JPS6111107Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6111107Y2 JPS6111107Y2 JP1183380U JP1183380U JPS6111107Y2 JP S6111107 Y2 JPS6111107 Y2 JP S6111107Y2 JP 1183380 U JP1183380 U JP 1183380U JP 1183380 U JP1183380 U JP 1183380U JP S6111107 Y2 JPS6111107 Y2 JP S6111107Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner panel
- frame
- vehicle body
- side member
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 4
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 4
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 2
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000565 sealant Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、車両用ホイールハウス部の車体構造
の改良に関するものである。
の改良に関するものである。
従来のホイールハウスのインナーパネルとフレ
ームとの結合構造の一例を第１図及び第２図に就
いて説明すると、１はフロアパネルであつて、同
フロアパネルの下面には断面コ字形状のフレーム
２がフロアパネル１と協働して閉断面を形成する
ように固着されている。
ームとの結合構造の一例を第１図及び第２図に就
いて説明すると、１はフロアパネルであつて、同
フロアパネルの下面には断面コ字形状のフレーム
２がフロアパネル１と協働して閉断面を形成する
ように固着されている。
さらにフレーム２の上端部にはインナーパネル
３下端部が固着され同固着部には泥水等の車内へ
の侵入を防ぐためにシール材４が塗布されてい
る。上記インナーパネル３の上端部にはアウター
パネル５に固着されインナーパネル３とアウター
パネル５とでホイールハウス６を形成している。
さらにインナーパネル３には図示されない懸架装
置を支持する断面コ字状のシヨツクアブソーバ用
ブラケツト７が固着されている。なお、８はクオ
ーターパネル、９は後輪を示す。
３下端部が固着され同固着部には泥水等の車内へ
の侵入を防ぐためにシール材４が塗布されてい
る。上記インナーパネル３の上端部にはアウター
パネル５に固着されインナーパネル３とアウター
パネル５とでホイールハウス６を形成している。
さらにインナーパネル３には図示されない懸架装
置を支持する断面コ字状のシヨツクアブソーバ用
ブラケツト７が固着されている。なお、８はクオ
ーターパネル、９は後輪を示す。
上記構造によれば、インナーパネル３はフレー
ム２の端部に結合されているため結合強度度又は
結合剛性が弱く、インナーパネル３に作用する荷
重が剛性の強いフレーム２に十分に伝わらないと
いう問題があつた。さらにインナーパネル３とフ
レーム２との結合部に塗布されているシール材４
がインナーパネル３又はフレーム２より剥離して
十分なシール効果をはたさないという問題があつ
た。又インナーパネル３に懸架装置を支持させる
ようにした場合には特にインナーパネル３に作用
する荷重が大きくなり、インナーパネル３とフレ
ーム２との結合部に亀裂が生じたりする惧れがあ
つた。本考案は上記問題を解消するために創案さ
れたもので、車体のホイールハウスの車巾方向内
側を構成するインナーパネル側部材、フロア下面
に車体前後方向に延びて上記フロアと協働して閉
断面を構成するように設けられた断面略コ字形状
のフレームを備えたものにおいて、上記フレーム
の側壁に接合する基部と上記インナーパネル側部
材に接合するフランジとを有すると共に上記車体
の上下方向に延びる断面略コ字形状の結合部材が
上記インナーパネル側部材と上記フレームとの間
に挾まれるように介装され、上記インナーパネル
側部材に作用する荷重を上記結合部材を介して上
記フレーム側壁で受けられるようにしたことを特
徴とするホイールハウス部の車体構造を要旨とす
るものである。
ム２の端部に結合されているため結合強度度又は
結合剛性が弱く、インナーパネル３に作用する荷
重が剛性の強いフレーム２に十分に伝わらないと
いう問題があつた。さらにインナーパネル３とフ
レーム２との結合部に塗布されているシール材４
がインナーパネル３又はフレーム２より剥離して
十分なシール効果をはたさないという問題があつ
た。又インナーパネル３に懸架装置を支持させる
ようにした場合には特にインナーパネル３に作用
する荷重が大きくなり、インナーパネル３とフレ
ーム２との結合部に亀裂が生じたりする惧れがあ
つた。本考案は上記問題を解消するために創案さ
れたもので、車体のホイールハウスの車巾方向内
側を構成するインナーパネル側部材、フロア下面
に車体前後方向に延びて上記フロアと協働して閉
断面を構成するように設けられた断面略コ字形状
のフレームを備えたものにおいて、上記フレーム
の側壁に接合する基部と上記インナーパネル側部
材に接合するフランジとを有すると共に上記車体
の上下方向に延びる断面略コ字形状の結合部材が
上記インナーパネル側部材と上記フレームとの間
に挾まれるように介装され、上記インナーパネル
側部材に作用する荷重を上記結合部材を介して上
記フレーム側壁で受けられるようにしたことを特
徴とするホイールハウス部の車体構造を要旨とす
るものである。
本考案によれば、インナーパネル側部材とフレ
ームとの間に結合部材を介装してインナーパネル
側部材とフレームとを結合固着しているためその
結合強度及び結合剛性も強くインナーパネル側部
材に作用する荷重を強度の強いフレームに十分に
伝えると共に結合部に塗布されるシール材の剥離
を防止できる効果を奏する。
ームとの間に結合部材を介装してインナーパネル
側部材とフレームとを結合固着しているためその
結合強度及び結合剛性も強くインナーパネル側部
材に作用する荷重を強度の強いフレームに十分に
伝えると共に結合部に塗布されるシール材の剥離
を防止できる効果を奏する。
以下本考案の実施例を第３図及び第４図に就い
て詳細に説明する。なお従来構造と同一又は実質
的に同一部分には同一符号を付して説明は省略す
る。１０は断面形状コ字状の結合部材であつて、
同結合部材は先ず基部１１をフレーム２の側壁１
２にスポツト溶接されその後フランジ１３部はイ
ンナーパネル側部材であるブラケツト７を下方に
延設してそのフランジ１４部にスポツト溶接さ
れ、フレーム２とインナーパネル３を強固に固着
している。
て詳細に説明する。なお従来構造と同一又は実質
的に同一部分には同一符号を付して説明は省略す
る。１０は断面形状コ字状の結合部材であつて、
同結合部材は先ず基部１１をフレーム２の側壁１
２にスポツト溶接されその後フランジ１３部はイ
ンナーパネル側部材であるブラケツト７を下方に
延設してそのフランジ１４部にスポツト溶接さ
れ、フレーム２とインナーパネル３を強固に固着
している。
上記構造によれば、インナーパネル３は結合部
材１０を介してフレーム２の側壁１２に固着され
ているため、インナーパネル３に作用した荷重は
剛性の強いフレーム２に効率良く伝えられ、従つ
てシール材４がフレーム２又はインナーパネル３
から剥離したりあるいはフレーム２とインナーパ
ネル３との結合部に亀裂が生じるのを防止出来る
という効果を奏する。次に本考案の他の変形例を
第５図及び第６図に就いて説明すると、１５は断
面形状略〓型をした結合部材であつて、同結合部
材は基部１６をフレーム２の側壁１２にスポツト
溶接され、フランジ１７部をインナーパネル３に
スポツト溶接されている。なお、フレーム２はフ
ロアパネル１に、又インナーパネル３はフロアパ
ネル１にそれぞれ固着され、フレーム２とインナ
ーパネル３とは車巾方向に間隔を有して直接には
固着されていない。
材１０を介してフレーム２の側壁１２に固着され
ているため、インナーパネル３に作用した荷重は
剛性の強いフレーム２に効率良く伝えられ、従つ
てシール材４がフレーム２又はインナーパネル３
から剥離したりあるいはフレーム２とインナーパ
ネル３との結合部に亀裂が生じるのを防止出来る
という効果を奏する。次に本考案の他の変形例を
第５図及び第６図に就いて説明すると、１５は断
面形状略〓型をした結合部材であつて、同結合部
材は基部１６をフレーム２の側壁１２にスポツト
溶接され、フランジ１７部をインナーパネル３に
スポツト溶接されている。なお、フレーム２はフ
ロアパネル１に、又インナーパネル３はフロアパ
ネル１にそれぞれ固着され、フレーム２とインナ
ーパネル３とは車巾方向に間隔を有して直接には
固着されていない。
上記結合部材も上記実施例と略同一効果を奏す
ることは明白である。
ることは明白である。
第１図は車両の斜視図、第２図は第１図−
線に沿う従来構造を示す拡大断面図、第３図は本
考案の実施例を示す第２図に相当する断面図、第
４図は第３図の−線に沿う断面図、第５図は
本考案の変形例を示す要部断面図、第６図は第５
図の−線に沿う断面図を夫々示す。 １：フロアパネル、２：フレーム、３：インナ
ーパネル、４：シール材、５：アウターパネル、
７：ブラケツト、１０，１５：結合部材。
線に沿う従来構造を示す拡大断面図、第３図は本
考案の実施例を示す第２図に相当する断面図、第
４図は第３図の−線に沿う断面図、第５図は
本考案の変形例を示す要部断面図、第６図は第５
図の−線に沿う断面図を夫々示す。 １：フロアパネル、２：フレーム、３：インナ
ーパネル、４：シール材、５：アウターパネル、
７：ブラケツト、１０，１５：結合部材。
Claims (1)
- 車体のホイールハウスの車巾方向内側を構成す
るインナーパネル側部材、フロア下面に車体前後
方向に延びて上記フロアと協働して閉断面を構成
するように設けられた断面略コ字形状のフレーム
を備えたものにおいて、上記フレームの側壁に接
合する基部と上記インナーパネル側部材に接合す
るフランジとを有すると共に上記車体の上下方向
に延びる断面略コ字形状の結合部材が上記インナ
ーパネル側部材と上記フレームとの間に狭まれる
ように介装され、上記インナーパネル側部材に作
用する荷重を上記結合部材を介して上記フレーム
側壁で受けられるようにしたことを特徴とするホ
イールハウス部の車体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1183380U JPS6111107Y2 (ja) | 1980-02-01 | 1980-02-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1183380U JPS6111107Y2 (ja) | 1980-02-01 | 1980-02-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56113079U JPS56113079U (ja) | 1981-09-01 |
| JPS6111107Y2 true JPS6111107Y2 (ja) | 1986-04-08 |
Family
ID=29608439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1183380U Expired JPS6111107Y2 (ja) | 1980-02-01 | 1980-02-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6111107Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-01 JP JP1183380U patent/JPS6111107Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56113079U (ja) | 1981-09-01 |
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