JPH0339346Y2 - - Google Patents

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JPH0339346Y2
JPH0339346Y2 JP13153485U JP13153485U JPH0339346Y2 JP H0339346 Y2 JPH0339346 Y2 JP H0339346Y2 JP 13153485 U JP13153485 U JP 13153485U JP 13153485 U JP13153485 U JP 13153485U JP H0339346 Y2 JPH0339346 Y2 JP H0339346Y2
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dust cover
grease
steering
column
steering column
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、ステアリングコラム下部のスプライ
ンシヤフトに対するグリース充填を容易にしたス
テアリング装置に関する。
従来の技術 第3図において、1はステアリングホイール、
2はステアリングコラム、3はコラムサポート、
4はスプラインシヤフト、5はグリースニツプ
ル、6はステアリングギヤボツクス、7はフロ
ア、8はダストカバー、9はダストカバー8に設
けられた作業穴である。
このような装置において、常時は作業穴9はゴ
ム、樹脂等の盲蓋でふさがれる。スプラインシヤ
フト4のグリースニツプル5にグリースを充填す
る時は、作業穴9の盲蓋を外し、該作業穴9より
グリースガンでグリースを補給する。
考案が解決しようとする問題点 ダストカバーに作業穴を設けると、エアもれ、
水もれの惧れがあり、また外観的にも好ましくな
い。
問題点を解決するための手段 グリース充填に際しては、ダストカバー底部を
持上げてフツクに引掛け、ダストカバーの下から
グリース補給を行う。
作 用 ダストカバーの作業穴が不要になるので、部品
点数が減少し且つ気密性が保たれる。
実施例 第1〜2図を用いて実施例を説明する。なお、
従来例と共通するものは、同一符号を付して説明
する。
第1〜2図において、板金製のコラムサポート
3は運転席前方のフロアパネル7の上方へ屈曲し
た部分に植立され、その上部に設けられた2つの
ブラケツト19,20を介してステアリングコラ
ム2を支持している。ステアリングコラム2はア
ツパシヤフト14をその軸線回りに回転自在に支
持している。アツパシヤフト14は上端にステア
リングホイール1を固着し、下端に自在継手15
を介してロアシヤフト16を連結している。ロア
シヤフト16は上部スプラインシヤフト17と下
部スプラインシヤフト4とよりなり、上部スプラ
インシヤフト17は上端を自在継手15に連結さ
れ、外周に軸線方向に延びるスプラインを形成
し、下部スプラインシヤフト4は円筒状に形成さ
れ内周面に軸線方向に延びるスプラインを有し下
端を自在継手18に連結され、下部に内周面に連
通したグリスニツプル5を有している。ステアリ
ングギヤボツクス6はフロアパネル7に形成され
た開口21から車室22内に延び自在継手18に
連結されたインプツトシヤフト23を有し、図示
しないアウトプツトシヤフトにより車両のステア
リングケージに連結されている。ダストカバー1
0は樹脂製で、ほぼ四角錐台に形成され、第1図
に示すように底部11の前部中央に溝12を形成
し、底部11の四隅を図示しないボルトまたはク
リツプ等でフロアパネル7に係止し、これらによ
つてダストカバー10は自在継手15,18、ロ
アシヤフト16を内装し、フロパネル7に固定さ
れている。伸縮部材25は軟質樹脂製で蛇腹状に
形成され、下端がダストカバー10の上端に外嵌
してダストカバー10を挾持し、上端がステアリ
ングコラム2の下端に挾持している。フツク13
はコラムサポート3の下部左右に同サポート3と
一体に形成されている。
そして、ロアシヤフト16のスプライン嵌合部
にグリスを補給する時には、まずダストカバーの
底部11のボルトまたはクリツプ等をフロアパネ
ル7から離脱させて、ダストカバーの底部11を
自由にさせる。つづいて、ダストカバー10を上
方に押すと伸縮部材25が第2図のように収縮
し、ダストカバー10は上方へ移動し、溝12を
フツク13に係止する。これによりダストカバー
10は第2図の状態を保持される。ここで、図示
しないグリスガンをグリスニツプル5に接続し
て、グリスを補充する。
次に、ダストカバー10を上方へ押して溝12
をフツク13から離脱させ、溝12を突起24に
係合し、ボルトまたはグリツプでダストカバー1
0の底部11をフロアパネル7に固定する。
したがつて、開口21はダストカバー10と伸
縮部材25とにより車室22とは遮断されている
ので、外部からのほこり、泥、冷気、熱気が侵入
せず、車室内は快適である。また、従来にように
蓋を設ける必要がなく、コラムサポート3に一体
的にフツク13を形成するだけでよく、部品点数
が低減し、美観も向上する。
考案の効果 (イ) ダストカバーに作業穴がないので、気密性が
向上し、外観がよくなり、また部品点数が減少
する。
(ロ) グリース補給時にはダストカバー底部を持上
げフツクに引掛けるので、ダストカバー下側が
広く開放され、グリースの補給作業が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ステアリング装置の実施例にお
ける通常の状態を示す概略図、第2図は第1図の
グリース充填時を示す概略図、第3図は従来装置
の概略図である。 2……ステアリングコラム、3……コラムサポ
ート、5……グリースニツプル、10……ダスト
カバー、11……底部、12……溝、13……フ
ツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロアパネルに植立されたコラムサポートによ
    り軸支されるステアリングコラムと、前記ステア
    リングコラムの下部を囲繞しフロアパネルに装着
    されたダストカバーと、前記ダストカバーの上部
    に形成され上端をコラムサポートに固定された蛇
    腹状伸縮部材とを含み、前記ダストカバーと伸縮
    部材とにより前記ステアリングコラムの下部を気
    密に被覆したステアリング装置において、前記ス
    テアリングコラムを軸支するコラムサポートの下
    部に上向きのフツクを設け、前記ダストカバーの
    底部を持上げて前記フツクに係合させ、前記ダス
    トカバーの下側からステアリングコラムのスプラ
    インシヤフトにグリース充填を行ないうるように
    したことを特徴とするステアリング装置。
JP13153485U 1985-08-30 1985-08-30 Expired JPH0339346Y2 (ja)

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JP13153485U JPH0339346Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

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JP13153485U JPH0339346Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6240073U JPS6240073U (ja) 1987-03-10
JPH0339346Y2 true JPH0339346Y2 (ja) 1991-08-19

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ID=31030071

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JP13153485U Expired JPH0339346Y2 (ja) 1985-08-30 1985-08-30

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0710999Y2 (ja) * 1987-12-17 1995-03-15 富士機工株式会社 グロメットのシール構造
JP6772029B2 (ja) * 2016-10-31 2020-10-21 日野自動車株式会社 ステアリング装置の防塵構造

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Publication number Publication date
JPS6240073U (ja) 1987-03-10

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