JP2004106804A - 作業車輛の安全フレーム構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】台座部に固定壁とボス部等を一体に成形した取付ブラケットにホルダ部を外嵌し、ロールバーを支点ピンと固定ピンで姿勢変更自在に支持することにより、部品点数を低減し簡潔で廉価な構成にすることができる作業車輛の安全フレーム構造を提供する。
【解決手段】座席6cの上方を跨ぐアーチ状のロールバー2を、台座部30と支点ピン21を挿入するピン孔35並びに固定ピン23を挿入する複数のピン孔36,37,38を穿設した固定壁31と、該固定壁31を補強するボス部32を一体に成形すると共に、ホルダ部17を上記固定壁31とボス部32で形成される支持巾を有した平面視コ字状に形成し、ホルダ部17の側壁20に支点ピン21を挿入するピン孔22と、固定ピン23を抜き差し可能に支持するピン孔25を穿設し、ホルダ部17を取付ブラケット12に外嵌し、両者を支点ピン21と固定ピン23で連結支持する作業車輛の安全フレーム構造にした。
【選択図】 図7
【解決手段】座席6cの上方を跨ぐアーチ状のロールバー2を、台座部30と支点ピン21を挿入するピン孔35並びに固定ピン23を挿入する複数のピン孔36,37,38を穿設した固定壁31と、該固定壁31を補強するボス部32を一体に成形すると共に、ホルダ部17を上記固定壁31とボス部32で形成される支持巾を有した平面視コ字状に形成し、ホルダ部17の側壁20に支点ピン21を挿入するピン孔22と、固定ピン23を抜き差し可能に支持するピン孔25を穿設し、ホルダ部17を取付ブラケット12に外嵌し、両者を支点ピン21と固定ピン23で連結支持する作業車輛の安全フレーム構造にした。
【選択図】 図7
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラクタ等の作業車輛において機体転倒時にオペレータを保護する安全フレームの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、トラクタの操縦部に設置され座席の上方を跨ぐアーチ状のロールバーを設けた安全フレームは、後輪を覆うフェンダーの後部に設置される取付ブラケットに、ロールバーのホルダ部を支点ピンを介して回動自在に支持すると共に、ホルダ部と取付ブラケットを連結する固定ピンを抜き差し操作し、ロールバーを通常の耕耘作業や路上走行等を行う場合の起立姿勢とし、またハウス内耕耘作業や納屋への機体格納を行う場合の折り畳み姿勢に切換可能に構成している。(例えば、特許文献1参照。)
また、この場合の安全フレームの構成としては、鉄板部材を平面視コ字状に折り曲げて形成した取付ブラケットを、フェンダーの下方に位置する下部フレームに溶接すると共に、該取付ブラケットに溶接したフレームカバー(台座部)をフェンダーに取付固定し、さらに、この取付ブラケット内にロールバーの支柱下部を挿入した状態で、両者に支点ピンを挿入してロールバーを回動自在に支持し、他側を取付ブラケット側に抜き差し可能に設けた固定ピンで連結することによって、ロールバーを姿勢変更自在に支持するようにしている。
さらに、ロールバーの振れ止めを行うものとして、取付ブラケットに設けた板バネを調節ネジの締止によってロールバーを押圧しているものがある。(例えば、特許文献2参照。)
【0003】
【特許文献1】
実開平5─89112号公報(第1ページ,図4)
【特許文献2】
特開平9─277890号公報(第4ページ,図3,図11)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述の安全フレーム構造は、取付ブラケットをプレス加工によって鉄板部材を折り曲げて形成しており、この取付ブラケットにフレームカバー(台座部)を溶接しフェンダー側と連結させると共に、この取付ブラケット内に挿入するロールバーは、パイプ部材からなる支柱下部に支点ピンを軸支する軸受カラー及び固定板を溶接して補強する等複数の部品で製作されるので、固定板や軸受カラー等の加工部品が多くなると共に、ロールバーを安定よく支持する上で部材も大きくなり、また加工及び歪み修正等のコストも嵩む等の欠点がある。
【0005】
さらに、ロールバーを内部に挿入支持する取付ブラケットは、フェンダー上で設置スペースを大きく占め且つ外部に露出状態になるるので、ロールバーを折り畳み姿勢に切換回動をして作業をする、例えば葡萄棚が設置された果樹園等では、上方から落ちてきた葉や切れた蔓等(以下異物と言う)が、取付ブラケットに引っ掛かって堆積し易く、内部入った異物がロールバーの切換回動の支障になり、異物の除去を行わなければならない等の問題がある。
また、取付ブラケットに設けた板バネでロールバーを押圧する振れ止め構造は、板バネ及び調節ネジ等の部品を要するので、振れ止め構造を複雑にしたり、取付ブラケット側から上方に突出する板バネに異物が付着する等の問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の作業車輛の安全フレーム構造は、第1に、座席6cの後方に設けたアーチ状のロールバー2を、下部フレーム9の上部に設けた取付ブラケット12に、起立姿勢と後方に傾倒させた折り畳み姿勢に切換自在に取付ける作業車両の安全フレームにおいて、前記下部フレーム9の上部に設ける取付ブラケット12を、下部フレーム9の上部に取付ける台座部30と、台座部30の一側に立ち上がる固定壁31と、固定壁31に一側が連続すると共に、台座部30の略全巾に立ち上がるボス部32とを一体に成形するものとなし、上記取付ブラケット12のボス部32にロールバー下部のホルダ部17を外嵌して、ホルダ部17とボス部32の両者に亘って挿入する支点ピン21を介してロールバー2を回動自在に支持する一方、ホルダ部17に装着する固定ピン23を、固定壁31に穿設した複数のピン孔36,37,38の何れかとホルダ部17のピン孔25に挿入して、ロールバー2を起立姿勢又は折り畳み姿勢に保持するように構成したことを特徴としている。
【0007】
第2に、前記取付ブラケット12のボス部32の上部と固定壁31の上部に亘るリブ32aを一体的に成形することを特徴としている。
【0008】
第3に、前記ホルダ部17の下部に台座部30と接当する弾性体29を装着し、ロールバー2の振れ止めをなすよう構成したことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図面において符号1は、本発明に係わる安全フレームを備えた農業用トラクタであり、トラクタ1は左右の前輪1aと後輪1bを有し、また前側のエンジン4をボンネット5で覆い、その後方にハンドル6aとステップ6bと座席6c等からなる操縦部6を配置し、走行機体3を構成するトランスミッションケース3aの後部に耕耘装置等の作業機3bを図示しない昇降機構に装着した構成にしている。
【0010】
このトラクタ1は、トランスミッションケース3aの左右に軸支される後輪1bをフェンダー7で覆い、該フェンダー7の後部に座席6cの後側上方を跨いでアーチ形状で囲うロールバー2を、図7に示す実線の起立姿勢から2点鎖線で示す中間傾倒姿勢Aと、格納姿勢Bとの各折り畳み姿勢に、後述する固定ピン23を抜き差し操作することにより、取付ブラケット12に設けた支点ピン21を中心に切換回動して姿勢を変更できるようにしている。
【0011】
また、後輪1bの内側と外周の上方を覆うフェンダー7は、図2で示すように、立壁状の側面板7aと該側面板7aの上縁側から外側方に向けて一体的に延長した平坦面状の上面板7bで形成される。
そして、フェンダー7は、トランスミッションケース3aに連結したリアアクスルケース3cの側部並びに上部に設けた安全フレームの下部フレーム9,9aに、側面板7aの複数箇所を取付ボルト10によって締着固定していると共に、安全フレームの取付ブラケット12を、下部フレーム9から延設し上面板7bの後部裏側に接合させた補強取付部材9bに、取付ボルト11を下方から挿入し取付ブラケット12に形成したネジ穴13に螺挿し、上面板7bとともに3者を共締め固定している。
【0012】
上記アーチ状のロールバー2は、上横枠15の両側から左右の支柱16,16を下方に屈曲形成してなり、支柱16の下部に平面視コ字状のホルダ部17を溶接し、前記取付ブラケット12に上方から嵌挿(外嵌め)し、ホルダ部17の前壁19と側壁20で取付ブラケット12の前側と両側を覆った状態で後側を開放すると共に、両側壁20の後側下部に支点ピン21を挿入するピン孔22を穿設し、該ピン孔22の前方に固定ピン23を装着する装着部とピンが抜き差しされるピン孔25を穿設している。(図3,図6)
また固定ピン23の装着部は機体外方側に位置する側壁20に穿設したピン孔25と、固定ピン23の抜き差しを案内支持する支持筒26を設け、該支持筒26は固定ピン23に設けた把持環27を挿脱可能に係止する固定溝28を、外端から所定深さ位置に切欠いて形成している。
【0013】
そして、ホルダ部17の前壁19には、その下部にゴム等の弾性部材からなる弾性体29を設け、起立姿勢におけるロールバー2の振れ止めをするようにしている。
即ち、図6,図7で示されるように弾性体29は、側面視で鉤型に形成した下部を前壁19の下端に嵌合接着した状態で、上部に突設した突起29aを前壁19に穿設した係合孔20aに内側から挿入して固定している。
この構成により、ロールバー2が折り畳み姿勢から起立姿勢に切換操作されたとき、弾性体29の下面が後述する取付ブラケット12の台座部30の上面に接当し、この弾性体29の反力によってロールバー2は折り畳み姿勢側に押圧付勢され、各ピンと孔の嵌合ガタに伴うロールバー2の振れを抑制する。
【0014】
一方、図3〜図7で示すように取付ブラケット12は、前記取付ボルト11を下方から螺挿するネジ穴13を前後左右に形成した台座部30と、該台座部30の巾方向の一側から立ち上げた固定壁31と、台座部30の後部で略全巾に亘って立ち上がるボス部32と、ボス部32の上部から立ち上げて固定壁31の上部に亘り連結するリブ32aを鋳造によって一体に成形した単一部品に構成している。
この際、固定壁31とリブ32aは、平面視でL字状の剛体側壁を形成した状態で基部側がボス部32によって補強され、ロールバー2に側方から衝撃負荷が加わった場合の耐久性を向上し、また両者で形成される巾(支持巾)は、ロールバー2のホルダ部17を外嵌したとき、左右方向のガタを生じないように位置決めをしていると共に、ロールバー2の起立姿勢において、ホルダ部17の開放された後方を閉鎖する。
【0015】
また台座部30は、その左右巾を上記ホルダ部17の巾と略同じかやや広く形成し、その下面の前後に形成したネジ穴13,13内に取付ボルト11を既述したように螺挿して下部フレーム9に取付固定するので、フェンダー7上で大きなスペースを占めることなく、また取付ボルトやナット等の固定具を露出させることなく安定よく設置できる。
また台座部30はその上面33を固定壁31の基部側から側方に向けて下り傾斜に形成しており、これにより例えば、ロールバー2の前記折り畳み姿勢において上面33が露出されたとき、葉や切れた蔓等(異物)が上方から乗りかかっても、これら異物の滑落や清掃をスムースにする。
【0016】
ボス部32は、支点ピン21を挿入するピン孔35を穿設し、固定壁31はピン孔35を中心とする円弧状の外周縁の内側に同半径で、ホルダ部17に支持する固定ピン23の先端部を抜き差し自在に挿入する複数のピン孔36,37,38を穿設している。
これにより、ボス部32のピン孔35とホルダ部17のピン孔22に亘り支点ピン21を挿入した状態で、固定ピン23が各ピン孔の何れかに差し込まれたとき、図7で示すように、ピン孔36に差し込まれたときはロールバー2は起立姿勢となり、ピン孔37に差し込まれたときはロールバー2は折り畳み姿勢Aとなり、ピン孔38に差し込まれたときは折り畳み姿勢Bになる。
また取付ブラケット12に対するピン孔22及びピン孔36,37,38並びにネジ穴13等は、鋳造後に機械加工によって一括して行うことにより、取付ブラケット12の製作を能率よく高精度にできる。
【0017】
また図4,図5で示すように、ホルダ部17の支持筒26とそのピン孔25に挿入した固定ピン23は、該固定ピン23の中途部に突設した止め部とホルダ部17の内側面の間に、固定ピン23を差し込み方向に付勢するスプリング39を設けておいる。また固定ピン23の差し込み時の位置決め規制を、固定ピン23の他端に設けた前記把持環27を支持筒26の固定溝27に係止させて行うようにしている。
これにより、把持環27を把持し固定ピン23をスプリング39に抗して抜き出した際のピン止めを、把持環27を固定ピン23を回転させて略90度変位させた状態で、該把持環27を支持筒26の外端に接当させて行い、このピン止めによってロールバー2の各姿勢への切換回動操作を行い易くする。
このときスプリング39は、ホルダ部17内で側壁20と固定壁31で形成される空間部内に設け、周囲を閉鎖して覆うようにしているので、前記異物がスプリング39に付着して固定ピン23の操作を妨げる等の憂いがない。
【0018】
以上のように構成した安全フレーム構造は、トラクタ1で通常の耕耘作業や路上走行等を行うとき、図1,図2,図7で示されるように、ロールバー2を起立姿勢に支持し、座席6cの後方をアーチ状に囲った状態とし、安全フレームは機体転倒時にオペレータを保護する。
また、葡萄棚の下方や果樹園内の施肥作業や耕耘作業等即ち果樹園作業を行う場合には、上記起立姿勢にある固定ピン23をピン孔36から抜きピン孔37に差し込むように切換操作すると、ロールバー2は図7で示す折り畳み姿勢Bになり、高さを低くした状態で作業をスムースに行うことができると共に、傾斜姿勢で所定高さに支持されたロールバー2を利用し、例えば施肥装置の一部を取付けて行う施肥作業等を行い易くする。
【0019】
また、固定ピン23を他のピン孔36,37から抜いてピン孔38に差し込むことにより、ロールバー2を座席6cの背もたれ部の高さより低い略水平姿勢の折り畳み姿勢Bにすることができ、この場合には高さの低いハウス内作業をロールバー2に支障されることなくスムースに行うことができると共に、トラクタ1を納屋へ格納するとき便利に行うことができる。
【0020】
そして、安全フレーム構造はフェンダー7の後部に設置される取付ブラケット12を、台座部30に固定壁31とボス部32及びリブ32aを鋳造によって一体的な単一部品にするから、従来の鉄板製によるもののように部品点数を多くしたり支持構造を大型化することなく、簡潔で廉価な構成を以て設置することができる。
またロールバー2の振れ止めを行う弾性体29は、取付ブラケット12に外嵌したホルダ部17の下端に設けるようにしたことにより、取付ブラケット12に対する弾性体29の取付け加工を不要にし、ロールバー2の振れ止め構造を簡単にすると共に、取付ブラケット12の上面33を突起物のないフラットにすることができ、異物の引っ掛かり等を防止し清掃も簡単にすることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は前述のように、下部フレームの上部に設ける取付ブラケットを、台座部の一側から立ち上がる固定壁と、該固定壁に一側が連続し台座部の略全巾に立ち上がるボス部を一体に成形したことにより、取付ブラケットを製作するために徒に部品点数を増やしたりして、これらを溶接する等の製作コストを高くさせることなく簡潔で廉価に構成することができる。
また、ボス部と固定壁は相互に連続して成形されるため、ボス部及び固定壁とも必要な強度を充分に確保することができる。
【0022】
また、前記ボス部の上部と固定壁の上部に亘るリブを一体的に成形すると、固定壁をさらに強固なものにしてロールバーを支持する。
【0023】
また、前記ホルダ部の下部に台座部と接当する弾性体を装着し、ロールバーの振れ止めをなすよう構成したことにより、ロールバーの振れ止めを安価に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる安全フレームを備えた作業車輛の斜視図である。
【図2】図1の安全フレームの取付構造を示す背面図である。
【図3】取付ブラケットとホルダ部の支持構造を示す側面図である。
【図4】図3の固定ピンの構成を示す断面図である。
【図5】図4の固定ピンを抜いた状態を示す断面図である。
【図6】図5の状態を示す平断面図である。
【図7】安全フレーム構造の構成及び作用を示す側面図である。
【符号の説明】
1 作業車輛(トラクタ)
1b 後輪
2 ロールバー
3 走行機体
6 操縦部
6c 座席
7 フェンダー
9 下部フレーム
12 取付ブラケット
13 ネジ穴
16 支柱
17 ホルダ部
21 支点ピン
22,25 ピン孔
23 固定ピン
20 弾性体
30 台座部
31 固定壁
32 リブ
35,36,37,38 ピン孔
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラクタ等の作業車輛において機体転倒時にオペレータを保護する安全フレームの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、トラクタの操縦部に設置され座席の上方を跨ぐアーチ状のロールバーを設けた安全フレームは、後輪を覆うフェンダーの後部に設置される取付ブラケットに、ロールバーのホルダ部を支点ピンを介して回動自在に支持すると共に、ホルダ部と取付ブラケットを連結する固定ピンを抜き差し操作し、ロールバーを通常の耕耘作業や路上走行等を行う場合の起立姿勢とし、またハウス内耕耘作業や納屋への機体格納を行う場合の折り畳み姿勢に切換可能に構成している。(例えば、特許文献1参照。)
また、この場合の安全フレームの構成としては、鉄板部材を平面視コ字状に折り曲げて形成した取付ブラケットを、フェンダーの下方に位置する下部フレームに溶接すると共に、該取付ブラケットに溶接したフレームカバー(台座部)をフェンダーに取付固定し、さらに、この取付ブラケット内にロールバーの支柱下部を挿入した状態で、両者に支点ピンを挿入してロールバーを回動自在に支持し、他側を取付ブラケット側に抜き差し可能に設けた固定ピンで連結することによって、ロールバーを姿勢変更自在に支持するようにしている。
さらに、ロールバーの振れ止めを行うものとして、取付ブラケットに設けた板バネを調節ネジの締止によってロールバーを押圧しているものがある。(例えば、特許文献2参照。)
【0003】
【特許文献1】
実開平5─89112号公報(第1ページ,図4)
【特許文献2】
特開平9─277890号公報(第4ページ,図3,図11)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述の安全フレーム構造は、取付ブラケットをプレス加工によって鉄板部材を折り曲げて形成しており、この取付ブラケットにフレームカバー(台座部)を溶接しフェンダー側と連結させると共に、この取付ブラケット内に挿入するロールバーは、パイプ部材からなる支柱下部に支点ピンを軸支する軸受カラー及び固定板を溶接して補強する等複数の部品で製作されるので、固定板や軸受カラー等の加工部品が多くなると共に、ロールバーを安定よく支持する上で部材も大きくなり、また加工及び歪み修正等のコストも嵩む等の欠点がある。
【0005】
さらに、ロールバーを内部に挿入支持する取付ブラケットは、フェンダー上で設置スペースを大きく占め且つ外部に露出状態になるるので、ロールバーを折り畳み姿勢に切換回動をして作業をする、例えば葡萄棚が設置された果樹園等では、上方から落ちてきた葉や切れた蔓等(以下異物と言う)が、取付ブラケットに引っ掛かって堆積し易く、内部入った異物がロールバーの切換回動の支障になり、異物の除去を行わなければならない等の問題がある。
また、取付ブラケットに設けた板バネでロールバーを押圧する振れ止め構造は、板バネ及び調節ネジ等の部品を要するので、振れ止め構造を複雑にしたり、取付ブラケット側から上方に突出する板バネに異物が付着する等の問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の作業車輛の安全フレーム構造は、第1に、座席6cの後方に設けたアーチ状のロールバー2を、下部フレーム9の上部に設けた取付ブラケット12に、起立姿勢と後方に傾倒させた折り畳み姿勢に切換自在に取付ける作業車両の安全フレームにおいて、前記下部フレーム9の上部に設ける取付ブラケット12を、下部フレーム9の上部に取付ける台座部30と、台座部30の一側に立ち上がる固定壁31と、固定壁31に一側が連続すると共に、台座部30の略全巾に立ち上がるボス部32とを一体に成形するものとなし、上記取付ブラケット12のボス部32にロールバー下部のホルダ部17を外嵌して、ホルダ部17とボス部32の両者に亘って挿入する支点ピン21を介してロールバー2を回動自在に支持する一方、ホルダ部17に装着する固定ピン23を、固定壁31に穿設した複数のピン孔36,37,38の何れかとホルダ部17のピン孔25に挿入して、ロールバー2を起立姿勢又は折り畳み姿勢に保持するように構成したことを特徴としている。
【0007】
第2に、前記取付ブラケット12のボス部32の上部と固定壁31の上部に亘るリブ32aを一体的に成形することを特徴としている。
【0008】
第3に、前記ホルダ部17の下部に台座部30と接当する弾性体29を装着し、ロールバー2の振れ止めをなすよう構成したことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図面において符号1は、本発明に係わる安全フレームを備えた農業用トラクタであり、トラクタ1は左右の前輪1aと後輪1bを有し、また前側のエンジン4をボンネット5で覆い、その後方にハンドル6aとステップ6bと座席6c等からなる操縦部6を配置し、走行機体3を構成するトランスミッションケース3aの後部に耕耘装置等の作業機3bを図示しない昇降機構に装着した構成にしている。
【0010】
このトラクタ1は、トランスミッションケース3aの左右に軸支される後輪1bをフェンダー7で覆い、該フェンダー7の後部に座席6cの後側上方を跨いでアーチ形状で囲うロールバー2を、図7に示す実線の起立姿勢から2点鎖線で示す中間傾倒姿勢Aと、格納姿勢Bとの各折り畳み姿勢に、後述する固定ピン23を抜き差し操作することにより、取付ブラケット12に設けた支点ピン21を中心に切換回動して姿勢を変更できるようにしている。
【0011】
また、後輪1bの内側と外周の上方を覆うフェンダー7は、図2で示すように、立壁状の側面板7aと該側面板7aの上縁側から外側方に向けて一体的に延長した平坦面状の上面板7bで形成される。
そして、フェンダー7は、トランスミッションケース3aに連結したリアアクスルケース3cの側部並びに上部に設けた安全フレームの下部フレーム9,9aに、側面板7aの複数箇所を取付ボルト10によって締着固定していると共に、安全フレームの取付ブラケット12を、下部フレーム9から延設し上面板7bの後部裏側に接合させた補強取付部材9bに、取付ボルト11を下方から挿入し取付ブラケット12に形成したネジ穴13に螺挿し、上面板7bとともに3者を共締め固定している。
【0012】
上記アーチ状のロールバー2は、上横枠15の両側から左右の支柱16,16を下方に屈曲形成してなり、支柱16の下部に平面視コ字状のホルダ部17を溶接し、前記取付ブラケット12に上方から嵌挿(外嵌め)し、ホルダ部17の前壁19と側壁20で取付ブラケット12の前側と両側を覆った状態で後側を開放すると共に、両側壁20の後側下部に支点ピン21を挿入するピン孔22を穿設し、該ピン孔22の前方に固定ピン23を装着する装着部とピンが抜き差しされるピン孔25を穿設している。(図3,図6)
また固定ピン23の装着部は機体外方側に位置する側壁20に穿設したピン孔25と、固定ピン23の抜き差しを案内支持する支持筒26を設け、該支持筒26は固定ピン23に設けた把持環27を挿脱可能に係止する固定溝28を、外端から所定深さ位置に切欠いて形成している。
【0013】
そして、ホルダ部17の前壁19には、その下部にゴム等の弾性部材からなる弾性体29を設け、起立姿勢におけるロールバー2の振れ止めをするようにしている。
即ち、図6,図7で示されるように弾性体29は、側面視で鉤型に形成した下部を前壁19の下端に嵌合接着した状態で、上部に突設した突起29aを前壁19に穿設した係合孔20aに内側から挿入して固定している。
この構成により、ロールバー2が折り畳み姿勢から起立姿勢に切換操作されたとき、弾性体29の下面が後述する取付ブラケット12の台座部30の上面に接当し、この弾性体29の反力によってロールバー2は折り畳み姿勢側に押圧付勢され、各ピンと孔の嵌合ガタに伴うロールバー2の振れを抑制する。
【0014】
一方、図3〜図7で示すように取付ブラケット12は、前記取付ボルト11を下方から螺挿するネジ穴13を前後左右に形成した台座部30と、該台座部30の巾方向の一側から立ち上げた固定壁31と、台座部30の後部で略全巾に亘って立ち上がるボス部32と、ボス部32の上部から立ち上げて固定壁31の上部に亘り連結するリブ32aを鋳造によって一体に成形した単一部品に構成している。
この際、固定壁31とリブ32aは、平面視でL字状の剛体側壁を形成した状態で基部側がボス部32によって補強され、ロールバー2に側方から衝撃負荷が加わった場合の耐久性を向上し、また両者で形成される巾(支持巾)は、ロールバー2のホルダ部17を外嵌したとき、左右方向のガタを生じないように位置決めをしていると共に、ロールバー2の起立姿勢において、ホルダ部17の開放された後方を閉鎖する。
【0015】
また台座部30は、その左右巾を上記ホルダ部17の巾と略同じかやや広く形成し、その下面の前後に形成したネジ穴13,13内に取付ボルト11を既述したように螺挿して下部フレーム9に取付固定するので、フェンダー7上で大きなスペースを占めることなく、また取付ボルトやナット等の固定具を露出させることなく安定よく設置できる。
また台座部30はその上面33を固定壁31の基部側から側方に向けて下り傾斜に形成しており、これにより例えば、ロールバー2の前記折り畳み姿勢において上面33が露出されたとき、葉や切れた蔓等(異物)が上方から乗りかかっても、これら異物の滑落や清掃をスムースにする。
【0016】
ボス部32は、支点ピン21を挿入するピン孔35を穿設し、固定壁31はピン孔35を中心とする円弧状の外周縁の内側に同半径で、ホルダ部17に支持する固定ピン23の先端部を抜き差し自在に挿入する複数のピン孔36,37,38を穿設している。
これにより、ボス部32のピン孔35とホルダ部17のピン孔22に亘り支点ピン21を挿入した状態で、固定ピン23が各ピン孔の何れかに差し込まれたとき、図7で示すように、ピン孔36に差し込まれたときはロールバー2は起立姿勢となり、ピン孔37に差し込まれたときはロールバー2は折り畳み姿勢Aとなり、ピン孔38に差し込まれたときは折り畳み姿勢Bになる。
また取付ブラケット12に対するピン孔22及びピン孔36,37,38並びにネジ穴13等は、鋳造後に機械加工によって一括して行うことにより、取付ブラケット12の製作を能率よく高精度にできる。
【0017】
また図4,図5で示すように、ホルダ部17の支持筒26とそのピン孔25に挿入した固定ピン23は、該固定ピン23の中途部に突設した止め部とホルダ部17の内側面の間に、固定ピン23を差し込み方向に付勢するスプリング39を設けておいる。また固定ピン23の差し込み時の位置決め規制を、固定ピン23の他端に設けた前記把持環27を支持筒26の固定溝27に係止させて行うようにしている。
これにより、把持環27を把持し固定ピン23をスプリング39に抗して抜き出した際のピン止めを、把持環27を固定ピン23を回転させて略90度変位させた状態で、該把持環27を支持筒26の外端に接当させて行い、このピン止めによってロールバー2の各姿勢への切換回動操作を行い易くする。
このときスプリング39は、ホルダ部17内で側壁20と固定壁31で形成される空間部内に設け、周囲を閉鎖して覆うようにしているので、前記異物がスプリング39に付着して固定ピン23の操作を妨げる等の憂いがない。
【0018】
以上のように構成した安全フレーム構造は、トラクタ1で通常の耕耘作業や路上走行等を行うとき、図1,図2,図7で示されるように、ロールバー2を起立姿勢に支持し、座席6cの後方をアーチ状に囲った状態とし、安全フレームは機体転倒時にオペレータを保護する。
また、葡萄棚の下方や果樹園内の施肥作業や耕耘作業等即ち果樹園作業を行う場合には、上記起立姿勢にある固定ピン23をピン孔36から抜きピン孔37に差し込むように切換操作すると、ロールバー2は図7で示す折り畳み姿勢Bになり、高さを低くした状態で作業をスムースに行うことができると共に、傾斜姿勢で所定高さに支持されたロールバー2を利用し、例えば施肥装置の一部を取付けて行う施肥作業等を行い易くする。
【0019】
また、固定ピン23を他のピン孔36,37から抜いてピン孔38に差し込むことにより、ロールバー2を座席6cの背もたれ部の高さより低い略水平姿勢の折り畳み姿勢Bにすることができ、この場合には高さの低いハウス内作業をロールバー2に支障されることなくスムースに行うことができると共に、トラクタ1を納屋へ格納するとき便利に行うことができる。
【0020】
そして、安全フレーム構造はフェンダー7の後部に設置される取付ブラケット12を、台座部30に固定壁31とボス部32及びリブ32aを鋳造によって一体的な単一部品にするから、従来の鉄板製によるもののように部品点数を多くしたり支持構造を大型化することなく、簡潔で廉価な構成を以て設置することができる。
またロールバー2の振れ止めを行う弾性体29は、取付ブラケット12に外嵌したホルダ部17の下端に設けるようにしたことにより、取付ブラケット12に対する弾性体29の取付け加工を不要にし、ロールバー2の振れ止め構造を簡単にすると共に、取付ブラケット12の上面33を突起物のないフラットにすることができ、異物の引っ掛かり等を防止し清掃も簡単にすることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は前述のように、下部フレームの上部に設ける取付ブラケットを、台座部の一側から立ち上がる固定壁と、該固定壁に一側が連続し台座部の略全巾に立ち上がるボス部を一体に成形したことにより、取付ブラケットを製作するために徒に部品点数を増やしたりして、これらを溶接する等の製作コストを高くさせることなく簡潔で廉価に構成することができる。
また、ボス部と固定壁は相互に連続して成形されるため、ボス部及び固定壁とも必要な強度を充分に確保することができる。
【0022】
また、前記ボス部の上部と固定壁の上部に亘るリブを一体的に成形すると、固定壁をさらに強固なものにしてロールバーを支持する。
【0023】
また、前記ホルダ部の下部に台座部と接当する弾性体を装着し、ロールバーの振れ止めをなすよう構成したことにより、ロールバーの振れ止めを安価に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる安全フレームを備えた作業車輛の斜視図である。
【図2】図1の安全フレームの取付構造を示す背面図である。
【図3】取付ブラケットとホルダ部の支持構造を示す側面図である。
【図4】図3の固定ピンの構成を示す断面図である。
【図5】図4の固定ピンを抜いた状態を示す断面図である。
【図6】図5の状態を示す平断面図である。
【図7】安全フレーム構造の構成及び作用を示す側面図である。
【符号の説明】
1 作業車輛(トラクタ)
1b 後輪
2 ロールバー
3 走行機体
6 操縦部
6c 座席
7 フェンダー
9 下部フレーム
12 取付ブラケット
13 ネジ穴
16 支柱
17 ホルダ部
21 支点ピン
22,25 ピン孔
23 固定ピン
20 弾性体
30 台座部
31 固定壁
32 リブ
35,36,37,38 ピン孔
Claims (3)
- 座席(6c)の後方に設けたアーチ状のロールバー(2)を、下部フレーム(9)の上部に設けた取付ブラケット(12)に、起立姿勢と後方に傾倒させた折り畳み姿勢に切換自在に取付ける作業車両の安全フレームにおいて、前記下部フレーム(9)の上部に設ける取付ブラケット(12)を、下部フレーム(9)の上部に取付ける台座部(30)と、台座部(30)の一側に立ち上がる固定壁(31)と、固定壁(31)に一側が連続すると共に、台座部(30)の略全巾に立ち上がるボス部(32)とを一体に成形するものとなし、上記取付ブラケット(12)のボス部(32)にロールバー下部のホルダ部(17)を外嵌して、ホルダ部(17)とボス部(32)の両者に亘って挿入する支点ピン(21)を介してロールバー(2)を回動自在に支持する一方、ホルダ部(17)に装着する固定ピン(23)を、固定壁(31)に穿設した複数のピン孔(36),(37),(38)の何れかとホルダ部(17)のピン孔25に挿入して、ロールバー(2)を起立姿勢又は折り畳み姿勢に保持するように構成したことを特徴とする作業車輛の安全フレーム構造。
- 前記取付ブラケット(12)のボス部(32)の上部と固定壁(31)の上部に亘るリブ(32a)を一体的に成形する請求項1記載の作業車輛の安全フレーム構造。
- 前記ホルダ部(17)の下部に台座部(30)と接当する弾性体(29)を装着し、ロールバー(2)の振れ止めをなすよう構成した請求項1又は2記載の作業車輛の安全フレーム構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002275878A JP2004106804A (ja) | 2002-09-20 | 2002-09-20 | 作業車輛の安全フレーム構造 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007320463A (ja) * | 2006-06-02 | 2007-12-13 | Yanmar Co Ltd | 作業車両のロプスフレーム |
KR101390050B1 (ko) | 2014-01-15 | 2014-05-27 | 주식회사 이지바이오 | 고정식 안전핀을 가지는 지게차 덧발 |
-
2002
- 2002-09-20 JP JP2002275878A patent/JP2004106804A/ja active Pending
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