JPH05244463A - 輪郭補正回路 - Google Patents

輪郭補正回路

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Publication number
JPH05244463A
JPH05244463A JP4043934A JP4393492A JPH05244463A JP H05244463 A JPH05244463 A JP H05244463A JP 4043934 A JP4043934 A JP 4043934A JP 4393492 A JP4393492 A JP 4393492A JP H05244463 A JPH05244463 A JP H05244463A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
contour
video signal
contour correction
Prior art date
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Pending
Application number
JP4043934A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirochika Yamaji
裕敬 山路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
Priority to JP4043934A priority Critical patent/JPH05244463A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 映像の輝度信号の輪郭部で、信号レベルの変
動が大きいエッジ部と小さい細部を共に補正する回路を
提供することを目的とする。 【構成】 映像信号をフラットな利得で位相遅延回路1
が、位相を数十nsec程度遅延させ、この遅延された
信号と映像信号とを電圧コンパレータ2で比較し、この
電圧コンパレータ2から出力されるコンパレータ出力信
号の立ち上がりと立ち下がりの各々に対して、立ち上が
り及び立ち下がりパルス発生回路3,4がパルス信号を
送出する。この送出されたパルス信号を加算回路6で、
位相遅延された映像信号に加算し、出力信号が細部輪郭
補正信号となる。また、加算回路6は、映像信号を微分
回路5より得られた微分出力信号も加算することで、細
部とエッジ部共に含まれる輪郭補正信号が得られる。従
って、細部とエッジ部各々の輪郭補正量を調整でき、絵
柄により輪郭強調の度合いを変えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】大画面及び高精細な画像表示を行
なう映像機器に係り、映像信号を高画質で、かつ迫力の
ある鮮明な画像を実現させる輪郭補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来(図示せず)、画像を鮮明でかつ迫
力感を持たせるために輝度信号の輪郭部を補正する方法
は、輝度信号の輪郭部を強調させるピーキング処理とし
て、―般のビデオ信号(コンポジット映像信号)の4M
Hz帯域で、輝度信号の輪郭部に相当する2〜3MHz
帯域のゲインを上げる増幅補正回路があった。
【0003】また、多種の映像信号で輝度信号の輪郭部
を検出するために、微分回路を用い、微分出力と映像信
号を加算する補正回路があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の周波数特性の増
幅補正回路では、輝度信号の或る周波数帯域をフラット
にし、かつ位相遅れさせず増幅する増幅回路の実現が困
難であった。
【0005】また、或る周波数帯域を増幅するために、
ノイズまで強調されて、輝度信号レベルの変動がほとん
どない絵柄(たとえば空及び海等)の表示画像がギラつ
くようになった。
【0006】この輪郭部を検出するための微分回路を用
いた補正回路では、輝度信号レベルの変化の小さい絵柄
(たとえば芝生等)の輪郭部抽出が困難であり、高精細
な映像信号の補正には不充分であった。
【0007】そこで、上述の課題を解決するために、本
発明の目的は、映像の輝度信号の輪郭部で、信号レベル
の変動が大きいエッジ部と小さい細部を共に補正する輪
郭補正回路を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の輪郭補正回路は、映像信号を入力し、この
映像信号と映像信号を位相遅延させた信号とを比較する
比較手段と、この比較手段に基づき出力された信号で上
記映像信号の立ち上がり部及び立ち下がり部を検出し、
この立ち上がり部及び立ち下がり部でパルス信号を発生
させるパルス発生手段と、上記位相遅延させた信号に上
記パルス信号を加算する加算手段とを具備したことを特
徴とする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0010】図1は、本発明の―実施例を示すブロック
構成図である。
【0011】図2は、本発明の一実施例における映像信
号と位相遅延信号(a),コンパレータ信号(b),立
ち上がりパルス信号(c),立ち下がりパルス信号
(d)細部輪郭補正信号(e),微分信号(f)及び輪
郭補正出力信号(g)の波形図である。
【0012】本発明の―実施例の輪郭補正回路は、図1
に示すように、映像信号を位相遅延させる位相遅延回路
1と、映像信号と映像信号を位相遅延させた信号とを比
較する比較手段である電圧コンパレータ2と、コンパレ
ータ出力信号の立ち上がり及び立ち下がり部でパルスを
発生して出力するパルス発生手段の立ち上がり及び立ち
下がりパルス発生回路3,4と、輝度信号の輪郭部を検
出する微分回路5と、位相遅延させた信号にパルス信号
を加算する加算手段である加算回路6とで構成される。
【0013】本発明の―実施例の輪郭補正回路の動作
を、図1及び図2を参照して説明する。
【0014】まず、位相遅延回路1は、周波数4MHz
の映像信号を帯域全体をフラットな利得で数十nsec
程度位相遅延させる(図2の(a)を参照)。
【0015】遅延された信号と映像信号とを電圧コンパ
レータ2により、コンパレータ出力信号を取り出す(図
2の(b)を参照)。
【0016】このコンパレータ出力信号は、実施例とし
て、映像信号波形の極大値で立ち上がり,極小値で立ち
下がりとなる出力波形である。
【0017】次に、コンパレータ出力波形の立ち上がり
と立ち下がりの各々に対して、立ち上がり及び立ち下が
りパルス発生回路3,4により、パルス信号を取り出し
(図2の(c)及び(d)を参照)、この取り出した各
パルス信号が、映像信号波形の極大値と極小値に相当す
る輪郭補正の信号となる。
【0018】その後、各パルス信号は、加算回路6によ
り、映像信号の位相遅延信号に加算され、出力信号が細
部輪郭補正信号となる(図2の(e)を参照)。
【0019】また、加算回路6は、映像信号を微分回路
5(抵抗,コンデンサによるフィルタ構成etc)より
得られた微分出力信号(図2の(f)を参照)も加算す
ることで、細部とエッジ部共に含まれる輪郭補正信号が
得られる(図2の(g)を参照)。
【0020】ここで、加算回路6は、加算されるパルス
信号と微分出力信号の電圧レベルのゲインを調整できる
構成を用いる。
【0021】これにより、細部とエッジ部各々の輪郭補
正量を調整でき、絵柄により、輪郭強調の度合いを換え
ることができる。
【0022】従って、本発明による輪郭補正回路では、
ビデオ映像の絵柄により強調する輪郭部を調整できるこ
とから、より画像に合わせた輪郭補正ができる。
【0023】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の輪郭補
正回路によれば、細かい絵柄の多い画像も細郭輪郭の強
調補正ができ、高精細な映像信号を得られる効果があ
る。
【0024】また、ビデオ映像の絵柄において、エッジ
部と細部の輪郭補正が調整できることから、輝度信号レ
ベルの変動がほとんど無い絵柄(例えば、空,海等)の
含まれた映像信号でも、ノイズの少ない鮮明な画像が得
られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施例における映像信号と位相遅延
信号(a),コンパレータ信号(b),立ち上がりパル
ス信号(c),立ち下がりパルス信号(d)細部輪郭補
正信号(e),微分信号(f)及び輪郭補正出力信号
(g)の波形図である。
【符号の説明】
1 比較手段(位相遅延回路) 2 比較手段(電圧コンパレータ) 3 パルス発生手段(立ち上がりパルス発生回路) 4 パルス発生手段(立ち下がりパルス発生回路) 5 輪郭補正回路(微分回路) 6 加算手段(加算回路)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を入力し、この映像信号と映像
    信号を位相遅延させた信号とを比較する比較手段と、こ
    の比較手段に基づき出力された信号で上記映像信号の立
    ち上がり部及び立ち下がり部を検出し、この立ち上がり
    部及び立ち下がり部でパルス信号を発生させるパルス発
    生手段と、上記位相遅延させた信号に上記パルス信号を
    加算する加算手段とを具備したことを特徴とする輪郭補
    正回路。
JP4043934A 1992-02-28 1992-02-28 輪郭補正回路 Pending JPH05244463A (ja)

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JP4043934A JPH05244463A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 輪郭補正回路

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JP4043934A JPH05244463A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 輪郭補正回路

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JPH05244463A true JPH05244463A (ja) 1993-09-21

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JP4043934A Pending JPH05244463A (ja) 1992-02-28 1992-02-28 輪郭補正回路

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