JPH0132086Y2 - - Google Patents

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JPH0132086Y2
JPH0132086Y2 JP1983135031U JP13503183U JPH0132086Y2 JP H0132086 Y2 JPH0132086 Y2 JP H0132086Y2 JP 1983135031 U JP1983135031 U JP 1983135031U JP 13503183 U JP13503183 U JP 13503183U JP H0132086 Y2 JPH0132086 Y2 JP H0132086Y2
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JP
Japan
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change lever
center shaft
cable
insert pipe
change
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JP1983135031U
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Flexible Shafts (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) 本考案は、自動車の変速機を多段に操作するた
めのチエンジ機構、特にチエンジレバーの構造の
改良に関するものである。
(従来技術) 一般に、チエンジレバーの上端に取付けたチエ
ンジノブの操作ボタンを押すと、これに連動し
て、中軸が押下げられ、その中軸の押下げに連動
するピンが一つのポジシヨン規制溝から外れてチ
エンジレバーを所要のポジシヨンにシフト操作し
うるようになつた自動車用チエンジ機構のチエン
ジレバー装置は公知である(例えば、実開昭56−
88328号公報、実開昭56−27719号公報参照)。
ところで、従来のチエンジレバーでは、第1図
に示すように、その中軸として、より線ケーブル
からなるインナーケーブルを用い、このインナー
ケーブル1の変位をガイドする合成樹脂製のアウ
ターケーブル2とともに、チエンジレバー3に嵌
挿する構造が汎用されている。
この種の二重ケーブルタイプの中軸はパイプ状
のチエンジレバー3を予め所要の形状に曲げ加工
した後でも挿入することができる剛性を有してい
るため、予め所望の形状に曲げ加工したチエンジ
レバー3を連結用ブラケツト4に溶接した後に、
中軸を嵌挿するようにしていた。
しかしながら、従来のかかる組付け構造では、
チエンジレバー3が3次元的に大きく折曲されて
いる場合には、中軸がある程度の剛性を有すると
いえども、その嵌挿作業がきわめて困難となる。
このためには、中軸をチエンジレバー3に予め嵌
挿した状態でチエンジレバー3を所望の形状に曲
げ加工するようにすればよいが、その場合には、
チエンジレバー3を連結用ブラケツト4に溶接付
けする際の熱でアウターケーブル2が燃えてしま
う問題がある。
また、中軸の挿入がスムーズに行なえたとして
も、そのままではアウターケーブル2が位置ずれ
を起こすため、ビス5等によつてアウターケーブ
ル2をチエンジレバー3に位置決めして固定する
必要があつた。
(考案の目的) 本考案は、かかる従来のチエンジレバー構造に
鑑みてなされたものであつて、中軸の挿入が容易
に行なえ、しかもチエンジレバーの曲げ加工が何
らの制約なしに行なえる自動車用チエンジ機構の
チエンジレバー構造を提供せんとするものであ
る。(考案の構成) このため、本考案は、操作ボタンを押圧すると
中軸が押下げられて、中軸の下端に当接するピン
がポジツヨン規制溝から外れてシフト操作可能と
なる自動車のチエンジレバー装置において、 上記中軸を金属製コイルケーブルにより構成
し、このコイルケーブルを、中空パイプ状チエン
ジレバーの内径にほぼ等しい上端及び下端を有
し、中間部分が内径より小径の金属製インサート
パイプに挿入された状態でインサートパイプとと
もに、ストレートのままチエンジレバー部材内に
嵌挿し、その状態でチエンジレバー部材を所定の
形状に曲げ加工するようにして構成したものであ
る。
(考案の効果) かかる構造とすれば、コイルケーブルは曲げに
対し十分に柔らかであり、しかもインサートパイ
プとチエンジレバー部材はともにパイプであり、
かつ両者の間には適当な間隙が存在するのでチエ
ンジレバーの曲げ加工を中軸を挿入した状態で何
らの制約なしに簡単に行なうことができるので、
チエンジレバーの加工性、組付性を大幅に改善す
ることができ、また、インサートパイプとチエン
ジレバー部材はパイプであるから軽量であり、か
つ安価に製造できる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付の図面を参照しつ
つ説明する。
第2図に示すように、曲げ加工された中空パイ
プ状のチエンジレバー11には、上端部に操作ボ
タン12を備えた操作ノブ13が取付けられてお
り、下端部は、連結用ブラケツト14に溶接によ
り固定されている。この連結用ブラケツト14
は、車体側に固定される取付ブラケツト15に回
動自在に軸承された回動軸16の一端に上記チエ
ンジレバー11を結合しており、回動軸16の他
端にはシフトレバー17が結合されている。
そして、第2図に示すように、操作ノブ13を
握つて、中位位置Nから、1速、2速、Dレン
ジ、Rレンジ、Pレンジのいずれか一つの位置に
チエンジレバー11をチエンジ操作すると、これ
に応じて、シフトレバー17は多段変速機(図示
せず)を切替(シフト)操作する。
上記チエンジレバー11には、中軸としてのコ
イルケーブル18がこれをガイドするインサート
パイプ19とともに嵌挿されている。このコイル
ケーブル18の上端には、操作ノブ13の操作ボ
タン12に連動する上部ロツド20が“カシメ”
によつて取付けられており、下端には、下部ロツ
ド21が、“カシメ”によつて結合されている。
そして、チエンジレバー11の下端内部には、止
めピン22によつて抜止めされたコイルスプリン
グ23により常時下部ロツド21の下面に当接す
るピン24が直径方向に貫挿されている。このピ
ン24は、具体的に図示しないが、チエンジレバ
ー11の下端部に軸方向に設けたガイド溝によ
り、軸方向に所定の範囲で変位可能にガイドされ
ている。このピン24は、第2図に一部を示すよ
うに、前記取付ブラケツト15に固定されたポジ
シヨン規制部材25の各係合溝26に係合するよ
うに突出しており、例えば、中立位置Nにおい
て、操作ノブ13の操作ボタン12を押すと、上
部ロツド20が押下げられて、この押下げは、コ
イルケーブル18を介して下部ロツド21に伝達
され、ピン24がコイルスプリング23のバネ力
に抗して押下げられて、中立位置Nに対応する係
合溝から外れ、チエンジレバー11の操作が可能
となる。
上記コイルケーブル18は、第3図に示すよ
うに、最初、曲げ加工をしていないストレートな
チエンジレバー部材11′に、上記インサートパ
イプ19に挿入される。インサートパイプ19
は、上端19aおよび下端19bが、チエンジレ
バー部材11′の内径にほぼ等しくなるように拡
開されているほかは、チエンジレバー部材11′
を曲げ加工しうるように、チエンジレバー部材1
1′の内径より適当に小さい径に設定されており、
貫挿されたコイルケーブル18をその変位を許容
してガイドする。
更に、この上部ロツド20と操作ノブ13との
ガタ(同軸度ズレ)吸収のため、インサートパイ
プ19はチエンジレバー11の上端より少し下げ
ている。
そして、上記のように、コイルケーブル18お
よびインサートパイプ19を挿入した後は、第3
図に示すように、チエンジレバー部材11′を
所望の形状に曲げ加工する。この曲げ加工によ
り、チエンジレバー部材11′は、チエンジレバ
ー11として形成され、チエンジレバー11の湾
曲部では、インサートパイプ19が湾曲に沿うよ
うに変形されている。しかしながら、インサート
パイプ19とチエンジレバー部材11′との間に
は予め適当な間隙が確保されていたので、余程極
端な曲げ加工できないかぎり、インサートパイプ
19の湾曲は、内部に挿通したコイルケーブル1
8の変位を阻止するような極端なものとはなら
ず、コイルケーブル18は、インサートパイプ1
9の湾曲にほぼ倣つてスムーズに湾曲する。
上記のように、所望の形状に曲げ加工したチエ
ンジレバー11は、、その下端部を前記連結用ブ
ラケツト14に溶接により固定する。この場合、
コイルケーブル18、インサートパイプ19は金
属製なので、溶接熱により燃えることはない。
この取付け後は、チエンジレバー11の下端側
において、ピン24を貫挿するとともに、コイル
スプリング23を内挿したうえで、止めピン22
により抜止めすることにより、チエンジレバー1
1の組付けを完了することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のチエンジレバー構造を示す断
面図、第2図は本考案にかかるチエンジレバーの
側面図、第3図,は曲げ加工前と曲げ加工後
の状態を夫々示すチエンジレバー上部の拡大断面
図である。 11……チエンジレバー、11′……チエンジ
レバー部材、12……操作ボタン、13……操作
ノブ、17……シフトレバー、18……コイルケ
ーブル、24……ピン、25……ポジシヨン規制
部材、26……係合溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 操作ボタンを押圧すると中軸が押下げられて、
    中軸の下端に当接するピンがポジシヨン規制溝か
    ら外れてシフト操作可能となる自動車用チエンジ
    レバー機構のチエンジレバーにおいて、 上記中軸が金属製コイルケーブルで構成され、
    該コイルケーブルは中空パイプ状チエンジレバー
    の内径にほぼ等しい上端及び下端を有し、中間部
    分が内径より小径の金属製インサートパイプに挿
    入された状態でインサートパイプとともに、直線
    状のチエンジレバー部材に嵌挿され、嵌挿された
    状態でチエンジレバー部材が所定の形状に曲げ加
    工されてなる自動車用チエンジ機構のチエンジレ
    バー構造。
JP13503183U 1983-08-31 1983-08-31 自動車用チエンジ機構のチエンジレバ−構造 Granted JPS6044120U (ja)

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JP13503183U JPS6044120U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 自動車用チエンジ機構のチエンジレバ−構造

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JPS6044120U JPS6044120U (ja) 1985-03-28
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JP13503183U Granted JPS6044120U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 自動車用チエンジ機構のチエンジレバ−構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5029212A (ja) * 1973-07-20 1975-03-25

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