JPH0584578U - 樹脂パネルの取付構造 - Google Patents

樹脂パネルの取付構造

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JPH0584578U
JPH0584578U JP2574892U JP2574892U JPH0584578U JP H0584578 U JPH0584578 U JP H0584578U JP 2574892 U JP2574892 U JP 2574892U JP 2574892 U JP2574892 U JP 2574892U JP H0584578 U JPH0584578 U JP H0584578U
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JP
Japan
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resin
vehicle body
panel
bracket
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Withdrawn
Application number
JP2574892U
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English (en)
Inventor
憲昭 羽場
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両における樹脂製バックウィンドパネルの
側面部において、その外表面の見映えを損なうことなく
簡単な組付方法によって、外表面が外側から押圧されて
も凹みが生じないようにする。 【構成】 樹脂製バックウィンドパネル10の側面部1
4を車体30に対して所定方向から相対移動せしめて、
樹脂製バックウィンドパネル10の側面部14の裏面に
基板部B11で固定されたブラケットBにおいて、その
二股部B12が車体30におけるクリップCの突起部C
1を挟持すると共に車体30におけるクリップCの大径
部C2に当接し且つ突出部B2の当接面B21が車体3
0に当接することにより、樹脂製バックウィンドパネル
10の側面部14は車体30に取付けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、樹脂製バックウィンドパネルを車体に取付ける樹脂パネルの取付構 造に関し、特に、樹脂製バックウィンドパネルを車体に該車体に対して所定方向 から相対移動せしめて取付ける樹脂パネルの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両の軽量化及びデザインの複雑化に伴なって樹脂パネルがボディパネ ルとして車体に取付けられるようになってきている(例えば実開平2−1177 8号公報参照)。
【0003】 ところで、樹脂製バックウィンドパネルを車体に取付ける樹脂パネルの取付構 造としては、樹脂製バックウィンドパネルの上縁及び下縁がボルトにより車体に 接合されているものが知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記樹脂パネルの取付構造においては、バックウィンドパネルが樹 脂製で可撓性を有するため、例えば、その側面部の外表面が外側から押圧された 際に凹みを生ずるという欠点がある。
【0005】 そこで、樹脂製バックウィンドパネルの上縁及び下縁に加えて樹脂製バックウ ィンドパネルの側面部をもボルトにより車体に接合することが考慮される。
【0006】 しかるに、このような樹脂製バックウィンドパネルを車体に取付ける樹脂パネ ルの取付構造においては、樹脂製バックウィンドパネルの側面部を車体に接合す るボルトにより樹脂製バックウィンドパネルの外表面の見映えが損なわれるため 、複雑な組付方法を採用せざるを得ないという問題に直面した。
【0007】 本考案は上記に鑑みてなされたものであって、樹脂製バックウィンドパネルを ボルトを用いず且つ簡単な組付方法で車体に取付けることにより樹脂製バックウ ィンドパネルの外表面が外側から押圧されても凹みが生じないようにすることを 目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案は、樹脂製バックウィンドパネルを車体に 対して所定方向から相対移動せしめて、樹脂製バックウィンドパネルに固定され たブラケットを車体のクリップに係合させ、これにより、樹脂製バックウィンド パネルの外表面が外側から押圧されても凹みが生じないようにするものである。
【0009】 具体的に本考案が講じた解決手段は、樹脂製バックウィンドパネルを車体に該 車体に対して所定方向から相対移動せしめて取付ける樹脂パネルの取付構造を対 象とし、上記車体は、該車体に上記樹脂製バックウィンドパネルの移動方向に対 する垂直方向へ突出するように設けられた突起部と該突起部の先端に設けられた 大径部とからなるクリップを有し、上記樹脂製バックウィンドパネルは、該樹脂 製バックウィンドパネルの移動方向前方が開放した二股状に形成され上記樹脂製 バックウィンドパネルに固定されたブラケット本体部と、該ブラケット本体部か ら上記樹脂製バックウィンドパネルの反対側へ突出する突出部とからなるブラケ ットを有し、該ブラケットのブラケット本体部が上記クリップの突起部を挟持す ると共に上記クリップの大径部に当接し且つ上記ブラケットの突出部が上記車体 に当接することにより、上記樹脂製バックウィンドパネルは上記車体に取付けら れている構成とするものである。
【0010】
【作用】
上記の構成により、樹脂製バックウィンドパネルを車体に対して所定方向から 相対移動せしめることによって、樹脂製バックウィンドパネルに固定されたブラ ケットのブラケット本体部が車体におけるクリップの突起部を挟持すると共にク リップの大径部に当接し、また、ブラケットの突出部が車体に当接する。従って 、樹脂製バックウィンドパネルの面方向の動きはブラケット本体部がクリップの 突起部を挟持することにより規制されており、樹脂製バックウィンドパネルの面 方向と直交する方向の動きはブラケット本体部がクリップの大径部に当接し且つ 突出部が車体に当接することにより規制されている。
【0011】
【実施例】
以下、本考案を車両における樹脂製バックウィンドパネルの側面部に適用した 場合、即ち樹脂製バックウィンドパネルの側面部を車体に該車体に対して所定方 向から相対移動せしめて取付ける樹脂パネルの取付構造の一実施例を図面に基づ いて説明する。ここで、上記樹脂製バックウィンドパネルの側面部の移動方向は 以下樹脂パネルの取付移動方向と称することにする。
【0012】 まず、上記実施例に係る樹脂パネルの取付構造が適用される車体及び樹脂製バ ックウィンドパネルについて図面を基にして説明する。
【0013】 図1は上記車体が有しているクリップを示し、同図において、クリップCは円 柱状の突起部C1と該突起部C1の先端に設けられ突起部C1の軸方向に対する 垂直方向に拡がった円盤状の大径部C2とからなり、突起部C1及び大径部C2 にはその中心部を突起部C1の軸方向に貫通するボルト穴C3が設けられている 。
【0014】 車体には、その後部における両側端に、クリップCが、その突起部C1が樹脂 パネルの取付移動方向に対する垂直方向へ突出するように且つ大径部C2が車体 の反対側に位置するように、ボルト及びナットによる螺合によってそれぞれ固定 されている。なお、車体の後部における両側端部の上縁には上縁ボルト穴がそれ ぞれ設けられており、車体の後部における両側端部の下縁には下縁ボルト穴がそ れぞれ設けられている。
【0015】 図2は上記樹脂製バックウィンドパネルが有しているブラケットを示し、同図 において、ブラケットBは、コの字状に形成された基板部B11と、基板部B1 1の内側に断面コの字状に突出するように延設された突出部B2と、基板部B1 1に対して所定の角度を有して二股状に延び突出部B2の内側に延設された板状 の二股部B12とからなり、基板部B11と二股部B12とによりブラケット本 体部B1が構成され、突出部B2には二股部B12と平行にコの字状の当接面B 21が設けられている。
【0016】 図3は上記樹脂製バックウィンドパネル10の右側端部12を示し、同図にお いて、その側面部14の裏面には、ブラケットBが、図2に示したブラケット本 体部B1の二股部B12における開放部が樹脂パネルの取付移動方向前方に位置 し且つ突出部B2が樹脂製バックウィンドパネル10の反対側へ突出するするよ うに、ブラケット本体部B1の基板部B11において固定されている。なお、上 面部16の裏面には側面視L字状に屈折した取付金具18が固定され、取付金具 18にはボルト穴20が設けられており、取付金具18のボルト穴20は上記車 体の上縁ボルト穴に対応している。一方、平面視円形状の下端部22にはボルト 穴24が設けられており、ボルト穴24は上記車体の下縁ボルト穴に対応してい る。樹脂製バックウィンドパネル10の左側端部の構造は上記右側端部12と同 様の構造である。
【0017】 次に、上記樹脂製バックウィンドパネルの側面部を上記車体に該車体に対して 所定方向から相対移動せしめて取付けた際の取付構造について図面を基にして説 明する。
【0018】 図4及び図5は樹脂製バックウィンドパネル10の側面部14の裏面に基板部 B11において固定されたブラケットBと、車体30にボルト32及びナット3 4により固定されたクリップCとの取付構造を示し、同図に示すように、ブラケ ットBにおける二股部B12がクリップCの突起部C1を挟持していると共にク リップCの大径部C2に当接しており、また、ブラケットBにおける突出部B2 の当接面B21が車体30に当接している。
【0019】 このようにして、樹脂製バックウィンドパネル10の側面部14は車体30に 取付けられているので、樹脂製バックウィンドパネル10の側面部14の面方向 の動きはブラケットBの二股部B12がクリップCの突起部C1を挟持している ことにより規制されており、樹脂製バックウィンドパネル10の側面部14の面 方向と直交する方向の動きはブラケットBの二股部B12がクリップCの大径部 C2に当接し且つブラケットBの突出部B2の当接面B21が車体30に当接し ていることにより規制されている。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る樹脂パネルの取付構造によると、樹脂製バ ックウィンドパネルを車体に対して所定方向から相対移動せしめることによって 、樹脂製バックウィンドパネルに固定されたブラケットを車体のクリップに係合 させることにより、樹脂製バックウィンドパネルはその面方向の動きを規制され 且つ面方向と直交する方向の動きを規制されて車体に取付けられている。
【0021】 このため、樹脂製バックウィンドパネルの外表面の見映えを損なうことなく且 つ樹脂製バックウィンドパネルを簡単な組付方法で車体に取付けることにより、 樹脂製バックウィンドパネルの外表面が外側から押圧されても凹みが生じないよ うにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る樹脂パネルの取付構造
に用いられるクリップを示す斜視図である。
【図2】上記樹脂パネルの取付構造に用いられるブラケ
ットを示す斜視図である。
【図3】上記樹脂パネルの取付構造が適用された車両に
おける樹脂製バックウィンドパネルを示す図である。
【図4】上記樹脂パネルの取付構造を示しており、図3
のIV−IV線における拡大断面図である。
【図5】上記樹脂パネルの取付構造を示しており、図3
のV−V線における拡大断面図である。
【符号の説明】
B ブラケット B1 ブラケット本体部 B11 基板部 B12 二股部 B2 突出部 C クリップ C1 突起部 C2 大径部 10 樹脂製バックウィンドパネル 30 車体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製バックウィンドパネルを車体に該
    車体に対して所定方向から相対移動せしめて取付ける樹
    脂パネルの取付構造であって、 上記車体は、該車体に上記樹脂製バックウィンドパネル
    の移動方向に対する垂直方向へ突出するように設けられ
    た突起部と該突起部の先端に設けられた大径部とからな
    るクリップを有し、 上記樹脂製バックウィンドパネルは、該樹脂製バックウ
    ィンドパネルの移動方向前方が開放した二股状に形成さ
    れ上記樹脂製バックウィンドパネルに固定されたブラケ
    ット本体部と、該ブラケット本体部から上記樹脂製バッ
    クウィンドパネルの反対側へ突出する突出部とからなる
    ブラケットを有し、 該ブラケットのブラケット本体部が上記クリップの突起
    部を挟持すると共に上記クリップの大径部に当接し且つ
    上記ブラケットの突出部が上記車体に当接することによ
    り、上記樹脂製バックウィンドパネルは上記車体に取付
    けられていることを特徴とする樹脂パネルの取付構造。
JP2574892U 1992-04-22 1992-04-22 樹脂パネルの取付構造 Withdrawn JPH0584578U (ja)

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JP2574892U JPH0584578U (ja) 1992-04-22 1992-04-22 樹脂パネルの取付構造

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ID=12174455

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JP2574892U Withdrawn JPH0584578U (ja) 1992-04-22 1992-04-22 樹脂パネルの取付構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103085891A (zh) * 2011-11-02 2013-05-08 日产自动车株式会社 车辆挡泥板

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103085891A (zh) * 2011-11-02 2013-05-08 日产自动车株式会社 车辆挡泥板

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Effective date: 19960801