JPH0397236A - 樹脂封止型半導体装置の製造方法 - Google Patents

樹脂封止型半導体装置の製造方法

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JPH0397236A
JPH0397236A JP23296089A JP23296089A JPH0397236A JP H0397236 A JPH0397236 A JP H0397236A JP 23296089 A JP23296089 A JP 23296089A JP 23296089 A JP23296089 A JP 23296089A JP H0397236 A JPH0397236 A JP H0397236A
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resin
vent hole
die pad
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lead frame
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Shigeo Ono
大野 茂夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、樹脂封止型半導体装置の製造方法に関するも
のである. (従来の技術) 従来、このような分野の技術と−ては、例えば以下に示
すようなものがあった. 第2図はかかる従来の樹脂封止型半導体装置の断面図で
ある. ここでは、基板上に設けられたフットプリント上に表面
実装されるガルウィング型のリードを有するパッケージ
(QFP: Quad Flat Package,又
はSOP: Small Outline Packa
ge)を例に挙げて説明する. この図において、1は半導体素子であり、個辺に分割さ
れた後、共晶又は接着材等により半導体素子搭載部(以
下、ダイパッドという)2aに固着される.続いて、金
線等のワイヤ4を用いてインナリード2bと配線パッド
3とを接続し、エボキシ系樹脂等の熱硬化性樹脂5で封
止する.更に、アウタリード2Cに対し、半田等の端子
処理及び曲げ加工を施すことによって製品を得る.この
樹脂封止型半導体装置の特徴として、ダイバッド2aの
下に穴(以下、ベントホールという)6が設けられてい
ることが挙げられる.このようなベントホールが設けら
れる理由について、以下に説明する。
先に述べたように、この樹脂封止型半導体装置は、エボ
キシ系樹脂等の熱硬化性樹脂5を用いて構威されている
。この樹脂5は水分を吸収する性質を持っていることか
ら、この樹脂5で封止された半導体装置は室内に保管さ
れているだけで徐々に吸湿するということは周知の事実
である.ここで吸収された水分は、熱硬化性樹脂5と金
属であるダイバッド2aやインナリード2bの界面に蓄
積される。このような状態の下でこの樹脂封止型半導体
装置を基板上に半田付けすると、上記吸収された水分が
半田の熱によって蒸気化し、急激に膨張する。この時、
その装置に水分を逃がす構造がないと、水分の急激な膨
張により、その装置の樹脂部分が膨れ、最悪の場合、ク
ラック(亀裂)が生じたり配線ワイヤが断線する等、装
置自体の信頼性の問題が生じる危険性がある。
この問題を解決するために設けられたのが、ベントホー
ルである.このようにベントホールを設けることにより
、樹脂封止型半導体装置の半田付けの際に生じる水分の
急激な膨張を逃がし、上記クラックや断線をなくすこと
ができ、装置の信頼性を向上させることができる。
第3図は従来の樹脂封止型半導体装置の樹脂或形金型の
断面図である。
この樹脂戒形金型は、上金型10と下金型11とで構威
されており、下金型11にはベントホールを形成するた
めのベントホールピン12が設けられている.そこで、
半導体素子1を固着して配線を完了した状態のリードフ
レーム2(第2図参照)を、上記上金型10と下金型1
1とで挾み込み、一定の温度・圧力の下で熱硬化性樹脂
を流し込むことにより、第2図に示すような構造の樹脂
封止型半導体装置を得る。なお、第2図において、ゲー
トは省略されている. (発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記した樹脂戒形金型によって樹脂封止
或形された半導体装置においては、第4図に示すように
、或形する際の圧力のバラッキや熱硬化性樹脂5の流れ
によって、ダイバッド2aが浮き上がったり、ベントホ
ールピン12(第3図参照)の摩耗によって、ダイパッ
ド2aとベントホールピン12の間に隙間が生し、そこ
に熱硬化性樹脂5が回り込むことにより、ダイバフド2
aの下部があたかも薄膜7で覆われているようになって
しまうことがある。これが原因で、上記ベントホールが
本来の機能を発揮できず、半田付けの熱による樹脂部分
の膨れ、クランク、断線などを防止することができず、
樹脂封止型半導体装置の信頼性上問題があった。
本発明は、上記したベントホールが設けられた樹脂封止
型半導体装置において、樹脂戒形する際にベントホール
部分へ樹脂が回り込み、樹脂パリが発生することにより
、ベントホール本来の機能が発揮できないという問題点
を除去し、品質の優れた信頼性の高い樹脂封止型半導体
装置の製造方法を提供することを目的とする. (課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達戒するために、半導体素子を固
着するダイバッドの下方にベントホールを具備する樹脂
封止型半導体装置の製造方法において、前記ダイパッド
の裏面に凸状突起部を設けたリードフレームを使用し、
前記凸状突起部と噛み合う形状のベントホールピンを設
けた金型で樹脂封止するようにしたものである。
(作用) 本発明によれば、上記したように、ベントホールが設け
られた樹脂封止型半導体装置の製造方法において、ダイ
パノドの裏面に凸状突起部を形或したリードフレームを
使用し、ベントホールピンの先端形状を上記凸状突起部
と噛み合う凹状としたので、ベントホール部分への樹脂
の流れによる樹脂パリの発生を防止することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図は本発明の実施例を示す樹脂封止型半導体装置の
製造工程図である。
まず、第1図(a)に示すように、上金型20、及び凹
状窪み部23が形成されたベントホールピン22を有す
る下金型21を用意する。ここでは、ゲートは省略され
ている。
次に、第I図(b)に示すように、半導体素子31を凸
状突起部32−1が形成されたグイバッド32a上に固
着し、金線等のワイヤを用いてリードフレーム32と配
線バッド33とを接続する。このように配線されたリー
ドフレーム32を戒形金型の上金型20と下金型2lと
で挾み込み、一定の温度・圧力の下で、ゲート24から
熱硬化型の封止樹脂35を流し込む。この時、ベントホ
ールピン22に設けられた凹状窪み部23とダイバッド
32aの凸状突起部32lとは噛み合い、ダイパフド3
2aはベントホールピン22に固定されているため、ダ
イパソド32aとベントホールピン22の先端とは、封
止樹脂35の流れ36の影響を受けることなく密着して
いる。
従って、ベントホール部分に封止樹脂35が回り込むこ
とはなくなり、第1図(c)に示すように、ダイバッド
32aの下方をベントホール36部分に完全に露出させ
ることができる.なお、第1図(c)において、32b
はインナリード、32cはアウタリードである. 上記したように、この実施例においては、リードフレー
ム32のダイパッド32aの裏面に凸状突起部32−1
を形戒すると共に、ベントホールピン22の先端を、ダ
イパッド32aの裏面に設けた凸状突起部32−1とは
逆形状のカルデラ式に、つまり、戒形金型の上金型20
と下金型21とでリードフレーム32を挟み込んだ時、
ダイバソド32aとベントホールピン22の先端とがう
まく噛み合うような形状に設計・製造される。このため
、樹脂封止する際にゲート24から封止樹脂35を流し
込んでも、第1図(b)′に示すように、ベントホール
ピン22の先端部に設けた凹状窪み部23のダム部分2
3a、及びダイバッド32aの凸状突起部32−1によ
り、熱硬化型の封止樹脂35はベントホール部分に回り
込むことはなく硬化する。従って、樹脂パリの発生を防
止することができる。
また、第5図に示すように、ベントホールピン43の先
端を90゜に形成した凹状窪み部44を設け、ダイパッ
ド4lの裏面に形戒する凸状突起部42をこれに対応す
る形状に構成したり、第6図に示すように、ベントホー
ルピン53の先端にRをつけた形状の凹状窪み部54を
設け、グイバッド5lの裏面に形戒する凸状突起部52
をこれに対応した形状に構戒するようにしてもよい。
このようにして得られた樹脂封止型半導体装置は、ベン
トホールの本来の機能を充分に発揮することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、本発明によれば、ダイパ
ッドの裏面に凸状突起部を形成したリードフレームと、
該リードフレームと逆形状の凹状窪み部を有するベント
ホールピンとを組み合わせるようにしたので、ベントホ
ール部分への樹脂の回り込みがなくなり、ダイパッドが
完全に露出することができる.従って、ベントホールの
機能を充分に発揮することができる。即ち、封止樹脂が
水分を吸収し、基板に半田付けされる際にその熱によっ
て水分が蒸気化し、急激に膨張することにより発生する
樹脂部分の膨れ、クラック、断線などを防止することが
できる。
従って、半田耐熱性の向上、更には、樹脂封止型半導体
装置自体の信頼性の向上を図ることができる.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す樹脂封止型半導体装置の
製造工程図、第2図は従来の樹脂封止型半導体装置の断
面図、第3図は従来の樹脂封止型半導体装置の樹脂戒形
金型の断面図、第4図は従来技術の問題点説明図、第5
図は本発明の他の実施例を示す要部断面図、第6図は本
発明の更なる他の実施例を示す要部断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 半導体素子を固着するダイパッドの下方にベントホール
    を具備する樹脂封止型半導体装置の製造方法において、 前記ダイパッドの裏面に凸状突起部を形成したリードフ
    レームを使用し、前記凸状突起部と噛み合う形状のベン
    トホールピンを設けた金型で樹脂封止することを特徴と
    する樹脂封止型半導体装置の製造方法。
JP23296089A 1989-09-11 1989-09-11 樹脂封止型半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP2755719B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016072503A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 エスアイアイ・セミコンダクタ株式会社 半導体装置及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016072503A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 エスアイアイ・セミコンダクタ株式会社 半導体装置及びその製造方法

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