JPH03204945A - 樹脂封止型半導体装置の製造方法 - Google Patents
樹脂封止型半導体装置の製造方法Info
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- JPH03204945A JPH03204945A JP2026118A JP2611890A JPH03204945A JP H03204945 A JPH03204945 A JP H03204945A JP 2026118 A JP2026118 A JP 2026118A JP 2611890 A JP2611890 A JP 2611890A JP H03204945 A JPH03204945 A JP H03204945A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
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- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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-
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- H01L2924/181—Encapsulation
- H01L2924/1815—Shape
Landscapes
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、樹脂封止型半導体装置の製造方法に関するも
のである。
のである。
(従来の技術)
従来、このような分野の技術としては、例えば以下に示
すようなものがあった。
すようなものがあった。
第2図はかかる従来の樹脂封止型半導体装置の断面図で
ある。
ある。
ここでは、基板上に設けられたフットプリント上に表面
実装されるガルウィング型のリードを有するパッケージ
(QPP: Quad Flat Package、又
はSOP: Small 0utline Packa
ge)を例に挙げて説明する。
実装されるガルウィング型のリードを有するパッケージ
(QPP: Quad Flat Package、又
はSOP: Small 0utline Packa
ge)を例に挙げて説明する。
この図において、1は半導体素子であり、側辺に分割さ
れた後、共晶又は接着材等により半導体素子搭載部(以
下、ダイパッドという)2aに固着される。続いて、金
線等のワイヤ4を用いてインナリード2bと配線バッド
3とを接続し、エポキシ系樹脂等の熱硬化性樹脂5で封
止する。更に、アウタリード2Cに対し、半田等の端子
処理及び曲げ加工を施すことによって製品を得る。
れた後、共晶又は接着材等により半導体素子搭載部(以
下、ダイパッドという)2aに固着される。続いて、金
線等のワイヤ4を用いてインナリード2bと配線バッド
3とを接続し、エポキシ系樹脂等の熱硬化性樹脂5で封
止する。更に、アウタリード2Cに対し、半田等の端子
処理及び曲げ加工を施すことによって製品を得る。
この樹脂封止型半導体装置の特徴として、ダイパッド2
aの下に穴(以下、ベントホールという)6が設けられ
ていることが挙げられる。このようなベントホールが設
けられる理由について、以下に説明する。
aの下に穴(以下、ベントホールという)6が設けられ
ていることが挙げられる。このようなベントホールが設
けられる理由について、以下に説明する。
先に述べたように、この樹脂封止型半導体装置は、エポ
キシ系樹脂等の熱硬化性樹脂5を用いて構成されている
。この樹脂5は水分を吸収する性質を持っていることか
ら、この樹脂5で封止された半導体装置は、室内に保管
されているだけで徐々に吸湿するということは周知の事
実である。ここで吸収された水分は、熱硬化性樹脂5と
金属であるグイバンド2aやインナリード2bの界面に
蓄積される。このような状態の下でこの樹脂封止型半導
体装置を基板上に半田付けすると、上記吸収された水分
が半田の熱によって蒸気化し、急激に膨張する。この時
、その装置に水分を逃がす構造がないと、水分の急、激
な膨張により、その装置の樹脂部分が膨れ、最悪の場合
、クランク(亀裂)が生じたり配線ワイヤが断線する等
、装置自体の信顧性上の問題がある。
キシ系樹脂等の熱硬化性樹脂5を用いて構成されている
。この樹脂5は水分を吸収する性質を持っていることか
ら、この樹脂5で封止された半導体装置は、室内に保管
されているだけで徐々に吸湿するということは周知の事
実である。ここで吸収された水分は、熱硬化性樹脂5と
金属であるグイバンド2aやインナリード2bの界面に
蓄積される。このような状態の下でこの樹脂封止型半導
体装置を基板上に半田付けすると、上記吸収された水分
が半田の熱によって蒸気化し、急激に膨張する。この時
、その装置に水分を逃がす構造がないと、水分の急、激
な膨張により、その装置の樹脂部分が膨れ、最悪の場合
、クランク(亀裂)が生じたり配線ワイヤが断線する等
、装置自体の信顧性上の問題がある。
この問題を解決するために設けられたのが、ベントホー
ルである。このようにベントホールを設けることにより
、樹脂封止型半導体装置の半田付けの際に生じる水分の
急激な膨張を逃がし、上記クラックや断線をなくすこと
ができ、装置の信顧性を向上させることができる。
ルである。このようにベントホールを設けることにより
、樹脂封止型半導体装置の半田付けの際に生じる水分の
急激な膨張を逃がし、上記クラックや断線をなくすこと
ができ、装置の信顧性を向上させることができる。
第3図は従来の樹脂封止型半導体装置の樹脂成形金型の
断面図である。
断面図である。
この樹脂成形金型は、上金型10と下金型11とで構成
されており、下金型11にはベントホールを形成するた
めのベントホールピン12が設けられている。そこで、
半導体素子1を固着して配線を完了した状態のリードフ
レーム2(第2図参照)を、上記上金型10と下金型1
1とで挟み込み、一定の温度・圧力の下で熱硬化性樹脂
を流し込むことにより、第2図に示すような構造の樹脂
封止型半導体装置を得る。なお、第2図において、ゲー
トは省略されている。
されており、下金型11にはベントホールを形成するた
めのベントホールピン12が設けられている。そこで、
半導体素子1を固着して配線を完了した状態のリードフ
レーム2(第2図参照)を、上記上金型10と下金型1
1とで挟み込み、一定の温度・圧力の下で熱硬化性樹脂
を流し込むことにより、第2図に示すような構造の樹脂
封止型半導体装置を得る。なお、第2図において、ゲー
トは省略されている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記した樹脂成形金型によって樹脂封止
成形された半導体装置においては、第4図に示すように
、成形する際の圧力のバラツキや熱硬化性樹脂5の流れ
によって、ダイパッド2aが浮き上がったり、ベントホ
ールピン12(第3図参照)の摩耗によって、グイパッ
ド2aとベントホールピン12の間に隙間が生し、そこ
に熱硬化性樹脂5が回り込むことにより、ダイパッド2
aの下部があたかも薄膜7で覆われているようになって
しまうことがある。これが原因で、上記ベントホールが
本来の機能を発揮できず、半田付けの熱による樹脂部分
の膨れ、クランク、断線などを防止することができず、
樹脂封止型半導体装置の信鯨性上問題があづた。
成形された半導体装置においては、第4図に示すように
、成形する際の圧力のバラツキや熱硬化性樹脂5の流れ
によって、ダイパッド2aが浮き上がったり、ベントホ
ールピン12(第3図参照)の摩耗によって、グイパッ
ド2aとベントホールピン12の間に隙間が生し、そこ
に熱硬化性樹脂5が回り込むことにより、ダイパッド2
aの下部があたかも薄膜7で覆われているようになって
しまうことがある。これが原因で、上記ベントホールが
本来の機能を発揮できず、半田付けの熱による樹脂部分
の膨れ、クランク、断線などを防止することができず、
樹脂封止型半導体装置の信鯨性上問題があづた。
本発明は、上記したベントホールが設けられた樹脂封止
型半導体装置において、樹脂成形する際にベントホール
部分へ樹脂が回り込み、樹脂バリが発生することにより
、ベントホール本来の機能が発揮できないという問題点
を除去し、品質の優れた信幀性の高い樹脂封止型半導体
装置の製造方法を提供することを目的とする。
型半導体装置において、樹脂成形する際にベントホール
部分へ樹脂が回り込み、樹脂バリが発生することにより
、ベントホール本来の機能が発揮できないという問題点
を除去し、品質の優れた信幀性の高い樹脂封止型半導体
装置の製造方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本発明は、上記目的を達成するために、半導体素子を固
着するダイバッドの下方にベントホールを具備する樹脂
封止型半導体装置の製造方法において、樹脂成形金型の
ベントホールピンにバキューム孔を設け、成形する際に
ダイパッドを吸引し、該ダイパッドと前記ベントホール
ピンとを密着させ、該ベントホール部分に前記ダイパッ
ドが完全に露出するようにしたものである。
着するダイバッドの下方にベントホールを具備する樹脂
封止型半導体装置の製造方法において、樹脂成形金型の
ベントホールピンにバキューム孔を設け、成形する際に
ダイパッドを吸引し、該ダイパッドと前記ベントホール
ピンとを密着させ、該ベントホール部分に前記ダイパッ
ドが完全に露出するようにしたものである。
また、半導体素子を固着するダイパッドの下方にベント
ホールを具備する樹脂封止型半導体装置の製造方法にお
いて、グイバンドのベントホール側にベントホールの大
きさよりやや小さな、封止樹脂と著しく密着性の悪い材
質からなるテープを接着し、ベントホール部分への樹脂
のまわり込みによる樹脂バリを最小限に抑え、ベントホ
ールにグイパッドが露出するようにしたものである。
ホールを具備する樹脂封止型半導体装置の製造方法にお
いて、グイバンドのベントホール側にベントホールの大
きさよりやや小さな、封止樹脂と著しく密着性の悪い材
質からなるテープを接着し、ベントホール部分への樹脂
のまわり込みによる樹脂バリを最小限に抑え、ベントホ
ールにグイパッドが露出するようにしたものである。
(作用)
本発明によれば、上記したように、ベントホールが設け
られた樹脂封止型半導体装置の製造方法において、樹脂
成形の際に使用する金型のベントホールピンにバキュー
ム孔を設け、成形時にそのバキューム孔からダイバッド
を吸引することにより、樹脂の流れによるグイバンドの
浮き上がりをなくし、ベントホールピンの摩耗によるダ
イパッドとベントホールピン間との隙間の発生を防止し
、ベントホールが常時その役割を充分に果たせるように
したものである。
られた樹脂封止型半導体装置の製造方法において、樹脂
成形の際に使用する金型のベントホールピンにバキュー
ム孔を設け、成形時にそのバキューム孔からダイバッド
を吸引することにより、樹脂の流れによるグイバンドの
浮き上がりをなくし、ベントホールピンの摩耗によるダ
イパッドとベントホールピン間との隙間の発生を防止し
、ベントホールが常時その役割を充分に果たせるように
したものである。
また、ダイパッドのベントホール側にベントホールの大
きさよりやや小さな、封止樹脂と著しく密着性の悪い材
質からなるテープを接着し、ベントホール部分への樹脂
のまわり込みによる樹脂/slりを最小限に抑え、ベン
トホールにダイバ・ンドが露出するようにしたので、ベ
ントホールの効果を十分発揮できるようになる。即ち、
封止樹脂が水分を吸湿し、基板に半田付けされる際に、
水蒸気化し、急激に膨張することによる樹脂部分の膨れ
、クランクや断線等の信頼性上の問題点を除去し、半田
耐熱性の向上を図ることができる。
きさよりやや小さな、封止樹脂と著しく密着性の悪い材
質からなるテープを接着し、ベントホール部分への樹脂
のまわり込みによる樹脂/slりを最小限に抑え、ベン
トホールにダイバ・ンドが露出するようにしたので、ベ
ントホールの効果を十分発揮できるようになる。即ち、
封止樹脂が水分を吸湿し、基板に半田付けされる際に、
水蒸気化し、急激に膨張することによる樹脂部分の膨れ
、クランクや断線等の信頼性上の問題点を除去し、半田
耐熱性の向上を図ることができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は本発明の第1実施例を示す樹脂封止型半導体装
置の製造工程図である。
置の製造工程図である。
まず、第1図(a)に示すように、上金型20、及びバ
キューム孔23が形成されたベントホールピン22を有
する下金型21を用意する。ここでは、ゲートは省略さ
れている。
キューム孔23が形成されたベントホールピン22を有
する下金型21を用意する。ここでは、ゲートは省略さ
れている。
次に、第1図(b)に示すように、半導体素子31をダ
イパッド32a上に固着し、金線等のワイヤ34を用い
てリードフレーム32と配線バッド33とを接続する。
イパッド32a上に固着し、金線等のワイヤ34を用い
てリードフレーム32と配線バッド33とを接続する。
このように、配線されたリードフレーム32を成形金型
の上金型20と下金型21とで挟み込み、一定の温度・
圧力の下で、ゲート24から熱硬化型の封止樹脂35を
流し込む、この時、ベントホールピン22に設けられた
バキューム孔23によりダイパッド32aは吸引されて
いるため、ダイパッド32aとベントホールピン22の
先端とは、封止樹脂35の流れ36の影響を受けること
なく密着している。
の上金型20と下金型21とで挟み込み、一定の温度・
圧力の下で、ゲート24から熱硬化型の封止樹脂35を
流し込む、この時、ベントホールピン22に設けられた
バキューム孔23によりダイパッド32aは吸引されて
いるため、ダイパッド32aとベントホールピン22の
先端とは、封止樹脂35の流れ36の影響を受けること
なく密着している。
従って、ベントホール部分に封止樹脂35が回り込むこ
とはなく、第1図(c)に示すように、グイパッド32
aをベントホール36部分に完全に露出させることがで
きる。
とはなく、第1図(c)に示すように、グイパッド32
aをベントホール36部分に完全に露出させることがで
きる。
第5図は本発明の第2実施例を示す樹脂封止型半導体装
置の製造工程図、第6図はその樹脂封止型半導体装置の
ベント部分の平面図である。
置の製造工程図、第6図はその樹脂封止型半導体装置の
ベント部分の平面図である。
まず、第5図(a)に示すように、上金型20、ベント
ホールピン40を有する下金型21を用意する。
ホールピン40を有する下金型21を用意する。
ここでは、ゲートは省略されている。
次に、第5図(b)に示すように、リードフレーム32
のダイパッド32aの下方、つまり、素子搭載と逆側(
ベントホール側)に、封止樹脂(エポキシ系樹脂等の熱
硬化性樹脂)と密着性の著しく悪い材質からなる、ある
程度の厚みを持ったテープ41を接着する。このテープ
41の大きさは、ベントホールの大きさより、やや小さ
くなるように構成されている。そして、このリードフレ
ームのグイパッド32aに半導体素子31が搭載され、
該半導体素子31とリードフレーム32のインナリード
とはワイヤ34により接続される。そして、ベントホー
ルピン40は、テープ41に当接する。そこで、一定の
温度・圧力の下で、ゲート24から熱硬化型の封止樹脂
35を流し込む。
のダイパッド32aの下方、つまり、素子搭載と逆側(
ベントホール側)に、封止樹脂(エポキシ系樹脂等の熱
硬化性樹脂)と密着性の著しく悪い材質からなる、ある
程度の厚みを持ったテープ41を接着する。このテープ
41の大きさは、ベントホールの大きさより、やや小さ
くなるように構成されている。そして、このリードフレ
ームのグイパッド32aに半導体素子31が搭載され、
該半導体素子31とリードフレーム32のインナリード
とはワイヤ34により接続される。そして、ベントホー
ルピン40は、テープ41に当接する。そこで、一定の
温度・圧力の下で、ゲート24から熱硬化型の封止樹脂
35を流し込む。
すると、第6図に示すように、封止樹脂の流れにより、
ベントホールに樹脂の回り込みによる樹脂バリ42が発
生するが、テープ41が防波堤の役割を果たしベントホ
ールにはダイパッドが完全に露出されることになり、ベ
ントホールの効果を十分発揮できるようになる。
ベントホールに樹脂の回り込みによる樹脂バリ42が発
生するが、テープ41が防波堤の役割を果たしベントホ
ールにはダイパッドが完全に露出されることになり、ベ
ントホールの効果を十分発揮できるようになる。
従って、封止樹脂35がベントホール部分に回り込むこ
とはなく、第5図(c)に示すように、ダイパッド32
aをベントホール36の部分に完全に露出させることが
できる。
とはなく、第5図(c)に示すように、ダイパッド32
aをベントホール36の部分に完全に露出させることが
できる。
なお、テープ41は樹脂流れの防波堤となるために、あ
る程度十分な厚み(例えば、50μm以上)をもってい
なくてはならない、また、テープ41とダイパッド32
aの接着には、接着剤が使用されるが、この密着性が悪
い場合、封止樹脂がテープ41とダイパッド32aの隙
間に充填される恐れがあるため、ダイパッド32aとテ
ープ41の両方と密着性の良好な接着剤の採用が望まし
い、但し、密着性が悪い接着剤を使用しても樹脂の回り
込みは最小限に阻止することは、十分可能であり、更に
、テープを成形後、剥がすようにすると、ベントホール
の効果をより発揮できる。
る程度十分な厚み(例えば、50μm以上)をもってい
なくてはならない、また、テープ41とダイパッド32
aの接着には、接着剤が使用されるが、この密着性が悪
い場合、封止樹脂がテープ41とダイパッド32aの隙
間に充填される恐れがあるため、ダイパッド32aとテ
ープ41の両方と密着性の良好な接着剤の採用が望まし
い、但し、密着性が悪い接着剤を使用しても樹脂の回り
込みは最小限に阻止することは、十分可能であり、更に
、テープを成形後、剥がすようにすると、ベントホール
の効果をより発揮できる。
第7図は本発明の第3実施例を示す樹脂封止型半導体装
置の製造工程図、第8図はその樹脂封止型半導体装置の
ベント部分の平面図である。
置の製造工程図、第8図はその樹脂封止型半導体装置の
ベント部分の平面図である。
この実施例においては、前記実施例と同様に、テープ4
3が樹脂流れの防波堤の役割を果たすが、そのテープ4
3には中央に穴44を形成するようにしている。
3が樹脂流れの防波堤の役割を果たすが、そのテープ4
3には中央に穴44を形成するようにしている。
このように構成したので、ダイパッド32aとテープ4
3を接着する接着剤が密着性が悪い場合でも、穴44が
ベントホールの機能を発揮する。
3を接着する接着剤が密着性が悪い場合でも、穴44が
ベントホールの機能を発揮する。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
(発明の効果)
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、次のよ
うな効果を奏することができる。
うな効果を奏することができる。
(1)ベントホールピンにバキューム孔を設けることに
より、樹脂成形する際にグイバンドを吸引し、ダイパッ
ドとベントホールピンとの間の隙間をなくすようにした
ので、ベントホール部分への樹脂の回り込みがなくなり
、グイパッドが完全に露出するため、ベントホールの効
果を充分に発揮することができる。即ち、封止樹脂が水
分を吸収し、基板に半田付けされる際に、その熱によっ
て水分が蒸気化し、急激に膨張することにより発生する
樹脂部分の膨れ、クラック、断線などを防止することが
できる。
より、樹脂成形する際にグイバンドを吸引し、ダイパッ
ドとベントホールピンとの間の隙間をなくすようにした
ので、ベントホール部分への樹脂の回り込みがなくなり
、グイパッドが完全に露出するため、ベントホールの効
果を充分に発揮することができる。即ち、封止樹脂が水
分を吸収し、基板に半田付けされる際に、その熱によっ
て水分が蒸気化し、急激に膨張することにより発生する
樹脂部分の膨れ、クラック、断線などを防止することが
できる。
(2)リードフレームのダイパッドの下方に、ベントホ
ールの大きさよりやや小さな、封止樹脂との著しく密着
性の悪い材質で構成され、ある程度の厚みをもったテー
プを接着することにより、樹脂成形の際に発生するベン
トホール部分への樹脂の回り込みによる樹脂バリを最小
限に抑え、ベントホール部分にグイパッドが露出するた
め、ベントホールの効果を十分発揮することができる。
ールの大きさよりやや小さな、封止樹脂との著しく密着
性の悪い材質で構成され、ある程度の厚みをもったテー
プを接着することにより、樹脂成形の際に発生するベン
トホール部分への樹脂の回り込みによる樹脂バリを最小
限に抑え、ベントホール部分にグイパッドが露出するた
め、ベントホールの効果を十分発揮することができる。
従って、半田耐熱性の向上、更には、樹脂封止型半導体
装置自体の信顧性の向上を図ることができる。
装置自体の信顧性の向上を図ることができる。
第1図は本発明の第1実施例を示す樹脂封止型半導体装
置の製造工程図、第2図は従来の樹脂封止型半導体装置
の断面図、第3図は従来の樹脂封止型半導体装置の樹脂
成形金型の断面図、第4図は従来技術の問題点説明図、
第5図は本発明の第2実施例を示す樹脂封止型半導体装
置の製造工程図、第6図はその樹脂封止型半導体装置の
ベント部分の平面図、第7図は本発明の第3実施例を示
す樹脂封止型半導体装置の製造工程図、第8図はその樹
脂封止型半導体装置のベント部分の平面図である。 20・・・上金型、21・・・下金型、22.40・・
・ベントホールピン、23・・・バキューム孔、24・
・・ゲート、31・・・半導体素子、32・・・リード
フレーム、32a・・・ダイパッド、34・・・ワイヤ
、35・・・封止樹脂、36・・・ベントホール、41
.43・・・テープ、42・・・樹脂バリ、44・・・
穴。
置の製造工程図、第2図は従来の樹脂封止型半導体装置
の断面図、第3図は従来の樹脂封止型半導体装置の樹脂
成形金型の断面図、第4図は従来技術の問題点説明図、
第5図は本発明の第2実施例を示す樹脂封止型半導体装
置の製造工程図、第6図はその樹脂封止型半導体装置の
ベント部分の平面図、第7図は本発明の第3実施例を示
す樹脂封止型半導体装置の製造工程図、第8図はその樹
脂封止型半導体装置のベント部分の平面図である。 20・・・上金型、21・・・下金型、22.40・・
・ベントホールピン、23・・・バキューム孔、24・
・・ゲート、31・・・半導体素子、32・・・リード
フレーム、32a・・・ダイパッド、34・・・ワイヤ
、35・・・封止樹脂、36・・・ベントホール、41
.43・・・テープ、42・・・樹脂バリ、44・・・
穴。
Claims (3)
- (1)半導体素子を固着するダイパッドの下方にベント
ホールを具備する樹脂封止型半導体装置の製造方法にお
いて、 樹脂成形金型のベントホールピンにバキューム孔を設け
、成形する際にダイパッドを吸引し、該ダイパッドと前
記ベントホールピンとを密着させ、該べントホール部分
に前記ダイパッドが完全に露出するようにしたことを特
徴とする樹脂封止型半導体装置の製造方法。 - (2)半導体素子を固着するダイパッドの下方にベント
ホールを具備する樹脂封止型半導体装置の製造方法にお
いて、 ダイパッドのベントホール側にベントホールの大きさよ
りやや小さな、封止樹脂と著しく密着性の悪い材質から
なるテープを接着し、べントホール部分への樹脂のまわ
り込みによる樹脂バリを最小限に抑え、ベントホールに
ダイパッドが露出するようにしたことを特徴とする樹脂
封止型半導体装置の製造方法。 - (3)請求項2記載の樹脂封止型半導体装置の製造方法
において、前記テープの中心部に穴を形成してなること
を特徴とする樹脂封止型半導体装置の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23295989 | 1989-09-11 | ||
JP1-232959 | 1989-09-11 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03204945A true JPH03204945A (ja) | 1991-09-06 |
Family
ID=16947552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2026118A Pending JPH03204945A (ja) | 1989-09-11 | 1990-02-07 | 樹脂封止型半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03204945A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7049166B2 (en) * | 2000-08-17 | 2006-05-23 | Authentec, Inc. | Methods and apparatus for making integrated circuit package including opening exposing portion of the IC |
-
1990
- 1990-02-07 JP JP2026118A patent/JPH03204945A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7049166B2 (en) * | 2000-08-17 | 2006-05-23 | Authentec, Inc. | Methods and apparatus for making integrated circuit package including opening exposing portion of the IC |
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