JPS6319613Y2 - - Google Patents

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JPS6319613Y2
JPS6319613Y2 JP1983153219U JP15321983U JPS6319613Y2 JP S6319613 Y2 JPS6319613 Y2 JP S6319613Y2 JP 1983153219 U JP1983153219 U JP 1983153219U JP 15321983 U JP15321983 U JP 15321983U JP S6319613 Y2 JPS6319613 Y2 JP S6319613Y2
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JP
Japan
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clip
main body
door trim
flange
attached
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JP1983153219U
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JPS6059809U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は自動車のドアトリムを自動車の車体パ
ネルへ取付ける場合等の如く、被取付部材を取付
基体へ取付ける場合に適用される部材連結クリツ
プに関する。
〔背景技術〕
第1図に示される如く自動車のドアトリム10
を車体へ取付ける場合に部材連結クリツプ12が
用いられている。
このクリツプ12は図示しない車体パネルの取
付孔へ挿入される挿入部14へフランジ16が連
結されており、このフランジ16には首部18を
介してフランジ20が連結されている。一方ドア
トリム10には突出部22が形成され、この突出
部22へ大径孔24及びこの大径孔24へ一部が
連結した小径孔26が穿設されている。
従つてクリツプ12はフランジ20を大径孔2
4へ挿入した後に軸直角方向へ、すなわち小径孔
26方向へ移動させれば首部18が小径孔26内
へ収容され、フランジ16,20が突出部22を
挟持するのでクリツプ12はドアトリム10へ取
付けられる。このように予めクリツプ12が取付
けられたドアトリム10を把持しクリツプ12の
挿入部14を車体パネルの挿入孔へ挿入係合すれ
ばドアトリム10の車体への取付が完了する。
ところがこのようなクリツプ12を用いた場合
には、フランジ16,20間の寸法と突出部22
の肉厚寸法との公差によりクリツプ12が突出部
22に対して軸方向にガタツキを生じると同時に
半径方向にもガタツキを生じ、この結果ドアトリ
ム10が車体に対してガタツキを生ずる原因とな
る。また、この種のクリツプとしては実公昭48−
22287号公報に開示されるものがある。しかし、
このクリツプでは、車体パネル等の内側へ雨水等
が浸入しないようにするための構造となつてお
り、特に半径方向へのガタツキの防止は不可能で
ある。
〔考案の目的〕
本考案は上記事情を考慮し、被取付部材を取付
基体へクリツプを介して取付ける場合に用いら
れ、被取付部材を取付基体へ緊密に取付けること
が可能な部材連結クリツプを得ることを目的とし
ている。
〔考案の概要〕
本考案に係る部材連結クリツプでは、被取付部
材の本体部と対向部との間に収容される取付部に
フランジ部及び吸盤部を設け、被取付の部材の本
体部へ弾性変形して吸盤部を吸着させるとともに
吸盤部の弾性力でフランジを対向部の本体部側の
面へ押圧させることによりクリツプを被取付部材
へ緊密に取付けるようになつている。
〔考案の実施例〕
第2図には本実施例に係るクリツプ28の正面
図が、第3図には第2図の平面図、第4図には第
2図の右側面図、第5図には第2図の左側面図が
それぞれ示されている。なお第2図の背面図は第
2図と対称に表われる。第6図は本実施例のクリ
ツプ28をドアトリム10の突出部22へ取付け
る前の状態が、第7図は取付けた後の状態がそれ
ぞれ示されている。
このクリツプ28は合成樹脂により一体に成形
されており、取付部と、脚部と、取付部と脚部と
を連結する中間部とから構成されている。
本願実施例において説明すると、脚部には拡径
部32と拡径部から延設する略U字状の係止部3
4が突出し、そのU字状両端部が拡径部32へ固
着されている(いわゆるカヌー型のクリツプ)。
この係止部34の外側面には一対の係止突起36
が突出しており、この係止突起36間の寸法は第
7図に示される如く車体パネル38の取付孔40
の外径よりも大きく形成されている。従つて係止
部34を車体パネル38の取付孔40へ圧入すれ
ば、係止部34は一時的に縮径して取付孔40を
通過した後に再び拡径し、係止突起36が拡径部
32との間に車体パネル38を挟持し、係止突起
36が車体パネル38からの抜け止めとなる。ま
た拡径部32には係止部34の中央部にストツパ
42が突出している。なお脚部は上記カヌー型の
他アンカー型等であつてもよく、車体パネル38
の取付孔へ係止される形状であればよい。
一方、この実施例における取付部は、中間部を
構成する柱状基部30寄りにフランジ44が半径
方向へ突出して設けられ、さらに先端に吸盤部4
8が設けられている。詳しく言えば、柱状基部3
0の反脚部側にフランジ44が同軸的に固着され
ている。このフランジ44にはさらに首部46を
介して吸盤部48が連結されている。この吸盤部
48はフランジ44に対する反対側へ向けて次第
に拡径されており、先端面には凹部50が形成さ
れて吸盤部48の弾性変形を可能としている。
取付部は第6,7図に示される如くドアトリム
10における突出部22の内側へ挿入されてクリ
ツプ28をドアトリム10へ取付ける役目を有し
ている。このフランジ44と吸盤部48間の寸法
Lは第7図に示される如くドアトリム10の本体
部と突出部22の内側との間の間隔Wよりも若干
大となつている。
突出部22の形状を第8図〜第11図に従い説
明する。この突出部22は一対の脚部22Aの先
端部間をドアトリム本体部と略平行な対向部とし
ての蓋板22Bで連結した構造であり、蓋板22
Bには柱状基部30が貫通される円形の柱状基部
挿入孔52が穿設されている。この柱状基部挿入
孔52はクリツプ28の柱状基部30よりも若干
大きな寸法となつている。またこの柱状基部挿入
孔52はその内径よりも小さな幅寸法を有するガ
イド孔54によつて外部と連通されている。この
ガイド孔54の幅寸法はクリツプ28の柱状基部
30よりも若干小とすることが好ましい。このガ
イド孔54の柱状基部挿入孔52と反対側の端部
には面取り部56が形成されており、これによつ
て柱状基部30を容易にガイド孔54内へ案内で
きるようになつている。
また蓋板22Bにはガイド孔54に面した端部
を残してガイド孔54の先端部から柱状基部挿入
孔52にかけて次第に肉厚を増大する面取り部5
8が形成されている。これによつて前記面取り部
56に加えてクリツプ28の柱状基部30をガイ
ド孔54内へ挿入し易いようになつている。
このように構成された本実施例のクリツプ28
を用いたドアトリム10の車体パネル38への取
付手順を説明する。第6図に示される如くクリツ
プ28はその柱状基部30をガイド孔54を通過
して柱状基部挿入孔52内へ挿入することにより
ドアトリム10の突出部22への取付状態とな
る。
この取付状態では第7図に示される如くドアト
リム10の本体部と突出部22の蓋板22Bとに
よつてフランジ44と吸盤部48とが接近する方
向に圧縮力を受けるので、吸盤部48はその反力
で弾性変形してドアトリム10の本体部に吸着さ
れるとともにフランジ44を突出部22の蓋板2
2Bのドアトリム本体部側の面へ押圧して当接さ
せる。このためクリツプ28はドアトリム10に
対して軸方向(第7図左右方向)及び半径方向
(第7図上下方向)にガタツキを生ずることがな
く、強固にドアトリム10へ取付けられることに
なり、クリツプ28がドアトリム10に対してガ
タツキを生ずることはない。
このようにクリツプ28が取付けられたドアト
リム10は、クリツプ28の係止部34を車体パ
ネル38の取付孔40内へ圧入することにより、
係止突起36が車体パネル38の内側へ係止され
るので、ドアトリム10は車体パネル38へ確実
に取付けられることになる。
なお、本実施例ではドアトリム10を車体パネ
ル38へ取付ける構造を示したが、ドアトリムに
限らず自動車の他の部品を車体へ取付ける場合、
さらに広く一般的に一対の部材を連結する場合に
適用可能である。
〔考案の効果〕 以上説明した如く本考案に係る部材連結クリツ
プは取付部にフランジ及び吸盤部を設け、被取付
部材の本体部へ吸盤部を弾性変形して吸着させる
とともに吸盤部の弾性力でフランジを対向部の本
体部側の面へ押圧させるので、連結クリツプをガ
タツキなく緊密に部材へ取付けることが可能とな
る優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のクリツプ取付状態を示す分解斜
視図、第2図は本考案に係る部材連結クリツプの
実施例を示す正面図、第3図は第2図の平面図、
第4図は第2図右側面図、第5図は第2図の左側
面図、第6図は部材連結クリツプの取付前の状態
を示す斜視図、第7図は取付状態を示す断面図、
第8図はドアトリム及びその突出部を示す正面
図、第9図は第8図の右側面図、第10図は第8
図−線断面図、第11図は突出部付近を示す
破断斜視図である。 10……ドアトリム、12……クリツプ、28
……クリツプ、38……車体パネル、44……フ
ランジ、48……吸盤部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体部と略平行な対向部を備えた被取付部材を
    取付基体へ連結するための部材連結クリツプであ
    つて、この部材連結クリツプは一方に設けられる
    取付部が前記被取付部材の本体部と対向部との間
    に収容され、他方に設けられる脚部が前記取付基
    体と係合すると共に中間部が前記対向部を貫通し
    て取付部と脚部とを一体的に連結しており、前記
    取付部には前記中間部寄りにフランジが半径方向
    に突出して設けられ、さらに先端には弾性変形し
    て前記本体部に吸着するとともに弾性力で前記フ
    ランジを前記対向部の本体部側表面に押圧させる
    吸盤部が設けられたことを特徴とする部材連結ク
    リツプ。
JP15321983U 1983-09-30 1983-09-30 部材連結クリツプ Granted JPS6059809U (ja)

Priority Applications (1)

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JP15321983U JPS6059809U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 部材連結クリツプ

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JP15321983U JPS6059809U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 部材連結クリツプ

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JPS6059809U JPS6059809U (ja) 1985-04-25
JPS6319613Y2 true JPS6319613Y2 (ja) 1988-06-01

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JP15321983U Granted JPS6059809U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 部材連結クリツプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4822287U (ja) * 1971-07-20 1973-03-14

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JPS4822287U (ja) * 1971-07-20 1973-03-14

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