JP2000030263A - 光学的記録媒体読取り装置 - Google Patents

光学的記録媒体読取り装置

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JP2000030263A
JP2000030263A JP10211798A JP21179898A JP2000030263A JP 2000030263 A JP2000030263 A JP 2000030263A JP 10211798 A JP10211798 A JP 10211798A JP 21179898 A JP21179898 A JP 21179898A JP 2000030263 A JP2000030263 A JP 2000030263A
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Japan
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signal
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count value
recording medium
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JP10211798A
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Tomoyoshi Takeya
智良 竹谷
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Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/085Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
    • G11B7/08505Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
    • G11B7/08541Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head involving track counting to determine position
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0945Methods for initialising servos, start-up sequences

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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーチ時に光学的記録媒体の信号記録エリア
から読み取られたRF信号と設定スライスレベルに基づ
いてトラックをカウントする場合に、RF信号のクロス
トークが揺らいでもトラックカウントを正しく行う。 【解決手段】 ディスク1がセットされると、ディスク
1に対してPU3のビームの焦点を合わせるためにフォ
ーカスサーボを閉にし、次いでディスク1のスピンドル
をドライバ回路28を介して回転させて信号記録エリア
から読み取られたRF信号のクロストークに基づいてス
ライスレベルの上限値RFtを測定し、次いでスライス
レベルの下限値RFbを測定し、次いでスライスレベル
ThをTh=(RFt−RFb)/2に基づいて算出
し、次いでこのスライスレベルThをメモリ35に記憶
してサーチ時にトラックカウント部20に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクなどの
光学的記録媒体に記録された光学的情報を読み取る光学
的記録媒体読取り装置に関し、特にサーチ時にRF信号
のクロストークのスライスレベルに基づいてトラックを
カウントする光学的記録媒体読取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスクを再生、記録する
際、サーチ時にトラックをカウントする方法としては、
トラッキングエラー信号に基づいて行う方法とRF信号
に基づいて行う方法が知られている。RF信号に基づい
てトラックをカウントする方法では、例えばあらかじめ
設定された時定数で、RF信号のトップとボトムをホー
ルドして検出することによりカウント用の信号を生成
し、これをスライスレベルでスライスしてカウントす
る。また、ピックアップから得られた各種信号をデジタ
ル化して処理するシステムでは、例えば5Vの単一電源
のシステムの場合、基準電圧を、例えば2.5Vに設定
してこの基準電圧を中心にしてカウント用の信号を取り
込み、これをデジタル化する。
【0003】この場合、ピックアップの光学的ばらつき
が少なく、かつディスクによるクロストークの差が少な
ければ、上記のようにRF信号のトップとボトムをホー
ルドして検出し、生成したカウント用の信号は、一定の
値を中心にした振幅を有するので、スライスレベルは一
定値でよい。また、カウント用の信号の中心点が変動す
る場合にも、それ程高速サーチでなければ、カウント用
の信号をアナログで生成し、デジタル信号処理ブロック
に入力する際に交流結合することにより変動分を吸収す
ることができる。ここでクロストーク値とはディスクを
周方向に1回転再生走査して得た走査信号のばらつき幅
をいう。
【0004】図14は従来の再生装置を示している。デ
ィスク1は、例えばCD(コンパクト・ディスク)であ
り、スピンドルモータ2により回転する。ディスク1に
記録されている情報はピックアップ(以下、PU)3に
より読み取られ、この読み取り信号に基づいてプリアン
プ4によりRF信号と、トラッキングエラー(以下、T
E)信号とフォーカスエラー(以下、FE)信号が生成
される。FE信号とTE信号はそれぞれ、サーボアンプ
5内のA/D変換器6、9、イコライザ及び増幅器(E
Q、Amp)7、10及びD/A変換器8、11を介し
てフォーカスコイル駆動用及びトラッキングコイル駆動
用の各ドライバ回路(図では単にドライバと表記)1
2、13に印加される。ドライバ回路12、13はそれ
ぞれ、FE信号とTE信号が「0」になるようにトラッ
キング駆動信号TRKGとフォーカス駆動信号FOCS
によりPU3内の不図示のフォーカスコイルとトラッキ
ングコイルを駆動する。
【0005】また、プリアンプ4により生成されたRF
信号は、デコーダ14内のA/D変換器15、イコライ
ザ及び増幅器16を介してトップ検出器17と、ボトム
検出器18と同期検出回路25に印加される。同期検出
回路25ではRF信号に基づいて同期信号が生成され、
次いでこの同期信号に基づいてスピンドル(SPDL)
エラー回路26によりスピンドルエラー信号SPDLが
生成され、このスピンドルエラー信号がD/A変換器2
7を介してドライバ28に印加される。ドライバ28は
このスピンドルエラー信号SPDLに基づいてスピンド
ルモータ2を駆動する。
【0006】一方、トップ検出器17とボトム検出器1
8では、それぞれRF信号のトップのエンベロープ信号
とボトムのエンベロープ信号が生成される。この2つの
エンベロープ信号は加算器19により加算され、これに
よりRF信号の上下のエンベロープから生成されるトラ
ッククロスによる振幅を有する信号が生成される。次い
でトラックカウント部20によりサーチ時に、この信号
が一定のスライスレベルでスライスされてカウントされ
る。続くキャリッジ(CARG)エラー回路21ではこ
のトラックカウント値に基づいてキャリッジエラー信号
が生成され、このキャリッジエラー信号がD/A変換器
22を介してドライバ23に印加される。ドライバ23
はこのキャリッジエラー信号に基づいてキャリッジ駆動
信号CARGによりキャリッジモータ24を駆動する。
【0007】なお、図14ではトップ検出器17とボト
ム検出器18がA/D変換器15、イコライザ及び増幅
器16の後段に配置されているが、代わりにプリアンプ
4により生成されたアナログのRF信号をそのままトッ
プ検出器17とボトム検出器18に印加し、次いで加算
器19とトラックカウント部20の間で交流結合してA
/D変換する構成が知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光学的
に特性がばらつくピックアップを有する複数の装置によ
り1枚のCD−Rにデータを順次書き込む場合、情報が
書き込まれたエリア毎にクロストーク値が異なる状況が
発生してトラックを正確にカウントすることができなく
なるという問題点がある。また、近年ではCD−ROM
の高速回転かつ高速サーチが求められているので、カウ
ント用の信号を交流結合すると高域周波数成分が小さく
なり、このためトラックを正確にカウントすることがで
きなくなるという問題点がある。
【0009】次に図15を参照して上記従来例の主要波
形を説明する。まず、トラッキング・サーボが開の状態
では、プリアンプ4により生成されたアナログのRF信
号は、図15(a)に示すように、ディスク1の偏芯成
分により、例えば下側が振幅成分を有する。例えばRF
信号のピーク・ツー・ピークのレベルが2.0Vp-pで
あり、偏芯成分による下側振幅成分が0.5Vp-pの場
合、クロストーク量は (2.0−0.5)×100/2.0=75% となる。
【0010】このRF信号に基づいてトップ検出器17
とボトム検出器18によりそれぞれ生成されたトップの
エンベロープ信号(以下、トップ成分)とボトムのエン
ベロープ信号(以下、ボトム成分)は、説明を容易にす
るためにアナログ波形では図15(b)に示すようにな
る。そして、この2つの信号を加算器19により和(又
は差)を求めると、図15(c)に示すように偏芯成分
による振幅成分が抽出される。
【0011】ここで、図15(a)に示すようにプリア
ンプ4に入力する信号が基準電圧=2.5Vであり、ま
た、プリアンプ4により生成されたRF信号の中心値が
この基準値の場合、A/D変換器15によりホールドす
る時定数が早ければ、図15(b)に示すようにトップ
成分が約3.5V、ボトム成分が約1.5〜2.0V
(中心値=1.75V)となる。また、基準電圧=0V
と仮にするとトップ成分が約1.0V、ボトム成分が約
−0.5〜−1.0Vになる。
【0012】次いでトップ成分とボトム成分の和を求め
ると、この和信号は図15(c)に示すように 上限値=(3.5−2.5)+(2.0−2.5) =0.5V(対2.5V) 下限値=(3.5−2.5)+(1.5−2.5) =0V(対2.5V) となり、2.5Vを基準値=0Vとすると0.5〜0V
の振幅となる。したがって、このトラックカウント用の
波形に基づいてサーチ時のトラックカウントを行う場
合、スライスレベルは0.5〜0Vの振幅の中心値であ
る0.25V(対2.5V)が望ましい。
【0013】しかしながら、実際のRF信号のクロスト
ークは、ディスク1の面振れや偏芯などにより揺らぎが
発生し、例えば図15(d)に示すように下側の振幅成
分が乱れるので、上記のスライスレベルではトラックカ
ウントを正しく行うことができないという問題点があ
る。
【0014】本発明は上記従来例の問題点に鑑み、サー
チ時に光学的記録媒体の信号記録エリアから読み取られ
たRF信号と設定スライスレベルに基づいてトラックを
カウントする場合に、RF信号のクロストークが揺らい
でもトラックカウントを正しく行うことができる光学的
記録媒体読取り装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、RF信号のクロストーク値に基づいてスラ
イスレベルを算出して設定するようにしたものである。
すなわち本発明によれば、サーチ時に光学的記録媒体の
信号記録エリアから読み取られたRF信号のトップエン
ベロープとボトムエンベロープの加算信号又は減算信号
がスライスレベルをよぎる数をトラック数としてカウン
トするトラックカウント手段と、前記信号記録エリアの
周方向を走査して得た前記加算信号又は減算信号の上限
値及び下限値を検出し、検出された前記加算信号又は減
算信号の上限値及び下限値をホールドして、前記上限値
と下限値を検出し、前記上限値と下限値の平均値を前記
スライスレベルとして算出するスライスレベル算出手段
とを、有する光学的記録媒体読取り装置が提供される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明に係る光学的記録媒
体読取り装置の第1の実施形態を示すブロック図、図2
は図1の回路における主要信号を示す波形図、図3はス
ライスレベル設定処理を説明するためのフローチャー
ト、図4は図3の上限判別処理を詳しく説明するための
フローチャート、図5は図3の下限判別処理を詳しく説
明するためのフローチャートである。
【0017】図1において、トラックカウント部20及
びその周辺回路を除き、他の構成は従来例と同一である
ので説明を省略する。図1では図14に対して、トラッ
クカウント部20のスライスレベルを設定するためにク
ロストーク検出器29と、スライスレベルコントロール
回路30と、CPU34とメモリ35が追加されてい
る。まず、従来例と同様に、プリアンプ4により生成さ
れたRF信号は、デコーダ14内のA/D変換器15、
イコライザ及び増幅器16を介してトップ検出器17
と、ボトム検出器18と同期検出回路25に印加され
る。このRF信号は図2(a)に示すように、ディスク
1の偏芯成分により、例えば下側が振幅成分を有する。
【0018】トップ検出器17とボトム検出器18で
は、図2(b)に示すようにそれぞれRF信号のトップ
のエンベロープ信号とボトムのエンベロープ信号が生成
される。この場合、プリアンプ4に入力する信号が基準
電圧=2.5Vであり、また、プリアンプ4により生成
されたRF信号の中心値がこの基準値の場合、A/D変
換器15によりホールドする時定数が早ければ、図2
(b)に示すようにトップ成分が約3.5V、ボトム成
分が約1.5〜2.2Vとなる。また、仮に基準電圧=
0Vとするとトップ成分が約1.0V、ボトム成分が約
−0.3V〜−1.0Vになる。
【0019】次いで加算器19によりトップ成分とボト
ム成分の和を求めると、この和信号(加算信号)は図2
(c)に示すように 上限値=(3.5−2.5)+(2.2−2.5) =0.7V(対2.5V) 下限値=(3.5−2.5)+(1.5−2.5) =0V(対2.5V) となり、2.5Vを基準値=0Vとすると0.7〜0V
の振幅となる。したがって、このトラックカウント用の
波形に基づいてサーチ時のトラックカウントを行う場
合、スライスレベルは0.75〜0Vの振幅の中心値で
ある0.35V(対2.5V)が望ましい。
【0020】このため、この実施形態では、サーチ時に
トラックカウント部20がカウントを行う前に、加算器
19により加算された信号がクロストーク検出器29に
印加されてディスク1の周方向を1回転走査して得たク
ロストーク信号(加算信号)が検出され、次いでスライ
スレベルコントロール回路30は図3〜図5に示すよう
に、上限値RFt=0.7Vと下限値RFb=0Vを探
し、その中心値をスライスレベルThとしてCPU34
を介してメモリ35に記憶させる。このメモリ35は各
上限値RFt、各下限値RFbがホールド(メモリ)さ
れている。そしてこのスライスレベルThをサーチ時に
トラックカウント部20に設定する。こうして、サーチ
時にトラックカウント部20はこのスライスレベルTh
をよぎる数をトラック数としてカウントする。
【0021】図3〜図5を参照してこの処理を説明する
と、まず、図3においてディスク1がセットされている
か否かを確認し(ステップS1)、ディスク1がセット
されている場合にはディスク1に対してPU3のビーム
の焦点を合わせるためにフォーカスサーボを閉(FOC
S IN)にし(ステップS2)、次いでディスク1の
スピンドルをドライバ回路28を介して回転させる(ス
テップS3)。次いで信号記録エリアから読み取られた
RF信号のクロストークに基づいて図4に詳しく示すよ
うにスライスレベルの上限値RFtを判別し(ステップ
S4)、次いで図5に詳しく示すようにスライスレベル
の下限値RFbを判別し(ステップS5)、次いでスラ
イスレベルThを次式 Th=(RFt−RFb)/2 に基づいて算出し(ステップS6)、次いでこのスライ
スレベルThをメモリ35に記憶する(ステップS
7)。
【0022】次に図4、図5を参照してそれぞれスライ
スレベルThの上限値RFtと下限値RFbを求める処
理について説明する。図4において、まず、値nを
「0」に設定し(ステップS11)、上限値RFt RFt=3V−0.1V*n をスライスレベルThとしてトラックカウント部20に
設定する(ステップS12)。この場合、n=0である
のでTh=3Vとなる。次いでディスク1の1周分のR
Fデータを取り込むまで待機した後(ステップS1
3)、トラックカウント部20がTh=3Vでカウント
用信号をスライスしてカウント値があった(≠0)か否
(=0)かを判断する(ステップS14)。
【0023】Th=3Vでカウント値があった場合には
カウント用信号の上限が3Vより上であるので、上限値
RFtを高くするために、n=n−1に設定し(ステッ
プS15)、上限値RFt RFt=3V−0.1V*n をスライスレベルThとしてトラックカウント部20に
設定する(ステップS16)。この場合、n=−1であ
るのでTh=3.1Vとなる。次いでディスク1の1周
分のRFデータを取り込むまで待機した後(ステップS
17)、トラックカウント部20がTh=3.1Vでカ
ウント用信号をスライスしてカウント値があった(≠
0)か否(=0)かを判断し(ステップS18)、カウ
ント値があった場合にはステップS15に戻って上記処
理を繰り返す。そして、ステップS18においてカウン
ト値がなくなる(=0)とステップS19に進んでスラ
イスレベルThの上限値RFtを RFt=3V−0.1V*(n+1) に設定してメモリ35に記憶し、この処理を終了する。
【0024】また、ステップS14においてTh=3V
でカウント値がなかった場合には、カウント用信号の上
限が3V以下であるので、スライスレベルThを低くす
るために、n=n+1に設定し(ステップS20)、上
限値RFt RFt=3V−0.1V*n をスライスレベルThとしてトラックカウント部20に
設定する(ステップS21)。この場合、n=1である
のでTh=2.9Vとなる。次いでディスク1の1周分
のRFデータを取り込むまで待機した後(ステップS2
2)、トラックカウント部20がTh=2.9Vでカウ
ント用信号をスライスしてカウント値があった(≠0)
か否(=0)かを判断し(ステップS23)、カウント
値があった場合にはステップS20に戻って上記処理を
繰り返す。そして、ステップS23においてカウント値
がなくなるとステップS24に進んでスライスレベルT
hの上限値RFtを RFt=3V−0.1V*n に設定してメモリ35に記憶し、この処理を終了する。
【0025】図5においても同様に、まず、値nを
「0」に設定し(ステップS31)、下限値RFb RFb=2V−0.1V*n をスライスレベルThとしてトラックカウント部20に
設定する(ステップS32)。この場合、n=0である
のでTh=2Vとなる。次いでディスク1の1周分のR
Fデータを取り込むまで待機した後(ステップS3
3)、トラックカウント部20が2Vでカウント用信号
をスライスしてカウント値があった(≠0)か否(=
0)かを判断する(ステップS34)。
【0026】2Vでカウント値があった場合にはカウン
ト用信号の下限が2Vより上であるので、下限値RFb
を低くするためにn=n+1に設定し(ステップS3
5)、下限値RFb Th=2V−0.1V*n をスライスレベルThとしてトラックカウント部20に
設定する(ステップS36)。この場合、n=−1であ
るのでTh=1.9Vとなる。次いでディスク1の1周
分のRFデータを取り込むまで待機した後(ステップS
37)、トラックカウント部20が1.9Vでカウント
用信号をスライスしてカウント値があった(≠0)か否
(=0)かを判断し(ステップS38)、カウント値が
あった場合にはステップS35に戻って上記処理を繰り
返す。そして、ステップS38においてカウント値がな
くなるとステップS39に進んでスライスレベルThの
下限値RFbを RFb=2V−0.1V*(n+1) に設定してメモリ35に記憶し、この処理を終了する。
【0027】また、ステップS34においてTh=2V
でカウント値がなかった場合には、カウント用信号の下
限が2V以下であるので、下限値RFbを高くするため
にn=n−1に設定し(ステップS40)、下限値RF
b RFb=2V−0.1V*n をスライスレベルThとしてトラックカウント部20に
設定する(ステップS41)。この場合、n=1である
のでTh=2.1Vとなる。次いでディスク1の1周分
のRFデータを取り込むまで待機した後(ステップS4
2)、トラックカウント部20がTh=2.1Vでカウ
ント用信号をスライスしてカウント値があった(≠0)
か否(=0)かを判断し(ステップS43)、カウント
値があった場合にはステップS40に戻って上記処理を
繰り返す。そして、ステップS43においてカウント値
がなくなるとステップS44に進んでスライスレベルT
hの下限値RFbを RFb=2V−0.1V*n に設定してメモリ35に記憶し、この処理を終了する。
【0028】したがって、この方法によれば、図2
(c)、(d)に示すように和信号の上限値RFtと下
限値RFbに応じてスライスレベルThを設定するの
で、RF信号のクロストークが揺らいでもトラックカウ
ントを正しく行うことができる。また、上記実施形態で
は、スライスレベルThのみをメモリ35に記憶した
が、例えばCDのTOC情報のようなディスク固有情報
と共に記憶すれば、上記処理を最初のセット時に行え
ば、ディスク1がセットされる毎に行う必要がない。も
ちろん、正確を期すためにセット毎に行ってもよい。
【0029】次に図6〜図8を参照して第2の実施形態
について説明する。ところで、トラッキング・サーボを
開にしたときにディスク1から取り込んだRF信号に
は、図6(a)に示すように傷などにより欠落が発生す
る場合がある。このような場合には第1の実施形態のよ
うに処理を行うと正確にカウントすることができなくな
る。すなわち、トップ検出器17とボトム検出器18に
より図6(b)に示すようにそれぞれRF信号のトップ
のエンベロープ信号とボトムのエンベロープ信号が生成
し、このときプリアンプ4に入力される信号が基準電圧
=2.5Vであり、また、プリアンプ4により生成され
たRF信号の中心値がこの基準値の場合、ホールドする
時定数が早ければ、図6(b)に示すようにトップ成分
が約3.5V、ボトム成分が約1.5Vとなる。そして
基準電圧=0Vの場合にはトップ成分が約1.0V、ボ
トム成分が約−1.0Vになる。
【0030】次いで加算器19によりトップ成分とボト
ム成分の和を求めると、図6(c)に示すように 上限値=(3.5−2.5)+(3.5−2.5) =2.0V(対2.5V) 下限値=(3.5−2.5)+(1.5−2.5) =0V(対2.5V) となり、2.5Vを基準値=0Vとすると2.0〜0V
の振幅となる。したがって、このトラックカウント用の
波形を2.0〜0Vの平均のスライスレベル=1.0V
でトラックカウントすると、正しくトラックカウントす
ることができない(図示せず)。
【0031】このため、正しいスライスレベル=0.3
5Vを求めて正しくトラックカウントする方法を図7、
図8で説明する。図7、図8はそれぞれ図3に示す上限
判別処理、下限判別処理を詳しく示している。まず、図
7ではステップS14−1、S18−1、S23−1が
第1の実施形態(図4参照)におけるステップS14、
S18、S23と異なり、他の処理は同一である。すな
わち、第1の実施形態(図4参照)では上限値RFtと
して例えば初期値=3VをスライスレベルThとしてト
ラックカウント部20に設定した後、ステップS14に
おいて1回のカウントの有無に応じてステップS15以
下又はS20以下に分岐してスライスレベルをそれぞれ
高く又は低くし、ステップS18、S23において1回
もカウントがなければ上限値RFtを決定したが、この
第2の実施形態では上限値RFtとして例えば初期値=
3VをスライスレベルThとしてトラックカウント部2
0に設定した後、ステップS14−1において一定値以
上のカウントの有無に応じてステップS15以下又はS
20以下に分岐してそれぞれ高く又は低くし、ステップ
S18−1、S23−1においても同様に所定数のカウ
ントがなければ上限値RFtを決定する。
【0032】また、図8ではステップS34−1、S3
8−1、S43−1が第1の実施形態(図5参照)にお
けるステップS34、S38、S43と異なり、他の処
理は同一である。すなわち、第1の実施形態(図5参
照)では下限値RFbとして例えば初期値=2Vをスラ
イスレベルThとしてトラックカウント部20に設定し
た後、ステップS34において1回のカウントの有無に
応じてステップS35以下又はS40以下に分岐してス
ライスレベルをそれぞれ高く又は低くし、ステップS3
8、S43において1回カウントがなければ下限値RF
bを決定したが、この第2の実施形態では下限値RFb
として例えば初期値=2VをスライスレベルThとして
トラックカウント部20に設定した後、ステップS34
−1において所定数のカウントの有無に応じてステップ
S35以下又はS40以下に分岐してそれぞれ高く又は
低くし、ステップS38−1、S43−1において所定
数のカウントがなければ下限値RFbを決定する。この
方法によれば、図6(c)の場合、RFの欠落部分を
3.6Vでスライスしてもカウント値=1であるのでス
テップS14−1で一定値以上とはみなさずステップS
20に進み、スライスレベルが下げられる。このように
して上限値3.2V、下限値2.5Vが求められ、カウ
ント用スライスレベルは3.2−2.5=0.7の平均
の0.35Vとなり、図6(d)のように正しくトラッ
クカウントを行うことができる。
【0033】次に図9〜図11を参照して第3の実施形
態について説明する。図9に示すように、この構成では
図1に対して、ミラー部検出器31と、信号復調器32
とアドレスデコーダ33が追加されている。ここで、図
10に示すようにCD−Rのようにデータを何度か書い
た光ディスク1を最内周部から最外周部に向かって読み
取った信号レベルは、ミラー部において最大値となり、
信号部において前述したトップ部とボトム部を有するR
F信号となり、これを信号部エリア及びミラー部毎に繰
り返す。例えば、同図中、左端の信号部は1回目の書き
込みに対応した信号部、ミラー部を有して次の信号部は
2回目の書き込みに対応した信号部である。以下同様に
書き込み回数に応じた信号部が形成される。そこで、こ
の第3の実施形態では、ミラー部検出器31がプリアン
プ4からのRF信号に基づいてミラー部か否かを検出し
てその検出信号をCPU34に送り、また、信号復調器
32とアドレスデコーダ33がディスクの位置を検出す
るためにRFデータからアドレスをデコードしてCPU
34に送ることにより、上記の複数の信号部エリア毎に
スライスレベルThを記憶し、サーチ時にトラックカウ
ント部20に設定する。
【0034】図11を参照して動作を説明すると、ま
ず、第1、第2の実施形態(図3参照)と同様に、ディ
スク1がセットされているか否かを確認し(ステップS
1)、ディスク1がセットされている場合にはディスク
1に対してPU3のビームの焦点を合わせるためにフォ
ーカスサーボを閉にし(ステップS2)、次いでディス
ク1のスピンドルをドライバ回路28を介して回転させ
る(ステップS3)。
【0035】次いでこの第3の実施形態では、ミラー部
か否かを判断し(ステップS60)、ミラー部でない信
号部である場合には図4、図7に詳しく示したようにス
ライスレベルの上限値RFtを判別し(ステップS
4)、次いで図5、図8に詳しく示したようにスライス
レベルの下限値RFbを判別し(ステップS5)、次い
でスライスレベルThを次式 Th=(RFt−RFb)/2 に基づいて算出する(ステップS6)。
【0036】次いで信号復調器32及びアドレスデコー
ダ33とキャリッジドライバ23からの信号により検出
されるディスク1の位置と上記のスライスレベルThを
メモリ35に記憶し(ステップS61)、次いでキャリ
ッジ(CARG)をディスク1の外周方向に移動させ
(ステップS62)、次いでステップS60に戻る。そ
して、ステップS60においてミラー部を検出した場合
には最外周部か否かを判断し(ステップS63)、最外
周部でない場合にステップS62に戻ってディスク1の
外周方向に移動させて信号エリア毎に上記処理を繰り返
す。そして、ステップS63において最外周部に到達す
るとこの処理を終了する。
【0037】次に図12、図13を参照して第4の実施
形態について説明する。図12に示すように、この構成
では図1に対して、間引き回路36とデジタルフィルタ
37が設けられている。ここで、RF信号のトップ部と
ボトム部を抽出するためには適切な時定数でサンプル&
ホールドするが、例えばCDのRF成分は3T〜11T
の信号成分で構成されているので、図13(a)に示す
ようにこの時定数が比較的早い場合、すなわちサンプリ
ング周波数fsが高い場合には、RF信号のクロストー
クの振幅成分を取り出すことができるが、RF波形に暴
れがある場合にはその分も忠実に抽出するのでエンベロ
ープ上ではノイズのようになる。これを防止するため
に、図13(b)に示すようにサンプル&ホールドする
時定数を遅くすると、高速サーチの場合にはクロストー
ク成分を取り出すことができなくなり、したがって、ト
ラックカウントを正しく行うことができなくなる。
【0038】そこで、第4の実施形態では、加算器19
からの信号に対して、間引き回路36により、例えばA
/D変換器15のサンプリング周波数の1/mで再サン
プリングすることによりm−1個のRFデータを間引
き、更にデジタルフィルタ37をLPFとして使用して
この間引きデータから図13(a)に示す暴れによるノ
イズ成分を除去して、トラックカウントに必要な成分の
みをトラックカウント部20に送るように構成されてい
る。なお、図13(c)は図面の都合上、1/2に間引
くことを示している。
【0039】ところで、RFデータを間引く場合、ディ
スク1を何倍速で再生するか、データを読み出すか、及
び最大サーチ速度の状況に応じて間引き率を変更しない
と、トラックカウント用の間引きデータにノイズが残っ
たままだったり、逆に間引き過ぎて正確にトラックカウ
ントを行うことができなくなる。そこで、CPU34は
上記の状況に応じて間引き回路36の再サンプリングク
ロックとデジタルフィルタ37のカットオフ周波数を変
更することにより上記不具合を防止することができる。
なお、図12に示す例では、間引き回路36の後段にL
PFであるデジタルフィルタ37を配置したが、逆に配
置してもよい。また、上述したトラックカウント部20
及びクロストーク検出器29には加算器19から出力す
る加算信号が供給されるが、この加算器19に代えて減
算器を用いて、ここから出力する減算信号を供給しても
良い。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、R
F信号のクロストーク値に基づいてスライスレベルを算
出し記憶して設定するようにしたので、サーチ時に光学
的記録媒体の信号記録エリアから読み取られたRF信号
と設定スライスレベルに基づいてトラックをカウントす
る場合に、RF信号のクロストークが揺らいでもトラッ
クカウントを正しく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学的記録媒体読取り装置の第1
の実施形態を示すブロック図である。
【図2】図1の回路における主要信号を示す波形図であ
る。
【図3】スライスレベル設定処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図4】図3の上限判別処理を詳しく説明するためのフ
ローチャートである。
【図5】図3の下限判別処理を詳しく説明するためのフ
ローチャートである。
【図6】第2の実施形態を説明するための波形図であ
る。
【図7】第2の実施形態における上限判別処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図8】第2の実施形態における下限判別処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図9】第3の実施形態の光学的記録媒体読取り装置を
示すブロック図である。
【図10】第3の実施形態を説明するためのRF信号を
示す波形図である。
【図11】第3の実施形態の処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図12】第4の実施形態の光学的記録媒体読取り装置
を示すブロック図である。
【図13】第4の実施形態を説明するためのRF信号を
示す波形図である。
【図14】従来の光学的記録媒体読取り装置を示すブロ
ック図である。
【図15】従来例を説明するためのRF信号を示す波形
図である。
【符号の説明】
17 トップ検出器 18 ボトム検出器 19 加算器 20 トラックカウント部(トラックカウント手段) 29 クロストーク検出器(クロストーク検出手段) 30 スライスレベルコントロール回路(CPU34、
メモリ35と共にスライスレベル手段を構成する。) 31 ミラー部検出器 32 信号復調器 33 アドレスデコーダ 34 CPU 35 メモリ 36 間引き回路 37 デジタルフィルタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年7月12日(1999.7.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】また、ステップS14においてTh=3V
でカウント値がなかった場合には、カウント用信号の上
限が3V以下であるので、スライスレベルThを低くす
るために、n=n+1に設定し(ステップS20)、上
限値RFt RFt=3V−0.1V*n をスライスレベルThとしてトラックカウント部20に
設定する(ステップS21)。この場合、n=1である
のでTh=2.9Vとなる。次いでディスク1の1周分
のRFデータを取り込むまで待機した後(ステップS2
2)、トラックカウント部20がTh=2.9Vでカウ
ント用信号をスライスしてカウント値があった(≠0)
か否(=0)かを判断し(ステップS23)、カウント
値がなくなるとステップS20に戻って上記処理を繰り
返す。そして、ステップS23においてカウント値が
る場合にはステップS24に進んでスライスレベルTh
の上限値RFtを RFt=3V−0.1V*n に設定してメモリ35に記憶し、この処理を終了する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】また、ステップS34においてTh=2V
でカウント値がなかった場合には、カウント用信号の下
限が2V以下であるので、下限値RFbを高くするため
にn=n−1に設定し(ステップS40)、下限値RF
b RFb=2V−0.1V*n をスライスレベルThとしてトラックカウント部20に
設定する(ステップS41)。この場合、n=1である
のでTh=2.1Vとなる。次いでディスク1の1周分
のRFデータを取り込むまで待機した後(ステップS4
2)、トラックカウント部20がTh=2.1Vでカウ
ント用信号をスライスしてカウント値があった(≠0)
か否(=0)かを判断し(ステップS43)、カウント
値がなくなるとステップS40に戻って上記処理を繰り
返す。そして、ステップS43においてカウント値が
る場合にはステップS44に進んでスライスレベルTh
の下限値RFbを RFb=2V−0.1V*n に設定してメモリ35に記憶し、この処理を終了する。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーチ時に光学的記録媒体の信号記録エ
    リアから読み取られたRF信号のトップエンベロープと
    ボトムエンベロープの加算信号又は減算信号がスライス
    レベルをよぎる数をトラック数としてカウントするトラ
    ックカウント手段と、 前記信号記録エリアの周方向を走査して得た前記加算信
    号又は減算信号の上限値及び下限値を検出し、検出され
    た前記加算信号又は減算信号の上限値及び下限値をホー
    ルドして、前記上限値と下限値を検出し、前記上限値と
    下限値の平均値を前記スライスレベルとして算出するス
    ライスレベル算出手段とを、 有する光学的記録媒体読取り装置。
  2. 【請求項2】 前記スライスレベル算出手段は、前記加
    算信号又は減算信号の上限値を前記トラックカウント手
    段にスライスレベルの上限値として供給して、そのカウ
    ント結果に基づいて前記上限値を測定することにより前
    記上限値を決定するとともに、前記加算信号又は減算信
    号の下限値を前記トラックカウント手段にスライスレベ
    ルの下限値として供給してそのカウント結果に基づいて
    前記下限値を測定して前記下限値を決定することにより
    前記スライスレベルを算出することを特徴とする請求項
    1記載の光学的記録媒体読取り装置。
  3. 【請求項3】 前記スライスレベル算出手段は、 前記加算信号又は減算信号が第一のスライスレベルに到
    達したときの一定時間分の第一のカウント値を記憶する
    ステップと、 前記第一のカウント値をあらかじめ設定してある基準値
    と比較するステップと、 前記第一のカウント値が前記基準値に達していない場
    合、第一のスライスレベルより低い第二のスライスレベ
    ルに到達したときの一定時間分の第二のカウント値を記
    憶するステップと、 前記第二のカウント値をあらかじめ設定してある前記基
    準値と比較するステップと、 一定時間分のカウント値が前記基準値になるまでスライ
    スレベルを低くしていくステップと、 前記第一のカウント値が前記基準値に達している場合、
    前記第一のスライスレベルより高い第三のスライスレベ
    ルに到達したときの、一定時間分の第三のカウント値を
    記憶するステップと、 一定時間分のカウント値が前記基準値以下になるまでス
    ライスレベルを高くしていくステップと、 上記各ステップにより、一定時間分のカウント値が前記
    基準値以上になるスライスレベルをスライスレベルの上
    限値と決定することを特徴とする請求項1又は2記載の
    光学的記録媒体読取り装置。
  4. 【請求項4】 前記スライスレベル算出手段は、 前記加算信号又は減算信号が第一のスライスレベルに到
    達したときの一定時間分の第一のカウント値を記憶する
    ステップと、 前記第一のカウント値をあらかじめ設定してある基準値
    と比較するステップと、 前記第一のカウント値が前記基準値に達していない場
    合、第一のスライスレベルより高い第二のスライスレベ
    ルに到達したときの一定時間分の第二のカウント値を記
    憶するステップと、 前記第二のカウント値をあらかじめ設定してある前記基
    準値と比較するステップと、 一定時間分のカウント値が前記基準値以上になるまでス
    ライスレベルを高くしていくステップと、 前記第一のカウント値が前記基準値に達している場合、
    前記第一のスライスレベルより低い第三のスライスレベ
    ルに到達したときの、一定時間分の第三のカウント値を
    記憶するステップと、 一定時間分のカウント値が前記基準値以下になるまでス
    ライスレベルを低くしていくステップと、 上記各ステップにより、一定時間分のカウント値が前記
    基準値以上になるスライスレベルをスライスレベルの下
    限値と決定することを特徴とする請求項1又は2記載の
    光学的記録媒体読取り装置。
  5. 【請求項5】 前記トラックカウント手段は、前記加算
    信号又は減算信号を間引くか、又は低周波成分を通過さ
    せるフィルタ処理の少なくとも1つを行った後の信号を
    前記スライスレベル算出手段で算出した設定スライスレ
    ベルでスライスしてトラックのカウントを行うことを特
    徴とする請求項2ないし4のいずれか1つに記載の光学
    的記録媒体読取り装置。
  6. 【請求項6】 前記トラックカウント手段は、光学的記
    録媒体の信号記録エリアから読み取られたRF信号のノ
    イズに応じて、前記加算信号又は減算信号の間引き程度
    又はカットオフ周波数を変更可能とする構成を有するこ
    とを特徴とする請求項5記載の光学的記録媒体読取り装
    置。
  7. 【請求項7】 前記スライスレベル算出手段は、複数の
    前記信号記録エリアを鏡面エリア毎に識別することによ
    り各信号エリア毎にスライスレベルを算出して記憶し、
    各信号エリアをサーチする毎にそのスライスレベルを前
    記トラックカウント手段に設定することを特徴とする請
    求項1ないし6のいずれか1つに記載の光学的記録媒体
    読取り装置。
  8. 【請求項8】 前記スライスレベル算出手段は、光学的
    記録媒体を識別して識別した光学的記録媒体毎にスライ
    スレベルを算出して記憶し、各光学的記録媒体をサーチ
    する毎にそのスライスレベルを前記トラックカウント手
    段に設定することを特徴とする請求項1ないし7のいず
    れか1つに記載の光学的記録媒体読取り装置。
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