JPH0221298Y2 - - Google Patents

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JPH0221298Y2
JPH0221298Y2 JP14465384U JP14465384U JPH0221298Y2 JP H0221298 Y2 JPH0221298 Y2 JP H0221298Y2 JP 14465384 U JP14465384 U JP 14465384U JP 14465384 U JP14465384 U JP 14465384U JP H0221298 Y2 JPH0221298 Y2 JP H0221298Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車のチエンジブーツ、詳しくは
ブラケツトに対する組付後における軸まわりの回
動を防止するとともに、組付作業性の向上を図つ
たチエンジブーツに関するものである。
(従来技術) 自動車のチエンジレバーにおいて、車体のフロ
アパネルに取り付けられたブラケツト内に組み込
まれた支持枠によつて、揺動自在に支持されるタ
イプのものは、支持枠とブラケツトに対する塵埃
の侵入を防止するとともに、これらの部材を隠蔽
して外観の向上を図るために、チエンジレバーが
ゴム製のチエンジブーツによつて覆われている。
チエンジブーツは、上記ブラケツトに対して係
合させることにより車体に組付けられる。すなわ
ち、上記ブラケツトの略中央部に上方に突出して
筒状のマウント部が形成され、このマウント部の
上端部外周に形成されている係止部に対して、チ
エンジブーツの下端部内周に形成された係合部を
係合させることによつて組付けられる(たとえば
実公昭53−7460号公報参照)。
しかしながら、この種従来のチエンジブーツで
は、単にチエンジブーツの係合部をブラケツトの
係止部に係合させただけの構成であるから、チエ
ンジブーツが上方に抜けるのを防止する機能を有
してはいるが、チエンジレバーのシフト操作に追
従して、チエンジブーツが軸まわりに回動される
のを防止することができない。
チエンジブーツが軸まわりに回動しても、チエ
ンジブーツが円筒形のものであれば外観を損うこ
とがないけれども、長方形のような角筒形のチエ
ンジブーツの場合は、軸まわりに回動することに
よつて外観が損われる上、乗員の足元に干渉す
る。
したがつて、フロアパネルに対してブラケツト
を固定しているボルトを活用して、チエンジブー
ツを固定することが考えられる。すなわち、チエ
ンジブーツの下端ベース部にボルト挿通用の透孔
を形成し、この透孔にボルトを貫通して上方から
ナツト締めすることが考えられるが、このような
構成では、ナツトがチエンジブーツのベース部の
面上に露出するため、外観が悪くなり、しかも組
付作業性がよくない問題がある。
(考案の目的) この考案は上記従来の問題を解決するためにな
されたもので、ブラケツトに対する組付後におけ
る軸まわりの回動を防止するとともに、組付作業
性と外観の向上とが図れる自動車のチエンジブー
ツを提供することを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するため、この考案はフロアパ
ネルにボルトによつてブラケツトが固定され、該
ブラケツトの略中央部に上方に突出して筒状のマ
イント部が形成されており、このマウント部の略
中央部に設けられた開口部に対してチエンジレバ
ーが揺動自在に設けられ、このチエンジレバーを
覆うように設けられたチエンジブーツであつて、
該チエンジブーツには上記マウント部に形成され
た係止部に係合されてチエンジブーツが上方に抜
けるのを防止する係合部が設けられるとともに、
上記ボルトの軸部に当接してチエンジブーツの回
動を防止する支持部が設けられた構成になつてい
る。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図はこの考案に係るチエンジブーツの一実
施例を示す縦断側面図であり、同図において1は
フロアパネル、2はブラケツト、3はチエンジレ
バー、4はチエンジブーツを示す。
ブラケツト2は、略中央部に上方に突出して筒
状のマウント部2Aが形成されており、下端のベ
ース部2Bは第2図に示すように長方形に形成さ
れている。そして4隅近傍に長孔によつてなるボ
ルト孔51,52,53,54が形成され、マウント
部2Aの上端に径外方向に張り出した係止部2D
(第1図)が形成されている。
ブラケツト2は第1図に示すようにフロアパネ
ル1の開口1Aに対して、下方からマウント部2
を挿通し、ベース部2Bの上面をフロアパネル1
の下面に当接させることで、第2図の4つのボル
ト孔51,52,53,54をフロアパネル1に形成
されている4つのボルト孔11,12,13,14
下側に連通させ、これを上下に連通しているボル
ト孔11,51,12,52,13,53,14,54
下方からボルト61,62,63,64の軸部6aを
挿通し、ナツト締め7することによつて、フロア
パネル1に対してブラケツト2を固定している。
第1図にチエンジレバー3は、そのボールジヨ
イント部3Aが上記ブラケツト2のマウント部2
Aの中央部に設けられた開口部2Eに上方から挿
入され、マウント部2Aの内側に組み込まれてい
る支持枠8によつて揺動自在に支持されている。
そして下端部3aはリンク部材9の一端に回動自
在に連結され、該リンク部材9の他端は変速機構
(図示せず)に連結されている。
上記支持枠8にはボールジヨイント部3Aを支
持するラバーマウント部材10が設けられる。ま
た、支持枠8はフロアパネル1の下方において車
体部材11に固定されている。
チエンジブーツ4は、ゴムなどの可撓性素材に
よつて形成され、この実施例では第3図に示すよ
うに筒状の上体部4A、角筒状で蛇腹状の可撓部
4B、角筒状のスカート部4C、および角形のベ
ース部4Dを有し、第1図のように角筒状のスカ
ート部4Cの内側中央に筒状の垂下部4Eが連設
され、この筒状の垂下部4Eの下端部内周に径内
方向に張り出した係合部4Fが形成されている。
また、第1図および第2図に示すように、ベー
ス部4Bの後部下面に上記ボルト63,64の軸部
6aに対応して下方に向けて支持部4Gが延出形
成されている。これら支持部4Gは断面U字状に
形成され、ボルト63,64の軸部6aの外周約半
分を取り囲んでいる。
つぎにチエンジブーツ4の組付手順について説
明する。
第1図のチエンジレバー3の上端に着脱可能に
取り付けられている握り部材3Bを取り外したの
ち、チエンジブーツ4の下側、つまり、角形のベ
ース部4D側から筒状の垂下部4Eにチエンジレ
バー3を挿し込み、チエンジレバー3の上端部を
筒状の上体部4Aから上方に露出させる。
一方、角形のベース部4Dを上方に少し引き上
げることで筒状の垂下部4Eを露出させ、この筒
状の垂下部4Eをブラケツト2のマウント部2A
に外嵌させる。これによつて筒状の垂下部4Eに
形成されている係合部4Fをマウント部2Aの係
止部2Dに係合させてチエンジブーツ4をブラケ
ツト2に組付け、チエンジブーツ4が上方に抜け
るのを防止する。
つぎに、上方に引き上げられている角形のベー
ス部4Dを元の状態に復帰させることで、支持部
4Gがボルト63,64の軸部6aを取り囲んだ組
付状態(第2図)を得ることができる。その後握
り部材3Bをチエンジレバー3の上端に取り付け
る。
第1図の12はグリスシール部材、13はマツ
ト、14はフエルトを示す。
上記構成において、チエンジブーツ4は筒状の
垂下部4Gに形成されている係合部4Fをブラケ
ツト2のマウント部2Aに形成されている係止部
2Dに係合させることにより、ブラケツト2に対
して組付けられているから、上方に抜け出ること
がない。しかも、チエンジブーツ4をブラケツト
2に組付ることで、支持部4Gがボルト63,64
の軸部6aを取り囲むため、チエンジレバー3の
シフト操作に追従してチエンジブーツ4が軸まわ
りに回動されんとしても、支持部4Gがボルト6
,64の軸部6aに当接するため、回動が防止さ
れる。
上記実施例ではボルト63,64の軸部6aに対
応する位置にのみ支持部4Gを設けた例で説明し
ているが、この考案は上記実施例にのみ限定され
るものではなく、全てのボルト61,62,63
4の軸部6aに対応して支持部4Gを形成して
もよい。また、支持部4GをU字状に形成した例
で説明しているだけども、コ字状もしくは環状に
形成しても、上記実施例と同様の効果を奏する。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案によればフロア
パネルにボルトによつて固定されたブラケツトの
マウント部に、チエンジブーツを係合させて組付
けているから、チエンジブーツが上方に抜け出な
い。また、チエンジブーツの組付時にボルトの軸
部に当接する支持部を設けているから、チエンジ
ブーツの回動が防止され、これによつて乗員の足
元への干渉と外観を損う弊害が回避され、しかも
チエンジブーツの面上にナツトなどの他部材が露
出しないので、外観が向上し、かつ組付作業性が
よいなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るチエンジブーツの一実
施例を示す縦断側面図、第2図は第1図における
−線に沿う断面平面図、第3図はチエンジブ
ーツの斜視図である。 1……フロアパネル、2……ブラケツト、2A
……マウント部、2D……係止部、2E……開口
部、3……チエンジレバー、4……チエンジブー
ツ、4F……係合部、4G……支持部、61,6
,63,64……ボルト、6a……軸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロアパネルにボルトによつてブラケツトが固
    定され、該ブラケツトの略中央部に上方に突出し
    て筒状のマウント部が形成されており、このマウ
    ント部の略中央部に設けられた開口部に対してチ
    エンジレバーが揺動自在に設けられ、このチエン
    ジレバーを覆うように設けられたチエンジブーツ
    であつて、該チエンジブーツには上記マウント部
    に形成された係止部に係合されてチエンジブーツ
    が上方に抜けるのを防止する係合部が設けられる
    とともに、上記ボルトの軸部に当接してチエンジ
    ブーツの回動を防止する支持部が設けられている
    ことを特徴とする自動車のチエンジブーツ。
JP14465384U 1984-09-25 1984-09-25 Expired JPH0221298Y2 (ja)

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JP14465384U JPH0221298Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25

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JP14465384U JPH0221298Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25

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Publication Number Publication Date
JPS6158119U JPS6158119U (ja) 1986-04-18
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JP14465384U Expired JPH0221298Y2 (ja) 1984-09-25 1984-09-25

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JPS6158119U (ja) 1986-04-18

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