JPS6012776Y2 - 幌キヤビンの幌取着装置 - Google Patents

幌キヤビンの幌取着装置

Info

Publication number
JPS6012776Y2
JPS6012776Y2 JP3857779U JP3857779U JPS6012776Y2 JP S6012776 Y2 JPS6012776 Y2 JP S6012776Y2 JP 3857779 U JP3857779 U JP 3857779U JP 3857779 U JP3857779 U JP 3857779U JP S6012776 Y2 JPS6012776 Y2 JP S6012776Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
canopy
cabin
bag portion
core material
hood
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3857779U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55136621U (ja
Inventor
直樹 沖田
Original Assignee
株式会社クボタ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
Priority to JP3857779U priority Critical patent/JPS6012776Y2/ja
Publication of JPS55136621U publication Critical patent/JPS55136621U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6012776Y2 publication Critical patent/JPS6012776Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は走行車両に装備する幌キャビンの幌取着装置の
改良に関する。
従来、例えばトラクタの幌キャビンにおいて、そのキャ
ビンフレームに幌の端を止め付ける場合は一般に紐で巻
き付けるか、あるいは雌雄ホック釦で止め付けていたの
であるが、紐による巻付けは弛み易く、ホック釦では外
れ易いなどの欠点があった。
そこでねじ止めすることが考えられるが、ねじ止めす
る場合は当て板を必要とする。
しかし、当て板を使用すると、幌を張っておいて当て板
を押し当てなければならなく、締付ねじの挿入に対して
目隠しにもなるため、その取付けが極めて面倒になると
なる。
本考案は、このような種々の問題点を総て解決したもの
であり、その特徴とするところは、キャビン2の屋根フ
レーム5の外側端より若干内側の下面に取付部25を形
威し、キャビン2の側部を覆う幌12の上端に袋部15
を形成すると共にその袋部15に間隔をおいて切欠部1
6を形威し、前記袋部15に硬直性を有する止着芯材1
4をその略全長に亘って挿入すると共にこの袋部15を
幌12の内面側に折返し、この袋部15を取付部25の
外面に対向させて切欠部16に対応する位置で止着芯材
14を取付具25にねじ止めした点にある。
以下本考案の実施例を図面に基いて説明すると、図面に
おいて1はトラクタ、2はトラクタ1に装備した幌キャ
ビンであり、これは、左右の前部支柱3,3および左右
の後部支柱4,4と、屋根フレーム5を組み合わせて操
縦席34の居住空間を形成するキャビンフレームを具有
する。
左右の前部支柱3,3はそれぞれトラクタ1の左右のス
テップ6.6上に立設し、左右の後部支柱4゜4はそれ
ぞれ一トラクタ機体の左右両側方へ突設した後車軸ケー
ス7.7上に立設し、これら4本の支柱の上に屋根フレ
ーム5を載置固定しである。
そして、左右の前部支柱3,3間のボンネット8上方に
はフロントガラス9を嵌め込み、その下部には前部10
を装着しである。
屋根フレーム5には天井幌11を張設しである。
左側の前後部支柱3.4間、および右側の前後部支柱3
,4間のそれぞれには透明なサイド幌12を開閉自在に
装着しである。
左右の後部支柱4,4間には同じく透明な後部13を装
着しである。
本考案の幌取着装置は、図例では上記サイド幌12の上
端を屋根フレーム5の下に取着する場合に採用しである
サイド幌12は透明シートで作られると共にその全周を
不透明シートで縁取りしである。
このサイド幌12の上端には帯鋼板等の金属板、あるい
は硬質合戊樹脂板如き硬直性を有する止着芯材14を略
全長に亘って挿入し得る袋部15を作り、かつ該袋部1
5に切欠部16を間隔をおいて列設しである。
また、このサイド幌12の前後端の各内側には同一シー
ト材よりなる帯状の取付板17を縦方向に取付けてあり
、該取付板17にリング金具18で縁取りされた長円形
の取付孔19を縦方向に間隔をおいて列設しである。
また同情12の下端の内側にはフック形状の係止具20
をゴム紐21で複数個吊り下げである。
前記止着芯材14には締付ねじ22の螺合するねじ孔2
3が前記切欠部16に対応して設けである。
一方、屋根フレーム5の前後部支柱3,4間の上方に対
応する下面には取付孔24を有する取付具25が前記サ
イド幌12上端の切欠部16に対応して垂下状に取付け
である。
前記取付具25(取付部)は屋根フレーム5の外側端よ
り若干内側の下面に取付けられている。
また、前部支柱3と後部支柱4相互の各対向面上にはそ
れぞれ止具26が前記サイド幌12の取付孔19に対応
して取付けである。
その止具26は支柱にビス27止めされた基板28と、
この基板28に回動自在に設けた摘片29とから威り、
その摘片29は前記長円形取付孔19の長径方向に合わ
せて出し入れすることができるが、該取付孔19に差込
後90度回動させるとその孔19の短径部に直交状に係
合して抜けめされるようになしである。
而して、このサイド幌12を前後部支柱3,4間に装着
するには、まず、その上端を屋根フレーム5に取着する
すなわち、サイド幌12の上端の袋部15に止着芯材1
4を通してねじ孔23を切欠部16の位置に合わせ、該
袋部15を止着芯材14共に第5図中破線Fで示すよう
に内側に折り曲げる。
この折曲した袋部15は屋根フレーム5の下面に前記ね
じ孔23と取付具25の取付孔24とが合致すべく当て
かうと共に、キャビン内部より締付ねじ22の先端を前
記取付具25の孔24より座金30を介して差込んで止
着芯材14のねじ孔23に螺合して締付ける。
このとき、締付ねじ22の止着芯材14のねじ孔23外
側へ突出する先端22aは、該止着芯材14の外側を被
覆した幌12自体の内面一部に接当させて幌12の外部
より見えないように包被する。
次いで、このサイド幌12の前端および後端をそれぞれ
、前部支柱3および後部支柱4に対し開閉自在に止め付
けるのであるが、この止め方は前後端共に同じ要領で行
われる。
すなわちサイド幌12の前端の取付板17の長円形取付
孔19を前部支柱3側の止具26の摘片29に差込み、
差込み後該摘片29を該取付孔19の短径方向と直交す
べく90度回動させればよい。
また取外しの場合は、摘片29を90度回動させて取付
孔19の長径方向に合わせれば、該取付孔19を摘片2
9より抜き出すことができる。
サイド幌12の後端の後部支柱4に対する取付け、取外
し要領も全く同じである。
最後にサイド幌12の下端は、この内側に取付けである
各係止具20をゴム紐21を介し下方に引張ってステッ
プ6の縁、およびフェンダ31の縁それぞれに引掛ける
ことにより止められ、この引掛けによってサイド幌12
の張り状態が得られる。
サイド幌12は、オペレータの昇降の都度、その前後端
および下端の開閉が行われることによって昇降口の開閉
を得るのである。
上記実施例によれば、サイド幌12の上端は硬直性を有
する止着芯材14を装着しであるので、幌の柔軟、屈曲
性はなくて硬直化でき、この硬直性の具有した上端は締
付ねじ22の締付けによって屋根フレーム5に極めて強
固に固定されるのである。
また、締付ねじ22はキャビンの内部より締付けられる
ため、そのねじの頭部は幌12の外部へ全く露出せず、
又その締付ねじ22の先端22aは止着芯材14の内側
より外側へ突出させるも該芯材14の外側を覆う幌12
自体の内面一部で覆い隠されるためこれ又幌12の外部
へ露出するものでないから、結局このねじ22全体が外
部へ全く露出せず、従って雨水を受けることなく錆は生
ぜず、しかも外から見ても見映え良く取付けられる。
また、止着芯材14自体に締付ねじ22の螺合するねじ
孔23を設けであるので、この芯材14がねじ下地材に
兼用できる。
しかし、それに限定するものでなく、第7図に示すよう
に締付ねじ22にナツト32を併用して締付ける手段で
あってもよい。
この場合は止着芯材14に対して締付ねじ22を単に通
しうるばか孔33を設けておくことで足りることは言う
までもない。
以上詳述した本考案によれば、幌12の上端に袋部15
を形成し且つこの袋部15に挿入した止着芯材14を介
して屋根フレーム5に取付けるので、幌12と止着芯材
14とが予め組合されていて取付けが容易になっており
、止着芯材14は幌縁の略全長に亘る長さであるので、
幌縁のシール及び取付は状態が良好となり、袋部15に
切欠部16を形成しているので、幌に目隠しされること
なく止着芯材14と取付部25とをねじ止めすることが
でき、袋部15を清白面側に折返し且つ取付部25の外
面に対向させて幌を取付けるので、折返しにより及び屋
根フレーム5の外側端が取付部25より外方にあること
により、切欠部16を形成していてもシールができ、締
付ねじ端部の雨水からの保護もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案1例の幌キャビンを示す平面図、第2図は
側面図、第3図は同キャビンのサイド幌の納まり状態を
示す断面図、第4図は同サイド幌の内面を見た斜視図、
第5図は同サイド幌の上端の折曲げ状態を示す断面図、
第6図は同サイド幌の支柱に対する止め付は部分を分離
状態で示す斜視図、第7図は同サイド幌の上端の他の取
着例を示す断面図である。 12・・・・・・サイド幌(幌)、14・・・・・・止
着芯材、15・・・・・・屋根フレーム(キャビンフレ
ーム)、22・・・・・・締付ねじ、22a・・・・・
・ねじ先端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キャビン2の屋根フレーム5の外側端より若干内側の下
    面に取付部25を形威し、キャビン2の側部を覆う幌1
    2の上端に袋部15を形成すると共にその袋部15に間
    隔をおいて切欠部16を形成し、前記袋部15内に硬直
    性を有する止着芯材14とその略全長に亘って挿入する
    と共にこの袋部15を幌12の内面側に折返し、この袋
    部15を取付部25の外面に対向させて切欠部16に対
    応する位置で止着芯材14を取付具25にねじ止めした
    ことを特徴とする幌キャビンの幌取着装置。
JP3857779U 1979-03-23 1979-03-23 幌キヤビンの幌取着装置 Expired JPS6012776Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3857779U JPS6012776Y2 (ja) 1979-03-23 1979-03-23 幌キヤビンの幌取着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3857779U JPS6012776Y2 (ja) 1979-03-23 1979-03-23 幌キヤビンの幌取着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55136621U JPS55136621U (ja) 1980-09-29
JPS6012776Y2 true JPS6012776Y2 (ja) 1985-04-24

Family

ID=28903811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3857779U Expired JPS6012776Y2 (ja) 1979-03-23 1979-03-23 幌キヤビンの幌取着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6012776Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5932512U (ja) * 1982-08-27 1984-02-29 スズキ株式会社 車両用幌装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55136621U (ja) 1980-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3968913A (en) Protective cover for automobile mounted bicycle carrier
US3241877A (en) Automobile fabric top structures
US5675877A (en) Dish assembly for burial casket cap and method
JPS6012776Y2 (ja) 幌キヤビンの幌取着装置
US3379402A (en) Vehicle license plate holders
US6309009B1 (en) Roof-liner attachment for motor-vehicle convertible top
JPS6127785Y2 (ja)
US4988141A (en) Frame for vehicular hood
JPH0136704Y2 (ja)
JPH0338014Y2 (ja)
JPH0644975Y2 (ja) 軒樋カバー取付け装置
JPS6138873Y2 (ja)
JPS6112255Y2 (ja)
JPS6228308Y2 (ja)
JPS6111047Y2 (ja)
JPS634706Y2 (ja)
JPH023984Y2 (ja)
JPS5915695Y2 (ja) 自動車の幌骨装置
JPH0139621Y2 (ja)
JPH0434091Y2 (ja)
KR0140272Y1 (ko) 카울 패널의 캡 취부구조
JPS5853076Y2 (ja) テント
KR950004284Y1 (ko) 비닐하우스용 비닐 걸이구
JPH0532394Y2 (ja)
JPH0628362Y2 (ja) 自動車用のフロント保護マスク