JPH07226865A - 輪郭補正回路 - Google Patents

輪郭補正回路

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JPH07226865A
JPH07226865A JP6017168A JP1716894A JPH07226865A JP H07226865 A JPH07226865 A JP H07226865A JP 6017168 A JP6017168 A JP 6017168A JP 1716894 A JP1716894 A JP 1716894A JP H07226865 A JPH07226865 A JP H07226865A
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JP
Japan
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circuit
signal
absolute value
output signal
pass filter
Prior art date
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Pending
Application number
JP6017168A
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English (en)
Inventor
Mikio Murayama
幹夫 村山
Hiroyuki Ono
博幸 小野
Naoyuki Inoue
直幸 井上
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小規模な回路構成で、ブースト周波数を変え
ることなく任意の幅の輪郭補正信号を得ることができ、
画質の鮮鋭度をより高める。 【構成】 帯域通過フィルタ回路1で映像信号から輪郭
補正信号を生成し、絶対値回路2で絶対値をとる。第2
の帯域通過フィルタ回路4で映像信号から幅の細い輪郭
補正信号を生成し、その信号にコアリングを施し、絶対
値をとり、絶対値をとった信号を基に発生させたゲート
パルス信号にフィルタリングを施し、フィルタリングを
施した信号の振幅値の大きさを調整する。遅延回路3で
振幅調整した信号に絶対値回路2の出力信号のタイミン
グを合わせ、比較回路10で振幅調整した信号と比較し
小さい方を選択し、かつ、選択された信号の極性を第1
の帯域通過フィルタ回路1の出力の極性に合わせること
で、1/2乗回路及び乗算器を必要とせずに幅の細い輪
郭補正信号を生成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撮像装置等において、画
質の鮮鋭度向上に必要な輪郭補正回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、撮像装置等において、自然さを損
なわず鮮鋭度の高い画像再現を行うために輪郭補正回路
はますます重要視されている。
【0003】従来の輪郭補正回路としては、例えば特公
平5−6392号公報に示されているように、輝度振幅
差の大きい画像信号に輪郭補正を施す場合、画像信号に
付加する輪郭信号幅を2分の1にすることにより、不自
然な輪郭補正を回避する輪郭補正回路がある。
【0004】以下に、従来の輪郭補正回路について説明
する。図3は、この従来の輪郭補正回路の構成を示すブ
ロック図である。図3において、12は入力輝度信号の
入力端子、13は係数器、14は第1の遅延回路、15
は第1の加算器、16は第2の遅延回路、17は第2の
加算器、18は減算器、19は絶対値回路、20は第3
の遅延回路、21,22は1/2乗回路、23は乗算
器、24は出力端子であり、デジタル回路で構成されて
いる。
【0005】以上のように構成された輪郭補正回路につ
いて、以下にその動作を図4を参照しながら説明する。
【0006】図4は図3に示す従来の輪郭補正回路での
動作状態を示す信号波形図である。はじめに、入力輝度
信号が図4の(a)に示すような入力信号である時、入
力輝度信号は係数器13で極性が反転されると同時にそ
のレベルが1/2になる。係数器13の出力信号を第1
の遅延回路14で所定時間2Tだけ遅延させた信号と入
力輝度信号を第1の加算器15で加算し、第1の加算器
15の出力信号を第2の遅延回路16で所定時間2Tだ
け遅延させた信号と係数器13の出力信号を第2の加算
器17で加算することで、図4の(c)に示すような入
力輝度信号の2次微分信号を得る。また、係数器13の
出力信号から第1の遅延回路14の出力信号を減算器1
8で減算することで図4(b)に示すような入力輝度信
号の1次微分信号を得る。減算器18で得られた1次微
分信号は絶対値回路19でその絶対値をとり、図4の
(d)に示す信号となり、その信号を図4の(e)に示
すように第3の遅延回路20で所定時間Tだけ遅延させ
る。第2の加算器17の出力信号と第3の遅延回路20
の出力信号を各々の1/2乗回路21,22で1/2乗
した後、乗算器23で乗算することで、出力端子24に
図4の(f)に示すような、図4の(c)に示す本来の
輪郭信号幅の1/2の輪郭信号を出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、1/2乗回路と乗算器を必要とし、回路
規模が大きくなり、かつ、生成される輪郭信号幅が任意
には変えられないという問題点を有していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、回路規模を縮小し、1/2乗回路と乗算器を必要と
せず、任意の輪郭信号幅を生成することができる輪郭補
正回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の輪郭補正回路は、映像信号の輪郭補正信号
を生成する第1の帯域通過フィルタ回路と、前記第1の
帯域通過フィルタ回路の出力信号の絶対値を出力する第
1の絶対値回路と、前記第1の帯域通過フィルタ回路よ
りも任意の細い幅の輪郭補正信号を生成する第2の帯域
通過フィルタ回路と、前記第2の帯域通過フィルタ回路
の出力信号をコアリングして出力するコアリング回路
と、前記コアリング回路の絶対値を出力する第2の絶対
値回路と、前記第2の絶対値回路の出力信号の零値以外
をハイレベルとしたゲートパルス信号を発生するゲート
パルス発生回路と、前記ゲートパルス発生回路の出力信
号をなまらせて出力するローパスフィルタ回路と、前記
ローパスフィルタ回路の出力信号の振幅値を調整して出
力するゲインコントロール回路と、前記第1の絶対値回
路の出力信号を前記ゲインコントロール回路の出力信号
のタイミングに合致させて出力する遅延回路と、前記遅
延回路の出力信号と前記ゲインコントロール回路の出力
信号を比較し小さい方を出力する比較回路と、前記比較
回路の出力信号の極性を前記第1の帯域通過フィルタ回
路の出力信号の極性に合致させた前記比較回路の出力信
号を出力する選択回路により構成されている。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成により、第2の帯域通過
フィルタ回路で生成した第1の帯域通過フィルタ回路の
出力信号よりも幅の細い輪郭補正信号にコアリングを施
し、絶対値をとる。前記絶対値をとった信号において零
値以外はハイレベルとしたゲートパルスを発生させ、そ
のゲートパルスにフィルタリングを施し、フィルタリン
グを施した信号の振幅値をゲインコントロール回路で調
整し出力する。ゲインコントロール回路から出力された
信号と、第1の帯域通過フィルタ回路の出力信号の絶対
値をとった信号の大きさを比較し、小さい方を比較回路
から出力し、比較回路から出力された出力信号の極性を
第1の帯域通過フィルタ回路の出力信号の極性に合致さ
せた比較回路の出力信号を選択回路から得ることで幅の
広い輪郭信号から任意の細い幅の輪郭信号を生成するこ
とができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の実施例における輪郭補正回
路のブロック図を示すものである。図1において、1は
映像信号の輪郭補正信号を生成する第1の帯域通過フィ
ルタ回路、2は帯域通過フィルタ回路1の出力信号の絶
対値を出力する第1の絶対値回路、4は帯域通過フィル
タ回路1よりも任意の細い輪郭補正信号を出力する第2
の帯域通過フィルタ回路、5は帯域通過フィルタ回路4
の出力信号にコアリングを施して出力するコアリング回
路、6はコアリング回路5の出力信号の絶対値を出力す
る第2の絶対値回路、7は第2の絶対値回路6の出力信
号の零値以外はハイレベルとして出力するゲートパルス
発生回路、8はゲートパルス発生回路7の出力信号をな
まらせて出力するローパスフィルタ回路、9はローパス
フィルタ回路8の出力信号の振幅値を調整して出力する
ゲインコントロール回路、3は第1の絶対値回路2の出
力信号をゲインコントロール回路9の出力信号のタイミ
ングに合わせる遅延回路、10は遅延回路3の出力信号
とゲインコントロール回路9の出力信号の大きさを比較
し小さい方を出力する比較回路、11は比較回路10の
出力信号の極性を第1の帯域通過フィルタ回路1の出力
信号の極性を示すMSB(符号ビット)と合致させた比
較回路10の出力信号を出力する選択回路である。
【0013】以上のように構成された本実施例の輪郭補
正回路について、以下その動作について図2を参照しな
がら説明する。図2は、本実施例の動作状態を示す信号
波形図である。
【0014】まず、第1の帯域通過フィルタ回路1に図
2の(a)に示すような映像信号が入力されると、第1
の帯域通過フィルタ回路1からは図2の(b)に示すよ
うな信号幅がTAで振幅値がAの映像信号の輪郭補正信
号が出力され、第1の絶対値回路2からは図2の(c)
に示すような図2の(b)の絶対値をとった信号が出力
される。
【0015】次に、第2の帯域通過フィルタ回路4から
は図2の(d)に示すような図2の(b)よりも細い幅
のTBで振幅値がAの映像信号の輪郭補正信号が出力さ
れ、第2の絶対値回路6からは図2の(e)に示すよう
な図2の(d)の絶対値をとった信号が出力される。ゲ
ートパルス発生回路7からは図2の(f)に示すような
図2の(e)の信号の零値以外はハイレベルを保持しパ
ルス幅がTBの2倍の幅を有するゲートパルス信号が出
力される。ゲインコントロール回路9からは図2の
(g)に示すような図2の(f)をなまらせた信号の振
幅値を調整した信号が出力される。また、遅延回路3か
らは図2の(h)に示すようゲインコントロール回路9
の出力信号とタイミングの合った第1の絶対値回路2の
出力信号が出力される。比較回路10からは図2の
(i)に示すように遅延回路3の出力信号とゲインコン
トロール回路9の出力信号の大きさを比較し小さい方が
出力される。選択回路11からは図2の(j)に示すよ
うに第1の帯域通過フィルタ回路1の出力信号(図2の
(b)参照)の極性に比較回路10の出力信号(図2の
(i)参照)の極性を合わせた細い幅の輪郭補正信号が
出力される。
【0016】以上のように本実施例によれば、第1の帯
域通過フィルタ回路1で生成される映像信号の輪郭補正
信号の絶対値と、第2の帯域通過フィルタ回路4で生成
される幅の細い映像信号にコアリングを施し、コアリン
グを施した信号の絶対値をとり、絶対値をとった信号を
基に発生させたゲートパルス信号にフィルタリングを施
し、フィルタリングを施した信号の振幅値の大きさを調
整し、振幅調整した信号と第1の帯域通過フィルタ回路
1で生成された信号の絶対値をとった信号のタイミング
を合わせ、比較し小さい方を選択し、かつ、選択された
信号の極性を第1の帯域通過フィルタ回路1の出力の極
性に合わせることで、1/2乗回路及び乗算器を必要と
せずに幅の細い輪郭補正信号を生成することができる。
【0017】なお、本実施例においての第2の帯域通過
フィルタ回路4の通過帯域幅を可変にすることで任意の
細い幅の輪郭補正信号が得られる。また、本実施例は水
平方向および垂直方向の輪郭補正に適用できることは自
明である。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明は、1/2乗回路及
び乗算器を用いない比較的小規模な回路構成で、輪郭補
正信号のブースト周波数を変えることなく任意の幅の輪
郭補正信号を得ることができ、画質の鮮鋭度向上が可能
な輪郭補正回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における輪郭補正回路の構成
を示すブロック図
【図2】同実施例における輪郭補正回路の動作状態を説
明するための信号波形図
【図3】従来の輪郭補正回路の構成を示すブロック図
【図4】従来の輪郭補正回路の動作状態を説明するため
の信号波形図
【符号の説明】
1,4 帯域通過フィルタ回路 2,6 絶対値回路 3 遅延回路 5 コアリング回路 7 ゲートパルス発生回路 8 ローパスフィルタ回路 9 ゲインコントロール回路 10 比較回路 11 選択回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号の輪郭補正信号を生成する第1
    の帯域通過フィルタ回路と、 前記第1の帯域通過フィルタ回路の出力信号の絶対値を
    出力する第1の絶対値回路と、 前記第1の帯域通過フィルタ回路よりも任意の幅の細い
    輪郭補正信号を生成する第2の帯域通過フィルタ回路
    と、 前記第2の帯域通過フィルタ回路の出力信号をコアリン
    グして出力するコアリング回路と、 前記コアリング回路の出力信号の絶対値を出力する第2
    の絶対値回路と、 前記第2の絶対値回路の出力信号の零値以外をハイレベ
    ルとしたゲートパルス信号を発生するゲートパルス発生
    回路と、 前記ゲートパルス発生回路の出力信号をなまらせて出力
    するローパスフィルタ回路と、 前記ローパスフィルタの出力信号の振幅値を調整して出
    力するゲインコントロール回路と、 前記第1の絶対値回路の出力信号を前記ゲインコントロ
    ール回路の出力信号のタイミングに合致させて出力する
    遅延回路と、 前記の遅延回路の出力信号と前記ゲインコントロール回
    路の出力信号を比較し小さい方を出力する比較回路と、 前記比較回路の出力信号の極性を前記第1の帯域通過フ
    ィルタ回路の極性に合致させた前記比較回路の出力信号
    を出力する選択回路とを備えたことを特徴とする輪郭補
    正回路。
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