JPH02155647A - 印刷機の版万力装置 - Google Patents

印刷機の版万力装置

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JPH02155647A
JPH02155647A JP30876388A JP30876388A JPH02155647A JP H02155647 A JPH02155647 A JP H02155647A JP 30876388 A JP30876388 A JP 30876388A JP 30876388 A JP30876388 A JP 30876388A JP H02155647 A JPH02155647 A JP H02155647A
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bar
cylinder
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Hiroyuki Sugiyama
博幸 杉山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は印刷機の版胴に設けられ胴周面に巻付けられる
版のくわえ側と尻側とを固定する版万力装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
各種印刷機の版胴外周部には、胴の全長におよぶ断面は
り長方形状の切欠きが設けられており、この切欠き内に
は、版のくわえ側端部をくわえるくわえ側版万力と、こ
れにくわえられたのち胴周面に巻付けられた版の尻側端
部をくわえる尻側版万力とからなる版万力装置が、切欠
き底面に固定されて胴軸方向に延設されている。
従来におけるこれらくわえ側、尻側の版万力は、胴軸方
向に延びる長尺の万力台と、この万力台の端縁部に複数
個のボルトで揺動自在に枢支されその揺動により開閉し
て万力台との間で版をくわえたり放したりする複数個の
くわえ板と、これら各くわえ板の端縁部切欠きと係合す
る複数個のカムとを備えており、複数個のカムは回動自
在なカム軸上に並列して固定されている。また、万力台
とくわえ板との間には、くわえ板を開方向に付勢する複
数個の圧縮コイルばねが介装されている。さらに、尻側
版万力の万力台は、胴周切欠きの底面に、胴周方向へ移
動自在に支持されており、この万力台の長手方向複数箇
所には、複数個の版張りボルトが先端を胴周切欠きの壁
面に当接させて螺入されている。また、尻側版万力と胴
周切欠き側との間には、尻側版万力を切欠き壁面方向に
付勢するばね部材が介装されている。
このように構成されていることにより、版を装着する場
合には、カム軸を回動操作すると、胴長方向へ複数個に
分割されたくわえ板は、カムの保合から解放されて圧縮
コイルばねの弾発力によりいっせいに開くので、くわえ
板と万力台との間へ版の端を挿入したのち、カム軸を先
程とは逆方向へ回動させると、くわえ板はカムの作用に
より圧縮コイルばねの弾発力に抗し揺動して閉じ、版の
端をくわえる。このようにしてくわえ側の版万力にくわ
え側端部をくわえられて胴周に巻付けられたのち尻側の
版万力で尻側端部をくわえられた版は、複数個の版張り
ボルトを締めるごとによる尻側版万力の胴周方向への移
動によって張られ、胴周面に密着する。また、版を取り
外す場合は、上記とはゾ逆動作によって行われる。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように従来の版万力装置においては、版の装着に際
し、上記のようにカム軸の回動により複数個のくわえ板
を揺動させて版をくわえるものであるために、各くわえ
板を調整したのちくわえを行っても、各(わえ板の間に
くわえ力のばらつきが発生して版がゆがみ易く、このく
わえ板の当り調整がきわめて面倒で長時間を要するもの
であるし、また、複数個の版張りボルトを締めることに
より版を張るものであるために、版を均一に張ることが
むずかしくて版の装着精度が低下し易く、この版張り操
作と、上記板くわえ操作とを、各操作場所へ移動して行
うことは、多大の労力と時間を要するという問題があっ
た。
〔課題を解決するための手段〕
このような課題を解決するために請求項1記載の発明で
は、くわえ側版万力と尻側版万力との少なくとも一方を
、胴周切欠き内に位置して胴軸方向に延びる万力台と、
この万力台に揺動自在に枢支されて胴軸方向に並列する
複数個の(わえ板と、これら各くわえ板と万力台との間
に介装されくわえ板を版くわえ方向に付勢するばね部材
と、胴軸方向に高さが変化するカム面を有しくわえ仮に
胴軸方向に並列して固定された複数個の版くわえカムと
、この版くわえカムのカム面にころを対接させて胴軸方
向へ進退自在に支持されたバーとで構成した また、請求項2記載の発明では、上記請求項1記載の発
明の構成に加えて、くわえ側、尻側版万力の少なくとも
一方の万力台を胴の円周方向へ移動自在に設けるととも
に、この万力台と胴周切欠き壁面との間に介装され万力
台を版張り方向に付勢するばね部材と、胴軸方向に高さ
が変化するカム面を有し前記くわえ板に胴軸方向に並列
して固定された複数個の版張りカムと、これら版張りカ
ムのカム面に対接して前記進退自在なバーに枢着された
ころとを設けた。
さらに請求項3記載の発明では、上記請求項1記載およ
び請求項2記載の発明の構成に加え、バーに連結されて
このバーを所定のタイミングで進退させる進退駆動装置
を設けた。
℃作 用〕 くわえ側版万力の開いたくわえ板と万力台との間へ版の
一端を挿入したのち、バーを進退させると、ころがくわ
え側版万力の版くわえカムを押圧から解放してくわえ板
を揺動さ垂、版の一端はばね部材のばね力でくわえられ
る。こうして版の一端をくわえさせたのち、版を胴の周
面に巻付け、尻側版万力の開いたくわえ仮と万力台との
間へ版の他端を挿入する。そしてバーを進退させると、
ころがくわえ側版万力の版くわえカムを押圧から解放し
てくわえ板を揺動させ、版の他端はばね部材のばね力で
くわえられる。
さらに、バーを進退させると、版張りカムが押圧から解
放されて尻側版万力が移動可能になり、ばね部材の付勢
により移動するので、版が張られて胴周面に密着する。
版を版胴から取り外すときには、バーを逆方向に進退さ
せることにより、版の弛めとくわえ解放とが行われて版
がとり外される。
バーを進退駆動装置により所定のタイミングで所定量ず
つ進退させれば、版のくわえ、くわえ解放作業または版
の着脱作業全体の自動化が可能である。
〔実施例〕
第1図ないし第8図は本発明に係る印刷機の版万力装置
の実施例を示し、第1図はこれを実施した版胴の平面図
、第2図は第1図の■−■断面図、第3図は第1図の■
−■断面図、第4図は第1図のTV−IV断面図、第5
図は第1図の■−■断面図、第6図は第1図の■−■断
面図、第7図は第1図の■−■断面図、第8図は第1図
の■−■断面図である0図において、版胴lの外周部に
は、断面をほり長方形状に形成された切欠き2が、胴の
は!全長にわたって設けられており、この切欠き2の両
端部には、社形状に形成された一対ずつのガイド3.4
が切欠き底面にボルト止めされている。
全体を符号5で示すくわえ側版万力は、断面をはり正方
形状に形成されて胴軸方向に延びる万力台6を備えてお
り、この万力台6の両端薄肉部6aは、前記左右のガイ
ド3に上下動を規制されかつ円周方向へわずかに移動を
許されて嵌合されている。万力台6の長手方向複数箇所
には、第3図に断面を示すねじ孔6bが設けられていて
、このねじ孔6bには、先端部にテーパ加工が施された
調節ねじ7が螺入されており、この調節ねじ7に対応す
る箇所のビン孔には、鍔部を万力台6と切欠き2壁面と
の間隙に係入させた鍔付きビン8が、先端を調節ねじ7
のテーパ加工面・に当接させて摺動自在に挿入されてい
る。こうすることにより、調節ねじ7を回動させると、
テーパ加工面の作用で万力台6が円周方向へ微量だけ移
動調節されるように構成されている。第5図に符号9で
示すものは、万力台6例のスタッドlOと切欠き2の凹
孔2a壁面との間に介装され版万力5全体を円周方向外
方へ付勢する圧縮コイルばねである。
万力台6の傾斜面複数箇所には、第7図に断面を示すね
じ孔6cが設けられており、各ねじ孔6cには、半球面
状の頭部を有するビン11が螺入されて樹脂チップ12
を介し止ねじ13で固定されている。万力台6には、全
長がこれと同長で胴軸方向に3分割された断面は奮゛<
の字状のくわえ板14が、その孔をビン11の半球面頭
部と嵌合させて揺動自在に支持されており、そのくわえ
面14aは万力台6のくわえ面と対向している。なお、
図示しないがくわえ面14aには複数条の凸条が形成さ
れていて、対向くわえ面の凹溝と係合している。万力台
6の底面には第8図に断面を示す複数個のスタッド15
が、胴軸方向に並列し切欠き2の凹孔2a内へ突出して
植設されており、これら各スタッド15のねし孔に螺入
されたばね受はビン16とくわえ板14の下端凹孔との
間には、くわえFi14をそのくわえ面14aが閉じる
方向に付勢する圧縮コイルばね17が介装されている。
切欠き2内にくわえ側版万力5と平行して位置し全体を
符号20で示す尻側版万力は、断面をはヌ正方形状に形
成されて胴長方向に延びる万力台21を備えており、こ
の万力台21の両端薄肉部21aは、前記左右のガイド
4に上下動を規制されかつ円周方向へ移動を許されて嵌
合されている。
万力台21の長手方向複数箇所には、第5図に断面を示
すねし孔21bが万力台21の移動方向に設けられてい
て、このねじ孔21bには、ばね受はビン22が螺入さ
れており、このばね受はビン22に嵌装された座金23
と切欠き2の壁面との間には、尻側版万力20全体を切
欠き2の壁面から離間させる方向すなわち後述する版張
り方向に付勢する圧縮コイルばね24が、万力台21の
ばね孔内に装填されて介装されている。
万力台21の傾斜面複数箇所には、第4図に断面を示す
ねじ孔21cが設けられており、各ねじ孔2icには、
半球面状の頭部を有するビン25が螺入されて樹脂チッ
プ26を介し止ねじ27で固定されている。万力台21
には、全長がこれと同長で胴軸方向に3分割された断面
ぼりくの字状のくわえ板28が、その孔をビン25の半
球面頭部と嵌合させて揺動自在に支持されており、その
くわえ面28aは万力台6のくわえ而と対向している。
なお、図示し7ないがくわえ而28aには複数条の凸条
が形成されていて、対向くわえ而の凹溝と係合している
。29は分割されたくわえ板28の境W部に設けられた
調節カラーであって、その両側に一体形成された右ねじ
30と左ねじ31とを両側のくわえ仮28のねし孔に螺
入されており、第3図に不ずように工具32を化に挿入
して調節カラー29を回動させることにより、くわえ板
28の全長が微量だけ伸縮するように構成されている。
そして、万力台21の底面に支持されて切欠き2の凹孔
2b内へ突出されたスタッド33とくわえ板28の下端
との間には、くわえ板28をそのくわえ面28aが閉じ
る方向に付勢する圧縮コイルばね34が介装されている
このように構成されたくわえ側版万力5と尻側版万力2
0との間には、複数個のボルト40が、胴軸方向に並列
して切欠き2の底面に設けられたねじ孔に螺合されてお
り、断面方形に形成された長尺のバー41は、その長孔
41aをこのポル1〜40と摺動自在に係合させて胴軸
方向へ進退自在に設けられている。このバー41の進退
駆動装置については後述する。一方、くわえ側版万力5
の各くわえ板14に形成されたは一゛垂直の凹溝平面に
は、胴軸方向に高さが変化するカム面を有する複数個の
版くわえ力L 42が、胴軸方向に並列してねし1トめ
固定されており、バー 41にはこの版くわ薯、カム4
2を避ける長い切欠き+i i bが形成されている。
そして、バー41には、その進退により版くわえカム4
2に対して保合、非保合となるころ43が、各版くわえ
カム42に対応して枢着されており、ころ43と版くわ
えカム42との非保合時には、くわえ板14が圧縮コイ
ルばね17の弾発力により閉じて版をくわえ、ころ43
と版くわえカム42との保合時には、くわえ板14が圧
縮コイルばね17の弾発力に抗して揺動し、くわえ板1
4が開いて版をくわえから解放するように構成されてい
る。
また、尻側版万力20の各くわえ板28に形成されたは
一゛垂直の凹溝平面には、胴軸方向に高さが変化するカ
ム面を有する複数個の版くわえカム44が、胴軸方向に
並列してねし止め固定されており、バー41にはこの版
くわえカム44を避ける長い切欠き41cが形成されて
いる。そして、バー41には、その進退により版くわえ
カム44に対して保合、非保合となるころ45が、各版
くわえカム44に対応して枢着されており、ころ45と
版くわえカム44との非保合時には、くわえ板28が圧
縮コイルばね34の弾発力により閉j5て版をくわえ、
ころ45と版くわえカム44との保合時には、くわi板
28が圧縮コイルばね34の弾発力に抗して揺動し、く
わえ板28が開いて版をくわえから解放するように構成
されている。
さらに、各くわえ板28に形成されたはN垂直の平面に
は、第6図に断面を示すような胴軸方向に高さが変化す
るカム面を有する複数個の版張りカム46が、胴軸方向
に並列してポルト47で固定されており、バー41には
この版張りカム46を避ける長い切欠き41dが形成さ
れている。そして、バー41には、その進退により版張
りカム46に対して保合、非保合となるこる48が、各
版張りカム46に対応して枢着されており、こる48と
版張りカム46との非保合時には、尻側版万力20全体
が圧縮コイルばね24の弾発力により切欠き2の壁面か
ら遠ざかる方向に平行移動して版張り状態となり、こる
48と版くわえカム46との保合時には、尻側版万力2
0全体が圧縮コイルばね24の弾発力に抗して切欠き2
の壁面に近付く方向に平行移動して版弛め状態となるよ
うに構成されている。
上記3種のカム42,44.46は、その対応ころ43
,45,4.8との保合位相を違えて位置設定されてい
る。すなわち、第1図はすべてのこる43,45.48
が非保合で例えば版が装着されている状態を示しており
、この状態からバー41を図の右方へ移動させると、こ
る4日と版張り力1.46−ころ45と版くわえカム4
4− ころ43と版くわえカム42の1傾に係合するよ
うに構成されている。そしてこのようにずべでのころ4
3.45.48が係合していて版が外されている状態か
らバー41を図の左方へ移動させると、ころ43と版く
わえカム42−ころ45と版くわえカム44− ころ4
8と版張りカム46の11戦に係合が解かれるように構
成されている。
版胴lの両方の軸端部近傍には、バー41を1−記所定
のタイミングで進退駆動する駆動装置の一例として示す
一対のエアシリンダ50A、50Bがフレーム側に支持
されて設けられており、そのピストンロッド51A、5
1Bの作用端は、フレーム側にブラケッl−52A、5
2Bを介して枢支されたレバー53A、53Bの遊端部
に枢着されている。そして、レバー53A、53Bの中
央部に支持されたころ座54A、54Bは、バー41側
の支持金具55に枢支されて版胴1の回転により所定の
版くわえ1版張り位置へ周回してきたのち停止するころ
56に対接するように構成されている。そして両側のエ
アシリンダ50A、50Bは常にそのピストンロッド5
1A、51Bを互いに逆方向へ同量だけ進退さ(士でバ
ー41をがたなく進退させるように構成されてい名。5
8はバー41の摺動部上方を覆うカバーであり、59,
60は万力台6,21を胴軸方向へ微動調節して固定す
る調節ボルトである。
以−Lのように構成された版万力装置の動作を説明する
。図示の状態からエアシリンダ50Aのへ7ドエンド側
とエアシリンダ50Bのロッドエンド側へエアを送入し
てバー41を図の右方へ大きく移動させ、すべてのこる
43,45.48をカム42.44.46と係合させる
と、尻側版万力20が切欠き2の壁面に近付く方向に移
動するとともに、くわえ側のくわえ板14と、尻側のく
わえ板28とが開く。そこで版の一端をくわえ面14a
と万力台6のくわえ面との間へ挿入する。そして、エア
シリンダ50Aのロッドエンド側とエアシリンダ50B
のヘッドエンド側へエアを送入してバー41を図の左方
へ少し移動させると、版くわえカム42がころ43との
係合を解かれて保持から解放されるので、くわえ板14
が圧縮コイルばね17の弾発力により図の時計方向に回
動して閉じ、版の一端をくわえる。このときのくわえ力
としては、圧縮コイルばね17のばね力が平均して各く
わえ箇所に作用するので、版の全幅にわたって均一であ
る。
こうして版の一端をくわえさせたのち、版胴をは〜1回
転させると、版が版胴1の周面に巻付けられるので、版
の他端を開いている尻側のくわえ仮28と万力台21と
の間へ挿入する。そしてエアシリンダ50A、50Bに
よりバー41を図の左方へさらに少し移動させると、版
くわえカム44がころ45との係合を解かれて保持から
解放されるので、尻側のくわえ板2日が圧縮コイルばね
34の弾発力により図の時計方向に回動して閉じ、版の
他端をくわえる。このときのくわえ力としては、圧縮コ
イルばね34のばね力が平均して各くわえ箇所に作用す
るので、版の全幅にわたって均一である。そこで、エア
シリンダ50A、50Bによりバー41を図の左方へさ
らに少し移動させると、こる48が版張りカム46との
保合を解かれて保持から解放されるので、尻側版万力2
0は圧縮コイルばね24の弾発力により切欠き2の壁面
から遠ざかる方向に移動し、版が張られて版胴1の周面
に密着する。この場合、版は圧縮コイルばね24の弾発
力によって張られるので、版の全幅にわたり均一に張ら
れる。
この状態すなわち図示の状態から版を取り外す場合には
、エアシリンダ50A、50Bによりバー41を図の右
方へ少し移動させると、ころ48が版張りカム46と係
合して万力台21を押すので、尻側版万力20が切欠き
2の壁面方向へ移動し、版が弛められる。そこで、エア
シリンダ50A、50Bによりバー41をさらに少し右
方へ移動させると、ころ45が版くわえカム44と係合
し、くわえ板28が圧縮コイルばね34の弾発力に抗し
て開き版の一端が解放されるので、版の一端を(わえ部
から抜いたのち、版胴1をは71回転させると、版が巻
付けを解かれる。そこで、エアシリンダ50A、50B
によりバー41をさらに少し右方へ移動させると、ころ
43が版くわえカム42と係合し、くわえ板■4が圧縮
コイルばね17の弾発力に抗して開き、版の他端が解放
されるので、版の一端をくわえ部から抜くことにより、
版の取り外し作業が終了する。
このように、版の両端のくわえと解放ならびに版の張り
と弛めとを、2箇所におけるエアシリンダの作動によっ
て行うことができ、自動化が容易である。
なお、本実施例においては、バー41の進退駆動装置と
してエアシリンダ50A、50Bを例示したが、油圧シ
リンダやモータなどでもよい。またレバー湿作等により
手動でバー41を進退させてもよい。
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなように請求項1記載の発明に
よれば印刷機の版万力装置において、くわえ側版万力と
尻側版万力との少なくとも一方を、胴周切欠き内に位置
して胴軸方向に延びる万力台と、この万力台に揺動自在
に枢支されて胴軸方向に並列する複数個のくわえ板と、
これら各くわえ板と万力台との間に介装されくわえ板を
版くわえ方向に付勢するばね部材と、胴軸方向に高さが
変化するカム面を有しくわえ板に胴軸方向に並列して固
定された複数個の版くわえカムと、この版くわえカムの
カム面にころを対接させて胴軸方向へ進退自在に支持さ
れたバーとで構成したことにより、版の両端はばね部材
のばね力でくわえられるので、版のくわえ部にはその全
幅にわたって均一なくわえ力が作用し、くわえ精度が向
上するとともに、くわえ板の面倒な調整の必要がなく、
かつ1箇所に位置して版くわえ作業および版の(わえ解
放作業が可能になるので、準備時間が短縮され生産性が
向上する。
また、請求項2記載の発明においては、請求項1記載の
発明の構成に加えて、くわえ側、尻側版万力の少なくと
も一方の万力台を胴の円周方向へ移動自在に設けるとと
もに、この万力台と胴周切欠き壁面との間に介装され万
力台を版張り方向に付勢するばね部材と、胴軸方向に高
さが変化するカム面を有し前記くわえ板に胴軸方向に並
列して固定された複数個の版張りカムと、これら版張り
カムのカム面に対接して前記進退自在なバーに枢着され
たころとを設けたことにより、版はばね部材のばね力で
張られるので、版にはその全幅にわたり均一な引っ張り
力が作用し、版がゆがむことがなく見当精度が向上する
。また、従来のように版を張るために多数のボルトを丘
作する必要がなく版のくねえと解放、ならびに版の張り
と弛めとを1箇所に位置してのカム軸の回動操作で行う
ことができるので、さらに第備時間が大幅に短縮されて
生産性が向上し、労力がより軽減される。
さらに、請求項1および請求項2記載の構成に加えて、
バーを進退させる進退駆動装置を設けたことにより、版
のくわえ作業、ならびに(わえ側版万力への版のくわえ
から尻側版万力による版の張りま、での一連作業および
一連の版外し作業を、押ボタン操作等により自動化する
ことができるので、さらに生産性が向上し、労力が軽減
される。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本発明に係る印刷機の版万力装置
の実施例を示し、第1図はこれを実施した版胴の平面図
、第2図は第1図の■−■断面図、第3図は第1図のI
II−III断面図、第4図は第1図のrV−IV断面
図、第5図は第1図の■−■断面図、第6図は第1図の
V[−Vl断面図、第7図は第1図の■−■断面図、第
8図は第1図の■−■断面図である。 l・・・・版胴、2・・・・切欠き、5・・・くわえ側
版万力、6,21・・・・万力台、11.25・・ ・
 ・ビン、14.28・・・ ・くわえ板、17.24
.34・・・・圧縮コイルばね、20・・・・尻側版万
力、4o・・・・ボルト、41・・・・バー 41a・
・・・長孔、42゜44・・・・版くわえカム、43,
45.48・・・・ころ、50・・・・エアシリンダ。 特許出願人   小森印刷機械株式会社代 理 人  
 山川政権(ほか2名)第4図 第5FA

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)くわえ側版万力と尻側版万力との少なくとも一方
    を、胴周切欠き内に位置して胴軸方向に延びる万力台と
    、この万力台にを揺動自在に枢支されて胴軸方向に並列
    する複数個のくわえ板と、これら各くわえ板と万力台と
    の間に介装されくわえ板を版くわえ方向に付勢するばね
    部材と、胴軸方向に高さが変化するカム面を有しくわえ
    板に胴軸方向に並列して固定された複数個の版くわえカ
    ムと、この版くわえカムのカム面にころを対接させて胴
    軸方向へ進退自在に支持されたバーとで構成したことを
    特徴とする印刷機の版万力装置。(2)請求項1記載の
    印刷機の版万力装置において、くわえ側、尻側版万力の
    少なくとも一方の万力台を胴の円周方向へ移動自在に設
    けるとともに、この万力台と胴周切欠き壁面との間に介
    装され万力台を版張り方向に付勢するばね部材と、胴軸
    方向に高さが変化するカム面を有し前記くわえ板に胴軸
    方向に並列して固定された複数個の版張りカムと、これ
    ら版張りカムのカム面に対接して前記進退自在なバーに
    枢着されたころとを設けたことを特徴とする印刷機の版
    万力装置。 (3)請求項1および請求項2記載の印刷機の版万力装
    置において、前記バーに連結されこのバーを進退させる
    進退駆動装置を設けたことを特徴とする印刷機の版万力
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0549342U (ja) * 1991-12-06 1993-06-29 株式会社小森コーポレーション 印刷機の版万力装置
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