JPH0356417Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0356417Y2
JPH0356417Y2 JP4881585U JP4881585U JPH0356417Y2 JP H0356417 Y2 JPH0356417 Y2 JP H0356417Y2 JP 4881585 U JP4881585 U JP 4881585U JP 4881585 U JP4881585 U JP 4881585U JP H0356417 Y2 JPH0356417 Y2 JP H0356417Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
change
boot
lever
lever member
change boot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4881585U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61165226U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4881585U priority Critical patent/JPH0356417Y2/ja
Publication of JPS61165226U publication Critical patent/JPS61165226U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0356417Y2 publication Critical patent/JPH0356417Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車のチエンジブーツ取付構造に
関するものである。
(従来技術) チエンジブーツはトランスミツシヨンを変速操
作するチエンジレバーに取り付けられ、車室側か
らトランスミツシヨンに対する塵埃の侵入を防止
し、かつ防音を図るとともに、チエンジレバーと
トランスミツシヨンの結合部を隠蔽して外観を向
上させる機能を有している。
従来のチエンジブーツ取付構造として、チエン
ジブーツの下端を車体に固定し、上端をチエンジ
レバーに嵌合したものが、たとえば実開昭57−
6626号公報に開示されている。
この種従来のチエンジブーツ取付構造では、チ
エンジブーツの上端をチエンジレバーに対して単
に嵌合しているだけであるから、経時的に嵌合部
にすべりが生じ、チエンジブーツの上端がずり落
ちるおそれがある。
したがつて、実際上、チエンジブーツの上端部
外周にバンドを巻き付けて、チエンジブーツをチ
エンジレバーに固定しなければならないため、部
品点数と組付工数が増加する問題が生じる。
(考案の目的) この考案は上記従来の問題を解決するためにな
されたもので、部品点数と組付工数を増加させる
ことなく、チエンジレバーに対してチエンジブー
ツを取り付けることができる自動車のチエンジブ
ーツ取付構造を提供することを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するため、この考案に係る自動
車のチエンジブーツ取付構造は、チエンジレバー
が上下に分割され、この分割部分にラバーブツシ
ユが介在されている。
そして、上記ラバーブツシユの下端に径外方向
に突出する突起部が形成され、一端を車体に固定
したチエンジブーツの他端が上記ラバーブツシユ
の突起部に係合した構成になつている。
したがつて、チエンジブーツの他端はラバーブ
ツシユの突起部に係合されるから、他部材を用い
なくてもチエンジブーツがチエンジレバーから離
脱しない。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図はこの考案に係る自動車のチエンジブー
ツ取付構造の一実施例を示す縦断側面図であり、
図において、1はチエンジレバー、2はチエンジ
ブーツ、3はフロアパネル、4はトランスミツシ
ヨンを示す。
チエンジレバー1は上部レバー部材1Aと下部
レバー部材1Bの上下2部材を、ラバーブツシユ
5を介して結合することにより構成されている。
上部レバー部材1Aは金属性筒体によつてな
り、ゴムなどの防振部材6が嵌入され、上端に操
作ノブ7を取り付けている。
下部レバー部材1Bは中実の金属生棒体によつ
て形成され、基部に設けられているボールジヨイ
ント部8がトランスミツシヨン4のケースに回動
自在に支持され、下端連結部9がケース内におい
てチエンジロツド10に連結されている。
下部レバー部材1Bには、第2図に示すよう
に、ラバーブツシユ5が外嵌される。このラバー
ブツシユ5には、下端部に径外方向に突出したフ
ランジ状の突起部5aが形成され、上端中央部に
エアー抜き5bを形成している。
このように、下部レバー部材1Bにラバーブツ
シユ5を外嵌した状態で、第3図に示すように下
部レバー部材1Bを上部レバー部材1Aに圧入
し、突起部5aの上面を上部レバー部材1Aの下
端面に当接させる。
なお、下部レバー部材1Bの圧入に際し、上部
レバー部材1A内の防振部材6とラバーブツシユ
5間に存在する空気は、ラバーブツシユ5のエア
ー抜き5bを通り、ラバーブツシユ5の内面と下
部レバー部材1Bの外面との間を通つて外部へ排
出される。
チエンジブーツ2は、第4図に示すように、ゴ
ムなどの可撓性素材によつて蛇腹状に形成され、
上端中央に小径開口2aを有し、下端部に径外方
向に張り出すフランジ部2bを設け、このフラン
ジ部2bに円周方向に所定の間隔を有して透孔2
b1を形成している。
チエンジブーツ2は、小径開口2aを第5図の
仮想線xで示すようにフロアパネル3の開口3A
から車室内に突出された上部レバー部材1Aの上
端に対応させて挿入し、下方に押し下げること
で、実線で示すように、小径開口2aをラバーブ
ツシユ5の突起部5aに係合させ、フランジ部2
bをフロアパネル3の開口3A周辺上に載置した
のち、第1図に示すように、フランジ部2bの上
面とフロアパネル3の下面にブラケツト11A,
11Bを当てがい、かつねじ体12を上部ブラケ
ツト11A側から透孔2b1を通して下部ブラケツ
ト11Bにねじ込むことで、フロアパネル3に取
り付けられる。つまり、チエンジブーツ2の一端
は車体に固定され、他端がラバーブツシユ5の突
起部5aに係合される。
この実施例では、上部ブラケツト11Aに補助
チエンジブーツ13の下端が外嵌され、その上端
に形成された小径開口に上部レバー部材1Aを嵌
合している。
すなわち、補助チエンジブーツ13とチエンジ
ブーツ2との二重構造によつてフロアパネル3の
開口3Aからトランスミツシヨン4側への塵埃の
落下が防止されるとともに、トランスミツシヨン
4の作動音が開口3Aを通して室内に伝わるのを
阻止し、防音効果を高めている。
また、フロアパネル3上に設けられたコンソー
ルボツクス14の開口部14Aは、補助チエンジ
ブーツ15によつて塞がれ、この補助チエンジブ
ーツ15の上端が操作ノブ7の外周に係合されて
いる。
これによつて、車室内からコンソールボツクス
14内への塵埃の浸入が防止され、かつトランス
ミツシヨン4の作動音に対する防音がより有効に
なされるとともに、チエンジレバー2を隠蔽して
外観の向上を図つている。
さらに、チエンジレバー1のボールジヨイント
部8はトランスミツシヨン4に取り付けられた補
助チエンジブーツ16によつて覆われ、トランス
ミツシヨン4への塵埃の浸入を阻止するようにな
されている。図中17はフロアマツトを示す。
上記構成において、第1図のチエンジレバー1
の上部レバー部材1Aと下部レバー部材1Bは、
分割部分に介在されたラバーブツシユ5により一
体に結合され、このラバーブツシユ5に突起部5
aを形成し、該突起部5aにチエンジブーツ2の
小径開口2aを係合しているから、従来のように
バンドなどの他部材を使用しなくても係合状態を
損なうことがない。
したがつて、チエンジブーツ2の上端がずり落
ちない。しかも、他部材を必要としないので、部
品点数と組付工数が増加しない。
さらに、操作ノブ7の取付前において、チエン
ジブーツ2の小径開口2aにチエンジレバー1の
上部レバー部材1Aの上端を挿通し、上部レバー
部材1Aに沿つてチエンジブーツ2を押し下げる
簡単な作業によつて、小径開口2aがラバーブツ
シユ5の突起部5aに必然的に係合されるから、
取付作業性がよい。また、ラバーブツシユ5によ
つてトランスミツシヨン4からの振動が減衰され
るので、チエンジレバー操作時に手に伝わる不快
感が抑制される。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案によれば、部品
点数と組付工数を増加させることなく、チエンジ
レバーに対してチエンジブーツが取り付けられ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る自動車のチエンジブー
ツ取付構造の一実施例を示す縦断側面図、第2図
は下部レバー部材に対するラバーブツシユの外嵌
状態を示す側面断面図、第3図は上下両レバー部
材の結合状態を示す縦断側面図、第4図はチエン
ジブーツの拡大断面図、第5図はチエンジブーツ
の取付手順を示す説明図である。 1……チエンジレバー、1A……上部レバー部
材、1B……下部レバー部材、2……チエンジブ
ーツ、3……フロアパネル、4……トランスミツ
シヨン、5……ラバーブツシユ、5a……突起
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トランスミツシヨンを変速操作するチエンジレ
    バーに取り付けられるチエンジブーツの取付構造
    であつて、上記チエンジレバーは上下に分割さ
    れ、この分割部分にラバーブツシユが介在されて
    おり、該ラバーブツシユの下端部に径外方向に突
    出する突起部が形成され、上記チエンジブーツの
    一端が車体に固定され、他端が上記ラバーブツシ
    ユの突起部に係合されていることを特徴とする自
    動車のチエンジブーツ取付構造。
JP4881585U 1985-04-01 1985-04-01 Expired JPH0356417Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4881585U JPH0356417Y2 (ja) 1985-04-01 1985-04-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4881585U JPH0356417Y2 (ja) 1985-04-01 1985-04-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61165226U JPS61165226U (ja) 1986-10-14
JPH0356417Y2 true JPH0356417Y2 (ja) 1991-12-18

Family

ID=30565425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4881585U Expired JPH0356417Y2 (ja) 1985-04-01 1985-04-01

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0356417Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2546178Y2 (ja) * 1989-12-11 1997-08-27 日産ディーゼル工業株式会社 シフトレバーのブーツ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61165226U (ja) 1986-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0545588Y2 (ja)
JP3427188B2 (ja) 自動車用エンジンマウント
JP2000516880A (ja) 一体型のブーツを備えた防音層
US4237998A (en) Sound insulating arrangement around a vehicle gear shift lever
JP3260269B2 (ja) ステアリング用ボールジョイント
KR100440004B1 (ko) 자동변속 차량용 트랜스미션 기어 시프트케이블
JPH0356417Y2 (ja)
JPH0339345Y2 (ja)
JPS6017535Y2 (ja) 自動車のクラッチコントロ−ルケ−ブル
JPH08198122A (ja) ステアリングシャフト支持構造
JPH0346278Y2 (ja)
JPH0139227Y2 (ja)
JPH08192652A (ja) シフトレバー構造
JPH0528090Y2 (ja)
JPS5822839Y2 (ja) ダツシユサイレンサ−の配線類取付け構造
JPS6111536Y2 (ja)
JPS6118335Y2 (ja)
KR960010526Y1 (ko) 차량 액설레이터케이블의 대쉬판넬 취부구조
JPH0221298Y2 (ja)
JPH11240466A (ja) 車両の消音装置
JP2001055056A (ja) シフトレバーのブーツ取付構造
JPS6230809Y2 (ja)
JP2573207Y2 (ja) メーターケーブルの防振構造
JPH0523846Y2 (ja)
JPS6212670Y2 (ja)