JP2523747B2 - 輪郭改善回路 - Google Patents

輪郭改善回路

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JP2523747B2 JP63008729A JP872988A JP2523747B2 JP 2523747 B2 JP2523747 B2 JP 2523747B2 JP 63008729 A JP63008729 A JP 63008729A JP 872988 A JP872988 A JP 872988A JP 2523747 B2 JP2523747 B2 JP 2523747B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、VTRの再生色信号のように帯域の劣化した
信号の輪郭を改善する輪郭改善回路に関するものであ
る。
従来の技術 帯域の劣化した信号の輪郭を改善する方法は、たとえ
ば、特開昭59−89077号公報に示されている。この従来
例を第8図のブロック図,第9図(A)〜(H)の波形
図を用いて説明する。
帯域の劣化した色差信号aが端子20より入力され、微
分回路21で微分され信号bを得、全波整流回路22で全波
整流され信号cを得、波形整形回路23にて、波形整形さ
れ信号dを得る。この信号dにより入力信号aをサンプ
ルホールド回路24にてサンプルホールドし、出力eを得
る。これをみると、出力eは信号の輪郭が強調されては
いるが、エッジ部の時間tがずれることがわかる。
一方入力信号が変化の少ない信号a1の場合、微分信号
c1の出力が小さいため、制御信号d1は生成されず、入力
信号がそのまま出力される。
つまり、エッジのずれ量が波形に依存することにな
る。
発明が解決しようとする課題 入力信号の変化の大小によりサンプルホールドされる
期間t2が変化し、大きく変化する波形は遅れ、小さく変
化する波形は遅れず、相対的に進んで見えることにな
る。テレビ画面で考えると、小変化部分の色が左ににじ
んで見え、色ずれを発生することになり、画像を見苦し
くしていた。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の輪郭改善回路は、
第1の入力信号を、少なくとも2回の微分操作を行う回
路を含む制御信号発生回路に入力し、第2の入力信号を
遅延回路を含む波形調整回路に入力し、前記制御信号発
生回路の出力である制御信号により前記波形調整回路の
出力信号をサンプルホールド回路にてサンプルホールド
し、前記サンプルホールド回路の出力を出力信号とし、
前記制御信号発生回路は、第1の微分回路と、前記第1
の微分回路の出力信号の極性を一方向に統一する全波整
流回路と、前記全波整流回路の出力を微分する第2の微
分回路と、前記第2の微分回路の出力の所定レベル以上
もしくは以下の信号レベルを検出し、波形整形する波形
整形回路より構成することを特徴とする。
さらに、本発明の輪郭改善回路は、第1の入力信号
を、少なくとも2回の微分操作を行う回路を含む制御信
号発生回路に入力し、第2の入力信号を遅延回路を含む
波形調整回路に入力し、前記制御信号発生回路の出力で
ある制御信号により前記波形調整回路の出力信号をサン
プルホールド回路にてサンプルホールドし、前記サンプ
ルホールド回路の出力を出力信号とし、前記制御信号発
生回路は、入力信号をそれぞれ入力する微分定数の異な
る第1,第2の微分回路と、前記第1,第2の微分回路の出
力を加算する加算器と、前記加算器の出力信号の極性を
一方向に統一する全波整流器と、前記全波整流器の出力
を微分する第3の微分回路と、前記第3の微分回路の出
力の所定レベル以上もしくは以下の信号レベルを検出
し、波形整形する波形整形回路より構成することを特徴
とする。
作用 これにより、信号の変化の大小にかかわらず、輪郭の
中央までサンプルホールドすることになり、色にじみを
発生させずに輪郭改善が可能となるものである。
実施例 第1図に本発明の第1の一実施例のブロック図,第2
図に第1図の各部の波形を示す。ここで、第1図,第2
図(a)〜(k)はそれぞれ対応している。
画像は輝度信号と色差信号の相関が極めて強いため、
色差信号の変化部分では輝度信号も変化していると考え
て良い。そこで実施例では制御信号fを輝度信号より得
る場合を示す。
端子1に入来した輝度信号aは、制御信号発生回路3
へ入力される。制御信号発生回路3では、ローパスフィ
ルタ(LPF)6にて帯域を制限し信号bとし、第1の微
分回路7で信号bを微分し信号cとし、全波整流回路8
で信号cを全波整流し信号dとし、第2の微分回路9で
信号dを微分し信号eとし、波形整形回路10で信号eの
正パルス部分を検出し制御信号fを得る。
つまり、この制御信号fは、信号bのエッジ部分の開
始点よりエッジ中央までを示している。
端子2には、色差信号g(たとえばR−Y,またはB−
Y信号)が入来し、波形調整回路4へ入力される。
波形調整回路4では、信号gを制御信号発生回路3で
の処理時間に対応する適当な遅延時間を有する遅延回路
11に入力すると共に、微分回路12に入力する。
微分回路12の出力hは、波形中央電位のノイズ成分を
除去するためスライス回路13にて微小レベルをスライス
し信号iとし、加算器14にて、遅延回路11の出力と加算
され信号jを得る。
このjをサンプルホールド回路5にて制御信号fにて
サンプルホールドすることにより、信号kを得、端子15
へ出力される。
ここで、スライス回路13の出力信号iを加算器へ加え
ない場合、出力信号kはlのようになり、輪郭の改善効
果は半減するため、信号iは信号kの波形が得られるよ
うに加算することが望ましい。
入力信号g,信号j,出力信号kを重ねて示した波形図が
信号mである。輪郭が大幅に改善されており、かつエッ
ジの時間ずれが発生していないことがわかる。つまり、
本発明は波形の中央で輪郭改善の処理を行なっているた
め、処理により時間がずれることがないという大きな特
徴を持っている。
次に特殊な入力信号として、たとえば第3図(A)〜
(H)に示すように画像が黒から白へ変化する直前に赤
の細い線がある場合を考える。この時の輝度信号は信号
aに示されており、第1図に示す制御信号発生回路で制
御信号を発生させた場合第3図a〜fに示すような波形
が生成され、その結果出力信号はkとなる。ここでa〜
kは第1図のa〜kに対応している。制御信号fは、ほ
ぼ赤色の区間中ホールドすることになり、色差信号が赤
を示す以前よりサンプルホールドしてしまうと色がつか
ない区間が生じる可能性があり、望ましくない。そこで
本発明の制御信号発生回路4の第2の実施例を第4図に
示す。第1図のブロック図にローパスフィルタLPF16,微
分回路17,加算器18が追加されているのがわかる。ここ
でLPF16はLPF6よりカットオフ周波数が高く設定され
る。この第4図の各部の波形を第5図(A)〜(H)に
示す。
微分信号cに微分信号c′が加算され信号dとなるた
め、2次微分信号がeとなり、制御信号fが得られる。
第5図の信号fと、第3図の信号fで色差信号をサンプ
ルホールドした時の色差出力を第6図(A)〜(G)に
示す。
第6図aは輝度信号,gは色差信号,jは微分信号を加算
した加算信号、f1は第3図の信号f,k1の実線はその時の
出力波形,f2は第5図の信号fでk2の実線はその時の出
力波形を示している。k2ではk1で発生していた色ぬけが
発生していないのがわかる。
上述した実施例において,波形調整回路4の構成とし
て、第7図(A),(B)に示す如く遅延回路11を微分
回路12の前段または加算回路14の後段に位置しても良
い。また、2つの入力信号は輝度信号と色差信号を例に
とったが、同一信号、たとえば2入力共に色差信号であ
っても構わず輪郭改善は行なわれる。但し、実施例のよ
うに輝度信号より得られた制御信号によって色差信号R
−Y,B−Yを輪郭改善を行なえば、2つの色差信号の時
間ずれを輝度信号に一致させるという効果が得られる。
また、第1の実施例の制御信号発生回路3の中のLPF6
は、省いても構わない。
また波形調整回路4の中の微分回路12,スライス回路1
3を省くと、効果は半減するが、本発明の域を出るもの
ではない。
さらに、本発明で述べた処理を映像信号をA/D変換し
た後にデジタル処理で実現することも可能である。
発明の効果 以上のように本発明の輪郭改善回路は、第1の入力信
号を、少なくとも2回の微分操作を行う回路を含む制御
信号発生回路に入力し、第2の入力信号を遅延回路を含
む波形調整回路に入力し、前記制御信号発生回路の出力
である制御信号により前記波形調整回路の出力信号をサ
ンプルホールド回路にてサンプルホールドし、前記サン
プルホールド回路の出力を出力信号とし、前記制御信号
発生回路は、第1の微分回路と、前記第1の微分回路の
出力信号の極性を一方向に統一する全波整流回路と、前
記全波整流回路の出力を微分する第2の微分回路と、前
記第2の微分回路の出力の所定レベル以上もしくは以下
の信号レベルを検出し、波形整形する波形整形回路より
構成する、 もしくは、第1の入力信号を、少なくとも2回の微分
操作を行う回路を含む制御信号発生回路に入力し、第2
の入力信号を遅延回路を含む波形調整回路に入力し、前
記制御信号発生回路の出力である制御信号により前記波
形調整回路の出力信号をサンプルホールド回路にてサン
プルホールドし、前記サンプルホールド回路の出力を出
力信号とし、前記制御信号発生回路は、入力信号をそれ
ぞれ入力する微分定数の異なる第1,第2の微分回路と、
前記第1,第2の微分回路の出力を加算する加算器と、前
記加算器の出力信号の極性を一方向に統一する全波整流
器と、前記全波整流器の出力を微分する第3の微分回路
と、前記第3の微分回路の出力の所定レベル以上もしく
は以下の信号レベルを検出し、波形整形する波形整形回
路より構成する、 ことにより、輪郭の中央位置までサンプルホールドを行
ない波形を改善することにより波形の大小によって時間
ずれが発生せず、良好な輪郭改善効果が得られるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例におけるブロック図、第
2図,第3図は第1図の各部の波形図、第4図は本発明
の制御信号発生回路の第2の実施例のブロック図、第5
図は第4図の各部の波形図、第6図は本発明の波形図、
第7図は本発明の波形調整回路のブロック図、第8図は
従来例のブロック図、第9図は従来例の波形図である。 3……制御信号発生回路、4……波形調整回路、5……
サンプルホールド回路、6,16……ローパスフィルタ、7,
9,12,17……微分回路、8……全波整流回路、10……波
形整形回路、13……スライス回路、14,18……加算器。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の入力信号を、少なくとも2回の微分
    操作を行う回路を含む制御信号発生回路に入力し、第2
    の入力信号を遅延回路を含む波形調整回路に入力し、前
    記制御信号発生回路の出力である制御信号により前記波
    形調整回路の出力信号をサンプルホールド回路にてサン
    プルホールドし、前記サンプルホールド回路の出力を出
    力信号とし、前記制御信号発生回路は、第1の微分回路
    と、前記第1の微分回路の出力信号の極性を一方向に統
    一する全波整流回路と、前記全波整流回路の出力を微分
    する第2の微分回路と、前記第2の微分回路の出力の所
    定レベル以上もしくは以下の信号レベルを検出し、波形
    整形する波形整形回路より構成することを特徴とする輪
    郭改善回路。
  2. 【請求項2】波形調整回路は、入力信号を所定量遅延す
    る遅延回路と、入力信号を微分する微分回路と、前記微
    分回路の出力の中心電位からの所定レベルをスライスす
    るスライス回路と、前記スライス回路の出力と前記遅延
    回路の出力を加算する加算器より構成することを特徴と
    する請求項(1)記載の輪郭改善回路。
  3. 【請求項3】第1の入力信号と第2の入力信号は同一信
    号であることを特徴とする請求項(1)記載の輪郭改善
    回路。
  4. 【請求項4】第1の入力信号は映像信号の輝度信号であ
    り、第2の入力信号は映像信号の色差信号であることを
    特徴とする請求項(1)記載の輪郭改善回路。
  5. 【請求項5】第1の入力信号を、少なくとも2回の微分
    操作を行う回路を含む制御信号発生回路に入力し、第2
    の入力信号を遅延回路を含む波形調整回路に入力し、前
    記制御信号発生回路の出力である制御信号により前記波
    形調整回路の出力信号をサンプルホールド回路にてサン
    プルホールドし、前記サンプルホールド回路の出力を出
    力信号とし、前記制御信号発生回路は、入力信号をそれ
    ぞれ入力する微分定数の異なる第1,第2の微分回路と、
    前記第1,第2の微分回路の出力を加算する加算器と、前
    記加算器の出力信号の極性を一方向に統一する全波整流
    器と、前記全波整流器の出力を微分する第3の微分回路
    と、前記第3の微分回路の出力の所定レベル以上もしく
    は以下の信号レベルを検出し、波形整形する波形整形回
    路より構成することを特徴とする輪郭改善回路。
  6. 【請求項6】波形調整回路は、入力信号を所定量遅延す
    る遅延回路と、入力信号を微分する微分回路と、前記微
    分回路の出力の中心電位からの所定レベルをスライスす
    るスライス回路と、前記スライス回路の出力と前記遅延
    回路の出力を加算する加算器より構成することを特徴と
    する請求項(5)記載の輪郭改善回路。
  7. 【請求項7】第1の入力信号と第2の入力信号は同一信
    号であることを特徴とする請求項(5)記載の輪郭改善
    回路。
  8. 【請求項8】第1の入力信号は映像信号の輝度信号であ
    り、第2の入力信号は映像信号の色差信号であることを
    特徴とする請求項(5)記載の輪郭改善回路。
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