JPH038438Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH038438Y2 JPH038438Y2 JP12322483U JP12322483U JPH038438Y2 JP H038438 Y2 JPH038438 Y2 JP H038438Y2 JP 12322483 U JP12322483 U JP 12322483U JP 12322483 U JP12322483 U JP 12322483U JP H038438 Y2 JPH038438 Y2 JP H038438Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- spring
- push rod
- teeth
- tooth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 5
- 210000001217 buttock Anatomy 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本案は印刷機の版締装置の改良に関するもので
ある。
ある。
従来の印刷機の版締装置を第１図乃至第５図に
より説明すると、Ａが咬え側、Ｂが咬え尻側、ａ
が版胴、ｂが版、d1が上歯、d2が下歯、ｉが同下
歯d2に設けた支えボルトで、同支えボルトｉの頭
部下側は半球状に形成され、これが上記上歯d1に
設けた凹球面ｊに当接していて、上歯d1が下歯d2
上に起伏可能に支持されている。なお上歯d1と下
歯d2とは、咬え側Ａと咬え尻側Ｂとにある。また
ｃが下歯d2に設けた版張りボルトで、この版張り
ボルトｃも咬え側Ａと咬え尻側Ｂとにある。また
ｇが咬え側Ａと咬え尻側Ｂとの間の版胴ａに設け
たストツパ、ｅが咬え側Ａの下歯d2に前後進可能
に嵌挿したバネ案内軸、ｆが上記ストツパｇと上
記下歯d2との間のバネ案内軸ｅの周りに介装した
バネで、同バネｆは、咬え側Ａの下歯d2を版胴ａ
に設けた切欠部の側面の方向へ付勢するようにな
つている。またｈが咬え尻側Ｂの上歯d1と下歯d2
との間に設けた締付カムで、同締付カムｈを回転
し、上歯d1を起伏して、版ｂの端縁を解放する
か、挾持固定するようになつている。なおこの締
付カムｈは、咬え側Ａの上歯d1と下歯d2との間に
もある。またｋが下歯d2のガイド部材、ｌが上歯
d1を起立方向に付勢するバネ、ｍが咬え尻Ｂ側の
下歯d2を固定するためのボルトで、版張りボルト
ｃを後退させて、咬え側Ａ及び咬え尻側Ｂの下歯
d2をバネｆにより版胴ａに設けた切欠部の側面へ
近づけ（隙間ｓを小さくし）、次いで咬え側Ａ及
び咬え尻側Ｂの締付カムｈを回転して、これら咬
え側Ａ及び咬え尻側Ｂ上歯d1を開き、次いで版ｂ
の両端縁を咬え側Ａ及び咬え尻側Ｂの上歯d1と下
歯d2との間へ挿入し、次いで締付カムｈを回転
し、咬え側Ａ及び咬え尻側Ｂの上歯d1を閉じて、
版ｂの両端縁を下歯d2とで挾持固定し、次いで版
張りボルトｃを前進させ、咬え尻側Ａの下歯d2を
版胴ａに設けた切欠部の側面から離隔して（隙間
ｓを大きくして）、版ｂに張力を与えるようにな
つている。
より説明すると、Ａが咬え側、Ｂが咬え尻側、ａ
が版胴、ｂが版、d1が上歯、d2が下歯、ｉが同下
歯d2に設けた支えボルトで、同支えボルトｉの頭
部下側は半球状に形成され、これが上記上歯d1に
設けた凹球面ｊに当接していて、上歯d1が下歯d2
上に起伏可能に支持されている。なお上歯d1と下
歯d2とは、咬え側Ａと咬え尻側Ｂとにある。また
ｃが下歯d2に設けた版張りボルトで、この版張り
ボルトｃも咬え側Ａと咬え尻側Ｂとにある。また
ｇが咬え側Ａと咬え尻側Ｂとの間の版胴ａに設け
たストツパ、ｅが咬え側Ａの下歯d2に前後進可能
に嵌挿したバネ案内軸、ｆが上記ストツパｇと上
記下歯d2との間のバネ案内軸ｅの周りに介装した
バネで、同バネｆは、咬え側Ａの下歯d2を版胴ａ
に設けた切欠部の側面の方向へ付勢するようにな
つている。またｈが咬え尻側Ｂの上歯d1と下歯d2
との間に設けた締付カムで、同締付カムｈを回転
し、上歯d1を起伏して、版ｂの端縁を解放する
か、挾持固定するようになつている。なおこの締
付カムｈは、咬え側Ａの上歯d1と下歯d2との間に
もある。またｋが下歯d2のガイド部材、ｌが上歯
d1を起立方向に付勢するバネ、ｍが咬え尻Ｂ側の
下歯d2を固定するためのボルトで、版張りボルト
ｃを後退させて、咬え側Ａ及び咬え尻側Ｂの下歯
d2をバネｆにより版胴ａに設けた切欠部の側面へ
近づけ（隙間ｓを小さくし）、次いで咬え側Ａ及
び咬え尻側Ｂの締付カムｈを回転して、これら咬
え側Ａ及び咬え尻側Ｂ上歯d1を開き、次いで版ｂ
の両端縁を咬え側Ａ及び咬え尻側Ｂの上歯d1と下
歯d2との間へ挿入し、次いで締付カムｈを回転
し、咬え側Ａ及び咬え尻側Ｂの上歯d1を閉じて、
版ｂの両端縁を下歯d2とで挾持固定し、次いで版
張りボルトｃを前進させ、咬え尻側Ａの下歯d2を
版胴ａに設けた切欠部の側面から離隔して（隙間
ｓを大きくして）、版ｂに張力を与えるようにな
つている。
前記印刷機の版締装置では、版ｂを張るのに、
複数本の版張りボルトｃ（第２図では６本の版張
りボルトｃ）を操作しなければならなくて、版張
り作業が面倒であつた。また薄い版ｂを引張りす
ぎるのは不可で、版張りボルトｃを微妙に、慎重
に操作しなければならなくて、この点でも版張り
作業が面倒であつた。
複数本の版張りボルトｃ（第２図では６本の版張
りボルトｃ）を操作しなければならなくて、版張
り作業が面倒であつた。また薄い版ｂを引張りす
ぎるのは不可で、版張りボルトｃを微妙に、慎重
に操作しなければならなくて、この点でも版張り
作業が面倒であつた。
本案は前記の問題点に対処するもので、前進位
置規制用ストツパを有する押棒を下歯に前後進可
能に設け、版に張力を与えるための第１のバネを
上記押棒の先端部と上記下歯との間に介装し、上
記押棒と上記第１のバネとを介し上記下歯を後退
させて版に張力を与える版張りカムを上記押棒と
版胴に設けた切欠部の側面との間に介装し、上記
下歯を前進させて版にゆるみを与える第２のバネ
を上記下歯と版胴側の部材との間に介装したこと
を特徴とする印刷機の版締装置に係り、その目的
とする処は、版張り作業を容易に行なうことがで
きる改良された印刷機の版締装置を供する点にあ
る。
置規制用ストツパを有する押棒を下歯に前後進可
能に設け、版に張力を与えるための第１のバネを
上記押棒の先端部と上記下歯との間に介装し、上
記押棒と上記第１のバネとを介し上記下歯を後退
させて版に張力を与える版張りカムを上記押棒と
版胴に設けた切欠部の側面との間に介装し、上記
下歯を前進させて版にゆるみを与える第２のバネ
を上記下歯と版胴側の部材との間に介装したこと
を特徴とする印刷機の版締装置に係り、その目的
とする処は、版張り作業を容易に行なうことがで
きる改良された印刷機の版締装置を供する点にあ
る。
次に本案の印刷機の版締装置を第６，７図に示
す一実施例により説明すると、１が版胴、２が上
歯、４が下歯で、同上歯２は支えボルト（第１図
のｉ参照）を介して下歯４に起伏可能に取付けら
れている。また３が同上歯d1と同下歯d2との間に
設けた締付カムで、同上歯d1はバネ（第５図のｌ
参照）により起立方向に付勢されている。また５
が版胴１側に設けた版張りカムで、同カム５の回
転軸は、版胴１に軸方向（後記押棒６の軸方向）
の移動を可能に装着されて、バネ（図示せず）に
より、版胴１の切欠部側面に当接する傾向が付与
されている。また６が上記下歯４に設けた孔に前
後進可能に嵌挿された押棒、７が同押棒６の先端
膨出部と上記孔の奥部との間の押棒６の周りに介
装された第１のバネ、８が上記押棒６の後端部に
螺合した押棒６の前進位置規制用ナツトストツ
パ、１０が版胴１に設けたストツパ、１１が上記
下歯４に設けた孔に嵌挿したバネ案内軸、９が同
案内軸１１の頭部と上記下歯４との間に介装した
第２のバネである。なお上記版張りカム５は版胴
の軸方向に１本である。また第１のバネ７のバネ
力は、第２のバネ力よりも大きい。また押棒６及
び第１のバネ７は、版張りカム５の軸方向に複数
組が設置されている。
す一実施例により説明すると、１が版胴、２が上
歯、４が下歯で、同上歯２は支えボルト（第１図
のｉ参照）を介して下歯４に起伏可能に取付けら
れている。また３が同上歯d1と同下歯d2との間に
設けた締付カムで、同上歯d1はバネ（第５図のｌ
参照）により起立方向に付勢されている。また５
が版胴１側に設けた版張りカムで、同カム５の回
転軸は、版胴１に軸方向（後記押棒６の軸方向）
の移動を可能に装着されて、バネ（図示せず）に
より、版胴１の切欠部側面に当接する傾向が付与
されている。また６が上記下歯４に設けた孔に前
後進可能に嵌挿された押棒、７が同押棒６の先端
膨出部と上記孔の奥部との間の押棒６の周りに介
装された第１のバネ、８が上記押棒６の後端部に
螺合した押棒６の前進位置規制用ナツトストツ
パ、１０が版胴１に設けたストツパ、１１が上記
下歯４に設けた孔に嵌挿したバネ案内軸、９が同
案内軸１１の頭部と上記下歯４との間に介装した
第２のバネである。なお上記版張りカム５は版胴
の軸方向に１本である。また第１のバネ７のバネ
力は、第２のバネ力よりも大きい。また押棒６及
び第１のバネ７は、版張りカム５の軸方向に複数
組が設置されている。
次に前記印刷機の版締装置の作用を説明する。
版張りカム５を第６図の状態に回転して、咬え側
及び咬え尻側の下歯４を第２のバネ９により版胴
１に設けた切欠部の側面へ近づける。このとき、
押棒６は第１のバネ７により版張りカム５の方向
へ押されているが、ストツパナツト８が下歯４に
当接しているので、押棒６はそれ以上前進せず、
押棒６の先端部が版張りカム５に接しているだけ
で、第１のバネ７の力が版張りカム５に伝えられ
ていない。次いで咬え側及び咬え尻側の締付カム
３を回転して、これら咬え側及び咬え尻側の上歯
２を開き、次いで版１２の両端縁を咬え側及び咬
え尻側の上歯２と下歯４との間へ挿入し、次いで
締付カム３を回転し、咬え側及び咬え尻側の上歯
２を閉じて、版１２の両端縁を下歯４とで挾持固
定し、次いで版張りカム５を第７図の状態に回転
し、押棒６を後退させ、第１のバネ７を介し下歯
４を版胴１に設けた切欠部の側面から離隔して、
版１２に張力を与える。
版張りカム５を第６図の状態に回転して、咬え側
及び咬え尻側の下歯４を第２のバネ９により版胴
１に設けた切欠部の側面へ近づける。このとき、
押棒６は第１のバネ７により版張りカム５の方向
へ押されているが、ストツパナツト８が下歯４に
当接しているので、押棒６はそれ以上前進せず、
押棒６の先端部が版張りカム５に接しているだけ
で、第１のバネ７の力が版張りカム５に伝えられ
ていない。次いで咬え側及び咬え尻側の締付カム
３を回転して、これら咬え側及び咬え尻側の上歯
２を開き、次いで版１２の両端縁を咬え側及び咬
え尻側の上歯２と下歯４との間へ挿入し、次いで
締付カム３を回転し、咬え側及び咬え尻側の上歯
２を閉じて、版１２の両端縁を下歯４とで挾持固
定し、次いで版張りカム５を第７図の状態に回転
し、押棒６を後退させ、第１のバネ７を介し下歯
４を版胴１に設けた切欠部の側面から離隔して、
版１２に張力を与える。
本案の印刷機の版締装置は前記のように前進位
置規制用ストツパ８を有する押棒６を下歯４に前
後進可能に設け、版１２に張力を与えるための第
１のバネ７を押棒６の先端部と下歯４との間に介
装し、押棒６と第１のバネ７とを介し下歯４を後
退させて版１２に張力を与える版張りカム５を押
棒６と版胴１に設けた切欠部の側面との間に介装
し、下歯４を前進させて版１２にゆるみを与える
第２のバネ９を下歯４と版胴側の部材１０との間
に介装して、前記作用を行なわせるので、版張り
作業に当り、版胴１の軸方向に１本の版張りカム
５を回転するだけでよくて、版張り作業を容易に
行なうことができる。しかも押棒６を後退させ、
第１のバネ７を介し下歯４を版胴に設けた切欠部
の側面から離隔して、版１２に張力を与えるの
で、つまり版１２を第１のバネ７により引張るの
で、薄い版１２を引張りすぎて、版１２に損傷を
与える惧れを解消できる効果がある。
置規制用ストツパ８を有する押棒６を下歯４に前
後進可能に設け、版１２に張力を与えるための第
１のバネ７を押棒６の先端部と下歯４との間に介
装し、押棒６と第１のバネ７とを介し下歯４を後
退させて版１２に張力を与える版張りカム５を押
棒６と版胴１に設けた切欠部の側面との間に介装
し、下歯４を前進させて版１２にゆるみを与える
第２のバネ９を下歯４と版胴側の部材１０との間
に介装して、前記作用を行なわせるので、版張り
作業に当り、版胴１の軸方向に１本の版張りカム
５を回転するだけでよくて、版張り作業を容易に
行なうことができる。しかも押棒６を後退させ、
第１のバネ７を介し下歯４を版胴に設けた切欠部
の側面から離隔して、版１２に張力を与えるの
で、つまり版１２を第１のバネ７により引張るの
で、薄い版１２を引張りすぎて、版１２に損傷を
与える惧れを解消できる効果がある。
第１図は従来の印刷機の版締装置の第２図矢視
−線に沿う縦断側面図、第２図はその平面
図、第３図は第２図矢視−線に沿う縦断側面
図、第４図はその端面図、第５図は咬え尻側の上
歯開放用バネを示す縦断側面図、第６図は本案に
係る印刷機の版締装置の一実施例の版装着前の状
態を示す縦断側面図、第７図は同版締装置の版装
着後の状態を示す縦断側面図である。 １……版胴、４……下歯、６……押棒、７……
第１のバネ、８……前進位置規制用ストツパ、９
……第２のバネ、１０……版胴側の部材、１２…
…版。
−線に沿う縦断側面図、第２図はその平面
図、第３図は第２図矢視−線に沿う縦断側面
図、第４図はその端面図、第５図は咬え尻側の上
歯開放用バネを示す縦断側面図、第６図は本案に
係る印刷機の版締装置の一実施例の版装着前の状
態を示す縦断側面図、第７図は同版締装置の版装
着後の状態を示す縦断側面図である。 １……版胴、４……下歯、６……押棒、７……
第１のバネ、８……前進位置規制用ストツパ、９
……第２のバネ、１０……版胴側の部材、１２…
…版。
Claims (1)
- 前進位置規制用ストツパを有する押棒を下歯に
前後進可能に設け、版に張力を与えるための第１
のバネを上記押棒の先端部と上記下歯との間に介
装し、上記押棒と上記第１のバネとを介し上記下
歯を後退させて版に張力を与える版張りカムを上
記押棒と版胴に設けた切欠部の側面との間に介装
し、上記下歯を前進させて版にゆるみを与える第
２のバネを上記下歯と版胴側の部材との間に介装
したことを特徴とする印刷機の版締装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12322483U JPS6032033U (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 印刷機の版締装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12322483U JPS6032033U (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 印刷機の版締装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6032033U JPS6032033U (ja) | 1985-03-05 |
| JPH038438Y2 true JPH038438Y2 (ja) | 1991-03-01 |
Family
ID=30281369
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12322483U Granted JPS6032033U (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 印刷機の版締装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6032033U (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6058857A (ja) * | 1983-09-08 | 1985-04-05 | Akiyama Insatsuki Seizo Kk | 印刷機に於ける版の着脱法 |
| DE3516682A1 (de) * | 1985-05-09 | 1986-11-13 | M.A.N.- Roland Druckmaschinen AG, 6050 Offenbach | Vorrichtung zum parallelen spannen von druckplatten auf dem plattenzylinder von druckmaschinen |
| JPH0822590B2 (ja) * | 1988-12-08 | 1996-03-06 | 株式会社小森コーポレーション | 印刷機の版万力装置 |
| JPH081865Y2 (ja) * | 1989-05-18 | 1996-01-24 | 株式会社小森コーポレーション | 印刷機の版万力装置 |
| DE4137948A1 (de) * | 1990-11-19 | 1992-05-21 | Sumitomo Heavy Industries | Druckplatten-spannvorrichtung fuer eine druckmaschine |
-
1983
- 1983-08-10 JP JP12322483U patent/JPS6032033U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6032033U (ja) | 1985-03-05 |
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