離信号28から該当する速度指令値3
0を求める速度テーブルROM、31は速度指令値3o
をアナログ信号に変換するディジタル/アナログ(D/
A)変換器、32はリニアスケールゼロクロスパルスを
電圧に変換して光ヘット25の移動速度信号1を発生す
る周波数/電圧(F/V)変換器、34はリニアスケー
ル位置信号2を増幅する増幅器、35は増幅器34の出
力信号の位相特性を改善する位相補償器、33は3つの
接点1乃至3を持つアナログスイッチ、36はヘッドア
クチュエータ37駆動信号を発生するパワーアンプ、3
8はトラックずれ信号3をゼロスライスしてトラックず
れゼロクロスパルス4を発生するゼロクロスパルス発生
回路、39はトラックずれ信号3を上限・下限の2値レ
ベルでスライスしてトラックずれウィンドウパルス46
を発生するウィンドウコンパレータ、40はシーク系及
びトラックサーボ系の動作を統括するマイコン、41は
光ヘツド25内にあるレンズやハーフミラ−等の光学系
、42は光ディスク11を回転させるスピンドルである
この場合、アナログスイッチ33は、シーク時、粗位置
決め時、トラックサーボ時にそれぞれ各接点1乃至3が
可動接点に切換接続される。
次に、上記実施例の動作について、第2図と第5図の動
作シーケンス図及び第3図と第4図のビット配置図を利
用して説明する。
第2図は従来の2段階シーク方式における動作シーケン
スを表すものである。第5図は上記実施例の動作シーケ
ンスを表すものであるが、両方式は、光ヘッドの速度制
御が終了し、粗位置決め制御が開始されるまでの期間は
同一の動作シーケンスを辿るため、上記期間における動
作シーケンスは第5図から省いている。
最初に、シーク開始時には、マイコン40が制御線45
を介してアナログスイッチ2oにトラックサーボオフ信
号を与え、アナログスイッチ2゜をオフにする。同時に
、マイコン40は、制御線43を介して、アナログスイ
ッチ33にそれまで供給されていたトラック追従制御指
示信号7をオフすると共に、このアナログスイッチ33
に粗シーク指示信号5を供給し、それによって、その可
動接点を接点1から接点2に切換接続し1位相補償器2
3から接点1に加えられていたトラック追従制御信号の
伝送をオフにするとともに、接点2に加えられる粗シー
ク制御信号の伝送をオンにする5この切換えによって、
光ヘッド25は、第2図に示すように、移動速度1が次
第に増速され、それが最高速度(この速度は、速度テー
ブルROM29に記憶されている速度カーブを基準値と
し、これにF/V変換器32によって検出したヘッド移
動速度信号をフィードバックした値で決まる)に達して
所栗距離等速で進むと、その後は次第に減速されるよう
な速度制御が行われる。
光ヘッド25が、シーク目標点近傍に到達すると、カウ
ンタ27から制御線44を介して粗シーク終了信号がマ
イコン40に伝達され、マイコン40はそれに応答して
制御線43に粗位置決め制御指示信号6を送出し、また
粗シーク指示信号5をオフとし、アナログスイッチ33
の可動接点を接点2から接点3に切換え、粗シーク制御
信号の伝送をオフにするとともに、位相補償器35から
の粗位置決め制御信号の伝送をオンにする。このように
、光ヘッド25は、第5図に示すように。
リニアスケール位置信号2から得られた粗位置決め制御
信号によって粗位置決めが行われるが、その粗位置決め
の間に、トラックずれ信号3を受けるゼロクロスパルス
発生回路38はトラックずれゼロクロスパルス4を発生
するとともに、そのローレベルまたはハイレベルの持続
期間Tを計数している。そして、トラックの偏心速度が
小さくなって、光スポット13とトラックとの相対速度
が低下し、上記持続時間Tの計数値が一定のf[11T
に到達するのを待って、光スポット13のトラックサー
ボへの引き込みが行われる。
ここにおいて、従来の2段階シーク方式は、第2図に示
すように、直ちに、アナログスイッチ33の可動接点を
接点3から接点1に切換えてトラックサーボオンにし、
光スポット13をトラックに引き込むようにしていたが
、第4図に示すように、記録ピット8がトラック中心か
ら半径方向にずれて位置していると、トラックずれ信号
3に上下非対称なオフセットが生じる。そして、この場
合に、トラック中心からかなりずれた点Cから引き込み
を開始すると、トラックずれ信号3の正負振幅Pu、P
Lに大きな差があるため、光スポット13のトラックへ
の引き込みが失敗することは既に述べたところである。
この場合、トラックずれ信号3に上下非対称なオフセッ
トがある場合に、トラック引き込みが成功する位置、失
敗する位置について、第4図を用いて説明する。
いま、光スポット13が図の左側から右側に横断してお
り、トラックずれ信号3における点Fから点Bまでの1
ピツチ上のいずれかの位置でトラックサーボオンになっ
て、トラックへの引き込みを行う場合について考察する
(1)、点Fから点Eまでのいずれかの位置でトラック
サーボオンする場合は、トラックずれ信号3の極性は負
であって、光スポット13にはその移動方向(左→右)
と逆方向(右→左)に引き戻す力が加わるため、光スポ
ット13は減速を受けて点Gに達する以前に速度がOに
なる。そして、次には点Gから逆方向(右→左)に加速
され、最終的に点Fに引き込まれて整定する。
(2)2点Eから点Gまでのいずれかの位置でトラック
サーボオンする場合は、上記(1)の場合と同様に、ト
ラックずれ信号3の極性は負であって。
光スポット13にはその移動方向(左→右)とは逆方向
(右→左)に向かう力が働き、光スポット13は減速さ
れるが、点Gに達するまでに充分減速されず点Gを通過
してしまう。そして1点Gの通過は上記信号3の極性が
正になり、光スポット13にはその移動方向(左→右)
の力が加わるため、今度は光スポット13は加速され続
け、高速度で点Bを通過する。その後は上記信号3が負
極性になるため、光スポット13は減速を受けるが、上
記信号3のオフセットによりその負方向の振幅PLが小
さいため、光スポット13は簡単に谷を乗り越え、さら
に点Hをも通過する。このように、光スポット13は加
速・減速が繰り返し行われるものの、所定の点への整定
か行われず、トラックへの引き込みは不可能になる。
(3)1点Gから点りまでのいずれかの位置でトラック
サーボオンになった場合は、トラックずれ信号3は正極
性であって、かつ、目標点Bよりもかなり離れているた
めに、光スポット13は加速され続け、高速度で点Bを
通過する。そして、それ以後も、上記(2)の場合と同
様に、上記信号3の負極性の範囲で充分に減速がされず
に点Hを通過するため、トラックへの引き込みは不可能
になる。
(4)1点りから点Bまでのいずれかの位置でトラック
サーボオンになった場合は、上記(3)の場合と同様に
、トラックずれ信号3は正極性であるが、(3)の場合
よりも点Bに近接しているため。
光スポット13は加速される時間が短くなり、上記(3
)の場合よりも低速度で点Bを通過する。その後は、上
記信号3の負極性によって充分減速され、点Hに到達す
る以前に速度がOになるので。
光スポット13は次に逆方向(右→左)に移動を開始し
、最終的に点Bに引き込まれて整定する。
以上の観点から、光スポット13の引き込みが成功する
範囲は、点Fから点Eまでの間及び点Dから点Bまでの
間であり、引き込みが失敗する範囲は1点Eから点りま
での間である。
従って1点Eから点りまでの間を避けてトラックサーボ
オンを行えばよいことになるが、実現の容易性とコスト
の両面から見て、本実施例では、トラックずれ信号3の
点りを通る正レベルSuと。
点Eを通る負レベルSLとによってスライスを行い、こ
れらスライスレベルSu、SL間を除外してトラックサ
ーボオンを行うようにしている。
即ち、第4図に示すように、トラックずれ信号3がレベ
ルSu、SL間にある場合にハイレベルになり、それ以
外のときにローレベルになるトラックずれウィンドウパ
ルス46を発生し、上記パルス46のローレベル時にト
ラックサーボオンを行うようにしている。この際に、上
記信号3の点Iから点Jの間は、トラック引き込みが成
功する領域であるが、敢えてこの領域を避けるようにし
ても、動作上回等支障はない。
再び本実施例の動作シーケンスを示す第5図に戻ると、
光スポット13とトラックとの相対速度が低下するのに
伴って、トラックずれゼロクロスパルス4の持続時間T
は次第に長くなり、遂にそれが一定値Toに達する。こ
の時点において、ウィンドウコンパレータ39が発生す
るトラックずれウィンドウパルス46が既にローレベル
になっていること、あるいは5時間待ちによってローレ
ベルになったことをマイコン40が確認すると、マイコ
ン40は制御線43を介してアナログスイッチ33に伝
達される粗位置決め制御指示信号6をオフにし、それに
よってこのスイッチ33の接点3をオフにする。続いて
、マイコン40は同じく制御線43を介してアナログス
イッチ33に伝達されるトラック追従制御指示信号7を
オンにし、アナログスイッチ33の接点1をオンにして
トラック追従制御を開始させる。
以上説明したように1本実施例によれば、粗シーク後、
光スポット13をトラックに引き込んで追従させる動作
を、トラックずれ信号3に上下非対称な大きいオフセッ
トが存在する場合であっても、安定・確実に行うことが
でき、しかも実用性が高く、低コストで実現可能である
[発明の効果コ 以上詳しく説明したように、本発明によれば。
2段階シーク方式を用いた光情報記憶装置において、粗
シークから精シークに移るとき、光スポットのトラック
追従制御への引き込み位置を特定の範囲に限定すること
によって、トラックずれ信号3に上下非対称な大きいオ
フセットが存在する場合においても、シーク後、光スポ
ットをトラック追従制御へ引き込む動作を安定・確実に
行うことができるので、信頼性の高いシーク・サーボ系
を実現でき、しかも、簡便な方法により安価に実現でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はシーク系及びトラックサーボ系を含んだ光情報
記憶装置の一実施例を示す構成図、第2図は従来の2段
階シーク方式における動作シーケンス図、第3図はオフ
セットが存在しない場合の光デイスク上のビット配列図
、第4図はオフセットが存在する場合の光デイスク上の
ビット配列図、第5図は本発明の2段階シーク方式にお
ける動作シーケンス図である。 2・・・・・・リニアスケール位置信号、3・・・・・
・トラックずれ信号、4・・・・・・トラックずれゼロ
クロスパルス、5・・・・・・粗シーク指示信号、6・
・・・・・粗位置決め制御指示信号、7・・・・・・ト
ラック追従制御指示信号、8・・・・・・記録ピット、
9・・・・・・レーザ光源、10・・・・・・対物レン
ズ、11・・・・・・光ディスク、12・・・・・・記
録膜、13・・・・・・光スポット、14・・・・・・
トラッキングミラー、15・・・・・・アクチュエータ
、16・・・・・・トラッキングずれ検出器、17・・
・・・・減算泰、18・・・・・・トラッキングずれ検
出信号、19,23.35・・・・・・位相補償器+ 
20.33・・・・・・アナログスイッチ、21.36
・・・・・・パワーアンプ、24・・・・・・リニアス
ケール、25・・・・・・光ヘッド、26・・・・・・
ゼロクロスパルス発生回路、27・・・・・・カウンタ
、29・・・・・・速度テーブルROM、31・・・・
・・D/A変換器、32・・・・・・F/V変換器、3
4・・・・・・増幅器、37・・・・・・ヘッドアクチ
ュエータ、38・・・・・・ゼロクロスパルス発生回路
、39・・・・・・ウィンドウコンパレータ、40・・
・・マイコン、41・・・・光学系、42・・・・・ス
ピンドル、43,44.45・・・・・制御線、46・
・−トラックずれウィンドウパルス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光ディスクの目標トラックに記録再生用光スポット
    を位置付けするシーク動作を、まず位置検出器として外
    部リニアスケールを使用して粗アクチュエータにより高
    速で目標トラックの近傍に光ヘッドを位置付けする粗シ
    ークを行つた後、光スポットの整定を待つて、一旦トラ
    ックへ追従してアドレスを読み取り、次いで光スポット
    をトラック毎のジャンプ動作により目標トラックまで移
    動させる精シークを行う2段階シーク方式において、粗
    シーク終了後、トラックの偏心速度が低下するのを待ち
    、さらに光スポットの半径方向位置をも監視してそれが
    引き込み可能な範囲内に入つたことを確認した後、光ス
    ポットをトラック追従制御に引き込むようにしたことを
    特徴とする光情報記憶装置。 2、光スポットの半径方向位置を監視してそれが引き込
    み可能なある範囲内に入つたことを確認する手段として
    、トラックずれ信号を上限と下限の2値レベルでスライ
    スしてトラック引き込み可能な領域と失敗する領域とを
    示すパルスを発生し、そのパルスのレベルを監視するこ
    とにより、引き込み可能な領域のレベルになつたことを
    確認することを特徴とする請求項1記載の光情報記憶装
    置。
JP2246076A 1990-09-18 1990-09-18 光情報記憶装置 Expired - Fee Related JP2539539B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2246076A JP2539539B2 (ja) 1990-09-18 1990-09-18 光情報記憶装置
US07/757,940 US5307333A (en) 1990-09-18 1991-09-12 Track servo pull-in method and apparatus for an optical disc

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2246076A JP2539539B2 (ja) 1990-09-18 1990-09-18 光情報記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04125823A true JPH04125823A (ja) 1992-04-27
JP2539539B2 JP2539539B2 (ja) 1996-10-02

Family

ID=17143119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2246076A Expired - Fee Related JP2539539B2 (ja) 1990-09-18 1990-09-18 光情報記憶装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5307333A (ja)
JP (1) JP2539539B2 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0528513A (ja) * 1991-07-18 1993-02-05 Ricoh Co Ltd トラツキング引込み装置
KR950007288B1 (ko) * 1993-05-19 1995-07-07 현대전자산업주식회사 광 디스크 드라이브의 위치 설정 제어회로
JP2928849B2 (ja) * 1993-12-10 1999-08-03 株式会社日本コンラックス 光学的情報記録再生装置におけるトラックシーク方法及び装置
JPH0963070A (ja) * 1995-06-13 1997-03-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd トラックアクセス方法および装置
JP3633095B2 (ja) * 1996-04-22 2005-03-30 富士通株式会社 光学的記憶装置
JP2000030263A (ja) * 1998-07-10 2000-01-28 Victor Co Of Japan Ltd 光学的記録媒体読取り装置
JP2001202634A (ja) * 1999-12-23 2001-07-27 Lg Electronics Inc 光記録再生器のトラッキング制御方法及び装置
US6909676B2 (en) * 2001-01-25 2005-06-21 Dphi Acquisitions, Inc. Digital tracking servo system with multi-track seek with track zero crossing detection
US7522480B2 (en) 2001-01-25 2009-04-21 Dphi Acquisitions, Inc. Digital tracking servo system with multi-track seek with an acceleration clamp
US7196977B2 (en) * 2002-10-31 2007-03-27 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Track jump control circuit for accessing optical disk drive
JP3700704B2 (ja) * 2003-02-27 2005-09-28 日本電気株式会社 トラッキングサーボ及び光ディスク装置
TWI261235B (en) * 2003-12-16 2006-09-01 Mediatek Inc Track slipping protection device and method for track jumping control of DVD-RAM drive
US7518960B2 (en) * 2005-12-13 2009-04-14 Lsi Corporation Method and apparatus for positioning beam spot on recording medium
JP2010267342A (ja) * 2009-05-15 2010-11-25 Funai Electric Co Ltd 光ピックアップ及び光ディスク装置
JP5392299B2 (ja) * 2011-05-31 2014-01-22 船井電機株式会社 光ディスク装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0278021A (ja) * 1988-09-14 1990-03-19 Nec Corp 記録ディスク制御装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5891536A (ja) * 1981-11-25 1983-05-31 Hitachi Ltd デイジタル光デイスクのアクセス方式
JPS58169370A (ja) * 1982-03-30 1983-10-05 Hitachi Ltd 光デイスク装置
JPH0612572B2 (ja) * 1985-03-08 1994-02-16 オリンパス光学工業株式会社 光学的情報記録再生装置
JPH0782722B2 (ja) * 1988-09-13 1995-09-06 パイオニア株式会社 トラッキングサーボ装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0278021A (ja) * 1988-09-14 1990-03-19 Nec Corp 記録ディスク制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5307333A (en) 1994-04-26
JP2539539B2 (ja) 1996-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04125823A (ja) 光情報記憶装置
US6400663B1 (en) Optical disc apparatus
WO1997036291A1 (fr) Appareil optique d'enregistrement et de reproduction
JP3582851B2 (ja) トラッキング制御装置
JPH0765382A (ja) 光ディスク制御装置
JPS61177641A (ja) 光デイスクにおけるトラツクアクセス装置
JP4972309B2 (ja) 光ディスク記録・再生装置及びそのシーク制御方法
JPH09167357A (ja) 光学式記録再生装置におけるトラックジャンプ制御装置
KR100200344B1 (ko) 광학 시스템에서의 포커스 풀-인 방법
KR100606671B1 (ko) 광 기록재생기의 액츄에이터 진동 방지 방법
JP3203373B2 (ja) 光ディスク装置のフォーカス制御方法
JP2727682B2 (ja) トラックアクセス動作制御装置
JP2706812B2 (ja) 光ディスク駆動装置
JP2602334B2 (ja) 光ディスク装置
JPS62139131A (ja) 光デイスク制御装置
JP2545618B2 (ja) 光ディスク装置のトラックジャンプ制御装置
JP4257229B2 (ja) 光ディスクのシーク制御装置およびシーク制御方法
JPH0233731A (ja) 光ディスク装置
JP2600880B2 (ja) 光記録トラックのアクセス方法
KR100237561B1 (ko) 포커스 서보 재인입 방법 및 장치
KR20010010588A (ko) 트랙 점프 방법
JP2002245640A (ja) 光ディスク装置
JPH01235034A (ja) 自動焦点制御方式
JPH06259788A (ja) 光情報記憶装置
JPH10320791A (ja) 光ディスク駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees