JPH06259788A - 光情報記憶装置 - Google Patents

光情報記憶装置

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JPH06259788A
JPH06259788A JP4488593A JP4488593A JPH06259788A JP H06259788 A JPH06259788 A JP H06259788A JP 4488593 A JP4488593 A JP 4488593A JP 4488593 A JP4488593 A JP 4488593A JP H06259788 A JPH06259788 A JP H06259788A
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JP
Japan
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track
light spot
signal
seek
center
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Application number
JP4488593A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiaki Ikeda
文昭 池田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光情報記憶装置に関し、光ディスク上の記録
ピットの有無(未記録部か記録部か)とは無関係にトラ
ック中心を識別し、光スポットがトラック中心の至近に
存在するときに引込動作が行われるようにする。 【構成】 追記型・オンランド記録方式の光情報記憶装
置に適用される2段階シーク方式において、粗シークの
終了後にトラックの偏心速度が低下するのを待ってか
ら、トラック和信号のレベルがVH より大であるかまた
はVL より小であると同時に、トラックずれ信号がゼロ
レベルとなったときに、光スポットをトラック追従制御
に引き込む。ただし、VC >VH >VG >VL >VP
あり、VC ,VG ,VP はそれぞれ、未記録部,案内溝,
記録部におけるトラック和信号のレベルを示す。これに
よって、光スポットがトラック中心の至近に存在すると
きに必ず引込動作が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光情報記憶装置に係
り、特に、トラックサーボ引込動作の信頼性を向上させ
た光情報記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置の記録再生用光スポット
を目標トラックまで移動させるシーク方式の一つとし
て、粗シークと精シークの組合せにより構成される2段
階シーク方式が一般に知られている。この方式は、まず
リニアモータなどの粗アクチュエータによって光ヘッド
を目標トラックの近傍へ高速で移動させたあと(粗シー
ク)、光ヘッドに搭載されたガルバノミラーなどの精ア
クチュエータによってトラック毎のジャンプ動作を繰返
し行い、最終的に光スポットを目標トラックへ位置付け
る(精シーク)シーク方式である。この場合、精シーク
で移動すべきトラック本数を求めるために、粗シークが
終了して光ヘッドを外部スケール等により位置決めした
後、一旦光スポットを最寄りのトラックに引き込んでそ
のトラックのアドレスを認識することが必要である。
【0003】この、トラックへの光スポットの引込み
は、トラック追従サーボループをオフの状態からオンの
状態にすることによって行うが、このときに光スポット
のトラック中心(案内溝と案内溝の中間の情報記録部)
に対する相対速度や相対位置が大きいと、オーバシュー
トが過大となって整定するのに時間を要したり、運動エ
ネルギーが大きくなって高速でトラックを通過してしま
い、どのトラックでも引込を行うことができなくなるこ
とがある。そこで、このような現象を防止するために、
トラック中心の偏心速度(光ディスクの偏心により、デ
ィスク1回転を周期として光スポットに対してトラック
がディスク半径方向に相対的に正弦的に揺動するときの
揺動速度)が充分遅くなって光スポットのトラック中心
に対する相対速度が小さくなってから引込動作を行って
いる。
【0004】ところで、トラックへの光スポットの引込
みは、光スポットがトラック中心近辺に位置づけられて
いるときに行なうことが望ましい。そこで、シーク動作
中にトラック中心を検出するために、一対の光検出器か
らの出力信号の差信号であるトラックずれ信号がほぼゼ
ロレベルとなる点を検出する必要がある。しかし、トラ
ックずれ信号は、トラック中心だけでなく案内溝上にお
いてもゼロレベルとなるので、光スポットが案内溝上に
位置する場合と区別するためには、トラックずれ信号を
作る元となった上記一対の光検出器の出力の和信号を利
用することが考えられる。
【0005】他方、書替型光ディスク装置のようにデー
タを記録する際にトラック中心に物理的な穴をあけない
場合には、未記録部であろうと記録部であろうと、トラ
ック中心においてトラックずれ信号がゼロで、かつ、ト
ラック和信号が最大となるので、これによってトラック
中心近辺に光スポットが位置していることを検出でき
る。また、書替型とは異なる追記型光ディスク装置で
も、オングルーブ記録方式(案内溝上にデータを記録す
る方式)の場合には、未記録部でも記録部でも、トラッ
ク中心(ランド部)においてトラック和信号が最大とな
るので、これによってトラック中心近辺に光スポットが
位置していることを検出できる。
【0006】これに対して、追記型光ディスク装置のう
ちのオンランド記録方式(案内溝と案内溝の間のランド
部にデータを記録する方式)の場合には、記録ピットの
存在しない未記録部においてはトラック和信号がトラッ
ク中心で最大となるとともに案内溝で最小となる一方、
記録ピットの存在する記録部においてはトラック和信号
がトラック中心で最小となるとともに案内溝で最大とな
るため、トラック中心近辺を検出することが困難であっ
た。そこで、特開昭58−91536号公報および特開
昭58−169370号公報の光情報記憶装置において
は、トラック偏心速度が低下して相対速度が小さくなっ
た時点で、トラック中心に対する相対位置に関わりなく
引込を行っていた。また、本出願人が提案した特願平2
−246076号の特許出願による光情報記憶装置にお
いては、トラックずれ信号を+と−の2値レベルでスラ
イスして、このレベルではさまれた領域以外から引き込
むようにして、前述した整定の長時間化や引込の失敗を
ある程度回避しようとしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図9は、従来の2段階
シーク方式のシーク動作のシーケンスを示すタイムチャ
ートであり、粗シーク時に、ベースに固定された光学式
リニアスケール(ピッチがトラックピッチの整数倍)な
どの外部スケールにより、光ヘッドを目標トラックの近
傍へ位置決めした後、トラックの偏心速度が充分遅くな
るのを待って、トラック追従サーボ系をオンにして最寄
りのトラックへ光スポットを位置付けるシーク方式を表
わしている。
【0008】同図において、最初に粗シーク指示信号5
がオンとされて光ヘッドが移動し始め、リニアスケール
位置信号2をパルス化してカウントすることにより光ヘ
ッドの移動距離を算出し、また上記パルス化信号をF/
V変換することにより光ヘッドの移動速度を検出して、
目標速度カーブに従って1のように速度制御を行う。そ
して、光ヘッドが目標トラックの近傍まで移動して速度
が充分小さくなったあと、粗シーク指示信号5をオフと
して速度制御を終了すると同時に粗位置決め指示信号6
をオンとして、リニアスケール位置信号2を使用して光
ヘッドの粗位置決め制御を開始する。この直後から、ト
ラック偏心速度の低下を監視する目的で、光スポットが
トラックを横断するトラックずれ信号3をゼロクロスし
たトラックずれゼロクロスパルス4のローレベルまたは
ハイレベルの持続時間Tを監視し、偏心速度が小さくな
りTが一定時間T0 以上になった時点で粗位置決め指示
信号6をオフとすると同時に、トラック追従制御指示信
号7をオンとして、光スポットをトラック中心に追従さ
せる。
【0009】したがって、トラック追従制御指示信号7
をオンとする時点では、光スポットがトラック中心に対
して半径方向のどこに位置するのか(トラック中心に近
いのか、遠いのか)は全く認識されておよず、一定とは
ならない。このため、光スポットがトラック中心から遠
く離れた案内溝近辺に位置しているときにトラック追従
制御指示信号7がオンとされると、オーバシュートが大
きすぎて光スポットが整定するまでに時間がかかった
り、目標トラックを通り過ぎて引込に失敗したり、ある
いは非線形サーボ動作を起こしてリミットサイクルに入
ってしまうことがありうるという問題点があった。
【0010】また、上記特願平2−246076号出願
においては、トラックずれ信号を上下2値レベルでスラ
イスし、両者にはさまれた領域以外の領域に光スポット
が存在する場合に限って引込動作が行われるので、案内
溝の近辺のような最悪の位置(領域)に光スポットが位
置する場合の引込は回避できる。しかし、記録ピットが
トラック中心からずれた位置に記録されている場合にお
けるトラックずれ信号のオフセットに対応させているた
め、トラック中心近辺の最良の位置(領域)での引込は
できず、さらに、トラックずれ信号の非線形領域で引込
が行われるとリミットサイクルに突入する不具合が生じ
るなどの問題点があった。
【0011】したがって本発明の目的は、上記の問題点
を解決して、光ディスク上の記録ピットの有無とは無関
係にトラック中心を識別し、光スポットがトラック中心
の近辺に存在するときに迅速かつ確実に引込動作を行う
ことのできる光情報記憶装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、光ディスク上の目標トラックに記録再生
用の光スポットを位置づけするシーク動作を、まず位置
検出器として外部リニアスケールを使用して粗アクチュ
エータにより高速で前記目標トラックの近傍に光ヘッド
を位置づけする粗シークを行った後、前記光スポットの
整定を待って前記目標トラックに近接する引込トラック
へ一旦追従して前記引込トラックのアドレスを読み取
り、ついで前記光スポットをトラック毎のジャンプ動作
により前記目標トラックまで移動させる精シークを行う
2段階シーク方式において、前記粗シークの終了後にト
ラックの偏心速度が低下するのを待ち、トラック和信号
が所定のレベル範囲外の値であるときにトラックずれ信
号が所定値となったことを確認して(条件として)、前
記光スポットをトラック追従制御に引き込むようにした
ものである。
【0013】例えば、上述したトラック和信号の所定の
範囲の上限VH を、記録ピットの存在しない未記録部の
トラック中心におけるトラック和信号VC より小さく、
かつ、トラック案内溝におけるトラック和信号VG より
も大きい適当な値とし、下限VL を、記録ピットの存在
する記録部のトラック中心におけるトラック和信号VP
より大きく、かつ、VG よりも小さい適当な値とすると
ともに、トラックずれ信号の所定値をゼロとする。
【0014】
【作用】上記構成に基づく作用を説明する。
【0015】本発明では、まず、光スポットをトラック
追従制御に引き込む前に、トラックの偏心速度が低下す
るのを待つことによって、光スポットの引込トラックに
対する相対速度を小さくし、光スポットのトラック中心
への引込を容易にしている。また、トラック和信号が所
定の範囲外の値となるのは、光スポットが未記録部のト
ラック中心近辺に位置するとき(このときトラック和信
号は上記所定の範囲を超えるレベルとなる)と、光スポ
ットが記録部のトラック中心近辺に位置するとき(この
ときトラック和信号は上記所定の範囲未満のレベルとな
る)であるため、トラック和信号が所定の範囲外の値と
なる期間は、未記録部であるか記録部であるかに関わら
ず、光スポットがトラック中心近辺に位置していること
になる。
【0016】そこで、上記によって光スポットがトラッ
ク中心近辺に位置づけられていると認識される期間にお
いてトラックずれ信号が所定値となる瞬間を、光スポッ
トがトラック中心の至近に位置づけられたものと認識し
て、トラック追従制御を開始することにより、オーバシ
ュートの小さいトラックずれ信号の線形制御部分を利用
した迅速かつ確実なトラック引込動作を行うことができ
る。
【0017】例えば、測定されるトラック和信号VT
H とを比較したコンパレータ出力をDH 、VT とVL
とを比較したコンパレータ出力をDL とすると、DH
よびDL の論理和(OR)信号DO がハイレベルとなる
ときには、記録ピットの有無に関わらず、光スポットは
必ずトラック中心の近辺に位置している。したがって、
O がハイレベルであるときにトラックずれ信号がゼロ
となる瞬間には、光スポットはトラック中心の至近に位
置しているので、このときにトラック追従制御を開始す
れば、整定時間の長時間化,引込の失敗,リミットサイ
クルへの突入などを回避することができる。
【0018】
【実施例】以下に、本発明の光情報記憶装置の一実施例
を図面を用いて詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施例を示す光学的記
録再生装置のシーク系及びトラック制御系のブロック図
であり、図2は、図1中のトラック引込位置検出回路の
詳細回路図である。
【0020】図1および図2において、1は光ヘッド2
5の移動速度を示す速度信号、2は光ヘッド25の位置
を示すリニアスケール位置信号、3は光スポット13の
トラック中心に対するずれを示すトラックずれ信号、4
はトラックずれ信号3をゼロレベルでスライスしてパル
ス化するゼロクロスパルス発生回路、5は粗シーク動作
を指示する粗シーク指示信号、7はトラック追従制御を
指示するトラック追従制御指示信号、8(後記図5)は
記録膜12の上に形成される記録ピット、9はレーザ光
源、10は対物レンズ、11は円板状記録媒体、12は
記録膜、13は記録膜12の表面に照射された光スポッ
ト、14はレーザ光源9からのレーザ光を偏向して光ス
ポット13の位置を円板状記録媒体11の半径方向に移
動させるトラッキングミラー、15はトラッキングミラ
ー14を駆動するミラーアクチュエータである。
【0021】また、16は光スポット13のトラック中
心からのずれを検出する一対のトラックずれ検出器、1
7はトラックずれ検出器16の一対の出力18の差をと
ってトラックずれ信号3を作る減算器、19はトラック
ずれ信号3を入力してトラック追従制御の位相特性を改
善するための位相補償回路、20はトラック追従制御時
にオンとされるアナログスイッチ、21はアナログスイ
ッチ20の出力を増幅してミラーアクチュエータ15を
駆動するパワーアンプ、22はアクチュエータ駆動信
号、23はシーク時にオンとなるアナログスイッチ、2
4は光ヘッド25の円板状記録媒体11の半径方向への
変位を検出するリニアスケール、26はリニアスケール
位置信号2をゼロレベルでスライスしてパルス化するゼ
ロクロスパルス発生回路、27はリニアスケールゼロク
ロスパルス4を計数して、光ヘッド25のシーク目標ま
での距離28を求めるカウンタ、29は光ヘッド25の
移動距離28から該当する速度指令値30を求める速度
テーブルROMである。
【0022】また、31は速度指令値30をアナログ信
号に変換するD/A変換器、32はリニアスケールゼロ
クロスパルス4を電圧に変換して光ヘッド25の移動速
度を求めるF/V変換器、34はリニアスケール位置信
号2を増幅する増幅器、35は粗位置決め制御の位相特
性を改善するための位相補償回路、53は光スポットが
トラック中心を追従中に、トラック偏心の大振幅・低周
波成分を追従するために光ヘッドアクチュエータ37を
駆動するコースサーボ制御の位相特性を改善するための
位相補償回路、33はトラック追従時にオンとされるア
ナログスイッチ、36は光ヘッドアクチュエータ37を
駆動するためのパワーアンプ、38はトラックずれ信号
3をゼロスライスしてパルス化するゼロクロスパルス発
生回路、39はトラックずれ検出器16の一対の出力1
8の和をとってトラック和信号46を作る加算器、40
は上記のシーク系及びトラック追従制御系を統轄するた
めのマイコンである。
【0023】また、41は光ヘッド25の光学系、42
は円板11を回転させるスピンドル、43はシーク目標
トラック近傍に光ヘッド25が到達したことをマイコン
40へ伝達する粗シーク終了信号、44はシーク開始時
にマイコン40からカウンタ27に対してセットされる
シーク距離初期値、47はトラック和信号46を高(V
H )・低(VL )の2値レベルでスライスし、トラック
和信号46をVH と比較したコンパレータ、66はコン
パレータ47からの出力である和信号比較出力A、48
はVL をトラック和信号46と比較したコンパレータ、
67はコンパレータ48からの出力、49は上記の和信
号比較出力Aと和信号比較出力Bとの論理和(OR)信
号50(DO )を生成するOR回路である。
【0024】また、51はトラッキングミラー14の回
転角度を検出する振れ角センサ、52は振れ角センサ5
1の出力を増幅するアンプ、55はベース、54は粗位
置決め制御時にオンとされるアナログスイッチ、58は
トラック引込時に光スポットの引込位置を検出するトラ
ック引込位置検出回路、56はトラック引込位置検出回
路58から出力されるトラック引込位置検出信号、57
はトラック偏心速度が低下した後、トラック引込位置の
検出開始を指示するトラック引込位置検出開始指示信
号、59は論理和(OR)信号50(DO )とトラック引
込位置検出開始指示信号57との論理積(AND)信号
を生成するAND回路、60および61はフリップフロ
ップ、62はフリップフロップ60の出力64とフリッ
プフロップ61の出力65との論理和(OR)信号を生
成するOR回路、63はAND回路59からの出力信号
である。
【0025】次に、本実施例の動作を説明する。
【0026】図3は、本実施例において光スポットがト
ラックを外周から内周へ横断した場合のシーク時タイム
チャートを示す図である。粗シークを開始してからトラ
ック追従制御がオフとなり、粗位置決め制御がオンとな
るまでの間は、図9に示した従来技術と同一シーケンス
をとり、図3には粗シークが終了してからトラック追従
制御が開始するまでの期間のみが示されているため、粗
シークの期間も含めて図9とともに説明する。
【0027】まず、シーク開始前は、スイッチ20がオ
ンとされており、光スポット13のトラック中心からの
ずれを表わすトラックずれ信号3がほぼ0となるような
フィードバックが働いてトラッキングミラー14を制御
するサーボループ(トラックサーボ系)が働いている。
また、同時にスイッチ33もオンとされており、トラッ
キングミラー14の回転角がほぼ0(レーザ光源9から
の光を垂直真上に偏向する向き)となるようにフィード
バックが働いてトラック偏心の大変位・低周波成分に追
従して光ヘッドアクチュエータ37を駆動するサーボル
ープ(コースサーボ系)が働いている。このとき、アナ
ログスイッチ23および54はオフとされている。
【0028】次に、図示しない上位回路からマイコン4
0に対してシーク命令が与えられると、マイコン40か
らスイッチ20およびスイッチ33に供給されるトラッ
ク追従制御指示信号7がオンからオフに切り替えられて
スイッチ20および33がオフとなり、トラックサーボ
ループおよびコースサーボループが遮断される。同時
に、スイッチ23に対して供給される粗シーク指示信号
5がハイレベル(オン)とされてスイッチ23がオンと
されるとともに、マイコン40によってカウンタ27に
シーク目標のトラックまでの初期距離44がセットされ
る。
【0029】この状態で粗シークが開始され、この後は
光ヘッド25が移動して目標トラックに近づくとともに
入力されるリニアスケールゼロクロスパルス4をカウン
トして、カウンタ27の数値を減算していく。そして、
目標トラックまでの距離28に応じて、予め書き込まれ
ている速度デーブルROM29から目標速度を検索し、
それをD/A変換して目標値とし、それにリニアスケー
ルゼロクロスパルス4をF/V変換した実際の光ヘッド
移動速度1を追従させるように速度制御を行う。以上に
より、図6に示すような光ヘッド移動速度の制御、すな
わち最初は増速して最高速度に達してしばらくして減速
しながら目標トラック近傍に到達する粗シークが行われ
る。
【0030】光ヘッド25がシーク目標トラック近傍ま
で到達してカウンタ27の出力が0になると、カウンタ
27から粗シーク終了信号43がマイコン40に対して
出される。これに応じてこの直後に、マイコン40から
スイッチ23に対して供給される粗シーク指示信号5が
ローレベル(オフ)とされて、スイッチ23がオフとさ
れると同時に、マイコン40からスイッチ54に対して
供給される粗位置決め指示信号6がローレベルからハイ
レベル(オン)に切り替えられて、スイッチ54がオン
とされる。そして、光ヘッド25は、リニアスケール位
置信号2がほぼ0となるようにフィードバック制御(粗
位置決めサーボ制御)され、光ヘッド25はベース55
に対してほぼ固定される。
【0031】その間、トラック追従制御系はまだオフの
ままで、ミラーアクチュエータ15には電流が流れてお
らず、ミラー14はメカ的に中立状態となっているた
め、レーザ光源9から出た光はほぼ垂直真上に向けて偏
向している。したがって、光スポット13が半径方向に
ほぼ固定されているのに対して、円板11あるいはスピ
ンドル42の回転中心からの偏心によって回転に伴いト
ラックが偏心運動をするため、光スポットは相対的にト
ラックを横断することになる。
【0032】図4は、データ未記録部を光スポットが横
断したときの各信号出力を示す図である。この場合に
は、図中に実線で示す案内溝の間には記録ピットが存在
しないために反射光量が多くなる結果、トラック和信号
46は、光スポットがトラック中心に位置するときに最
大値VC となり、案内溝に位置するときに最小値VG
なる正弦波形となる。したがって、トラック和信号46
をVH のレベル(VG >VH >VC )とVL のレベル
(VP <VL <VG )でスライスして、トラック和信号
46をVH と比較したコンパレータ47の出力DH は、
図4に示したようにトラック中心の近辺でハイレベル,
案内溝の近辺でローレベルとなる。また、VL をトラッ
ク和信号46と比較したコンパレータ48の出力DL
常にローレベルとなるため、OR回路49の出力50
(DO )はコンパレータ47の出力DHと同一波形とな
る。なお、トラックずれ信号3は、光スポットがトラッ
ク中心および案内溝に位置するときにゼロレベルとなる
正弦波形となる。
【0033】図5は、データ記録部を光スポットが横断
したときの各信号出力を示す図である。この場合には、
図中に実線で示す案内溝の間には記録ピットが穿孔され
ているために反射光量が少なくなる結果、トラック和信
号46は、光スポットがトラック中心に位置するときに
最小値VP となり、案内溝に位置するときに最大値VG
となる正弦波形となる。したがって、コンパレータ47
の出力DH は常にローレベルとなる一方、コンパレータ
48の出力DL はトラック中心の近辺でハイレベル,案
内溝の近辺でローレベルとなるので、OR回路49の出
力50(DO )はコンパレータ48の出力DL と同一波
形となる。なお、トラックずれ信号3は図4と同一(ト
ラック中心および案内溝においてゼロレベル)となる。
【0034】図6は、データ未記録部および記録部が混
在する部分を光スポットが横断したときの各信号出力を
示す図である。この場合、トラック和信号46は、光ス
ポットが記録ピットの存在しないトラックAまたはCの
中心に位置するときに最大値VC 、案内溝に位置すると
きに中間値(トラックAまたはCの区間の最小値である
とともに、トラックBの区間の最大値)VG 、記録ピッ
トの穿孔されているトラックBの中心に位置するときに
最小値VP となり、図中に示すような波形となる。した
がって、コンパレータ47の出力DH は光スポットがト
ラックAまたはCの中心近傍に位置するときだけハイレ
ベルとなる一方、コンパレータ48の出力DL は光スポ
ットがトラックBの中心近傍に位置するときだけハイレ
ベルとなる。これによって、OR回路49の出力50
(DO )は光スポットがトラック中心の近辺に位置する
ときにハイレベルとなる。なお、トラックずれ信号3は
図4および図5と同一(トラック中心と案内溝で出力が
ゼロレベルとなる正弦波)となる。
【0035】以上により、本実施例の光情報記憶装置に
おいては、記録ピットの有無に関わらず、光スポットが
トラック中心近辺に位置するときにOR回路49の出力
50(DO )がハイレベルとなり、案内溝ではローレベ
ルとなる。したがって、粗シークを終了して偏心速度が
充分低下した後に、DO がハイレベルとなっている状態
において、トラックずれ信号3の出力がゼロになる時点
すなわちトラックずれゼロクロスパルス4が立上りまた
は立下がりするタイミングでトラック追従制御指示信号
をオンにすれば、目標トラック中心の至近に光スポット
が位置している状態でトラック引込を行うことができ
る。
【0036】このように、従来は記録の有無によって光
スポットがトラック中心に位置するときのトラック和信
号のレベルが異なっていたため、トラック中心の検出に
トラック和信号を用いることは困難であると考えられて
いたのに対して、本実施例によれば、記録の有無に関わ
らず、光スポットがトラック中心に位置した時点を確実
に検出して、この時点でトラック引込を行うことができ
るようになった。以上について、さらに図3により詳細
に説明する。
【0037】図3において、粗位置決め指示信号6がオ
フからオンとなって光ヘッド25がほぼ固定されると、
トラックの偏心運動によって相対的,周期的に光スポッ
トがトラックを横断するため、トラックずれ信号3は図
中に示されるように正弦波形となる。そして、光スポッ
トが外周から内周へ向かってトラックを横断するうちに
(図3は、光スポット13が外周から内周に向かってト
ラックを横断する場合を示す)トラックの偏心速度が徐
々に低下し、これによってトラックずれ信号3がトラッ
クを横断する周期が長くなるとともに、トラックずれゼ
ロクロスパルス4のパルス幅Tが大きくなってくる。
【0038】例えば図6において、光スポットが外周か
らトラックCへ到達して、g点,c点、f点を通過して
トラックB内のi点に到達した時点で偏心速度が充分小
さくなり、トラックずれゼロクロスパルス4のパルス幅
Tが所定のパルス幅T0 となった場合には、マイコン4
0は光スポット13とトラックとの相対速度が充分小さ
くなったものと判断して、トラック引込位置検出回路5
8に対して供給されるトラック引込位置検出開始指示信
号57をハイレベルとする。なお、この時点では光スポ
ットがトラック中心近辺に到達していないため、OR回
路49の出力50(DO )はローレベルのままである。
【0039】やがて、図3中にP点で示す時点に達する
と、前述したようにOR回路49の出力50(DO )が
ハイレベルとなり、図2においてAND回路59の出力
63もハイレベルとなるため、それまでリセット状態に
あって出力64および65がローレベルであったフリッ
プフロップ60および61がアクティブ状態となる。そ
こで、光スポットが図6に示すトラック中心b点に到達
してトラックずれゼロクロスパルス4が立上がる(ロー
レベル→ハイレベル)と、フリップフロップ60が作動
してその出力64がハイレベルとなり、OR回路62の
出力56が立ち上がってマイコン40に対してトラック
引込位置を検出したことを伝える。
【0040】これを受けて、マイコン40はスイッチ5
4に対して供給される粗位置決め指示信号6をローレベ
ルに切り替え、このスイッチをオフとすることによって
粗位置決め動作を終了させるとともに、スイッチ20と
33に対して供給されるトラック追従制御指示信号7を
オンにして、トラックサーボループとコースサーボルー
プを作動させて、光スポット13をトラックの中心に引
込んでトラック追従制御を開始する。そして、トラック
追従制御が安定した図3のQ点の時点で、マイコン40
は、トラック引込位置検出回路58のAND回路59に
対して供給するトラック引込位置検出開始指示信号57
をローレベルとして、フリップフロップ60および61
をリセットして、これによりOR回路62の出力56を
リセットする。
【0041】図7は、本発明の光情報記憶装置の一実施
例において図3の場合とは逆に光スポットがトラックを
内周から外周へ横断した場合のシーク時タイムチャート
を示す図である。同図においても図3と同様に、粗シー
クが終了してからトラック追従制御が開始するまでの期
間のみが示されている。
【0042】図7においても、粗シークが終了して粗シ
ーク指示信号5がオフとなると同時に粗位置決め指示信
号6がオンとなり、粗位置決め制御が開始されて光ヘッ
ドが固定される。そして、光スポットが相対的にトラッ
クを内周から外周方向へ徐々に横断していくにつれて偏
心速度が小さくなって、トラック横断パルス周期T(ト
ラックずれゼロクロスパルスのパルス幅)が長くなって
いく。光スポットが図6に示すトラックAに到達した
後、d点,a点,e点を順に通過してh点に到達して充
分に偏心速度が小さくなって、トラックずれゼロクロス
パルスのパルス幅Tが所定値T0 となると、マイコン4
0はトラック引込位置検出回路58に対して供給される
トラック引込位置検出開始指示信号57をハイレベルと
する。
【0043】この時点で、すでにOR回路49の出力5
0(DO )はハイレベルになっているので、AND回路
59の出力63はハイレベルとなり、それまでリセット
状態とされていたフリップフロップ60および61はア
クティブ状態となる。その後、光スポットがトラックB
の中心であるb点に到達してトラックずれゼロクロスパ
ルス4が立下ると、フリップフロップ61が作動して出
力65がハイレベルとなり(なお、フリップフロップ6
0の出力64はローレベルのままである)、出力64お
よび65のOR出力であるトラック引込位置検出信号5
6が立ち上がって、マイコン40に対して引込位置を検
出したことを伝達する。
【0044】これを受けて、マイコン40からスイッチ
54に対して供給される粗位置決め信号6がローレベル
とされてスイッチ54がオフされ、粗位置決め制御が終
了するとともに、スイッチ20および33に対して供給
されるトラック追従制御指示信号7がマイコン40によ
ってハイレベルとされて、トラックサーボ制御とコース
サーボ制御が開始する。そして、トラック追従制御が安
定した図7のR点の時点で、図3と同様にマイコン40
がトラック引込位置検出開始指示信号57をリセットす
ることにより、フリップフロップ60および61とOR
回路62の出力をリセットする。
【0045】図8は、本発明の光情報記憶装置の一実施
例において光スポットがトラックを最初は外周から内周
へ横断し、途中で折り返してその後に内周から外周へ横
断した場合のシーク時タイムチャートを示す図である。
同図においても図3および図7と同様に、粗シークが終
了してからトラック追従制御が開始するまでの期間のみ
が示されている。
【0046】図8においても、粗シーク指示信号5がオ
フとなると同時に粗位置決め指示信号6がオンとなって
粗位置決め制御が開始され、光スポット13が外周から
内周へ向かってトラックを横断する。そして、偏心速度
が徐々に低下してトラックを横断する周期が長くなり、
トラックずれゼロクロスパルス4のパルス幅Tが大きく
なっていくとともに、光スポット13は図6に示したト
ラックCに到達して、g点,c点,f点を通過してトラ
ックB上に位置づけられる。その後、P点を通過したj
点においてトラックの偏心速度がゼロとなると、その後
はトラックの偏心運動が逆向きとなるため、光スポット
は元来た経路を戻っていく。
【0047】やがて、トラックずれゼロクロスパルス4
のパルス幅Tが所定のT0 となると、マイコン40から
トラック引込位置検出回路58に対して供給されるトラ
ック引込位置検出開始指示信号57がハイレベルとさ
れ、OR回路49の出力50(DO )はすでにハイレベ
ルであることから、AND回路59の出力63はハイレ
ベルとなる。これによって、フリップフロップ60およ
び61はリセット状態からアクティブ状態となる。しか
しながら、光スポットがさらに外周へ移動してP点を通
過すると、OR回路49の出力50(DO )およびAN
D回路59の出力63は再びローレベルとなり、フリッ
プフロップ60および61がリセット状態となるため、
その後f点でトラックずれゼロクロスパルス4が立上っ
てもフリップフロップは作動せず、フリップフロップ6
0および61の出力64および65はローレベルのまま
となる。
【0048】光スポットがさらに外周へ移動して、l点
を通過してOR回路49の出力50(DO )がハイレベ
ルになると、AND回路59の出力63は再度ハイレベ
ルになり、フリップフロップ60と61はアクティブ状
態となるため、光スポットがトラックCの中心であるc
点に到達してトラックずれゼロクロスパルス4が立下る
と、フリップフロップ61が作動してその出力65がハ
イレベルになるとともに(なお、フリップフロップ60
の出力64はローレベルのままである。)、出力64お
よび65のOR出力であるトラック引込位置検出信号5
6もハイレベルとなって、マイコン40に引込位置を検
出したことを伝達する。
【0049】これを受けて、マイコン40はスイッチ5
4に対して供給する粗位置決め指示信号をローレベルと
して粗位置決め制御を終了させるとともに、スイッチ2
0および33に供給されるトラック追従制御指示信号7
をハイレベルとしてトラックサーボ制御とコースサーボ
制御を開始する。この後、トラック追従制御が安定した
図8中のS点の時点で、マイコン40からAND回路5
9に対して供給するトラック引込位置検出開始指示信号
57をリセットすると、AND回路59の出力63がロ
ーレベルとなるため、フリップフロップ60および61
がリセット状態となって、その出力64および65がロ
ーレベルとなり、OR回路62の出力であるトラック引
込位置検出信号56もローレベルとなる。
【0050】以上のように、本実施例によれば、記録ピ
ットの有無に関わらず、トラックに引込みを開始する時
の光スポットの位置がトラック中心近辺となるため、引
込後の光スポットのオーバシュート量が小さくなるとと
もに整定が早くなる。また、トラック中心近辺の線形制
御部分において引込が行われるため、不安定な非線形動
作を起こすことがなくなり、信頼性の高いトラック引込
動作を実現することができる。
【0051】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、まず、光スポットをトラック追従制御に引き込む
前に、トラックの偏心速度が低下するのを待つことによ
って、光スポットの引込トラックに対する相対速度を小
さくし、光スポットのトラック中心への引込を容易にし
ている。また、トラック和信号が所定の範囲外の値とな
るのは、光スポットが未記録部のトラック中心近辺に位
置するとき(このときトラック和信号は上記所定の範囲
を超えるレベルとなる)と、光スポットが記録部のトラ
ック中心近辺に位置するとき(このときトラック和信号
は上記所定の範囲未満のレベルとなる)であるため、ト
ラック和信号が所定の範囲外の値となる期間は、未記録
部であるか記録部であるかに関わらず、光スポットがト
ラック中心近辺に位置していることになる。
【0052】そこで、上記によって光スポットがトラッ
ク中心近辺に位置づけられていると認識される期間にお
いてトラックずれ信号が所定値となる瞬間を、光スポッ
トがトラック中心の至近に位置づけられたものと認識し
て、トラック追従制御を開始することにより、オーバシ
ュートの小さいトラックずれ信号の線形制御部分を利用
した迅速かつ確実なトラック引込動作を行うことができ
るという効果が得られる。
【0053】例えば、測定されるトラック和信号VT
H とを比較したコンパレータ出力をDH 、VT とVL
とを比較したコンパレータ出力をDL とすると、DH
よびDL の論理和(OR)信号DO がハイレベルとなる
ときには、記録ピットの有無に関わらず、光スポットは
必ずトラック中心の近辺に位置している。したがって、
O がハイレベルであるときにトラックずれ信号がゼロ
となる瞬間には、光スポットはトラック中心の至近に位
置しているので、このときにトラック追従制御を開始す
れば、整定時間の長時間化,引込の失敗,リミットサイ
クルへの突入などを回避することができるという効果か
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す光学的記録再生装置の
シーク系及びトラック制御系のブロック図である。
【図2】図1中のトラック引込位置検出回路の詳細回路
図である。
【図3】本発明の光情報記憶装置の一実施例において光
スポットがトラックを外周から内周へ横断した場合のシ
ーク時タイムチャートを示す図である。
【図4】データ未記録部を光スポットが横断したときの
各信号出力を示す図である。
【図5】データ記録部を光スポットが横断したときの各
信号出力を示す図である。
【図6】データ未記録部および記録部が混在する部分を
光スポットが横断したときの各信号出力を示す図であ
る。
【図7】本発明の光情報記憶装置の一実施例において光
スポットがトラックを内周から外周へ横断した場合のシ
ーク時タイムチャートを示す図である。
【図8】本発明の光情報記憶装置の一実施例において光
スポットがトラックを最初は外周から内周へ横断し、後
に内周から外周へ横断した場合のシーク時タイムチャー
トを示す図である。
【図9】従来のシーク動作のシーケンスを示すタイムチ
ャートである。
【符号の説明】
4 トラックずれゼロクロスパルス 7 トラック追従制御指示信号 40 マイコン 47 コンパレータ 48 コンパレータ 50 OR回路49の出力 56 トラック引込位置検出信号 57 トラック引込位置検出開始指示信号 58 トラック引込位置検出回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスク上の目標トラックに記録再生
    用の光スポットを位置づけするシーク動作を、まず位置
    検出器として外部リニアスケールを使用して粗アクチュ
    エータにより高速で前記目標トラックの近傍に光ヘッド
    を位置づけする粗シークを行った後、前記光スポットの
    整定を待って前記目標トラックに近接する引込トラック
    へ一旦追従して前記引込トラックのアドレスを読み取
    り、ついで前記光スポットをトラック毎のジャンプ動作
    により前記目標トラックまで移動させる精シークを行う
    2段階シーク方式において、 前記粗シークの終了後にトラックの偏心速度が低下する
    のを待ち、トラック和信号が所定のレベル範囲外の値で
    あるときにトラックずれ信号が所定値となったことを確
    認して、前記光スポットをトラック追従制御に引き込む
    ようにしたことを特徴とする光情報記憶装置。
JP4488593A 1993-03-05 1993-03-05 光情報記憶装置 Pending JPH06259788A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4488593A JPH06259788A (ja) 1993-03-05 1993-03-05 光情報記憶装置

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ID=12703950

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013143175A (ja) * 2012-01-13 2013-07-22 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 光ディスク装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013143175A (ja) * 2012-01-13 2013-07-22 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 光ディスク装置

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