JPH04353450A - 版胴への刷版装着装置 - Google Patents

版胴への刷版装着装置

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JPH04353450A
JPH04353450A JP3153839A JP15383991A JPH04353450A JP H04353450 A JPH04353450 A JP H04353450A JP 3153839 A JP3153839 A JP 3153839A JP 15383991 A JP15383991 A JP 15383991A JP H04353450 A JPH04353450 A JP H04353450A
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shaft
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Kenichi Tsushima
津島 健一
Nobuaki Saito
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    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F27/00Devices for attaching printing elements or formes to supports
    • B41F27/12Devices for attaching printing elements or formes to supports for attaching flexible printing formes
    • B41F27/1206Feeding to or removing from the forme cylinder
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S101/00Printing
    • Y10S101/36Means for registering or alignment of print plates on print press structure

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  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
  • Screen Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は版胴の外周切欠き内に設
けたくわえ側版万力に一端をくわえさせた刷版を胴周面
に巻付け、この刷版の他端を尻側版万力にくわえさせる
ことにより版胴へ刷版を装着する版胴への刷版装着装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】枚葉印刷機の版胴外周部には、胴の全長
におよぶ断面ほゞ長方形状の切欠きが設けられており、
この切欠き内には、刷版(以下、単に版という)の一端
をくわえて固定するくわえ側版万力と、これにくわえら
れたのち胴周面に巻付けられた版の他端をくわえる尻側
版万力とからなる版万力装置が、切欠き底面に固定され
て胴軸方向に延設されている。従来におけるこれらくわ
え側,尻側の版万力は、胴軸方向に延びる長尺の万力台
と、この万力台の端縁部に複数個のボルトで揺動自在に
枢支されその揺動により開閉して万力台との間で版をく
わえたり放したりする複数個のくわえ板と、これら各く
わえ板の端縁部切欠きと係合する複数個のカムとを備え
ており、複数個のカムは回動自在なカム軸上に並列して
固定されている。また、万力台とくわえ板との間には、
くわえ板を開方向に付勢する複数個の圧縮コイルばねが
介装されている。
【0003】このように構成されていることにより、版
をくわえる場合には、カム軸を回動操作すると、版胴の
軸線方向へ複数個に分割されたくわえ板は、カムの係合
から解放されて圧縮コイルばねの弾発力によりいっせい
に開くので、くわえ板と万力台との間へ版の端を挿入し
たのち、カム軸を先程とは逆方向へ回動させると、くわ
え板はカムの作用により圧縮コイルばねの弾発力に抗し
揺動して閉じ、版の端をくわえる。
【0004】また、例えば特開平1−127346号公
報に開示されている装置は、従来版胴の円周方向に形成
されていた版の尻側くわえ面が、版胴の半径方向に形成
されるように万力台とくわえ板とが版胴の半径方向に延
設されており、また、版の端部が別に設けた版曲げ機に
よって直角状に曲げられている。このように構成されて
いることにより、くわえ側のくわえ側端部をくわえられ
て胴周面に巻付けられた版の尻側端部は、折り曲げ部を
万力台とくわえ板との間へ挿入され、カム機構でくわえ
板を揺動させることにより、版の折り曲げ端がくわえら
れるので、このあと、尻側版万力全体を円周方向へ移動
させることにより、版が均一に張られて胴周面に密着す
る。
【0005】しかしながら、このような従来の版胴への
刷版装着装置においては、くわえ側版万力の狭い開口部
に版を挿入するのが難しく、長時間と多大の労力を要す
るばかりでなく、胴周に巻付けながら尻側版万力へ導く
版が版胴の周面に密着しないために、ほゞ直角に折曲げ
られている版尻を尻側版万力の開口部に挿入するのが難
しく、さらに時間がかかり労力の負担が増大するという
問題がある。また、版が版胴の周面に密着していないと
、版が印刷中にずれて印刷物の品質が不安定になったり
、版の耐久性が低下したりするという問題がある。そこ
で、その対策として胴入れ状態で版を装着することが試
みられているが、胴入れ位置まで機械を1回転しなけれ
ばならないので、装着時間が延長するし、また胴入れの
まゝ排版すると、版に残ったインキがゴム胴に転移する
ことにより、ゴム胴が汚れるという問題がある。
【0006】そこで従来、このような不具合を解消する
ものとして特開昭63−191636号公報に開示され
ているような刷版装着装置が提案されている。図7はそ
の概要側面図であってこれを同図に基づいて説明すると
、印刷ユニットの左右のフレーム1には、版胴2とゴム
胴3とが互いに対接して軸支されており、版胴2の外周
切欠き4内には、版胴2の軸線方向に延びるくわえ側版
万力5と、尻側版万力6とが配設されている。版胴2の
斜め下方には、版押えシリンダ7が、左右のフレーム1
に揺動自在に枢支されており、そのピストンロッド8の
作用端は、フレーム1にピン9で支持されたレバー10
に枢着されている。レバー10の遊端部に回動自在に支
持されたピン11には、ローラアーム12が割締め固定
されており、これら左右のローラアーム12には、版押
えローラ13が両端を回動自在に支持されている。
【0007】このように構成された刷版装着装置の動作
を、図8,図9に示す動作説明図を併せ用いて説明する
。版14を装着する場合には、図8に示すように、くわ
え側版万力5のくわえ板5aを開閉させて版14の一端
をくわえさせたのち、版押えシリンダ7のピストンロッ
ド8を前進させてレバー10を揺動させると、ローラア
ーム11を介して版押えローラ13が版14のくわえ部
近傍に添接される。そこで版胴2を図に矢印Aで示す方
向に回動させると、図9に示すように、版14は版押え
ローラ13により版胴1の周面に押えられながら版胴2
の周面に巻付けられる。版胴1がさらに回動を続け、あ
らかじめ版曲げ機で曲げられた版の尻側端部が尻側版万
力6のくわえ部に対応するので、版押えローラ13で尻
側端部を押しながら尻側版万力6のくわえ板6aを開閉
させると、版14の尻側端部が尻側版万力6にくわえら
れる。なお、以上は版14を手で保持して版胴2へ装着
する例を示したが、この公報には、版14を保持する保
持装置を設けてこの保持装置の先端部を版万力5,6に
対応させて版14を版胴2に装着するようにした装置に
ついても開示されており、この装置においては、前記版
押えシリンダ7から版押えローラ13までの装置に相当
する装置全体を、作動位置と退避位置との間で昇降させ
るモータ等からなる昇降装置が設けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の刷版装着装置においては、図9に示すように
版押えローラ13が版胴2外周の切欠き4に対応して停
止すると、それまで版14を押えていた版押えローラ1
3が版14を押えなくなるので、図に符号14Aで示す
ように、尻側端部近くが版胴2の周面から浮き、版14
が胴周面に密着しなかったり、尻側版万力6にくわえら
れなかったりし、満足した効果が期待できないという問
題がある。また、版押えローラ13が版14の各部を均
一に押えるようにするためには、版押えシリンダ7やレ
バー10,ローラアーム12等の装置および前記昇降装
置を左右両側に設けなければならないので、経費が嵩む
ばかりでなく、これら左右の機構を同期して作動させる
ためには、複雑な制御が必要となるという問題がある。 さらに、昇降装置を設けたものにおいては、占有スペー
スが大きいことにより作業スペースが狭くなったり、ゴ
ム胴へのブランケット装着作業が困難になったりするば
かりでなく、昇降装置の直線運動を版押えローラの曲線
運動に変換しなければならないので、版押え圧を一定に
するための制御が難しいという問題がある。また、実開
平1−76231号公報には、版の尻側端部を引っ張り
装置の金具で保持して版を緊張させながら版を装着する
ようにした装置が開示されているが、上記金具が版胴と
ゴム胴との間に巻込まれるおそれがあって安全性に欠け
るという問題がある。
【0009】本発明は以上のような点に鑑みなされたも
ので、版胴周面への刷版の密着と、尻側版万力への版尻
の挿入とを確実にすることを可能にした版胴への刷版装
着装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明では、版胴の周面に近接してこれと平行
状態で軸架した軸に、この軸を中心にして揺動するよう
に駆動される左右一対のレバーを支持させ、これらレバ
ーの遊端部間を連結する保持部材に、弾性表面を有する
版押えパッドを固定するとともに、左右一対のアームを
、前記各レバーに近接させて前記軸に回動自在に支持さ
せ、これらのアームに、版押えローラの両端を回転自在
に支持させて、前記レバーの遊端部と前記アームの遊端
部との間にばね部材を介装した。
【0011】
【作用】刷版の一端をくわえ側版万力にくわえさせたの
ち、駆動装置でレバーを揺動させると、圧縮されるばね
部材を介してアームが揺動し、その遊端部の版押えロー
ラが刷版に押付けられるので、この状態で版胴を回動さ
せて刷版を版胴周面に巻付ける。刷版の尻側端部が尻側
版万力に対応したときに版胴の回動を停止させ、レバー
をさらに揺動させると、ばね部材がさらに圧縮されると
ともに、レバー遊端部の版押えパッドが刷版に押付けら
れ、刷版の尻側端部が、開閉する尻側版万力に挿入され
てくわえられる。
【0012】
【実施例】図1ないし図5は本発明に係る版胴への刷版
装着装置の実施例を示し、図1は刷版装着装置の側面図
、図2は同じく展開正面図、図3は版万力装置の平面図
、図4は図3の IV−IV断面図、図5は図3の V
−V断面図である。図において、版胴21の外周部には
、断面をほゞ長方形状に形成された切欠き22が、胴の
ほゞ全長にわたって設けられており、この切欠き22の
両端部には、鞍形状に形成されたガイド23,24が切
欠き底面にボルト止めされている。全体を符号25で示
すくわえ側版万力は、断面をほゞ正方形状に形成されて
胴軸方向に延びる万力台26を備えており、この万力台
26の両端薄肉部26bは、前記左右のガイド23,2
4に上下動を規制されかつ円周方向へわずかに移動を許
されて嵌合されている。なお、万力台26は切欠き22
の底面に固定された図示しない複数個のガイドにより中
間部を摺動自在に押えられて浮上がりを規制されている
【0013】万力台26の複数箇所には、図示しないL
字状のくわえ板ホルダがボルト止めされていて、このく
わえ板ホルダから水平状に突出するピン27には、万力
台26と全長がほゞ同長で胴軸方向に4分割された断面
ほゞくの字状のくわえ板28が揺動自在に支持されてお
り、そのくわえ面28aは万力台26のくわえ面26a
と対向している。なお、図示しないが、くわえ面28a
,26aには複数条の凸条と凹溝とが係合して形成され
ている。万力台26の底面には第4図に断面を示す複数
個のスタッド29が、胴軸方向に並列し切欠き22の凹
孔22a内へ突出して植設されており、これら各スタッ
ド29のねじ孔に螺入されたばね受けピン30と、くわ
え板28の下端凹孔との間には、くわえ板28をそのく
わえ面28aが閉じる方向に付勢する圧縮コイルばね3
1が介装されている。
【0014】一方、切欠き22の底面中央部には、直方
形状に形成された複数個の軸受32が胴軸方向に並列し
てボルトで固定されていて、これらの軸受32には断面
6角形のカム軸33が、円形断面部を嵌合させて回動自
在に軸支されており、このカム軸33上には、大径部と
小径部とを有する複数個の版くわえカム34が、軸方向
に並列して軸着されている。そして各版くわえカム34
のカム面は各くわえ板28の垂直面に対接されており、
6角形のカム軸33にスパナを掛けて回動させることに
より、版くわえカム34の大径部が圧縮コイルばね31
の弾発力に抗してくわえ板28を図の反時計方向に揺動
させ、くわえ面28aを開かせるように構成されている
【0015】次に、切欠き22内にくわえ側万力25と
平行して設けられた尻側版万力40は、胴長とほゞ同じ
長さに形成されて垂直面を軸受32の垂直面に添接させ
たばね受けバー41を備えており、このばね受けバー4
1は、複数個のボルト42によって切欠き22の底面に
固定されている。ばね受けバー41は、版胴21の半径
方向に延びる規制面41aを備えていて、この規制面4
1aと切欠き22の壁面22bとの間には、支持軸43
が両端を版胴21両端の円板状ベアラ44に近接させて
延設されており、それぞれ胴軸方向に3分割された万力
台45とくわえ板46とは、版胴21の半径方向に延在
するくわえ面45a,46aを対向させて反くわえ面側
をこの支持軸43で揺動自在に連結されている。47は
3分割された万力台45同士を連結する調節ねじであっ
て、右ねじと左ねじとをそれぞれの万力台45のねじ孔
に螺合されており、両万力台45の間に位置して一体形
成されたカラー部47aの孔に工具を挿入して回動させ
ることにより、両万力台45間の間隔が調節されるよう
に構成されている。
【0016】切欠き22の壁面22bに形成された凹部
22c内には、平面状の小径部48aと円弧状の大径部
48bとで棒状に形成されたカム48が、前記ベアラ4
4に回動自在に軸支されており、そのベアラ34からの
6角状突出部48cにスパナを掛けて操作することによ
り回動するように構成されている。また、50はカム4
8の回動を案内するガイドであって、ボルト51で切欠
き壁面22bの凹部22cに固定されている。さらに、
万力台45の反くわえ側端部に形成された複数個のばね
孔底面と、前記ばね受けバー41に形成された複数個の
ばね孔底面との間には、これら万力台45とばね受けバ
ー41とを互いに離間させる方向に付勢する圧縮コイル
ばね52が介装されており、また、ばね受けバー41上
部のばね孔41b内に摺動自在に設けられてダブルナッ
ト53で移動端限を規制されたばね軸54の鍔部と、ば
ね孔41bの底面との間には、くわえ板46をばね受け
バー41から離間させる方向に付勢する圧縮コイルばね
55が装填されている。また万力台45上部のばね孔内
には、万力台45をくわえ板46から離間させる方向に
付勢する図示しない圧縮コイルばねが装填されている。
【0017】このような版万力装置を備えた版胴21の
下方には、これに対して着脱自在に形成されたゴム胴6
0が対接されており、図に矢印B,Cで示す方向に回転
するこれら両胴21,60の回転食込み側近傍には、フ
レーム61側の駆動軸62とカップリング63で連結さ
れた既設のローラ上げ軸64が、他端を図示しない他方
のフレームに回動自在に軸支されて軸架されている。ま
た、両側のフレーム61から内側に突出されたブラケッ
ト65には、ローラ上げ軸64に嵌合されこれと同芯の
管状に形成された軸としての支持軸66が、軸受67を
介して回動自在に軸支されており、この支持軸66の一
端には、L字状に形成された支持レバー68がブラケッ
ト65に隣接して割締め固定されており、また、支持軸
66の他端には支持レバー68の上半部と同形状の図示
しない支持レバーが固定されている。そして、支持軸6
6に固定されたこれら両側の支持レバー68の一方の遊
端部には、パッド保持部材としての保持軸69が両端を
割締め固定されており、この保持軸69の方形断面部6
9aには、ゴム等の弾性材により長尺の板状に形成され
たパッド70が固定保持されている。また支持レバー6
8の他方の遊端部には、図示しない駆動装置としてのエ
アシリンダに連結されたロッド71が枢着されており、
エアシリンダでロッド71を進退させることにより、支
持軸66で連結された左右の支持レバー68が支持軸6
6を中心に同期して揺動し、保持軸69に保持されたパ
ッド70が、版胴21の周面に対する遠近方向へ円弧状
の軌跡を描いて移動するように構成されている。
【0018】さらに、支持軸66上には、左右一対のア
ーム72がスナップリングで軸線方向への移動を規制さ
れて揺動自在に支持されており、これらアーム72の揺
動端部は、回動自在な版押えローラ73で連結されてい
る。すなわち、アーム72の孔に挿入されて止めねじ7
4を環状孔に係入させることにより軸線方向への移動を
規制されたピン75には、版押えローラ73の孔が、回
動自在に嵌合されており、こうすることによりアーム7
2の揺動端部は版押えローラ73で連結されている。さ
らに、ピン75の孔には、ばね軸76の一端に形成され
た頭部の孔が回動自在に嵌合されていて、このばね軸7
6の他端は、保持軸69の端軸69bにボルト77で固
定されたばね受け板78の孔に挿入されており、その先
端ねじ部には、ダブルナット79が進退調節自在に螺合
されている。そして、ばね軸76上には、伸縮自在な圧
縮コイルばね80が、ばね軸76の頭部とばね受け板7
8との間に位置して介装されており、エアシリンダで支
持軸66を図1の時計方向へ回動させると、版胴21上
の版81には先ず版押えローラ73が押付けられ、さら
に支持軸66を回動させることにより、圧縮コイルばね
80を圧縮しながらパッド70が版81に押付けられる
ように構成されている。82は支持軸66に止めねじ8
2で固定され支持軸66を覆うカバーである。
【0019】以上のように構成された版胴への刷版装着
装置の動作を図6の動作説明図を併せ用いて説明する。 版胴21のくわえ側版万力25を作業者の作業面に対向
させて停止させ、カム軸33の6角状部33aにスパナ
を掛けて回動操作すると、カム34の大径部がくわえ板
28を押し、くわえ面28aが開くので、作業者は版8
1の一端をくわえ面28aに挿入したのち、カム軸33
を回動させると、くわえ板28が圧縮コイルばね31の
ばね力で閉じ、版80の一端がくわえられる。図6(a
) はこの状態を示している。
【0020】そこで、エアシリンダでロッド71を前進
させて支持レバー68とを図1,図6の時計方向へ回動
させると、この支持レバー68と支持軸66で一体化さ
れた他方の支持レバーも同期して回動し、これらの支持
レバー68に両端を固定された保持軸69とこれに固定
されたパッド70とが、版胴21の周面に近づくように
支持軸66を中心とする円弧状の軌跡を描いて移動する
。このとき、保持軸69の端軸69bに固定されたばね
受け板78と、版押えローラ73側のピン75とを連結
して設けたばね軸76および圧縮コイルばね80とを介
してアーム72が保持軸69と一体的に揺動するので、
版押えローラ73も保持軸69と同じように円弧状の軌
跡を描いて移動する。この場合ばね軸76はばね受け板
78の孔内を摺動しないし、圧縮コイルばね80も伸縮
しない。そして、支持レバー68をさらに揺動し続けて
版押えローラ73が版81に当接したのち、さらに支持
レバー68を揺動させると、圧縮コイルばね80が圧縮
されてそのばね力が版押え力となって版押えローラ73
に作用する。この状態で支持レバー68の揺動を停止し
版胴21を図1,図6の反時計方向に回動させると、版
81は版押えローラ73で版胴21の周面に押付けられ
ながら版胴21の周面に巻付けられる。図1の鎖線73
A,70Aはこの状態における版押えローラとパッドと
の位置を示しており、また、図6の(b) はこの巻付
け途中の状態を示している。
【0021】版胴21をさらに回動させてその周面に版
81を巻付け、尻側版万力40のくわえ面45a,46
aが版81の尻側折曲げ端に対向した点で版胴の回動を
停止する。そして、尻側版万力40のカム48を回動さ
せてその小径部48aを万力台45に対接させると、万
力台45とくわえ板46との間に設けた図示しないばね
部材の弾発力により、くわえ面45a,46aが開く。 そこでエアシリンダによりロッド71をさらに前進させ
て支持レバー68を回動させると、版押えローラ73A
は圧縮コイルばね80の弾発力により図1に符号73B
で示す位置までわずかに移動するだけであるが、パッド
70Aは、圧縮コイルばね80を圧縮しながら図1に符
号70Bに示す位置まで大きく移動し、版81の折曲げ
端を、開い1いるくわえ面45a,46a間に押して挿
入させる。図6の(c) はこの状態を示している。そ
こで、尻側版万力40のカム48を回動させてその大径
部48bで万力台45を押すと、くわえ面45a,46
aが閉じて版81をくわえるので、先程とは逆動作で版
押えローラ73とパッド70とを元の位置へ復帰させる
ことにより版81の装着が完了する。くわえ面45a,
46aへの版尻の挿入に際しては、ローラ押えローラ7
3が版81を強く押えた状態でパッド70が版尻を押す
ので、版81が版胴21の周面から浮くことがないし、
また、版尻はくわえ面45a,46aへ  確実に挿入
される。
【0022】なお、上記のように版押えローラ73とパ
ッド70とを移動途中でいったん停止させたのち、さら
に移動させるという2段モーションで駆動する前記エア
シリンダとしては、2個のエアシリンダを、ヘッドエン
ド側同士が接合されるように背中合わせに連結し、一方
のエアシリンダを作動させていったん停止させたのち他
方のエアシリンダを作動させればよく、高度な位置決め
センサがなくても2段モーションが簡単に得られる。た
だし、駆動装置はエアシリンダに限定するものではなく
、モータなどを用いてもよい。また、本実施例では、人
手により刷版を版万力へ供給,排出する装置に本発明を
実施した例を示したが、刷版の保持,供給,排出を機械
的に行う自動給排版装置にも同様に実施することができ
、同様の効果が得られる。また、版万力装置の構成は本
実施例の構造に限定するものではない。さらに、本実施
例では、左右一対の支持レバー68を回動自在な支持軸
66に固定した例を示したが、支持レバー68を固定状
の支持軸66に対し回動自在に支持させてもよい。また
、左右の支持レバー68を同形状にしてこれら両方の支
持レバー68が同期して回動するようにそれぞれ別のエ
アシリンダで駆動してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように本発明
によれば版胴への刷版装着装置において、版胴の周面に
近接してこれと平行状態で軸架された軸に、この軸を中
心にして揺動するように駆動される左右一対のレバーを
固定し、これらレバーの遊端部間に支架した保持部材に
版押えパッドを固定するとともに、前記各レバーに近接
して前記軸に揺動自在に支持された左右一対のアーム間
に版押えローラを回転自在に軸架し、これらレバーの遊
端部とアームの遊端部との間に伸縮自在なばね部材を介
装したことにより、レバーを揺動させると、これとばね
部材を介して連結されたアームが揺動して先ず版押えロ
ーラが刷版を押え、次いでパッドが刷版を押えるように
動作するというように、二つの動作を一つのレバーの揺
動で行うことができ、かつパッドが版尻をくわえ部に挿
入するまで版押えローラが刷版を押え続け刷版がたるむ
ことがないので、簡単でコンパクトな構成により、版胴
周面への刷版の密着と尻側版万力への版尻のくわえとを
確実に行うことができ、装置の機能が向上するとともに
、装置を安価に提供することができる。また、胴抜き状
態でも刷版の装着および取外しができるので、準備時間
が短縮されて機械の稼働率が向上するとともに、ゴム胴
が汚れたり傷付いたりすることがなく、耐久性が向上す
る。さらに、従来のようなローラ昇降装置を設ける必要
がないので、シリンダ等の駆動部分を下部のカバー内や
ステップの下等、比較的空いている箇所に配設すること
ができ効果的である。また、刷版の装着に際しては刷版
が版押えローラで案内されているので、版胴の周面に近
接して支架された安全バー等と刷版との接触がなくなり
、かつ従来のような版尻保持用の引っ張り金具が設けら
れていないので、引っ張り装置の金具が胴間に巻き込ま
れるおそれがなく、安全性が向上する。また、刷版の装
着に際し刷版を手で保持する必要がなく、労力が軽減さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る版胴への刷版装着装置の実施例を
示す側面図である。
【図2】同じく刷版装着装置の展開正面図である。
【図3】同じく版万力装置の平面図である。
【図4】図3の IV−IV断面図である。
【図5】図3の V−V断面図である。
【図6】刷版装着装置の動作説明図である。
【図7】従来における刷版装着装置の概要側面図である
【図8】従来における刷版装着装置の動作説明図である
【図9】従来における刷版装着装置の動作説明図である
【符号の説明】
21    版胴 66    支持軸 68    支持レバー 69    保持軸 70    パッド 71    ロッド 72    アーム 73    版押えローラ 76    ばね軸 80    圧縮コイルばね 81    刷版

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  版胴の周面に近接してこれと平行状態
    で軸架された軸に支持されこの軸を中心にして揺動する
    ように駆動される左右一対のレバーと、これらレバーの
    遊端部間を連結する保持部材に固定された弾性表面を有
    する版押えパッドと、前記各レバーに近接して前記軸に
    回動自在に支持された左右一対のアームと、これらのア
    ームに両端を回転自在に支持された版押えローラと、前
    記レバーの遊端部と前記アームの遊端部との間に介装さ
    れたばね部材とを設けたことを特徴とする版胴への刷版
    装着装置。
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