JP2000153780A - 作業車両におけるフロントグリル - Google Patents
作業車両におけるフロントグリルInfo
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Abstract
を提供することを課題としている。 【解決手段】 エンジン5を内装したエンジンルーム7
の前方及び側前方を覆う樹脂材からなるフロントグリル
13の正面に左右方向の通風窓26を、該通風窓26の
左右端の後部に位置するフロントグリル13の側面に側
方窓27を各非連続に開口せしめ、両通風窓26と側方
窓27との間のフロントグリル13のコーナー部にフロ
ントグリル13の壁面を支持壁28として残して設け
た。
Description
に設けられる作業車両におけるフロントグリルに関す
る。
に、エンジンを内装するエンジンルームを有し、該エン
ジンルームの前方及び側前方を覆う樹脂材からなるフロ
ントグリルが機体に対して着脱自在に取り付けられてい
る。そして該フロントグリルの正面に、エンジン及びラ
ジエータ等を冷却する左右方向の通風窓が開口せしめら
れているとともに、該通風窓の左右端の後部位置で、フ
ロントグリルの側面には通風窓と同様の機能を有する側
方窓が開口せしめられている。
方窓は一般的に連続して開口せしめられており、これに
より機体から取り外した際のフロントグリル単体の剛性
が比較的低く、フロントグリルの取り扱いが困難である
という欠点があった。一方この低剛性という欠点を補う
ために通風窓の内部に設けられた補強リブの他に、フロ
ントグリルのコーナー部に板金製の補強ブラケットを取
り付けることが知られているが、この場合はフロントグ
リルに別体の補強ブラケットを取り付ける必要があり、
作業性が比較的悪くまたコストが高くなるという欠点が
あった。
の本発明の作業車両におけるフロントグリルは、エンジ
ン5を内装するエンジンルーム7を有するとともに、該
エンジンルーム7の前方及び側前方を覆う樹脂材からな
るフロントグリル13を機体1に対して着脱自在に取り
付け、該フロントグリル13の正面に左右方向の通風窓
26を開口せしめ、また該通風窓26の左右端の後部位
置で、フロントグリル13の側面に側方窓27を開口せ
しめた移動車両において、上記通風窓26と側方窓27
を非連続に開口せしめ、両通風窓26と側方窓27との
間におけるフロントグリル13のコーナー部にフロント
グリル13の壁面を支持壁28として残設したことを特
徴としている。
施形態について説明する。図1は本発明のフロントグリ
ルを採用した作業車両であるトラクタの側面図であり、
走行機体1が前輪2及び後輪3に支持されており、機体
1の略中央に配設された運転席4には操向用のハンドル
6が備えられている。そして機体1前方に設けられたエ
ンジンルーム7内にエンジン5が内装されており、該エ
ンジン5の動力によりトラクタが作動(走行及び作業機
の駆動等)する構造となっている。
様エンジン5の前方にラジエタ8及びバッテリ9等が装
着されており、エンジン5,ラジエタ8,バッテリ9等
の機能部材保護等のために、エンジンルーム7は上部が
ボンネット11に、左右側方が側面カバー12に、前部
及び側前方が樹脂材からなるフロントグリル13により
各覆われている。
々のデザインが施された樹脂製で形成されるが、図2に
示すように下面(底面)側に下方に開口した逆U字状の
左右2個の係止部材13aが突設されているとともに、
上面に上部係止部13bが突設されて本体と一体に成形
されている。このとき前記係止部材13aは、図3及び
図4に示すように、前後片を左右ににずらせ、正面視で
重複しないように配設されて、一体樹脂成形の際の型抜
きを容易にしている。
ル13上面の左右2箇所に、上面に突出部14を設け
て、フロントグリル13本体と一体成形されているが、
後述の引張り式係止金具24に直接当接して係止するた
め、突出部14の左右を肉盛りして剛性が高く構成され
ている。
ように、左右の主フレーム18の内側に装着された取付
金具19を介して、支持棒20が主フレーム18の内側
全幅にわたって装着されており、前記係止部材13aの
開口部を上方からこの支持棒20に挿嵌することによっ
て、フロントグリル13の下部と主フレーム18が係合
する。
に示すように左右の主フレーム18をフロントグリル1
3の上面位置で連結するアーチ状の副フレーム21が固
着され、副フレーム21の上面には、前記フロントグリ
ル13の突出部14に対応する位置にバネ引張り式の係
止金具24の本体が固着されている。
4の背面と、係止金具24の背面とを当接させ、係止金
具24のバネを突出部14の切込部に掛け、係止レバー
24bを後方に倒すことにより、突出部14の背面と係
止金具24の背面とが隙間なく密着し、フロントグリル
13の上部と副フレーム21が確実に係合する。
機体1側に着脱自在に取り付けられ、エンジンルーム7
内のメンテナンス等のために着脱されるが、取り外し時
には上記動作の反対の動作を行う(係止金具24と突出
部14との係合を解除し、係止部材13bを支持棒20
から抜く)ことで、機体1から容易に取り外され、エン
ジンルーム7内のメンテナンス等を行うことができる。
ントグリル13は正面に左右方向の通風窓26が、また
側面に通風窓26の左右端の後部位置において側方窓2
7が各開口せしめられており、これにより両窓26,2
7からエアの吸入を行いエンジンルーム7内のエンジン
5,ラジエータ8等の冷却を行うように構成されている
が、上記通風窓26と側方窓27は非連続に開口せしめ
られており、つまり通風窓26と側方窓27はそれぞれ
単独に(独立して)フロントグリル13に穿設されてい
る。
おけるフロントグリル13のコーナー部にはフロントグ
リル13の壁面が残設されており(残されて設けられて
おり)、つまりこのコーナー部分の壁面が支持壁28と
して上下方向のステーの機能を果たしている。また上記
係止部材13a,13bは支持壁28の略真上又は略真
下に設けられており、上下方向からの荷重を支持壁28
が主に受けるように構成されている。
向に補強リブ(横リブ29a及び縦リブ29b)が取り
付けられており、フロントグリル13の補強が行われて
いるが、該補強リブ29a,29bは通風窓26に取り
付けられるパンチングメタル(グリルネット)31の取
付面となっている。また通風窓26の上方にはヘッドラ
イト用の孔32も形成されている。
れており、前述のようにエンジンルーム7内のメンテナ
ンス(バッテリー5のメンテナンス等)のために機体1
からの取り外しが行われるが、この際に上記のように機
体1に対して容易に着脱することができることに加え、
支持壁28により上下方向の支持が安定して行われ、比
較的高い剛性を保つことが困難な樹脂製のフロントグリ
ル13単体のコーナー部分の剛性が向上せしめられ、フ
ロントグリル13全体の剛性が向上せしめられている。
比較的軽く、且つ比較的高い剛性を有し、フロントグリ
ル13を単独で容易に取り扱うことができ、フロントグ
リル13の着脱をさらに安定して容易に行うことができ
る。また補強ステー29a,29b以外に特に補強部材
を別体等により取り付ける必要がないため、面倒な組立
等の必要が無く、コストも低くなる。
窓26及び側方窓27を形成せしめることができるた
め、両窓26,27を容易に形成せしめることができ
る。このときこの2種類の窓26,27によりエンジン
ルーム7内(ラジエータ8)に十分なエアを取り込むこ
とができるため、ヒートバランスが向上し、又補強リブ
29a,29bによりパンチングメタル31の取り付け
も容易に行うことができ、コストダウン及び材料のロス
を少なくすることができる。
等が裸出しない(バッテリー9等の一部又は全部が支持
壁28により隠される)ため、バッテリー9等の内部部
品の保護及び機体1の外観を良好に保つことができる。
よれば、両通風窓と側方窓との間におけるフロントグリ
ルのコーナー部にフロントグリルの壁面が支持壁として
形成された状態で、通風窓と側方窓を非連続に開口せし
められているため、フロントグリル単体のコーナー部分
の剛性が向上し、フロントグリルの着脱を安定して行う
ことができるとともに、フロントグリルを単独で容易に
取り扱うことができるという効果がある。
平面図,正面図,底面図である。
側断面図である。
図3(b)のA−A断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジン(5)を内装するエンジンルー
ム(7)を有するとともに、該エンジンルーム(7)の
前方及び側前方を覆う樹脂材からなるフロントグリル
(13)を機体(1)に対して着脱自在に取り付け、該
フロントグリル(13)の正面に左右方向の通風窓(2
6)を開口せしめ、また該通風窓(26)の左右端の後
部位置で、フロントグリル(13)の側面に側方窓(2
7)を開口せしめた移動車両において、上記通風窓(2
6)と側方窓(27)を非連続に開口せしめ、両通風窓
(26)と側方窓(27)との間におけるフロントグリ
ル(13)のコーナー部にフロントグリル(13)の壁
面を支持壁(28)として残設した作業車両におけるフ
ロントグリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33112598A JP3808221B2 (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 作業車両におけるフロントグリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33112598A JP3808221B2 (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 作業車両におけるフロントグリル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000153780A true JP2000153780A (ja) | 2000-06-06 |
JP3808221B2 JP3808221B2 (ja) | 2006-08-09 |
Family
ID=18240159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33112598A Expired - Fee Related JP3808221B2 (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 作業車両におけるフロントグリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3808221B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004224274A (ja) * | 2003-01-24 | 2004-08-12 | Kubota Corp | 走行車両のボンネット構造 |
JP2005335469A (ja) * | 2004-05-25 | 2005-12-08 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 作業車両 |
US7231996B2 (en) * | 2003-02-17 | 2007-06-19 | Honda Motor Co., Ltd. | Front end components for a saddle-type vehicle |
JP2018199418A (ja) * | 2017-05-26 | 2018-12-20 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | 作業車輌 |
-
1998
- 1998-11-20 JP JP33112598A patent/JP3808221B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4511243B2 (ja) * | 2004-05-25 | 2010-07-28 | 三菱農機株式会社 | 作業車両 |
JP2018199418A (ja) * | 2017-05-26 | 2018-12-20 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | 作業車輌 |
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---|---|
JP3808221B2 (ja) | 2006-08-09 |
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