JPS6318826Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6318826Y2 JPS6318826Y2 JP1983042069U JP4206983U JPS6318826Y2 JP S6318826 Y2 JPS6318826 Y2 JP S6318826Y2 JP 1983042069 U JP1983042069 U JP 1983042069U JP 4206983 U JP4206983 U JP 4206983U JP S6318826 Y2 JPS6318826 Y2 JP S6318826Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball joint
- spherical seat
- link lever
- fitted
- fitting hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 15
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、車輌用ワイパー等の駆動部に用いら
れるリンクの球継手連結構造に関するものであ
る。
れるリンクの球継手連結構造に関するものであ
る。
リンクの球継手連結構造は、例えばワイパーの
駆動部においては、第1図に示すように、図示を
省略したワイパーモーター軸に連動するリンクレ
バー1と連結棒4とが球面座2と球継手3とを介
して連結されている。
駆動部においては、第1図に示すように、図示を
省略したワイパーモーター軸に連動するリンクレ
バー1と連結棒4とが球面座2と球継手3とを介
して連結されている。
前記球面座2は、第2図イ,ロに示す如く、合
成樹脂によりフランジと一体に形成され、その球
面座の上部から底部方向にかけて複数条のスリツ
ト2bを形成してそのスリツトとスリツトの間を
爪部2aとなし、該部にて球継手3を把持するよ
うにしている。またフランジの底部内周に円筒状
の振れ止め面2cを設けている。この球面座2は
図示を省略したがフランジ部に貫通穴を有し、こ
の貫通穴とリンクレバー1の貫通穴とに通したリ
ベツトによりリンクレバー1に固定されている。
成樹脂によりフランジと一体に形成され、その球
面座の上部から底部方向にかけて複数条のスリツ
ト2bを形成してそのスリツトとスリツトの間を
爪部2aとなし、該部にて球継手3を把持するよ
うにしている。またフランジの底部内周に円筒状
の振れ止め面2cを設けている。この球面座2は
図示を省略したがフランジ部に貫通穴を有し、こ
の貫通穴とリンクレバー1の貫通穴とに通したリ
ベツトによりリンクレバー1に固定されている。
この球面座2に把持される球継手3は、球体部
の一方側に連結棒4固定用の固定部3aを有し、
その反対側に、前記球面座2の振れ止め面2cと
当接する円柱状の振れ止め突起3bを設けてい
る。
の一方側に連結棒4固定用の固定部3aを有し、
その反対側に、前記球面座2の振れ止め面2cと
当接する円柱状の振れ止め突起3bを設けてい
る。
この球面座2と球継手3は、リンクレバー1に
球面座2をリベツト(図示せず)により固定し、
その球面座2中に球継手3を強制的に嵌入させ、
その固定部3aに連結棒4を固定する。そして球
面座2の振れ止め面2cと球継手の振れ止め突起
3bとが当接する迄の範囲内において球継手3が
傾動できるようにしている。
球面座2をリベツト(図示せず)により固定し、
その球面座2中に球継手3を強制的に嵌入させ、
その固定部3aに連結棒4を固定する。そして球
面座2の振れ止め面2cと球継手の振れ止め突起
3bとが当接する迄の範囲内において球継手3が
傾動できるようにしている。
このような構造よりなる従来のリンクの球継手
連結構造においては、球継手3は球面座2の爪部
2aの把持力によつてのみ支持されるものである
から、球継手3の嵌合が容易なようにスリツトの
深さを深くすると球継手3が抜けやすいと言う問
題があつた。この問題を解決するために、爪部2
aの肉厚を厚くしたり、スリツトの深さを浅くす
るなどの方法があるが、このようにすると球面座
2に球継手3を嵌入する挿入圧力が増して作業性
が悪くなるという問題がある。
連結構造においては、球継手3は球面座2の爪部
2aの把持力によつてのみ支持されるものである
から、球継手3の嵌合が容易なようにスリツトの
深さを深くすると球継手3が抜けやすいと言う問
題があつた。この問題を解決するために、爪部2
aの肉厚を厚くしたり、スリツトの深さを浅くす
るなどの方法があるが、このようにすると球面座
2に球継手3を嵌入する挿入圧力が増して作業性
が悪くなるという問題がある。
本考案は、前記の如き従来のリンクの球継手連
結構造のもつ問題点を改善して、球継手の嵌入が
容易であつてしかも外れにくい球継手連結構造を
提供せんとするものである。
結構造のもつ問題点を改善して、球継手の嵌入が
容易であつてしかも外れにくい球継手連結構造を
提供せんとするものである。
本考案は前記の目的を達成せんがため、球継手
を把持する球面座の上部から底部方向にかけて深
い複数条のスリツトを形成してそのスリツトとス
リツトとの間を爪部とすると共に、その複数の爪
部の外側に前記スリツトに達する突起を形成し、
他方、リンクレバーに前記突起を含む球面座を嵌
合する嵌合穴を設け、前記球継手を嵌入した球面
座を前記リンクレバーの嵌合穴に嵌合し、前記突
起と嵌合穴の内面との衝接により爪部の外方への
開きを抑制して、球面座から球継手を抜けにくく
したものである。
を把持する球面座の上部から底部方向にかけて深
い複数条のスリツトを形成してそのスリツトとス
リツトとの間を爪部とすると共に、その複数の爪
部の外側に前記スリツトに達する突起を形成し、
他方、リンクレバーに前記突起を含む球面座を嵌
合する嵌合穴を設け、前記球継手を嵌入した球面
座を前記リンクレバーの嵌合穴に嵌合し、前記突
起と嵌合穴の内面との衝接により爪部の外方への
開きを抑制して、球面座から球継手を抜けにくく
したものである。
次に第3図乃至第5図により本考案の一実施例
を説明する。
を説明する。
第3図は本考案を適用したリンクの球継手連結
構造を示す断面図、第4図は第3図の分解断面
図、第5図イは球面座の断面図、第5図ロは同じ
く球面座を開口側から見た平面図である。
構造を示す断面図、第4図は第3図の分解断面
図、第5図イは球面座の断面図、第5図ロは同じ
く球面座を開口側から見た平面図である。
第3図乃至第5図において、1はリンクレバ
ー、20は本考案の球面座で、図示を省略したが
前記リンクレバー1にリベツトにより固定される
ようになつている。3は前記球面座20に強制的
に嵌入される球継手、4は前記球継手3の固定部
3aに固定される連結棒である。
ー、20は本考案の球面座で、図示を省略したが
前記リンクレバー1にリベツトにより固定される
ようになつている。3は前記球面座20に強制的
に嵌入される球継手、4は前記球継手3の固定部
3aに固定される連結棒である。
前記球面座20は、合成樹脂によりフランジと
一体に形成され、その球面座の上部ろか底部方向
にかけて従来より深い複数条のスリツト20bを
設けそのスリツトとスリツトの間を爪部20aと
している。また、複数の球面座20の爪部20a
の外側には第4図および第5図に示す如くフラン
ジ部からスリツト20aに達する突起20dを形
成し、他方、リンクレバー1にこの球面座20が
嵌合する嵌合穴1aを設け、かつ、この嵌合穴1
aの内径を、前記各突起20dに外接する寸法と
する。
一体に形成され、その球面座の上部ろか底部方向
にかけて従来より深い複数条のスリツト20bを
設けそのスリツトとスリツトの間を爪部20aと
している。また、複数の球面座20の爪部20a
の外側には第4図および第5図に示す如くフラン
ジ部からスリツト20aに達する突起20dを形
成し、他方、リンクレバー1にこの球面座20が
嵌合する嵌合穴1aを設け、かつ、この嵌合穴1
aの内径を、前記各突起20dに外接する寸法と
する。
本考案の球継手連結構造は、前記の如く、スリ
ツト20bが深いので、球面座20中に球継手3
を従来より容易に嵌入することができる。そし
て、球継手3を嵌入した球面座20をリンクレバ
ー1の嵌合穴1a中に嵌合すると、突起20dが
リンクレバー1の嵌合穴1aに衝接した状態で嵌
合され、図示してないリベツトにより第3図の如
く固定し、その球継手3の固定部3aに連結棒4
の貫通穴4bを通してかしめることにより固定す
る。そして球面座20の振れ止め面20cと球継
手3の振れ止め突起3bとが当接する迄の角度範
囲内において、球継手3を傾動することができ
る。その際、球継手3は爪部20aを外方に押し
開くように作用するが、本考案においては、爪部
20aの外側にスリツト20bに達する突起20
dを設け、その突起20dがリンクレバー1の嵌
合穴の内面に衝接しているため、嵌合穴1aによ
り爪部20aの外方への開きを抑制して、球継手
3が球面座20から抜けることを阻止することが
できる。
ツト20bが深いので、球面座20中に球継手3
を従来より容易に嵌入することができる。そし
て、球継手3を嵌入した球面座20をリンクレバ
ー1の嵌合穴1a中に嵌合すると、突起20dが
リンクレバー1の嵌合穴1aに衝接した状態で嵌
合され、図示してないリベツトにより第3図の如
く固定し、その球継手3の固定部3aに連結棒4
の貫通穴4bを通してかしめることにより固定す
る。そして球面座20の振れ止め面20cと球継
手3の振れ止め突起3bとが当接する迄の角度範
囲内において、球継手3を傾動することができ
る。その際、球継手3は爪部20aを外方に押し
開くように作用するが、本考案においては、爪部
20aの外側にスリツト20bに達する突起20
dを設け、その突起20dがリンクレバー1の嵌
合穴の内面に衝接しているため、嵌合穴1aによ
り爪部20aの外方への開きを抑制して、球継手
3が球面座20から抜けることを阻止することが
できる。
以上述べた如く、本考案のリンクの球継手連結
構造によれば球面座への球継手の嵌入が容易で、
しかも組付後は球継手の抜けを確実に阻止するこ
とができる効果がある。
構造によれば球面座への球継手の嵌入が容易で、
しかも組付後は球継手の抜けを確実に阻止するこ
とができる効果がある。
第1図は従来のリンクの連結構造を示す断面
図、第2図イは第1図に示す球面座の断面図、同
図ロは同じく開口側から見た平面図である。第3
図は本考案を適用したリンクの球継手連結構造を
示す断面図、第4図は第3図の分解断面図、第5
図イは第3図に示す球面座の断面図、同図ロは同
じく開口側から見た平面図である。 1……リンクレバー、1a……嵌合穴、20…
…球面座、20a……爪部、20b……スリツ
ト、20d……突起、3……球継手、3a……固
定部、4……連結棒。
図、第2図イは第1図に示す球面座の断面図、同
図ロは同じく開口側から見た平面図である。第3
図は本考案を適用したリンクの球継手連結構造を
示す断面図、第4図は第3図の分解断面図、第5
図イは第3図に示す球面座の断面図、同図ロは同
じく開口側から見た平面図である。 1……リンクレバー、1a……嵌合穴、20…
…球面座、20a……爪部、20b……スリツ
ト、20d……突起、3……球継手、3a……固
定部、4……連結棒。
Claims (1)
- リンクレバーに球面座を固定し、該球面座に球
継手を嵌入すると共に、球継手に連結棒を固定す
るリンクの球継手連結構造において、前記球継手
を把持する球面座の上部から底部方向にかけて深
い複数条のスリツトを形成してそのスリツトとス
リツトとの間を爪部とすると共に、その複数の爪
部の外側に前記スリツトに達する突起を形成し、
他方、リンクレバーに前記突起を含む球面座の嵌
合穴を設け、前記球継手を嵌入した球面座を前記
リンクレバーの嵌合穴に嵌合し、前記突起と嵌合
穴の内面との衝接により爪部の外方への開きを抑
制したことを特徴とするリンクレバーの球継手連
結構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4206983U JPS59147917U (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | リンクレバ−の球継手連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4206983U JPS59147917U (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | リンクレバ−の球継手連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59147917U JPS59147917U (ja) | 1984-10-03 |
JPS6318826Y2 true JPS6318826Y2 (ja) | 1988-05-26 |
Family
ID=30172627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4206983U Granted JPS59147917U (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | リンクレバ−の球継手連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59147917U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NO20041215D0 (no) * | 2004-03-24 | 2004-03-24 | Quickflange As | Metode for anrekninger for festing av koblingselementer til ror |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5337159U (ja) * | 1976-09-06 | 1978-04-01 | ||
JPS5443465U (ja) * | 1977-08-31 | 1979-03-24 |
-
1983
- 1983-03-25 JP JP4206983U patent/JPS59147917U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5337159U (ja) * | 1976-09-06 | 1978-04-01 | ||
JPS5443465U (ja) * | 1977-08-31 | 1979-03-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59147917U (ja) | 1984-10-03 |
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