JP3526865B2 - パネル運転台 - Google Patents

パネル運転台

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JP3526865B2
JP3526865B2 JP51711494A JP51711494A JP3526865B2 JP 3526865 B2 JP3526865 B2 JP 3526865B2 JP 51711494 A JP51711494 A JP 51711494A JP 51711494 A JP51711494 A JP 51711494A JP 3526865 B2 JP3526865 B2 JP 3526865B2
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    • B62D33/06Drivers' cabs
    • B62D33/0617Drivers' cabs for tractors or off-the-road vehicles
    • B62D33/0621Drivers' cabs for tractors or off-the-road vehicles able to be dismantled, folding

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、陸上車輛(land vehicle)用の運転台に関
し、更に詳細には、運転者用の頭上保護構造(overhead
guard)を持つこのような車輛用の囲壁に関する。
発明の背景 リフト付きトラック、建設用機械、農業用トラクタ、
及びこれらと同様の車輛は、多くの場合、運転者又は操
作者を落下物又は車輛の転倒による怪我から保護するた
め、頭上保護構造即ちケージ状構造を備えて製造され
る。代表的には、これらの保護構造は、頑丈につくられ
ており、車輛のフレーム、副フレーム、又はプラットホ
ームに直接溶接されており、このような場合には、フレ
ーム又は副フレームから容易には取り外すことができな
い。こうした車輛は、大抵の場合、運転者にとって危険
な環境で使用されることになっている。運転者に取って
不快な状態には、高温の又は低温の環境での作業、雨中
での作業、埃の多い環境での作業が含まれる。これらの
状態及び他の状態では、運転者をこのような環境にさら
されないように保護するため、運転台、即ち囲壁を車輛
に設けるのが一般的である。当該技術分野で周知の運転
台は、頭上保護構造に取り付けられた簡単な耐候性の布
又はビニール製のカバーから、安全ガラス製の風防、側
採光窓、及び頭上採光窓を備えたシート金属製構造まで
様々である。多くの場合、金属製の運転台は、車輛に元
々設けられている又は特定の頭上保護構造の代わりに頭
上を保護するのに役立つのに十分な剛性を備えてつくら
れている。車輛に元々設けられている頭上保護構造が、
車輛のフレーム又はプラットホームと一体化された溶接
物としてつくられている場合には、頭上保護構造を取り
外してこれを自立形運転台に代えることは現実的でな
い。パネルを頭上保護構造に組み立てることによって運
転台を形成することが知られているが、この方法は、満
足のいく品質及び仕上げの従来技術のアッセンブリを製
造するのに努力及び熟練を必要とし、非常に多くの労力
を要するため、知る限り、ほとんどうまくいかなかっ
た。
発明の概要 本発明は、多くの溶接手段、穿孔手段、ねじ止め手
段、リベット止め手段等の頭上保護構造に直接取り付け
るための手段を必要としない方法で頭上保護構造に容易
に組み立てることができる車輛用パネル型運転台構造を
提供する。本発明によれば、剛性パネルは相互係止する
ように構成されており、相互関係は包囲、包み込み、又
は他の保護構造を当接部品で支持する方法によって行わ
れる。このパネル構造は、顧客の要望を満たし、対応す
る経済性を提供するため、幾つかの別個の態様のうちの
一つの態様で供給できる。
運転台の第1態様は、簡単なシャックル装置で保護構
造に組み立てることができる屋根プレートユニットが提
供する。開示されているように、屋根プレートには、フ
ォームシートのような弾性材料を設けることができ、こ
の弾性材料は、屋根プレートと保護構造の上面との間に
位置決めされる。弾性材料は、屋根プレート及び頭上保
護構造の組み立てを簡単にするのに役立ち、屋根プレー
トと頭上保護構造との間で振動が生じないようにし、騒
音を吸収する。
運転台の第2態様は、安全ガラス風防を構成する前パ
ネルユニットを含む。前パネルユニットは、頭上保護構
造の前ポストと相互係止する要素をその側部に有する。
開示の構成では、前パネルユニットは、両垂直縁部にチ
ャンネル要素を有し、これらの要素は、夫々のコーナー
ポストに組み立てられ、これらのポストを実質的に包囲
する。専らパネル要素自体に打ち込まれるねじ山を備え
たファスナ(固定ねじ)を使用して組み立てを完了す
る。固定ねじは、保護構造の要素の孔やスロットと適正
に整合させる必要がない。
第3態様では、運転台はその後面及び側面にそれぞれ
布製のカバーを有する。側面には、ジッパー又は他の保
持手段で開放自在に閉鎖される扉状フラップが設けられ
ている。開示されているように、屋根パネルユニット及
び前風防ユニットには、布製の後パネル及び布製の側パ
ネルを好適に取り付けるための手段が設けられている。
運転台の第4態様は、頭上保護構造上に支持された全
体が金属製の囲壁を提供する。後パネルユニットは、前
パネルユニットを前方の直立部品に取り付けたのと同様
の方法で頭上保護構造の一対の後方の直立部品に取り付
けられている。後パネルユニットは、開示の方法で、側
扉用のヒンジ取り付け体を構成する。前ポストと後ポス
トとの間の領域を橋渡しする、側パネルから延びる側扉
が、運転台の囲壁を完成する。
本願に開示したパネル型運転台構造には、従来のパネ
ル型運転台構造にはない多くの利点がある。金属製の運
転台構成要素は、組み立て前に予め仕上げられている。
設置には、限られた数の組み立て工程及び組み立て作業
だけが必要とされる。運転台は、頭上運転台の上に数分
以内で組み立てることができるため(従来技術では、代
表的には、数時間かかった)、実際には車輛製造工場の
組み立てラインステーションで設置される。これによっ
て、製造者は、運転台を備えた又は備えていない車輛を
販売する上で大きな融通性を得る。製造者は、長い時間
をかけずに高度の技術を要することなく設置できる同じ
設計の運転台をディーラーに供給できる。同様に、ディ
ーラーは、車輛を以前購入した人が車輛を運転台を持つ
ように改造しようと決めた場合、彼に運転台を販売する
ことができる。囲壁の種々面の構造がパネル状であるた
め、運転台は、比較的小さなコンテナに入れて輸送でき
る。運転台の構造及びその組み立て技術は、頭上保護構
造の種々の寸法に対して許容性があり、そのため、頭上
保護構造自体の製造者によっては装着できないというこ
とがない。運転台の種々の部品は、多くの場合、基本的
な態様からフル仕様の全体が金属製の態様まで共通して
使用できる。この特徴により、運転台の製造者が製造し
なければならない構成要素の数が減少し、これによっ
て、製造費用が大きく節約される。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明に従ってつくられた運転台アッセン
ブリの一実施例の後側からの斜視図であり、 第2図は、第1図の運転台の前側からの斜視図であ
り、 第3図は、第1図の3−3線が示す平面での運転台の
部分断面図であり、 第4図は、第1図の4−4線が示す平面での運転台の
部分断面図であり、 第5図は、第1図の5−5線が示す平面での運転台の
部分断面図であり、 第6図は、本発明に従ってつくられた運転台アッセン
ブリの別の実施例の後側からの斜視図であり、 第7図は、第6図の7−7線が示す平面での運転台の
部分断面図であり、 第8図は、第6図の8−8線が示す平面での運転台の
部分断面図であり、 第9図は、第6図の9−9線が示す平面での運転台の
部分断面図である。
好ましい実施例の説明 本発明に従ってつくられた運転台構造は、第1図及び
第2図に仮想線で示す作業用車輛に設置される。図示の
車輛11は、前輪及び後輪の上に支持された通常のフォー
クリフトトラックであり、その前端にフォーク12を有す
る。この車輛には種々の運転台が載り、車輛の運転者が
座るステーションを保護する。本願に開示の運転台構造
は、代表的には矩形の鋼管又はこれと同様の材料で形成
された剛性の空間フレーム上に組み立てられる。空間フ
レームは、通常、頭上に落下する物体から運転者を保護
するために車輛に設けられている。頭上保護フレームの
全体形体は、矩形又は台形の面を持つ箱の輪郭をなして
いる。頭上保護フレームは、車輛11のフレーム又は副フ
レームに溶接、ボルト止め、又は他の方法で固定されて
いる。この頭上保護フレームは、代表的には、略直立し
た前後のコーナーポスト13、14、及び略水平な前ヘッダ
要素16、側ヘッダ要素17、及び後ヘッダ要素18を含む溶
接物である。図示のように、コーナーポスト13、14は、
矩形又は正方形断面の鋼管で形成でき、これらの鋼管の
面は、本願に開示した保護フレーム構造及び運転台構造
の輪郭を構成する仮想的な箱の面とほぼ整合する。
保護構造の上面即ち頂面は、格子状構造を有するのが
よい。これは、落下物から保護するため、及び保護構造
の上方及び運転者のステーションの前方の領域の視界を
確保するためである。
第1図乃至第5図は、本発明に従ってつくられた運転
台の、「全体が金属でできた」態様を示す。代表的に
は、運転台20の金属製の構成要素は、薄鋼板(鋼シー
ト)、厚鋼板(鋼プレート)、鋼管、及び鋼棒からつく
られている。運転台20は、屋根プレートユニット21を有
し、これは、主に、略平らな薄シート22からなる。薄シ
ート22の前後の縁部は、屋根樋即ちフランジ23、24を形
成するように加工してあり、側部は、雨樋即ちフランジ
26を形成するように加工してある。薄シート22は、屋根
樋23、24が運転台の前面及び後面の夫々に垂れ下がるよ
うな寸法になっている。側フランジ、即ち雨樋26は、以
下に説明する目的のため、頭上保護構造の側面から遠ざ
かるように間隔が隔てられている。頭上前方の視界を確
保するため、屋根の薄シート22には、ポリカーボネート
のような丈夫なプラスチック材料でできた透明な採光窓
28で覆われた矩形の穴が設けられているのがよい。エラ
ストマーフォームシートのような弾性材料29からなる層
が屋根シート22の下面の採光窓28を取り囲む領域に固定
されている。屋根プレートユニット21の4つの隅部の各
々と隣接して、一対のファスニングタブ31が溶接又は他
の方法でシート22の下面に取り付けられている。タブ31
はシート22の平面から垂直方向に垂下している。タブ31
の個々の組は、屋根プレートユニット21を頭上保護構造
に適切に位置決めしたとき、タブの各対が頭上保護構造
のバー32をシャックルのように跨ぐように、屋根シート
22に巧妙に配置されている。タブ31の先端の下部には整
合孔33が設けられている。孔33に横ボルト34を組み込む
と、ボルトは、弾性材料29がシート22と頭上保護構造の
バー32の頂部との間で僅かに圧縮された状態で、屋根プ
レートユニット21を所定位置に確実に保持する。ボルト
34は、ロックナット36で所定位置に保持される。従っ
て、弾性材料29により、屋根プレートユニット21は頭上
保護構造にがたつき無しに支持され、吸音する。
運転台20は、出窓型風防38、側採光窓39、及び下採光
窓41を支持する薄鋼板製の骨組みからなる前パネルユニ
ット37を有する。参照番号43を附した前パネルユニット
37の骨組みの輪郭は、頭上保護構造の前面の輪郭とほぼ
一致する。骨組み43は、好ましくは、出窓型風防38及び
採光窓39、41の各々の周縁を支持する薄鋼板製の剛性フ
レームを構成する溶接物である。理想的には、出窓型風
防38は、通常の押出しゴムストック42に嵌めた積層安全
ガラスである。側部及び下側の採光窓39及び41は、ポリ
カーボネートのような透明なプラスチックであるのがよ
く、それらの周囲を骨組み43に接着剤で固定することが
できる。突出した即ち出窓型の風防の設計により、側採
光窓及び下採光窓39、41を通した視界が良くなる。この
ように視界を良くする必要がない場合や、物理的な制限
がある場合には、風防を拡大し、又は他の形体にし、側
採光窓及び下採光窓をなくして比較的平らな前パネルユ
ニットを形成する。風防骨組み43は、その側部に一対の
縁部フランジ部材44を有し、これらの部材は、頭上保護
構造の略直立した前ポスト13に沿って延びるように構成
されている。更に詳しくは、図示の縁部フランジ部材44
は、第4図に示すように、矩形のチューブ状のコーナー
ポスト13の夫々の前面及び側面と重なるようになった直
角な断面を持つシート金属製の要素である。骨組み43の
垂直な縁部の各々には、細長い金属シート製のキャップ
46が設けられている。これらのキャップは、図示の場合
には、J字形状断面を有する。運転台20の各側で縁部フ
ランジ部材44とキャップ46を組み立てると、頭上保護構
造の略直立した前ポスト13の夫々を包囲し、これと相互
係止する。図示の場合には、縁部フランジ部材44及びキ
ャップ46は、ポスト13よりも大きくなっている。キャッ
プには、前ポスト13の後面と当接し且つフランジ部材の
面をポスト13の前面に当てた状態に保持する大きさのエ
ラストマーフォームスペーサが全長に亘って設けられて
いる。前パネルユニット37の各縁部の縁部フランジ部材
44及びキャップ46は、図示の場合には、ポスト13に組み
立てられた状態で保持されており、複数の固定ねじ48が
各ポスト13の長さに沿って間隔を隔てられている。ねじ
48は、フランジ部材44の孔を通して組み立てられ、キャ
ップ46の対面リップ49の孔と整合し、予みリップ上に位
置決めされた拘束ナット51又は他の固定手段に螺合す
る。キャップ46は、好ましくは、前パネルユニット37の
垂直縁部を形成するフランジ部材44のほぼ全長に沿って
延びており、更に詳細には、関連したポスト13のほぼ全
長に沿って延びている。
運転台20の後パネルユニット55は、頭上保護構造の後
輪郭とほぼ一致する輪郭を有する全体に平らな鋼シート
56を含む。矩形の後採光窓即ち窓57は、フレーム58によ
って後シート56に取り付けられている。後窓55は、車輛
の保守を行うために運転者の座席を後方に傾けるとき、
下側の窓枠を周知の方法で上方に摺動させて窓を開ける
ことができる上げ下ろしユニットである。シート即ちパ
ネル56の下縁部は、ウェザーシール59を取り付けるフラ
ンジを形成するため、外方に曲げられている。後パネル
ユニット55は、鋼パネル56の略垂直な縁部の各々と関連
したフランジ状のJチャンネルキャップ61を有する。キ
ャップ61は、後パネルシート56にねじ62で組み立てられ
ている。特に、キャップ61に沿って垂直方向に間隔を隔
てられた複数のねじ62を、パネル56の整合した水平スロ
ット又は孔及びキャップ61の当接フランジ63の孔に通し
て組み立てる。ねじ62は、フランジ63に設けられた雌ね
じを備えたナット64に螺合される。
後パネル56及びJチャンネルキャップ61が、頭上保護
構造の夫々の後ポスト14に互いに組み立てられるとき、
後パネルユニット55は、頭上保護構造の所定位置に機械
的に相互係止される。更に、運転台の右側及び左側で
は、後パネルシート56及びJキャップ61の部分が、関連
したポスト14の周囲の主部分を包囲している。Jチャン
ネルキャップ61の長さは、後ポスト14の長さとほぼ等し
く、Jチャンネルキャップのフランジ63は後パネルシー
ト56の全高に亘ってこのシートとほぼ連続的に当接す
る。一対の間隔を隔てられ同軸のヒンジチューブ即ちソ
ケット66がJチャンネルキャップ61の外面即ち側面に溶
接されている。
以上の議論から、前パネルユニット37及び後パネルユ
ニット55は、両方とも、これらのユニットを直接的に止
めるためのねじのような手段でポストに固定したり、ポ
ストに直接溶接したりすることなしにそれらの夫々のコ
ーナーポスト13又は14上に組み立てることができるとい
うことは理解されよう。前パネルユニット及び後パネル
ユニットは、このような構造を有するため、夫々のポス
ト13又は14と直接的に接触しない開示の固定ねじを用い
てこれらのユニットをこれらのポスト上の所定位置に確
実に保持することができる。その結果、これらのユニッ
ト37及び55は、最小の労力及び時間で頭上保護構造に設
置でき、これらのユニットは、頭上保護構造の組み立て
又はそれら自体の組み立てにおいて寸法上高度の精度を
要求されない。実際、シート金属製キャップ46又は61を
夫々の固定ねじ48又は62で締め付けたとき、これらのキ
ャップ及びそれらの夫々のパネルユニット37又は55の構
成要素は、頭上保護構造のポストに締め付けられてこれ
とぴったりと整合する。
主に鋼シートからつくられた扉即ちパネル67、68が運
転台20の各側部に設けられている。各扉は、窓、即ち側
採光窓69、71を有する。扉67、68は、一対の垂下したヒ
ンジピン27を有し、これらのヒンジピンは、扉67、68を
運転台に枢動自在に支持するため、ヒンジチューブ66内
に受け入れられる。扉67、68は、運転台20の側パネルを
形成する。運転台の扉を選択的に閉鎖状態に維持するた
め、当該技術分野で周知の適当なラッチが設けられてい
る。各扉67、68の周囲には、運転台20の側面とぴったり
とシールするため、エラストマーシールが設けられてい
るのがよい。
全体が金属でできた運転台の耐久性が必要とされない
が、運転者を完全に覆うのが所望である場合には、上文
中に説明した屋根パネルユニット21及び前パネルユニッ
ト37に布製の後運転台パネル及び側運転台パネルを設け
ることができる。このような、一部が布製の運転台75を
第6図乃至第9図に示す。布製後カバー、即ち縫製によ
って製造された適当な防水材料でできたパネル76には、
透明なビニール又は同様の材料でできた可撓性の透明な
窓領域77が設けられている。
防水布製のストリップ78、79が窓77の頂縁部及び底縁
部に縫い付けられている。窓77の垂直な縁部は、後パネ
ル構造の底部から頂部まで開くことのできるジッパー82
で防水布部分81に取り外し自在に取り付けられている。
窓を屋根樋24と隣接して巻き上げた状態に保持するのに
ストラップ(図示せず)を使用できる。運転者の座席を
後方に傾けるときにこの座席が通る空間を構成するた
め、又は運転台の内部を通気するため、ジッパー82を開
いて布製下ストリップ及びビニール窓77を外すことがで
きる。第7図に示すように、後パネルの布製垂直部分81
は、関連したシート金属製のアングルキャップ83で後ポ
スト14の後面に固定される。アングルキャップ83は、後
ポストにねじ込んだねじ84で所定位置に保持できる。布
製後パネル76の上縁部は、屋根プレートユニットの屋根
樋24の下側に固定された押出しチャンネル内で運転台に
支持されている。チャンネル(図示せず)、これを屋根
樋24に固定する方法、及び布をチャンネルに固定する方
法は、第8図の同様のチャンネル98に関して以下に説明
するのと同じである。
運転台75の布製側パネル91は略対称であり、後パネル
76と同様に、不透明な防水布と無色透明のビニール部品
を互いに縫い合わせることによって製造される。側パネ
ル91の主部分は、垂直区分94、96に略垂直なジッパー97
で取り付けられた透明なビニール部分92、93からなる。
側パネル91の底部から開くジッパー97により、透明なビ
ニール区分92及び93を扉として使用することができ、通
気を行うために巻き上げることができる。所望であれ
ば、扉パネル92、93を上方に雨樋26の近くに一時的に保
持するのにストラップ(図示せず)を使用できる。側パ
ネルの前垂直区分94には、所望であれば、透明なビニー
ル挿入体を設けることができる。
第8図に示すように、布製側パネル91の上縁部は、押
出しチャンネル98で雨樋26の近くに支持されている。チ
ャンネル98は、円形の内部に開口したスロットを有し、
布製パネル91の上縁部は、コードの周りに縫い付けられ
て結合され、チャンネル内で端部方向に摺動する。同様
に、布製側パネル91の略垂直な前縁部は、第9図に示す
ように、前パネルユニット37の夫々の縁部フランジ部材
44にねじ48で固定されたチャンネル99内に支持されてい
る。布製側パネル91の略垂直な後縁部は、第7図に示す
ように、布製の後パネル75と本質的に同様の方法でシー
ト金属製のアングルキャップ83によって後ポスト14に保
持されている。
作業環境によっては、運転者を完全に包囲する必要が
ない場合がある。このような状況では、前風防パネルユ
ニット37を屋根プレートユニット21とともに使用し、側
パネルも後パネルも設ける必要がない。更に、日射しや
雨に対する或る程度の保護を提供するため、風防パネル
ユニットなしで屋根パネルユニット21だけを使用する場
合もある。以上の説明から、全体が金属製の運転台20又
は一部が金属製で一部が布製の運転台75のいずれにも、
同じ屋根プレートユニット21及び前風防パネルユニット
37を使用できるということは理解されよう。これらの構
成要素はこのように融通性があるため、経済規模の利益
が得られ、在庫の減少が実現され、そのため、これらの
製品の製造者及び設備者は、大きな利点を得ることがで
きる。
この開示は単なる例であって、付加、変形、又は細部
の省略によって、本開示に含まれる教示の真正の範囲か
ら逸脱することなく、種々の変更を行うことができると
いうことは明らかである。従って、本発明は、以下の請
求の範囲によって必然的に限定される限りを除き、本開
示の詳細には限定されない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−287430(JP,A) 実開 昭60−118549(JP,U) 特公 昭60−9950(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 33/06 B62D 25/08

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略垂直なコーナーポストを含む開放したケ
    ージ状の頭上保護構造を持つ陸上車輛用の運転台囲壁に
    おいて、略水平な屋根パネル及び前記頭上保護構造に固
    定されるようになった少なくとも一つの略垂直な面パネ
    ルを有し、前記一つのパネルは、略垂直な縁部を持つ剛
    体であり、各縁部は、前記頭上保護構造の関連した略垂
    直なポストに沿って延び、キャップ手段及び該キャップ
    手段及び前記面パネルを互いに組み立てられた関係で固
    定するための固定手段を有し、組み立てられた関係にあ
    る前記キャップ手段及び前記面パネルは、前記面パネル
    を前記関連したポスト上に固定的に保持するため、ポス
    トの周囲に亘って十分に取り囲み、前記固定手段は、前
    記車輛の通常の使用中、前記キャップ手段及び前記面パ
    ネルを前記ポストに向かって締め付けて前記ポストに整
    合させることにより、前記面パネルを前記関連したポス
    トに保持する、運転台囲壁。
  2. 【請求項2】前記ポストは、運転台の一つの面を構成
    し、前記ポストは、それらの構成された面に表面を有
    し、前記面パネルの前記縁部は、前記ポストのうちの一
    つのポストの隣接した表面と各々重なり、前記キャップ
    手段は、前記面パネルに取り付けられた細長いチャンネ
    ル状要素からなり、該チャンネル状要素は、少なくとも
    前記面パネルの高さの大部分と等しい長さを有する、請
    求項1に記載の運転台囲壁。
  3. 【請求項3】前記面パネルとキャップ手段とを組み立て
    ることによって、扉を支持するようになった間隔を隔て
    られたヒンジ取り付け手段を頭上保護構造に形成する、
    請求項1に記載の運転台囲壁。
  4. 【請求項4】略直立した支持ポストを含む頭上保護構造
    を持つ車輛に囲壁を形成するための方法において、ポス
    ト間の領域を橋渡しするようになった剛性パネルを形成
    する工程を有し、前記パネルには、前記直立したポスト
    に沿って延びるような大きさの辺縁領域が形成され、更
    に、ポストキャップ要素を形成する工程と、前記パネル
    をポストと整合させる工程と、前記パネルを前記ポスト
    に固定するのに十分な所定程度まで前記ポストを包囲す
    るようにポストキャップ要素を前記パネルの前記辺縁領
    域に組み立てる工程とを有し、前記パネルと前記ポスト
    キャップ要素との組み立ては、前記ポストキャップ要素
    及び前記パネルを前記ポストに向かって締め付けて前記
    ポストに整合させることにより行われる、方法。
  5. 【請求項5】前記パネル及び前記ポストキャップ要素の
    組み立ては、前記パネル及び前記キャップ要素の両方を
    通って延びるねじを用いて行われる、請求項4に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】前記囲壁は、複数の剛性屋根プレートユニ
    ット、複数の剛性前風防パネルユニット、複数の剛性後
    パネルユニット、複数の対をなした剛性の左右の側扉、
    複数の布製の後パネル、及び複数の対をなした布製の左
    右の側パネルから構成され、前記屋根プレートユニット
    の各々は、前記前風防パネルユニットとは別に、又は前
    記前風防パネルユニットだけと使用されるように構成さ
    れており、又は剛性の後パネルユニット及び一対の剛性
    扉と組み合わせて使用されるように構成されており、又
    は布製の後パネル及び布製の一対の側パネルと組み合わ
    せて使用されるように構成されており、各前風防ユニッ
    トは、屋根プレートユニットとともに、剛性の後パネル
    ユニット及び剛性の一対の側扉とは別に使用されるよう
    に構成されており、又は剛性の後パネルユニット及び剛
    性の一対の側扉と組み合わせて使用されるように構成さ
    れており、又は布製の後パネル及び布製の一対の側パネ
    ルと組み合わせて使用されるように構成されている、請
    求項4に記載の方法。
  7. 【請求項7】各屋根パネルユニットは、布製の後パネル
    及び布製の一対の側パネルの上辺縁部を固定するのに使
    用されるようになった周囲垂下フランジを有し、前記前
    風防ユニットは、対をなした側パネルの前辺縁部を固定
    するのに使用されるようになっている、請求項6に記載
    の方法。
  8. 【請求項8】前記屋根パネルは、略矩形の平らな鋼製本
    体、該鋼製本体の下面に設けられた弾性材料、及び前記
    本体に間隔を隔てられた位置で取り付けられた保持手段
    を有し、該保持手段は、頭上保護構造の部分と相互係止
    するように構成されており、前記保持手段は、前記弾性
    材料と完全に相互係止したとき、前記弾性材料を圧縮状
    態で頭上保護構造の頂部に保持するような大きさになっ
    ている、請求項1に記載の運転台囲壁。
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