JPH0239690Y2 - - Google Patents

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JPH0239690Y2
JPH0239690Y2 JP4422686U JP4422686U JPH0239690Y2 JP H0239690 Y2 JPH0239690 Y2 JP H0239690Y2 JP 4422686 U JP4422686 U JP 4422686U JP 4422686 U JP4422686 U JP 4422686U JP H0239690 Y2 JPH0239690 Y2 JP H0239690Y2
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JP
Japan
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shank
screw
hole
tool holder
clamp piece
Prior art date
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Expired
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JP4422686U
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English (en)
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JPS62156405U (ja
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  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は工作機械のタレツトの工具取り付け部
の穴に装入するツールホルダのクランプ機構に関
する。
従来技術 ツールホルダのシヤンク部をタレツトの工具取
り付け穴に挿入してクランプする形式では
DIN69880に規定されたようにストレートシヤン
ク上に軸方向に3個以上の楔溝を削設して3個以
上の係合突部を有する駒でクランプするものが知
られている。
考案が解決しようとする問題点 このような形式でシヤンクに対するクランプ力
が均一に作用させるためには、楔溝のピツチ及び
クランプ駒の係合ピツチの加工が高い精度で作ら
れなければならない。ツールホルダは必要により
頻繁に取り替えられ多数個が準備され、クランプ
力を一定にするにはそれぞれの楔溝のピツチが誤
差内に作られなければならないため加工精度管理
が困難である。
問題点を解決するための手段 タレツト1に嵌装するツールホルダ4のシヤン
ク部6の軸線と直角方向に削設した溝7に溝付ク
ランプ駒8を係合させることによつて工具ホルダ
4をクランプするものにおいて、前記シヤンク部
6の溝7は梯形のものを軸方向に2個所を形成
し、前記クランプ駒8は軸線に対する傾斜面に前
記梯形溝7に係合する2個所の梯形山9を形成す
るとともにねじ穴8aを軸心方向に貫通刻設し、
前記クランプ駒8を締め込むクランプボルト10
は前記ねじ穴8aのねじと螺合するねじ10aを
頭部側に有し先端側に該ねじと反対方向のねじ1
0bを刻設し、前記タレツト1にはツールホルダ
シヤンク6の挿入穴2に対して直角方向でその一
部がかかるように穿設した、前記クランプ駒8の
挿入穴3の穴底に前記クランプポルト10の先端
側ねじ10bを螺合するねじ穴3aを穿設してな
るものである。
実施例 以下本考案の実施例を図面にもとづき説明す
る。旋盤タレツト1の表面外周に沿つて同心円上
に工具取り付け部が複数個所設けられており、軸
方向にストレートのシヤンク穴2が穿設されてい
る。シヤンク穴2は後述するシヤンクの梯形溝の
裏側がシヤンクと軸方向の2線当たり即ち断面で
クランプ駒と3点当たりとなるようにぬすみ2a
が形成されている。またタレツト1の外周側面に
はシヤンク穴2に対して駒穴3がその一部がシヤ
ンク穴2にかかるようにシヤンク穴2と直角方向
から穿設され、穴底には駒穴3の中心に対しシヤ
ンク穴2より遠い側にづれた位置に右ねじ穴が穿
設されている。シヤンク穴2に挿入される工具ホ
ルダ4の頭には工具Tを直角方向に取り付ける溝
4aが削設され溝側方より複数本の締め付けボル
ト5が螺装されている。工具ホルダ4のシヤンク
6外周には軸と直角方向で且つ溝4aと平行に梯
形溝7が軸方向に離れて2個所削設されている。
工具ホルダ4を固定するクランプ駒8は軸心方向
に傾斜して円筒の一部が傾斜面に形成され、その
面上に前記シヤンクの2個所の梯形溝7と同ピツ
チで且つ駒穴挿入状態で工具T側を少しやせた2
個所の梯形山9が軸心と平行に穿設されている。
またクランプ駒8はタレツト1の駒穴3に挿入し
たとき、ねじ穴3aと同心となる位置に軸心と平
行に左ねじがねじ穴3aの右ねじのピツチ例えば
P=1.75より僅かに大きなピツチ例えばP=2.0
のねじ穴8aが削設されている。クランプ駒8を
介して工具ホルダ4を固定するクランプボルト1
0は頭に六角穴が穿設され、頭部にクランプ駒8
の左ねじに螺合するピツチP=2.0の左ねじ10
aが刻設され、中央部をぬすみ先端にタレツト1
のねじ穴3aの右ねじ10bに螺合するピツチP
=1.75の右ねじが刻設されている。
作 用 溝4aに工具Tが挿入されポルト5で固定され
たツールホルダ4のシヤンク6をタレツト1のシ
ヤンク穴2に挿入する。クランプ駒8のねじあな
8aには裏側よりクランプボルト10の頭部の左
ねじ10aを半分程ねじ込み、クランプ駒8をタ
レツト1の駒穴3に挿入してクランプボルト10
の先端の右ねじ10bをねじ穴3aにのぞませ、
六角穴に六角スパナを挿入してクランプボルト1
0をねじ込む。クランプボルト10がねじ穴3a
にねじ込まれるとクランプ駒8のねじ穴8aが左
ねじになつているためクランプボルト10ととも
にクランプ駒8も引き込まれる。このときピツチ
差分クランプ駒8は多く移動し、梯形山9がシヤ
ンク6の梯形溝7に係合する。係合部は2個所で
あるため一方の梯形斜面が当接すればクランプ駒
8は廻されもう一方の梯形の斜面が当接し2個の
斜面の軸方向分力によりツールホルダ4を引き込
んでホルダ頭部をタレツト1表面に圧着するとと
もに斜面の軸直角方向の分力によつてシヤンク6
を後側に押し逃げ部両端の2線と梯形係合部の3
個所当たりとなつて確実に固定するものである。
効 果 以上詳述したように本考案はシヤンクの梯形溝
を軸方向に2個所またクランプ駒の梯形山を同ピ
ツチに2個所に設けたので溝及び山のピツチの加
工精度が出し易くなり精度管理が極めて容易で多
数のホルダの安定したクランプ力をうることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は工具ホルダのクランプ状態を示す斜視
図、第2図はツールホルダとクランプとの係合状
態を示す図、第3図は第2図のA−A線断面図で
ある。 1……タレツト、2……シヤンク穴、3……駒
穴、4……ツールホルダ、6……シヤンク、8…
…クランプ駒、7……梯形溝、9……梯形山、1
0……クランプボルト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) タレツトに嵌装するツールホルダのシヤンク
    部の軸線と直角方向に削設した溝に溝付クラン
    プ駒を係合させることによつて工具ホルダをク
    ランプするものにおいて、前記シヤンク部の溝
    は梯形のものを軸方向に2個所を形成し、前記
    クランプ駒は軸線に対する傾斜面に前記梯形溝
    に係合する2個所の楔形山部を形成するととも
    にねじ穴を軸心方向に貫通刻設し、前記クラン
    プ駒を締め込むクランプボルトは前記ねじ穴の
    ねじと螺合するねじを頭部側に有し先端側に該
    ねじと反対方向のねじを刻設し、前記タレツト
    にはツールホルダシヤンク挿入穴に対して直角
    方向でその一部がかかるように穿設した前記ク
    ランプ駒の挿入穴の穴底に前記クランプポルト
    の先端側ねじを螺合するねじ穴を穿設してなる
    ことを特徴とするツールホルダのクランプ機
    構。 (2) タレツトのシヤンク穴はクランプ駒がシヤン
    クに作用する側と反対側がシヤンク背面を2線
    当たりとするぬすみが軸線方向に形成されてい
    るものである実用新案登録請求の範囲第1項記
    載のツールホルダのクランプ機構。
JP4422686U 1986-03-26 1986-03-26 Expired JPH0239690Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4422686U JPH0239690Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

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JP4422686U JPH0239690Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62156405U JPS62156405U (ja) 1987-10-05
JPH0239690Y2 true JPH0239690Y2 (ja) 1990-10-24

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ID=30861828

Family Applications (1)

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JP4422686U Expired JPH0239690Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2418029B1 (es) * 2012-02-07 2014-05-13 Apex Dynamics Inc. Dispositivo de acople
JP5272087B1 (ja) * 2012-02-14 2013-08-28 台灣精鋭科技股▲ふん▼有限公司 連結ブロック装置

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Publication number Publication date
JPS62156405U (ja) 1987-10-05

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