JPH027535Y2 - - Google Patents

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JPH027535Y2
JPH027535Y2 JP18215585U JP18215585U JPH027535Y2 JP H027535 Y2 JPH027535 Y2 JP H027535Y2 JP 18215585 U JP18215585 U JP 18215585U JP 18215585 U JP18215585 U JP 18215585U JP H027535 Y2 JPH027535 Y2 JP H027535Y2
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lever
case
bearing
board
chuck
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JP18215585U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、チヤツク開放用のカム及びレバーを
ケース、例えば歯科用ストレートハンドピースの
シヤンクケースに簡単に取り付けるためのチヤツ
クレバー取付基板に関するものである。
(従来の技術) 第6図は従来のチヤツクレバー支持装置を取り
付けたハンドピースの構成を示すもので、1はシ
ヤンクケース2(以下ケース2という)の管壁に
螺着したリング状の軸受、3は回転軸4の下端に
一体に形設したカム、5は軸受1を貫通した回転
軸4の上端にネジ(図示しない)によつて一体に
取り付けたレバーで、このレバー5はカム3と共
に軸受1によつて回動自在に軸支されている。6
はレバー5の側面に凹設したピン受け溝、7はレ
バー5の底面から突出するようにレバー5に内装
したクリツクボールで、このクリツクボール7は
クリツクボール7と共にレバー5に内装されたバ
ネ(図示しない)によつて下方に付勢されてい
る。8は軸受1とレバー5との間に介装したスリ
ツプリングで、このスリツプリング8は軸受1及
びレバー5の材質よりも軟らかいものでできてお
り、軸受1及びレバー5の摩耗を抑制する。9は
ケース2の外周壁面に突設した止めピンで、この
止めピン9によつてレバー5の回動を規制してい
る。10はケース2の外周壁面に埋設したボール
受けで、このボール受け10にはクリツクボール
7と係合するクリツク穴11が凹設されている。
このように構成された従来例では、レバー5を
軸線方向と平行に位置させておくと、クリツクボ
ール7がクリツク穴11に係合してレバー5はそ
の位置に保持されると共に、カム3は移動体12
と離間しているので、コレツトチヤツク13の口
は閉じている。又、バネ14の伸張力に抗してレ
バー5を回動させて、カム3により移動体12を
前方(図中左方向)に移動させると、移動体12
に連結された連結ピン15と共にコレツトチヤツ
ク13が前方(図中左方向)に移動して、コレツ
トチヤツク13の口が開く。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、カム3及びレバー5をケース2に取
り付けるには、先ず、予め止めピン9を突設し且
つボール受け10を埋設したケース2に軸受1を
螺着する。次に、ケース2の中から軸受1に回転
軸4を挿通した上、回転軸4が軸受1から抜け出
ないようにカム3を指若しくは治具でケース2の
中から押えながらネジを締め付けて、レバー5を
回転軸4に取り付けなければならないので、カム
3及びレバー5のケース2への取付けに手間が掛
かる問題があつた。又、例えばストレートハンド
ピースの重量を軽減するためにアルミニウム、合
成樹脂等で形成したケース2を使用すると、ケー
ス2の摩耗を防止するために、第5図に示すよう
に、ケース2にステンレススチール製の止めピン
9を突設したり、ステンレススチール製のボール
受け10を埋設しなければならないので、部品点
数が多く且つケース2の製造に手間が掛かつて製
造原価が高くなる欠点がある上、コレツトチヤツ
ク13の開閉時にバネ14によつて付勢されたレ
バー5が止めピン9に衝突すると、ケース2が破
壊され易いという欠点があつて、ストレートハン
ドピースの軽量化に問題があつた。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたもの
で、カム及びレバーのケースへの取付けが容易
で、ケースが軽量化できるチヤツクレバー取付基
板を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、カム及びレバーの軸受部が形設さ
れ、且つ、レバー回動範囲規制用の凹み及びレバ
ークリツク用の穴がそれぞれ凹設されたチヤツク
レバー取付基板をケースに着脱自在に取り付ける
ようにしたものである。
(作用) チヤツクレバー取付基板にカム及びレバーを取
り付けた後、そのチヤツクレバー取付基板をケー
スに取り付ければカム及びレバーをケースに取り
付けることができるので、カム及びレバーのケー
スへの取付けが容易になると共に、摩耗し難い材
質でチヤツクレバー取付基板を形成すれば、ケー
スは摩耗し易い材質のものでもよいので、ケース
を軽量化できるようになる。
(実施例) 以下、図面を参照しながら、本考案の実施例を
詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例の構成を示し、第2
図は本考案の一実施例を取り付けたハンドピース
の構成を示すもので、第6図の符号と同一符号の
ものは同一部分を示しており、又、16はステン
レススチール等のように摩耗し難い材質で形成さ
れた横断面が弓形のチヤツクレバー取付基板(以
下基板という)、17は基板16の軸受部18に
穿設した軸受1の取付穴で、この取付穴17の内
周壁面下部には軸受1を螺着するためのネジが切
つてある。19は基板16の湾曲した上面の中心
線部から側端部に掛けて凹設した凹みで、この凹
み19にはレバー5の底面側端部に突設した突起
20(図中点線で図示)が係入される。21は基
板16の湾曲した上面の中心線部に凹設した穴
で、この穴21にはレバー5の底面から突出した
クリツクボール7が係入される。22は基板16
の先端に突設した弓形の爪、23は基板16の後
端に突設した弓形の爪、24は後部ケース2aの
先端部管壁に横断面が略弓形になるように開設し
た取付穴(第2図参照)、25は取付穴24の後
端に位置する後部ケース2aの内周端縁部に弓形
に形成した切欠き(第2図参照)、26は取付穴
24の先端に位置する後部ケース2aの先端縁部
に平らに形成した載置台(第2図参照)である。
このように構成された本実施例おいて、カム3
及びレバー5をケース2に取り付けるには、先
ず、基板16の取付穴17に軸受1を螺着して、
その軸受1に回転軸4を挿通した上、回転軸4が
軸受1から抜け出ないようにカム3を指で押えな
がらネジ(図示しない)を締め付けて、カム3及
びレバー5を基板16に回動自在に取り付ける。
次に、この基板16の爪23を切欠き25に係入
させた上、爪22を載置台26の上に載置して取
付穴24を塞ぐ、そして、前部ケース2bを後部
ケース2aの先端部に固着すると、爪22が前部
ケース2bの後端縁部と載置台26とによつて挾
持されて、基板16がケース2に固定される。そ
こで、レバー5を軸線方向と平行に位置させる
と、突起20が凹み19に当接してレバー5の回
動範囲が規制されると共に、クリツクボール7が
穴21に突入してレバー5がその位置にクリツク
され、レバー5の横方向への飛び出し及びレバー
5のガタ付きがなくなる。
第3図は本考案の他の実施例を取り付けたハン
ドピースの構成を示すもので、第1図及び第2図
の符号と同一符号のものは同一部分を示してお
り、又、27は軸受部18に軸受穴28を穿設し
た、換言すると軸受1及び基板16を一体に形設
した横断面が弓形のチヤツクレバー取付基板(以
下基板という)で、この基板27はステンレスス
チール等のように摩耗し難い材質で形成されてお
り、基板16と同様に、上面には凹み19及び穴
21がそれぞれ凹設されており、又、先端及び後
端にはそれぞれ爪22及び23が突設されてい
る。
このように構成された本実施例では、基板27
に軸受が一体に形成されているので、軸受の製造
及び取付の手間を省くことはできるが、基板27
へのカム3及びレバー5の取付けとケース2への
基板27の取付けとはケース2への基板16の取
付けの方法と同様である。
第4図は本考案の更に他の実施例を取り付けた
ハンドピースの構成を示すもので、第1図乃至第
3図の符号と同一符号のものは同一部分を示して
おり、又、29は基板16若しくは27の下面両
側端部に爪30を突設した横断面が弓形のチヤツ
クレバー取付基板(以下基板という)で、この基
板29はステンレススチール等のように摩耗し難
い材質で形成されている。
このように構成された本実施例では、取付穴2
4の両側端に位置する後部ケース2aの両端縁部
に爪30が係合するようにしてカム3及びレバー
5を回動自在に取り付けた基板29を取付穴24
に挿入した上、前部ケース2bを後部ケース2a
の先端部に固着すると、基板29がケース2に固
定される。
尚、爪30は基板29の下面の四隅等に部分的
に突設してもよく、又、基板29の下面側端部に
沿つてレール状に連続して突設してもよい。
第5図は本考案の更に他の実施例を取り付けた
ハンドピースの構成を示すもので、第3図の符号
と同一符号のものは同一部分を示しており、又、
31はネジ部が爪22を貫通して載置台26のネ
ジ穴に螺着されるネジである。
このように構成された本実施例では、カム3及
びレバー5を回動自在に取り付けた基板27の爪
23を切欠き25に係入させた上、載置台26の
上に載置した爪22をネジ31で載置台26に固
着すると、基板27がケース2に固定される。
尚、基板27は先端部だけでなく後端部もネジ
31でケース2に固着するようにしてもよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、カム及
びレバーをチヤツクレバー取付基板に取り付けた
上、このチヤツクレバー取付基板をケースに取り
付けるので、カム及びレバーのケースへの取付け
が迅速且つ容易にできる利点がある。又、チヤツ
クレバー取付基板を摩耗し難い材質で形成してお
けば、ケースは合成樹脂等のように摩耗し易い
が、軽量な材質で形成することができるので、ケ
ースを軽量化できる利点がある。更に、カム、回
転軸及びレバー、或いは、レバー取付基板が摩耗
してレバーにガタ付きが出てきても、摩耗の激し
い部品だけを交換すればよいので、保守費用を軽
減できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成を示す斜視
図、第2図は本考案の一実施例を取り付けたハン
ドピースの要部断面図、第3図は本考案の他の実
施例を取り付けたハンドピースの要部断面図、第
4図は本考案の更に他の実施例を取り付けたハン
ドピースの要部断面図、第5図は本考案の更に他
の実施例を取り付けたハンドピースの要部断面
図、第6図は従来のチヤツクレバー支持装置を取
り付けたハンドピースの要部断面図である。 1……軸受、3……カム、5……レバー、1
6,27,29……チヤツクレバー取付基板、1
8……軸受部、19……凹み、21……穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) チヤツク着脱用のカム及びレバーの軸受部が
    形設され、且つ、前記レバーの回動範囲を規制
    する凹み及び前記レバーをクリツクする穴がそ
    れぞれ凹設されていることを特徴とするチヤツ
    クレバー取付基板。 (2) 前記軸受部には軸受が着脱自在に取り付けら
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第(1)項記載のチヤツクレバー取付基板。 (3) 前記軸受部には軸受が一体に形成されている
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)
    項記載のチヤツクレバー取付基板。
JP18215585U 1985-11-28 1985-11-28 Expired JPH027535Y2 (ja)

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JPS6290614U JPS6290614U (ja) 1987-06-10
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