JPH083635Y2 - 車両用ドアロック装置における操作ロッドの取付構造 - Google Patents

車両用ドアロック装置における操作ロッドの取付構造

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JPH083635Y2
JPH083635Y2 JP13139889U JP13139889U JPH083635Y2 JP H083635 Y2 JPH083635 Y2 JP H083635Y2 JP 13139889 U JP13139889 U JP 13139889U JP 13139889 U JP13139889 U JP 13139889U JP H083635 Y2 JPH083635 Y2 JP H083635Y2
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JP
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operating rod
door lock
lock device
vehicle door
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JP13139889U
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重宣 黒木
信行 鬼束
康裕 田中
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株式会社本田ロック
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両用ドアロック装
置に関するものであり、特にアウトサイドハンドルに連
結される操作ロッドとドアロック装置に設けられる操作
レバー(オープンレバー)との連結構造に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、車両用ドアロック装置におい
て、アウトサイドハンドルに連結される操作ロッドとド
アロック装置に設けられるオープンレバーとを連結する
手段としては、通常、次のような方法が採られている。
すなわち、操作ロッドの端部に長孔を形成し、該長孔に
オープンレバー端部の突片を挿通させて連結するように
されている。そして、その連結部におけるガタ付き音の
発生を防止し、かつ円滑な操作を行わせるために、樹脂
カラーを介在させるのを一般としている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記
従来のものでは、組立後の搬送中や車両走行中に、ある
いはアウトサイドハンドルの操作時に樹脂カラーが変形
して外れ易くなり、その結果、操作ロッド自体が外れて
しまう恐れがある。このため、樹脂カラーの形状を複雑
に構成して容易には外れることがないようにする必要が
あるが、そうすると樹脂カラーの組付けが煩雑になると
いう不都合が生じる。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記のよう
な問題点を解決することを目的とするものであり、その
手段として、ドアロック装置に設けられる操作レバーに
係止孔を有する突片を形成し、操作部材に連結される操
作ロッドの長孔に該操作ロッドを挟持する一対の樹脂カ
ラーを介して前記突片を挿通させると共に、突片の前記
係止孔に金属製の抜け止め用サークリップを嵌着したも
のである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図は本考案に係る車両用ドアロック装置における
操作ロッドの取付構造を示す分解斜視図、第2図はオー
プンレバーに操作ロッドを取り付けた状態を示す斜視
図、第3図はオープンレバーに操作ロッドを取り付けた
状態における車両用ドアロック装置の側面図、第4図は
第3図におけるI−I断面図、第5図はサークリップの
他の実施例を示す斜視図、第6図は第5図のサークリッ
プを係止片に嵌着する過程を示す部分正面図、第7図は
第5図のサークリップを係止片に嵌着した状態を示す断
面図である。
第1図,第3図,第4図に示すように、ドアロック装
置13(第3図)に組み込まれるオープンレバー1には、
その一端に折曲部2が形成されており、該折曲部2の先
端には角孔(係止孔)3aを有する突片3が設けられてい
る。一方、操作部材(図示せず)に連結される操作ロッ
ド4には、その先端に前記突片3を挿通させるべく長孔
4aが穿設されている。
前記オープンレバー1の折曲部2と操作ロッド4の先
端部との間には、第1の樹脂カラー5が介在されてい
る。ここで、該第1の樹脂カラー5は、オープンレバー
1の突片3が挿通される筒部6と、操作ロッド4の先端
部に弾性的に当接する一対の弾性付与部7a,7b(第3
図)を有するフランジ部8とにより構成されている。ま
た、第2の樹脂カラー9は、前記第1の樹脂カラー5と
対になって前記操作ロッド4の先端部を挟持しており、
該第2の樹脂カラー9には、第1の樹脂カラー5の前記
筒部6を挿通させるべく挿通孔9aが穿設されている。
前記操作ロッド4を前記突片3から抜け止めするため
のサークリップ10は、3つの脚片10a,10b及び10cを有す
る略E字状の金属製プレートで形成されている。そし
て、中央に位置する脚片10bをオープンレバー1の突片
3に穿設された前記角孔3aに挿通させることにより、第
2の樹脂カラー9を介して操作ロッド4の抜け止めを計
るようにされている。尚、両側の脚片10a,10cは、前記
突片3の両側部に係合させるようにされており、これに
よりサークリップ10がオープンレバー1から脱落しない
ようにされている。そして、サークリップ10を嵌着した
後は、第1の樹脂カラー5に設けられた前記弾性付与部
7a,7bにより操作ロッド4が第2の樹脂カラー9に押し
付けられ、これにより操作ロッド4のガタ止めがなされ
るようにされている(第3図,第4図参照)。また、第
1の樹脂カラー5の前記筒部6には、その外周に面取り
部6a(第1図)が形成されており、これにより操作ロッ
ド4が第3図の上下方向に変位するに際し、該筒部6が
操作ロッド4の長孔4aに干渉しないようにされている。
次に、上記のように構成された各部材の組付けについ
て説明する。
まず、オープンレバー1の突片3を第1の樹脂カラー
5の筒部6に挿通させることにより、該第1の樹脂カラ
ー5をオープンレバー1の突片3に取り付ける。次い
で、操作ロッド4の長孔4aに、第1の樹脂カラー5の前
記筒部6を挿通させる。そして、操作ロッド4の長孔4a
から突出した前記筒部6に第2の樹脂カラー9を挿通す
る。尚、この状態においては、第1の樹脂カラー5の弾
性付与部7a,7bの押圧力により、操作ロッド4を介して
第2の樹脂カラー9が第3図,第4図の右方向へ押しや
られており、このため突片3の角孔3aは第2の樹脂カラ
ー9内に隠れた状態となっている。この場合には、第2
の樹脂カラー9を操作ロッド4の方向(第3図,第4図
の左方向)へ押しやり、該操作ロッド4に弾性的に当接
している前記弾性付与部7a,7bを弾性変形させることに
より、第2の樹脂カラー9を第3図,第4図の左方向へ
変位させればよい。このように第2の樹脂カラー9を第
3図,第4図の左方向へ変位させれば、第2の樹脂カラ
ー9の上面から筒部6と共に突片3の前記角孔3aが現わ
れるので、サークリップ10の中央の脚片10bを突片3の
前記角孔3aに挿通させ、両側の脚片10a,10cを突片3の
両側部に係合させることにより、サークリップ10をオー
プンレバー1にしっかりと嵌着させることができる。以
上のようにして操作ロッド4がオープンレバー1に連結
される(第2図参照)。上記のようにサークリップ10を
嵌着した後は、第1の樹脂カラー5に設けられた前記弾
性付与部7a,7bにより操作ロッド4が第2の樹脂カラー
9に押し付けられるので(第3図,第4図参照)、操作
ロッド4がガタつくことはない。
尚、上記実施例においては、サークリップ10を、3つ
の脚片10a,10b及び10cを有する略E字状に形成している
が、これに限定されるものではなく、サークリップ11と
しては、例えば第5図に示すように、オープンレバー1
の突片3に形成される角孔3aに挿通され、その先端に係
合爪12a,12bが形成された一対の脚片11a,11bを有し、該
脚片11a,11bが互いに段差を有して重なる方向に弾性変
形可能とされるように構成したものでもよい。そして、
この場合には、上記実施例と同様に第1の樹脂カラー5
の弾性付与部7a,7bを変形させた状態で、前記角孔3aに
一対の脚片11a,11bを互いに重なる方向に変形させなが
ら嵌入し(第6図(a)参照)、脚片11a,11b先端の係
合爪12a,12bを角孔3aに係合させるようにすればよい
(第7図参照)。サークリップ11を角孔3aに嵌着させた
後は、前記弾性付与部7a,7bの戻り力により、一対の脚
片11a,11bは互いに同一平面上に位置させられるので
(第6図(b)参照)、一対の脚片11a,11bは変形不能
となってサークリップ11が角孔3aから離脱することはな
い。尚、ここで、一対の脚片11a,11bの幅の合計は、前
記角孔3aの幅と略等しくされている。
(考案の効果) 本考案では、以上のようにして車両用
ドアロック装置における操作ロッドの取付構造を構成し
たことにより、 金属製サークリップにより操作ロッドは操作レバーに
確実に連結されるので、組付後の搬送中や車両の走行中
に、あるいはアウトサイドハンドルの操作時に操作ロッ
ドが外れることがないというすぐれた効果がある。
また、操作ロッドは樹脂カラーを介して操作レバーに
連結されるので、円滑な操作が行えるというすぐれた効
果がある。
また、操作ロッドが一対の樹脂カラーにより挟持され
るようにしたので、ガタ付き音を防止することができる
というすぐれた効果がある。
さらに、操作ロッドと操作レバーの抜け止めに際し、
操作レバー突片を操作ロッド長孔に挿入し、操作レバー
突片の係止孔にサークリップを嵌着するだけでよいの
で、組付けを極めて容易に行うことができ、その結果、
組付性が向上するというすぐれた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用ドアロック装置における操
作ロッドの取付構造を示す分解斜視図、第2図はオープ
ンレバーに操作ロッドを取り付けた状態を示す斜視図、
第3図はオープンレバーに操作ロッドを取り付けた状態
における車両用ドアロック装置の側面図、第4図は第3
図におけるI−I断面図、第5図はサークリップの他の
実施例を示す斜視図、第6図は第5図のサークリップを
嵌着する過程を示す部分正面図、第7図は第5図のサー
クリップを嵌着した状態を示す断面図である。 1……オープンレバー、3……突片 3a……角孔(係止孔)、4……操作ロッド 4a……長孔、5……第1の樹脂カラー 6……筒部 7a,7b……弾性付与部 9……第2の樹脂カラー 10,11……サークリップ 10a,10b,10c,11a,11b……脚片
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−151777(JP,A) 特開 昭63−78976(JP,A) 実開 昭62−176364(JP,U) 実開 昭60−37563(JP,U) 実開 昭60−82070(JP,U)

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアロック装置に設けられる操作レバーに
    係止孔を有する突片を形成し、操作部材に連結される操
    作ロッドの長孔に該操作ロッドを挟持する一対の樹脂カ
    ラーを介して前記突片を挿通させると共に、突片の前記
    係止孔に金属製の抜け止め用サークリップを嵌着したこ
    とを特徴とする車両用ドアロック装置における操作ロッ
    ドの取付構造。
  2. 【請求項2】一対の樹脂カラーのいずれか一方に、操作
    レバーの突片が挿通されかつ操作ロッドに形成される長
    孔に係合する筒部を形成すると共に、前記一対の樹脂カ
    ラーのいずれか一方に、操作ロッドに弾接する弾性付与
    部を形成したことを特徴とする請求項(1)記載の車両
    用ドアロック装置における操作ロッドの取付構造。
  3. 【請求項3】サークリップが、3つの係合片を有する略
    E字状に形成され、中央の係合片を前記操作レバーの突
    片の係止孔に係入させると共に、両側の係合片を突片の
    両側部に係合させたことを特徴とする請求項(1)又は
    (2)記載の車両用ドアロック装置における操作ロッド
    の取付構造。
  4. 【請求項4】サークリップが、突片の係止孔に係入する
    一対の係合片を有し、該一対の係合片が互いに段差を有
    して形成され、サークリップを前記突片の係止孔に嵌着
    するとき、前記一対の係合片は互いに重なる方向に弾性
    変形し、嵌着後には樹脂カラーの弾性付与部の押圧力に
    より前記一対の係合片が同一平面上に位置されて弾性変
    形不能とされるようにしたことを特徴とする請求項
    (1)又は(2)記載の車両用ドアロック装置における
    操作ロッドの取付構造。
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JPH0374764U JPH0374764U (ja) 1991-07-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6037563U (ja) * 1983-08-24 1985-03-15 株式会社 本田ロツク 車両用ドアロツクの作動板と操作ロツドとの連結装置
JPS6082070U (ja) * 1983-11-11 1985-06-06 株式会社本田ロツク 車両用ドアロツクにおける操作ロツドの取付装置

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