JPH049620Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH049620Y2 JPH049620Y2 JP1985144564U JP14456485U JPH049620Y2 JP H049620 Y2 JPH049620 Y2 JP H049620Y2 JP 1985144564 U JP1985144564 U JP 1985144564U JP 14456485 U JP14456485 U JP 14456485U JP H049620 Y2 JPH049620 Y2 JP H049620Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- accelerator pedal
- locking
- cable
- locking member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 6
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 238000003908 quality control method Methods 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、車両用アクセルペダルの操作ケーブ
ル係止構造に関する。
ル係止構造に関する。
(従来の技術)
この種の構造の一例としては、実開昭56−
44930号公報に開示されたものがある。これによ
ると、アクセルペダルに対する踏込み力を操作ケ
ーブルを介してキヤブレータに遠隔伝達する構造
において、操作ケーブルを介して逆伝達されるエ
ンジン等からの振動による人体への不快感を回避
するために、ペダルレバーと操作ケーブルとの連
結部に防振用ゴムを介在させ、この連結部後方の
操作ケーブル端末部に端末止め金具を係止させて
部材同志の抜け防止を図つた構造となつている。
44930号公報に開示されたものがある。これによ
ると、アクセルペダルに対する踏込み力を操作ケ
ーブルを介してキヤブレータに遠隔伝達する構造
において、操作ケーブルを介して逆伝達されるエ
ンジン等からの振動による人体への不快感を回避
するために、ペダルレバーと操作ケーブルとの連
結部に防振用ゴムを介在させ、この連結部後方の
操作ケーブル端末部に端末止め金具を係止させて
部材同志の抜け防止を図つた構造となつている。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、このような従来の構造にあつて
は、アクセルペダルの踏込み時に、操作ケーブル
端末部に係止された質量体を兼ねる端末止め金具
の飛び出しによる垂れ下がりで、操作ケーブルを
必要以上に逆牽引してしまうことで、いわゆるエ
ンジンの空吹かしによる吹き上げが生じ易いとい
つた問題点がある。
は、アクセルペダルの踏込み時に、操作ケーブル
端末部に係止された質量体を兼ねる端末止め金具
の飛び出しによる垂れ下がりで、操作ケーブルを
必要以上に逆牽引してしまうことで、いわゆるエ
ンジンの空吹かしによる吹き上げが生じ易いとい
つた問題点がある。
そこで、本考案は上記した従来の問題点を解消
すべくなされたものであり、エンジンの吹き上げ
防止を図つた車両用アクセルペダルの操作ケーブ
ル係止構造の提供を目的としている。
すべくなされたものであり、エンジンの吹き上げ
防止を図つた車両用アクセルペダルの操作ケーブ
ル係止構造の提供を目的としている。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解消して目的を達成するために、
本考案による車両用アクセルペダルの操作ケーブ
ル係止構造は、アクセルペダルと、前記アクセル
ペダルのレバー端部に一方端部が一体的に結合さ
れて前記アクセルペダルの踏込み動作に連動して
所定方向に移動する筒状のハウジングと、前記レ
バーが結合された前記ハウジングの一方端部から
内部に向かつて係止端末部が挿通した操作ケーブ
ルと、前記ハウジングの内部において前記操作ケ
ーブルの係止端末部を防振部材を介して係止せし
めた係止部材と、を有し、前記ハウジングの他方
端部に、該他方端部から内方に向かう切込みを入
れ、前記係止部材と突き当たる折曲げ加工部が形
成されている。
本考案による車両用アクセルペダルの操作ケーブ
ル係止構造は、アクセルペダルと、前記アクセル
ペダルのレバー端部に一方端部が一体的に結合さ
れて前記アクセルペダルの踏込み動作に連動して
所定方向に移動する筒状のハウジングと、前記レ
バーが結合された前記ハウジングの一方端部から
内部に向かつて係止端末部が挿通した操作ケーブ
ルと、前記ハウジングの内部において前記操作ケ
ーブルの係止端末部を防振部材を介して係止せし
めた係止部材と、を有し、前記ハウジングの他方
端部に、該他方端部から内方に向かう切込みを入
れ、前記係止部材と突き当たる折曲げ加工部が形
成されている。
(実施例)
以下、本考案による車両用アクセルペダルの操
作ケーブル係止構造の実施例について第1図〜第
4図を参照しつつ説明する。
作ケーブル係止構造の実施例について第1図〜第
4図を参照しつつ説明する。
本考案の一実施例を示す第1図および第2図
a,bにおいて、車体Sに回動自在に支持された
アクセルペダル1のレバー1a端部にハウジング
2がかしめなどによつて一体的に結合され、これ
ら両部材の結合部には操作ケーブル3(アウタチ
ユーブ4と共にケーブル部材を構成するインナケ
ーブル)の係止端末部が挿通できるように、ハウ
ジング2にケーブル用貫通孔2aが穿孔されてい
る。ハウジング2の内部に挿通したケーブル係止
端末部は、防振用ゴム(防振部材)5にさらに挿
通してこれをハウジング2の内側面に押し当てる
ようにして金属製の係止部材6によつて係止さ
れ、操作ケーブル3がハウジング2から抜脱しな
いようになつている。係止部材6の形状を断面円
形とした場合、この大きさは外径がハウジング2
の内部において僅かな遊びを有して移動できる程
度のものでよい。すなわち、第1図に示すよう
に、アクセルペダル1に対する踏込み時にレバー
1aが矢印方向へ回動すると、操作ケーブル3の
牽引反力によつてゴム5を圧縮しながら係止部材
6はハウジング2内部を僅かながら移動する。
a,bにおいて、車体Sに回動自在に支持された
アクセルペダル1のレバー1a端部にハウジング
2がかしめなどによつて一体的に結合され、これ
ら両部材の結合部には操作ケーブル3(アウタチ
ユーブ4と共にケーブル部材を構成するインナケ
ーブル)の係止端末部が挿通できるように、ハウ
ジング2にケーブル用貫通孔2aが穿孔されてい
る。ハウジング2の内部に挿通したケーブル係止
端末部は、防振用ゴム(防振部材)5にさらに挿
通してこれをハウジング2の内側面に押し当てる
ようにして金属製の係止部材6によつて係止さ
れ、操作ケーブル3がハウジング2から抜脱しな
いようになつている。係止部材6の形状を断面円
形とした場合、この大きさは外径がハウジング2
の内部において僅かな遊びを有して移動できる程
度のものでよい。すなわち、第1図に示すよう
に、アクセルペダル1に対する踏込み時にレバー
1aが矢印方向へ回動すると、操作ケーブル3の
牽引反力によつてゴム5を圧縮しながら係止部材
6はハウジング2内部を僅かながら移動する。
一方、ハウジング2の他方端部においては、上
記係止部材6のハウジング2からの飛び出しを防
止するために、折曲げ加工部(突き当て部)10
が形成されている。
記係止部材6のハウジング2からの飛び出しを防
止するために、折曲げ加工部(突き当て部)10
が形成されている。
この折曲げ加工部10は、第3図および第4図
に詳細に示されるように、蓋材等によるハウジン
グ2の閉塞構造としないで、ハウジング2の他方
端部がこれより所定の長さを有し鉤状に折り曲げ
成形された折曲げ加工部10による開口端となつ
ている。ここで、折曲げ加工部10の折り曲げ幅
hは、この折曲げ加工部10に係止部材6が突き
当たつてハウジング外方に抜脱しない程度であ
る。すなわち、係止部材6の外径d1と折曲げ加工
部10の内周開口端径d2との関係がd1>d2であれ
ばよい。
に詳細に示されるように、蓋材等によるハウジン
グ2の閉塞構造としないで、ハウジング2の他方
端部がこれより所定の長さを有し鉤状に折り曲げ
成形された折曲げ加工部10による開口端となつ
ている。ここで、折曲げ加工部10の折り曲げ幅
hは、この折曲げ加工部10に係止部材6が突き
当たつてハウジング外方に抜脱しない程度であ
る。すなわち、係止部材6の外径d1と折曲げ加工
部10の内周開口端径d2との関係がd1>d2であれ
ばよい。
このために、本実施例においては、ハウジング
2の他方端から内方に向かつて切込み9を入れて
切込み加工部を設け、この切込み加工部をほぼ直
角に折り曲げて折曲げ加工部10をハウジング2
に形成したものである。切込みにより折り曲げ方
式で形成される折曲げ加工部10の個数は、ハウ
ジング2の外周面に沿つ放射状に少なくとも2個
以上設けられることが好ましい。
2の他方端から内方に向かつて切込み9を入れて
切込み加工部を設け、この切込み加工部をほぼ直
角に折り曲げて折曲げ加工部10をハウジング2
に形成したものである。切込みにより折り曲げ方
式で形成される折曲げ加工部10の個数は、ハウ
ジング2の外周面に沿つ放射状に少なくとも2個
以上設けられることが好ましい。
すなわち、上記実施例のように突き当て部とし
てハウジング2に折曲げ加工部10を設けること
によつて、操作ケーブル3の逆伝達方向(第1図
参照)の移動によつて係止部材6がハウジング2
の外方に向かつて飛び出そうとしても、折曲げ加
工部10等に当接してその移動が阻止される。な
お、本実施例の折曲げ加工部10をハウジング2
に一体成形する際には、別部材を熔接結合する必
要がないことから、熔接不良などに対する品質管
理をさほど強化する必要もなく、また部品点数も
削減できて製造コストの低減化が図れる。また、
ハウジング2内に係止部材6を挿入する際に、折
曲げ加工部10がハウジング2の外周方向に拡径
することによつて、係止部材6の挿入作業性の向
上が図れる。
てハウジング2に折曲げ加工部10を設けること
によつて、操作ケーブル3の逆伝達方向(第1図
参照)の移動によつて係止部材6がハウジング2
の外方に向かつて飛び出そうとしても、折曲げ加
工部10等に当接してその移動が阻止される。な
お、本実施例の折曲げ加工部10をハウジング2
に一体成形する際には、別部材を熔接結合する必
要がないことから、熔接不良などに対する品質管
理をさほど強化する必要もなく、また部品点数も
削減できて製造コストの低減化が図れる。また、
ハウジング2内に係止部材6を挿入する際に、折
曲げ加工部10がハウジング2の外周方向に拡径
することによつて、係止部材6の挿入作業性の向
上が図れる。
(考案の効果)
上記したことから理解されるように、本考案に
よる車両用アクセルペダルの操作ケーブル係止構
造は、操作ケーブルの係止端末部を係止する係止
部材がハウジングの内部に収納され、しかもこの
ハウジング端部には折曲げ加工部が設けられて、
これに係止部材が突き当たつて外方に抜脱できな
い構造となつているから、アクセルペダルに対す
る踏込み時に係止部材の飛び出しによる垂れ下が
りが完全に防止され、操作ケーブルを介して逆伝
達によるエンジンの吹き上げを防止することがで
きる。また、折曲げ加工部をハウジングに一体成
形することで、熔接不良などに対する品質管理を
さほど強化する必要もなく、また部品点数も削減
できて製造コストの低減化が図れる。さらに、ハ
ウジング内に係止部材を挿入する際に、折曲げ加
工部がハウジングの外周方向に拡径することによ
つて、係止部材の挿入作業性の向上が図れる。
よる車両用アクセルペダルの操作ケーブル係止構
造は、操作ケーブルの係止端末部を係止する係止
部材がハウジングの内部に収納され、しかもこの
ハウジング端部には折曲げ加工部が設けられて、
これに係止部材が突き当たつて外方に抜脱できな
い構造となつているから、アクセルペダルに対す
る踏込み時に係止部材の飛び出しによる垂れ下が
りが完全に防止され、操作ケーブルを介して逆伝
達によるエンジンの吹き上げを防止することがで
きる。また、折曲げ加工部をハウジングに一体成
形することで、熔接不良などに対する品質管理を
さほど強化する必要もなく、また部品点数も削減
できて製造コストの低減化が図れる。さらに、ハ
ウジング内に係止部材を挿入する際に、折曲げ加
工部がハウジングの外周方向に拡径することによ
つて、係止部材の挿入作業性の向上が図れる。
第1図〜第4図は本考案による車両用アクセル
ペダルの操作ケーブル係止構造の実施例を示し、
第1図はアクセルペダル付近の概略全体図、第2
図a,bは一実施例の要部の斜視図と断面図、第
3図は実施例の詳細な断面図、第4図は第2図b
の反対方向から見た斜視図である。 1……アクセルペダル、1a……レバー、2…
…ハウジング、3……インナケーブル(操作ケー
ブル)、5……ゴム、6……係止部材、10……
折曲げ加工部。
ペダルの操作ケーブル係止構造の実施例を示し、
第1図はアクセルペダル付近の概略全体図、第2
図a,bは一実施例の要部の斜視図と断面図、第
3図は実施例の詳細な断面図、第4図は第2図b
の反対方向から見た斜視図である。 1……アクセルペダル、1a……レバー、2…
…ハウジング、3……インナケーブル(操作ケー
ブル)、5……ゴム、6……係止部材、10……
折曲げ加工部。
Claims (1)
- アクセルペダルと、前記アクセルペダルのレバ
ー端部に一方端部が一体的に結合されて前記アク
セルペダルの踏込み動作に連動して所定方向に移
動する筒状のハウジングと、前記レバーが結合さ
れた前記ハウジングの一方端部から内部に向かつ
て係止端末部が挿通した操作ケーブルと、前記ハ
ウジングの内部において前記操作ケーブルの係止
端末部を防振部材を介して係止せしめた係止部材
と、を有し、前記ハウジングの他方端部に、該他
方端部から内方に向かう切込みを入れ、前記係止
部材と突き当たる折曲げ加工部を形成したことを
特徴とする車両用アクセルペダルの操作ケーブル
係止構造。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985144564U JPH049620Y2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 | |
US06/907,867 US4800773A (en) | 1985-09-20 | 1986-09-16 | Accelerator cable connecting device |
GB8622587A GB2180907B (en) | 1985-09-20 | 1986-09-19 | Accelerator cable arrangement |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985144564U JPH049620Y2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6252030U JPS6252030U (ja) | 1987-03-31 |
JPH049620Y2 true JPH049620Y2 (ja) | 1992-03-10 |
Family
ID=31055280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985144564U Expired JPH049620Y2 (ja) | 1985-09-20 | 1985-09-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH049620Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5644930B2 (ja) * | 1977-11-26 | 1981-10-22 | ||
JPS5733234U (ja) * | 1980-08-06 | 1982-02-22 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5842177Y2 (ja) * | 1979-09-14 | 1983-09-24 | トヨタ自動車株式会社 | アクセルペダル用防振ゴム |
-
1985
- 1985-09-20 JP JP1985144564U patent/JPH049620Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5644930B2 (ja) * | 1977-11-26 | 1981-10-22 | ||
JPS5733234U (ja) * | 1980-08-06 | 1982-02-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6252030U (ja) | 1987-03-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4800773A (en) | Accelerator cable connecting device | |
US5722296A (en) | Change device for transmission | |
JPH049620Y2 (ja) | ||
JPS6437860U (ja) | ||
JPS634818Y2 (ja) | ||
JPH0649733U (ja) | 自動車用ペダルの取付け構造 | |
JPH0710092Y2 (ja) | ケーブル式コントロール装置 | |
JPH0746810Y2 (ja) | コントロールケーブルの連結構造 | |
JPH0172466U (ja) | ||
JPS6012166Y2 (ja) | 車両用ペダル装置 | |
JPH0420111Y2 (ja) | ||
JPS6318826Y2 (ja) | ||
JPH0545886Y2 (ja) | ||
JPS6211217Y2 (ja) | ||
JPS6141968Y2 (ja) | ||
JP2522088Y2 (ja) | 自動車用ドアハンドル装置のロッド連結構造 | |
JPS62417Y2 (ja) | ||
JPS6327137Y2 (ja) | ||
JPS6313533Y2 (ja) | ||
JPH0132086Y2 (ja) | ||
JP2002339765A (ja) | 絞り弁レバーと遠隔操作ケーブルとの連結構造 | |
JP2509237Y2 (ja) | 変速機操作用倍力装置 | |
JPH032046Y2 (ja) | ||
JPH0828259A (ja) | 車両用排気管の支持装置 | |
JPH0543287Y2 (ja) |