JPS6229250Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6229250Y2 JPS6229250Y2 JP3254882U JP3254882U JPS6229250Y2 JP S6229250 Y2 JPS6229250 Y2 JP S6229250Y2 JP 3254882 U JP3254882 U JP 3254882U JP 3254882 U JP3254882 U JP 3254882U JP S6229250 Y2 JPS6229250 Y2 JP S6229250Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cam
- plate
- bar
- plate holding
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000007645 offset printing Methods 0.000 description 1
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は枚葉オフセツト印刷機に使用する版を
版胴に固定するのに好適な版咥え尻側万力に関す
る。
版胴に固定するのに好適な版咥え尻側万力に関す
る。
版万力には版咥え側万力と版咥え尻側万力とが
使用されるが従来の版咥え尻側万力Aによつて版
を固定するには第1図に示す如く、版Bをおおよ
その位置にセツトした後、版Bを版胴Cに対しす
き間なく緊締させ印圧がかかつても見当ずれしな
いようにするため、版Bを咥えたまま版万力Aを
一点鎖線位置から距離DだけジヤツキボルトEを
回転させて矢印F方向にスライドさせていた。こ
のスライド距離Dは機種によつて相違するが、通
常5mm乃至10mmであつた。この距離をジヤツキボ
ルトEのみの操作によつて行うにはジヤツキボル
トを10回転近く廻す必要があり、そしてこのジヤ
ツキボルトは複数設けられており、そのためジヤ
ツキボルトのみによる緊締作業に要する時間は多
かつた。
使用されるが従来の版咥え尻側万力Aによつて版
を固定するには第1図に示す如く、版Bをおおよ
その位置にセツトした後、版Bを版胴Cに対しす
き間なく緊締させ印圧がかかつても見当ずれしな
いようにするため、版Bを咥えたまま版万力Aを
一点鎖線位置から距離DだけジヤツキボルトEを
回転させて矢印F方向にスライドさせていた。こ
のスライド距離Dは機種によつて相違するが、通
常5mm乃至10mmであつた。この距離をジヤツキボ
ルトEのみの操作によつて行うにはジヤツキボル
トを10回転近く廻す必要があり、そしてこのジヤ
ツキボルトは複数設けられており、そのためジヤ
ツキボルトのみによる緊締作業に要する時間は多
かつた。
なお、第1図に示す版咥え側万力は見当合せの
ために微量調整するのが普通である。
ために微量調整するのが普通である。
本考案は版緊締時間を大巾に短縮できる改良さ
れた版咥え尻側万力を提供するものである。以
下、実施例を示す第2図乃至第6図によつて詳細
に説明する。
れた版咥え尻側万力を提供するものである。以
下、実施例を示す第2図乃至第6図によつて詳細
に説明する。
第2図イは部分的に切欠いた万力の側面図であ
り、これに示される万力は版咥え面2付バー1
と、版押え板3と、押え板3をワンタツチで開閉
するカムシヤフト4と、バー1に嵌入され一端に
カム5を他端に該カム操作ヘツド6を有する万力
調整のためのカム棒7と、カム棒7の内面に設け
られたネジ8に螺合しカム棒7の長さより長いジ
ヤツキボルト9とから成つている。なお、バー1
は版胴Cのカツト部底面C′上に設けられ図示し
ない案内に嵌合されスライド可能に取付けられて
いる。
り、これに示される万力は版咥え面2付バー1
と、版押え板3と、押え板3をワンタツチで開閉
するカムシヤフト4と、バー1に嵌入され一端に
カム5を他端に該カム操作ヘツド6を有する万力
調整のためのカム棒7と、カム棒7の内面に設け
られたネジ8に螺合しカム棒7の長さより長いジ
ヤツキボルト9とから成つている。なお、バー1
は版胴Cのカツト部底面C′上に設けられ図示し
ない案内に嵌合されスライド可能に取付けられて
いる。
第3図はカム棒7を示し、第3図イ図はその正
面を、ロ図はその平面を、、ハ図はその右側面を
夫々示し、このカム棒7は筒状スリーブ10と、
一方の端部外周に設けられたカム5がほぼ半周に
わたつて設けられ、該カム5の一部は切除されて
中心樹線に対し斜交する第1カム面5′と直交す
る第2カム面5″が形成されている。カム操作ヘ
ツド6はカム棒をバー1に嵌入させた後、ネジ込
み更に廻り止めピンにより固定する。なお、操作
ヘツド6の形態としては図示のようなナツトのほ
か円周に穴を複数設けたものでもよい。
面を、ロ図はその平面を、、ハ図はその右側面を
夫々示し、このカム棒7は筒状スリーブ10と、
一方の端部外周に設けられたカム5がほぼ半周に
わたつて設けられ、該カム5の一部は切除されて
中心樹線に対し斜交する第1カム面5′と直交す
る第2カム面5″が形成されている。カム操作ヘ
ツド6はカム棒をバー1に嵌入させた後、ネジ込
み更に廻り止めピンにより固定する。なお、操作
ヘツド6の形態としては図示のようなナツトのほ
か円周に穴を複数設けたものでもよい。
第4図はバー1を縮小した平面図、第5図は第
4図の−線に沿つた縦断面図、第6図は背面
の一部を示している。
4図の−線に沿つた縦断面図、第6図は背面
の一部を示している。
バー1の両端部及び中央には、カム棒7に入る
べき穴12が設けられており、該穴12の背面側
開口部附近のバー背面には陵線部15を有する切
欠き凹部13が穴12の中心より下方でカム5の
回転半径よりやや大きい巾まで設けられている。
この切欠き凹部13はカム5が出入する部分でそ
のために十分な広さと深さを有するものであれば
図示した以外の場所でもよい。即ち上方でも側部
でもよい。
べき穴12が設けられており、該穴12の背面側
開口部附近のバー背面には陵線部15を有する切
欠き凹部13が穴12の中心より下方でカム5の
回転半径よりやや大きい巾まで設けられている。
この切欠き凹部13はカム5が出入する部分でそ
のために十分な広さと深さを有するものであれば
図示した以外の場所でもよい。即ち上方でも側部
でもよい。
次に第2図イ、ロ及び第3図によつて、本考案
万力の作動について説明する。第2図ロは版緊締
前の状態を示し、カム5はバー1の切欠き凹部1
3に完全に納まつており、この状態からカム操作
ナツト6を時計廻りに約90゜回転する。カム操作
ナツト6の回転に伴い第1カム面5′が切欠き凹
部13とバー1の背面14との陵線部15(第5
図及び第6図参照)を押圧しながら滑動する。こ
のときカム棒7と螺合しているジヤツキボルト9
はその螺合抵抗が大のためカム棒7の回転ととも
に回転する。しかも、ジヤツキボルト9の先端
9′は版胴Cの壁に接しているか或いはわずか離
れているのみなので、カム棒7及びジヤツキボル
ト9は回転するけれども軸線方向の移動はない
か、あつてもわずかで、カム棒7とスライド自在
にセツトされているバー1が矢印G方向にスライ
ドされる(押し出される)。第1カム面5′が切欠
き凹部13から完全に出たときバー1の矢印G方
向へのカムは止まり、更にカム棒7を回転したと
き第2カム面5″がバー1の背面14と接触しバ
ー1は第2図イの状態にほぼ固定される。第7図
は第2図ロの状態から第2図イの状態に至る途中
の状態のカム棒7の右側面図を示し、第8図は第
7図の−線に沿つた断面図を示し、第9図は
第7図の上面図である。なお、陵線15はアール
状にすることが好ましい。
万力の作動について説明する。第2図ロは版緊締
前の状態を示し、カム5はバー1の切欠き凹部1
3に完全に納まつており、この状態からカム操作
ナツト6を時計廻りに約90゜回転する。カム操作
ナツト6の回転に伴い第1カム面5′が切欠き凹
部13とバー1の背面14との陵線部15(第5
図及び第6図参照)を押圧しながら滑動する。こ
のときカム棒7と螺合しているジヤツキボルト9
はその螺合抵抗が大のためカム棒7の回転ととも
に回転する。しかも、ジヤツキボルト9の先端
9′は版胴Cの壁に接しているか或いはわずか離
れているのみなので、カム棒7及びジヤツキボル
ト9は回転するけれども軸線方向の移動はない
か、あつてもわずかで、カム棒7とスライド自在
にセツトされているバー1が矢印G方向にスライ
ドされる(押し出される)。第1カム面5′が切欠
き凹部13から完全に出たときバー1の矢印G方
向へのカムは止まり、更にカム棒7を回転したと
き第2カム面5″がバー1の背面14と接触しバ
ー1は第2図イの状態にほぼ固定される。第7図
は第2図ロの状態から第2図イの状態に至る途中
の状態のカム棒7の右側面図を示し、第8図は第
7図の−線に沿つた断面図を示し、第9図は
第7図の上面図である。なお、陵線15はアール
状にすることが好ましい。
第2図イの状態から版Bを最終的な緊締状態に
もたらすには、ジヤツキボルト9を回転する。ジ
ヤツキボルト9の回転により該ジヤツキボルト9
と螺合しているカム棒7は矢印G′方向にわずか
移動し、カム棒7の第2カム面5″の押圧により
バー1も矢印G′方向へ同量移動される。その結
果版Bは版胴に対し十分な引張力をもつて固定さ
れる。
もたらすには、ジヤツキボルト9を回転する。ジ
ヤツキボルト9の回転により該ジヤツキボルト9
と螺合しているカム棒7は矢印G′方向にわずか
移動し、カム棒7の第2カム面5″の押圧により
バー1も矢印G′方向へ同量移動される。その結
果版Bは版胴に対し十分な引張力をもつて固定さ
れる。
本考案による版咥え尻側万力によれば、カム棒
7を約90゜回転するのみで版Bの必要締め付け量
のほとんどを終えることができ、残るわずかの量
を従来と同じジヤツキボルト9の回転によつて行
うことができる。従つて、版の版胴への取付け作
業時間を従来に較べて大巾に短縮することができ
る。また、版を胴より取り外すときにも同様に短
時間ですむ利点を有する。
7を約90゜回転するのみで版Bの必要締め付け量
のほとんどを終えることができ、残るわずかの量
を従来と同じジヤツキボルト9の回転によつて行
うことができる。従つて、版の版胴への取付け作
業時間を従来に較べて大巾に短縮することができ
る。また、版を胴より取り外すときにも同様に短
時間ですむ利点を有する。
第1図は従来の版万力を概略的に示す側面図、
第2図は本考案の一実施例を示す版咥え尻側万力
を示す側面図、第3図はカム棒を示す図、第4図
はバーの平面図、第5図は第4図の−線に沿
つた縦断面図、第6図は第4図の部分背面図を
夫々示し、第7図はカム棒7の右側面図、第8図
は第7図の−線に沿つた部分断面図、第9図
は第7図の上面図を夫々示している。 図中、1はバー、2は版咥え面、3は版押え
板、5はカム、7はカム棒、8はメネジ、9はジ
ヤツキボルト、12は穴、13は切欠き凹部、1
4はバー背面、Aは従来の版咥え尻側万力、Bは
版、Cは版胴を夫々示している。
第2図は本考案の一実施例を示す版咥え尻側万力
を示す側面図、第3図はカム棒を示す図、第4図
はバーの平面図、第5図は第4図の−線に沿
つた縦断面図、第6図は第4図の部分背面図を
夫々示し、第7図はカム棒7の右側面図、第8図
は第7図の−線に沿つた部分断面図、第9図
は第7図の上面図を夫々示している。 図中、1はバー、2は版咥え面、3は版押え
板、5はカム、7はカム棒、8はメネジ、9はジ
ヤツキボルト、12は穴、13は切欠き凹部、1
4はバー背面、Aは従来の版咥え尻側万力、Bは
版、Cは版胴を夫々示している。
Claims (1)
- 上面に版咥え面を有し下面に版胴カツト部底面
に設けた支持台にスライド可能に係合するための
構造を有する縦断面ほぼ短形をした長尺のバー1
と上記バーの版面咥え面と対向する版押え面を有
しワンタツチレバーにより版尻を版咥え面と版押
え面の間に挾持または解放する版押え板3からな
る版咥え尻側万力であつて、バー1にはその短手
方向に円形の通し孔12を2つ以上設けるととも
に、陵線部15を有し該通し孔12のバー1背面
側開口に連通した切欠き凹部13を通し孔12周
りの半円区域に設け、通し孔12内には全体が筒
状をなしその一方の端部外周に突出し、前記陵線
部15に係合する第1カム面5′及び第2カム面
5″を有するカム5を前記切欠き凹部13に納ま
る大きさで設け他端には通し孔12の径より大の
カム操作ヘツド6を設けかつ筒内面にネジ8を設
けたカム棒7を貫挿して設け、かつ前記第1カム
面5′をカム棒7の軸方向に対し斜め方向に、続
いて第2カム面5″をカム棒7の軸方向に対し直
交する方向に設け、カム棒7のネジ8に螺合する
ジヤツキボルト9を嵌合して設けたことを特徴と
する版咥え尻側万力。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3254882U JPS58136336U (ja) | 1982-03-10 | 1982-03-10 | 枚葉印刷機の版咥え尻側万力 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3254882U JPS58136336U (ja) | 1982-03-10 | 1982-03-10 | 枚葉印刷機の版咥え尻側万力 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58136336U JPS58136336U (ja) | 1983-09-13 |
JPS6229250Y2 true JPS6229250Y2 (ja) | 1987-07-27 |
Family
ID=30044146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3254882U Granted JPS58136336U (ja) | 1982-03-10 | 1982-03-10 | 枚葉印刷機の版咥え尻側万力 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58136336U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5967055A (ja) * | 1982-10-09 | 1984-04-16 | Komori Printing Mach Co Ltd | 枚葉輪転印刷機の版万力装置 |
-
1982
- 1982-03-10 JP JP3254882U patent/JPS58136336U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58136336U (ja) | 1983-09-13 |
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