JP4621079B2 - 歩行型作業機 - Google Patents

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本発明は、エンジンの上部に燃料タンクを取付け、その上方をカバーで覆う歩行型作業機に関する。
一般に、この種の歩行型作業機では、機体フレームに兼用されるミッションケースの上部にエンジンを搭載すると共に、該エンジンの上部に燃料タンクを取付けている(特許文献1、2参照)。例えば、特許文献1には、エンジンの上部に燃料タンクを露出状に取付けた歩行型作業機が開示されており、また、特許文献2には、燃料タンクの上方をカバーで覆った歩行型作業機が開示されている。
特開平10−225205号公報 特開2004−215602号公報
特許文献2に記載された歩行型作業機のように、燃料タンクの上方をカバーで覆うと、燃料タンクを保護できるだけでなく、デザイン的にも有利であるが、このようなものでは、カバーのガタツキを防止するために、カバーの複数箇所を固定する必要があるので、部品点数の増加や構造の複雑化を招来するという問題があった。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、エンジンと、該エンジンの上部に取付けられる燃料タンクと、該燃料タンクの上方を覆うカバーとを備える歩行型作業機において、前記燃料タンクは、タンクブラケットを介して前記エンジンに取付けられるように構成するにあたり、タンクブラケットは、左右に分割形成されたものであり、かつ、燃料タンクの底面に沿い、該底面にネジ止めされるタンク取付部と、該タンク取付部の内側端部からエンジンの上端部側面に沿うよう下方に延出し、エンジンにボルト固定されるエンジン取付部と、前記タンク取付部から左右方向外方に延出し、先端に垂直片を有したカバー固定部とを備えて構成され、前記カバーは、カバー側面下端部に形成され、カバー固定部の垂直片に外方からねじ込まれるノブ付きボルトの軸部に係合する切欠き状の溝からなり、前記ノブ付きボルトを締めると、ノブ付きボルトのノブ内側面とカバー固定部とのあいだで挟持固定されるブラケット固定部と、カバーの前端部内周面に形成され、燃料タンクの係合片に係合状に固定されるフック状の係合片からなるタンク固定部と、カバー上部に燃料タンクの燃料補給口をカバー上方に突出するため形成される突出孔とを備えて構成され、該突出孔の径寸法は、燃料補給口に設けられるキャップCよりも小さいに設定されていてキャップがカバーの固定支持部材になるように構成されていることを特徴とする歩行型作業機である。このようにすると、カバーのガタツキを防止できるだけでなく、タンクブラケットをカバーの固定支持部材に兼用し、部品点数の削減や構造の簡略化が図れる。また、専用の固定支持部材を設けることなく、カバーの複数箇所を固定支持することができる。
次に、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2において、1は歩行型作業機(歩行型耕耘機)であって、該歩行型作業機1は、機体フレームに兼用される側面視略への字状のミッションケース2を備えている。ミッションケース2の後端部左右両側には、車軸3を介して車輪4が軸支され、また、ミッションケース2の前端部には、左右外側方に延出するロータリ耕耘軸(図示せず)によって、ロータリ耕耘式の作業部5が構成されている。
ミッションケース2の上部には、エンジン6が搭載される。エンジン6は、テンションクラッチからなるメインクラッチ7を介して、ミッションケース2に動力を入力している。ミッションケース2には、走行動力を変速する走行変速機構と、耕耘動力を変速する耕耘変速機構とを含むトランスミッションが内装されている。これにより、本実施形態のミッションケース2は、エンジン6から車輪4に駆動力を伝動する走行伝動ケースと、エンジン6から作業部5に駆動力を伝動する耕転伝動ケースとに兼用される。
ミッションケース2の後部には、斜め上方に向かって突出するハンドルブラケット8がボルト固定されている。ハンドルブラケット8の後端部には、平面視凵字状に形成されるハンドル9の基端部がノブ付きボルト10を介して取り付けられている。ノブ付きボルト10を締めると、ハンドル9が固定される一方、ノブ付きボルト10を緩めると、ノブ付きボルト10を回動支点とするハンドル9の前後回動が許容され、ハンドル9の折畳みが可能になる。
図4及び図5に示すように、エンジン6の上部には、マフラ12、エアフィルタ13、燃料タンク14などが取付けられる。本実施形態では、エンジン6の上面後半部にマフラ12及びエアフィルタ13を左右に並べて配置すると共に、エンジン6の上面前半部に燃料タンク14を配置している。燃料タンク14の上方は、カバー15によって覆われる。本発明は、このカバー15を固定するための構成に特徴を有し、以下、燃料タンク14、カバー15及びタンクブラケット16、17について詳細に説明する。
燃料タンク14は、樹脂成形品であり、その上部には、螺込み式のキャップCで開閉される燃料補給口14aが突出形成されている。一方、燃料タンク14の底部は、下方に膨出する膨出部14bを有し、ここには、燃料排出口14cが突出形成されている。また、燃料タンク14の前端部には、係合孔14dが形成されている。この係合孔14dは、カバー15の前側を固定支持するためのものであり、本実施形態では、燃料タンク14の周囲に形成されるリブ14eを利用し、その一部に係合孔14dを形成している。
タンクブラケット16、17は、燃料タンク14をエンジン6に取付けるための部材であり、金属製のプレート部材を曲げ加工して形成される。図6及び図7に示すように、本実施形態のタンクブラケット16、17は、左右に分割形成されており、左右の各タンクブラケット16、17は、燃料タンク14の底面に沿うタンク取付部16a、17aと、その内側端部から下方に延出するエンジン取付部16b、17bと、タンク取付部16a、17aから外方へ延出するカバー固定部16c、17cとを一体に備えて構成されている。タンク取付部16a、17aは、燃料タンク14の底面に対し、複数箇所でネジ止めされる。エンジン取付部16b、17bは、エンジン6の上端部側面に沿い、一又は複数箇所でエンジン6にボルト固定される。カバー固定部16c、17cは、先端部に垂直片を有し、ここに外方からノブ付きボルト18がねじ込まれる。
カバー15は、樹脂成形品であり、少なくとも燃料タンク14の上方を覆うように形状が設定される。本実施形態のカバー15は、燃料タンク14に対して固定される一つのタンク固定部15aと、左右のタンクブラケット16、17に対して固定される左右一対のブラケット固定部15bを有する。タンク固定部15aは、カバー15の前端部内周面に形成されるフック状の係合片であり、燃料タンク14の係合孔14dに係合することにより、カバー前部のガタツキが規制される。ブラケット固定部15bは、カバー15の側面下端部に形成される切欠き状の溝であり、前記ノブ付きボルト18の軸部に係合される。そして、ノブ付きボルト18を締めると、ノブ付きボルト18のノブ内側面とタンクブラケット16、17のカバー固定部16c、17cとの間でブラケット固定部15bが挟持され、カバー両側部のガタツキが規制される。
尚、本実施形態では、カバー15の上部に、燃料タンク14の燃料補給口14aをカバー上方に突出させるための突出孔15cを形成するにあたり、該突出孔15cの径寸法をキャップCよりも小さくしている。このようにすると、キャップCによってカバー15の上方への動きが規制されるので、キャップCもカバー15の固定支持部材に兼用することができる。
次に、カバー15の取付け手順について説明する。カバー15を取付ける場合は、まず、キャップCを外した状態で、カバー15のタンク固定部15aを燃料タンク14の係合孔14dに係合させる。この作業は、タンク固定部15aが下側になるようにカバー15を傾けると容易に行うことができる。次に、カバー15の側面下端部に形成されるブラケット固定部15bをノブ付きボルト18の軸部に係合させる。そして、ノブ付きボルト18を締めると、カバー15の左右両側部がタンクブラケット16、17に対して固定される。その後、燃料補給口14aにキャップCを装着すれば、カバー15の取付けが終わる。尚、カバー15の取外しは、上記と逆の手順によって行うことができる。
叙述の如く構成された本実施形態の歩行型作業機1は、エンジン6の上部に取付けられる燃料タンク14と、該燃料タンク14の上方を覆うカバー15とを備えるものであり、燃料タンク14は、タンクブラケット16、17を介してエンジン6に取付けられ、カバー15は、タンクブラケット16、17に対して固定されるので、カバー15のガタツキを防止できるだけでなく、タンクブラケット16、17をカバー15の固定支持部材に兼用し、部品点数の削減や構造の簡略化が図れる。
また、カバー15は、タンクブラケット16、17に対して固定されるブラケット固定部15bと、燃料タンク14に対して固定されるタンク固定部15aとを有し、該タンク固定部15aは、燃料タンク14に対して係合状に固定されるので、専用の固定支持部材を設けることなく、カバー15の複数箇所を固定支持することができる。
歩行型作業機の斜視図である。 燃料タンクを取り外した歩行型作業機の左側面図である。 エンジン部分の右側面図である。 燃料タンク及びカバーの一部を切欠いた右側面図である。 燃料タンク及びカバーの一部を切欠いた左側面図である。 (A)は右側タンクブラケットの平面図、(B)は側面図である。 (A)は左側タンクブラケットの平面図、(B)は側面図である。
符号の説明
1 歩行型作業機
2 ミッションケース
4 車輪
5 作業部
6 エンジン
9 ハンドル
14 燃料タンク
14a 燃料補給口
14d 係合孔
15 カバー
15a タンク固定部
15b ブラケット固定部
16、17 タンクブラケット
16a、17a タンク取付部
16b、17b エンジン取付部
16c、17c カバー固定部
18 ノブ付きボルト

Claims (1)

  1. エンジンと、該エンジンの上部に取付けられる燃料タンクと、該燃料タンクの上方を覆うカバーとを備える歩行型作業機において、前記燃料タンクは、タンクブラケットを介して前記エンジンに取付けられるように構成するにあたり、タンクブラケットは、左右に分割形成されたものであり、かつ、燃料タンクの底面に沿い、該底面にネジ止めされるタンク取付部と、該タンク取付部の内側端部からエンジンの上端部側面に沿うよう下方に延出し、エンジンにボルト固定されるエンジン取付部と、前記タンク取付部から左右方向外方に延出し、先端に垂直片を有したカバー固定部とを備えて構成され、前記カバーは、カバー側面下端部に形成され、カバー固定部の垂直片に外方からねじ込まれるノブ付きボルトの軸部に係合する切欠き状の溝からなり、前記ノブ付きボルトを締めると、ノブ付きボルトのノブ内側面とカバー固定部とのあいだで挟持固定されるブラケット固定部と、カバーの前端部内周面に形成され、燃料タンクの係合片に係合状に固定されるフック状の係合片からなるタンク固定部と、カバー上部に燃料タンクの燃料補給口をカバー上方に突出するため形成される突出孔とを備えて構成され、該突出孔の径寸法は、燃料補給口に設けられるキャップCよりも小さいに設定されていてキャップがカバーの固定支持部材になるように構成されていることを特徴とする歩行型作業機。
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