JPH04122336A

JPH04122336A - 電気掃除機

Info

Publication number: JPH04122336A
Application number: JP24417790A
Authority: JP
Inventors: Yusuke Kinoshita; 祐介木下
Original assignee: Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1990-09-14
Filing date: 1990-09-14
Publication date: 1992-04-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、フィルターが着脱自在に装着された保持体
を有する電気掃除機に関するものである。

［従来の技術］従来、フィルターが着脱自在に装着された保持体を有す
る電気掃除機が知られている。

この電気掃除機ｌは、第８図に示すように、本体ケース
２に内蔵した電動送風機３の前方に、集塵した塵埃等を
収容するフィルター４が格納される集塵室５を有すると
共に、上方への回動により集塵室５を開口する蓋体６を
有している。フィルター４は、保持体７に着脱自在に装
着されており、保持体７は、立上り状態に付勢する付勢
部材（図示せず）を介して本体ケース２に回動可能に軸
支されている。

そして、第９図に示すように、蓋体６を回動させて集塵
室５を開口させることにより格納状態から立上った保持
体７は、保持体７に形成された脚部８が本体ケース２の
バンパ一部２ａに当接し、傾斜状態に保持される。

このため、例えばフィルター４内の集塵状態を確認する
ために蓋体６を引き上げて保持体７を傾斜状態にした場
合、蓋体６を押し下げるだけで保持体７を格納状態にす
ることができる。

［発明が解決しようとする課題］しかしながら、保持体７が傾斜状態に保持されて直立状
態にならないことから、集塵室５の開口度合は少なく、
開口部から手を入れるのは容易ではない。このため、ゴ
ミ捨て時に、集塵室５に格納されているフィルター４を
取り出すのが困難であるばかりでなく、保持体７にフィ
ルター４を取り付けるのも困難であるという問題点があ
る。

この発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、保持体を直立状態にすること
を可能として集塵室の開口度合を大きくし、集塵室に格
納されているフィルターの脱着を容易にすることができ
る電気掃除機を提供することにある。

［課題を解決する手段］上記目的を解決するために、この発明に係る電気掃除機
は、本体ケースに内蔵した電動送風機の前方に、集塵し
た塵埃等を収容するフィルターが格納される集塵室を有
すると共に、上方への回動により前記集塵室を開口する
蓋体を有し、前記フィルターが着脱自在に取り付けられ
た保持体を、前記蓋体の上方への回動時、立ち上がった
後傾斜状態に保持可能に前記本体ケースに装着された電
気掃除機において、前記保持体を、倒伏状態から直立状
態へと回動可能に前記本体ケースに軸支させ、且つ、前
記保持体の回動時、少なくとも一回傾斜状態に保持する
停止手段を設けたことを特徴としている。

［作用］この発明に係る電気掃除機により、本体ケースに軸支さ
れた保持体が倒伏状態から直立状態へと回動すると共に
、停止手段により、保持体の回動時、少なくとも一回傾
斜状態に保持される。

［実施例コ以下、この発明に係る電気掃除機の実施例を図面に基づ
いて説明する。

第１図に示す電気掃除機１０は、上ケースｌｌａと下ケ
ースｌｌｂとからなる本体ケース１１に内蔵した電動送
風機１２の前方に、集塵した塵埃等を捕集するフィルタ
ーとしての紙パツク１３が格納される集塵室１４を有し
ている。

第２図に示すように、集塵室１４は、上部に開口部１４
ａを有しており、下ケースｌｌｂ前端部に形成されてい
る。集塵室１４の前部壁１４ｂには、縦軸方向に沿う二
個の支持板１５．１６が離間して設けられており、両支
持板１５．１６の上端には、軸穴１５ａｊ６ａが開けら
れている。

第３図に示す一方の支持板１５には、軸穴１５ａ下方に
位置する係止部１５ｂが形成されており、第４図に示す
他方の支持板１６上部には、支持板１５側の軸穴１６ａ
下方位置に、側辺を前部壁１４ｂに固定させた板体状の
下ケースクリック１７が突設されている。

また、開口部１４ａは、上ケースｌｌａと一体的形状を
有する蓋体１８により塞がれている。

蓋体１８は、上方への回動可能に上ケースｌｌａに軸支
されており、蓋体■８の略中央部には、集塵室１４と本
体ケース１１外部とを連通させる連通口１８ａが形成さ
れている（第１図参照）。

紙パツク１３は、下ケースｌｌｂに回動可能に軸支され
た口枠ホルダー１９に、口枠１３ａを後述する端部１９
ｃ側から口枠ホルダー１９の係止溝１９ａに押し込むこ
とにより、着脱自在に保持されている（第１図参照）。

口枠ホルダー１９は、第２図に示すように、Ｕ字状平面
を有する板状体により形成されており、底部１９ｂ外側
の両端には、切欠２０，２１が設けられている。

切欠２０，２１の背中合わせの内側面には、それぞれ逆
向きに突出する係止軸２２が形成されている。各係止軸
２２は、底部１９ｂと略平行に延びており、先端がそれ
ぞれ切欠２０，２１の略中央に達している。

切欠２０の内側面側には、底部１９ｂ内側に向う係止凹
部２０ａが形成されており、底部１９ｂ外側の切欠２１
近傍には、口枠ホルダークリック２３が縦軸方向に沿っ
て突設されている。また、口枠ホルダー１９の両端部１
９ｃ、１９ｃ下側には、基部近傍から先端に向うに連れ
て拡幅する側壁１９ｄがそれぞれ形成されている。

二〇ロ枠ホルダークリック２３と下ケースクリック１７
は、係止手段として機能す、る。

そして、口枠ホルダー１９は、各係止軸２２をそれぞれ
支持板１５．１６の軸穴１５ａ、１６ａに挿入すること
により、下ケースｌｌｂに装着される（第２図参照）。

このとき、一方の係止軸２２は、捻りコイルバネ２４を
介して軸穴１５ａに挿入される。捻りコイルバネ２４は
、一端２４ａを係止部１５ｂに係止され、他端２４ｂを
係止凹部２０ａに係止させており（第３図参照）、口枠
ホルダー１９を、下ケースｌｌｂに対して立ち上がらせ
て直立状態（第７図参照）になるように付勢している。

次に、この実施例に係る電気掃除機の作用を説明する。

蓋体１８を閉じて集塵室１４を閉じた状態にある時、口
枠ホルダー１９は、上面を蓋体１８のリブ１８ｂに（第
１図参照）、下面を下ケースｌｌｂのリブｌｉｅに当接
しており、倒伏状態に保持されている（第５図参照）。

そして、電気掃除機１０の使用により、例えば紙パツク
１３内の集塵状態を確認するために、蓋体１８を引き上
げて集塵室１４を開ける。集塵室１４を開けると、口枠
ホルダー１９は、捻りコイルバネ２４の付勢力により、
直立状態になるべく倒伏状態から立ち上がる（第６図参
照）。

このとき、立上り途中の傾斜状態において、口枠ホルダ
ークリック２３の角部２３ａが下ケースクリック１７に
当接する。従って、口枠ホルダー１９は、捻りコイルバ
ネ２４の付勢力に抗して傾斜状態に保持される。傾斜状
態に保持されることにより、口枠ホルダー１９に保持さ
れた紙パツク１３が、開口部１４ａからその上部を露出
する。紙パツク１３の露出により、集塵状態を確認する
ことができる。確認後、蓋体１８を押し下げることによ
り、傾斜状態にある口枠ホルダー１９は捻りコイルバネ
２４の付勢力に抗して倒伏状態となる。

その後、紙パツク１３内に塵埃が大量に集塵されて、新
しい紙パツク１３に取り替える場合、蓋体１８を引き上
げて集塵室１４を開ける。口枠ホルダー１９は、立上り
途中、傾斜状態に保持されるが、この状態のとき、口枠
ホルダー１９の端部１９ｃ先端を押し上げる。押し上げ
ることにより、下ケースクリック１７に当接していた口
枠ホルダークリック２３の角部２３ａは、下ケースクリ
ック１７を押し下げながら移動し、口枠ホルダー１９を
直立状態（第７図参照）にする。このとき、角部２３ａ
は下ケースクリック１７上方に離間して位置する。

口枠ホルダー１９が直立状態になることにより、紙パツ
ク１３は、口枠ホルダー１９から容易に取り外すことが
でき、更に、口枠ホルダー１９に容易に取り付けること
ができる。

［発明の効果］この発明に係る電気掃除機は、本体ケースに内蔵した電
動送風機の前方に、集塵した塵埃等を収容するフィルタ
ーが格納される集塵室を有すると共に、上方への回動に
より前記集塵室を開口する蓋体を有し、前記フィルター
が着脱自在に取り付けられた保持体を、前記蓋体の上方
へ〇回動時、立ち上がった後傾斜状態に保持可能に前記
本体ケースに装着された電気掃除機において、前記保持
体を、倒伏状態から直立状態へと回動可能に前記本体ケ
ースに軸支させ、且つ、前記保持体の回動時、少なくと
も一回傾斜状態に保持する停止手段を設けたことを特徴
としている。

このため、保持体を直立状態にして集塵室の開口度合を
大きくすることができ、集塵室に格納されているフィル
ターを保持体に対して容易に脱着することができる。加
えて、保持体を傾斜状態に保持させることができ、集塵
状態の確認が容易に行えると共に、蓋体を押し下げるだ
けで保持体を格納状態にすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明に係る電気掃除機の概略構成図であ
る。第２図は、集塵室に装着される口枠ホルダーの構成説明
図である。第３図は、下ケースクリックが形成された支持板を示す
斜視図である。第４図は、係止部が形成された支持板を示す斜視図であ
る。第５図は、口枠ホルダーの倒伏状態を示す下ケースの要
部断面図である。第６図は、口枠ホルダーの傾斜状態を示す下ケ−スの要
部断面図である。第７図は、口枠ホルダーの直立状態を示す下ケースの要
部断面図である。第８図は、従来の電気掃除機を示す要部説明図である。第９図は、第８図のＡ部拡大斜視図である。１０−・・電気掃除機１１・・・本体ケース１２・・・電動送風機１３・・・紙パツク（フィルター）１４・・・集塵室１８・・・蓋体１９・・・口枠ホルダー（保持体）

Claims

【特許請求の範囲】本体ケースに内蔵した電動送風機の前方に、集塵した塵
埃等を収容するフィルターが格納される集塵室を有する
と共に、上方への回動により前記集塵室を開口する蓋体
を有し、前記フィルターが着脱自在に取り付けられた保持体を、
前記蓋体の上方への回動時、立ち上がつた後傾斜状態に
保持可能に前記本体ケースに装着された電気掃除機にお
いて、前記保持体を、倒伏状態から直立状態へと回動可能に前
記本体ケースに軸支させ、且つ、前記保持体の回動時、
少なくとも一回傾斜状態に保持する停止手段を設けたこ
とを特徴とする電気掃除機。