JPH04108057U - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH04108057U
JPH04108057U JP904991U JP904991U JPH04108057U JP H04108057 U JPH04108057 U JP H04108057U JP 904991 U JP904991 U JP 904991U JP 904991 U JP904991 U JP 904991U JP H04108057 U JPH04108057 U JP H04108057U
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東京電気株式会社
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 保持体の立ち上げ状態での起立角度の自由度
を高めて集塵室に格納されているフィルターの脱着等の
作業を容易にすると共に、蓋体の開き角度如何に拘らず
蓋体を閉じることができる電気掃除機を提供する。 [構成] 上方への回動により本体ケース11内に形成
された集塵室14を開口する蓋体18を有すると共に、
集塵室14に格納されたフィルター13を着脱自在に保
持する保持体(口枠ホルダー)19を上下方向に起倒可
能に本体ケース11に軸支し、蓋体18の上方への回動
動作に伴って保持体を立ち上げる電気掃除機10におい
て、蓋体18と保持体とを、蓋体18に形成した枢軸2
5を移動可能に係止させる長穴26aを有すると共に蓋
体18の開閉動作に連動し保持体を上下回動させる連結
体(26,27)を介して互いに連結し、蓋体18に、
蓋体18の下方への回動動作により連結体を下方へと押
し下げる突起29を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、フィルターを着脱自在に保持する保持体が設けられた電気掃除機 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、紙パックフィルター等のフィルターが着脱自在に装着された保持体(口 枠ホルダー)を有する電気掃除機が知られている。
【0003】 この種の電気掃除機は、図9に示すように、上方への回動により本体ケース1 内に形成された集塵室2を開口する蓋体(図示せず)を有すると共に、集塵室2 に格納されたフィルター(図示せず)を着脱自在に保持する口枠ホルダー3を上 下方向に起倒可能に本体ケース1に軸支しており、蓋体の上方への回動動作に伴 って、スプリング等の付勢部材(図示せず)で上方に付勢されている口枠ホルダ ー3を立ち上げることができる。
【0004】 ところで、立ち上げ状態となっている口枠ホルダー3を蓋体の閉止操作により ワンタッチで格納状態とするには、蓋体による押圧力を口枠ホルダー3の倒伏方 向に作用させなければならず、立ち上がった口枠ホルダー3は傾斜状態であるこ とが必要である。このため、集塵室2の開口度合が少ないことから開口部から手 を入れるのは容易ではなく、ゴミ捨て時或はフィルターの交換時に集塵室2に格 納されているフィルターの取り出し或は取り付けが困難であった。
【0005】 そこで、口枠ホルダー3と蓋体とを互いに連結された一対のリンクを介して連 結することにより、口枠ホルダー3を蓋体の開閉操作に伴って起倒動作させると 同時に、口枠ホルダー3の立ち上げ状態での起立角度の自由度を高めて集塵室2 に格納されているフィルターの脱着等の作業を容易にした電気掃除機が考えられ る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この場合、蓋体の開き角度によっては、一対のリンクが直線状 態になると共にリンクと蓋体とが直交状態となり、蓋体を回動させることができ ないロック状態が生じてしまうという懸念がある。
【0007】 この考案は、上記懸念に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは 、保持体の立ち上げ状態での起立角度の自由度を高めて集塵室に格納されている フィルターの脱着等の作業を容易にすると共に、蓋体の開き角度如何に拘らず蓋 体を閉じることができる電気掃除機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案に係る電気掃除機は、上方への回動により 本体ケース内に形成された集塵室を開口する蓋体を有すると共に、前記集塵室に 格納されたフィルターを着脱自在に保持する保持体を上下方向に起倒可能に前記 本体ケースに軸支し、前記蓋体の上方への回動動作に伴って前記保持体を立ち上 げる電気掃除機において、前記蓋体と前記保持体とを、前記蓋体に形成した軸部 を移動可能に係止させる長穴を有すると共に前記蓋体の開閉動作に連動し前記保 持体を上下回動させる連結体を介して互いに連結し、前記蓋体に、前記蓋体の下 方への回動動作により前記連結体を下方へと押し下げる押圧部を形成したことを 特徴としている。
【0009】
【作用】
この考案に係る電気掃除機により、蓋体の開操作に伴い連結体を介して連結さ れた保持体が立上り、集塵室を大きく開口して格納されているフィルターの脱着 等の作業を容易にすると共に、蓋体の閉操作に伴い押圧部が連結体を下方へと押 し下げることにより、蓋体の開き角度如何に拘らず蓋体を閉じることができる。
【0010】
【実施例】 以下、この考案に係る電気掃除機の実施例を、図面を参照しつつ説明する。
【0011】 図1〜図8において、電気掃除機10は、上ケース11aと下ケース11bと から構成される本体ケース11に内蔵された電動送風機12を有すると共に、集 塵した塵埃等を捕集するフィルターとしての紙パックフィルター13が格納され る集塵室14を有している。集塵室14の上方は、上下方向に開閉可能とした蓋 体18で覆われている(図1参照)。
【0012】 集塵室14は、下ケース11bの前部に形成されており上部に開口14aを有 している。集塵室14の前部壁14bには、前後方向に延びる二個の支持板15 ,16が離間して設けられており、両支持板15,16の上端には、軸穴15a (他方図示せず)が形成されている。これら支持板14,15の間には、保持体 としての口枠ホルダー19の基部が配設されている(図4参照)。
【0013】 口枠ホルダー19は、U字状平面を有する板状体により形成されており、底部 19b外側の両端には切欠20,21が設けられている。両切欠20,21には 、それぞれ外側に突出する係止軸22が形成されている。各係止軸22は、底部 19bと略平行に延びており、各係止軸22をそれぞれ支持板15,16の軸穴 15a,16aに挿入することにより、下ケース11bに装着されている。これ により、口枠ホルダー19は、上下方向に回動可能に支持板14,15に保持さ れている。下ケース11bに装着された状態において、係止軸22は蓋体18の 後述する回動軸24と平行である。
【0014】 また、口枠ホルダー19の両端部19c,19c下側には、基部近傍から先端 に向うに連れて拡幅する側壁19dがそれぞれ形成されており、各側壁19の中 間には、それぞれ外側に突出すると共に係止軸22と平行に設けられた枢軸23 が形成されている。この口枠ホルダー19には、係止部19aに口枠13aを遊 端側から押し込むことにより、紙パックフィルター13が着脱自在に保持されて いる(図1参照)。
【0015】 蓋体18は、上ケース11aに回動軸24で枢支されて上方へと回動させるこ とができ、略中央部には、集塵室14と本体ケース11外部とを連通させる連通 口18aが形成されている。蓋体18下面の底壁18bには、連通孔18aの両 側方に位置させて枢軸25,25が一体に設けられており、回動軸24と平行に 設置された各枢軸25には、鋼板からなる各第1連結体26の一端が回動可能に 装着される(図2、図8参照)。枢軸25は、一端に形成された長穴26aに係 止されており、長穴26a内を第1連結体26長手方向へと若干量移動すること ができる。この第1連結体26と同様に、口枠ホルダー19の枢軸23には、鋼 板からなる第2連結体27が回動可能に取り付けられている(図3参照)。そし て、第1連結体26及び第2連結体27(連結体)は、連結ピン28により互い に回動可能に連結されることで屈曲可能なリンク機構を形成している(図4〜図 8参照)。
【0016】 また、底壁18bには、第1連結体26の上方(蓋体18の先端側)に位置さ せて突起29が形成されている。突起29は、先端29aが下方(第1連結体2 6側)に向けて屈曲したL字状に形成されており、先端29aは、第1連結体2 6と第2連結体27が直線状になると共に第1連結体26と第2連結体27と蓋 体18とが直交状態となった場合において、第1連結体26に当接する位置まで 突出している(図8参照)。この突起29は、蓋体18の下方への回動動作によ り第1連結体26を下方へと押し下げる押圧部として機能する。
【0017】 次に、上記構成を有する電気掃除機の作用を説明する。
【0018】 先ず、蓋体18の開操作に伴う口枠ホルダー19の起立動作を説明する。
【0019】 蓋体18が集塵室14を覆った閉止状態では、第1連結体26と第2連結体2 7とは深く屈曲された状態で集塵室14内に収納されている。蓋体18が閉止状 態となっていることにより、口枠ホルダー19は、両連結体26,27を介して 下方に押圧されていると共に蓋体18と下ケース11b内のリブLとの間に保持 されている(図1参照)。
【0020】 蓋体18の開放操作により、上方へ変位する蓋体18に伴って第1連結体26 と共に第2連結体27が引き上げられ、口枠ホルダー19は係止軸22回りに回 動して徐々に立ち上がる(図5、図6参照)。そして、蓋体18は全開状態とな り(図8参照)、口枠ホルダー19は略垂直に起立した直立状態となる(図7参 照)。このとき、蓋体18の全開状態において、第1連結体26と第2連結体2 7とは直線状態となり、同時に、第1連結体26は、突起29に当接すると共に 枢軸25が長穴26aの最外側に位置する状態となる(図8参照)。
【0021】 続いて、蓋体18の閉操作に伴う口枠ホルダー19の倒伏動作を説明する。
【0022】 ところで、蓋体18の全開状態にあるとき、第1連結体26と第2連結体27 は直線状態になると共に両連結体26,27と蓋体18とが直交状態となり、蓋 体18を回動させることができないロック状態となっている(図8参照)。
【0023】 しかしながら、全開状態にある蓋体18を、前方且つ下方へと押すことにより 、枢軸25が長穴26aの最外側から最内側へと移動して蓋体18の回動を許容 する。蓋体18の回動は突起29の回動を伴い、先端29aが第1連結体26を 下方へと押し下げる(図8に破線で示す)。この結果、ロック状態が解消されて 蓋体18は円滑に回動動作を開始することができ、口枠ホルダー19を確実に傾 斜させることができる。
【0024】 蓋体18の閉止操作に伴う口枠ホルダー19の倒伏動作は、起立動作と逆に行 なわれ口枠ホルダー19が集塵室14内に格納される(図1参照)。
【0025】 なお、蓋体18の全開状態が、蓋体18の閉じる方向に少し屈曲した180度 より小さな鈍角を形成している場合は、蓋体18の全開状態から開始する閉止動 作において、第1連結体26及び第2連結体27の屈曲動作を確実に開始させる ことができる。
【0026】 このように、口枠ホルダー19は蓋体18の開閉位置に応じて起倒動作し、蓋 体18の開閉操作によりワンタッチで立ち上げ・格納が行なわれる。加えて、蓋 体18の全開状態において、口枠ホルダー19が直立状態となっているので、紙 パック13内の集塵状態の確認が容易であると共に、紙パック13の着脱作業を 容易にすることができる。
【0027】
【考案の効果】
この考案に係る電気掃除機は、上方への回動により本体ケース内に形成された 集塵室を開口する蓋体を有すると共に、前記集塵室に格納されたフィルターを着 脱自在に保持する保持体を上下方向に起倒可能に前記本体ケースに軸支し、前記 蓋体の上方への回動動作に伴って前記保持体を立ち上げる電気掃除機において、 前記蓋体と前記保持体とを、前記蓋体に形成した軸部を移動可能に係止させる長 穴を有すると共に前記蓋体の開閉動作に連動し前記保持体を上下回動させる連結 体を介して互いに連結し、前記蓋体に、前記蓋体の下方への回動動作により前記 連結体を下方へと押し下げる押圧部を形成したことを特徴としている。
【0028】 このため、保持体の立ち上げ状態での起立角度の拡大が可能となり集塵室に格 納されているフィルターの脱着等の作業を容易にすることができる。加えて、蓋 体の開き角度如何に拘らず蓋体を閉じることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る電気掃除機の概略説明図であ
る。
【図2】蓋体の部分説明図である。
【図3】保持体の説明図である。
【図4】保持体と連結体とを示す斜視図である。
【図5】蓋体、保持体及び連結体との関係を示す説明図
である。
【図6】蓋体、保持体及び連結体との関係を示す説明図
である。
【図7】保持体と連結体との関係を示す説明図である。
【図8】連結体と押圧体との関係を示す説明図である。
【図9】従来の電気掃除機の使用状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10 電気掃除機 11 本体ケース 13 紙パックフィルター(フィルター) 14 集塵室 18 蓋体 19 口枠ホルダー(保持体) 25 枢軸(軸部) 26 第1連結体 26a 長穴 27 第2連結体 29 突起(押圧部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方への回動により本体ケース内に形成
    された集塵室を開口する蓋体を有すると共に、前記集塵
    室に格納されたフィルターを着脱自在に保持する保持体
    を上下方向に起倒可能に前記本体ケースに軸支し、前記
    蓋体の上方への回動動作に伴って前記保持体を立ち上げ
    る電気掃除機において、前記蓋体と前記保持体とを、前
    記蓋体に形成した軸部を移動可能に係止させる長穴を有
    すると共に前記蓋体の開閉動作に連動し前記保持体を上
    下回動させる連結体を介して互いに連結し、前記蓋体
    に、前記蓋体の下方への回動動作により前記連結体を下
    方へと押し下げる押圧部を形成したことを特徴とする電
    気掃除機。
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