JPH0386452A - ノズル先端面の研削装置 - Google Patents

ノズル先端面の研削装置

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JPH0386452A
JPH0386452A JP21822189A JP21822189A JPH0386452A JP H0386452 A JPH0386452 A JP H0386452A JP 21822189 A JP21822189 A JP 21822189A JP 21822189 A JP21822189 A JP 21822189A JP H0386452 A JPH0386452 A JP H0386452A
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JP
Japan
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nozzle
cup
tip
tip surface
tip edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP21822189A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Tanaka
徹也 田中
Kazumasa Kishi
岸 和昌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Publication date
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Publication of JPH0386452A publication Critical patent/JPH0386452A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、例えば磁気テープ等の帯状の被塗布部材の表
面に先端面を近接させ、その先端面が該被塗布部材の全
幅に亙って延びるノズルの該先端面を、カップ型砥石で
研削するノズル先端面の研削装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のノズルとしては、第8図に示すように、
ノズル本体lの先端部に互いに平行に対面させられた超
硬合金製の先端部材2.2を設け、これら先端部材2.
2の間のスロット3から、例えば磁気塗料を噴出するよ
うに構成されたものが知られている。そして、上記各先
端部材2は、ノズル本体lにボルトあるいはろう付けに
より固定されており、その先端面2aが図示しない磁気
テープ(被塗布部材)の全幅に亙って平行に延在するよ
うに細長く形成されている。
そして、上記先端面2aは、第6図ないし第7図に示す
ように、先端部材2をノズル本体1に固定した状態で、
カップ型砥石4の端面4aの2箇所によって研削される
。この場合、ノズル本体lを先端面2aの長手方向に移
動しながら、該先端面2aの研削を行う。
上記のように構成されたノズルにおいては、連続して送
られてくる磁気テープの表面に先端面2aを一定の間隔
を明けて近接させ、スロット3から磁気塗料を吐出する
ことによって、該磁気塗料を前記テープの表面に均一に
塗布している。
[発明が解決しようとする課題] このため、上記先端面2aの平面度や表面あらさが悪く
なると、磁気テープの表面と先端面2aとの間隔にばら
つきが生じ、該磁気テープの表面に塗布される磁気塗料
の厚さが変化してしまうことになる。したがって、先端
面2aの平面度を精度良く仕上げるとともに、表面あら
さも小さく仕上げる必要がある。
ところが、上記従来のカップ型砥石4による研削技術で
は、その端面4aの2箇所で研削しているので、後から
研削する側の端面4aではほとんど研削することがない
。このため、後から研削する側の端面4aと先端面2a
との間に、研削粉等が入り込むと、この研削粉等が先に
研削した先端面2aとカップ型砥石4の端面4aとの間
に噛み込んで、該先端面2aに傷がつき、これにより先
端面2aの表面あらさや平面度が悪くなってしまうとい
う欠点がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ノズ
ルの先端面の平面度を精度良く仕上げることができると
ともに、表面あらさを小さく仕上げることのできるノズ
ル先端面の研削装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記目的を達成するため、磁気テープ等の帯
状の被塗布部材の表面に先端面を近接させ、その先端面
が被塗布部材の全幅に亙って延びるノズルの該先端面を
カップ型砥石で研削するノズル先端面の研削装置におい
て、前記カップ型砥石の軸心を前記先端面の垂線に対し
て該先端面の長手方向に所定の角度傾け、該カップ型砥
石の端面に、外周縁から内周縁に向けて前記角度の勾配
で膨出する円錐面状の面取部を形成したものである。
[作用 ] 本発明においては、カップ型砥石の軸心がノズルの先端
面の長手方向に傾けられているので、該カップ型砥石の
端面の一つの箇所で、該先端面を研削することになる。
このため、カップ型砥石の端面の2箇所で研削する場合
の研削粉等の噛み込みによる傷を解消することができる
そして、カップ型砥石の面取部がノズルの先端面に当接
することになるから、カップ型砥石の軸心を傾けること
による該カップ型砥石の接触面積の減少を抑えることが
できる。
[実施例] 以下、第1図ないし第5図を参照して本発明の一実施例
を説明する。ただし、第6図ないし第8図に示す構成要
素と共通する要素には同一の符号を付しその説明を簡略
化する。
第1図ないし第2図において、11はカップ型砥石であ
り、その端面11aは軸心を仮想頂点とする円錐状に形
成され、該端面11aの傾きはその軸線に直交する面に
対して角度αになっているそして、カップ型砥石+1は
、その軸心がノズルの先端面2aの長手方向に角度αだ
け傾斜されて用いられる。
また、ノズルの各先端部材2は、第3図に示すよウニ、
断面視においてスロット3の中心位置から、先端面2a
の幅方向に角度βまたは角度γで傾斜されている。
したがって、上記カップ型砥石11は、その軸心が先端
面2aの幅方向にも角度βまたは角度γで傾斜されてい
る。
そして、上記カップ型砥石11は、゛第4図ないし第5
図に示す研削盤に装着されて、その軸心が上記のように
2方向に傾斜されるようになっている。すなわち、研削
盤の図示しないコラムには、主軸装置!2を取り付ける
ための取付部材(傾斜手段)13が固定されている。
取付部材13は、上記コラムに固定するための円板体1
4と、この円板体14から図示しないテーブルの上方に
突出して前記主軸装置12を保持する保持部材15とに
よって構成されている。
円板体14は、その外周部近傍に円弧状に形成された複
数個(この実施例においては4つ)の長穴14aを有し
ており、その長穴に挿通されるボルト16によって、コ
ラムに取り付けられるようになっている。
保持部材I5は、円板体!4の表面から垂直に突出する
長方形の板状の部材によって形成されたものであり、そ
の先端部には図示しない穴が形成されており、この穴お
よび紋穴に挿通するボルト17によって主軸装置12を
保持するようになっている。
主軸装置12は、砥石軸18と、この砥石軸18の上下
の端部をベアリング(図示せず)を介して軸を中心に回
転自在に支持する砥石軸スリーブ19と、この砥石軸ス
リーブ19を軸方向に移動可能かつ所定の位置に固定可
能に保持する円筒状の主軸ハウジング12aと、この主
軸ハウジング12aの上端にブラケット20を介して取
り付けられ、■ベルト21および一対のVベルト車22
.23を介して砥石軸18を回転駆動する電動モータ2
4とを備えたものである。そして、上記カップ型砥石I
Iは、該砥石11に形成された砥石フランジllbを介
して、砥石軸18の下端部に着脱ボルト25で取り付け
られ、該砥石軸18に同軸にされる。
上記のように構成された研削盤においては、長穴14a
の範囲内で円板体14の回転方向の位置が調整され、こ
れによってテーブルの送り方向Aへの砥石軸I8の傾き
が設定される。すなわち、前記角度αが設定される。ま
た、ボルト■7を中心とする主軸装置I2の回転方向の
位置が調整され、これによりテーブルの送り方向に直交
した方向への砥石軸I8の傾きが設定される。すなわち
、前記角度βまたは角度γが設定される。そして、実際
にノズルの先端部材2の先端面2aを研削するには、該
先端面2aの長手方向をテーブルの送り方向に一致させ
てノズル本体1をテーブルに固定し、円板体14の回転
方向の位置を調整することによって角度αを設定し、主
軸装置I2の回転方向の位置を調整することによって角
度βあるいは角度γを設定する。
このように角度αおよび角度βもしくは角度γを設定し
た状態で、先端部材2の先端面2aを研削すると、該先
端面2aはカップ型砥石[1の端面11aの一箇所で研
削され、幅方向に角度βもしくは角度γで傾斜された平
面に仕上がる。
また、上記角度αは、先端面2aの幅が2mm〜5mm
で、カップ型砥石11の外径が50+nm〜200mm
の場合、0.01’ 〜3.0’に設定することが好ま
しい。この理由は、o、ot”未満の場合には、通常使
用される最小外径50mmのカップ型砥石を用いた場合
、後から研削する位置の端面11aが先端部材2の先端
面2aから予分離れないため、該端面11aと先端面2
aとの間に切削粉等が入って、該先端面2aに傷が生じ
る危険があるからであり、3.0°を超える場合には、
先端面2aの幅方向の中央部が凹状に削られて、平面度
が悪くなるからである。そして、上記の理由から、カッ
プ型砥石IIの外径をD1先端而2aの幅をSとした場
合、D/Sは、10−100に設定することが好ましい
上記のように構成された研削盤によれば、カップ型砥石
11の端面11aの2箇所で研削する場合の研削粉等の
噛み込みによる傷が生じることがないから、ノズルの先
端面の平面度を精度良く仕上げることができるとともに
、表面あらさも小さく仕上げることのでき、この結果、
磁気テープの表面に磁気塗料を均一な厚さに塗布するこ
とのできるノズルが得られるという顕著な作用効果を奏
する。
また、端面11aが円錐面状に形成されているから、該
端面11aが平面状に形成されている場合に比べて、先
端部材2の先端面2aに接触する面積が増え、より能率
よく先端面2aを研削することができるという利点があ
る。
なお、上記実施例においては、傾斜手段として、取付部
材I3を示し、この取付部材13は、長穴14aを有す
る円板体14によって、カップ型砥石の軸心の角度を変
更するように構成したが、傾斜手段としては、前記取付
部材13によらず、テーブルを傾斜させることによって
、ノズルの先端面2aの長手方向に対してカップ型砥石
の軸心を変化させるように構成(またものであってもよ
い。
また、面取部として端面11aの全体を円錐面状に傾斜
するように形成したが、この面取部は、端面の一部に、
外周縁側から内周縁側に向けて円錐面状に膨出するよう
に形成してもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、カップ型砥石の
細心がノズルの先端面の長手方向に傾けられているので
、該カップ型砥石の端面の一つの箇所で、該先端面を研
削することができる。このため、カップ型砥石の端面の
2箇所で研削する場合の研削粉等の噛み込みによる傷を
解消することができる。
したがって、ノズルの先端面の平面度を精度良く仕上げ
ることができるとともに、表面あらさも小さく仕上げる
ことができる。そして、この結果、磁気テープの表面に
磁気塗料を均一な厚さに塗布することのできるノズルが
得られるという顕著な作用効果を奏する。
しかも、カップ型砥石の端面に面取部が形成さである。
れているから、該面取部でノズルの先端面を切削するこ
とになり、端面が平面状に形成されたカップ型砥石に比
べて、軸心を傾けた際に生じる砥石の端面とノズルの先
端面との接触面積の減少を小さく抑えることができる。
したがって、研削能率の低下を小さく抑えることができ
るという利点がある。なお、面取部を端面の全面に亙っ
て形成した場合には、端面が平面状に形成されたものよ
り、上記接触面積は増大する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示す図であっ
て、第1図はカップ型砥石で先端面を研削する状態を示
す側面図、第2図は同カップ型砥石で先端面を研削する
状態を示す平面図、第3図は先端部材の断面図、第4図
は研削盤の要部正面図、第5図は同研削盤の要部側面図
、第6図ないし第8図は従来例として示した図であって
、第6図はカップ型砥石で先端面を研削する状態を示す
側面図、第7図は同カップ型砥石で先端面を研削する状
態を示す平面図、第8図はノズルの斜視図2a・・・ ・・先端面、 ・・カップ型砥石、 a・・・・・・端面、 ・・・・・角度。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 磁気テープ等の帯状の被塗布部材の表面に先端面を近接
    させ、その先端面が被塗布部材の全幅に亙って延びるノ
    ズルの該先端面をカップ型砥石で研削するノズル先端面
    の研削装置において、前記カップ型砥石の軸心が前記先
    端面の垂線に対して該先端面の長手方向に所定の角度傾
    けられ、該カップ型砥石の端面には、外周縁から内周縁
    に向けて前記角度の勾配で膨出する円錐面状の面取部が
    形成されていることを特徴とするノズル先端面の研削装
    置。
JP21822189A 1989-08-24 1989-08-24 ノズル先端面の研削装置 Pending JPH0386452A (ja)

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Cited By (4)

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KR100489241B1 (ko) * 2000-08-24 2005-05-17 주식회사 포스코 박판형 주편의 엣지 교정장치
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