JPH04123865U - パーキングブレーキ操作用レバーのグリツプ - Google Patents

パーキングブレーキ操作用レバーのグリツプ

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JPH04123865U
JPH04123865U JP3793191U JP3793191U JPH04123865U JP H04123865 U JPH04123865 U JP H04123865U JP 3793191 U JP3793191 U JP 3793191U JP 3793191 U JP3793191 U JP 3793191U JP H04123865 U JPH04123865 U JP H04123865U
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JP
Japan
Prior art keywords
grip
lever
parking brake
coil spring
vibration suppressing
Prior art date
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Pending
Application number
JP3793191U
Other languages
English (en)
Inventor
一泰 薦田
賢一 長谷川
Original Assignee
豊生ブレーキ工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両走行中の振動などによるコイルバネの共
振に起因する不快音や不快感を発生しないパーキングブ
レーキ操作用レバーのグリップを提供する。 【構成】 レバー本体10はグリップ本体20に包囲さ
れており、その内部にコイルバネ30を収容する。コイ
ルバネ30は、ノブ部材40とレバー本体10の周壁に
設けられたストッパ12との間に圧縮狭持されている。
ノブ部材40の基端部には、図示しないパーキングブレ
ーキ本体と連結しているロッド部材50が連結されてお
り、ノブ部材40の押動によりパーキングブレーキの作
動または解除が可能である。そして、グリップ本体20
の周壁の一部は、レバー本体10の開口部14を介して
ロッド部材50の方向に突出形成されており、これによ
り、振動抑制部22を構成する。振動抑制部22とコイ
ルバネ30とは少なくとも2点で接触している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両のパーキングブレーキ操作用レバーのグリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のパーキングブレーキ操作用レバーのグリップの一例を図7に示す。同図 において、コイルバネ1は、パーキングブレーキを作動または解除するための操 作ノブ2の基端部2aとレバー本体3の内部に突出一体形成されたストッパ3a との間に圧縮狭持されており、操作ノブ2の押動を円滑に行うためなどの理由か ら、コイルバネ1とレバー本体3の内壁との間には若干の間隙が設けられている 。
【0003】 したがって、車両走行中の振動などにより、コイルバネ1が共振して不快音が 発生したり、パーキングブレーキ操作レバーを握持した際にコイルバネ1の振動 が手に伝わって不快感を与えたりするという問題点があった。このため、レバー 本体3の外周面に取り付けられているグリップ部材4の一部分をレバー本体3を 介してコイルバネ1の方向に突出形成して、コイルバネ1の振動を防止する振動 止め突起4aを設けていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のパーキングブレーキ操作用グリップにおいて は、コイルバネ1と振動止め突起4aとは一点(図7の点P)でのみ接触してい るため、コイルバネ1はレバー本体3の内部である程度動きが自由であり、その 位置が安定しなかった。
【0005】 このため、図7のA−A切断面における断面図である図8に示すように、車両 走行中の振動などによりコイルバネ1が変位して、共振し、例えば、レバー本体 3と点Qで接触して不快音や不快感を生ずるという課題があった。
【0006】 本考案は、このような従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、車両走行 中の振動などによるコイルバネの共振を防止し、前述の不快音や不快感を発生し ないパーキングブレーキ操作用レバーのグリップを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案のパーキングブレーキ操作用レバーのグリッ プは、内部に付勢部材を収容している筒状レバー本体と、 このレバー本体を包囲しているグリップ部材と、 基端部にパーキングブレーキ本体に連結しているロッド部材が固定され、当該 基端部と前記レバー本体内部に突出形成されたストッパ部との間に前記付勢部材 を圧縮狭持することにより、前記グリップ部材の先端部から常時突出付勢されて いるノブ部材と、を備えたパーキングブレーキ操作用レバーのグリップにおいて 、 前記付勢部材の半径方向の振動を抑制するための振動抑制部を、前記レバー本 体の開口部を介して前記グリップ本体の一部を当該グリップ本体の中心方向に突 出形成して設け、 この振動抑制部が、前記付勢部材と少なくとも2点で接触することを特徴とす る。
【0008】
【作用】
本考案においては、車両走行中などに生ずる付勢部材の共振を防止するための 振動抑制部を設け、この振動抑制部と付勢部材とを少なくとも2点で接触させる こととしたため、付勢部材がその半径方向に変位することが一層効果的に防止で き、この結果、付勢部材の共振が一層効果的に防止できる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を、図面を参照して詳細に説明する。
【0010】 第1実施例 図1は、本考案の好適な実施例を示す断面図である。同図において、筒状をな すレバー本体10はグリップ本体20に包囲されており、その内部には付勢部材 の一例であるコイルバネ30を収容している。このコイルバネ30は、ノブ部材 40と前記レバー本体10の周壁の一部を切起こして構成されるストッパ12と の間に圧縮狭持されている。前記ノブ部材40の基端部には、図示しないパーキ ングブレーキ本体と連結しているロッド部材50が連結されており、このノブ部 材40を押動することによりパーキングブレーキの作動または解除が可能となっ ている。そして、このノブ部材40は、前記コイルバネ30により前記グリップ 本体20の先端側から常時突出付勢されている。
【0011】 一方、前記グリップ本体20の周壁の一部は、レバー本体10に形成された開 口部14を貫通してロッド部材50の方向(グリップ本体20の中心方向)に突 出形成されており、この突出部は本考案の特徴をなす振動抑制部22を構成して いる。この振動抑制部22とコイルバネ30とは少なくとも2点で接触している 。図2に、図1のB−B切断面における断面を示す。
【0012】 同図において、コイルバネ30、レバー本体10およびグリップ本体20は、 ロッド部材50を中心としてほぼ同心円状に配置されている。そして、前記振動 抑制部22は、一対の振動抑制突起22aと22bとによって構成され、これら 振動抑制突起22a,22bの先端がコイルバネ30と接触している。
【0013】 なお、前記振動抑制突起22a、22bの位置および形状は、コイルバネ30 やグリップ本体20の形状、材質などに応じて適宜変更することが可能である。 図3および図4に、前記振動抑制部22の他の例を示す。
【0014】 次に、本実施例の作用について説明する。
【0015】 本実施例においては、コイルバネ30を、振動抑制突起22aと22bとに接 触させている。したがって、コイルバネと1点のみで接触している従来のパーキ ングブレーキ操作用レバーのグリップに比較して、コイルバネ30のその半径方 向への変位を一層効果的に防止することができ(図2において、コイルバネ30 の矢印C方向以外への変位をほぼ防止できる。)、かつ、コイルバネ30の共振 が発生した場合においてもその抑制を一層迅速に行うことができる。
【0016】 この結果、前述したコイルバネの共振に起因する不快音や不快感を一層効果的 に防止できる。
【0017】 第2実施例 次に、本考案の他の好適実施例を示す。
【0018】 図5は、図2に相当する断面図である。なお、前記実施例と実質的に同一の部 材12は、同一の番号を付してある。同図において、コイルバネ30は、振動抑 制部24の振動抑制突起24a、24bと接触しているが、この振動抑制突起2 4a、24bが同一円周上には存在しない点で前記第1実施例と異なっているが 、同様の作用効果を達成することができる。すなわち、本実施例においては、図 6に示すように、振動抑制突起24aと振動抑制突起24bとが、グリップ本体 20の軸方向に対して離間した状態が形成されている。
【0019】 なお、振動抑制突起24a、24bの位置および形状などは、コイルバネ30 やグリップ本体20の形状、材質などに応じて適宜変更することが可能である。
【0020】 以上、本考案の好適実施例について説明したが、本考案はこれに限定されるも のではなく、本考案の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
【0021】 例えば、振動抑制部はグリップ本体と別体に形成してもよく、その個数として も一箇所のみならず適数箇所に設けてもよい。
【0022】
【考案の効果】
以上、説明したように、本考案によれば、付勢部材と振動抑制部とを少なくと も2点で接触させることとしたため、車両走行中に生ずる付勢部材の共振に起因 する不快音や不快感を効果的に防止できるパーキングブレーキ操作用レバーのグ リップが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の好適な第1実施例を示す断面図であ
る。
【図2】図1のB−B切断面における断面図である。
【図3】振動抑制部の他の例を示す断面図である。
【図4】振動抑制部の他の例を示す断面図である。
【図5】本考案の好適な第2実施例を示す断面図であ
る。
【図6】図5の振動抑制部を示す部分斜視図である。
【図7】従来のパーキングブレーキ用レバーのグリップ
の一例を示す断面図である。
【図8】図7のA−A切断面における断面図である。
【符号の説明】
10 レバー本体 14 開口部 20 グリップ本体 22 振動抑制部 24 振動抑制部 30 コイルバネ 40 ノブ部材 50 ロッド部材
HB009602

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に付勢部材を収容している筒状レバ
    ー本体と、このレバー本体を包囲しているグリップ部材
    と、基端部にパーキングブレーキ本体に連結しているロ
    ッド部材が固定され、当該基端部と前記レバー本体内部
    に突出形成されたストッパ部との間に前記付勢部材を圧
    縮狭持することにより、前記グリップ部材の先端部から
    常時突出付勢されているノブ部材と、を備えたパーキン
    グブレーキ操作用レバーのグリップにおいて、前記付勢
    部材の半径方向の振動を抑制するための振動抑制部を、
    前記レバー本体の開口部を介して前記グリップ本体の一
    部を当該グリップ本体の中心方向に突出形成して設け、
    この振動抑制部が、前記付勢部材と少なくとも2点で接
    触することを特徴とするパーキングブレーキ操作用レバ
    ーのグリップ。
JP3793191U 1991-04-23 1991-04-23 パーキングブレーキ操作用レバーのグリツプ Pending JPH04123865U (ja)

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JPH04123865U true JPH04123865U (ja) 1992-11-10

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ID=31919559

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JP3793191U Pending JPH04123865U (ja) 1991-04-23 1991-04-23 パーキングブレーキ操作用レバーのグリツプ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57161943A (en) * 1981-03-31 1982-10-05 Hitachi Ltd Data processing device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57161943A (en) * 1981-03-31 1982-10-05 Hitachi Ltd Data processing device

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970304