JPH0410773A - 輪郭強調回路 - Google Patents

輪郭強調回路

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JPH0410773A
JPH0410773A JP2110293A JP11029390A JPH0410773A JP H0410773 A JPH0410773 A JP H0410773A JP 2110293 A JP2110293 A JP 2110293A JP 11029390 A JP11029390 A JP 11029390A JP H0410773 A JPH0410773 A JP H0410773A
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Japan
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circuit
signal
edge
video signal
differential signal
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JP2110293A
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English (en)
Inventor
Hirochika Abe
安部 弘哉
Toshio Okuman
奥万 寿男
Yukio Fujii
藤井 由紀夫
Susumu Takahashi
将 高橋
Masashi Takamiya
高宮 正志
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、ビデオカメラやビデオテープレコーダなどの
映像機器に用いて好適な輪郭強調回路に関する。
[従来の技術] ビデオカメラやビデオテープレコーダにおいては、画像
の輪郭を強調して鮮鋭度を高めるために、輪郭強調回路
が設けられている。この輪郭強調には種々の手法が提案
されているが、原映像信号の二次微分信号を得、これを
極性反転して原映像信号に加算する手法が一般に用いら
れている。この手法は、極性反転された二次微分信号を
加算することにより、画像の輪郭を表わす映像信号のエ
ツジの前後にプリシュート、オーバーシュートを生じさ
せ、見掛は上エツジが強調されるようにするものである
が、その反面、エツジでの映像信号のレベル変化が大き
いと、プリシュートやオーバーシュートがリンギング状
となり、これが画像上で目立ってむしろ画質が劣化する
という副作用も生ずる。
そこで、従来では、プリシュートやオーバーシュートを
生じさせずにエツジを急峻にするようにした技術も提案
されている。
たとえば、特開昭62−133871号公報には、直列
接続された第1.第2の遅延回路で原映像信号を遅延し
、第1の遅延回路の出力映像信号に二次微分の輪郭強調
信号を付加し、この映像信号と原映像信号、第2の遅延
回路の出力映像信号の中間レベルを検出して、プリシュ
ートやオーバーシュートがなく、原映像信号に対してエ
ツジが急峻になった映像信号を得るようにした技術が開
示されている。
また、特開昭58−219872号公報においては、二
次微分信号が付加された映像信号のプリシュート部分、
オーバーシュート部分にリミッタをかけ、これらプリシ
ュート、オーバーシュートを失くすようにした技術が開
示されている。
さらに、特開平1−209881号公報においては、二
次微分の輪郭強調信号を、そのレベルが大となる程圧縮
率が大きくなるようにして、レベル圧縮し、原映像信号
に加算する技術が開示されている。これによると、プリ
シュート、オーバーシュートが抑圧されてエツジが急峻
となる。
さらにまた、米国特許第4504853号明細書におい
ては、カラー映像信号における色信号の輪郭強調に関す
るものであるが、輝度信号を微分して検波し、さらに微
分して二次微分信号を得、この二次微分信号にリミッタ
をかけて色信号のエツジ位置を表わす位置情報信号を生
成し、この位置情報信号に色信号の一次微分信号を乗じ
て輪郭強調信号を形成し、この輪郭強調信号を色信号に
付加する技術が開示されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記いずれの従来技術においても、エツジでの
レベル変化が小さい場合には、エツジの検出が充分でな
く、通常、ノイズの影響を除去するために二次微分信号
にリミッタがかけられて波形整形されるから、二次微分
信号が切り捨てられる場合もあり、輪郭強調効果が充分
に得られないという問題もあった。
また、上記の米国特許第4504853号明細書に記載
されるように、輝度信号から色信号のエツジ位置情報を
得る場合、色信号にエツジがあって色変化があるにもか
かわらず、輝度信号にエツジがなかったり、エツジがあ
ってもそのレベル変化が充分小さいときには、色信号に
対する輪郭強調効果が得られないという問題がある。
本発明の目的は、かかる問題点を解消し、レベル変化が
大きいエツジのみならず、レベル変化が小さいエツジに
対しても、良好な輪郭強調効果が得られるようにした輪
郭強調回路を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、原映像信号の二
次微分信号を生成する手段と、該二次微分信号の振幅を
所定範囲内に制限するリミッタ回路と、該リミッタ回路
の出力信号を該原映像信号に付加する加算回路と、該原
映像信号のエツジ位置を検出してエツジ位置情報信号を
生成する手段と、該加算回路の出力映像信号の該エツジ
位置情報信号で指示されるエツジを強調するエツジ処理
回路とで構成する。
[作用] エツジ位置情報信号によって指示される原映像信号のエ
ツジはレベル変化が大きいエツジであり、エツジ処理回
路でかかるエツジが、プリシュートやオーバーシュート
を生じさせることなく、急峻化される。エツジ位置情報
信号の生成過程において、原信号のレベル変化が小さい
エツジに関する情報は必然的に切り捨てられ、このため
に、かかるエツジに対してエツジ位置情報信号は生成さ
れない。
原映像信号の二次微分信号は原映像信号の全てのエツジ
の情報を含んでおり、その振幅はエツジでのレベル変化
が大きい程大きい。しかし、このに次微分信号の振幅は
リミッタ回路で制限されるため、大きなレベル変化のエ
ツジに対する振幅は小さく制限される。このリミッタ回
路の出力信号を原映像信号を付加すると、エツジでプリ
シュート、オーバーシュートが生ずるが、レベル変化が
小さいエツジに対してこのプリシュート、オーバーシュ
ートが大きく作用し、したがって、レベル変化が小さい
エツジが効果的に強調されることになる。
すなわち、本発明では、プリシュートやオーバーシュー
トを生じさせることなく、エツジを急峻にして輪郭強調
する場合のレベル変化が小さいエツジに対して輪郭強調
ができないのを、プリシュートやオーバーシュートによ
って補うようにする。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明による輪郭強調回路の一実施例を示すブ
ロック図であって、1は微分回路、2は検波回路、3は
微分回路、4は波形整形回路、5は微分回路、6はリミ
ッタ回路、7は遅延回路、8は加算回路、9はエツジ処
理回路、10は入力端子、11は出力端子である。
また、第2図は第1図の各部の信号を示す波形図であっ
て、第1図に対応する信号には同一符号をつけている。
第1図および第2図において、入力端子10から入力さ
れた原映像信号Aは、遅延回路7で遅延されて加算回路
8に供給されるとともに、微分回路1で微分されて一次
微分信号Bが形成される。
この一次微分信号Bは、原映像信号Aの立ち上がるエツ
ジで正極性となり、立ち下がるエツジで負極性となる信
号であって、検波回路2に供給されて負極性の部分が正
極性に極性反転され、正極性の信号となる。この検波回
路2の出力信号Cは微分回路3で微分され、二次微分信
号りとして波形整形回路4に供給される。
二次微分信号りは、第2図に示すように、検波回路2の
出力信号Cの正極性部分の前半(したがって、原映像信
号Aのエツジの前半)で正極性、この出力信号Cの正極
性部分の後半(したがって、原映像信号Aのエツジの後
半)で負極性となる信号である。波形整形回路4はこの
二次微分信号りの正極性部分を波形整形して原映像信号
Aのエツジの前半を表わす高レベルのパルス(プリエツ
ジパルス)Eを形成し、また、二次微分信号りの負極性
部分を波形整形して原映像信号Aのエツジの後半を表わ
す高レベルのパルス(ポストエツジパルス)Fを形成す
る。
なお、波形整形回路4では、二次微分信号りの正極性部
分、負極性部分夫々に対して正、負の所定の閾値が設定
されており、この正極性部分と一方の正の閾値とが振幅
比較されてプリエツジパルスEが形成され、この負極性
部分と他方の負の閾値とが振幅比較されてポストエツジ
パルスFが形成される。そこで、二次微分信号りの正極
性部分。
負極性部分の振幅が正の閾値を上限として負の閾値を下
限とする範囲内に含まれるときには、プリエツジパルス
EやポストエツジパルスFは形成されない。したがって
、この範囲は二次微分信号りに対して不感帯となる。
エツジ処理回路9は波形整形回路4からのプリエツジパ
ルスEとポストエツジパルスFとによって制御され、加
算回路8から出力される映像信号工のエツジを処理して
輪郭強調する。
ここで、第3図および第4図により、エツジ処理回路9
について説明する。但し、第3図はこのエツジ処理回路
9の一具体例を示すブロック図であって、12は入力端
子、13.14は遅延回路、15はスイッチ、16.1
7は入力端子である。
また、第4図は第3図の各部の信号を示す波形図である
第3図および第4図において、加算回路8(第1図)の
出力映像信号Iは、入力端子12からスイッチ15のC
接点に供給されるとともに、遅延回路13で遅延され、
遅延映像信号工′としてスイツチ15のb接点に供給さ
れる。また、この遅延映像信号I′は遅延回路14で遅
延され、遅延映像信号工′とじてスイッチ15のa接点
に供給される。スイッチ15は入力端子16.17から
の信号によって制御され、接点a、b、cのいずれかに
閉じて映像信号I、I’、I”のいずれか1つを選択す
る。
入力端子16からは波形整形回路4で形成されたプリエ
ツジパルスEが入力され、そのパルス期間スイツ、チ1
5は接点a側に閉じて遅延映像信号I I+を選択する
。また、入力端子17からは波形整形回路4で形成され
たポストエツジパルスFが入力され、そのパルス期間ス
イッチ15は接点C側に閉じて映像信号Iを選択する。
これら以外の期間では、スイッチ15は接点す側に閉じ
て遅延映像信号■′を選択する。
遅延回路13.14の遅延時間TDは互いに等しく、か
つ第1図における遅延回路7の遅延時間と相まって遅延
映像信号工′のエツジの中心時点がプリエツジパルスE
の立下りエツジとボストエツジパルスFの立上りエツジ
との間にあるように設定される。
そこで、映像信号工にエツジがないときには、入力端子
16.17からはプリエツジパルスE。
ポストエツジパルスFが入力されないので、スイッチ1
5は接点す側に閉じ、スイッチ15がら出力端子11に
供給される映像信号Jは遅延回路13からの遅延映像信
号工′である。その後、映像信号工にエツジがあって、
まず、入力端子16がらプリエツジパルスEが入力され
ると、スイッチ15は接点a側に切り換わり、そのパル
ス期間映像信号■よりもエツジが2TD遅れた遅延映像
信号■′″を選択し、映像信号Jとする。そして、遅延
映像信号■′のエツジの中央時点前後で入力端子16か
らプリエツジパルスEが供給されなくなって入力端子1
7からポストエツジパルスFが供給されるようになり、
スイッチ15は接点aから接点Cに切り換わる。これに
より、映像信号、工は遅延映像信号I I+から映像信
号工に切り換わる。この切り換え時点では、遅延映像信
号■″′はエツジの開始部分にあり、映像信号工はエツ
ジの終り部分にあるから、映像信号Jは、第4図の実線
で示すように、急峻に振幅が変化して急峻なエツジが付
与されることになる。この場合、当然のことながら、プ
リシュートやオーバーシュートが生じない。ポストエツ
ジパルスFのパルス期間スイッチ15は映像信号工を選
択するが、ポストエツジパルスFが供給されなくなると
、スイッチ15は接点すに切り換わり、映像信号Jは遅
延映像信号T′となる。
このようにして、エツジ処理回路9では、プリシュート
やオーバーシュートを生じさせずに、エツジを急峻化す
る。
第1図および第2図に戻って、波形整形回路4は上記の
ようにエツジ処理回路9を動作させるためのプリエツジ
パルスE、ポストエツジパルスFを形成するが、これら
の形成のための閾値による不感帯が必然的に生ずるため
、この不感帯に二次微分信号りの振幅が含まれてしまう
ようなレベル変化が小さい原映像信号Aのエツジに対し
ては、プリエツジパルスEやポストエツジパルスFが生
じないから、エツジ処理回路9は作用せず、したがって
、これによって輪郭強調がなされない。この実施例では
、さらに微分回路1,5.リミッタ6および加算回路8
からなる系を設け、小レベル変化のエツジに対しても強
調するようにしている。
すなわち、微分回路1から出力される一次微分信号Bは
微分回路5でさらに微分され、二次微分信号Gが形成さ
れる。この二次微分信号Gはリミッタ回路6で振幅制限
されるとともに、極性反転されて輪郭強調信号Hが形成
される。輪郭強調信号Hは、第2図に示すように、原映
像信号Aの立ち上がるエツジの前半からの負極性部分、
その後半からの正極性部分とこの原映像信号Aの立ち下
がるエツジの前半からの正極性部分、その後半からの負
極性部分とからなり、加算回路8によって遅延回路7で
遅延された原映像信号Aに付加される。遅延回路7の遅
延時間は輪郭強調信号Hの極性反転時点が遅延回路7の
出力映像信号のエツジの中央時点と合うように設定され
る。
このようにして、加算回路8がら出方される映像信号I
には、輪郭強調信号Hにより、各エツジの始め部分にプ
リシュートが、終り部分にオーバーシュートが夫々付与
され、エツジが急峻となって輪郭が強調される。
ここで、リミッタ回路6は、振幅が小さい二次微分信号
Gを極性反転して通過させるが、振幅が大きい二次微分
信号Gをその振幅を一定のリミッタレベル以下に制限す
る。
これにより、原映像信号Aのレベル変化が小さいエツジ
に対しては、加算回路8がら出方される映像信号工でプ
リシュート、オーバーシュートが顕著に作用して見掛は
上エツジが急峻となる。しかし、レベル変化が大きいエ
ツジに対しては、リミッタ回路6の作用により、映像信
号■のエツジでは、輪郭強調信号Hはエツジの急峻化に
はほとんど寄与せず、プリシュートやオーバーシュート
はほとんど目立たない。この場合の輪郭強調は、先に説
明したように、エツジ処理回路9によって行なわれる。
なお、リミッタ回路6では、通常、ノイズの影響を除く
ために、不感帯が設けられている。第5図はかかるリミ
ッタ回路6の特性の一例を示すものであって、不感帯に
含まれる振幅の信号はノイズとし、これに対してリミッ
タ回路6は信号を出力しない。
以上のように、この実施例では、レベル変化が大きいエ
ツジに対しては、エツジ処理回路9でプリシュートやオ
ーバーシュートなしに輪郭強調が可能となり、レベル変
化が小さいエツジに対しては、加算回路8でプリシュー
トやオーバーシュートによる輪郭強調が可能となり、い
ずれにしても、エツジは良好に急峻化されて良好な輪郭
強調が実現する。
しかも、このように2系統の輪郭強調処理系を有してい
るにもかかわらず、微分回路1をこれら処理系に共用で
きる。
また、プリエツジパルスEやポストエツジパルスFは輪
郭強調すべき映像信号A自体から形成されるから、必ず
この映像信号Aの全てのエツジが急峻化されることにな
る。
第6図は本発明による輪郭強調回路の他の実施例を示す
ブロック図であって、18は極性変換回路であり、第1
図に対応する部分には同一符号をつけて重複する説明を
省略する。
第2図の二次微分信号り、Gの波形を比較して明らかな
ように、二次微分信号Gは、二次微分信号りを、その原
映像信号Aの立ち下がるエツジから得られる部分を極性
反転したものと同様である。
この実施例は、この点に着目してなされたものである。
第6図において、微分回路3からの二次微分信号りは極
性変換回路18に供給され、微分回路1からの一次微分
信号Bの負極性部分で極性反転される。第2図から明ら
かなように、一次微分信号Bの負極性部分は原映像信号
Aの立ち下がるエツジに対応しており、したがって、こ
の負極性部分で上記のように二次微分信号りを極性反転
することにより、第1図の微分回路5から得られる二次
微分信号Gと同様の二次微分信号Gが得られることにな
る。
また、第7図に示すように、微分回路5から出力される
二次微分信号Gを極性変換回路18に供給し、一次微分
信号Bの負極性部分で二次微分信号Gを極性反転するよ
うにしてもよい。この場合には、極性変換回路18から
第1図における微分回路3からの二次微分信号りと同様
の二次微分信号りが得られる。
以上のように、第6図、第7図に示した実施例において
も、第1図に示した実施例と同様の効果が得られる。
以上の各実施例においては、映像信号をアナログ信号と
して処理してもよいし、ディジタル信号として処理して
もよい。第1図に示した実施例でディジタル処理する場
合の具体的な例として、第8図により説明する。但し、
第8図において、19はA/D (アナログ/ディジタ
ル)変換回路、20は信号処理回路、21はメモリ、2
2は差分化回路、23は絶対値化回路、24は差分化回
路、25はオーバーサンプリング回路、26はエツジ検
出回路、27は差分化回路、28はリミッタ回路、29
は遅延回路、30は加算回路、31はオーバーサンプリ
ング回路、32はエツジ処理回路、33はD/A (デ
ィジタル/アナログ)変換回路である。
同図において、この実施例を構成する大部分の回路は第
1図における回路と対応している。この対応した回路を
次表に示す。
く表〉 入力端子1oから入力されたアナログ映像信号AはA/
D変換回路19でディジタル映像信号に変換され、信号
処理回路20に供給される。信号処理回路20はメモリ
21を用いてディジタル映像信号をノイズ除去などの処
理を行なう。たとえば、入力アナログ映像信号Aがクロ
マ信号である場合、メモリ21としてフィールドメモリ
を用いることにより、フィールド巡回形のクロマノイズ
リデューサなどが形成される。
信号処理回路20で処理されたディジタル映像信号A’
は、一方では、遅延回路29で遅延されて加算回路30
に供給されるが、また、差分化回路22で処理されて、
時間的に連なる2つのサンプルデータのディジタル値の
差を表わす差分信号B′が生成される。この差分信号B
′は第1図における微分回路1からの一次微分信号に相
当し、アナログ映像信号Aの立ち上がるエツジでは値が
正、アナログ映像信号Aの立ち下がるエツジでは値が負
となる。
この差分信号B′は、さらに差分化回路27で同様の差
分化処理がなされ、第1図の微分回路5から出力される
二次微分信号Gに相当する二次差分信号G″が生成され
る。この二次差分信号G′は、入力ディジタル値と出力
ディジタル値との関係が第5図のように表わされる特性
のリミッタ回路28により、二次差分信号G′のディジ
タル値の制限処理とノイズ除去処理が施され、第1図の
リミッタ回路6の出力信号Hに相当するディジタルの輪
郭強調信号H′が生成される。この輪郭強調信号H′は
、加算回路30により、遅延回路29で遅延されたディ
ジタル映像信号A′に付加され、このディジタル映像信
号A′のレベル変化が小さいエツジが、プリシュートや
オーバーシュートがディジタル的に付加されることによ
り、急峻になる。
また、差分化回路22からの差分信号B′は、絶対値化
回路23でその負のディジタル値が正のディジタル値に
変換されることにより、第1図の検波回路2の出力信号
Cに相当する絶対値差分信号CIが生成される。この絶
対値差分信号CIは差分化回路24で再度差分化処理さ
れ、第1図の微分回路3から出力される二次微分信号り
に相当する二次差分信号D′が生成される。
この二次差分信号D′はオーバーサンプリング回路25
に供給され、時間的に連なるサンプルデータ間に新たな
サンプルデータが補間されて等節約にサンプリング周波
数が高められる。このオーバーサンプリング回路25の
出力信号はエツジ検出回路26に供給され、第1図の波
形整形回路4と同様に、正値のサンプルデータと負値の
サンプルデータとが検出されて夫々が存在する期間を表
わすプリエツジ信号E I、ポストエツジ信号F′が生
成される。これらは第1図の波形整形回路4が生成する
プリエツジパルスE、ポストエツジパルスFに相当する
一方、加算回路30から出力されるディジモル映像信号
工″は、オーバーサンプリング回路31でサンプリング
周波数が高められた後、エツジ処理回路32に供給され
、第1図のエツジ処理回路9と同様のディジタル処理で
もって、プリエツジ信号E+ 、ポストエツジ信号F′
で指示されるエッジが急峻化される。エツジ処理回路3
2の出力ディジタル映像信号はD/A変換回路33でア
ナログ映像信号に変換され、出力端子11から出力され
る。
以上のように、この実施例では、ディジタル処理である
が、第1図に示した実施例と同様の処理がなされ、した
がって、第1図に示した実施例と同様の効果が得られる
ここで、第8図におけるオーバーサンプリング回路25
.31について説明する。
上記のようにディジタル処理し、エツジ検出回路26で
エツジを検出してプリエツジ信号E″ポストエツジ信号
F′を生成する場合、処理されるディジタル信号はサン
プリング周波数に応じた不連続な信号であるから、エツ
ジ検出のタイミング、すなわち、プリエツジ信号E′、
ポストエツジ信号F′の発生タイミングにサンプリング
周期分のバラツキが生ずる場合がある。たとえば、クロ
マ信号の処理に対してこのようなバラツキが生ずる場合
には、第9図に示すように、表示画面が赤の画面と青の
画面とからなり、これらの境界線が本来破線で示す垂直
な直線であっても、上記バラツキにより、実線で示すギ
ザギザ状の線となる場合もあり、画質が著しく損なわれ
てしまうことになる。
これを防止するためには、第8図におけるA/D変換回
路19でのサンプリング周波数を高めればよく、これに
よってエツジ検出タイミングのバラツキが低減し、エツ
ジ検出精度(分解能)が高まることになる。しかし、サ
ンプリング周波数を高くすると、メモリ21の容量を高
めなければならなくなることは勿論のこと、差分回路2
2,24゜24で使用される遅延回路において、同一の
遅延時間を得るための遅延素子の段数がサンプリング周
波数に比例することから、この遅延素子の段数が増加す
るし、また、第8図でのCMOSデバイスで構成された
回路では、消費電力が信号周波数に比例するから、サン
プリング周波数を高めるとともに消費電力も増加すると
いう欠点がある。
そこで、第8図においては、エツジ検出回路26の直前
にオーバーサンプリング回路25を設け、また、エツジ
処理回路32の直前にオーバサンプリング回路31を設
け、高い分解能が要求されるエツジ検出やエツジ処理に
際してのみサンプリング周波数を高めるようにし、上記
の欠点を失くすようにしている。
第10図は第8図におけるオーバーサンプリング回路2
5.31の一具体例を示すブロック図であって、34.
35は入力端子、36はアンドゲート、37.38は遅
延回路、39.40は乗算回路、41は加算回路、42
は出力端子である。
この具体例は一次補間によってサンプリング周波数を2
倍にするものである。
以下、第10図の各部の信号のタイミングを示す第11
図を用いてこの具体例の動作を説明する。
入力端子34から入力されるサンプリング周波数fgの
ディジタルデータDDはアントゲート36に供給され、
入力端子35から入力される周波数fsのクロックCK
により、各サンプルデータの前半が抽出される。ここで
、ディジタルデータDDの各サンプルデータはそのサン
プリング周期”11gだけホールドされている。第11
図では、各サンプルデータに順次0,1,2.・・・・
・・の番号を付しており、以下、任意のサンプルデータ
をサンプルデータi(但し、i=o、1.2.・・・・
・・)と表わす。
アンドゲート36から出力されるディジタルデータDD
1は、遅延回路37により、周波数が2fsのクロック
CK1の1八周期(=1/2fs)分遅延されてディジ
タルデータDD2となり、さらに、このディジタルデー
タD D 2が、遅延回路38により、クロックCK2
と同一周波数で位相同期したクロックCK、の1八周期
(= 1/ 2 f s )分遅延されてディジタルデ
ータDD2となる。ディジタルデータDD2は加算回路
41に供給され、また、ディジタルデータDD工、DD
3は夫々乗算回路39゜40で係数1八が乗算されて加
算回路41に供給される。
ディジタルデータD D 2のサンプルデータは夫々1
/2fsの時間幅であって、1/f6の周期である。
ディジタルデータDD、、DD、も同様であるが、ディ
ジタルデータDD2よりも1/zfliだけ時間的にず
れており、しかも、これらディジタルデータDD1.D
D3は/f、、だけ時間的にず九ている。
そこで、ディジタルデータDD2の各サンプルデータは
そのまま加算回路41を介して出力端子42から出力さ
れるが、このディジタルデータDD2のサンプルデータ
間でディジタルデータDD1゜DD2のサンプルデータ
が同時に発生し、乗算回路39.40と加算回路41と
でそれらの平均値のサンプルデータが形成されて出力端
子42から出力される。ディジタルデータDD2のサン
プルデータi、i+1間では、ディジタルデータDD1
のサンプルデータi+1とディジタルデータDD3のサ
ンプルデータ1とが同時に発生し、これらの平均値のサ
ンプルデータが加算回路41から得られる。この平均値
のサンプルデータが補間サンプルデータである。
したがって、出力端子42に得られるディジタルデータ
DD″は、第11図に示すように、入力ディジタルデー
タDDの各サンプルデータが1八倍に時間軸圧縮され、
これによって生じた空白部分に前後のサンプルデータの
平均値となるハンチングして示す補間サンプルデータが
補間されたものとなり、サンプルデータの相関を利用し
て無理なくサンプリング周波数が2倍に高められたもの
となる。
第12図はこのディジタルデータDD’の振幅変化を示
す図であって、黒丸が入力ディジタルデータDDのサン
プルデータであり、白丸が補間サンプルデータである。
なお、この具体例では、入力ディジタルデータDDのサ
ンプルデータ間に付加される補間サンプルデータを1個
としたが、遅延時間が適宜設定された所定数の遅延回路
や係数が適宜設定された所定数の乗算回路を用いること
により、入力ディジタルデータのサンプルデータ間に2
個以上の補間サンプルデータを補間し、サンプリング周
波数を2倍よりも高めることもできる。
また、第8図において、オーバーサンプリング回路は、
信号処理回路20の直後でエツジ検出回路26やエツジ
処理回路32の直前であれば、いずれの位置に挿入して
もよい。信号処理回路20の直後であれば、オーバサン
プリング回路が1個ですむことはいうまでもない。
さて、第1図、第6図および第7図に示した実施例にお
けるエツジ処理回路9を第3図に示したように構成した
場合、また、第8図に示した実施例におけるエツジ処理
回路32を第3図に示した構成と同様の動作を行なわせ
た場合、第15図(a)で■と示すように、映像信号の
立ち上がるエツジと立ち下がるエツジとが極めて接近し
ているときには、第4図による先の動作説明から明らか
なように、これらエツジはともに急峻となるが、第15
図(a)の実線で示すように、これらエツジ間に落ち込
みが生じて輪郭強調効果が損なわれる。
第18図はかかる問題点も解消することができるように
したエツジ処理回路の他の具体例を示すブロック図であ
って、43,44.45は入力端子、46〜49は遅延
回路、5oはマルチプレクサ、51は出力端子、52は
アップ/ダウンカランタ、53は比較回路、54は入力
端子、55は制御回路である。
以下、第14図および第15図(b)を用いてこの具体
例の動作を説明する。
入力端子43から入力された、たとえば第1図の加算回
路8からの映像信号工は、同じ遅延時間TDの遅延回路
46〜49で順次遅延される。そして、映像信号Iと、
遅延回路46から出力される時間Toだけ遅延された映
像信号■′、遅延回路47から出力される時間2TDだ
け遅延された映像信号工″、遅延回路48から出力され
る時間3T、たけ遅延された映像信号工″′、遅延回路
49から出力される時間4TDだけ遅延された映像信号
I Il+は夫々マルチプレクサ50に供給される。
入力端子44.45に夫々プリエツジパルスE。
ポストエツジパルスFが入力されないときには、アップ
/ダウンカウンタ52のカウント値Nは零であり、この
カウント値Nと入力端子54からの閾値N。とを比較す
る比較回路53の出力信号には“L” (低レベル)で
ある。制御回路55はプリエツジパルスE、ポストエツ
ジパルスFの有無と比較回路53の出力レベルに応じた
制御信号を生成し、マルチプレクサ50を制御するが、
これらプリエツジパルスE、ポストエツジパルスFがな
いときには、遅延回路47からの映像信号■″′を選択
するようにマルチプレクサ50を制御する。
入力映像信号■にエツジが生じると、まず、プリエツジ
パルスEが入力端子44から入力される。
これにより、アップ/ダウンカウンタ52は一定周波数
のクロックをアップカウントし、そのカウント値Nが増
加していく。プリエツジパルスEの入力とともに、制御
回路55はマルチプレクサ50による選択を映像信号I
 I+から映像信号工′″″に切り換え、アップ/ダウ
ンカウンタ52のカウント値Nが閾値N0に達して比較
回路53の出力信号Kが“L”からLtHII  (高
レベル)に反転するまでは、マルチプレクサ50が映像
信号工″′を選択したままにする。したがって、第15
図(b)に示すように、入力映像信号■にエツジが生じ
ても、出力端子51に得られる実線の映像信号Jはエツ
ジが生じない。
アップ/ダウンカウンタ52のカウント値Nが閾値N。
に達して比較回路53の出力信号Kがrr HIIとな
ると、プリエツジパルスEが入力されていることから、
制御回路55はマルチプレクサ50が遅延回路49から
の映像信号工lul+を選択するようにする。このとき
には、第15図(b)においては、映像信号Jはまだエ
ツジが生じていない。
次に、入力端子44からプリエツジパルスEが入力され
なくなり、これとともに入力端子45からポストエツジ
パルスFが入力され始めると、アップ/ダウンカウンタ
52が上記クロックをダウンカウントし始めるが、この
とき比較回路53の出力信号KがIIH″′でプリエツ
ジパルスEからポストエツジパルスFに切り換ったこと
から、制御回路55はマルチプレクサ50の選択を映像
信号工1u11から映像信号■に切り換える。このとき
、映像信号I II″′はエツジの始め部分にあって映
像信号Iはエツジの終り部分にあるから、第15図(b
)に示すように、出力端子51に得られる映像信号Jに
急峻に立ち上がるエツジが生ずる。
その後、アップ/ダウンカウンタ52のカウント値Nが
低下して閾値N。よりも小さくなり、比較回路53の出
力信号KがII L 1+となると、制御回路55はマ
ルチプレクサ5oを切り換えて映像信号I′を選択させ
る。
入力映像信号■のエツジの終了とともに、ポストエツジ
パルスFが入力されなくなるが、その後、この入力映像
信号工に、第14図に破線で示すように、エツジが生じ
ないときには、制御回路55はマルチプレクサ50が映
像信号I”を選択するようにする。
しかし、第14図に実線で示すように、入力映像信号■
に立ち上がるエツジの終了とともに直ちに立ち下がるエ
ツジが生ずる場合には、この立ち上がるエツジの終了と
ともにポストエツジパルスFの入力が終了すると、直ち
に入力端子44からプリエツジパルスEが入力され、上
記と同様に、立ち上が名エツジの期間にプリエツジパル
スE、これに続いてポストエツジパルスFが夫々入力さ
れ、また、アップ/ダウンカウンタ52のアップカウン
ト、ダウンカウントによって比較回路53の出力信号に
は“L”  II HII 、  tt L Hと変化
し、これによってマルチプレクサ50は映像信号工”1
■l+++、 ■、 工1 の順に選択を切り換えてい
く。これにより、出力端子51に得られる映像信号Jに
は、第15図(b)に示すように、マルチプレクサ5o
が映像信号:[1111から映像信号エヘ切り換えると
き、急峻に立ち下がるエツジが生ずる。
ここで、映像信号工と映像信号I u++との時間差が
大きい程、映像信号Jに生ずるエツジは急峻となる。ま
た、入力映像信号工に立ち上がるエツジの終了後直ちに
立ち下がるエツジが生ずる場合、映像信号工”でのこれ
らエツジの境界部分(頂部)でポストエツジパルスFか
らプリエツジパルスEに切り換わり、マルチプレクサ5
0は映像信号I″から映像信号■″′へ切り換える。こ
れら映像信号11、In2間では、時間ずれが小さいた
め、映像信号■′に続いて直ちに映像信号I″′が同じ
変化をなし、このために、映像信号■″から映像信号エ
811に切り換わっても、第15図(b)に示すように
、映像信号Jには、2つのエツジ間に目立つ程の落ち込
みが生じないことになる。
つまり、第3図に示した具体例では、これを第13図に
対応させると、エツジを急峻にするために映像信号I′
″′″からこれより大きく時間ずれした映像信号エヘ切
り換えられ、入力映像信号I′″の頂部では、逆に、映
像信号Iから映像信号I Il+へ切り換えられる。こ
のために、映像信号Iが充分立ち下がってから映像信号
I III+に切り換わり、映像信号工″”が立ち上が
っていくから、第15図(a)に示すように、映像信号
Jには、2つのエツジ間に大きな落ち込みが生ずるので
ある。これに対し、第14図に示した動作をなす第13
図の具体例では、エツジを急峻にするためには、マルチ
プレクサ50が大きな時間ずれがある映像信号1111
1. ■の切り換えを行なうが、入力映像信号■″″の
頂部時点でのマルチプレクサ50の切り換えは、時間ず
れが小さい映像信号工1.Il+1間で行なっており、
映像信号工′が余り立ち下がらないうちに映像信号■″
′に切り換わるようにしている。これにより、第15図
(b)に示すように、映像信号Jでは、エツジ間での落
ち込みが小さくなる。
なお、遅延回路46.49に比べて遅延回路47゜48
の遅延時間を小さくすることにより、映像信号工′から
映像信号工″′へ切り換わるときの映像信号Jの落ち込
みをさらに小さくすることができる。但し、遅延回路4
6.49と遅延回路47゜48との遅延時間の差を余り
大きくすると、映像信号I″″から映像信号I 111
1への切換え時点および映像信号工から映像信号■′へ
の切換え時点で映像信号Jに大きな落ち込みが生ずるよ
うになる。
また、第13図では遅延回路の使用個数を4個としたが
、これに限るものではない。遅延回路の使用個数を多く
して個々の遅延回路の遅延時間を短くする程、映像信号
Jにおけるエツジ間での落ち込みはより小さくなり、エ
ツジが急峻となって他の部分の波形が入力映像信号■に
忠実な映像信号Jが得られる。但し、この場合、たとえ
ば、閾値が異なる比較回路を複数設けるなどしてアップ
/ダウンカウンタ52のカウント値Nを遅延回路の使用
個数に応じた複数の領域に区分し、この領域毎にマルチ
プレクサ50が選択する遅延回路の出力映像信号を切り
換えるようにする必要がある。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、大きなレベル変
化のエツジに対しては、プリシュートやオーバーシュー
トによらずに急峻化できるし、小さなレベル変化のエツ
ジに対しては、プリシュートやオーバーシュートによる
が、これらが目立つことなく急峻化でき、いずれのエツ
ジも良好に急峻化できて良好な輪郭強調効果が得られる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による輪郭強調回路の一実施例を示すブ
ロック図、第2図は第1図の各部の信号を示す波形図、
第3図は第1図におけるエツジ処理回路の一具体例を示
すブロック図、第4図はこの具体例の動作説明図、第5
図は第1図におけるリミッタ回路の特性図、第6図〜第
8図は夫々本発明による輪郭強調回路の他の実施例を示
すプロツク図、第9図はディジタル的に輪郭強調処理を
行なった場合のエツジの一効果を示す図、第1゜図は第
8図におけるオーバーサンプリング回路の一具体例を示
すブロック図、第11図はこの具体例の動作を示すタイ
ミングチャート、第12図は同じくその効果を示す図、
第13図は第1図、第6図〜第8図におけるエツジ処理
回路の他の具体例を示すブロック図、第14図はこの具
体例の動作を示すタイミングチャート、第15図(a)
は立ち上がるエツジに直ちに続いて立ち下がるエツジが
生ずる入力映像信号に対する第3図に示したデータ処理
回路の出力映像信号を示す波形図、第15図(b)は同
じく第13図に示したデータ処理回路の出力映像信号を
示す波形図である。 1・・・・・・微分回路、2・・・・・・検波回路、3
・・・・・微分回路、4・・・・・・波形整形回路、5
・・・・・・微分回路、6・・・・リミッタ回路、8・
・・・・・加算回路、9・・・・・・エツジ処理回路、
10・・・・・・映像信号の入力端子、11・・・・映
像信号の出力端子、18・・・・・・極性変換回路、2
2・・・・・・差分化回路、23・・・・・・絶対値化
回路、24・・・・・差分化回路、25・・・・・・オ
ーバーサンプリング回路、26・・・・・・エツジ検出
回路、27・・・・・差分化回路、28・・・・・・リ
ミッタ回路、30・・・・・・加算回路、31・・・・
・・オーバーサンプリング回路、32・・・・・・エツ
ジ処理回路。 第 図 第 図 D Cに Cに2 k− 弔 図 ’1/2fSl D3 i1/2fs’ )Ws 弔 図 4ノ 第 図 第 図 (b)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原映像信号を微分して一次微分信号を生成する第1
    の微分回路と、 該一次微分信号を微分して第1の二次微分信号を生成す
    る第2の微分回路と、 該第1の二次微分信号の振幅を所定の範囲内に制限する
    リミッタ回路と、 該リミッタ回路の出力信号を輪郭強調信号として該原映
    像信号に付加する加算回路と、 該原映像信号のエッジの位置を検出し、エッジ位置情報
    信号を生成するエッジ位置検出手段と、 該加算回路から出力される映像信号の該エッジ位置情報
    信号によつて指示されるエッジを強調するエッジ処理回
    路と を備え、該輪郭強調信号によつて該原映像信号のレベル
    変化が小さいエッジを強調し、該エッジ処理回路で該原
    映像信号のレベル変化が大きいエッジを強調することが
    できるように構成したことを特徴とする輪郭強調回路。 2、請求項1において、前記エッジ位置検出手段は、 前記原映像信号の一次微分信号を同一極性に検波する検
    波回路と、 該検波回路の出力信号を微分して第2の二次微分信号を
    生成する第3の微分回路と、 該第2の二次微分信号をその正極性部分、負極性部分毎
    に波形整形して前記エッジ位置情報信号を生成する波形
    整形回路と からなることを特徴とする輪郭強調回路。 3、請求項2において、 前記検波回路に供給される一次微分信号は前記第1の微
    分回路で生成される前記一次微分信号であることを特徴
    とする輪郭強調回路。 4、請求項1において、前記エッジ位置検出手段は、 前記第2の微分回路で生成される前記第1の二次微分信
    号の極性を前記第1の微分回路で生成される前記一次微
    分信号の極性に応じて変換する極性変換回路と、 該極性変換回路の出力信号をその正極性部分、負極性部
    分毎に波形整形して前記エッジ位置情報信号を生成する
    波形整形回路と からなることを特徴とする輪郭強調回路。 5、請求項1において、前記エッジ位置検出手段は、 前記原映像信号と相関のある他の映像信号の一次微分信
    号を同一極性に検波する検波回路と、該検波回路の出力
    信号を微分して第3の二次微分信号を生成する第4の微
    分回路と、該第3の二次微分信号をその正極性部分、負
    極性部分毎に波形整形して前記エッジ位置情報信号を生
    成する波形整形回路と からなることを特徴とする輪郭強調回路。 6、原映像信号を微分して一次微分信号を生成する微分
    回路と、 該一次微分信号を同一極性に検波する検波回路と、 該検波回路の出力信号を微分して第1の二次微分信号を
    生成する微分回路と、 該第1の二次微分信号をその正極性部分、負極性部分毎
    に波形整形してエッジ位置情報信号を生成する波形整形
    回路と、 該第1の二次微分信号の極性を該一次微分信号の極性に
    応じて変換し、第2の二次微分信号を生成する極性変換
    回路と、 該第2の二次微分信号の振幅を所定の範囲内に制限する
    リミッタ回路と、 該リミッタ回路の出力信号を輪郭強調信号として該原映
    像信号に付加する加算回路と、 該加算回路から出力される映像信号の該エッジ位置情報
    信号によつて指示されるエッジを強調するエッジ処理回
    路と を備え、該輪郭強調信号によつて該原映像信号のレベル
    変化が小さいエッジを強調し、該エッジ処理回路で該原
    映像信号のレベル変化が大きいエッジを強調することが
    できるように構成したことを特徴とする輪郭強調回路。 7、請求項2、3、4、5または6において、前記原映
    像信号はディジタル映像信号であつて、 前記エッジ処理回路と前記波形整形回路の入力ディジタ
    ル信号のサンプリング周波数を該ディジタル映像信号の
    サンプリング周波数よりも高める手段 を設けたことを特徴とする輪郭強調回路。
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