JPH0136704Y2 - - Google Patents

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JPH0136704Y2
JPH0136704Y2 JP17559786U JP17559786U JPH0136704Y2 JP H0136704 Y2 JPH0136704 Y2 JP H0136704Y2 JP 17559786 U JP17559786 U JP 17559786U JP 17559786 U JP17559786 U JP 17559786U JP H0136704 Y2 JPH0136704 Y2 JP H0136704Y2
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JP
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panel
strip plate
cabin
tractor
crosspiece
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JP17559786U
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JPS6380284U (ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はトラクターのキヤビンを構成するフ
レームにパネルを張設するためのパネル取付構造
に関するものである。
〔従来の技術と問題点〕
一般にトラクターの運転席は外部に露出した構
造になつているため、気象条件のきびしい夏期や
冬期においては居住性が極めて悪く、トラクター
の運転が苛酷な労働条件となる。
このため、車体上に簡易キヤビンを取付け、運
転席の上部を覆うことにより居住性の改善を図る
ことが行なわれている。
ところで、簡易キヤビンは、夏期において屋根
だけの覆となり、冬期には運転席を囲むよう、季
節に応じた使いわけが行なえるような構造が必要
であると共に、コストの安いものが要求される。
しかし、従来のキヤビンにおいては、このよう
な要求を満たすものがなく、安価で形態の変更が
手軽に行なえるキヤビンの提案が待たれているの
が現状である。
この考案は、上記のような点にかんがみてなさ
れたものであり、構造が簡単でコスト的に安価で
あり、しかも工具を用いることなく形態の変更が
手軽に行なえるトラクターのキヤビン用パネルの
取付構造を提供することが目的である。
〔目的を達成するための手段〕
上記のような目的を達成するため、この考案
は、トラクターの車体上に取付けたキヤビンフレ
ームの上桟を下面開口状に形成し、車体の上面で
上桟の直下位置に上桟と平行する帯状プレートを
取付け、上端を上桟の溝内に嵌込んで上桟と車体
との間に張設するパネルの下端部に帯状プレート
へ重なる取付具を固定し、この取付具を帯状プレ
ートにノブボルト等で締付固定するようにした構
造としたものである。
〔作 用〕
トラクターの車体上に固定したキヤビンフレー
ムの上桟と車体上の帯状プレート間に張設するパ
ネルは、その上端を上桟の溝内に嵌込み、下端に
固定した取付具を帯状プレートに重ね、帯状プレ
ートと取付具の重なり部分をノブボルト等で締付
固定すれば、パネルはキヤビンの周壁となる。
パネルの取外しは、ノブボルト等をゆるめて取
付具と帯状プレートの固定を解いた後、パネル全
体を引下げて上端を上桟の溝内から抜取ればよ
い。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
第1図のように、トラクター1の車体2上に取
付けられたキヤビンフレーム3は、運転席の前部
にフロント枠4を取付け、車体2の両側に取付け
た後輪カバー5の上面に中柱6と後柱7を各々立
設し、フロント枠4の上端と中柱6及び後柱7の
上端間と、両後柱7の上端間とにわたつて上桟
8,9を架設して構成され、このフレーム3上に
屋根部材10が載置固定されている。
上記フロント枠4には強化ガラス11が張設さ
れていると共に、上桟8,9は第3図に示すよう
に、下面で開口する溝12を備えた断面形状に形
成されている。
前記フレーム3の両側でフロント枠4と中柱6
の間には、図示省略したが、フロント枠4の側部
に対して蝶番で着脱自在に取付けるドア枠が装着
できるようになつており、ドア枠の開閉により、
キヤビンの両側から運転席への乗り降りが行なえ
ることになる。
前記車体2における後輪カバー5上で、中柱6
と後柱7間に架設した上桟8の直下位置に帯状プ
レート13が上桟8と平行するように固定されて
いる。
この帯状プレート13は第3図に示すように、
その下縁とカバー5の上面との間に適当な隙間を
形成するよう、両端部をカバー5に固定すること
によつて配置され、隙間はスポンジ等の弾性体1
4によつて閉鎖されている。
キヤビンの両側面で中柱6と後柱7の間に張設
するサイドパネル15は、透明なアクリル樹脂板
等を用い、上端を上桟8の溝12内に嵌込んだと
き、下端が帯状プレート13上に近接する上下高
さと、中柱6と後柱7間に納まる幅を備えた大き
さに形成され、このサイドパネル15の下端に外
嵌固定した縁材16の下面に、複数個の取付具1
7が固定されている。
この取付具17は矩形状の金属板を用いて形成
され、サイドパネル15の上端を上桟8の溝12
内に嵌込んだとき、帯状プレート13の外面に重
なり合うと共に、帯状プレート13に対して固定
するためのノブボルト等18の挿通用切欠19が
設けられている。
上記ノブボルト等18は手回し用の頭部20を
備え、ノブボルト、蝶ボルトの如き工具なしで着
脱操作ができるものであり、帯状プレート13の
内面側にはボルト挿通孔21の位置にノブボルト
等18を蝶締するナツト22が固定され、工具を
用いることなくサイドパネル15を着脱できるよ
うになつている。
なお、両側の帯状プレート13の後端側は第4
図のように互に内方へ直角に折れ曲り、その後端
が後柱7に固定されていると共に、この後端屈曲
部13aと上桟9との間にコーナパネル23が前
記サイドパネル15と同じく、取付具17とノブ
ボルト等18を用いて着脱自在に取付けられ、更
に後柱7間に架設した横桟24と上桟9の間にリ
アパネル25が着脱自在に取付けられている。
この考案のパネル取付構造は上記のような構成
であり、キヤビンフレーム3に対して、サイドパ
ネル15とコーナパネル23及びリアパネル25
を取付け、両側にドア枠をセツトすれば、運転席
を囲むキヤビンが組上がり、冬期や雨天時に対応
できる。
また、上記各パネル15,23,25やドア枠
を取外せば第1図のように運転席の側面及び後部
が開放され、屋根部材10による覆いによつて夏
期などの運転条件に対応できる。
上記各パネル15,23,25の取付けは、パ
ネルの上端を上桟8,9の溝12内に嵌込み、取
付具17をノブボルト等18で帯状プレート13
に締付固定すればよく、また、取外しはこれとは
逆の操作によつて行なえ、各パネルの着脱が簡単
に能率よく行なえる。
〔効 果〕
以上のように、この考案によると、キヤビンの
フレームに対するパネルの取付けを、フレーム上
桟の溝内にパネル上端を嵌込み、パネル下端に固
定した取付具を帯状プレートにノブボルト等で固
定して行なうようにしたので、キヤビンフレーム
に対するパネルの着脱が工具を用いることなく簡
単に行なえ、キヤビンを季節や天候に応じた形態
に変化させることができ、トラクター使用の労働
条件を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るパネル取付構造を使用
するトラクターの斜視図、第2図は同上のパネル
取付状態を示す後部側からの斜視図、第3図はパ
ネル取付部分の拡大縦断面図、第4図は同上の分
解斜視図である。 1……トラクター、2……車体、3……キヤビ
ンフレーム、6……中柱、7……後柱、8,9…
…上桟、10……屋根部材、12……溝、13…
…帯状プレート、15……サイドパネル、17…
…取付具、18……ノブボルト等、22……ナツ
ト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) トラクターの車体上に取付けたキヤビンフレ
    ームの上桟を下面開口状に形成し、車体の上面
    で上桟の直下位置に上桟と平行する帯状プレー
    トを取付け、上端を上桟の溝内に嵌込んで上桟
    と車体との間に張設するパネルの下端部に帯状
    プレートへ重なる取付具を固定し、この取付具
    を帯状プレートにノブボルト等で締付固定する
    ようにしたトラクターのキヤビン用パネル取付
    構造。 (2) 取付具が金属板を用い、ノブボルト等を挿通
    するための切欠が設けられている実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載のトラクターのキヤビ
    ン用パネル取付構造。
JP17559786U 1986-11-14 1986-11-14 Expired JPH0136704Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17559786U JPH0136704Y2 (ja) 1986-11-14 1986-11-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17559786U JPH0136704Y2 (ja) 1986-11-14 1986-11-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6380284U JPS6380284U (ja) 1988-05-27
JPH0136704Y2 true JPH0136704Y2 (ja) 1989-11-07

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ID=31115070

Family Applications (1)

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JP17559786U Expired JPH0136704Y2 (ja) 1986-11-14 1986-11-14

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4621079B2 (ja) * 2005-07-01 2011-01-26 三菱農機株式会社 歩行型作業機
JP5022065B2 (ja) * 2007-03-08 2012-09-12 積水ホームテクノ株式会社 浴室ユニット
JP6861133B2 (ja) * 2017-09-14 2021-04-21 株式会社クボタ 歩行型作業機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6380284U (ja) 1988-05-27

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