JPH0549449U - 変速操作装置のシフトレバーブーツ取付構造 - Google Patents
変速操作装置のシフトレバーブーツ取付構造Info
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- JPH0549449U JPH0549449U JP10893591U JP10893591U JPH0549449U JP H0549449 U JPH0549449 U JP H0549449U JP 10893591 U JP10893591 U JP 10893591U JP 10893591 U JP10893591 U JP 10893591U JP H0549449 U JPH0549449 U JP H0549449U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shift lever
- floor panel
- fastener
- boot
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- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
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- Mechanical Control Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車室のフロアパネル側に対するシフトレバー
ブーツの取り付け作業が容易にできるようにし、かつ、
このようにした場合にも、上記シフトレバーブーツに良
好な見栄えが得られるようにする。 【構成】 シフトレバー2を支持する支持体3を締結具
10によりフロアパネル9に取り付ける。上記支持体3
を車室8側から覆うシフトレバーブーツ16の下面に係
止孔24を形成する。この係止孔24を、上記締結具1
0に嵌合させて、上記係止孔24の内周面を上記締結具
10の外面に圧接させ、これにより、上記シフトレバー
ブーツ16をフロアパネル9側に取り付ける。
ブーツの取り付け作業が容易にできるようにし、かつ、
このようにした場合にも、上記シフトレバーブーツに良
好な見栄えが得られるようにする。 【構成】 シフトレバー2を支持する支持体3を締結具
10によりフロアパネル9に取り付ける。上記支持体3
を車室8側から覆うシフトレバーブーツ16の下面に係
止孔24を形成する。この係止孔24を、上記締結具1
0に嵌合させて、上記係止孔24の内周面を上記締結具
10の外面に圧接させ、これにより、上記シフトレバー
ブーツ16をフロアパネル9側に取り付ける。
Description
【0001】
この考案は、自動車において、シフトレバー用の支持体と、この支持体を覆う シフトレバーブーツとを備えた変速操作装置におけるシフトレバーブーツ取付構 造に関する。
【0002】
上記変速操作装置には、従来、実開昭59‐192431号公報で示されるも のがある。 これによれば、シフトレバーを支持する支持体が車室のフロアパネルに締結具 により取り付けられている。また、上記支持体を車室側から覆うシフトレバーブ ーツが設けられ、このシフトレバーブーツは上記締結具により共締めされて、フ ロアパネル側に取り付けられている。
【0003】
ところで、上記従来構成によれば、シフトレバーブーツは締結具によりフロア パネル側に取り付けられているが、このような締結具によるねじ止め作業は煩雑 である。よって、上記シフトレバーブーツの取り付け作業が煩雑であるという問 題を有していた。
【0004】
この考案は、上記のような事情に注目してなされたもので、車室のフロアパネ ル側に対するシフトレバーブーツの取り付け作業が容易にできるようにし、かつ 、このようにした場合にも、上記シフトレバーブーツに良好な見栄えが得られる ようにすることを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するためのこの考案の特徴とするところは、シフトレバーを支 持する支持体を車室側から覆うシフトレバーブーツを設け、このシフトレバーブ ーツの下面に係止孔を形成し、この係止孔を上記支持体をフロアパネルに締結さ せる締結具に嵌合させて、同上係止孔の内周面を上記締結具の外面に圧接させた 点にある。
【0006】
上記構成による作用は次の如くである。 シフトレバー2を支持する支持体3を締結具10によりフロアパネル9に取り 付け、上記支持体3を車室8側から覆うシフトレバーブーツ16の下面に係止孔 24を形成し、この係止孔24を、上記締結具10に嵌合させて、上記係止孔2 4の内周面を上記締結具10の外面に圧接させることにより、上記シフトレバー ブーツ16をフロアパネル9側に取り付けてある。 このため、上記フロアパネル9側に対するシフトレバーブーツ16の取り付け は、上記係止孔24を単に締結具10に嵌合させるだけで足りる。
【0007】 また、上記係止孔24はシフトレバーブーツ16の下面に形成されているため 、上記係止孔24が車室8側から見えることは防止される。しかも、上記シフト レバーブーツ16の取り付けに際して、上記係止孔24を締結具10に嵌合させ たときには、この締結具10は上記シフトレバーブーツ16によって上方から覆 われ、同上締結具10も車室8側から見えることが防止される。
【0008】
以下、この考案の実施例を図面により説明する。 (第1実施例) 図1から図3は第1実施例を示している。 図中符号1は、自動車の変速操作装置で、この変速操作装置1はシフトレバー 2を回動自在に支持する支持体3を備えている。 上記支持体3は板金製のハウジング4を有し、このハウジング4は上方に開口 する箱状のハウジング本体5と、このハウジング本体5の上部開口縁に形成され る外向きフランジ6とで構成されている。この外向きフランジ6は車室8のフロ アパネル9に締結具10によりねじ止めされ、これによって、上記支持体3がフ ロアパネル9に着脱自在に取り付けられている。
【0009】 上記の場合、支持体3は締結具10によりフロアパネル9の下面に取り付けら れており、この取り付け作業は車体の下方から行われる。上記ハウジング本体5 の上部開口に対応してフロアパネル9に開口12が形成され、上記シフトレバー 2はこの開口12を貫通してフロアパネル9上面から上方に突出し、この突出端 がグリップ13となっている。
【0010】 上記シフトレバー2にはワイヤー14の一端が上記ハウジング本体5を貫通し て連結され、同上ワイヤー14の他端は動力伝達装置(図示せず)に連結されて いる。そして、上記グリップ13を把持してシフトレバー2を回動操作すれば、 この動きがワイヤー14を介し上記動力伝達装置に伝えられ、所望の変速状態が 得られるようになっている。
【0011】 上記支持体3を車室8側から覆う弾性のゴム製シフトレバーブーツ16が設け られている。このシフトレバーブーツ16は、上記シフトレバー2の下部に外嵌 される角錐台筒状のブーツ本体17と、このブーツ本体17の下端に形成される 厚肉の外向きフランジ18とで構成され、シフトレバー2の上部は上記ブーツ本 体17の上端を貫通して、上記ブーツ本体17の上方に突出している。
【0012】 前記締結具10は、上記外向きフランジ6に形成されるボルト挿通孔19と、 フロアパネル9に形成されるねじ孔20と、上記ボルト挿通孔19に挿通される と共にねじ孔20にねじ付けられるボルト21とで構成されている。そして、上 記ボルト21をねじ孔20にねじ付けて、支持体3をフロアパネル9に取り付け たときには、上記ボルト21のねじ部22がフロアパネル9上面から上方に突出 するようになっている。 一方、前記シフトレバーブーツ16の外向きフランジ18の下面には係止孔2 4が形成され、この係止孔24の内周面には環状の係止突起25が形成されてい る。
【0013】 上記係止孔24は上記ボルト21のねじ部22に嵌脱自在に嵌合しており、こ の際、上記係止突起25を含む係止孔24の内周面は上記ねじ部22の外面に圧 接して、同上係止孔24の内周面がねじ部22に係止されている。そして、これ により、シフトレバーブーツ16がフロアパネル9側に取り付けられている。
【0014】 なお、排気管のヒートインシュレータなど車体の下回り部品は、車体に対しね じ止めにより取り付けられるが、このときの作業は、ロボットを用いることによ り車体の下方から自動的に行われる。そして、上記フロアパネル9に対する支持 体3のねじ止めも、前記したように下方から行われることとなっており、つまり 、この支持体3の取り付け作業も上記インシュレータ等の取り付け作業と同時に 、ロボットにより自動的に行われることとなっている。
【0015】 図4から図6は第2〜第4実施例を示している。なお、これら各実施例と、前 記第1実施例とが共通する構成については図面に共通の符号を付して、それらの 説明を省略し、異なる構成について説明する。
【0016】 (第2実施例) 図4は第2実施例を示している。 これによれば、フロアパネル9にはねじ孔20に代えてボルト挿通孔27が形 成されると共に、ナット28が溶接され、ボルト21のねじ部22は上記ナット 28から上方に突出している。 係止孔24はその下部が上記ナット28に外嵌するよう径大部29となってい る。一方、同上係止孔24の上部は径小部30であり、この径小部30が上記ね じ部22に嵌合している。
【0017】 (第3実施例) 図5は第3実施例を示している。 これは、上記第2実施例におけるボルト挿通孔27やナット28を備え、係止 孔24も径大部29と径小部30で構成されている。 上記ナット28の外周面には環状の凹凸部31が形成され、この凹凸部31に 上記径大部29が嵌合している。
【0018】 (第4実施例) 図6は第4実施例を示している。 これによれば、支持体3の外向きフランジ6はフロアパネル9の上面に接合し 、ハウジング本体5は開口12に対し車室8側から嵌り込んでいる。そして、上 記外向きフランジ6とフロアパネル9とを車室8側の上方からボルト21が貫通 し、このボルト21のねじ部22がフロアパネル9の下面側に設けられたナット 28にねじ付けられている。 上記ボルト21はホロセットボルトであってその頭部32の外周面には凹凸部 33が形成されている。そして、上記頭部32に係止孔24が嵌合している。
【0019】
この考案によれば、シフトレバーを支持する支持体を締結具によりフロアパネ ルに取り付け、上記支持体を車室側から覆うシフトレバーブーツの下面に係止孔 を形成し、この係止孔を、上記締結具に嵌合させて、上記係止孔の内周面を上記 締結具の外面に圧接させることにより、上記シフトレバーブーツをフロアパネル 側に取り付けてあるため、上記フロアパネル側に対するシフトレバーブーツの取 り付けは、上記係止孔を単に締結具に嵌合させるだけで足りるのであり、よって 、上記シフトレバーブーツの取り付け作業は容易にできることとなる。 また、上記係止孔はシフトレバーブーツの下面に形成されているため、上記係 止孔が車室側から見えることが防止される。しかも、上記シフトレバーブーツの 取り付けに際して、上記係止孔を締結具に嵌合させたときには、この締結具は上 記シフトレバーブーツによって上方から覆われ、同上締結具も車室側から見える ことが防止される。よって、前記のように取り付けたシフトレバーブーツに、良 好な見栄えが得られることとなる。
【図1】第1実施例で、側面部分断面図である。
【図2】第1実施例で、展開斜視図である。
【図3】第1実施例で、図1の部分拡大断面展開図であ
る。
る。
【図4】第2実施例で、図3に相当する組み付け図であ
る。
る。
【図5】第3実施例で、図3に相当する組み付け図であ
る。
る。
【図6】第4実施例で、図3に相当する組み付け図であ
る。
る。
1 変速操作装置 2 シフトレバー 3 支持体 8 車室 9 フロアパネル 10 締結具 16 シフトレバーブーツ 24 係止孔
Claims (1)
- 【請求項1】 シフトレバーを支持する支持体を車室の
フロアパネルに締結具により取り付け、上記支持体を車
室側から覆うシフトレバーブーツを設けた自動車の変速
操作装置において、 上記シフトレバーブーツの下面に係止孔を形成し、この
係止孔を上記締結具に嵌合させて、同上係止孔の内周面
を上記締結具の外面に圧接させた変速操作装置のシフト
レバーブーツ取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10893591U JPH0549449U (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 変速操作装置のシフトレバーブーツ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10893591U JPH0549449U (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 変速操作装置のシフトレバーブーツ取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0549449U true JPH0549449U (ja) | 1993-06-29 |
Family
ID=14497384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10893591U Pending JPH0549449U (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | 変速操作装置のシフトレバーブーツ取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0549449U (ja) |
-
1991
- 1991-12-06 JP JP10893591U patent/JPH0549449U/ja active Pending
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