JPS6327137Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6327137Y2 JPS6327137Y2 JP1983111392U JP11139283U JPS6327137Y2 JP S6327137 Y2 JPS6327137 Y2 JP S6327137Y2 JP 1983111392 U JP1983111392 U JP 1983111392U JP 11139283 U JP11139283 U JP 11139283U JP S6327137 Y2 JPS6327137 Y2 JP S6327137Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- spherical head
- push
- cylindrical fitting
- control cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 4
- 239000011343 solid material Substances 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Flexible Shafts (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、アウタチユーブにインナケーブルを
摺動自由に挿通して押し引き両方向の操作力を伝
達するようにしたプツシユプルコントロールケー
ブルのアウタチユーブの端末をフレーム等に固定
し、インナケーブルの端末を作動部材に連結する
端末装置に関し、特に、インナケーブルの端末と
作動部材とを連結するロツドがアウタケーシング
の端末に固着した筒形取付具に対して軸方向の往
復運動とともに首振り運動を生ずる構造の端末装
置に関する。
摺動自由に挿通して押し引き両方向の操作力を伝
達するようにしたプツシユプルコントロールケー
ブルのアウタチユーブの端末をフレーム等に固定
し、インナケーブルの端末を作動部材に連結する
端末装置に関し、特に、インナケーブルの端末と
作動部材とを連結するロツドがアウタケーシング
の端末に固着した筒形取付具に対して軸方向の往
復運動とともに首振り運動を生ずる構造の端末装
置に関する。
インナケーブルの端末と作動部材とを連結する
ロツドがアウタチユーブの端末に固着した筒形取
付具に対して軸方向の往復運動とともに首振り運
動を伴う構造の端末装置は、図に例示するよう
に、アウタチユーブａの端末を筒形取付具Ａの中
心孔に固着し、その前方に形成した案内孔に、中
空のロツドｂの後端に形成した球形頭部ｅを摺動
自由に嵌入してロツドｂを軸方向の移動自由に、
かつ、球形頭部ｅを中心とする首振り自由に支持
し、ロツドｂの中空ｆに、アウタチユーブａの端
末から筒形取付具Ａの案内孔に突出したインナケ
ーブルｇを挿入してロツドｆの外周のかしめ付け
により固着し、溶接ｈによつてロツドｂの先端に
固着した連結具ｉに作動部材であるレバーｊの先
端を枢着するとともに、筒形取付具Ａの先端から
ロツドｂの突出部を蛇腹形のブーツｍで覆い、さ
らに筒形取付具Ａを、その外周に形成した取付溝
を固定部材ｓの取付孔ｔに嵌入して固定した構造
になり、インナケーブルｇの押し引き運動により
レバーｊが点Ｐを中心に揺動し、または、レバー
ｊの揺動によりインナケーブルｇに押し引き運動
が伝達される際に、ロツドｂが球形頭部ｅを中心
とする小角度の首振りを生じつつ軸方向に摺動す
るのであるが、従来の筒形取付具Ａは、中実材を
使用して切削加工によつて中心孔、案内孔及び取
付溝を形成していたため、多くの加工工数を要す
るとともに材料の歩留りが悪い欠点があつた。
ロツドがアウタチユーブの端末に固着した筒形取
付具に対して軸方向の往復運動とともに首振り運
動を伴う構造の端末装置は、図に例示するよう
に、アウタチユーブａの端末を筒形取付具Ａの中
心孔に固着し、その前方に形成した案内孔に、中
空のロツドｂの後端に形成した球形頭部ｅを摺動
自由に嵌入してロツドｂを軸方向の移動自由に、
かつ、球形頭部ｅを中心とする首振り自由に支持
し、ロツドｂの中空ｆに、アウタチユーブａの端
末から筒形取付具Ａの案内孔に突出したインナケ
ーブルｇを挿入してロツドｆの外周のかしめ付け
により固着し、溶接ｈによつてロツドｂの先端に
固着した連結具ｉに作動部材であるレバーｊの先
端を枢着するとともに、筒形取付具Ａの先端から
ロツドｂの突出部を蛇腹形のブーツｍで覆い、さ
らに筒形取付具Ａを、その外周に形成した取付溝
を固定部材ｓの取付孔ｔに嵌入して固定した構造
になり、インナケーブルｇの押し引き運動により
レバーｊが点Ｐを中心に揺動し、または、レバー
ｊの揺動によりインナケーブルｇに押し引き運動
が伝達される際に、ロツドｂが球形頭部ｅを中心
とする小角度の首振りを生じつつ軸方向に摺動す
るのであるが、従来の筒形取付具Ａは、中実材を
使用して切削加工によつて中心孔、案内孔及び取
付溝を形成していたため、多くの加工工数を要す
るとともに材料の歩留りが悪い欠点があつた。
本考案は、このような欠点を除去し、製造容易
なプツシユプルコントロールケーブルの端末装置
を提供することを目的とするものである。
なプツシユプルコントロールケーブルの端末装置
を提供することを目的とするものである。
以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明すると、本実施例にかかる筒形取付具Ａは、
図に示すように、一定長に切断した金属パイプを
加工したものであつて、一側に形成された縮径部
１の内周にアウタチユーブａの端末が嵌入されて
かしめ付けにより固着されており、他側の大径部
２の外周には軸方向に圧縮することにより２個の
鍔３，３が間隔を空けて形成されており、この一
対の鍔３，３の間に取付溝４が構成されている。
説明すると、本実施例にかかる筒形取付具Ａは、
図に示すように、一定長に切断した金属パイプを
加工したものであつて、一側に形成された縮径部
１の内周にアウタチユーブａの端末が嵌入されて
かしめ付けにより固着されており、他側の大径部
２の外周には軸方向に圧縮することにより２個の
鍔３，３が間隔を空けて形成されており、この一
対の鍔３，３の間に取付溝４が構成されている。
大径部２の内周には合成樹脂製の薄肉円筒５が
緊密に嵌着され、先端の開口からロツドｂの球形
頭部ｅを嵌入した後、開口側を縮径した内向きの
鍔６が形成されて球形頭部ｅの脱出を防止した構
造になつている。
緊密に嵌着され、先端の開口からロツドｂの球形
頭部ｅを嵌入した後、開口側を縮径した内向きの
鍔６が形成されて球形頭部ｅの脱出を防止した構
造になつている。
上記実施例によつて具体的に説明したように、
本考案のプツシユプルコントロールケーブルの端
末装置は、筒形取付具を金属パイプ製とし、ロツ
ドの球形頭部の摺動部分においてその金属パイプ
を軸方向に圧縮して外周に２個一対の鍔を間隔を
空けて形成することによりその一対の鍔の間に固
定相手部材への取付溝を構成するとともに、その
筒形取付具の内周の球形頭部の摺動部分に合成樹
脂製の薄肉円筒を緊密に嵌着したことを要旨とす
るものであつて、筒形取付具に中実材を使用して
切削加工を施した従来装置に比べて加工コストが
低減され、軽量化を図ることができるとともに、
固定相手部材への取付溝を構成する鍔を、ロツド
の球形頭部の摺動部分の外周に形成したから、筒
形取付具をその先端近くで固定相手部材に固定す
ることができて、ロツドの首振り及び摺動に伴な
つて作用する半径方向及び軸方向の力に抗して筒
形取付具を確実に保持することができ、さらに、
筒形取付具の内周には合成樹脂製の薄肉円筒を緊
密に嵌着したから、鍔の形成によつて構成される
内周の窪みがなくなり、ロツドの球形頭部が円滑
に摺動する効果がある。
本考案のプツシユプルコントロールケーブルの端
末装置は、筒形取付具を金属パイプ製とし、ロツ
ドの球形頭部の摺動部分においてその金属パイプ
を軸方向に圧縮して外周に２個一対の鍔を間隔を
空けて形成することによりその一対の鍔の間に固
定相手部材への取付溝を構成するとともに、その
筒形取付具の内周の球形頭部の摺動部分に合成樹
脂製の薄肉円筒を緊密に嵌着したことを要旨とす
るものであつて、筒形取付具に中実材を使用して
切削加工を施した従来装置に比べて加工コストが
低減され、軽量化を図ることができるとともに、
固定相手部材への取付溝を構成する鍔を、ロツド
の球形頭部の摺動部分の外周に形成したから、筒
形取付具をその先端近くで固定相手部材に固定す
ることができて、ロツドの首振り及び摺動に伴な
つて作用する半径方向及び軸方向の力に抗して筒
形取付具を確実に保持することができ、さらに、
筒形取付具の内周には合成樹脂製の薄肉円筒を緊
密に嵌着したから、鍔の形成によつて構成される
内周の窪みがなくなり、ロツドの球形頭部が円滑
に摺動する効果がある。
添付図面は本考案の実施例の一部切欠正面図で
ある。 Ａ……筒形取付具、ａ……アウタチユーブ、ｂ
……ロツド、ｅ……球形頭部、ｇ……インナケー
ブル、ｓ……固定部材、３……鍔、４……取付
溝。
ある。 Ａ……筒形取付具、ａ……アウタチユーブ、ｂ
……ロツド、ｅ……球形頭部、ｇ……インナケー
ブル、ｓ……固定部材、３……鍔、４……取付
溝。
Claims (1)
- アウタチユーブにインナケーブルを摺動自由に
挿通して押し引き両方向の操作力を伝達するよう
にしたプツシユプルコントロールケーブルの前記
アウタチユーブの端末に、フレーム等の固定相手
部材に取付けるための筒形取付具を固着し、後端
に球形頭部を形成したロツドの該球形頭部を前記
筒形取付具の内周に嵌入して前記ロツドを軸方向
の移動自由に、かつ、前記球形頭部を中心とする
首振り自由に支持するとともに、前記ロツドの前
記筒形取付具から突出した先端に可動相手部材を
連結したプツシユプルコントロールケーブルの端
末装置において、前記筒形取付具を金属パイプ製
とし、前記ロツドの球形頭部の摺動部分において
該金属パイプを軸方向に圧縮して外周に２個一対
の鍔を間隔を空けて形成することにより該一対の
鍔の間に前記固定相手部材への取付溝を構成する
とともに、該筒形取付具の内周の前記球形頭部の
摺動部分に合成樹脂製の薄肉円筒を緊密に嵌着し
たことを特徴とするプツシユプルコントロールケ
ーブルの端末装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11139283U JPS6019815U (ja) | 1983-07-18 | 1983-07-18 | プツシユプルコントロ−ルケ−ブルの端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11139283U JPS6019815U (ja) | 1983-07-18 | 1983-07-18 | プツシユプルコントロ−ルケ−ブルの端末装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6019815U JPS6019815U (ja) | 1985-02-12 |
| JPS6327137Y2 true JPS6327137Y2 (ja) | 1988-07-22 |
Family
ID=30258666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11139283U Granted JPS6019815U (ja) | 1983-07-18 | 1983-07-18 | プツシユプルコントロ−ルケ−ブルの端末装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6019815U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56150611A (en) * | 1980-04-23 | 1981-11-21 | Daihatsu Motor Co Ltd | Terminal device for push-pull cable |
| JPS5748323B2 (ja) * | 1979-09-25 | 1982-10-15 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5748323U (ja) * | 1980-09-02 | 1982-03-18 |
-
1983
- 1983-07-18 JP JP11139283U patent/JPS6019815U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5748323B2 (ja) * | 1979-09-25 | 1982-10-15 | ||
| JPS56150611A (en) * | 1980-04-23 | 1981-11-21 | Daihatsu Motor Co Ltd | Terminal device for push-pull cable |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6019815U (ja) | 1985-02-12 |
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