JPH0219817Y2 - - Google Patents

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JPH0219817Y2
JPH0219817Y2 JP7617782U JP7617782U JPH0219817Y2 JP H0219817 Y2 JPH0219817 Y2 JP H0219817Y2 JP 7617782 U JP7617782 U JP 7617782U JP 7617782 U JP7617782 U JP 7617782U JP H0219817 Y2 JPH0219817 Y2 JP H0219817Y2
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば複写機等に、トナーを回収す
るために設けられるフイルタ装置に関するもので
ある。
従来のこの種のフイルタ装置を第1図および第
2図A,Bにより説明する。複写機筐体の一部と
なるカバー1に固定された取付板2には支持枠3
が立設され、また取付板2の周囲には密封部材4
が固定される。フイルタ5は、これの開口部周縁
に設けられた枠板6を介して、支持枠3に着脱自
在に取付けられる。第2図A,Bに示すように、
上記フイルタ5等の複写機への取付状態におい
て、上記フイルタ5等は複写機筐体内に設けられ
た収納箱7内に挿入される。この収納箱7は、一
端にフランジ8、他端に支持箱9、中央部内側に
鍔部10がそれぞれ形成され、支持箱9内にはブ
ラシ11が回転自在に収納される。収納箱7は、
フイルタ5の取付状態において、フランジ8を密
封部材4に圧着させるとともに、鍔部10を、密
封部材12を介してフイルタ5の枠板6に密着さ
せる。したがつて、フイルタ5の外にトナーが漏
れることが防止される。
支持箱9の先端は開口してドラム13に臨み、
ブラシ11はその開口部から突出してドラム13
に接触する。したがつて、一連の複写工程の後、
ドラム13の表面に付着したトナーは、ブラシ1
1によつて除去され、収納箱7に設けられたブロ
ア14の吸引作用により、第2図Aの矢印により
示される空気の流れに沿つて、フイルタ5の内周
面に吸着される。すなわち、フイルタ5におい
て、トナーと空気の混合気は、トナーと空気とに
分離され、空気はブロア14を通つて複写機筐体
外へ排出される。
さて、トナーが溜まつたフイルタ5を新しいも
のに交換するには、まずカバー1のネジを外して
これを筐体から離脱しなければならない。ところ
がこの取出しの際にトナーが収納箱7内にこぼれ
落ちることがあり、この状態で、複写機の運転を
再開すると、この収納箱7内のトナーが、複写機
の機内又は機外に吐出されてしまうので、フイル
タ交換時に収納箱7内の掃除も併せて行なわなけ
ればならない。特に高速多数枚複写装置において
は、フイルタに回収されるトナー量が多いため、
フイルタのトナー収納量の制限により交換頻度が
多く、取扱いが容易なものではなかつた。
本考案は以上の点に鑑み、フイルタの交換作業
が容易なフイルタ装置を提供するもので、フイル
タを収納する収納箱に開口部を形成するとともに
この開口部を開閉する蓋部材を設け、かつフイル
タを支持する支持枠を上記収納箱内に回転自在に
取付けるとともに、上記蓋部材もしくは収納箱内
のいずれか一方に、上記支持枠が係止可能な係止
部材を設けたことを特徴としている。
以下図示実施例により本考案を説明する。第3
図および第4図において、収納箱20の開口部2
1には、これの下縁に設けたピン22を介して蓋
部板23が枢着される。蓋部材23は開口部21
を開閉するもので、外側には把手24が取付けら
れ、内側には、後に詳述する係止部材25が突設
されるとともに、縁部に沿つて密封部材26が取
付けられる。一方、開口部21の縁部上方には磁
石19が取付けられており、蓋部材23により開
口部21を閉じたとき、この蓋部材23を吸引保
持して、その閉塞状態を安定なものとすべく配慮
されている。
収納箱20の上部内壁に取付けられたピン27
には、支持枠28が回転自在に支持される。支持
枠28は、ピン27側から上記開口部21側へ延
びる一対のアーム29と、アーム29上に跨つて
載置され、ピン27側からアーム29の中央部ま
で延びる板部材30と、アーム29の先端に設け
られたフイルタ支持棒31とを備える。フイルタ
支持棒31は、一方のアーム29に枢支されて揺
動自在となつており、その揺動端は他方のアーム
29に形成された溝32内に係止可能になつてい
る。すなわち、フイルタ33の装着時において、
フイルタ支持棒31はアーム29の溝32内に嵌
合され、第3図に示すように、フイルタ33の開
口部外周縁に形成された膨出部34が、一対のア
ーム29、フイルタ支持棒31、および板部材3
0の先端部の上に載置される。この状態におい
て、この膨出部34の上に固定された枠板35
が、ダクト36の周囲に取付けられた密封部材3
7に密着し、トナーがフイルタ33の外に漏れる
のを阻止する。また、フイルタ33の交換時に
は、第4図に示すように、フイルタ支持棒31を
溝32から開放して開口部21側へ回動し、この
状態でフイルタ33の脱着を行なう。
一対のアーム29の各先端部にはガイドピン3
8が固定される。これらのガイドピン38は、そ
れぞれ収納箱20の側壁側に向つて延びており、
上記蓋部材23に突設された係止部材25に係合
可能である。係止部材25は、蓋部材23の内面
に対し約45゜の傾斜を有する斜面39と、この斜
面39の上方に刻設され、ガイドピン38が嵌入
可能な係止溝40とを有する。したがつて、フイ
ルタ33の装着時において支持枠28は、ガイド
ピン38を係止部材25の係止溝40に係止さ
せ、収納箱20の上部内壁との間に、上記膨出部
34を挾着してフイルタ33を固定支持する。一
方、板部材30の後端に折曲形成されたストツパ
41は、支持枠28が下方に回動したとき収納箱
20の上部内壁に当接して、この支持枠28を、
フイルタ33とダクト36とが干渉しない一定傾
斜角で保持するようになつている。したがつてこ
の状態から、開放している蓋部材23を閉じる
と、係止部材25の斜面39がガイドピン38に
係合し、支持枠28はこのガイドピン38を介し
て蓋部材23により押上げられ、第3図に図示し
たように水平状態となる。
収納箱20の開口部21とは反対側にはブロア
42が取付けられており、このブロア42が発生
する負圧により、トナーと空気の混合気がダクト
36を介して吸入され、フイルタ33によりトナ
ーと空気により分離される。
しかしてフイルタ33を交換するには、まず蓋
部材23を開放する。すると係止部材25の係止
溝40がガイドピン38から外れ、支持枠28
は、自重およびフイルタ33の重さにより、ピン
27を中心にして下方へ回動し、ストツパ41が
収納箱20の内壁に当接した傾斜位置で静止す
る。次いで、フイルタ支持棒31を溝32から開
放し、一対のアーム29上に載置されたフイルタ
33を手前に引出し、収納箱20から取出す。そ
して、新たなフイルタをアーム29上に設置して
フイルタ支持棒31を溝32へ嵌込み、蓋部材2
3を閉じる。この結果、係止部材25の斜面39
がガイドピン38を押圧しつつフイルタ支持枠2
8を押上げ、蓋部材23が完全に開口部21を閉
塞した状態において、ガイドピン38が係止溝4
0内に嵌入し、フイルタ33は第3図に図示した
位置に固定され、フイルタ交換作業は終了する。
このとき、蓋部材23は、磁石19の吸着力によ
り閉塞位置に保持され、密封部材26を介して開
口部21を密封する。
以上のフイルタ交換作業において、フイルタ3
3はその開口部側を常時上方に向けたまま収納箱
20の外へ取出されるので、フイルタ33内のト
ナーがこぼれ落ちるおそれがない。また、支持枠
28が傾斜した姿勢で固定されるので、フイルタ
33の着脱が容易であり、蓋部材23を閉塞する
だけでフイルタ33を所定位置にセツトすること
ができ、その操作が簡単である。
なお、係止部材25を収納箱20の側部内壁に
設けることも可能である。
以上のように本考案によれば、フイルタの交換
作業を非常に簡単に行なうことができ、その作業
時間を短縮することができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフイルタ装置を示す斜視図、第
2図Aは従来のフイルタ装置を複写機筐体内に取
付けた状態を示す水平断面図、第2図Bは第2図
Aと同じ状態を示す縦断面図、第3図は本考案に
係るフイルタ装置の一実施例を示す縦断面図、第
4図は収納箱の蓋部材を開放した状態を示す斜視
図である。 3,28……支持枠、5,33……フイルタ、
7,20……収納箱、21……開口部、23……
蓋部材、25……係止部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 収納箱内に支持枠を介してフイルタを収納
    し、この収納箱内に流入するトナーと空気の混
    合気を、該フイルタにより分離してトナーを回
    収するフイルタ装置において、上記収納箱に開
    口部を形成するとともにこの開口部を開閉する
    蓋部材を設け、かつ、上記支持枠を収納箱内に
    回転自在に取付けるとともに、上記蓋部材もし
    くは収納箱内のいずれか一方に、上記支持枠が
    係止可能な係止部材を固定し、フイルタの交換
    時には、上記蓋部材を開くとともに、上記支持
    枠を係止部材から開放して傾斜させ、該フイル
    タを着脱することを特徴とするフイルタ装置。 2 上記支持枠は、係止部材から開放した状態に
    おいて上記収納箱の内壁に干渉し、一定傾斜角
    度で静止することが可能であることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のフイル
    タ装置。 3 上記係止部材は蓋部材に固定された突起であ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項または第2項記載のフイルタ装置。
JP7617782U 1982-05-26 1982-05-26 フイルタ装置 Granted JPS58180563U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7617782U JPS58180563U (ja) 1982-05-26 1982-05-26 フイルタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7617782U JPS58180563U (ja) 1982-05-26 1982-05-26 フイルタ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58180563U JPS58180563U (ja) 1983-12-02
JPH0219817Y2 true JPH0219817Y2 (ja) 1990-05-31

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ID=30085499

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7617782U Granted JPS58180563U (ja) 1982-05-26 1982-05-26 フイルタ装置

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JPS58180563U (ja) 1983-12-02

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