JPH0434091Y2 - - Google Patents

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JPH0434091Y2
JPH0434091Y2 JP1985070766U JP7076685U JPH0434091Y2 JP H0434091 Y2 JPH0434091 Y2 JP H0434091Y2 JP 1985070766 U JP1985070766 U JP 1985070766U JP 7076685 U JP7076685 U JP 7076685U JP H0434091 Y2 JPH0434091 Y2 JP H0434091Y2
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JP
Japan
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hook
locking device
cover
roof panel
roof
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、自動車の車体とは別体にルーフパ
ネルを形成し、このルーフパネルを車体に対して
着脱自在に取付けるためにロツク装置を設けた自
動車において、このロツク装置とフツクの外側を
カバーで覆うようにした、自動車屋根の着脱装置
に関するものである。
「従来の技術」 自動車にはルーフパネルを着脱できるようにし
たものがある。この場合、ルーフパネルの着脱作
業は、容易に、そして迅速に行えることが望まし
く、また確実に行われる必要がある。この意味に
おいてルーフパネルの着脱作業には工具を必要と
したり、時間が多くかかるものは好ましくない。
また、作業に熟練を必要とし、あるいは取付けが
確実に行いにくいものも適当でない。
「考案が解決しようとする問題点」 このようなことから、車体とこの車体とは別体
に形成したルーフパネルとを、フツクとこのフツ
クに係合離脱自在に設けたロツク装置でロツクす
るようなものが案出されている(実開昭60−
11828号公報参照)。これによりルーフパネルの着
脱は容易に行えることになつたが、車室内から見
た場合、フツクとロツク装置とが目障りとなり、
また突出するのでなにかが引掛かつたりすること
もあつた。
この考案は、フツクとロツク装置とが室内に露
出するために生ずるこのような問題を解決するた
め、ロツク装置を操作する時のみフツクとロツク
装置とを露出させ、その他の時にはフツクとロツ
ク装置とをカバーで覆い、目障りとなつたり、引
掛かつたりすることがないようにしたものであ
る。
「問題点を解決するための手段」 この考案の自動車屋根の着脱装置は、車体とは
別体に形成され車体に対して着脱可能なルーフパ
ネルと、該ルーフパネルの内側端部近傍に取付け
たフツクと、前記ルーフパネルの端部を受ける前
記車体のルーフサイドレールに基端部が取付けら
れ前記フツクに係合離脱自在なロツク装置と、を
有する自動車屋根の着脱装置において、フツクに
係合した状態のロツク装置及びフツク全体を覆う
カバーをロツク装置のルーフサイドレール側基端
部で回動するように取付け、前記カバーの上部は
前記ルーフパネルの内側に沿う形状とし、前記カ
バーの下部はフツクに係合した状態のロツク装置
及びフツクにほぼ沿う形状とし、前記カバーの内
部には前記ロツク装置およびフツクを覆つた状態
で前記ロツク装置に係合する爪を設けたことを特
徴とするものである。
「作用」 このような構成とすれば、車体にルーフパネル
を着脱するためにロツク装置を操作するときのみ
カバーを外しておき、ロツク装置の操作が終つた
ときには簡単にカバーで全体をすつかり覆つた状
態に保持することができる。
「実施例」 次に、この考案の一実施例を図について説明す
ると、第1図において1は自動車であつて、車体
2の中央に金属で形成したロールバー3を取付
け、その前部に後述するルーフパネル4を着脱自
在に取付け、後部に幌布5を張設したものであ
る。
第2図はルーフパネル4の車体への取付構造を
示すもので、第1図の−線に沿つた拡大断面
図であり、ルーフサイドレール6は、アウタパネ
ル7とインナパネル8とを接合して、断面箱状に
なつており、アウタパネル7の上部には、ルーフ
パネル4の端部がウエザストリツプ9を介して載
置されている。
ルーフサイドレール6のインナパネル8には、
第3図に示すような形状のロツク装置10の基端
部が、その基端部の取付フランジ11に穿設され
た孔12にスクリユ13(第2図参照)を挿通し
てナツト14に螺合させることにより、固定され
ている。
ロツク装置10は、第2図に示すように、両側
の起立部15に軸16を渡架し、この軸16にレ
バー17の基端を枢着するとともに、このレバー
17に、第3図に示すようなコ字状のアーム18
の両端を折曲げて取付けたものである。そして軸
16にはスプリング19が巻回されていて、レバ
ー17を軸16を中心として第2図、第3図にお
いて時計方向に付勢している。
第2図に示すように、ルーフパネル4の内側端
部近傍には、スクリユ20によりフツク21が取
付けられていて、前述したロツク装置10のアー
ム18は、このフツク21に係合するようになつ
ている。
第3図に示すようにロツク装置10の取付フラ
ンジ11は周縁部において若干浮上がつた形状に
なつており、この浮上がり部22に、カバー23
の取付座面24の周囲を嵌合してカバー23を取
付フランジ11に取付けることができるようにな
つている(第4図参照)。
カバー23は樹脂で成型されているもので、第
3図に示すように取付座面24の一側に沿つて、
屈折自在の薄肉ヒンジ部25が設けられており、
この薄肉ヒンジ部25を中心としてカバー23を
回動することができるようになつている。カバー
23は第2図に示すように、ロツク装置10のア
ーム18をフツク21に係合した状態のロツク装
置及びフツク21全体を覆うことができる大きさ
になつていて、この状態においてカバー23の上
部30はルーフパネル4に沿う形状になつてお
り、カバー23の下部31はロツク装置10及び
フツク21にほぼ沿う形状になつている。カバー
23の内側には1対の爪26が設けられており、
カバー23がロツク装置及びフツク21全体を覆
つた状態で、爪26がロツク装置10を両側から
把持して係合するようになつている。
上述のように構成されたこの装置において、ロ
ツク装置10のアーム18がフツク21に係合し
ている状態のとき、自動車1に乗車した姿勢のま
までロツク装置10のレバー17を軸16を中心
に回動させて引き起こし、アーム18のフツク2
1に対する係合を解けば、ルーフパネル4を車体
2から取外すことができる。取外したルーフパネ
ル4を再度車体2に取付けるには、これと逆の操
作をすればよい。
このようなロツク装置10の操作をするとき
は、カバー23を第2図のA方向に引き、ロツク
装置10の基端部に位置している薄肉ヒンジ部2
5を中心に回動して、薄肉ヒンジ部25から垂れ
下がつた状態にする。そしてロツク装置10の操
作が終つた後、第2図のB方向にカバー23を押
せば、カバー23はロツク装置10の基端部に位
置している薄肉ヒンジ部25を中心にB方向に回
動し、爪26がロツク装置10を両側から把持係
合してカバー23はロツク装置10及びフツク2
1全体を覆つた状態に保持されることになる。
第5図および第6図はこの考案の他の実施例の
ロツク装置とカバーとを示すもので、この実施例
ではロツク装置10の基端部にある取付フランジ
11の両端が起立させてあり、この部分に孔27
が設けられている。一方カバー23には、取付フ
ランジ11両端の起立した部分の外側に重合する
壁部28が設けられており、ここに、内側に向け
て軸29が突出させてある。軸29は取付フラン
ジ11の孔27に嵌入し、これによつてカバー2
3はロツク装置10の基端側の取付フランジ11
に枢着されることになる。この実施例においても
使用方法においては前述の実施例と変わるところ
はない。
「考案の効果」 この考案は以上説明したように、ルーフパネル
の内側端部近傍に取付けらフツクと、このフツク
に係合するロツク装置との外側の全体をカバーで
覆うようにしたものであるから、外観が向上する
上に、車内側にロツク装置及びフツクの突出部が
露出しないことになり、乗員に対する安全性にす
ぐれるようになる。
またロツク装置を操作する際にカバーをロツク
装置のルーフサイドレール側基端を中心として下
方に回動することにより、ロツク装置及びフツク
が完全に現れ、しかもカバーはルーフサイドレー
ル側基端から下方に垂れ下がる状態となるので、
カバーが乗員のロツク操作に支障を与えることが
ない。
さらにカバーの上部はルーフパネルの内側に沿
う形状になつているので、ルーフパネルを取付け
たときにルーフパネルがカバーの上方への必要以
上の回動を防止するストツパーの役目を果たすこ
とになつて破損を防ぎ、カバーの下部はフツクに
係合した状態のロツク装置及びフツクにほぼ沿う
形状になつていて余分に膨出していないので、乗
員座席側から見て空間的な圧迫感がなく、最小限
の空間にロツク装置及びフツクを収納することが
可能であり、カバーがロツク装置及びフツクを覆
つている状態に保持する爪は、ロツク装置にその
まま係合するので、爪に係合するための特別な構
造を設ける必要がなく、製作が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を施す自動車の斜視図、第2
図は第1図の−線に沿つた拡大断面図、第3
図は第2図中のロツク装置とカバーの斜視図、第
4図は第3図に分解状態で示したものを組立てた
状態で表した第3図の−断面図、第5図およ
び第6図はこの考案の他の実施例の要部の斜視図
である。 1……自動車、2……車体、4……ルーフパネ
ル、6……ルーフサイドレール、10……ロツク
装置、11……取付フランジ、23……カバー、
25……薄肉ヒンジ部、26……爪、29……
軸、30……上部、31……下部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体とは別体に形成され車体に対して着脱可能
    なルーフパネルと、該ルーフパネルの内側端部近
    傍に取付けたフツクと、前記ルーフパネルの端部
    を受ける前記車体のルーフサイドレールに基端部
    が取付けられ前記フツクに係合離脱自在なロツク
    装置と、を有する自動車屋根の着脱装置におい
    て、フツクに係合した状態のロツク装置及びフツ
    ク全体を覆うカバーをロツク装置のルーフサイド
    レール側基端部で回動するように取付け、前記カ
    バーの上部は前記ルーフパネルの内側に沿う形状
    とし、前記カバーの下部はフツクに係合した状態
    のロツク装置及びフツクにほぼ沿う形状とし、前
    記カバーの内部には前記ロツク装置およびフツク
    を覆つた状態で前記ロツク装置に係合する爪を設
    けたことを特徴とする自動車屋根の着脱装置。
JP1985070766U 1985-05-15 1985-05-15 Expired JPH0434091Y2 (ja)

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JP1985070766U JPH0434091Y2 (ja) 1985-05-15 1985-05-15

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JPS61186623U JPS61186623U (ja) 1986-11-20
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ID=30607647

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JPS52109069A (en) * 1976-03-08 1977-09-12 Matsushita Electric Works Ltd Dress-cover-loaded screw
JPS6011828B2 (ja) * 1978-06-30 1985-03-28 バア−−ブラウン リサ−チ コ−ポレ−シヨン モジユ−ル型ハ−ドウエアのパツケ−ジ装置

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