JP2553659Y2 - ドラフターダクトの取付構造 - Google Patents
ドラフターダクトの取付構造Info
- Publication number
- JP2553659Y2 JP2553659Y2 JP1991091502U JP9150291U JP2553659Y2 JP 2553659 Y2 JP2553659 Y2 JP 2553659Y2 JP 1991091502 U JP1991091502 U JP 1991091502U JP 9150291 U JP9150291 U JP 9150291U JP 2553659 Y2 JP2553659 Y2 JP 2553659Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- duct
- draft
- mounting
- drafter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は自動車等の車輌の内外
圧を均一にするためのドラフターダクトの取付構造に関
するものである。
圧を均一にするためのドラフターダクトの取付構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】 例えば図3に示すワンボックスタイプ
の自動車(1) にあっては、車体(2) に取付けられてい
る、リアバンパー(3) の後側にドラフターダクトが取付
けられる。 従来は図4および図5に示すように車体
(2) のサイドパネル(2A)をフロアパネル(2B)から下方へ
延長し、該延長部分(2C)のアウタパネル(21A) 側に側面
から取付孔(2D)にドラフターダクト(4) を取付け、その
外側にバンパー(3) 配置する構成が適用されていた。な
お(22A) はインナパネルである。
の自動車(1) にあっては、車体(2) に取付けられてい
る、リアバンパー(3) の後側にドラフターダクトが取付
けられる。 従来は図4および図5に示すように車体
(2) のサイドパネル(2A)をフロアパネル(2B)から下方へ
延長し、該延長部分(2C)のアウタパネル(21A) 側に側面
から取付孔(2D)にドラフターダクト(4) を取付け、その
外側にバンパー(3) 配置する構成が適用されていた。な
お(22A) はインナパネルである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、上記
従来構成ではドラフターダクト(4) を取付けるサイドパ
ネル(2A)の延長部分(2C)はフロアパネル(2B)から下方に
位置し、かつバンパー(3) によって隠蔽されるために構
造部材としての機能はなく、単にドラフターダクト(4)
を取付けるためだけのものであり、その分車体(2) の重
量増加につながっていると云う問題点があった。
従来構成ではドラフターダクト(4) を取付けるサイドパ
ネル(2A)の延長部分(2C)はフロアパネル(2B)から下方に
位置し、かつバンパー(3) によって隠蔽されるために構
造部材としての機能はなく、単にドラフターダクト(4)
を取付けるためだけのものであり、その分車体(2) の重
量増加につながっていると云う問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案は上記従来の課
題を解決するための手段として、インナパネル(22A) と
アウタパネル(21A) とからなる車体(2) のサイドパネル
(2A)において、該インナパネル(22A) 下端部をアウタパ
ネ ル(21A) 側に略L字状に屈曲してサイドパネル(2A)の
底部(23A) を形成し、 該底部(23A) に取付孔(12D) を設
け、該取付孔(12D) の周縁上面にドラフターダクト(14)
上縁の取付けフランジ(14B) を係合止着し、該ドラフタ
ーダク ト(14)の外気連通口(14C) は外側に向け、その外
側には該ドラフターダクト (14)の外気連通口(14C) を覆
ってバンパー(3) を配したドラフターダクト(14)の取付
構造を提供するものである。
題を解決するための手段として、インナパネル(22A) と
アウタパネル(21A) とからなる車体(2) のサイドパネル
(2A)において、該インナパネル(22A) 下端部をアウタパ
ネ ル(21A) 側に略L字状に屈曲してサイドパネル(2A)の
底部(23A) を形成し、 該底部(23A) に取付孔(12D) を設
け、該取付孔(12D) の周縁上面にドラフターダクト(14)
上縁の取付けフランジ(14B) を係合止着し、該ドラフタ
ーダク ト(14)の外気連通口(14C) は外側に向け、その外
側には該ドラフターダクト (14)の外気連通口(14C) を覆
ってバンパー(3) を配したドラフターダクト(14)の取付
構造を提供するものである。
【0005】
【作用】 本考案ではサイドパネル(2A)の底部(23A) は
インナパネル(22A ) 側に形成されるので、アウタパネル
(21A) の形状は限定されず、そしてドラフターダクト(1
4)は車体(2) のサイドパネル(2A)の底部(23A) の取付孔
(12D) の周縁上面にその上縁の取付けフランジ(14B) を
係合止着することにより垂下されるので、ドラフターダ
クト(14)の取付強度は大きく、そしてドラフターダクト
(14)を取付けるためにサイドパネル(2A)を下方に延長す
る必要がなく、また該ドラフターダクト(14)の外気連通
口(14C) はバンパー(3) に よって覆われるので別個にカ
バーを設ける必要がない。
インナパネル(22A ) 側に形成されるので、アウタパネル
(21A) の形状は限定されず、そしてドラフターダクト(1
4)は車体(2) のサイドパネル(2A)の底部(23A) の取付孔
(12D) の周縁上面にその上縁の取付けフランジ(14B) を
係合止着することにより垂下されるので、ドラフターダ
クト(14)の取付強度は大きく、そしてドラフターダクト
(14)を取付けるためにサイドパネル(2A)を下方に延長す
る必要がなく、また該ドラフターダクト(14)の外気連通
口(14C) はバンパー(3) に よって覆われるので別個にカ
バーを設ける必要がない。
【0006】
【実施例】 本考案を図1および図2に示す一実施例に
よって説明すれば、自動車(1) の車体(2) のサイドパネ
ル(2A)はアウタパネル(21A) とインナパネル(22A) とか
らなり、該サイドパネル(2A)の底部(23A) はインナパネ
ル(22A) の下端部をアウタパネル(21A) 側に略L字状に
屈曲することによって 、インナパネル(22A) 側で形成さ
れ、フロアパネル(2B)と略同一レベルに位置し、該底部
(23A) にはドラフターダクト(14)の取付孔(12D) が設け
られている。
よって説明すれば、自動車(1) の車体(2) のサイドパネ
ル(2A)はアウタパネル(21A) とインナパネル(22A) とか
らなり、該サイドパネル(2A)の底部(23A) はインナパネ
ル(22A) の下端部をアウタパネル(21A) 側に略L字状に
屈曲することによって 、インナパネル(22A) 側で形成さ
れ、フロアパネル(2B)と略同一レベルに位置し、該底部
(23A) にはドラフターダクト(14)の取付孔(12D) が設け
られている。
【0007】 ドラフターダクト(14)は一側に外気連通
口(14C) を有す る本体(14A) と該本体(14A) の上縁に形
成された取付フランジ(14B) とからなり、サイドパネル
(2A)のアウタパネル(21A) とインナパネル(22A) との間
の空間に挿入され、本体(14A) を上方から取付孔(12D)
に嵌入し該取付孔(12D) 下方に垂下させ、取付孔(12D)
の周縁上面に取付フランジ(14B) を係合させてビス等で
止着する。この状態で該ドラフターダクト(14)は外気連
通口 (14C) を外側に向け、その外側はバンパー(3) によ
って被覆される。
口(14C) を有す る本体(14A) と該本体(14A) の上縁に形
成された取付フランジ(14B) とからなり、サイドパネル
(2A)のアウタパネル(21A) とインナパネル(22A) との間
の空間に挿入され、本体(14A) を上方から取付孔(12D)
に嵌入し該取付孔(12D) 下方に垂下させ、取付孔(12D)
の周縁上面に取付フランジ(14B) を係合させてビス等で
止着する。この状態で該ドラフターダクト(14)は外気連
通口 (14C) を外側に向け、その外側はバンパー(3) によ
って被覆される。
【0008】 上記構成ではドラフターダクト(14)はサ
イドパネル(2A)の底部(23A) から垂下させて取付けるの
で、図1の点線部分、即ち従来のサイドパネル(2A)の延
長部分(2C)が省略され、その分車体(2) の重量を軽減出
来る。
イドパネル(2A)の底部(23A) から垂下させて取付けるの
で、図1の点線部分、即ち従来のサイドパネル(2A)の延
長部分(2C)が省略され、その分車体(2) の重量を軽減出
来る。
【0009】
【考案の効果】 したがって本考案においては、ドラフ
ターダクト取付部 分のアウタパネルの形状の自由度が大
きく、またドラフターダクトを取付けるために車体のサ
イドパネルを延長する必要がなく、その分材料が節減さ
れかつ軽量化され、そしてドラフターダクのト取付強度
も大きくなる。
ターダクト取付部 分のアウタパネルの形状の自由度が大
きく、またドラフターダクトを取付けるために車体のサ
イドパネルを延長する必要がなく、その分材料が節減さ
れかつ軽量化され、そしてドラフターダクのト取付強度
も大きくなる。
図1および図2は本考案の一実施例を示すものである。
【図1】 ドラフターダクト取付部分の説明斜視図
【図2】 ドラフターダクト取付部分の図3におけるA
−A断面図
−A断面図
【図3】 自動車概略図
【図4】 従来のドラフターダクト取付部分の説明斜視
図
図
【図5】 従来のA−A断面図
1 自動車 2 車体 2A サイドパネル21A アウタパネル 22A インナパネル 23A 底部 3 バンパー 12D 取付孔 14 ドラフターダクト14B 取付けフランジ 14C 外気連通口
Claims (1)
- 【請求項1】インナパネルとアウタパネルとからなる車
体のサイドパネルにおいて、該インナパネル下端部をア
ウタパネル側に略L字状に屈曲してサ イドパネルの底部
を形成し、該底部に取付孔を設け、該取付孔の周縁上面
にドラフターダクト上縁の取付けフランジを係合止着
し、該ドラフターダクト の外気連通口は外側に向け、そ
の外側には該ドラフターダクトの外気連通口 を覆ってバ
ンパーを配したことを特徴とするドラフターダクトの取
付構造
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991091502U JP2553659Y2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | ドラフターダクトの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991091502U JP2553659Y2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | ドラフターダクトの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0532036U JPH0532036U (ja) | 1993-04-27 |
JP2553659Y2 true JP2553659Y2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=14028193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991091502U Expired - Lifetime JP2553659Y2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | ドラフターダクトの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553659Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH046965Y2 (ja) * | 1988-08-03 | 1992-02-25 |
-
1991
- 1991-10-11 JP JP1991091502U patent/JP2553659Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0532036U (ja) | 1993-04-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970617 |